WO2008007487A1

WO2008007487A1 - Module d'éclairage, rétroéclairage, éclairage par l'avant, et affichage

Info

Publication number: WO2008007487A1
Application number: PCT/JP2007/058197
Authority: WO
Inventors: Yuhji Takahashi
Original assignee: Sharp Kabushiki Kaisha
Priority date: 2006-07-11
Filing date: 2007-04-13
Publication date: 2008-01-17
Also published as: JPWO2008007487A1; EP2039988A4; US8029180B2; EP2039988A1; US20090185394A1; CN101438097A

Description

明細書

ライトユニット、バックライト、フロントライト、及び、表示装置

技術分野

[0001] 本発明は、ライトユニット、ノックライト、フロントライト、及び、表示装置に関する。より詳しくは、サイドライト型のバックライトやフロントライトに好適に用いられるライトュ-ット、及び、これを備えた液晶表示装置等の表示装置に関するものである。

背景技術

[0002] 液晶表示パネル等の非自発光型の表示パネルを備える表示装置は、表示を行うために別個光源が必要である。光源として太陽光を反射させて表示に利用することも可能であるが、例えば、ワードプロセッサ、ノート型パーソナルコンピュータ、車載用液晶表示装置 (LCD)等の主に室内で使用される表示装置、又は、屋外で使用されるが常に一定量の明るさが要求される表示装置には、ライトユニットが表示装置内に設けられる。

[0003] ライトユニットの種類としては、サイドライト型、直下型のバックライト等が知られている。小型の画面を備える液晶表示装置では、少ない数の光源により低消費電力で表示を行うことが可能であり、かつ薄型化にも適したサイドライト型が広く利用されている。

[0004] ノックライトを構成する部材としては、光源の他、反射フィルム、拡散シート、プリズムシート等が挙げられ、サイドライト型のバックライトにおいては、表示面の側方に光源を配した構造をしていることから、直下型のノックライトとは異なり、更に導光板が設けられることになる。導光板は、通常では無色透明の材料からなり、光を反射、屈折、拡散させるパターンが形成された板状部材である。そして、サイドライト型のバックライトでは、導光板が表示パネルの下に、その主面を表示画面側に向けて設けられ、更に、点光源又は線光源が導光板の側面に対向するように設けられる。このような構成によって、点光源又は線光源からの光は、導光板の側面から導光板内に入射し、更に導光板内を透過する際に、導光板に設けられたパターンにより反射、屈折、拡散され、主面側力面状の出射光として出射されることになる。

[0005] また、表示装置では、ノックライトの代わりにフロントライトを用いてもよ!、。サイドライト型のフロントライトでは、ノックライトと同様、点光源又は線光源が導光板の側面に対向するように設けられる。そして、点光源又は線光源からの光は、導光板の側面から導光板内に入射し、更に導光板内を透過する際に、導光板に設けられたパターンにより反射、屈折、拡散され、主面側から面状の出射光として表示画面側に一旦出射される。ただし、フロントライトの場合は、導光板はバックライトの場合とは液晶層を挟んで逆側に設けられる。そして、導光板を通り抜けた光は、液晶層を挟んで導光板と逆側に設けられた反射シート等の反射板に反射して、再度、液晶層を透過することになる。

[0006] 近年、液晶表示装置等の薄型表示装置の普及が進むとともに、これらの表示装置に対する表示品位の要求も厳しくなつており、サイドライト型のバックライトやフロントライトには、導光板力得られる出射光の輝度を高め、更に輝度の均一性を高めることも求められている。

[0007] これに対し、従来においても導光板の構造や光源の配置を工夫することにより、輝度特性を高めることが図られてきた (例えば、特許文献 1〜6参照。 )₀例えば、特許文献 1では、導光板内の光源部に反射屈折部を設け、発光ダイオード (LED ; Light Em itting Diode)から出た中心近傍の輝度の高い光の一部を直接出光部へ入らせず両側面方向へ向け、更に、両側面の乱反射部を、光源から遠ざかるほど面積比が増大するように設けることで光源に近、部分の光量を抑制し、 LED光源力の光を効率よく出光面力も均一に出させるものが開示されている。また、特許文献 2では、導光板における一対の対角に点光源を配置し、入光面と反射面とを有する光導入部を導光板と一体的に外方に突出させて設けることで、光源からの光を導光板全体に行き渡らせ、輝度ムラを生じさせないようにするもの等が開示されている。し力しながら、これらの技術を用いたとしても、光源力遠、位置や表示領域の隅部で輝度の低、暗部が生じてしまったり、ノックライトやフロントライトが複雑な構造となり過ぎる等の点で、未だ改善の余地があった。

