JPWO2004051359A1 - Optical signal switching device, optical switch control device and control method - Google Patents
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Abstract
所定の入力ポートから入力された光信号を任意の方向に偏向しうる入力光偏向手段(2−1)と、該入力光偏向手段(2−1)からの光信号を任意の方向に偏向して所定の出力ポートへ結合する出力光偏向手段(2−2)とを有する光スイッチ(2)を制御する際、該出力ポートへの光信号の光結合効率をモニタ手段4でモニタし、制御手段(5,6,7)が、その光結合効率が最大となるように、該入力光偏向手段(2−1)の偏向状態と該出力光偏向手段(2−2)の偏向状態とを並行して制御する。これにより、光スイッチ(2)の最適制御量が温度ドリフトや経時ドリフトでずれた場合でも、最適制御量の探索時間を大幅に短縮して、光パスの高速切替を実現できる。An input light deflecting means (2-1) capable of deflecting an optical signal input from a predetermined input port in an arbitrary direction, and an optical signal from the input light deflecting means (2-1) is deflected in an arbitrary direction. When the optical switch (2) having the output light deflecting means (2-2) coupled to the predetermined output port is controlled, the optical coupling efficiency of the optical signal to the output port is monitored by the monitor means 4 and controlled. The means (5, 6, 7) determines the deflection state of the input light deflection means (2-1) and the deflection state of the output light deflection means (2-2) so that the optical coupling efficiency is maximized. Control in parallel. As a result, even when the optimal control amount of the optical switch (2) is shifted due to temperature drift or aging drift, the search time for the optimal control amount can be greatly shortened, and high-speed switching of the optical path can be realized.
Description
本発明は、高速・大容量の波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)システムにおける光クロスコネクト装置や光アド/ドロップ装置、波長ルータ装置等で用いられる光スイッチの制御装置及び制御方法に関する。 The present invention relates to a control device and a control method for an optical switch used in an optical cross-connect device, an optical add / drop device, a wavelength router device, and the like in a high-speed and large-capacity wavelength division multiplexing (WDM) system.
大容量光通信網を構築する有力な手段としてWDM方式があるが、近年のインターネットの爆発的な普及とともに、そのトラフィックが爆発的に増加している。基幹光ネットワークにおける光クロスコネクト(OXC:Optical Cross−Connect)システムは、光ファイバに障害が発生した場合、即時に予備の光ファイバや別ルートの光ファイバに自動的に迂回してシステムを高速に復旧させることができる他、波長単位での光パスの編集、波長変換可能な特徴を有する。
図5にOXCシステムの一例を模式的に示す。この図5に示すOXCシステムは、複数の光ノード(光信号交換装置)100がメッシュ状に接続されて構成されており、各光ノード100は、それぞれ、例えば、プリアンプ101,デマルチプレクサ(光分波器)102,光スイッチ103,マルチプレクサ(光合波器)104及びポストアンプ(EDFA:Erbium Doped Fiber Amplifier)105等をそなえて構成されている。
ここで、プリアンプ101は、入力光伝送路から入力されるWDM信号を所定のレベルにまで波長一括増幅するものであり、デマルチプレクサ102は、このプリアンプ101から出力されるWDM信号を波長(チャンネル)ごとの光信号に分離するものである。なお、これらのプリアンプ101及びデマルチプレクサ102は、それぞれ、光ノード100が収容する入力光伝送路ごとに設けられている。
また、光スイッチ103は、上記の各デマルチプレクサ102から出力される波長ごとの光信号を所定の入力ポートから受けて、任意の出力ポートへ出力することにより、入力光信号の波長単位のクロスコネクトを行なうものである。
さらにマルチプレクサ104は、この光スイッチ103から出力される、異なる波長の光信号を波長多重してWDM信号を出力するものであり、ポストアンプ105は、マルチプレクサ104からのWDM信号を次光ノードへの伝送にそなえて所定のレベルにまで波長一括増幅するものである。なお、これらのマルチプレクサ104及びポストアンプ105も、それぞれ、出力光伝送路ごとに設けられている。
このような構成により、光ノード100では、それぞれ、或る入力伝送路から受信されたWDM信号が対応するデマルチプレクサ102にて波長ごとの光信号(以下、チャンネル信号ともいう)に分離されたのち、光スイッチ103にて波長単位のクロスコネクトが行なわれる。したがって、光スイッチ103の任意の入力ポートに入力されたチャンネル信号を任意の出力ポート、つまり、任意の出力光伝送路へ出力させることができる。
OXCシステムとしては、他に、例えば図6に模式的に示すような、光アド/ドロップ(OADM:Optical Add/Drop Multiplexing)リングシステムが知られている。このリングシステムは、基幹ネットワークの下位に位置する県内・都市網でよく用いられ、1波長ごとの光信号を電気信号に変換することなく、そのまま任意に出し入れ(アド・ドロップ)することが可能である。
なお、この図6に示すリングシステムを構成する光ノード100は、図5により上述した光ノード100と同様の機能を用いて実現でき、この場合も、例えば、プリアンプ101,デマルチプレクサ(光分波器)102,光スイッチ103,マルチプレクサ(光合波器)104及びポストアンプ(EDFA)105等がそなえられる。
そして、この場合は、光スイッチ103での波長単位のクロスコネクトにより、SONET(Synchronous Optical NETwork)伝送装置200や下位(トリビュータリ側)に位置するルータ300からの光信号を、リングシステム上を伝送するWDM信号の空き波長にアドしたり、逆に、リングシステム上を伝送するWDM信号から任意の波長の光信号をSONET伝送装置200やルータ300にドロップしたりすることが可能になる。
したがって、或る地点でトラフィックが増加した場合に、波長の割り当てをダイナミックに変更することによって帯域を自動的に拡張して転送可能容量を増やすなど、ユーザの利用状況に合わせてネットワーク構成を自動的に変更することが可能である。
ただし、既存の光スイッチ103は、光信号を一旦電気信号に変換して信号の伝達先を切り替え、その後、再び光信号に変換するタイプのものが主流である。しかし、データ転送速度が10Gb/s(ギガビット毎秒)を超え、また、チャンネル数も増加してくると、光電気変換が前提ではデータ転送速度及び装置規模の縮小化に対応できないので、光信号の速度(ビットレート)に依存しないOXC/OADM装置を構成することが望まれている。
現在は、入力ポート数が32、出力ポート数が32(32×32チャンネル)の光スイッチモジュールが実現されており、このような光スイッチモジュールを多段接続して非閉塞(ノンブロッキング)のスイッチ網(光スイッチ103)を構築した例もある。
具体例として、光学的スイッチング素子として可動式のマイクロミラーを用いたものがある。即ち、静電力や電磁力によりマイクロミラーの向きを制御して、光信号の伝播する方向を切り替えるというものである。なお、上記マイクロミラーは、MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を用いて形成される。そして、光スイッチモジュールは、多数のマイクロミラーを2次元(X方向及びY方向)に配列して構成される。
このようなメカニカルなマイクロミラー光スイッチに対し、可動部のない非メカニカルな光スイッチも提案されている。例えば、電気光学効果を利用したスイッチング素子(光偏向素子)として、特開平9−5797号公報(以下、特許文献1という)等で開示されているものがある。図7Aは本特許文献1による光偏向素子を示す模式的平面図、図7Bは図7AにおけるA矢視図である。
これらの図7A及び図7Bに示すように、特許文献1の光偏向素子は、導電性又は半導電性の単結晶基板401の上に電気光学効果を有する光導波路402が形成され、更にその上に上部電極403が形成されている。
また、上部電極(プリズム電極)403は、入射光の光軸に対し直交する辺(以下、底辺という)403aと斜めに交差する辺(以下、斜辺という)403bとを有するくさび(テーパ)形状(直角三角形状)に形成されている。
