JPS6335323A - 積層樹脂成形品の製造方法 - Google Patents
積層樹脂成形品の製造方法Info
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
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- B29C45/0441—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves involving a rotational movement
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-
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、数種の溶融樹脂を積層させて順次にインジェ
クション成形することにより積層樹脂成形品を製造する
ところの方法に関するものである。
クション成形することにより積層樹脂成形品を製造する
ところの方法に関するものである。
従来の技術
一般に、数種の溶融樹脂を積層してインジェクション成
形する樹脂成形品として、例えば車輌用の装飾品を例示
すると第3図で示す如きフィニッシャ−Fがある。
形する樹脂成形品として、例えば車輌用の装飾品を例示
すると第3図で示す如きフィニッシャ−Fがある。
そのフィニッシャ−Fは第4図にも示すように被取付体
Pに対する止着部材としてナツトNで締付けるスタット
ボルト■を植立固定するボス部B等を内面側に一体成形
するものであり、この外表面側からボス部Bを透視不能
にするべくボス部Bを一体成形する母型体10を不透明
な合成樹脂で形成し、更に外表面に透明乃至半透明な合
成樹脂で表装体20を積層成形するようになっている。
Pに対する止着部材としてナツトNで締付けるスタット
ボルト■を植立固定するボス部B等を内面側に一体成形
するものであり、この外表面側からボス部Bを透視不能
にするべくボス部Bを一体成形する母型体10を不透明
な合成樹脂で形成し、更に外表面に透明乃至半透明な合
成樹脂で表装体20を積層成形するようになっている。
その成形機としては第5図で示す如き回転式二色成形の
インジェクション金型が適用されており、この成形機は
中央の回転するコア型11と周囲に配置するキャビティ
空間の異なる二種のキャビティ型12.21を備えてコ
ア型11とキャビティ型12とで母型体10を射出成形
した後に1800回転するコア型11と第二のキャビテ
ィ型21との間で表装体20を積層成形するものである
。
インジェクション金型が適用されており、この成形機は
中央の回転するコア型11と周囲に配置するキャビティ
空間の異なる二種のキャビティ型12.21を備えてコ
ア型11とキャビティ型12とで母型体10を射出成形
した後に1800回転するコア型11と第二のキャビテ
ィ型21との間で表装体20を積層成形するものである
。
発明が解決しようとする問題点
この積層樹脂成形品を製造する場合に、母型体10を成
形する合成樹脂と表装体20を成形する合成樹脂に溶融
温度が同一または極めて近似したものを用いると、表装
体20を形成する樹脂を射出する際に母型体10を成形
した樹脂を溶かして互いが混合することにより美感を損
ねてしまう問題点がある。
形する合成樹脂と表装体20を成形する合成樹脂に溶融
温度が同一または極めて近似したものを用いると、表装
体20を形成する樹脂を射出する際に母型体10を成形
した樹脂を溶かして互いが混合することにより美感を損
ねてしまう問題点がある。
問題点を解決するための手段
本発明に係る積層樹脂成形品の製造方法においては、予
め成形する樹脂成形品の溶融樹脂に対して相対的に溶融
温度の低い溶融樹脂を順次に射出することにより樹脂成
形品を積層成形するようにされている。
め成形する樹脂成形品の溶融樹脂に対して相対的に溶融
温度の低い溶融樹脂を順次に射出することにより樹脂成
形品を積層成形するようにされている。
作用
この製造方法では、先の樹脂成形部材よりも溶融温度の
低い溶融樹脂で次の樹脂成形部材を形成するから、順次
に溶融樹脂を積層させて射出成形しても前に射出した成
形部材の樹脂と次に射出する溶融樹脂とが混じり合う事
態を少なくとも生ずることがない。
低い溶融樹脂で次の樹脂成形部材を形成するから、順次
に溶融樹脂を積層させて射出成形しても前に射出した成
形部材の樹脂と次に射出する溶融樹脂とが混じり合う事
態を少なくとも生ずることがない。
実施例
以下、第1及び2図を参照して説明すれば、次の通りで
ある。
ある。
この実施例は第3並びに4図で示す樹脂成形品を第5図
に示したインジェクション金型で形成するものであり、
それらと同じ樹脂成形部材、金型の構成部は同一の符合
で示されている。
に示したインジェクション金型で形成するものであり、
それらと同じ樹脂成形部材、金型の構成部は同一の符合
で示されている。
第1図は積層樹脂成形品としてフィニッシャ−の母型体
10を成形する工程を示し、この工程ではコア型11の
凸部11aと第1のキャビティ型12のキャビティ空間
12aとで横断面路コ字形を呈する母型体10を樹脂成
形する。その際にはPC−ABS (ポリカーボネイト
樹脂とABS樹脂との混合物)等の不透明な合成樹脂1
0′を用いると共に、溶融温度が260〜27o°程度
の相対的に高温度なものを用いるとよい。また、この合
成樹脂10′としては不透明であれば所望の色調に着色
したものを用いることもできる。その母型体10の成形
時には被取付体に対する止着部10a9例えばスタット
ボルトを植立するボス部をコア型11の環状凹部ttb
で形成し、また外表面側にはまず目模様や装飾マーク等
の適宜な模様10bをキャビティ型12の何形面12b