[0008] また、サイドライト型のバックライトやフロントライトでは、線光源である冷陰極管（CCF L ;Cold Cathode Fluorescent Lamp)や点光源である LED等が光源として用いられる力近年では、低電圧駆動のできる点力 LEDの使用が増加する傾向にあり、例えば、携帯電話等のポータブル機器のディスプレイに用いられている。しかしながら、 L EDのような直進性が高い光を発する光源を用いた場合には、輝度ムラ等が生じやすくなるという点で工夫の余地があった。例えば、光源として LEDを用いる場合、サイドライト型のバックライトやフロントライトは、図 15 (a)に示すように、矩形の導光板 201 と、導光板 201の 4辺のうち長辺側の 1つの側面に対向して列状に配置された複数の光源 203とで構成される。そして、図 15 (b)に示すように、これら複数の光源 203のうち両末端の光源 203aは、表示領域 102の端部 102aに対向する領域に配置される。し力しながら、このような光の照射法では、表示領域の端部 102a、特に隅部 102b に充分な量の光が照射されず、この領域が他の表示領域に比べて輝度の低、暗部となり、表示全体の均一性が損なわれてしまっていた。このときの各光源力もの光の重なり合いを模式的に示したものが図 15 (b)であり、輝度分布の測定結果を示したものが図 15 (c)である。図 15 (b)、（c)が示すように、表示領域 102の端部 102a、特に隅部 102bにおいて暗部が生じてしまっており、表示領域 102全体の輝度の均一性が損なわれている。

[0009] そこで、複雑な構造を要することなぐ表示領域の端部においても充分な輝度が得られ、表示領域全体で高、輝度で均一性に優れた光の照射を行うことができるライトュニットが求められていた。

特許文献 1 :特開 2001— 43718号公報

特許文献 2 :特開 2002— 100231号公報

特許文献 3：特開 2002— 157911号公報

特許文献 4：特開 2003 - 132722号公報

特許文献 5：特開 2002— 203422号公報

特許文献 6：特開 2002— 350846号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0010] 本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、複雑な構造を有することなく表示領域の端部においても充分な光を入射させ、表示領域全体に充分な量の光の照射を均一に行うことで、表示に輝度ムラが発生するのを抑制するライトユニット、ノックライト、フロントライト、及び、表示装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

[0011] 本発明者は、複雑な構造を有することなく表示領域の端部においても充分な光を入射させ、表示領域全体に充分な量の光の照射を均一に行うことで、表示に輝度ムラが発生するのを抑制するライトユニットについて種々検討したところ、光源の配置に着目した。そして、表示領域の端部においては複数の光源力の充分な光が得られな、ために輝度が低くなつて!/、たことを見!、だすとともに、列状に配置された複数の光源のうち、末端の 1個以上の光源が表示領域の側方よりも外側に配置されることにより、表示領域の端部に対しても充分な量の光を入射させることができ、それにより表示領域全体に充分な量の光を均一に照射できることを見いだし、上記課題をみごとに解決することができることに想到し、本発明に到達したものである。

[0012] すなわち、本発明は、導光板と、上記導光板の少なくとも 1つの側面に対向して列状に配置された複数の光源とを備えるライトユニットであって、上記複数の光源は、少なくともいずれか一方の末端の 1個以上の光源が表示領域の側方よりも外側に位置するライトユニットである。

以下に本発明を詳述する。

[0013] 本発明のライトユニットは、導光板と、上記導光板の少なくとも 1つの側面に対向して列状に配置された複数の光源とを備えるものである。導光板は通常、一定の厚みを有する無色透明の板状部材が用いられる。導光板の各面の形状は、表示面に対して平行な側の面、直交する側の面のいずれも特に限定されず、例えば、矩形、台形、楔形等とすることができる。光源の種類は特に限定されないが、点光源が好適に用いられる。なお、本発明のライトユニットは、このような構成を必須として形成されるものである限りその他の構成要素を含んでいてもよぐ例えば、更に、光の再利用を行う反射フィルム、輝度ムラを低減する拡散シート、輝度向上のためのプリズムシート等を備え付けることができる。

[0014] 上記複数の光源は、少なくともいずれか一方の末端の 1個以上の光源が表示領域の側方よりも外側に位置する。本明細書において「表示領域」とは、導光板において実際に画面表示に用いられる領域を指し、通常では表示画面と同一形態を有する。また、本明細書において「表示領域の側方よりも外側」とは、表示領域と対向しない領域をいう。すなわち、例えば、複数の光源力光が照射される方向を縦、複数の光源が列状に並んでいる方向を横と位置づけた場合に、表示領域の横方向に外側となる領域を指す。このように本発明では、導光板の表示領域よりも光源の列の方が長く配置され、表示領域の側方よりも外側に光源が配置されることで、表示領域の端部に対しても複数の光源力充分な量の光が照射されることになるので、表示領域全体に充分な量の光が均一に照射されることになり、輝度ムラの抑制された、優れた表示が得られることになる。また、本発明では発明の効果を奏するために複雑な構造は不要であるので、生産性にも優れている。なお、本発明において複数の光源は、更に導光板の他の側面に配置してもよぐまた、光源の一部を反対側の側面に配置してもよい。また、本発明では、例えば、 1つの光源のみでは表示領域末端における表示品位の向上が充分ではない場合等には、末端に位置する 2個以上の光源が表示領域の側方よりも外側に位置する形態としてもよい。

