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JPWO2020084781A1 - 認証装置、認証システム、入退室管理システム、エレベーター配車管理システム、測位システム、およびスマートデバイス - Google Patents

認証装置、認証システム、入退室管理システム、エレベーター配車管理システム、測位システム、およびスマートデバイス Download PDF

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JPWO2020084781A1
JPWO2020084781A1 JP2020552490A JP2020552490A JPWO2020084781A1 JP WO2020084781 A1 JPWO2020084781 A1 JP WO2020084781A1 JP 2020552490 A JP2020552490 A JP 2020552490A JP 2020552490 A JP2020552490 A JP 2020552490A JP WO2020084781 A1 JPWO2020084781 A1 JP WO2020084781A1
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Abstract

本発明の目的は、スマートデバイス(4)を所持している利用者(3)の認証が安定して行われる領域を設定できる認証装置(5)および当該認証装置(5)に対応するスマートデバイス(4)を提供すること、ならびにこれらを用いた認証システム(1)、入退室管理システム、エレベーター配車管理システム、および測位システムを提供することである。利用者(3)に所持されるスマートデバイス(4)は、磁気センサー(13)を搭載する。認証装置(5)は、照合エリア(7)の内部全体において強さが閾値以上である変動磁界を形成する。磁気センサー(13)が閾値以上の強さの変動磁界を検出する場合にスマートデバイス(4)が送信する無線信号を受信したときに、認証装置(5)は、照合情報に基づいて利用者(3)を認証する。

Description

本発明は、認証装置、認証システム、入退室管理システム、エレベーター配車管理システム、測位システム、およびスマートデバイスに関する。
特許文献1に認証装置の例が記載されている。認証装置は、BLE(Bluetooth Low Energy、Bluetoothは登録商標)規格の信号を発信する。スマートデバイスが認証装置に近づくことで当該信号を受信した場合に、認証装置は、スマートデバイスと通信することでスマートデバイスを所持している利用者を認証する。
日本特開2017−157932号公報
ここで、BLE規格の信号は、2.4GHz帯の極超短波によって送信される。極超短波による信号の強度は、マルチパスなどによる干渉の影響によって空間的に不規則にばらつくことがある。このため、特許文献1の認証装置は、スマートデバイスを所持している利用者の認証が安定して行われる領域を設定することができない。
本発明は、このような課題を解決するためになされた。本発明の目的は、スマートデバイスを所持している利用者の認証が安定して行われる領域を設定できる認証装置および当該認証装置に対応するスマートデバイスを提供することである。また、本発明の目的は、当該認証装置および当該スマートデバイスを用いた認証システム、入退室管理システム、エレベーター配車管理システム、および測位システムを提供することである。
本発明に係る認証装置は、基準点および基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する形成部と、利用者に所持されるスマートデバイスが搭載する磁気センサーが閾値以上の強さの変動磁界を検出するときにスマートデバイスから無線通信により送信される照合情報を受信する受信部と、受信部が照合情報を受信したときに照合情報に基づいて利用者を認証する認証部と、を備える。
本発明に係る認証装置は、基準点および基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する形成部と、利用者に所持されるスマートデバイスにトリガー信号を無線通信により送信する送信部と、スマートデバイスがトリガー信号を受信するときにスマートデバイスから無線通信により送信される照合情報を受信し、スマートデバイスが搭載する磁気センサーが閾値以上の強さの変動磁界を検出するときにスマートデバイスから無線通信により送信される入域信号を受信する受信部と、受信部が入域信号を受信したときに照合情報に基づいて利用者を認証する認証部と、を備える。
本発明に係る認証システムは、利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって照合情報を送信するスマートデバイスと、基準点および基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが閾値以上である変動磁界を形成し、スマートデバイスから照合情報を受信したときに照合情報に基づいて利用者を認証する認証装置と、を備える。
本発明に係る認証システムは、利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、無線通信により送信されるトリガー信号を受信するときに無線通信によって照合情報を送信し、磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって入域信号を送信するスマートデバイスと、基準点および基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが閾値以上である変動磁界を形成し、スマートデバイスにトリガー信号を送信し、スマートデバイスから入域信号を受信したときにスマートデバイスから受信した照合情報に基づいて利用者を認証する認証装置と、を備える。
本発明に係る入退室管理システムは、利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって照合情報を送信するスマートデバイスと、基準点および基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが閾値以上である変動磁界を形成し、スマートデバイスから照合情報を受信したときに照合情報に基づいて利用者を認証する認証装置と、認証装置が利用者を認証したときに扉の施錠または解錠を行う電気錠と、を備える。
本発明に係る入退室管理システムは、利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、無線通信によってトリガー信号を受信するときに無線通信によって照合情報を送信し、磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって入域信号を送信するスマートデバイスと、基準点および基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが閾値以上である変動磁界を形成し、スマートデバイスにトリガー信号を送信し、スマートデバイスから入域信号を受信したときにスマートデバイスから受信した照合情報に基づいて利用者を認証する認証装置と、認証装置が利用者を認証したときに扉の施錠または解錠を行う電気錠と、を備える。
本発明に係るエレベーター配車管理システムは、利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって照合情報を送信するスマートデバイスと、基準点および基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが閾値以上である変動磁界を形成し、スマートデバイスから照合情報を受信したときに照合情報に基づいて利用者を認証する認証装置と、認証装置が利用者を認証したときにエレベーターの呼びを登録するエレベーター制御盤と、を備える。
本発明に係るエレベーター配車管理システムは、利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、無線通信によってトリガー信号を受信するときに無線通信によって照合情報を送信し、磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって入域信号を送信するスマートデバイスと、基準点および基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが閾値以上である変動磁界を形成し、スマートデバイスにトリガー信号を送信し、スマートデバイスから入域信号を受信したときにスマートデバイスから受信した照合情報に基づいて利用者を認証する認証装置と、認証装置が利用者を認証したときにエレベーターの呼びを登録するエレベーター制御盤と、を備える。
本発明に係る測位システムは、利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって照合情報を送信するスマートデバイスと、基準点および基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが閾値以上である変動磁界を形成し、スマートデバイスから照合情報を受信したときに照合情報に基づいて利用者を認証する認証装置と、認証装置が利用者を認証したときに利用者の位置情報を認証装置が設けられる位置によって校正する校正装置と、を備える。
