『ひばり捕物帖 かんざし小判』(ひばりとりものちょう かんざしこばん)は1958年公開の日本映画。沢島忠の監督3作品めにして、主演となる美空ひばりとの最初の作品である。『ひばり捕物帖』シリーズは美空ひばりを主人公としたいわゆる「ひばり映画」の代表シリーズの1つとなった。 美空が歌って踊って小気味よく動き回る本作は美空ひばりというキャラクターの魅力を十全に発揮したものとして、本作をベストワンに挙げる評論家も多い。 本作は「ミュージカル喜劇調のチャンバラ」というスタイルが新しいと評価されるが、その一方で「内容的にはあまり新しいものではない」という批判もある。