[0015] 本発明の光源についての好ましい形態について、以下に詳しく説明する。

上記複数の光源は、両末端の 1個以上の光源が表示領域の側方よりも外側に位置することが好ましい。本形態によれば、表示領域の両端部に対して複数の光源からの充分な光の量を確保することができるので、表示領域全体の輝度ムラを抑制し、表示品位をより向上することができる。本明細書において「両末端の光源」とは、列状に配置された複数の光源の左右両末端にあたる 1個以上の光源を指す。

[0016] 上記光源は、発光ダイオード (LED)であることが好ま U、。 LEDは低電圧で駆動でき、高速応答にも優れている。 LEDから発せられる光は直進性 (指向性)を有するために、サイドライト型のバックライトやフロントライトに用いる場合には表示領域の端部で暗部が生じやすいこととなっていた力本発明では、表示領域の端部に対して直接、複数の光源からの光が照射される構造となっているので、表示領域内に暗部は生じにくく、 LEDを用いるのに特に適している。

[0017] 上記光源は、白色光源であることが好ましい。白色光源を用いる場合には、 1つの光源から白色の発光が得られるので、表示領域の外側に光源を 1つ設けるのみで本発明の作用効果を充分に奏することが可能である。また、白色光源を用いれば、赤、緑、青 (R、 G、 B)等の一組の光源を配置する場合に比べ光源のコストが安くつき、コントローラーも不要であり、容易に製造することが可能である。更に、輝度及び色度の面内均一も取りやすぐ良好な画面表示が得られる。一方、 R、 G、 B等の複数色の光源を一組にして設けることにより白色光を得る場合には、表示領域の外側に一組の光源を配置することが好まし、。

[0018] 上記複数の光源は、表示領域の側方よりも外側に位置する光源と、上記外側に位置する光源に隣接する光源との間隔が、表示領域の側方に位置する光源同士の間隔と略同一であることが好ましい。光源同士の間隔が均一であることで、照射される単位領域あたりの光量も均一となるので、表示領域全体に均一な量の光が照射されることになる。なお、本明細書において「略同一」とは、完全同一の場合に限らず本形態の効果を奏することができる程度に実質的に同一であることを意味し、本形態においては、照射される単位領域あたりの光量が均一となる程度に各光源の間隔がそれぞれ同一となって、ればよ、。表示領域の側方よりも外側に位置する光源力の光もまた表示に影響を与えることから、表示領域の側方よりも外側に位置する光源とこれに隣接する光源との間隔もまた、表示領域の側方に位置する光源同士の間隔と同様とすることが好適といえる。

[0019] 上記複数の光源は、表示領域の側方よりも外側に位置する光源と、上記外側に位置する光源に隣接する光源との間隔が、表示領域の側方に位置する光源同士の間隔よりも小さいことが好ましい。こうすることで、表示領域の側方よりも外側に充分な光を透過するという本発明の効果を得つつ、導光板の外形サイズの拡大を必要最小限にすることができる。

[0020] 上記複数の光源は、表示領域の側方に位置する光源のうち、最末端に位置する光源力表示領域の境界線の延長線と接する位置にあることが好ましい。最末端の光源がこの位置にあることで、表示領域の端部に対して充分な光を照射することができ、かつ導光板のサイズの拡大も必要最小限とすることができる。

[0021] 本発明のライトユニットにおける好ましい形態について、以下に詳しく説明する。

上記ライトユニットは、表示領域の側方よりも外側に位置する光源と対向する領域まで導光板が設けられていることが好ましい。すなわち、光源力照射される光が導光板を透過することができるよう、少なくとも列状に配置された複数の光源に対向する領域には、導光板が設けられていることが好ましい。これにより、表示領域の側方よりも外側に設けられた光源カゝら発せられる光が充分に利用されることとなり、本発明の作用効果を充分に奏することができる。

[0022] 本発明は更に、上記ライトユニットを備えるバックライトでもあり、上記ライトユニットを備えるフロントライトでもある。上記ライトユニットを備えるフロントライトやライトユニットによれば、表示領域に対して充分な光が均一に照射されるため輝度ムラが生じにくい、本発明の作用効果を得ることができる。

[0023] 本発明はまた、上記ライトユニットを備える表示装置でもある。上記ライトユニットを備えた表示装置は、表示領域に対して充分な光が均一に照射されるため輝度ムラが生じにくぐ表示品位に優れている。本発明の表示装置としては、液晶表示装置が特に好適である。

