ウヤル(モンゴル語: Uyar, 中国語: 吾也而, 大定3年(1163年) - 憲宗8年9月6日(1258年10月4日))とは、モンゴル帝国に仕えた千人隊長の一人。『元史』などの漢文史料では吾也而(wúyĕér)、『集史』などのペルシア語史料ではウーヤール・ワーンシー/اویار وانشی(Ūyār Wānshī)と記される。ワーンシー(Wānshī)とは漢語「元帥」の音訳であり、実際に『集史』と同一の史料源を持つ『聖武親征録』では「烏葉児元帥」と表記されている。