クローズドキャプション(closed captioning、CC)とは、テレビやビデオほか映像ディスプレイに文字表示を出して追加補足情報を提供する字幕の一種。ここでは主に英語圏での状況について説明する。 主に聴覚障害者や難聴の人がテレビ放送や映像ソフトを楽しむためアメリカ合衆国で開発された米国方式の表示技術であり、視聴者側の設定で表示・非表示を切り替えられるのが特徴である。通常は番組内の音声箇所の文字起こしで使われ、たまに音声以外の説明が入ることもある。他の用途としては、映像に収録済みの主音声内容を代替言語で文字翻訳して提供するものがある。 現在最も親しまれているロゴは、テレビの枠内にクローズドキャプションの頭字語「CC」が入った図象である。 日本の字幕放送や文字多重放送とは異なる技術となっている。