このように構成された光偏向素子において、光は図7Aに示すように、上部電極12の底辺403a側から光導波路402に入射し、上部電極403の斜辺403b側から出射する。ここで、基板401を下部電極とし、上部電極403との間に電圧を印加すると、光導波路402のうち上部電極403の下方部分の屈折率が変化し、周囲との間に屈折率の差が生じる。このため、光導波路402を伝播する光は、屈折率が変化する部分で屈折して進行方向が変化する。即ち、上部電極403と基板401との間に印加する電圧を変化させることで、光の出射方向を制御することができる。
そして、例えば、特開2002−318398号公報(以下、特許文献2という)に記載されているように、上記プリズム電極403を入射側及び出射側にそれぞれ対向して配置して、電気光学効果光スイッチの小型化を図る提案もなされている。
図8はかかる特許文献2により提案されている光スイッチモジュール(以下、公知例2ともいう)の模式的平面図で、この図8に示す光スイッチモジュールは、入射側光導波路部501,コリメート部502,入射側光偏向素子部503,共通光導波路504,出射側光偏向素子部505,集光部506及び出射側光導波路部507をそなえて構成されている。なお、これらの入射側光導波路部501,コリメート部502,入射側光偏向素子部503,共通光導波路504,出射側光偏向素子部505,集光部506及び出射側光導波路部507は、基板上に一体的に形成されている。
ここで、入射側光導波路部501は、複数本の入力ポートとして機能する光導波路(コア)501aと、これらの光導波路501aを被覆して屈折率の差により光を光導波路501a内に閉じ込めるクラッド層501bとにより構成されている。出射側光導波路部507も、これと同様に、複数本の出力ポートとして機能する光導波路(コア)507aと、これらの光導波路507aを被覆して屈折率の差により光を光導波路507a内に閉じ込めて伝播するクラッド層507bとにより構成されている。
なお、入射側光導波路部501の光導波路(入力ポート)501aの数と、出射側光導波路部507の光導波路(出力ポート)507aの数は同じ(n)である。つまり、この場合は、n×nの光スイッチモジュールとなる。ただし、勿論、光導波路501aの数と光導波路507aの数とは異なっていてもよい。
コリメート部502は、入射側光導波路部501の各光導波路501aから入射される複数の光信号をそれぞれ個別にコリメートするもので、このために、n個のコリメートレンズ502aにより構成されている。各コリメートレンズ102aは、それぞれ光導波路501aの端部から若干離れた位置に配置されている。これにより、光導波路101aから出射された光は放射状に広がるが、コリメートレンズ102aによって平行光となる。
入射側光偏向素子部503は、このコリメート部502を通過した各光信号の伝播方向を、電気光学効果(ポッケルス効果)を利用してそれぞれ個別に切り替えるためのもので、n個の光偏向素子503aがそれぞれコリメートレンズ502aからその光軸方向に若干離れた位置に配置されている。各光偏向素子503aは、それぞれ、いずれも1つ又は複数のプリズムペアにより構成され、当該プリズムペアは、PLZT((Pb,La)(Zr,Ti)O3))などの電気光学効果を有する材料で形成された光導波路〔スラブ(slab)型導波路〕402上に、くさび形状(例えば、三角形状)に形成され、くさび先端方向が逆となるようにスラブ型導波路402の光信号領域上に配置された第1及び第2の前記上部電極403(403a,403b)及び第1及び第2の前記下部電極401(401a,401b)とにより構成されている。
共通光導波路504は、入射側光偏向素子部503を通過した光を出射側光偏向素子部505へ伝播する。この共通光導波路504には複数の光信号が同時に通るが、これらの光信号は共通光導波路504内を決められた方向に直進するので、他の光信号と干渉することなく伝達される。なお、図9に入射側の光偏向素子部503aと出射側の光偏向素子部505aとの間の光路(光パス)の一例を模式的に示す。
出射側光偏向素子部505は、共通光導波路504を通過した各光信号の伝播方向を、電気光学効果を利用してそれぞれ個別に切り替えるもので、入射側光偏向素子部503と同様に、n個の光偏向素子505aが設けられている。これらの光偏向素子505aは、それぞれ、光偏向素子503aと同様の構造を有し、共通光導波路504を通って光偏向素子505aに到達した光を、光導波路507aに平行な方向に偏向する。
集光部506は、n個の集光レンズ506aにより構成されており、これらの集光レンズ506aによって、光偏向素子505aを通過した光が集光されて光導波路507aに導かれるようになっている。
このような光スイッチモジュールによれば、各光偏向素子部503及び505において、第1の上部電極403aと第1の下部電極401aとの間で光の伝播方向を変更し、第2の上部電極403bと第2の下部電極403bとの間で光の伝播方向を更に変更するので、光の伝播方向を大きく変えることができるという利点がある。
また、第1及び第2の上部電極403a,403bをそれらのくさび先端が相互に逆方向となるように配置し、第1の上部電極403aに第1の下部電極401aを対向させ、第2の上部電極403bに第2の下部電極401bを対向させているので、電極の配置密度が高いという利点もある。なお、その他の本光スイッチモジュールの作用効果については、特許文献2に詳細に記載されているので省略する。
しかしながら、本特許文献2に示されるような構成の光スイッチモジュールにおいては、電気光学定数の温度依存性や経時的なドリフト、光結合系の温度依存性等の変動要因があるため、光スイッチモジュール組立後の調査で、最大光結合効率を得られる最適電圧(電極401,403に印加する電圧)を初期設定値として求めておいても、様々な変動要因により十分な光結合効率を得ることができないことがある。
例えば、上記特許文献2の光スイッチモジュールにおいて、入射側のコリメート部502が光入射方向と垂直方向に50μmずれた場合、光結合効率は5dB低下する。また、温度変動時には、コリメート部502と共通光導波路504との熱膨張係数の差異により上記光学系のずれが生じることが予想される。さらに、本特許文献2の光スイッチモジュールのように電気光学効果を有する材料により作製された光偏向素子503a,505aにおいては、印加電圧に対する偏向角の特性が経時的又は温度で変化する可能性がある。
以上のことから、特許文献2の光スイッチモジュールにおいては、光出力パワーをモニタし、光出力パワーが変動しないようにフィードバック制御を行なうことが必要になる。ここで、従来例を説明するため、くさび電極による光ビーム偏向角について考える。電気光学効果を有する厚さdのスラブ導波路の上下にくさび型電極を対向させ電圧Vを印加したとき、1次の電気光学効果(ポッケルス効果)による屈折率変化Δnは次式(1)で与えられる。
なお、上記の式(1)において、rは電界方向の電気光学定数(ポッケルス定数TEモード)、nは異常光に対する屈折率を表す。また、図10Aに示すように、くさび電極への入射角をθin、入力端での偏向角をα、出射角をθoutとしたとき、θin,θout,αにおいて、全て近軸光線近似が成り立つとすると、θinとθoutには以下の式(2)に示す関係が成り立つ。
また、プリズムペアの場合(図10B)は以下の式(3)で表される。
次に、図8に示した光学系に、ガウシアンビームモデルを適用し、入出力ファイバ間光結合効率を算出する。図11に示すように、光学参照面700を入出力の中間点とし、横方向をz軸、縦方向をx軸、紙面垂直方向をy軸と定義し、偏向角は近軸光線近似が成り立つ程度に小さいものとする。また、入出力は参照面700に対し対称であり、入力光と出力光のスポットサイズ及び参照面700からビームウェストまでの距離は等しいものとする。このとき、ガウシアンビームの光結合効率ηは次式(4),(5)で表される。
ここで、λは波長、wはビームウェスト幅、zは参照面700からビームウェストまでの距離をそれぞれ表す。また、Δxは参照面700における光軸交差位置ズレ、Δθは同じく光軸交差角度ズレをそれぞれ表す。
入射側プリズムペア503aに印加する電圧をVin、出射側プリズムペア506aに印加する電圧をVoutとすると、ある入力チャンネルmからある出力チャンネルnへの光パスが確立されるとき、理想的にはVin=Voutとなる。即ち、コリメート部502を出射し、入射側プリズムペア503aで偏向したビームは、出射側プリズムペア506aによりコリメート部502を出射したビームと平行な角度に偏向され、集光部506に入射する。これらVin,Voutの値をパス確立時の初期値(パス情報)とする。このパス情報は、メモリを参照することにより与えられる。
上述のように、温度変化や経時変化等の変動要因により、上記初期値が最適な光結合状態からずれることが考えられるが、光パワーが十分検出(モニタ)できる程度になる。この状態になると、Vin,Voutのフィードバック制御が行なえるようになる。光結合効率を最大にする制御(最適結合制御)においては、Vin又はVoutは、フィードバック制御により検出される光パワーが最大になるところに微量にその値が調整されることになる。
ここで、Vin,Voutの変化に対する光結合効率を計算すると、図12Aに示すような分布が得られる。図12Bは図12Aに示す光結合効率の分布の等高線マップを示す図である。なお、これらの図12A及び図12Bにおいて光結合効率は規格化しており、等高線マップはVin軸、Vout軸に対して、傾いた楕円の分布となる。
このような光結合効率の分布をもつ制御系に対し、従来の制御方式では、Vin,Voutを交互に微調整することでフィードバック制御を行なっていた。つまり、従来の制御方式は、上記等高線マップのVin軸、Vout軸に沿った制御である。この方式によれば、ピーク点探査方向の誤認識ゾーンが発生することになる。その例を図13に示す。
まず、図13中のX点からピーク点(P点)に到達するまでのプロセスを考える。Vin軸と平行にA−A′断面に沿ってフィードバック制御を開始して、単位ステップ(ΔVin)動作後の光出力パワー(光結合効率)と直前のパワーとを比較し、パワーが増加する方向にVinを変化させる。数ステップ後にパワーがピークX′を超えた時点でVin軸に平行な制御は一旦終了し、Vout軸に沿った制御に移行する。