本発明に係る測位システムは、利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、無線通信によってトリガー信号を受信するときに無線通信によって照合情報を送信し、磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって入域信号を送信するスマートデバイスと、基準点および基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが閾値以上である変動磁界を形成し、スマートデバイスにトリガー信号を送信し、スマートデバイスから入域信号を受信したときにスマートデバイスから受信した照合情報に基づいて利用者を認証する認証装置と、認証装置が利用者を認証したときに利用者の位置情報を認証装置が設けられる位置によって校正する校正装置と、を備える。
本発明に係るスマートデバイスは、基準点および基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが予め定められた閾値以上に形成された変動磁界を検出する磁気センサーと、磁気センサーが閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに、無線通信によって照合情報を受信したときに照合情報に基づいて利用者を認証する認証装置に、照合情報を無線通信によって送信する送信部と、を備える。
本発明に係るスマートデバイスは、基準点および基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが予め定められた閾値以上に形成された変動磁界を検出する磁気センサーと、無線通信によってトリガー信号を受信するときに、トリガー信号を送信した認証装置に対して、照合情報を無線通信によって送信し、磁気センサーが閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに、無線通信によって入域信号を受信したときに照合情報に基づいて利用者を認証する認証装置に対して、入域信号を無線通信によって送信する送信部と、を備える。
これらの発明によれば、利用者に所持されるスマートデバイスは、磁気センサーを搭載する。認証装置は、照合エリアの内部全体において強さが閾値以上である変動磁界を形成する。照合エリアは、基準点および前記基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ前記利用者が入域可能な空間領域である。磁気センサーが閾値以上の強さの変動磁界を検出する場合にスマートデバイスが送信する無線信号を受信したときに、認証装置は、スマートデバイスから受信した照合情報に基づいて利用者を認証する。これにより、スマートデバイスを所持している利用者の認証が安定して行われる領域が設定される。
実施の形態1に係る認証システムの構成図である。 実施の形態1に係る認証システムのブロック図である。 実施の形態1に係る認証システムにおける変調の例を示す図である。 実施の形態1に係る認証システムの動作の例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る認証システムの動作の例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る認証システムの主要部のハードウェア構成を示す図である。 実施の形態2に係る認証システムの動作の例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る認証システムのブロック図である。
本発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る認証システムの構成図である。
認証システム1は、建築物に適用される。
建築物において、扉2が設けられる。扉2は、例えば制限区域の境界に設けられる。制限区域は、入域できる利用者3が制限される区域である。
建築物は、複数の階を備える。建築物において、図示されないエレベーターが設けられる。エレベーターは、建築物の複数の階の間で利用者3を輸送する装置である。
認証システム1は、スマートデバイス4と、認証装置5と、電気錠6と、を備える。認証システム1は、入退室管理システムの例でもある。
スマートデバイス4は、利用者3に所持される。スマートデバイス4は、例えばスマートフォンなどの携帯情報機器である。スマートデバイス4において、認証システム1に対応する認証アプリケーションがインストールされている。
スマートデバイス4は、スマートデバイス4の運動を検出する運動センサーを備える。運動センサーは、例えば加速度センサーおよびジャイロセンサーなどのセンサーである。スマートデバイス4において、例えば運動センサーが検出する運動の情報などに基づいて、利用者3の移動量および移動方向を取得するPDRアプリケーション(PDR:Pedestrian Dead Reckoning)がインストールされている。PDRアプリケーションは、取得した移動量および移動方向によって利用者3の位置情報を取得するアプリケーションである。
認証装置5は、認証の条件を満たす利用者3が照合エリア7に入域したときに当該利用者3を認証する装置である。認証装置5は、例えば扉2に隣接して設けられる。あるいは、認証装置5は、例えばエレベーターの乗場に設けられる。
照合エリア7は、認証装置5を含む空間領域である。照合エリア7は、内部に基準点Pを含む。基準点Pは、例えば認証装置5における一点である。照合エリア7は、基準点Pから内部の任意の点までを結ぶ線分を含む空間領域である。照合エリア7は、利用者3が入域可能な空間領域である。照合エリア7の大きさは、利用者3の大きさより大きい。照合エリア7は、内部に穴を有しないひとつながりの領域である。照合エリア7は、例えば、認証装置5を中心とする半径が例えば2mの球の内側である。照合エリア7は、壁、床および天井などの内部を除いた領域であってもよい。
電気錠6は、扉2に設けられる。電気錠6は、利用者3が認証されたときに、扉2の施錠および解錠をする装置である。
続いて、図2を用いて認証システム1の構成を説明する。
図2は、実施の形態1に係る認証システムのブロック図である。
認証システム1は、利用者情報サーバー8を備える。
利用者情報サーバー8は、利用者情報記憶部9と、利用者情報処理部10と、を備える。利用者情報サーバー8は、例えばインターネットまたはイントラネットなどのネットワークによって認証装置5に接続される。
利用者情報記憶部9は、利用者情報データベースを記憶する部分である。利用者情報データベースは、利用者情報を登録するデータベースである。利用者情報は、例えば利用者3が所持するスマートデバイス4の識別情報を含む。スマートデバイス4の識別情報は、当該スマートデバイス4を識別する情報である。
利用者情報処理部10は、利用者情報を利用者情報データベースに登録しうるように、利用者情報記憶部9に接続される。利用者情報処理部10は、利用者情報または利用者情報に含まれる情報を送信しうるように、認証装置5に接続される。
スマートデバイス4は、送信部11と、受信部12と、磁気センサー13と、通信制御部14と、を備える。
送信部11は、無線信号を送信する部分である。無線信号は、極超短波による例えばBLE規格の信号である。送信部11は、送信アンテナ15を備える。送信アンテナ15は、電磁波による無線信号を送信する機器である。
送信部11が送信する無線信号は、例えば照合情報を表す。照合情報は、スマートデバイス4を所持する利用者3の認証に用いられる情報である。照合情報は、例えば、利用者3または利用者3が所持するスマートデバイス4の属性などの情報を含む。照合情報は、例えばスマートデバイス4の識別情報を含む。
受信部12は、無線信号を受信する部分である。無線信号は、極超短波による例えばBLE規格の信号である。受信部12は、受信アンテナ16を備える。受信アンテナ16は、電磁波による無線信号を受信する機器である。
磁気センサー13は、磁界を検出するセンサーである。磁気センサー13は、例えばホール素子センサー、MRセンサー(MR:MagnetoResistance)またはMIセンサー(MI:MagnetoImpedance)などのセンサーである。磁気センサー13は、磁界の変動の周波数について安定に検出できる上限を有してもよい。この周波数の上限である上限周波数は、例えば10Hzである。
通信制御部14は、無線通信を制御する部分である。通信制御部14は、受信した無線信号の内容を取得し得るように、受信部12に接続される。通信制御部14は、無線信号の送信を指示しうるように、送信部11に接続される。通信制御部14は、磁界の大きさの値を取得しるように、磁気センサー13に接続される。
認証装置5は、形成部17と、送信部18と、受信部19と、通信制御部20と、認証情報記憶部21と、認証情報処理部22と、認証部23と、を備える。
形成部17は、照合エリア7の内部全体に閾値以上の強さの変動磁界を形成する部分である。変動磁界は、時間に対して変動する磁界である。変動磁界は、例えば交流磁界である。閾値は、予め定められた磁界の強さである。変動磁界が振動する磁界であるときに、閾値は、例えば磁界の振幅に対して定められる。例えば基準点Pが認証装置5における一点であるときに、変動磁界は、基準点Pからの距離に応じて強さが減衰する磁界であってもよい。
形成部17は、放射部24と、変調部25と、を備える。放射部24は、電磁波である長波を放射する部分である。電磁波は、変動磁界の成分を含む。変調部25は、電磁波の変調または変換の処理を行う部分である。