発明の効果

[0024] 本発明のライトユニットによれば、表示領域の端部においても充分な量の光を入射することができ、表示領域全体に充分な光量が均一に得られるので、輝度ムラが発生するのを抑制することができ、優れた表示品位が得られることになる。また、複雑な構造を有さないため、生産性にも優れている。

発明を実施するための最良の形態

[0025] 以下に実施形態を掲げ、本発明について図面を参照して更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるものではない。

[0026] (実施形態 1)

図 1—1は、実施形態 1のライトユニットにおける光源と導光板の配置関係を示す平面模式図である。（a)はライトユニットの構成を模式的に示したものであり、（b)は各光源力もの光が導光板内で重なり合う様子を模式的に示したものであり、 (c)は輝度分布の測定結果を示したものである。図 1—1 (a)に示すように、実施形態 1のライトュ-ットは、矩形の導光板 1と、導光板 1の 4辺のうち長辺側の 1つの側面に対向して列状に配置された複数の光源 3とを備える。光源 3は、白色 LEDを用いている。白色光源を用いれば、赤、緑、青 (R、 G、 B)等の一組の光源を配置する場合に比べ光源のコストが安くつき、コントローラーも不要であり、容易に製造することが可能である。更に、輝度及び色度の面内均一も取りやすぐ良好な画面表示が得られる。これら複数の光源 3のうち両末端の光源 3aは、表示領域 2 (図中の点線内に示す領域)の側方よりも外側に対向する領域に配置されている。言い換えれば、導光板 1の側面に対向して列状に設けられた光源 3のうち末端の光源 3aは、表示領域 2と直接対向していない。

[0027] 図 1—1 (b)に示すように、白色 LED光源 3から発せられた光は、直進性を有するものの、導光板 1内では、先に進むに従い拡散していく。したがって、隣接する光源から発せられたそれぞれの光は互いに重畳し、表示に適した充分な量の光が表示面へと導かれることになる。導光板 1の側面に対向して列状に設けられた光源 3のうち末端の光源 3a自体は表示領域 2と対向しない領域に配置されている力光源 3aから発せられる光は表示領域 2を透過し、この光が隣接する光源 3cや、更に隣にある光源 3d 力照射される光と重畳することで、表示領域 2の端部 2aにおいても、すなわち、隅部 2bにおいても充分な量の光が照射される。

[0028] 図 1 1 (c)に示す等高線は輝度の高低を表し、薄、領域ほど高、輝度を示す。図 1 5 (c)に示すように、従来では、導光板のうち光源が配置されている側の側面力も遠ざかるにつれて光が減衰し、表示領域の端部 102a、特に隅部 102bで暗くなつていたのに対し、図 l— l (c)に示すように、本発明では、これらの領域 2a、 2bにも充分な光が照射され、表示領域全体で充分かつ均一な輝度が得られている。なお、図 1 1 (c)及び図 15 (c)は、それぞれ最も明る!/、領域を白色とした相対的輝度を示したものであり、これらは絶対的には異なる明るさである。すなわち、図 1 1 (c)によれば、一部には暗部が生じているようにも見える力実際には図 15 (c)に比べて絶対的に輝度が高い。図 1 1 (c)に示すように、末端に光源を設けることで、導光板内の光量が増え、従来例に比べ、輝度の明るい部分が中央付近に寄っており、より輝度が均一ィ匕されている。また、図 1— 1 (c)に示すように、光源より一番遠い領域では輝度が少し上昇して、るが、これは導光板力の末端力の反射光により輝度が上昇して、るためであり、光量が充分照射されていることを示している。図 15 (c)に示すように、光量が少ない場合にはこのような現象は生じない。このように、実施形態 1によれば、従来例よりも表示品位が優れた表示が提供される。

[0029] 実施形態 1の光源 3同士の間隔は略同一とされており、表示領域 2の側方よりも外側に位置する両末端の光源 3aにおいても、これと隣接する光源 3cとの間隔は、表示領域 2の側方に位置する光源 3b同士の間隔と略同一とされている。このように光源 3を配置することで、照射される単位領域あたりの光量も均一となるので、表示領域 2全体に均一な量の光が照射されることになる。更に、表示領域 2の側方に位置する光源 3bのうち、最末端に位置する光源 3cは、表示領域 2の境界線のうち、短辺側の境界線の延長線 5と接する位置に設けられて、る。このように光源 3を配置することで、表示領域の端部 2aに対して充分な光を照射することができ、かつ導光板 1のサイズの拡大も必要最小限とすることができる。また、実施形態 1のライトユニットでは、これら両末端の光源 3aを設ける分、導光板 1の外形サイズは大きくなつている。すなわち、表示領域 2の側方よりも外側に位置する光源 3と対向する領域まで導光板 1が設けられている。導光板 1を大きくすることで表示領域 2の側方よりも外側に設けられた光源 3aから発せられる光が充分に利用されることとなり、本発明の作用効果を充分に奏することができる。