同様に、Vout軸に平行な制御は、単位ステップΔVoutのステップで行なわれ、B−B′断面のピーク点Yで終了する。かかる動作を繰り返し、ピーク点Pを探索する。ピーク点PはVinの(+)軸,(−)軸及びVoutの(+)軸,(−)軸のどの方向に移動してもパワーが減少する点をピーク点と決定し、探索を完了する。
上述したフィードバック制御アルゴリズムを、図14を用いて説明すると、まず、入出力チャンネル情報をメモリから読み出して(ステップA1)、制御対象のプリズムペア503a,505aを選択し、選択したプリズムペア503a,505aに対する印加電圧(Vin,Vout)(初期値)を決定し(ステップA2)、決定した電圧をプリズムペア503a,505aに印加する(ステップA3)。
ここで、光出力パワーをモニタし受信レベルを検出(A/Dコンバータ出力値検出等)し(ステップA4)、光出力パワーが検出できない等の異常が無いかを判定し(ステップA5)、異常がある場合(ステップA5でNOの場合)は、上記ステップA1からの処理が再び実行される。つまり、以上の処理は、入出力チャンネル情報に基づいて制御対象のプリズムペア503a,505aに印加すべき初期電圧を決定するフィードフォワード制御を意味する。
一方、モニタした光出力パワーに異常がない場合(ステップA5でYESの場合)は、次のフィードバック制御に移行する。即ち、まず、入射側プリズムペア503aの印加電圧VinをΔVinだけ増加し(ステップA6)、そのときの受信レベル(A/D値)を検出する(ステップA7)。A/D値が増加すれば(ステップA8でYESの場合)、探査方向として正しい方向と判断し、さらにΔVinだけ増加する(ステップA9)。逆に、A/D値が減少すれば(ステップA8でNOの場合)、探査方向を誤ったと判断し、VinをΔVinだけ減少させる(ステップA12)。
その後、A/D値が減少するまで(ステップA11又はA14でNOと判定されるまで)Vinの増加を繰り返し(ステップA10又はA14、及び、ステップA11又はA14のYESルート)、A/D値が減少した時点でこのVin軸に沿った制御を停止し、Vout軸の制御(出射側プリズムペア505aの印加電圧制御)に移行する(ステップA15)。
Vout軸方向の制御も上述したVin軸方向の制御と同様に行ない(ステップA16〜A24)、再度、Vin軸方向の制御に移行する(ステップA25)。以上のループを所定回数(N回)繰り返す(ステップA26のNOルート)ことによりピーク点探査は完了する(ステップA26のYESルート)。
しかしながら、このような制御方法では、最短制御のコースは図13中の符号602で示す経路であるにもかかわらず、出発点Xが誤認識ゾーン600中にある場合には、探査開始方向が最短コース602と正反対になる(経路601参照)。したがって、ピーク点Pに収束するまでに大きく迂回することになり、フィードバック制御に非常に時間がかかり、光スイッチモジュールでの光パス切替が大幅に遅延してしまう。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、光信号交換装置で用いられる光スイッチの切替制御に要する時間を短縮化して光スイッチの切替制御を高速化することを目的とする。There is a WDM system as an influential means for constructing a large-capacity optical communication network, but the traffic has increased explosively with the recent explosive spread of the Internet. The optical cross-connect (OXC) system in the backbone optical network automatically bypasses the spare optical fiber or the optical fiber of another route immediately when a failure occurs in the optical fiber, thereby speeding up the system. In addition to being able to recover, it has the characteristics that it can edit the optical path and convert the wavelength in wavelength units.
FIG. 5 schematically shows an example of the OXC system. The OXC system shown in FIG. 5 includes a plurality of optical nodes (optical signal switching devices) 100 connected in a mesh shape. Each
Here, the
The
Further, the
With such a configuration, in the
As another OXC system, for example, an optical add / drop multiplexing (OADM) ring system as schematically shown in FIG. 6 is known. This ring system is often used in prefectural and urban networks, which are located below the backbone network, and can be arbitrarily added or dropped without converting optical signals for each wavelength into electrical signals. is there.
The
In this case, optical signals from the SONET (Synchronous Optical NETwork)
Therefore, when traffic increases at a certain point, the network configuration is automatically adapted to the user's usage status, such as automatically expanding the bandwidth by dynamically changing the wavelength allocation to increase the transferable capacity. It is possible to change to
However, the existing
At present, an optical switch module having 32 input ports and 32 output ports (32 × 32 channels) has been realized, and such an optical switch module is connected in multiple stages to form a non-blocking (non-blocking) switch network ( There is also an example in which an optical switch 103) is constructed.
As a specific example, there is one using a movable micromirror as an optical switching element. That is, the direction of the micromirror is controlled by electrostatic force or electromagnetic force to switch the propagation direction of the optical signal. The micromirror is formed using a MEMS (Micro Electro Mechanical System) technique. The optical switch module is configured by arranging a large number of micromirrors in two dimensions (X direction and Y direction).
In contrast to such a mechanical micromirror optical switch, a non-mechanical optical switch having no movable part has also been proposed. For example, as a switching element (light deflection element) using the electro-optic effect, there is one disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 9-5797 (hereinafter referred to as Patent Document 1) and the like. FIG. 7A is a schematic plan view showing an optical deflecting element according to
As shown in FIGS. 7A and 7B, in the optical deflecting element of
The upper electrode (prism electrode) 403 has a wedge-shaped (tapered) shape having a side (hereinafter referred to as the base) 403a orthogonal to the optical axis of the incident light and a side (hereinafter referred to as the hypotenuse) 403b that obliquely intersects. A right triangle).