送信部18は、無線信号を送信する部分である。無線信号は、極超短波による例えばBLE規格の信号である。送信部18は、送信アンテナ26を備える。送信アンテナ26は、無線信号を電磁波として送信する機器である。
受信部19は、無線信号を受信する部分である。無線信号は、極超短波による例えばBLE規格の信号である。受信部19は、受信アンテナ27を備える。受信アンテナ27は、電磁波として放射された無線信号を受信する機器である。受信部19が受信する無線信号は、例えば照合情報を表す。
通信制御部20は、無線通信を制御する部分である。通信制御部20は、受信した無線信号の内容を取得し得るように、受信部19に接続される。通信制御部20は、無線信号の送信を指示しうるように、送信部18に接続される。通信制御部20は、変動磁界の形成を指示しうるように、形成部17に接続される。
認証情報記憶部21は、認証情報データベースを記憶する部分である。認証情報データベースは、認証情報を登録するデータベースである。認証情報は、認証の条件を表す情報である。認証情報は、例えば制限区域に入域が可能な利用者3が所持するスマートデバイス4の識別情報を含む。
認証情報処理部22は、認証情報を認証情報データベースに登録しうるように、認証情報記憶部21に接続される。認証情報処理部22は、認証情報を取得しうるように、利用者情報サーバー8の利用者情報処理部10に接続される。
認証部23は、無線信号が表す照合情報を取得しうるように、通信制御部20に接続される。認証部23は、照合情報に基づいて、認証の条件を満たす利用者3を認証する部分である。認証の条件は、例えば、照合情報に含まれるスマートデバイス4の識別情報が認証情報データベースに登録されている識別情報に一致することなどである。利用者3が認証された場合に、認証部23による認証の結果は、認証装置5の外部に出力される。
電気錠6は、認証の結果を取得しうるように、認証装置5の認証部23に接続される。
認証システム1は、エレベーター制御盤28を備える。認証システム1は、エレベーター配車管理システムの例でもある。
エレベーター制御盤28は、建築物に設けられるエレベーターの動作を制御する装置である。エレベーター制御盤28は、認証の結果を取得しうるように、認証装置5の認証部23に接続される。
認証システム1は、校正装置29を備える。認証システム1は、測位システムの例でもある。
校正装置29は、スマートデバイス4が例えばPDRアプリケーションによって取得した利用者3の位置情報を校正する装置である。校正装置29は、認証の結果を取得しうるように、認証装置5の認証部23に接続される。校正装置29は、位置情報を通信しうるように、スマートデバイス4に無線通信によって接続される。
引き続き図2を用いて、認証システム1の機能を説明する。
まず、利用者情報の登録の機能を説明する。利用者情報は、例えば認証システム1の管理者によって登録される。
管理者は、登録する利用者情報を利用者情報処理部10に入力する。利用者情報処理部10は、利用者情報データベースに入力された利用者情報を登録する。入力された利用者情報が既に登録されている利用者3を表す場合に、利用者情報処理部10は、利用者情報データベースに入力された利用者情報を更新してもよい。例えば登録された利用者情報が表す利用者3が制限区域に入域できる利用者3である場合に、利用者情報処理部10は、認証情報を認証情報処理部22に送信する。送信される認証情報は、例えば当該利用者3が所持するスマートデバイス4の識別情報と、制限区域を識別する情報との組である。
認証情報処理部22は、利用者情報処理部10から取得した認証情報を認証情報データベースに登録する。取得された認証情報が既に登録されている認証情報を変更する情報である場合に、認証情報処理部22は、当該認証情報を更新してもよい。
次に、利用者3の認証の機能を説明する。
通信制御部20は、送信部18にトリガー信号の送信を指示する信号を出力する。送信部18は、トリガー信号をBLE規格の信号により送信する。トリガー信号は、スマートデバイス4の認証アプリケーションの動作のトリガーとなる信号である。
通信制御部20は、形成部17に変動磁界の形成を指示する信号を出力する。形成部17は、例えば次のように変動磁界を形成する。形成部17は、例えば2つの形成方法を交互に切り替えて変動磁界を形成する。
形成部17は、2つの形成方法の一方として、放射部24から長波を放射することによって変動磁界を形成する。放射部24が放射する長波の周波数は、例えば100kHzである。放射部24は、照合エリア7の内部全体において磁界成分の振幅が閾値以上となる出力で長波を放射する。
形成部17は、2つの形成方法の他方として、放射部24が放射する長波を変調部25に変調させることによって変動磁界を形成する。変調部25は、例えば振幅変調によって放射部24が放射する長波を変調させる。スマートデバイス4に搭載される磁気センサー13として複数の種類の磁気センサー13が想定される場合に、変調部25は、想定される磁気センサー13の上限周波数のうち、最も低い周波数より低い周波数に長波を変調させる。変調部25は、例えば10Hz以下の周波数に長波を変調させる。
スマートデバイス4は、インストールされている認証アプリケーションによって認証システム1の認証についての動作をする。
受信部12がトリガー信号を受信する場合に、通信制御部14は、磁気センサー13が検出する変動磁界の強さが閾値以上であるかを判定する。通信制御部14は、例えば磁気センサー13が検出する磁界を時間的に定常な成分と時間に対して変動する成分とに分離する。通信制御部14は、定常な成分を地磁気によるものと判定する。通信制御部14は、変動する成分を変動磁界によるものと判定する。通信制御部14は、変動磁界の例えば振幅の大きさによって、変動磁界の強さが閾値以上であるかを判定する。
磁気センサー13が検出する変動磁界の強さが閾値未満であるときに、通信制御部14は、送信部11に照合情報を送信させない。例えばスマートデバイス4が照合エリア7の外側にある場合に、磁気センサー13が検出する変動磁界の強さが閾値未満になる。
一方、スマートデバイス4が照合エリア7の内側にある場合に、磁気センサー13が検出する変動磁界の強さは閾値以上である。このときに、通信制御部14は、送信部11に照合情報の送信を指示する信号を出力する。送信部11は、BLE規格によって受信部19との接続を確立する。このとき、送信部11および受信部19は、利用者3の操作を必要としない方法により通信する。利用者3の操作を必要としない方法は、例えばBLE規格において、ペアリングの認証操作を必要としないセキュリティレベルによる通信である。その後、送信部11は、受信部19に照合情報を送信する。
通信制御部20は、受信部19が照合情報を表す無線信号を受信したときに、照合情報を取得する。通信制御部20は、取得した照合情報が例えば暗号化されている場合に、復号化の処理を行う。通信制御部20は、照合情報からスマートデバイス4の識別情報を抽出する。通信制御部20は、抽出した識別情報を認証部23に出力する。
認証部23は、認証情報を認証情報データベースから取得する。認証部23は、取得した認証情報および識別情報に基づいて、当該識別情報に識別されるスマートデバイス4を所持する利用者3が認証の条件を満たすかを判定する。当該利用者3が認証の条件を満たすと認証部23が判定する場合に、認証部23は、認証信号を電気錠6、エレベーター制御盤28、および校正装置29に出力する。一方、当該利用者3が認証の条件を満たさないと認証部23が判定する場合に、認証部23は、認証信号を出力しない。
電気錠6は、認証信号が入力されたときに、扉2を解錠する。利用者3は、扉2を通行して制限区域に入域できるようになる。電気錠6は、例えば扉2を解錠したあと予め定められた時間が経過したときに、扉2を施錠する。あるいは、電気錠6は、認証信号が入力されたときに、解錠されている扉2を施錠してもよい。
エレベーター制御盤28は、認証信号が入力されたときに、エレベーターの呼びを登録する。当該呼びは、例えば認証装置5が設けられる階からの乗場呼びとして登録される。エレベーター制御盤28は、登録された呼びに従ってエレベーターのかごを認証装置5が設けられる階に走行させる。
校正装置29は、認証信号が入力されたときに、認証された利用者3の位置情報を認証装置5の位置によって校正する。校正装置29は、当該利用者3の位置情報を、例えば照合エリア7の内部の位置に校正する。校正装置29は、校正した後の位置情報をスマートデバイス4に送信する。スマートデバイス4は、校正装置29から受信した位置情報によって現在の利用者3の位置情報を更新する。
続いて、図3を用いて変調部25による変調の例を説明する。
図3は、実施の形態1に係る認証システムにおける変調の例を示す図である。
図3において、変調部25の振幅変調によって100kHzから6.6Hzに変調された電磁波による磁界の時間変化が示される。図3の横軸は、時間を表す。図3の縦軸は、磁界の強さを表す。なお、図3において、100kHzの搬送波は、図示のために100kHzより低い周波数で描かれている。
搬送波は、放射部24が放射する長波である。変調部25は、放射部24が放射する長波の出力を強弱の2段階で変化させる。変調部25は、65msの間、強い出力で放射部24に長波を出力させる。変調部25は、その後、85msの間、弱い出力で放射部24に長波を出力させる。変調部25は、150msの周期でこれを繰り返す。150msの周期は、6.6Hzの周波数に対応する。このため、放射部24が放射する長波の出力の包絡線は、6.6Hzの矩形波となる。