で形成するようにもできる。
10を成形する工程を示し、この工程ではコア型11の
凸部11aと第1のキャビティ型12のキャビティ空間
12aとで横断面路コ字形を呈する母型体10を樹脂成
形する。その際にはPC−ABS (ポリカーボネイト
樹脂とABS樹脂との混合物)等の不透明な合成樹脂1
0′を用いると共に、溶融温度が260〜27o°程度
の相対的に高温度なものを用いるとよい。また、この合
成樹脂10′としては不透明であれば所望の色調に着色
したものを用いることもできる。その母型体10の成形
時には被取付体に対する止着部10a9例えばスタット
ボルトを植立するボス部をコア型11の環状凹部ttb
で形成し、また外表面側にはまず目模様や装飾マーク等
の適宜な模様10bをキャビティ型12の何形面12b
で形成するようにもできる。
この母型体10を射出成形して第1のキャビティ型20
を型開きした後にコア型11を180゜回転し、第2図
に示す工程の如くコア型11と第2のキャビティ型21
とを型締めする。その第2のキャビティ型21は第1の
キャビティ型12と比較して相対的に大きなキャビティ
空間21aを持つものであり、このキャビティ空間21
a内で母型体10の外表面側に表装体20を母型体10
の溶融温度より低い温度に加熱溶融させてキャビティ空
間21a内に射出し一体に積層成形する。
を型開きした後にコア型11を180゜回転し、第2図
に示す工程の如くコア型11と第2のキャビティ型21
とを型締めする。その第2のキャビティ型21は第1の
キャビティ型12と比較して相対的に大きなキャビティ
空間21aを持つものであり、このキャビティ空間21
a内で母型体10の外表面側に表装体20を母型体10
の溶融温度より低い温度に加熱溶融させてキャビティ空
間21a内に射出し一体に積層成形する。
その成形樹脂20’ としてはPMMA樹脂(メチルメ
タクリレート樹脂)等の無色または着色透明乃至半透明
な合成樹脂を用い、しかも溶融温度が母型体10の溶融
相@10’ よりも相対的に低い230〜240°程度
のものを用いるとよい。
タクリレート樹脂)等の無色または着色透明乃至半透明
な合成樹脂を用い、しかも溶融温度が母型体10の溶融
相@10’ よりも相対的に低い230〜240°程度
のものを用いるとよい。
このようにして積層樹脂成形品を製造するときには先に
成形する母型体10の溶融樹脂10′よりも相対的に低
い溶融温度の溶融樹脂20′を母型体10に積層するよ
う射出するから、母型体10の外表面側を溶かさずに表
装体側を成形することができるようになる。また。その
表装体側は耐熱温度が低いものであっても母型体10側
が耐熱性の高い成形体として形成されているため、積層
樹脂成形品全体としては高い耐熱性のものが得られる。
成形する母型体10の溶融樹脂10′よりも相対的に低
い溶融温度の溶融樹脂20′を母型体10に積層するよ
う射出するから、母型体10の外表面側を溶かさずに表
装体側を成形することができるようになる。また。その
表装体側は耐熱温度が低いものであっても母型体10側
が耐熱性の高い成形体として形成されているため、積層
樹脂成形品全体としては高い耐熱性のものが得られる。
これに加えて、積層樹脂成形品の内面側には被取付体に
対する止着部10aを設けても母型体lOが不透明な合
成樹脂で形成されているから、外表面側からは見えない
ように形成することができる。
対する止着部10aを設けても母型体lOが不透明な合
成樹脂で形成されているから、外表面側からは見えない
ように形成することができる。
なお、上述した如く互いに積層成形する溶融樹脂として
は溶融温度の異なるものを用いるが、溶解度パラメータ
(SP値)としては同一または近似したものを選択する
とよい、また、上述した実施例では同一のコア型11を
回転させて用いたが、夫々別のコア型を用いてインジェ
クション成形してもよい、更に、被取付体の上着部10
aとしてはボス部に限らず、逆り字状、1字状9箱型等
のリブとして形成し、このリブに別途のクリップ等を嵌
着することができる。
は溶融温度の異なるものを用いるが、溶解度パラメータ
(SP値)としては同一または近似したものを選択する
とよい、また、上述した実施例では同一のコア型11を
回転させて用いたが、夫々別のコア型を用いてインジェ
クション成形してもよい、更に、被取付体の上着部10
aとしてはボス部に限らず、逆り字状、1字状9箱型等
のリブとして形成し、このリブに別途のクリップ等を嵌
着することができる。
発明の効果
以上の如く、本発明に係る積層樹脂成形品の製造方法に
依れば、数種の溶融樹脂を積層させてインジェクション
成形するときでも互いを溶融混合する事態を生じないか
ら装飾性に優れた樹脂成形品を製造することを可能にす
る。
依れば、数種の溶融樹脂を積層させてインジェクション
成形するときでも互いを溶融混合する事態を生じないか
ら装飾性に優れた樹脂成形品を製造することを可能にす
る。
第1及び2図は本発明に係る積層樹脂成形品の製造工程
を示す説明図、第3図a、bは積層樹脂成形品の一例を
示す説明図、第4図は同成形品の取付状態で示す説明図
、′s5図は同成形品の製造に通用可能な回転式のイン
ジェクション成形機を示す説明図である。 10′ :相対的に溶融温度の高い溶融樹脂、20′
:相対的に溶融温度の低い溶融樹脂、11:コア型、1
2,21:キャビティ型。 第1図 第2図 第3図 第4図 汁 第5図
を示す説明図、第3図a、bは積層樹脂成形品の一例を
示す説明図、第4図は同成形品の取付状態で示す説明図
、′s5図は同成形品の製造に通用可能な回転式のイン
ジェクション成形機を示す説明図である。 10′ :相対的に溶融温度の高い溶融樹脂、20′
:相対的に溶融温度の低い溶融樹脂、11:コア型、1