In the light deflector configured as described above, light enters the
For example, as described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-318398 (hereinafter referred to as Patent Document 2), the
FIG. 8 is a schematic plan view of the optical switch module proposed by Patent Document 2 (hereinafter also referred to as well-known example 2). The optical switch module shown in FIG. 8 includes an incident-side
Here, the incident-side
The number of optical waveguides (input ports) 501a in the incident side
The
The incident-side light
The common optical waveguide 504 propagates the light that has passed through the incident side light
The exit side optical
The condensing
According to such an optical switch module, in each of the optical
Further, the first and second
However, in the optical switch module configured as shown in
For example, in the optical switch module of
From the above, in the optical switch module of
In the above formula (1), r represents an electro-optic constant (Pockels constant TE mode) in the electric field direction, and n represents a refractive index with respect to extraordinary light. Further, as shown in FIG. 10A, when the incident angle to the wedge electrode is θ in , the deflection angle at the input end is α, and the exit angle is θ out , all the paraxial rays are in θ in , θ out , α. Assuming that the approximation holds, θ in and θ out have the relationship shown in the following equation (2).
In the case of a prism pair (FIG. 10B), it is represented by the following formula (3).
Next, a Gaussian beam model is applied to the optical system shown in FIG. 8 to calculate the optical coupling efficiency between the input and output fibers. As shown in FIG. 11, the
Here, λ is the wavelength, w is the beam waist width, and z is the distance from the
Assuming that the voltage applied to the incident side prism pair 503a is Vin and the voltage applied to the output side prism pair 506a is Vout, when an optical path from a certain input channel m to a certain output channel n is established, ideally Vin. = Vout. That is, the beam emitted from the
As described above, it is conceivable that the initial value deviates from the optimum optical coupling state due to a variation factor such as a temperature change or a change with time, but the optical power can be sufficiently detected (monitored). In this state, feedback control of Vin and Vout can be performed. In the control that maximizes the optical coupling efficiency (optimal coupling control), the value of Vin or Vout is adjusted to a minute amount where the optical power detected by the feedback control is maximized.
Here, when the optical coupling efficiency with respect to changes in Vin and Vout is calculated, a distribution as shown in FIG. 12A is obtained. 12B is a diagram showing a contour map of the distribution of optical coupling efficiency shown in FIG. 12A. 12A and 12B, the optical coupling efficiency is standardized, and the contour map has a distribution of ellipses inclined with respect to the Vin axis and the Vout axis.
In contrast to the control system having such a distribution of optical coupling efficiency, the conventional control method performs feedback control by finely adjusting Vin and Vout alternately. That is, the conventional control method is control along the Vin axis and the Vout axis of the contour map. According to this method, an erroneous recognition zone in the peak point search direction is generated. An example is shown in FIG.
First, consider the process from the point X in FIG. 13 to the peak point (P point). Feedback control is started along the AA ′ section parallel to the Vin axis, and the optical output power (optical coupling efficiency) after the unit step (ΔVin) operation is compared with the immediately preceding power, and the power increases. Vin is changed. After several steps, when the power exceeds the peak X ′, the control parallel to the Vin axis is temporarily terminated and the control shifts to the control along the Vout axis.
Similarly, the control parallel to the Vout axis is performed at the unit step ΔVout and ends at the peak point Y of the BB ′ cross section. Such an operation is repeated to search for the peak point P. The peak point P is determined as a peak point where the power decreases regardless of the direction of the (+) axis, (−) axis of Vin, (+) axis, or (−) axis of Vout, and the search is completed. To do.
The feedback control algorithm described above will be described with reference to FIG. 14. First, input / output channel information is read from the memory (step A1), the prism pair 503a, 505a to be controlled is selected, and the selected prism pair 503a, 505a is selected. An applied voltage (Vin, Vout) (initial value) is determined (step A2), and the determined voltage is applied to the prism pairs 503a and 505a (step A3).
Here, the optical output power is monitored and the reception level is detected (A / D converter output value detection, etc.) (step A4), and it is determined whether there is any abnormality such as the optical output power not being detected (step A5). If there is any (NO in step A5), the processing from step A1 is executed again. That is, the above processing means feedforward control for determining an initial voltage to be applied to the prism pair 503a and 505a to be controlled based on the input / output channel information.
On the other hand, when there is no abnormality in the monitored optical output power (in the case of YES at step A5), the routine proceeds to the next feedback control. That is, first, the applied voltage Vin of the incident side prism pair 503a is increased by ΔVin (step A6), and the reception level (A / D value) at that time is detected (step A7). If the A / D value increases (YES in step A8), it is determined that the search direction is correct, and further increases by ΔVin (step A9). Conversely, if the A / D value decreases (NO in step A8), it is determined that the search direction is incorrect, and Vin is decreased by ΔVin (step A12).
After that, until the A / D value decreases (until NO is determined in step A11 or A14), Vin is repeatedly increased (step A10 or A14 and YES route in step A11 or A14), and the A / D value is When the voltage decreases, the control along the Vin axis is stopped, and the control shifts to the control of the Vout axis (control of the applied voltage of the emission-side prism pair 505a) (step A15).
The control in the Vout axis direction is also performed in the same manner as the above-described control in the Vin axis direction (steps A16 to A24), and the control shifts again to the control in the Vin axis direction (step A25). By repeating the above loop a predetermined number of times (N times) (NO route of step A26), the peak point search is completed (YES route of step A26).
However, in such a control method, although the course of the shortest control is the route indicated by
The present invention has been devised in view of such a problem, and an object of the present invention is to shorten the time required for switching control of an optical switch used in an optical signal switching apparatus and to speed up switching control of the optical switch.
上記の目的を達成するために、本発明の光信号交換装置は、所定の入力ポートから入力された光信号を任意の方向に偏向しうる入力光偏向手段と、該入力光偏向手段からの光信号を任意の方向に偏向して所定の出力ポートへ結合する出力光偏向手段とを有する光スイッチと、該出力ポートへの光信号の光結合効率をモニタするモニタ手段と、該モニタ手段によってモニタされる該光結合効率が最大となるように、該入力光偏向手段の偏向状態と該出力光偏向手段の偏向状態とを並行して制御する制御手段とをそなえたことを特徴としている。
また、本発明の光スイッチの制御装置は、所定の入力ポートから入力された光信号を任意の方向に偏向しうる入力光偏向手段と、該入力光偏向手段からの光信号を任意の方向に偏向して所定の出力ポートへ結合する出力光偏向手段とを有する光スイッチの制御装置であって、該出力ポートへの光信号の光結合効率をモニタするモニタ手段と、該モニタ手段によってモニタされる該光結合効率が最大となるように、該入力光偏向手段の偏向状態と該出力光偏向手段の偏向状態とを並行して制御する制御手段とをそなえたことを特徴としている。
さらに、本発明の光スイッチの制御方法は、所定の入力ポートから入力された光信号を任意の方向に偏向しうる入力光偏向手段と、該入力光偏向手段からの光信号を任意の方向に偏向して所定の出力ポートへ結合する出力光偏向手段とを有する光スイッチの制御方法であって、該出力ポートへの光信号の光結合効率をモニタし、モニタした光結合効率が最大となるように、該入力光偏向手段の偏向状態と該出力光偏向手段の偏向状態とを並行して制御することを特徴としている。In order to achieve the above object, an optical signal switching device according to the present invention includes an input light deflecting unit capable of deflecting an optical signal input from a predetermined input port in an arbitrary direction, and a light from the input light deflecting unit. An optical switch having an output optical deflecting unit that deflects a signal in an arbitrary direction and couples it to a predetermined output port, a monitor unit that monitors an optical coupling efficiency of the optical signal to the output port, and a monitor by the monitor unit And a control means for controlling the deflection state of the input light deflection means and the deflection state of the output light deflection means in parallel so as to maximize the optical coupling efficiency.