続いて、図4および図5を用いて認証システム1の動作の例を説明する。
図4および図5は、実施の形態1に係る認証システムの動作の例を示すフローチャートである。
図4において、利用者情報の登録に係る認証システム1の動作の例が示される。
ステップS11において、利用者情報サーバー8の利用者情報処理部10は、利用者情報の入力を受け付ける。その後、認証システム1の動作は、ステップS12に進む。
ステップS12において、利用者情報処理部10は、入力された利用者情報を利用者情報データベースに登録する。その後、利用者情報処理部10は、認証情報を認証装置5の認証情報処理部22に送信する。その後、認証システム1の動作は、ステップS13に進む。
ステップS13において、認証情報処理部22は、受信した認証情報を認証情報データベースに登録する。その後、利用者情報の登録に係る認証システム1の動作は、終了する。
図5において、利用者3の認証に係る認証システム1の動作の例が示される。
図5の左側において、認証装置5の動作が示される。
ステップS21において、通信制御部20は、送信部18にトリガー信号の送信を指示する。また、通信制御部20は、形成部17に変動磁界の形成を指示する。その後、認証装置5の動作は、ステップS22に進む。
ステップS22において、送信部18は、トリガー信号を送信する。その後、認証装置5の動作は、ステップS23に進む。
ステップS23において、形成部17は、変動磁界を形成する。その後、認証装置5の動作は、ステップS24に進む。形成部17は、例えば通信制御部20から変動磁界の形成を終了する指示があるまで、変動磁界の形成を継続してもよい。
ステップS24において、通信制御部20は、受信部19が照合情報を受信したかを判定する。判定結果がNOである場合に、認証装置5の動作は、ステップS21に進む。判定結果がYESである場合に、認証装置5の動作は、ステップS25に進む。
ステップS25において、通信制御部20は、受信部19が受信した照合情報から識別情報を抽出する。その後、認証装置5の動作は、ステップS26に進む。
ステップS26において、認証部23は、認証情報および通信制御部20が抽出した識別情報に基づいて、認証の条件が満たされるかを判定する。判定結果がNOである場合に、認証装置5の動作は、ステップS21に進む。判定結果がYESである場合に、認証装置5の動作は、ステップS27に進む。
ステップS27において、認証部23は、認証信号を出力する。その後、認証装置5の動作は、ステップS21に進む。
図5の右側において、認証アプリケーションによるスマートデバイス4の動作が示される。
ステップS31において、受信部12は、トリガー信号を受信する。その後、スマートデバイス4の動作は、ステップS32に進む。
ステップS32において、通信制御部14は、磁気センサー13が検出する変動磁界の強さが閾値以上であるかを判定する。判定結果がNOである場合に、スマートデバイス4の動作は、再びステップS32に進む。判定結果がYESである場合に、スマートデバイス4の動作は、ステップS33に進む。
ステップS33において、通信制御部14は、送信部11に照合情報の送信を指示する。その後、スマートデバイス4の動作は、ステップS34に進む。
ステップS34において、送信部11は、照合情報を送信する。その後、スマートデバイス4の動作は、ステップS31に進む。
以上に説明したように、実施の形態1に係る認証装置5は、形成部17と、受信部19と、認証部23と、を備える。形成部17は、照合エリア7の内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する。照合エリア7は、利用者3が入域可能な空間領域である。照合エリア7は、基準点Pおよび基準点Pから内部の任意の点までを結ぶ線分を含む。受信部19は、スマートデバイス4から無線通信により送信される照合情報を受信する。スマートデバイス4は、利用者3に所持される。スマートデバイス4は、磁気センサー13を搭載する。照合情報は、磁気センサー13が閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに送信される。認証部23は、受信部19が照合情報を受信したときに照合情報に基づいて利用者3を認証する。
また、実施の形態1に係る認証システム1は、スマートデバイス4と、認証装置5と、を備える。スマートデバイス4は、利用者3に所持される。スマートデバイス4は、磁気センサー13を搭載する。スマートデバイス4は、磁気センサー13が予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって照合情報を送信する。認証装置5は、照合エリア7の内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する。照合エリア7は、利用者3が入域可能な空間領域である。照合エリア7は、基準点Pおよび基準点Pから内部の任意の点までを結ぶ線分を含む。認証装置5は、スマートデバイス4から照合情報を受信したときに照合情報に基づいて利用者3を認証する。
また、実施の形態1に係るスマートデバイス4は、磁気センサー13と、送信部11と、を備える。磁気センサー13は、照合エリア7の内部全体において強さが予め定められた閾値以上に形成された変動磁界を検出する。照合エリア7は、利用者3が入域可能な空間領域である。照合エリア7は、基準点Pおよび基準点Pから内部の任意の点までを結ぶ線分を含む。送信部11は、磁気センサー13が閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに、認証装置5に照合情報を無線通信によって送信する。認証装置5は、無線通信によって照合情報を受信したときに照合情報に基づいて利用者3を認証する。
磁気センサー13は、照合エリア7の内部全体において、閾値以上の強さの変動磁界を検出する。磁気センサー13が当該磁界を検出するときに、認証装置5は、照合情報に基づいて利用者3を認証する。すなわち、形成部17が形成する変動磁界によって、照合エリア7の内部全体がスマートデバイス4を所持している利用者3の認証が安定して行われる領域として設定される。
長波などの波長の長い電磁波は、マルチパスによる影響を受けにくい。一方、長波などを用いた無線通信は、長波用のアンテナなどのハードウェアおよび通信プロトコルに対応したソフトウェアなどを必要とする。一方、認証システム1において、スマートデバイス4は、物理的な量としての変動磁界の強さによって照合エリア7に入域したことを検知する。このため、磁気センサー13を搭載しているスマートデバイス4であれば、認証システム1に適用できる。スマートデバイス4は、例えば電子コンパス用に地磁気を計測するセンサーとして搭載されているセンサーなどを磁気センサー13として利用できる。当該センサーは、普及品の汎用のスマートデバイス4に広く搭載されている。このため、普及品のスマートデバイス4を用いた認証システム1の構築ができる。
認証システム1は、利用者3が照合エリア7に入域してから当該利用者3の認証まで、利用者3の操作を必要としない。このため、認証システム1は、スマートデバイス4の歩きながらの操作を誘発しない。これにより、利用者3の安全性が向上する。
また、形成部17は、放射部24を備える。放射部24は、長波を放射する。形成部17は、放射部24が放射する電磁波である長波の磁界成分によって、照合エリア7の内部全体において強さが閾値以上の変動磁界を形成する。
長波などの波長の長い電磁波は、マルチパスによる影響を受けにくい。電磁波は、変動磁界の成分を有する。変動磁界としての長波は、変動磁界の強さの分布に干渉などによる空間的なばらつきが生じにくい。このため、形成部17は、基準点Pからの距離に応じて減衰する変動磁界を形成できる。これにより、形成部17は、照合エリア7の内部全体において閾値以上の強さの変動磁界を形成できる。なお、放射部24は、長波より波長の長い電磁波を放射してもよい。
また、形成部17は、変調部25を備える。変調部25は、放射部24が放射する電磁波を磁気センサー13が検出可能な周波数に振幅変調により変調する。形成部17は、変調部25によって変調された電磁波の磁界成分によって、照合エリア7の内部全体において強さが閾値以上の変動磁界を形成する。なお、変調部25は、放射部24が放射する電磁波の周波数を磁気センサー13が検出可能な周波数に変換してもよい。このとき、変調部25は、例えば局部発振器および混合器などを備えてもよい。局部発振器は、周波数変換のための予め定められた周波数の信号を発振する機器である。混合器は、局部発振器の信号と放射部24が放射する電磁波を表す信号とを混合する機器である。
これにより、磁界の変動の周波数について安定に検出できる上限をする磁気センサー13を搭載するスマートデバイス4を用いた認証システム1の構築ができる。
認証装置5は、例えば専用のタグ装置などとの間で、長波による通信を行ってもよい。このとき、形成部17の放射部24は、例えば長波による通信を行う長波アンテナであってもよい。通信制御部20は、時間的に交互に、長波による通信および長波の放射による変動磁界の形成を当該長波アンテナにさせてもよい。
また、形成部17は、照合エリア7の内部全体において強さが閾値以上の変動磁界を発生させる電磁石を備えてもよい。あるいは、形成部17は、照合エリア7の内部全体において強さが前記閾値以上の変動磁界を発生させる回転磁石を備えてもよい。形成部17は、放射部24とともに電磁石または回転磁石を備えてもよい。形成部17は、放射部24に替えて電磁石または回転磁石を備えてもよい。