[0030] 以上示したように、実施形態 1の光源 3の配置によれば、表示領域 2の端部 2aに対して、すなわち、隅部 2bに対しても充分な光が入射されることになるので、表示領域 2 全体で輝度ムラが抑制された、表示品位に優れた表示が示されることになる。

[0031] 実施形態 1のライトユニットには、導光板 1、光源 3の他に、通常、導光板 1に反射フィルム、導光板 1の表示側に拡散シート、プリズムシート等が備え付けられる。導光板 1 の材料としては特に限定されないが、例えば、光透過性の優れたアクリル榭脂等が用いられる。また、導光板 1の背面側（表示画面に面しない側）には通常、光源 3からの光を表示側へ屈折、散乱させるパターンが印刷等の手段によって形成されている。あるいは、導光板 1の背面にはこのようなパターンを設けず、導光板 1内に反射、屈折、拡散部を形成してもよい。そして、偏光板、アクティブマトリクス基板、液晶層、力ラーフィルタ基板等がこの順に積層して構成される液晶表示パネルにこのライトュ- ットをバックライト又はフロントライトとして備え付けることで、表示品位に優れた液晶表示装置が得られる。 [0032] 実施形態 1において光源 3は、導光板 1の一辺に配置される場合に限定されず、例えば、図 1 2及び 1 3に示すように、いくつかの光源が、対向側の辺に設けられていてもよい。図 1—2は、列状に配置された光源のうち、表示領域外に位置する末端の光源 3aが対向側の辺に設けられた形態を示している。図 1—3は、列状に配置された光源のうち、表示領域外に位置する末端の光源 3a、及び、表示領域内の末端に位置する光源 3cが対向側の辺に設けられた形態を示している。

[0033] (実施形態 2)

図 2—1は、実施形態 2のライトユニットを示す平面模式図である。実施形態 2のライトユニットは、表示領域の側方よりも外側に位置する光源 13aが、光源 13の列の両端ではなぐ一方の末端にのみ設けられている点で実施形態 1と異なる。実施形態 2によれば、導光板 11の外形サイズを一方のみ大きくすることで済む。したがって、実施形態 2は、表示領域のサイズを大きくするのに制限がある場合や、表示装置の小型化が必要な場合に好適に用いることができる。

[0034] 実施形態 2において光源 13は、導光板 11の一辺に配置される場合に限定されず、例えば、図 2— 2に示すように、いくつかの光源が対向側の辺に設けられていてもよい。図 2— 2は、列状に配置された光源のうち、表示領域外に位置する末端の光源 1 3aが対向側の辺に設けられた形態を示している。

[0035] (実施形態 3)

図 3は、実施形態 3のライトユニットを示す平面模式図である。実施形態 3のライトュニットは、矩形の導光板 21のうち、長辺側の両側面に 1列に並んだ複数の光源 23を備える点で実施形態 1と異なる。このような実施形態 3のライトユニットによっても、実施形態 1と同様に表示領域内に輝度ムラが発生するのを抑制することができ、優れた表示品位を得ることができる。また、導光板の両側面に光源 23が設けられているため、より輝度の高、表示が得られる。

[0036] (実施形態 4)

図 4—1は、実施形態 4のライトユニットを示す平面模式図である。実施形態 4のライトユニットは、導光板 31の光を出射させる主面の形状が台形である点で実施形態 1と異なる。導光板 31は、底辺 9a、 9bの長さが斜辺 8よりも長い。導光板 31の底辺のうち長辺側 9bに、 1列に並んだ複数の光源 33が設けられている。このような実施形態 4 のライトユニットによっても、実施形態 1と同様に表示領域内に輝度ムラが発生するのを抑制することができ、優れた表示品位を得ることができる。また、導光板の形状を台形とすることで、ライトユニットの外形サイズを小さくすることが可能になる。更に、ライトユニットの外形形状と導光板形状の斜面部により、導光板を外形と固定することが可能となる。

[0037] 実施形態 4において光源 33は、導光板 31の一辺に配置される場合に限定されず、例えば、図 4— 2に示すように、いくつかの光源が対向側の辺に設けられていてもよい。図 4— 2は、列状に配置された光源のうち、メインとなる列状の光源 33aが底辺の短辺側 9aに配置され、表示領域外に位置する末端の光源 33bが底辺の長辺側 9b に設けられた形態を示してヽる。

[0038] (実施形態 5)