The control device for an optical switch according to the present invention includes an input light deflector that can deflect an optical signal input from a predetermined input port in an arbitrary direction, and an optical signal from the input optical deflector in an arbitrary direction. An optical switch control device having an output optical deflecting unit that deflects and couples to a predetermined output port, and monitors the optical coupling efficiency of an optical signal to the output port, and is monitored by the monitor unit And a control means for controlling the deflection state of the input light deflection means and the deflection state of the output light deflection means in parallel so that the optical coupling efficiency is maximized.
Furthermore, the optical switch control method of the present invention includes an input light deflecting unit capable of deflecting an optical signal input from a predetermined input port in an arbitrary direction, and an optical signal from the input optical deflecting unit in an arbitrary direction. A method of controlling an optical switch having an output optical deflecting means that deflects and couples to a predetermined output port, wherein the optical coupling efficiency of an optical signal to the output port is monitored, and the monitored optical coupling efficiency is maximized Thus, the deflection state of the input light deflection means and the deflection state of the output light deflection means are controlled in parallel.
図1は本発明の光ノード(光信号交換装置)の構成を示すブロック図である。
図2は本実施形態に係る光結合効率の等高線マップの一例を示す図である。
図3は本実施形態の光スイッチの制御方法を説明するためのフローチャートである。
図4は本実施形態の光スイッチの制御方法を説明すべく光結合効率の等高線マップを示す図である。
図5は従来のOXCシステムの一例を示すブロック図である。
図6は従来のOXCシステム(光アド/ドロップリングシステム)の一例を示すブロック図である。
図7Aは従来の光偏向素子を示す模式的平面図である。
図7Bは図7AのA矢視図である。
図8は従来の電気光学効果を利用した光スイッチモジュールの構成を示す平面図である。
図9は従来の光スイッチモジュールにおける光パスを示す図である。
図10A及び図10Bはいずれも従来の電気光学効果(ポッケルス効果)による光偏向素子の屈折率変化に伴う光パスの変化を説明するための図である。
図11はガウシアンビームモデルに基づく入出力ファイバ間光結合効率の算出を説明するための図である。
図12Aは図8に示す入出力プリズムペアの印加電圧変化に対する光結合効率の分布の一例を示す図である。
図12Bは図12Aに示す等高線マップを示す図である。
図13は従来の光スイッチの制御方法を説明すべく光結合効率の等高線マップを示す図である。
図14は従来の光スイッチの制御方法を説明するためのフローチャートである。FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an optical node (optical signal switching apparatus) according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an example of a contour map of optical coupling efficiency according to the present embodiment.
FIG. 3 is a flowchart for explaining the control method of the optical switch of the present embodiment.
FIG. 4 is a diagram showing a contour map of the optical coupling efficiency for explaining the control method of the optical switch of the present embodiment.
FIG. 5 is a block diagram showing an example of a conventional OXC system.
FIG. 6 is a block diagram showing an example of a conventional OXC system (optical add / drop ring system).
FIG. 7A is a schematic plan view showing a conventional optical deflection element.
FIG. 7B is a view on arrow A in FIG. 7A.
FIG. 8 is a plan view showing a configuration of a conventional optical switch module using the electro-optic effect.
FIG. 9 is a diagram showing an optical path in a conventional optical switch module.
FIG. 10A and FIG. 10B are diagrams for explaining the change in the optical path accompanying the change in the refractive index of the optical deflecting element due to the conventional electro-optic effect (Pockels effect).
FIG. 11 is a diagram for explaining the calculation of the optical coupling efficiency between the input and output fibers based on the Gaussian beam model.
12A is a diagram showing an example of the distribution of optical coupling efficiency with respect to the applied voltage change of the input / output prism pair shown in FIG.
12B is a diagram showing the contour map shown in FIG. 12A.
FIG. 13 is a diagram showing a contour map of the optical coupling efficiency for explaining a conventional method of controlling an optical switch.
FIG. 14 is a flowchart for explaining a conventional optical switch control method.
(A)一実施形態の説明
図1は本発明の光ノード(光信号交換装置)の構成を示すブロック図で、この図1に示す光ノード1も、図5又は図6により前述したOXCシステムに適用されるもので、ここでは、例えば、光スイッチ2,光分岐部3,光検出部4,制御部5,駆動部6及びメモリ7等をそなえて構成されている。
ここで、光スイッチ2は、例えば図8により前述したものと同様の電気光学効果を利用した光スイッチモジュールとして構成され、入力側の光偏向素子部(入力光偏向手段)2−1及び出力側の光偏向素子部(出力光偏向手段)2−2をそなえている。これらの光偏向素子部2−1,2−2は、それぞれ、図8により前述した光偏向素子部503,505と同様の構成を有しており、入力側の光偏向素子部2−1は、所定の入力ポート(光導波路)501aから入力された光信号を任意の方向に偏向し、出力側の光偏向素子部2−2は、入力側の光偏向素子部2−1からの光信号を任意の方向に偏向して所定の出力ポート(光導波路)507aへ結合できるようになっている。
このため、各光偏向素子部2−1,2−2には、例えば、入力波長数(光チャンネル数)nに対応する数の光偏向素子(図示省略)が設けられており、この場合も、当該光偏向素子の上部電極及び下部電極に印加する電圧(Vin,Vout)を可変することで、光偏向素子部503,505間の光パス切替を行なえるようになっている。
光分岐部3は、光スイッチ2(光偏向素子部2−2)から出射される各光信号(チャンネル信号)を個別に分岐して光出力パワーのモニタ光として光検出部4へ出力しうるもので、このために、例えば、チャンネルごとに光分岐カプラ31が設けられている。
光検出部(モニタ手段)4は、上記の各光分岐カプラ31から分岐されてくるモニタ光を受光して、その受光量に応じた電気信号に変換することにより、光スイッチ2の光出力パワー(出力ポート507aへの光結合効率)をチャンネルごとに検出(モニタ)しうるものである。なお、この場合も、前記光出力パワー(受信レベル)は、例えば、上記電気信号をA/D変換したA/D値として得られる。
駆動部6は、制御部5からの指示に従って光偏向部2−1,2−2に電圧Vin,Voutを印加してそれぞれの偏向状態を個別に制御しうるものであり、メモリ7は、制御部5によるフィードバック制御に必要な情報を保持するもので、例えばRAM等が用いられる。
制御部5は、上記光検出部4で得られるチャンネルごとの受信レベルに基づいて、当該チャンネルの受信レベルが最大となる(つまり、図8に示す出力ポート507aへの光信号の結合効率が最大となる)よう、駆動部6に各光偏向部2−1,2−2に対する印加電圧Vin,Voutの指示を与えて、光偏向部2−1,2−2の偏向状態をフィードバック制御するものである。この制御部5は、例えば、CPU等を用いて実現される。
ただし、上記のVin,Voutの初期値の設定は、この場合も、例えば、外部入力される初期情報(入出力チャンネル情報や初期電圧情報),スイッチ情報(光パス切替情報)等に基づいて、フィードフォワード制御により、制御対象のチャンネルを選択して上記初期電圧情報に基づいて印加電圧Vin,Voutが決定される。