これにより、形成部17は、磁気センサー13が検出可能な周波数で変動する変動磁界を直接的に形成できる。
また、実施の形態1に係る入退室管理システムは、スマートデバイス4と、認証装置5と、電気錠6と、を備える。スマートデバイス4は、利用者3に所持される。スマートデバイス4は、磁気センサー13を搭載する。スマートデバイス4は、磁気センサー13が予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって照合情報を送信する。認証装置5は、照合エリア7の内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する。照合エリア7は、利用者3が入域可能な空間領域である。照合エリア7は、基準点Pおよび基準点Pから内部の任意の点までを結ぶ線分を含む。認証装置5は、スマートデバイス4から照合情報を受信したときに照合情報に基づいて利用者3を認証する。認証装置5が利用者3を認証したときに、電気錠6は、扉2の施錠または解錠を行う。
認証装置5は、利用者3が照合エリア7の基準点Pから遠方にいるときに、当該利用者3を認証しない。このため、電気錠6は、遠くの利用者3を認証することなどによる不要な解錠を行わない。これにより、建築物のセキュリティ性が高まる。また、認証装置5は、利用者3が照合エリア7の内部に入域したときに当該利用者3を認証する。このため、電気錠6の解錠の遅れが防がれる。これにより、利用者3が扉2の前で解錠を待って立ち止まることなどが防がれる。したがって、利用者3の利便性が高まる。
また、実施の形態1に係るエレベーター配車管理システムは、スマートデバイス4と、認証装置5と、エレベーター制御盤28と、を備える。スマートデバイス4は、利用者3に所持される。スマートデバイス4は、磁気センサー13を搭載する。スマートデバイス4は、磁気センサー13が予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって照合情報を送信する。認証装置5は、照合エリア7の内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する。照合エリア7は、利用者3が入域可能な空間領域である。照合エリア7は、基準点Pおよび基準点Pから内部の任意の点までを結ぶ線分を含む。認証装置5は、スマートデバイス4から照合情報を受信したときに照合情報に基づいて利用者3を認証する。認証装置5が利用者3を認証したときに、エレベーター制御盤28は、エレベーターの呼びを登録する。
認証装置5は、利用者3が照合エリア7の基準点Pから遠方にいるときに、当該利用者3を認証しない。このため、エレベーター制御盤28は、利用者3が乗場に到着するまで不必要に長くかごを乗場に待機させない。これにより、エレベーターの利用の効率が高くなる。認証装置5は、利用者3が照合エリア7の内部に入域したときに当該利用者3を認証する。このため、エレベーターの呼びの登録の遅れが防がれる。これにより、利用者3がエレベーターの乗場においてかごの到着を待つ時間が低減される。したがって、利用者3の利便性が高まる。
また、実施の形態1に係る測位システムは、スマートデバイス4と、認証装置5と、校正装置29と、を備える。スマートデバイス4は、利用者3に所持される。スマートデバイス4は、磁気センサー13を搭載する。スマートデバイス4は、磁気センサー13が予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって照合情報を送信する。認証装置5は、照合エリア7の内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する。照合エリア7は、利用者3が入域可能な空間領域である。照合エリア7は、基準点Pおよび基準点Pから内部の任意の点までを結ぶ線分を含む。認証装置5は、スマートデバイス4から照合情報を受信したときに照合情報に基づいて利用者3を認証する。認証装置5が利用者3を認証したときに、校正装置29は、利用者3の位置情報を認証装置5が設けられる位置によって校正する。
認証装置5は、利用者3が照合エリア7の内部に入域したときに当該利用者3を認証する。このため、測位システムは、利用者3の位置を校正装置29から照合エリア7内の位置に特定できる。PDRアプリケーションにおいて利用者3の位置情報に誤差が蓄積する場合においても、測位システムは、利用者3の位置情報を校正できる。これにより、測位システムにおいて、利用者3の位置情報の精度が向上する。
測位システムが屋内の位置情報を取得する屋内測位システムである場合に、衛星航法システムなどによる位置情報の校正は難しい。この場合の測位システムにおいても、利用者3の位置情報の精度が向上する。
なお、スマートデバイス4の送信部11および受信部12は、単一のアンテナを送信アンテナ15および受信アンテナ16として共用してもよい。認証装置5の送信部18および受信部19は、単一のアンテナを送信アンテナ26および受信アンテナ27として共用してもよい。
スマートデバイス4および認証装置5は、Wi−Fi規格またはその他の規格によって無線通信を行ってもよい。
認証システム1は、複数の認証装置5を備えてもよい。複数の認証装置5の各々は、電気錠6、エレベーター制御盤28、校正装置29およびその他の装置について、認証情報を送信する装置が選択されてもよい。複数の認証装置5の各々は、認証の要件が異なっていてもよい。
認証装置5は、利用者情報処理部10および利用者情報記憶部9を備えてもよい。利用者情報サーバー8は、認証部23、認証情報記憶部21および認証情報処理部22を備えてもよい。認証システム1は、認証サーバーを備えてもよい。認証サーバーは、認証部23、認証情報記憶部21および認証情報処理部22を備えてもよい。
続いて、図6を用いて認証システム1のハードウェア構成の例について説明する。
図6は、実施の形態1に係る認証システムの主要部のハードウェア構成を示す図である。
認証システム1の各機能は、処理回路により実現し得る。処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ1bと少なくとも1つのメモリ1cとを備える。処理回路は、プロセッサ1bおよびメモリ1cと共に、或いはそれらの代用として、少なくとも1つの専用のハードウェア1aを備えてもよい。
処理回路がプロセッサ1bとメモリ1cとを備える場合、認証システム1の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。そのプログラムはメモリ1cに格納される。プロセッサ1bは、メモリ1cに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、認証システム1の各機能を実現する。
プロセッサ1bは、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。メモリ1cは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等により構成される。
処理回路が専用のハードウェア1aを備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。
認証システム1の各機能は、それぞれ処理回路で実現することができる。あるいは、認証システム1の各機能は、まとめて処理回路で実現することもできる。認証システム1の各機能について、一部を専用のハードウェア1aで実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。このように、処理回路は、ハードウェア1a、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで認証システム1の各機能を実現する。例えばスマートデバイス4は、スマートデバイス4の各機能を実現する処理回路を搭載する。また、認証装置5は、認証装置5の各機能を実現する処理回路を搭載する。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態2で説明しない特徴については、実施の形態1で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図7を用いて、実施の形態2に係る認証システム1の機能を説明する。
図7は、実施の形態2に係る認証システムの動作の例を示すフローチャートである。
受信部12がトリガー信号を受信する場合に、通信制御部14は、磁気センサー13が検出する変動磁界の強さに関わらず、送信部11に照合情報を送信させる。
通信制御部20は、受信部19が照合情報の信号を受信したときに、照合情報を取得する。通信制御部20は、取得した照合情報が例えば暗号化されている場合に、復号化の処理を行う。通信制御部20は、照合情報からスマートデバイス4の識別情報を抽出する。通信制御部20は、抽出した識別情報を認証部23に出力する。
認証部23は、認証情報を認証情報データベースから取得する。認証部23は、取得した認証情報および識別情報に基づいて、当該識別情報に識別されるスマートデバイス4を所持する利用者3が認証の条件を満たすかを判定する。当該利用者3が認証の条件を満たすと判定する場合に、認証部23は、入域信号の入力を待機する。当該利用者3が認証の条件を満たすと判定しない場合に、認証部23は、入域信号の入力を待機せずに、取得した識別情報を破棄する。