2,21:キャビティ型。 第1図 第2図 第3図 第4図 汁 第5図
Claims (3)
- (1)大きさが異なるキャビティ空間を有する複数のキ
ャビティ型とコア型とで順次に数種の溶融樹脂を射出し
て積層樹脂成形品を製造するにあたり、その溶融樹脂と
して相対的に溶融温度の低いものを順次に射出するよう
にしたことを特徴とする積層樹脂成形品の製造方法。 - (2)上記コア型と第1のキャビティ型とで溶融温度の
相対的に高い不透明な合成樹脂を射出成形した後、その
成形部材の外表面に積層させて当該コア型と第2のキャ
ビティ型とで相対的に溶融温度の低い透明乃至半透明な
合成樹脂を射出成形するようにしたこところの特許請求
の範囲第1項記載の積層樹脂成形品の製造方法。 - (3)上記コア型と第1のキャビティ型とで被取付体に
対する止着部を内面側に有する成形部材を形成するよう
にしたこところの特許請求の範囲第1または2項記載の
積層樹脂成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18067186A JPS6335323A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 積層樹脂成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18067186A JPS6335323A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 積層樹脂成形品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6335323A true JPS6335323A (ja) | 1988-02-16 |
Family
ID=16087273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18067186A Pending JPS6335323A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 積層樹脂成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6335323A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008302217A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボールの製造方法 |
JP2013141463A (ja) * | 2012-01-06 | 2013-07-22 | Adachi Light Co Ltd | 樹脂製遊技盤、金型及び樹脂製遊技盤の製造方法 |
WO2017051375A1 (en) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | Sabic Global Technologies B.V. | Method of injection molding using ribs and apparatus therefor |
DE102020211291A1 (de) | 2020-09-09 | 2022-03-10 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Verfahren zum Herstellen eines Flächenbauteils für eine Spiegelkomponente |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5914931A (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-25 | シビエ・プロジェクトール | 射出成形物品の製造方法 |
-
1986
- 1986-07-31 JP JP18067186A patent/JPS6335323A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Cited By (7)
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CN108136636A (zh) * | 2015-09-25 | 2018-06-08 | 沙特基础工业全球技术有限公司 | 使用肋条的注塑成型方法及用于其的装置 |
US20180272583A1 (en) * | 2015-09-25 | 2018-09-27 | Sabic Global Technologies B.V. | Method of injection molding using ribs and apparatus therefor |
US11110635B2 (en) | 2015-09-25 | 2021-09-07 | Sabic Global Technologies B.V. | Method of injection molding using ribs and apparatus therefor |
DE102020211291A1 (de) | 2020-09-09 | 2022-03-10 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Verfahren zum Herstellen eines Flächenbauteils für eine Spiegelkomponente |
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