オオクワガタ属(オオクワガタぞく)またはドルクス属(ドルクスぞく、Dorcus)は、クワガタムシ科を分類する約100属のうちの1属である。 ネブトクワガタ属、ノコギリクワガタ属に次いで、3番目に種類の多い属であり、世界の広範囲に分布し、約140種が知られていて、日本では9種22亜種が生息している。 Dorcus(ドルクス)とは、アフリカのレイヨウ類の角に大顎の形が似ていることに由来している。 かつては、ヒラタクワガタ類、コクワガタ類、アカアシクワガタ類などは別属で分類されていたが、同じオオクワガタ属の亜属として統合された。