通信制御部14は、磁気センサー13が検出する変動磁界の強さが閾値以上であるかを判定する。スマートデバイス4が照合エリア7の内側にある場合に、磁気センサー13が検出する変動磁界の強さは閾値以上である。このときに、通信制御部14は、送信部11に入域信号の送信を指示する信号を出力する。送信部11は、受信部19に入域信号を送信する。
通信制御部20は、受信部19が入域信号の信号を受信したときに、入域信号を認証部23に出力する。
認証部23は、入域信号の入力を待機しているときに、入域信号が入力された場合に、利用者3を認証する。認証部23は、認証信号を電気錠6、エレベーター制御盤28、および校正装置29に出力する。
引き続き図7を用いて、実施の形態2に係る認証システム1の動作を説明する。
図7において、利用者3の認証に係る認証システム1の動作の例が示される。
図7の左側において、認証装置5の動作が示される。
ステップS41において、通信制御部20は、送信部18にトリガー信号の送信を指示する。また、通信制御部20は、形成部17に変動磁界の形成を指示する。その後、認証装置5の動作は、ステップS42に進む。
ステップS42において、送信部18は、トリガー信号を送信する。その後、認証装置5の動作は、ステップS43に進む。
ステップS43において、形成部17は、変動磁界を形成する。その後、認証装置5の動作は、ステップS44に進む。形成部17は、例えば通信制御部20から変動磁界の形成を終了する指示があるまで、変動磁界の形成を継続してもよい。
ステップS44において、通信制御部20は、受信部19が照合情報を受信したかを判定する。判定結果がNOである場合に、認証装置5の動作は、ステップS41に進む。判定結果がYESである場合に、認証装置5の動作は、ステップS45に進む。
ステップS45において、通信制御部20は、受信部19が受信した照合情報から識別情報を抽出する。その後、認証装置5の動作は、ステップS46に進む。
ステップS46において、認証部23は、認証情報および通信制御部20が抽出した識別情報に基づいて、認証の条件が満たされるかを判定する。判定結果がNOである場合に、認証装置5の動作は、ステップS41に進む。判定結果がYESである場合に、認証装置5の動作は、ステップS47に進む。
ステップS47において、通信制御部20は、受信部19が入域信号を受信したかを判定する。判定結果がNOである場合に、認証装置5の動作は、再びステップS47に進む。判定結果がYESである場合に、認証装置5の動作は、ステップS48に進む。
ステップS48において、認証部23は、認証信号を出力する。その後、認証装置5の動作は、ステップS41に進む。
図7の右側において、認証アプリケーションによるスマートデバイス4の動作が示される。
ステップS51において、受信部12は、トリガー信号を受信する。その後、スマートデバイス4の動作は、ステップS52に進む。
ステップS52において、通信制御部14は、送信部11に照合情報の送信を指示する。その後、スマートデバイス4の動作は、ステップS53に進む。
ステップS53において、送信部11は、照合情報を送信する。その後、スマートデバイス4の動作は、ステップS54に進む。
ステップS54において、通信制御部14は、磁気センサー13が検出する変動磁界の強さが閾値以上であるかを判定する。判定結果がNOである場合に、スマートデバイス4の動作は、再びステップS54に進む。判定結果がYESである場合に、スマートデバイス4の動作は、ステップS55に進む。
ステップS55において、送信部11は、入域信号を送信する。その後、スマートデバイス4の動作は、ステップS51に進む。
以上のように、実施の形態2に係る認証装置5は、形成部17と、送信部18と、受信部19と、認証部23と、を備える。形成部17は、照合エリア7の内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する。照合エリア7は、利用者3が入域可能な空間領域である。照合エリア7は、基準点Pおよび基準点Pから内部の任意の点までを結ぶ線分を含む。送信部18は、スマートデバイス4にトリガー信号を無線通信により送信する。スマートデバイス4は、利用者3に所持される。受信部19は、スマートデバイス4から無線通信により送信される照合情報を受信する。受信部19は、スマートデバイス4から無線通信により送信される入域信号を受信する。スマートデバイス4は、磁気センサー13を搭載する。照合情報は、スマートデバイス4がトリガー信号を受信するときに送信される。入域信号は、磁気センサー13が閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに送信される。認証部23は、受信部19が入域信号を受信したときに照合情報に基づいて利用者3を認証する。
また、実施の形態2に係る認証システム1は、スマートデバイス4と、認証装置5と、を備える。スマートデバイス4は、利用者3に所持される。スマートデバイス4は、磁気センサー13を搭載する。スマートデバイス4は、無線通信により送信されるトリガー信号を受信するときに無線通信によって照合情報を送信する。スマートデバイス4は、磁気センサー13が予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって入域信号を送信する。認証装置5は、照合エリア7の内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する。照合エリア7は、利用者3が入域可能な空間領域である。照合エリア7は、基準点Pおよび基準点Pから内部の任意の点までを結ぶ線分を含む。認証装置5は、スマートデバイス4から入域信号を受信したときに照合情報に基づいて利用者3を認証する。
また、実施の形態2に係るスマートデバイス4は、磁気センサー13と、送信部11と、を備える。磁気センサー13は、照合エリア7の内部全体において強さが予め定められた閾値以上に形成された変動磁界を検出する。照合エリア7は、利用者3が入域可能な空間領域である。照合エリア7は、基準点Pおよび基準点Pから内部の任意の点までを結ぶ線分を含む。送信部11は、無線通信により送信されるトリガー信号を受信するときに、認証装置5に照合情報を無線通信によって送信する。送信部11は、磁気センサー13が閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに、認証装置5に入域信号を無線通信によって送信する。認証装置5は、無線通信によって入域信号を受信したときに照合情報に基づいて利用者3を認証する。
磁気センサー13は、照合エリア7の内部全体において、閾値以上の強さの変動磁界を検出する。磁気センサー13が当該磁界を検出するときに、認証装置5は、照合情報に基づいて利用者3を認証する。すなわち、形成部17が形成する変動磁界によって、照合エリア7の内部全体がスマートデバイス4を所持している利用者3の認証が安定して行われる領域として設定される。
認証システム1は、スマートデバイス4が照合エリア7に入域する前に、スマートデバイス4を所持する利用者3が認証の条件を満たすか否かを予め判定できる。このため、認証システム1は、スマートデバイス4が照合エリア7に入域したときに速やかに認証の処理を行うことができる。これにより、認証の応答速度が向上する。また、認証エリア内の機器との認証装置5の通信量が低減される。このため、認証エリア内において同時に認証できる利用者3の数が増える。
また、実施の形態2に係る入退室管理システムは、スマートデバイス4と、認証装置5と、電気錠6と、を備える。スマートデバイス4は、利用者3に所持される。スマートデバイス4は、磁気センサー13を搭載する。スマートデバイス4は、無線通信により送信されるトリガー信号を受信するときに無線通信によって照合情報を送信する。スマートデバイス4は、磁気センサー13が予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって入域信号を送信する。認証装置5は、照合エリア7の内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する。照合エリア7は、利用者3が入域可能な空間領域である。照合エリア7は、基準点Pおよび基準点Pから内部の任意の点までを結ぶ線分を含む。認証装置5は、スマートデバイス4から入域信号を受信したときに照合情報に基づいて利用者3を認証する。認証装置5が利用者3を認証したときに、電気錠6は、扉2の施錠または解錠を行う。
入退室管理システムは、スマートデバイス4が照合エリア7に入域したときに速やかに認証の処理を行う。このため、電気錠6の不要な解錠がより確実に防がれる。また、同時に認証できる利用者3の数が増える。このため、利用者3の利便性がより高まる。
また、実施の形態2に係るエレベーター配車管理システムは、スマートデバイス4と、認証装置5と、エレベーター制御盤28と、を備える。スマートデバイス4は、利用者3に所持される。スマートデバイス4は、磁気センサー13を搭載する。スマートデバイス4は、無線通信により送信されるトリガー信号を受信するときに無線通信によって照合情報を送信する。スマートデバイス4は、磁気センサー13が予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって入域信号を送信する。認証装置5は、照合エリア7の内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する。照合エリア7は、利用者3が入域可能な空間領域である。照合エリア7は、基準点Pおよび基準点Pから内部の任意の点までを結ぶ線分を含む。認証装置5は、スマートデバイス4から入域信号を受信したときに照合情報に基づいて利用者3を認証する。認証装置5が利用者3を認証したときに、エレベーター制御盤28は、エレベーターの呼びを登録する。