そして、上記フィードバック制御時においては、本制御部5は、従来のように入力側の光偏向部2−1に対する印加電圧Vinの制御と出力側の光偏向部2−2に対する印加電圧Voutの制御とを時間的にシーケンシャルに実行するのではなく、並行して行なう、より具体的には、Vin及びVoutの制御を同時に行なうようになっている。
即ち、本実施形態においては、図12Bや図13に示した光結合効率の分布を示す電圧Vin−Voutの等高線マップ(以下、電圧マップ又は光結合効率分布マップともいう)上での傾斜した楕円(同じ光結合効率となる上記の各光偏向部2−1,2−2に対する各偏向制御量の関係が楕円形状となっていること)に着目し、この楕円の長径と短径に平行な方向に制御軸を変換する。具体的には、例えば図2に示すように、実際の制御において各光偏向部2−1,2−2に印加するフィードバック制御電圧Vin,Voutは、Δθ,Δxの単位ステップ量をそれぞれΔθunit,Δxunitと定めると、次式(6),(7)で表される。
Δθ軸方向制御時の印加電圧
Δx軸方向制御時の印加電圧
なお、ここでは、α,βをそれぞれ与えているが、実際にはΔθ軸とΔx軸は直交しているため、α=βとして構わない。以下、α=βとして説明を行なう。また、Δθunit,Δxunitには次式(8)の関係を適用する。なお、下記の式(8)においてAは楕円の長径、Bは楕円の短径を表す。
つまり、本実施形態の制御部5は、上記の電圧Vin−Voutの等高線マップ情報(制御マップ情報)により表される各光偏向部2−1,2−2に対する各偏向制御軸を、上記式(8)で表される演算により、当該偏向制御軸と異なる、楕円の長径と短径に平行な方向の制御軸(Δx軸,Δθ軸)にそれぞれ変換する制御軸変換部51としての機能をそなえているのである。
これにより、各光偏向部2−1,2−2に対する電圧制御は、従来のようにVin軸,Vout軸に沿った方向ではなく、図2に示す楕円の長径軸(Δθ軸),短径軸(Δx軸)に沿った方向に行なわれることになる。かかる制御により、図13により前述した光結合効率のピーク点Pの探査方向誤認識ゾーン600を無くして、ピーク点Pへの収束時間を従来よりも大幅に短縮することが可能である。
なお、上記の等高線マップ情報は、事前に理論値あるいは実測値によりチャンネル(光偏向部2−1,2−2間の光パス)毎に求められてそれぞれテーブル形式のデータ等としてメモリ7に格納される。また、上記演算式(8)に必要なデータ(α,β,A,B等)も事前にメモリ7に格納される。ただし、メモリ7には、これらの情報は格納せずに、事前に上記演算式(8)により求められる値をテーブル形式のデータとして格納しておくことも可能である。
つまり、上述した制御部5,駆動部6及びメモリ7から成る部分は、光検出部4によってモニタされる光結合効率が最大となるように、各光偏向部2−1,2−2の偏向状態を並行して制御する制御手段(光スイッチ2の制御装置)としての機能を果たすのである。
以下、上述のごとく構成された本実施形態の制御部5による光スイッチ2の制御方法について、図3に示すフローチャート(ステップS1〜S24)及び図4に示す電圧マップを参照しながら詳述する。
まず、制御部5は、メモリ7にアクセスして、入出力チャネル情報を参照し(ステップS1)、制御対象チャネルを選択し、選択した制御対象チャネルに対するVin,Voutの初期値を決定し(ステップS2)、駆動部6に指示を与えて決定した電圧を各光偏向部2−1,2−2の制御対象チャネルに対応するプリズムペア503a,505aに印加する(ステップS3)。
ここで、光出力パワーをモニタし受信レベルを検出(例えば、光検出部4内のA/Dコンバータ出力値を検出)し(ステップS4)、光出力パワーが検出できない等の異常がないかを判定し(ステップS5)、異常がある場合(ステップS5でNOの場合)は、上記ステップS1からの処理が再び実行される。
一方、モニタした光出力パワーに異常がない場合(ステップS5でYESの場合)は、次のフィードバック制御に移行する(この際、図4中に示すように探査開始点は点Xに位置しているものとする)。即ち、まず、プリズムペア503a,505aの印加電圧Vin,VoutをΔxunitに相当する分だけ増加し(ステップS6)、そのときの受信レベル(A/D値)を検出する(ステップS7)。このとき、制御部5は、前記の式(3)の通り、ΔVinとΔVoutとを同時に出力することになる。
その結果、受信レベルのA/D値が増加すれば(ステップS8でYESの場合)、探査方向として正しい方向(図4中の点X→点X′の方向)と判断し、さらにΔxunitだけ増加する(ステップS9)。逆に、A/D値が減少すれば(ステップS8でNOの場合)、探査方向を誤ったと判断し、ΔxをΔxunit〔あるいは、Δxunitよりも大きい分(例えば、2Δxunit)〕だけ減少させる(ステップS12)。
その後、A/D値が減少するまで(ステップS11又はS14でNOと判定されるまで)Δxunitの増加を繰り返し(ステップS10又はS13、及び、ステップS11又はS14のYESルート)、A/D値が減少した時点(図4に示すA−A′断面のピーク点X′に到達した時点)でこのΔx軸に沿った制御を停止し、Δθ軸の制御に移行する(ステップS15)。
即ち、まず、ΔθをΔθunitだけ増加させ(ステップS16)、受信レベルを検出する(ステップS17)。この場合も、制御部5は、前記の式(3)の通り、ΔVinとΔVoutとを同時に出力することになる。その結果、受信レベルのA/D値が増加すれば(ステップS18でYESであれば)、制御部5は、探査方向として正しい方向と判断し、さらに、Δθunitだけ増加させる(ステップS19)。
反対に、受信レベルのA/D値が減少すれば(ステップS18でNOであれば)、制御部5は、探査方向を誤ったと判断し、ΔθをΔθunit〔あるいは、Δθunitよりも大きい分(例えば、2Δθunit)〕だけ滅少させる(ステップS22)。
その後、制御部5は、受信レベルのA/D値が減少するまで(ステップS21又はS24でNOと判定されるまで)、上記のステップS19〜S24を繰り返し、A/D値が減少した時点で、この制御軸(Δθ)についての制御をストップし、ピーク点Pの探索が完了する(ステップS21又はS24のNOルート)。
以上のように、本実施形態によれば、光信号交換装置1の光スイッチ2を制御して光偏向部2−1,2−2間の光パスを切り替えるに当たって、前記等高線マップの楕円の長径と短径に平行な軸(Δx軸,Δθ軸)に制御軸(ΔVin,ΔVout)を変換し、得られた制御軸(Δx軸,Δθ軸)に沿って光偏向部2−1,2−2への印加電圧をフィードバック制御することにより、各光偏向部2−1,2−2の偏向状態を並行して(同時に)フィードバック制御するので、光スイッチ2の最適制御電圧値が温度ドリフトや経時ドリフト等でずれた場合でも、光結合効率のピーク点探索時間を大幅に短縮して、高速な光パス切替を実現できる。
(B)第1変形例の説明
図2に示す光結合効率分布マップの楕円の傾きαは、ビームウェストがちょうど光学参照面700(図11参照)と一致したときに45度となる。即ち、Δθ軸とΔx軸はVin軸,Vout軸に対し45度傾く。これは、前記の式(4)において、制御量ΔVinとΔVoutの大きさが同じになることを意味する。したがって、次式(9),(10)に示すように、Δθ軸方向制御時の印加電圧は、
と表すことができ、Δx方向制御時の印加電圧は、
と表すことができる。
つまり、この場合、制御部5は、入力側の光偏向部2−1の偏向状態と出力側の光偏向部2−2の偏向状態とを同じ制御量比率(1:1)で並行制御するのである。したがって、Δx軸,Δθ軸の単位制御量(単位ステップ幅)Δxunit,Δθunitを共通化することができ、制御が簡易になるとともに、メモリ7に必要な容量を削減することも可能である。
(C)第2変形例の説明
上述した例では、フィードバック制御の制御量、即ち、ステップ幅Δxunit,Δθunitを一定としているが、可変するようにしてもよい。例えば、探索位置がピーク点Pから遠いときにはフィードバック制御のステップ幅を粗くし、ピーク点Pに近づくほどステップ幅を細かくするように重み付けすることで、より高速にフィードバック制御を収束させることができる。
ここで、ピーク点からの遠近を判断する情報としては、例えば、A/D値の絶対値情報やステップごとのA/D値の変化量情報を用いることができる。即ち、ピーク点PでのA/D値が予想されるときは、光検出部4で検出されるA/D値の絶対値情報で場合分けして、それに応じてステップ幅の重み付けを行なう。一方、光結合効率のプロファイル形状が予想されているときは、光検出部4で検出されるA/D値の変化量(変化前後の差分値)情報で場合分けして、それに応じてステップ幅の重み付けを行なう。
(D)第3変形例の説明
制御部5では、上述した光結合効率の等高線マップを基に楕円近似演算を行ない、近似した楕円より、前記の楕円の長径A,短径B,傾きα,βを求めることができる。これらの値を各光パスについて求め、メモリ7内に収め、光パス切替時にその情報を参照して使用することができる。
ここで、上記楕円近似演算には、例えば、最小自乗法楕円近似演算を適用することができる。一般に、楕円は以下の式(11)で表され、最小自乗法楕円近似法では、最低5点の座標データで近似できる。
ここで、
と表され、この2乗和の偏微分が0となるときが誤差最小であるので、
から、各係数を求めることができる。このようにして、制御部5は、求めた楕円の係数から楕円の長径A,短径Bおよび傾きα,βを求めることができる。つまり、この場合、制御部5は、光結合効率の電圧マップに楕円近似を実施し、楕円の回転角を求め、この結果に基づき、回転角と制御ステップ幅の演算を行なう機能を有しているのである。なお、かかる演算も、光パスごとに行なわれる。
(E)その他
本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、本発明を、電気光学効果を利用した光スイッチに適用した場合について説明したが、例えば、MEMSによるマイクロミラーを用いたメカニカルな光スイッチに適用しても、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、上述した実施形態では、各光偏向部2−1,2−2に対する印加電圧ΔVinとΔVoutとを同時に印加しているが、厳密な時間的同時性は必要ない。少なくとも、ΔVinとΔVoutの両方を調整した上で光検出部4にて得られるA/D値に基づいてフィードバック制御が行なわれればよい。(A) Description of Embodiment FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of an optical node (optical signal switching apparatus) of the present invention. The
Here, the
For this reason, each of the optical deflection element units 2-1 and 2-2 is provided with a number of optical deflection elements (not shown) corresponding to the number of input wavelengths (number of optical channels) n. By changing the voltages (Vin, Vout) applied to the upper electrode and the lower electrode of the optical deflection element, the optical path switching between the optical
The optical branching
The light detection unit (monitoring unit) 4 receives the monitor light branched from each of the optical branching
The
Based on the reception level for each channel obtained by the