図 5—1は、実施形態 5のライトユニットを示す平面模式図である。実施形態 5のライトユニットは、底辺 19a、 19bの長さ力斜辺 18よりも短い点で実施形態 4と異なる。このような実施形態 5のライトユニットによっても、実施形態 1と同様に表示領域内に輝度ムラが発生するのを抑制することができ、優れた表示品位を得ることができる。また、導光板の形状を台形とすることで、ライトユニットの外形サイズを小さくすることが可能になる。更に、ライトユニットの外形形状と導光板形状の斜面部により、導光板を外形と固定することが可能となる。なお、本形態によれば実施形態 4よりも少ない数の光源で済む。

[0039] 実施形態 5において光源 43は、導光板 41の一辺に配置される場合に限定されず、例えば、図 5— 2に示すように、いくつかの光源が対向側の辺に設けられていてもよい。図 5— 2は、列状に配置された光源のうち、メインとなる列状の光源 43aが底辺の短辺側 19aに配置され、表示領域外に位置する末端の光源 43bが底辺の長辺側 19 bに設けられた形態を示して、る。

[0040] (実施形態 6)

図 6—1は、実施形態 6のライトユニットを示す平面模式図である。実施形態 6のライトユニットは、矩形の導光板 51のうち、短辺側の一方の側面に 1列に並んだ複数の光源 53を備える点で実施形態 1と異なる。このような実施形態 6のライトユニットによっても、実施形態 1と同様に表示領域内に輝度ムラが発生するのを抑制することができ、優れた表示品位を得ることができる。また、実施形態 1よりも少ない数の光源で済む。

[0041] 実施形態 6において光源 53は、導光板 51の一辺に配置される場合に限定されず、例えば、図 6— 2に示すように、いくつかの光源が対向側の辺に設けられていてもよい。図 6— 2は、列状に配置された光源のうち、表示領域外に位置する末端の光源 5 3aが対向側の辺に設けられた形態を示している。

[0042] (実施形態 7)

図 7は、実施形態 7のライトユニットを示す平面模式図である。実施形態 7のライトュニットは、矩形の導光板 61のうち、短辺側の両側面に 1列に並んだ複数の光源 63を備える点で実施形態 6と異なる。このような実施形態 7のライトユニットによっても、実施形態 6と同様に表示領域内に輝度ムラが発生するのを抑制することができ、優れた表示品位を得ることができる。また、導光板 61の両側面に光源 63が設けられているため、実施形態 6に比べて、より輝度の高い表示が得られる。

[0043] (実施形態 8)

図 8—1は、実施形態 8のライトユニットを示す平面模式図である。実施形態 8のライトユニットは、矩形の導光板 71のうち、短辺側と長辺側の片方の側面ずつに 1列に並んだ複数の光源 73を備える点で実施形態 1と異なる。このような実施形態 8のライトュニットによっても、実施形態 1と同様に表示領域内に輝度ムラが発生するのを抑制することができ、優れた表示品位を得ることができる。また、導光板 71の短辺側と長辺側の片方の側面ずつに光源 73が設けられているため、より輝度の高い表示が得られる。更に、表示領域の両外側のうち片側にのみ光源を設けているので、導光板の外形サイズを横方向（長辺側）に大きくしなくて済む。

[0044] 実施形態 8において光源 73は、導光板 71の一辺に配置される場合に限定されず、例えば、図 8— 2に示すように、いくつかの光源が対向側の辺に設けられていてもよい。図 8— 2は、列状に配置された光源のうち、表示領域外に位置する末端の光源 7 3aが対向側の辺に設けられた形態を示す。

[0045] (実施形態 9) 図 9は、実施形態 9のライトユニットを示す平面模式図である。実施形態 9のライトュニットは、矩形の導光板 81のうち、短辺側の片方の側面と長辺側の両側面に 1列に並んだ複数の光源 83を備える点で実施形態 8と異なる。このような実施形態 9のライトュニットによっても、実施形態 8と同様に表示領域内に輝度ムラが発生するのを抑制することができ、優れた表示品位を得ることができる。また、導光板 81の短辺側の片方の側面及び長辺側の両側面に光源 83が設けられて、るため、実施形態 8に比べてより輝度の高い表示が得られる。更に、表示領域の外側のうち片側にのみ複数の光源を設けているので、導光板の外形サイズを横方向（長辺側）大きくしなくて済む。

[0046] (実施形態 10)

図 10— 1は、実施形態 10のライトユニットを示す平面模式図である。実施形態 10のライトユニットは、矩形の導光板 91のうち、長辺側の片方の側面に 1列に並んだ複数の光源 93を備える点で実施形態 1と同様であるが、表示領域の側方よりも外側となる領域の一方に 2つの光源 93aが設けられている点で、実施形態 1と異なる。このような実施形態 10のライトユニットによっても、実施形態 1と同様に表示領域内に輝度ムラが発生するのを抑制することができ、優れた表示品位を得ることができる。また、表示領域の側方よりも外側となる領域の一方に 2つの光源 93aが設けられているので、この領域に充分な量の光を照射することで表示領域の輝度の均一性が向上する場合に好適に用いることができる。