エレベーター配車管理システムは、スマートデバイス4が照合エリア7に入域したときに速やかに認証の処理を行う。このため、不必要に長くかごを乗場に待機させることがより確実に防がれる。また、同時に認証できる利用者3の数が増える。このため、利用者3の利便性がより高まる。
また、実施の形態2に係る測位システムは、スマートデバイス4と、認証装置5と、校正装置29と、を備える。スマートデバイス4は、利用者3に所持される。スマートデバイス4は、磁気センサー13を搭載する。スマートデバイス4は、無線通信により送信されるトリガー信号を受信するときに無線通信によって照合情報を送信する。スマートデバイス4は、磁気センサー13が予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって入域信号を送信する。認証装置5は、照合エリア7の内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する。照合エリア7は、利用者3が入域可能な空間領域である。照合エリア7は、基準点Pおよび基準点Pから内部の任意の点までを結ぶ線分を含む。認証装置5は、スマートデバイス4から入域信号を受信したときに照合情報に基づいて利用者3を認証する。認証装置5が利用者3を認証したときに、校正装置29は、利用者3の位置情報を認証装置5が設けられる位置によって校正する。
入退室管理システムは、スマートデバイス4が照合エリア7に入域したときに速やかに認証の処理を行う。また、同時に認証できる利用者3の数が増える。このため、測位システムにおいて、利用者3の位置情報の精度がより高まる。
実施の形態3.
実施の形態3では、実施の形態1および実施の形態2で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態3で説明しない特徴については、実施の形態1または実施の形態2で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図8は、実施の形態3に係る認証システムのブロック図である。
認証装置5は、形成部17と、送信部18と、受信部19と、通信制御部20と、認証情報記憶部21と、認証情報処理部22と、認証部23と、を備える。形成部17は、変調部25と、を備える。この例において、形成部17は、例えば長波を放射する放射部を備えない。
変調部25は、送信アンテナ26から放射される電磁波の変調の処理を行う部分である。送信アンテナ26から放射される電磁波は、例えば極超短波である。変調部25は、例えば振幅変調によって電磁波の変調を行う。変調部25は、例えば送信アンテナ26から放射される電磁波の周波数変換を行う。
通信制御部20は、時間的に交互に、電磁波による通信および変調または変換された電磁波の放射による変動磁界の形成を送信アンテナ26にさせる。
形成部17は、送信アンテナ26が放射する電磁波を変調部25に変調または変換させることによって変動磁界を形成する。変調部25は、例えば振幅変調などによって放射部24が放射する電磁波を変調させる。あるいは、変調部25は、放射部24が放射する電磁波の周波数を変換させる。スマートデバイス4に搭載される磁気センサー13として複数の種類の磁気センサー13が想定される場合に、変調部25は、想定される磁気センサー13の上限周波数のうち、最も低い周波数より低い周波数に長波を変調または変換させる。変調部25は、例えば10Hz以下の周波数に長波を変調または変換させる。
以上に説明したように、実施の形態3に係る認証装置5は、送信部11を備える。送信部11は、スマートデバイス4に電磁波の放射によって無線通信の信号を送信する。送信部11が送信する信号は、例えばトリガー信号である。認証装置5の形成部17は、変調部25を備える。変調部25は、送信部11が放射する電磁波を磁気センサー13が検出可能な周波数に変調または変換する。形成部17は、変調部25によって変調または変換された電磁波の磁界成分によって照合エリア7の内部全体において強さが閾値以上の変動磁界を形成する。
これにより、認証装置5は、送信部18の他に電磁波を放射するハードウェアを必要としない。このため、認証装置5のハードウェア構成が簡易になる。
本発明に係る認証装置は、スマートデバイスから送信される照合情報に基づいて利用者を認証する認証システムに適用できる。本発明に係る認証システムは、スマートデバイスを所持する利用者の認証に利用できる。本発明に係る入退室管理システムは、制限区域が設けられる建築物に適用できる。本発明に係るエレベーター配車管理システムは、エレベーターを有する建築物に適用できる。本発明に係る測位システムは、スマートデバイスを所持する利用者の位置情報の取得に利用できる。本発明に係るスマートデバイスは、所持している利用者を認証する認証システムに適用できる。
1 認証システム、 2 扉、 3 利用者、 4 スマートデバイス、 5 認証装置、 6 電気錠、 7 照合エリア、 8 利用者情報サーバー、 9 利用者情報記憶部、 10 利用者情報処理部、 11 送信部、 12 受信部、 13 磁気センサー、 14 通信制御部、 15 送信アンテナ、 16 受信アンテナ、 17 形成部、 18 送信部、 19 受信部、 20 通信制御部、 21 認証情報記憶部、 22 認証情報処理部、 23 認証部、 24 放射部、 25 変調部、 26 送信アンテナ、 27 受信アンテナ、 28 エレベーター制御盤、 29 校正装置、 1a ハードウェア、 1b プロセッサ、 1c メモリ

Claims (19)

  1. 基準点および前記基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する形成部と、
    前記利用者に所持されるスマートデバイスが搭載する磁気センサーが前記閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに前記スマートデバイスから無線通信により送信される照合情報を受信する受信部と、
    前記受信部が前記照合情報を受信したときに前記照合情報に基づいて前記利用者を認証する認証部と、
    を備える認証装置。
  2. 基準点および前記基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが予め定められた閾値以上である変動磁界を形成する形成部と、
    前記利用者に所持されるスマートデバイスにトリガー信号を無線通信により送信する送信部と、
    前記スマートデバイスが前記トリガー信号を受信するときに前記スマートデバイスから無線通信により送信される照合情報を受信し、前記スマートデバイスが搭載する磁気センサーが前記閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに前記スマートデバイスから無線通信により送信される入域信号を受信する受信部と、
    前記受信部が前記入域信号を受信したときに前記照合情報に基づいて前記利用者を認証する認証部と、
    を備える認証装置。
  3. 前記形成部は、長波または長波より波長の長い電磁波を放射する放射部を備え、前記放射部が放射する電磁波の磁界成分によって前記照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上の変動磁界を形成する
    請求項1または請求項2に記載の認証装置。
  4. 前記形成部は、前記放射部が放射する電磁波を前記磁気センサーが検出可能な周波数に振幅変調により変調する変調部を備え、前記変調部によって変調された電磁波の磁界成分によって前記照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上の変動磁界を形成する
    請求項3に記載の認証装置。
  5. 前記形成部は、前記放射部が放射する電磁波を前記磁気センサーが検出可能な周波数に変換する変調部を備え、前記変調部によって変換された電磁波の磁界成分によって前記照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上の変動磁界を形成する
    請求項3に記載の認証装置。
  6. 前記スマートデバイスに電磁波の放射によって無線通信の信号を送信する送信部
    を備え、
    前記形成部は、前記送信部が放射する電磁波を前記磁気センサーが検出可能な周波数に変調または変換する変調部を備え、前記変調部によって変調または変換された電磁波の磁界成分によって前記照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上の変動磁界を形成する
    請求項1に記載の認証装置。
  7. 前記送信部は、前記トリガー信号を電磁波の放射によって送信し、
    前記形成部は、前記送信部が放射する電磁波を前記磁気センサーが検出可能な周波数に変調または変換する変調部を備え、前記変調部によって変調または変換された電磁波の磁界成分によって前記照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上の変動磁界を形成する
    請求項2に記載の認証装置。