However, the initial values of Vin and Vout are set based on, for example, externally input initial information (input / output channel information and initial voltage information), switch information (optical path switching information), and the like. By the feedforward control, the channel to be controlled is selected, and the applied voltages Vin and Vout are determined based on the initial voltage information.
At the time of the feedback control, the
That is, in the present embodiment, an inclined ellipse on the voltage Vin-Vout contour map (hereinafter also referred to as a voltage map or an optical coupling efficiency distribution map) showing the optical coupling efficiency distribution shown in FIG. 12B or FIG. Focusing on the fact that the relationship between the deflection control amounts with respect to the light deflecting units 2-1 and 2-2 having the same optical coupling efficiency is an elliptical shape, the major axis and the minor axis of the ellipse are parallel to each other. Convert control axis to direction. Specifically, for example, as shown in FIG. 2, feedback control voltages Vin and Vout applied to the optical deflecting units 2-1 and 2-2 in actual control are unit steps of Δθ and Δx, respectively, Δθunit, When Δxunit is defined, it is expressed by the following equations (6) and (7).
Applied voltage during Δθ axis direction control
Applied voltage during Δx axis direction control
Here, α and β are given, respectively. However, since the Δθ axis and the Δx axis are orthogonal to each other, α may be set to β. Hereinafter, description will be made assuming that α = β. Further, the relationship of the following equation (8) is applied to Δθunit and Δxunit. In the following formula (8), A represents the major axis of the ellipse, and B represents the minor axis of the ellipse.
That is, the
Thereby, the voltage control for each of the light deflecting units 2-1 and 2-2 is not performed in the direction along the Vin axis and the Vout axis as in the conventional case, but the major axis (Δθ axis) and minor axis of the ellipse shown in FIG. It is performed in a direction along the axis (Δx axis). Such control eliminates the exploration
The contour map information described above is obtained in advance for each channel (light path between the light deflecting units 2-1 and 2-2) based on theoretical values or actually measured values, and is stored in the
That is, the above-described portion including the
Hereinafter, the control method of the
First, the
Here, the optical output power is monitored and the reception level is detected (for example, the output value of the A / D converter in the
On the other hand, if there is no abnormality in the monitored optical output power (YES in step S5), the process proceeds to the next feedback control (in this case, the search start point is located at point X as shown in FIG. 4). ) That is, first, the applied voltages Vin and Vout of the prism pairs 503a and 505a are increased by an amount corresponding to Δxunit (step S6), and the reception level (A / D value) at that time is detected (step S7). At this time, the
As a result, if the A / D value of the reception level increases (in the case of YES at step S8), the search direction is determined to be the correct direction (point X → point X ′ direction in FIG. 4), and further increases by Δxunit. (Step S9). On the contrary, if the A / D value decreases (NO in step S8), it is determined that the search direction is incorrect, and Δx is decreased by Δxunit [or larger than Δxunit (for example, 2Δxunit)] (step). S12).
Thereafter, until the A / D value decreases (until NO is determined in step S11 or S14), Δxunit is repeatedly increased (step S10 or S13 and YES route in step S11 or S14), and the A / D value is At the time of decrease (when the peak point X ′ of the AA ′ cross section shown in FIG. 4 is reached), the control along the Δx axis is stopped, and the control shifts to the Δθ axis (step S15).
That is, first, Δθ is increased by Δθunit (step S16), and the reception level is detected (step S17). Also in this case, the
On the other hand, if the A / D value of the reception level decreases (NO in step S18), the
Thereafter, the
As described above, according to the present embodiment, when the
(B) Description of First Modification The ellipse inclination α of the optical coupling efficiency distribution map shown in FIG. 2 is 45 degrees when the beam waist exactly coincides with the optical reference plane 700 (see FIG. 11). That is, the Δθ axis and the Δx axis are inclined 45 degrees with respect to the Vin axis and the Vout axis. This means that the magnitudes of the control amounts ΔVin and ΔVout in the equation (4) are the same. Therefore, as shown in the following equations (9) and (10), the applied voltage at the time of Δθ axis direction control is
The applied voltage at the time of Δx direction control is
It can be expressed as.
That is, in this case, the
(C) Description of Second Modification In the above-described example, the feedback control amount, that is, the step widths Δxunit and Δθunit are constant, but may be variable. For example, when the search position is far from the peak point P, the feedback control can be converged at a higher speed by making the step width of the feedback control coarser and weighting the step width to be finer as the peak point P is approached.