[0047] 実施形態 10において光源 93は、導光板 91の一辺に配置される場合に限定されず、例えば、図 10— 2に示すように、いくつかの光源が対向側の辺に設けられていてもよい。図 10— 2は、列状に配置された光源のうち、表示領域外に位置する末端の光源 93aが対向側の辺に設けられた形態を示す。

[0048] (実施形態 11)

図 11— 1は、実施形態 11のライトユニットを示す平面模式図である。実施形態 11のライトユニットは、矩形の導光板 101のうち、長辺側の片方の側面に 1列に並んだ複数の光源 103を備える点で実施形態 1と同様であるが、表示領域の側方よりも外側となる領域の両方に 2つの光源 103aが設けられている点で、実施形態 1と異なる。このような実施形態 11のライトユニットによっても、実施形態 1と同様に表示領域内に輝度ムラが発生するのを抑制することができ、優れた表示品位を得ることができる。また、表示領域の側方よりも外側となる領域の両方に 2つの光源 103aが設けられているので、この領域に充分な量の光を照射することで表示領域の輝度の均一性が向上する場合に好適に用いることができる。

[0049] 実施形態 11において光源 103は、導光板 101の一辺に配置される場合に限定されず、例えば、図 11 2に示すように、いくつかの光源が対向側の辺に設けられていてもよい。図 11 2は、列状に配置された光源のうち、表示領域外に位置する末端の光源 103aが対向側の辺に設けられた形態を示す。

[0050] (実施形態 12)

図 12— 1は、実施形態 12のライトユニットを示す平面模式図である。実施形態 12のライトユニットは、矩形の導光板 111のうち、長辺側の片方の側面に 1列に並んだ複数の光源 113を備える点で実施形態 1と同様であるが、表示領域の側方よりも外側、すなわち、両末端の光源 113aに対向する領域に導光板が設けられていない点で、実施形態 1と異なる。このような実施形態 12のライトユニットによっても、実施形態 1と同様に表示領域内に輝度ムラが発生するのを抑制することができ、優れた表示品位を得ることができる。また、本形態によれば、導光板のサイズを全く大きくしなくて済む

[0051] 実施形態 12において光源 113は、導光板 111の一辺に配置される場合に限定されず、例えば、図 12— 2に示すように、いくつかの光源が対向側の辺に設けられていてもよい。図 12— 2は、列状に配置された光源のうち、表示領域外に位置する末端の光源 113aが対向側の辺に設けられた形態を示す。

[0052] (実施形態 13)

図 13は、実施形態 13のライトユニットを示す平面模式図である。実施形態 13のライトユニットは、矩形の導光板 121のうち、長辺側の片方の側面に 1列に並んだ複数の光源 123を備える点で実施形態 1と同様であるが、導光板 121の側方よりも更に外側となる領域の両方の末端に光源 123aが設けられている点で、実施形態 1と異なる。このような実施形態 13のライトユニットによっても、実施形態 1と同様に表示領域内に輝度ムラが発生するのを抑制することができ、優れた表示品位を得ることができる。また、表示領域の側方よりも外側となる領域の両方に 2つの光源が設けられているため、この領域に充分な量の光を照射することで表示領域の輝度の均一性が向上する場合に好適に用いることができる。

[0053] (実施形態 14)

図 14は、実施形態 14のライトユニットを示す平面模式図である。実施形態 14のライトユニットは、矩形の導光板 131のうち、長辺側の片方の側面に 1列に並んだ複数の光源 133を備える点で実施形態 1と同様であるが、表示領域の側方よりも内側に位置する光源 133c同士の間隔は、両末端の光源 133aとこれに隣接する光源 133bとの間隔よりも大きい。このような実施形態 14のライトユニットによっても、実施形態 1と同様に表示領域内に輝度ムラが発生するのを抑制することができ、優れた表示品位を得ることができる。また、表示領域の側方よりも外側に位置する光源 133aとこれに隣接する光源 133bとの間隔が小さくなつた分、導光板の外形サイズを大きくしなくてよいので、導光板の大きさに制限がある場合や、表示装置の小型化が必要な場合に好適に用いることができる。

[0054] なお、本願は、 2006年 7月 11曰〖こ出願された曰本国特許出願 2006— 190859号を基礎として、パリ条約ないし移行する国における法規に基づく優先権を主張するものである。該出願の内容は、その全体が本願中に参照として組み込まれている。

[0055] また、本願明細書における「以上」は、当該数値 (境界値)を含む。

図面の簡単な説明

[0056] [図 1-1]実施形態 1のライトユニットを示す平面模式図である。（_a)はライトユニットの構成を示し、（b)は各光源からの光が導光板内で重なり合う様子を示し、（c)は輝度分布の測定結果を示す。