  8. 前記形成部は、前記照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上の変動磁界を発生させる電磁石を備える
    請求項1または請求項2に記載の認証装置。
  9. 前記形成部は、前記照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上の変動磁界を発生させる回転磁石を備える
    請求項1または請求項2に記載の認証装置。
  10. 利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、前記磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって照合情報を送信するスマートデバイスと、
    基準点および前記基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ前記利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上である変動磁界を形成し、前記スマートデバイスから前記照合情報を受信したときに前記照合情報に基づいて前記利用者を認証する認証装置と、
    を備える認証システム。
  11. 利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、無線通信により送信されるトリガー信号を受信するときに無線通信によって照合情報を送信し、前記磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって入域信号を送信するスマートデバイスと、
    基準点および前記基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ前記利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上である変動磁界を形成し、前記スマートデバイスに前記トリガー信号を送信し、前記スマートデバイスから前記入域信号を受信したときに前記スマートデバイスから受信した前記照合情報に基づいて前記利用者を認証する認証装置と、
    を備える認証システム。
  12. 利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、前記磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって照合情報を送信するスマートデバイスと、
    基準点および前記基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ前記利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上である変動磁界を形成し、前記スマートデバイスから前記照合情報を受信したときに前記照合情報に基づいて前記利用者を認証する認証装置と、
    前記認証装置が前記利用者を認証したときに扉の施錠または解錠を行う電気錠と、
    を備える入退室管理システム。
  13. 利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、無線通信によってトリガー信号を受信するときに無線通信によって照合情報を送信し、前記磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって入域信号を送信するスマートデバイスと、
    基準点および前記基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ前記利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上である変動磁界を形成し、前記スマートデバイスに前記トリガー信号を送信し、前記スマートデバイスから前記入域信号を受信したときに前記スマートデバイスから受信した前記照合情報に基づいて前記利用者を認証する認証装置と、
    前記認証装置が前記利用者を認証したときに扉の施錠または解錠を行う電気錠と、
    を備える入退室管理システム。
  14. 利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、前記磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって照合情報を送信するスマートデバイスと、
    基準点および前記基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ前記利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上である変動磁界を形成し、前記スマートデバイスから前記照合情報を受信したときに前記照合情報に基づいて前記利用者を認証する認証装置と、
    前記認証装置が前記利用者を認証したときにエレベーターの呼びを登録するエレベーター制御盤と、
    を備えるエレベーター配車管理システム。
  15. 利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、無線通信によってトリガー信号を受信するときに無線通信によって照合情報を送信し、前記磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって入域信号を送信するスマートデバイスと、
    基準点および前記基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ前記利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上である変動磁界を形成し、前記スマートデバイスに前記トリガー信号を送信し、前記スマートデバイスから前記入域信号を受信したときに前記スマートデバイスから受信した前記照合情報に基づいて前記利用者を認証する認証装置と、
    前記認証装置が前記利用者を認証したときにエレベーターの呼びを登録するエレベーター制御盤と、
    を備えるエレベーター配車管理システム。
  16. 利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、前記磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって照合情報を送信するスマートデバイスと、
    基準点および前記基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ前記利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上である変動磁界を形成し、前記スマートデバイスから前記照合情報を受信したときに前記照合情報に基づいて前記利用者を認証する認証装置と、
    前記認証装置が前記利用者を認証したときに前記利用者の位置情報を前記認証装置が設けられる位置によって校正する校正装置と、
    を備える測位システム。
  17. 利用者に所持され、磁気センサーを搭載し、無線通信によってトリガー信号を受信するときに無線通信によって照合情報を送信し、前記磁気センサーが予め定められた閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに無線通信によって入域信号を送信するスマートデバイスと、
    基準点および前記基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ前記利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが前記閾値以上である変動磁界を形成し、前記スマートデバイスに前記トリガー信号を送信し、前記スマートデバイスから前記入域信号を受信したときに前記スマートデバイスから受信した前記照合情報に基づいて前記利用者を認証する認証装置と、
    前記認証装置が前記利用者を認証したときに前記利用者の位置情報を前記認証装置が設けられる位置によって校正する校正装置と、
    を備える測位システム。
  18. 基準点および前記基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが予め定められた閾値以上に形成された変動磁界を検出する磁気センサーと、
    前記磁気センサーが前記閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに、無線通信によって照合情報を受信したときに前記照合情報に基づいて前記利用者を認証する認証装置に、前記照合情報を無線通信によって送信する送信部と、
    を備えるスマートデバイス。
  19. 基準点および前記基準点から内部の任意の点までを結ぶ線分を含みかつ利用者が入域可能な空間領域である照合エリアの内部全体において強さが予め定められた閾値以上に形成された変動磁界を検出する磁気センサーと、
    無線通信によってトリガー信号を受信するときに、前記トリガー信号を送信した認証装置に対して、照合情報を無線通信によって送信し、前記磁気センサーが前記閾値以上の強さの変動磁界を検出するときに、無線通信によって入域信号を受信したときに前記照合情報に基づいて前記利用者を認証する認証装置に対して、前記入域信号を無線通信によって送信する送信部と、
    を備えるスマートデバイス。
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