iPhoneの画面を見ている時間、許可、制限を設定する
「設定」 では、画面を見ている時間、Appの使用、コンテンツの評価について、許可と制限を設定できます。
自分と家族がiOSデバイスをどのように使っているかを把握しておくと、時間を管理したり、時間を費やす価値のあるAppやコンテンツを見極めたりするために役立ちます。iPhoneのスクリーンタイムでは、各種Appの使用時間、最も通知の多いAppなどについての概要が作成されます。概要に記載の情報を使って、特定のAppやWebサイトの使用に関する許可や制限を設定したり、不適切な音楽やWebコンテンツへのアクセスを防いだり、映画やテレビ番組へのアクセス制限やレーティングによる制限を設けたりといったことができます。
スクリーンタイムの概要を表示する
スクリーンタイムを設定すると、デバイスの使用状況の概要が作成されるようになります。これにはApp別およびカテゴリ別のAppの使用状況の明細も含まれます。概要を確認し、自分がデバイスをどのように使っていて、最も気をそらされているAppがどれであるかを見極めることができます。
スクリーンタイムの概要を表示するには、「設定」 >「スクリーンタイム」と選択してから、画面上部で自分のデバイス名または「すべてのデバイス」(「スクリーンタイム」の下)をタップします。
概要には以下の情報が含まれています:
カテゴリ(SNS、エンターテイメント、読書など)ごとのAppの使用時間
1日の時間帯ごとのAppの使用状況の明細
Appごとの使用時間と、制限時間を超えて使用したApp
受信した通知の種類の概要と、最も通知の多いApp
デバイスを持ち上げた頻度や使用したApp(デバイスを持ち上げた後で最初に各Appを使用した回数)。スクリーンタイムの概要で各Appをタップすると、そのAppの使用に関する詳細情報を表示できます。
「過去7日」をタップすると、過去1週間のデバイスの使用状況の概要が表示されます。
自分用のスクリーンタイムを設定する
スクリーンタイムを使えば、Appの使用に関する許可や制限を設定できます。この設定はいつでも変更できます。
「設定」 >「スクリーンタイム」と選択します。
「スクリーンタイムをオンにする」>「続ける」>「これは自分用のiPhoneです」と選択してから、以下の操作を行います:
「休止時間」をタップし、「休止時間」をオンにして「毎日」または「曜日別に設定」を選択してから、開始時刻と終了時刻を設定します。この設定を使うと、デバイスから離れていたい間はAppと通知がブロックされます。
「App使用時間の制限」をタップし、「制限を追加」をタップしてから、1つ以上のAppカテゴリを選択します。「次へ」をタップしてから、Appの使用時間を設定します。(時間を曜日ごとに設定したい場合は、「曜日別に設定」をタップし、各曜日の制限を設定します。)
制限を設定したら、「追加」をタップして「App使用時間の制限」画面に戻ります。
ほかのAppの制限も、いつでも追加できます。
注記:すべてのApp使用時間の制限を一時的にオフにするには、「App使用時間の制限」画面で「App使用時間の制限」をタップします。特定のカテゴリで使用時間の制限を一時的にオフにするには、そのカテゴリをタップしてから、「App使用時間の制限」をタップします。
「常に許可」をタップしてから、Appの横にある または をタップして、Appを「許可されたApp」リストに追加したり、リストから削除したりします。この設定を使うと、休止時間中でも(緊急時などに)制限なく使用できるAppを指定できます。
「コンテンツとプライバシーの制限」をタップして「コンテンツとプライバシーの制限」をオンにしてから、オプションをタップし、iTunes StoreおよびApp Storeでの購入、Appの使用、コンテンツの評価など、コンテンツに関する許可を設定します。この設定を使うと、不適切なコンテンツをブロックできます。
設定変更時に必要になるパスコードを設定したり、同じApple IDでiCloudにサインインし「デバイス間で共有」がオンになっているすべてのデバイスで、「スクリーンタイム」の設定とレポートを共有したりすることもできます。
家族のスクリーンタイムを設定する
家族のデバイスで親のパスコードを使ってスクリーンタイムを設定して、App使用状況についての週間レポートを受け取ったり、iPhoneなどのiOSデバイスでのAppの使用に許可を設定したりすることができます。ファミリー共有が設定されている場合は、あなたのデバイスでファミリー共有を使って家族のスクリーンタイムを設定できます。家族のスクリーンタイムを設定するおよびAppleサポートの記事「ファミリー共有とお子様用のApple ID」を参照してください。
ファミリー共有を使って家族のスクリーンタイムを設定すると、家族の週間レポートの通知があなたのデバイスと家族のデバイスに表示されます。レポートを表示するには、通知をタップします。
家族のデバイスで、「設定」 >「スクリーンタイム」と選択します。
「スクリーンタイムをオンにする」>「続ける」>「これは子供用のiPhoneです」と選択します。
家族の休止時間(画面から離れる時間)を設定するには、開始時刻と終了時刻を入力してから、「休止時間を設定」をタップします。
管理したいAppのカテゴリ(SNSやゲームなど)に制限を設けるには、そのカテゴリを選択します。
すべてのカテゴリを表示するには、「すべてのカテゴリを表示」をタップします。
「設定」をタップしてから、時間を入力し、「App使用時間の制限を設定」をタップします。
「続ける」をタップしてから、家族のスクリーンタイム設定を管理する親のパスコードを入力します。
時間制限なく使えるApp(FaceTimeなど)を指定するには、「常に許可」をタップし、(尋ねられた場合は)スクリーンタイムのパスコードを入力してから または をタップして、Appをリストに追加したり、リストから削除したりします。
注記:ヘルスケアまたはアクセシビリティ関連のAppを必要とする家族については、これらのAppが「許可されたApp」リストに入っていることを確認してください。「メッセージ」が常に使用できるよう許可されていない場合、家族は休止時間中またはAppの制限時間を超えたときに、緊急電話番号や緊急連絡先ともメッセージを送受信できなくなります。
コンテンツが年齢に合ったものであることを確認するためには、「コンテンツとプライバシーの制限」をタップし、スクリーンタイムのパスコードを入力してから、「コンテンツとプライバシーの制限」をオンにします。
オプションを選択してから、 をタップします。
重要:家族のデバイスでスクリーンタイムを設定していて(ファミリー共有を使わず)、スクリーンタイムのパスコードを忘れてしまった場合は、iCloudまたはiTunesのバックアップから復元する前にiPhoneを消去する必要があります。(iPhoneを復元するを参照してください。)ただし、ファミリー共有を使って家族のスクリーンタイムを設定していて、スクリーンタイムのパスコードを忘れてしまった場合は、デバイスのパスコード、Touch ID、またはFace IDを使ってデバイスからリセットできます。