Here, as information for determining the distance from the peak point, for example, absolute value information of the A / D value and change amount information of the A / D value for each step can be used. That is, when the A / D value at the peak point P is predicted, the absolute value information of the A / D value detected by the
(D) Description of Third Modification The
Here, for example, a least squares elliptic approximation calculation can be applied to the elliptic approximation calculation. In general, an ellipse is expressed by the following equation (11), and can be approximated by coordinate data of at least five points in the least square method ellipse approximation method.
here,
When the partial derivative of the sum of squares is 0, the error is minimum,
Thus, each coefficient can be obtained. In this way, the
(E) Others The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
For example, in the above-described embodiment, the case where the present invention is applied to an optical switch using the electro-optic effect has been described. However, for example, the present invention may be applied to a mechanical optical switch using a micromirror by MEMS. The same effect as the embodiment can be obtained.
In the above-described embodiment, the applied voltages ΔVin and ΔVout for the light deflecting units 2-1 and 2-2 are simultaneously applied, but strict temporal synchrony is not necessary. It is only necessary to perform feedback control based on the A / D value obtained by the
以上のように、本発明によれば、光信号交換装置に用いられる光スイッチの入力側及び出力側の各光偏向部による光信号の偏向が並列に行なわれるようにフィードバック制御することで、光スイッチの最適制御量が温度ドリフトや経時ドリフトでずれた場合でも、最適制御量の探索時間を大幅に短縮して、光パスの高速切替を実現できる。したがって、WDMシステム等の光通信システムの信頼性等の性能向上に大きく寄与し、その有用性は極めて高いものと考えられる。 As described above, according to the present invention, the feedback control is performed so that the optical signals are deflected in parallel by the optical deflecting units on the input side and the output side of the optical switch used in the optical signal switching device. Even when the optimal control amount of the switch deviates due to temperature drift or drift over time, the search time for the optimal control amount can be greatly shortened and high-speed switching of the optical path can be realized. Therefore, it greatly contributes to the performance improvement such as the reliability of an optical communication system such as a WDM system, and its usefulness is considered to be extremely high.
Claims (8)
該出力ポートへの光信号の光結合効率をモニタするモニタ手段(4)と、
該モニタ手段(4)によってモニタされる該光結合効率が最大となるように、該入力光偏向手段(2−1)の偏向状態と該出力光偏向手段(2−2)の偏向状態とを並行して制御する制御手段(5,6,7)とをそなえたことを特徴とする、光信号交換装置。An input light deflecting means (2-1) capable of deflecting an optical signal input from a predetermined input port in an arbitrary direction, and an optical signal from the input light deflecting means (2-1) is deflected in an arbitrary direction. An optical switch (2) having output light deflecting means (2-2) coupled to a predetermined output port;
Monitoring means (4) for monitoring the optical coupling efficiency of the optical signal to the output port;
The deflection state of the input light deflection means (2-1) and the deflection state of the output light deflection means (2-2) are set so that the optical coupling efficiency monitored by the monitoring means (4) is maximized. An optical signal switching apparatus comprising control means (5, 6, 7) for controlling in parallel.
該光結合効率と上記の各光偏向手段に対する各偏向制御量との関係を表す制御マップ情報を記憶するメモリ(7)と、
該制御マップ情報により表される上記の各光偏向手段に対する各偏向制御軸を当該偏向制御軸と異なる制御軸にそれぞれ変換する制御軸変換部(51)と、
該制御軸変換部(51)により得られた制御軸に沿って該光結合効率が最大となるよう上記の各光偏向手段(2−1,2−2)を並行制御する制御部(5)とをそなえて構成されたことを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の光信号交換装置。The control means
A memory (7) for storing control map information representing the relationship between the optical coupling efficiency and each deflection control amount for each light deflection means;
A control axis converter (51) for converting each deflection control axis for each of the light deflection means represented by the control map information into a control axis different from the deflection control axis;
A control unit (5) for controlling in parallel each of the light deflecting means (2-1, 2-2) so that the optical coupling efficiency is maximized along the control axis obtained by the control axis conversion unit (51). The optical signal switching device according to claim 1, wherein the optical signal switching device is configured as follows.
該制御マップ情報により表される、同じ光結合効率となる上記の各光偏向手段に対する各偏向制御量の関係が楕円形状である場合に、上記の各偏向制御軸を該楕円形状の長径軸及び短径軸に変換するように構成されたことを特徴とする、請求の範囲第2項に記載の光信号交換装置。The control axis converter (51)
When the relationship of each deflection control amount with respect to each light deflection means having the same optical coupling efficiency represented by the control map information is an elliptical shape, the deflection control axes are the major axis of the elliptical shape and The optical signal switching device according to claim 2, wherein the optical signal switching device is configured to convert into a minor axis.
該長径軸及び該短径軸に関する情報を該制御マップ情報について楕円近似演算を施すことにより求めるように構成されたことを特徴とする、請求の範囲第3項に記載の光信号交換装置。The control axis converter (51)
4. The optical signal switching apparatus according to claim 3, wherein information relating to the major axis and the minor axis is obtained by performing an ellipse approximation operation on the control map information.
該入力光偏向手段(2−1)の偏向状態と該出力光偏向手段(2−2)の偏向状態とを同じ制御量比率で並行制御するように構成されたことを特徴とする、請求の範囲第1〜4項のいずれか1項に記載の光信号交換装置。The control means (5, 6, 7)
The configuration is such that the deflection state of the input light deflection means (2-1) and the deflection state of the output light deflection means (2-2) are controlled in parallel at the same control amount ratio. 5. The optical signal switching apparatus according to any one of ranges 1 to 4.
該モニタ手段(4)によってモニタされる該光結合効率の絶対値情報又は変化量情報に応じて、上記の各光偏向手段(2−1,2−2)に対する制御量を可変するように構成されたことを特徴とする、請求の範囲第1〜5項のいずれか1項に記載の光信号交換装置。The control means (5, 6, 7)
The control amount for each of the light deflecting means (2-1, 2-2) is variable in accordance with the absolute value information or change amount information of the optical coupling efficiency monitored by the monitoring means (4). The optical signal switching device according to any one of claims 1 to 5, wherein the optical signal switching device is a device.
該出力ポートへの光信号の光結合効率をモニタするモニタ手段(4)と、
該モニタ手段(4)によってモニタされる該光結合効率が最大となるように、該入力光偏向手段(2−1)の偏向状態と該出力光偏向手段(2−2)の偏向状態とを並行して制御する制御手段(5,6,7)とをそなえたことを特徴とする、光スイッチの制御装置。An input light deflecting means (2-1) capable of deflecting an optical signal input from a predetermined input port in an arbitrary direction, and an optical signal from the input light deflecting means (2-1) is deflected in an arbitrary direction. A control device for the optical switch (2) having output light deflecting means (2-2) coupled to a predetermined output port,
Monitoring means (4) for monitoring the optical coupling efficiency of the optical signal to the output port;
The deflection state of the input light deflection means (2-1) and the deflection state of the output light deflection means (2-2) are set so that the optical coupling efficiency monitored by the monitoring means (4) is maximized. A control device for an optical switch, characterized by comprising control means (5, 6, 7) for controlling in parallel.
該出力ポートへの光信号の光結合効率をモニタし、
モニタした光結合効率が最大となるように、該入力光偏向手段(2−1)の偏向状態と該出力光偏向手段(2−2)の偏向状態とを並行して制御することを特徴とする、光スイッチの制御方法。An input light deflecting means (2-1) capable of deflecting an optical signal input from a predetermined input port in an arbitrary direction, and an optical signal from the input light deflecting means (2-1) is deflected in an arbitrary direction. A control method of the optical switch (2) having output light deflecting means (2-2) coupled to a predetermined output port,
Monitoring the optical coupling efficiency of the optical signal to the output port;
The deflecting state of the input light deflecting means (2-1) and the deflecting state of the output light deflecting means (2-2) are controlled in parallel so that the monitored optical coupling efficiency is maximized. To control the optical switch.
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