[図 1-2]実施形態 1のライトユニットの別例を示す平面模式図である。

[図 1-3]実施形態 1のライトユニットの別例を示す平面模式図である。

[図 2-1]実施形態 2のライトユニットを示す平面模式図である。

[図 2-2]実施形態 2のライトユニットの別例を示す平面模式図である。

[図 3]実施形態 3のライトユニットを示す平面模式図である。

[図 4-1]実施形態 4のライトユニットを示す平面模式図である。圆 4-2]実施形態 4のライトユニットの別例を示す平面模式図である。

圆 5-1]実施形態 5のライトユニットを示す平面模式図である。

圆 5- 2]実施形態 5のライトユニットの別例を示す平面模式図である。

圆 6-1]実施形態 6のライトユニットを示す平面模式図である。

圆 6- 2]実施形態 6のライトユニットの別例を示す平面模式図である。

圆 7]実施形態 7のライトユニットを示す平面模式図である。

圆 8-1]実施形態 8のライトユニットを示す平面模式図である。

圆 8- 2]実施形態 8のライトユニットの別例を示す平面模式図である。

圆 9]実施形態 9のライトユニットを示す平面模式図である。

圆 10- 1]実施形態 10のライトユニットを示す平面模式図である。

圆 10-2]実施形態 10のライトユニットの別例を示す平面模式図である。

圆 11- 1]実施形態 11のライトユニットを示す平面模式図である。

圆 11- 2]実施形態 11のライトユニットの別例を示す平面模式図である。

圆 12- 1]実施形態 12のライトユニットを示す平面模式図である。

圆 12- 2]実施形態 12のライトユニットの別例を示す平面模式図である。

圆 13]実施形態 13のライトユニットを示す平面模式図である。

圆 14]実施形態 14のライトユニットを示す平面模式図である。

[図 15]従来のライトユニットの一例を示す平面模式図である。 (a)はライトユニットの構成を示し、（b)は各光源からの光が導光板内で重なり合う様子を示し、（c)は輝度分布の測定結果を示す。

符号の説明

1、 11、 21、 31、 41、 51、 61、 71、 81、 91、 101、 111、 121、 131、 201 :導光板

2、 102 :表示領域（図中の点線内に示す領域）

2a、 102a :表示領域の端部

2b、 102b :表示領域の隅部

3、 3a、 3b、 3c、 3d、 13、 13a、 23、 33、 33a、 33b、 43、 43a、 43b、 53、 53a、 63、 73、 73a, 83、 93、 93a, 103、 103a, 113、 113a, 123、 123a, 133、 133a, 133 b、 133c, 203、 203a :光源：表示領域の境界線の延長線、 18:斜辺

a、 19a:底辺（短辺側）b、 19b:底辺（長辺側）

Claims

請求の範囲

[I] 導光板と、該導光板の少なくとも 1つの側面に対向して列状に配置された複数の光源とを備えるライトユニットであって、

該複数の光源は、少なくともいずれか一方の末端の 1個以上の光源が表示領域の側方よりも外側に位置する

ことを特徴とするライトユニット。

[2] 前記複数の光源は、両末端の 1個以上の光源が表示領域の側方よりも外側に位置することを特徴とする請求項 1記載のライトユニット。

[3] 前記光源は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項 1記載のライトユニット。

[4] 前記光源は、白色光源であることを特徴とする請求項 1記載のライトユニット。

[5] 前記複数の光源は、表示領域の側方よりも外側に位置する光源と、該外側に位置する光源に隣接する光源との間隔が、表示領域の側方に位置する光源同士の間隔と略同一であることを特徴とする請求項 1記載のライトユニット。

[6] 前記複数の光源は、表示領域の側方よりも外側に位置する光源と、該外側に位置する光源に隣接する光源との間隔が、表示領域の側方に位置する光源同士の間隔よりも小さいことを特徴とする請求項 1記載のライトユニット。

[7] 前記複数の光源は、表示領域の側方に位置する光源のうち、最末端に位置する光源が、表示領域の境界線の延長線と接する位置にあることを特徴とする請求項 1記載のライトユニット。

[8] 前記ライトユニットは、表示領域の側方よりも外側に位置する光源と対向する領域まで導光板が設けられていることを特徴とする請求項 1記載のライトユニット。

[9] 請求項 1〜8のいずれかに記載のライトユニットからなることを特徴とするバックライト。

[10] 請求項 1〜8のいずれかに記載のライトユニットからなることを特徴とするフロントライト

[II] 請求項 1〜8のいずれかに記載のライトユニットを備えることを特徴とする表示装置。

[12] 前記表示装置は、液晶表示装置であることを特徴とする請求項 11記載の表示装置。