JPS6325230A - ガラス器具製品の成形法及び成形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に、個別セクション形ガラス器具成形機及
びその操作法に関する。ことに本発明は、第１の上下方
向軸線のまわりに円周方向にパリソンを成形し、このパ
リソンは第１の上下方向軸線から遠ざかる向きに動かさ
ないでこのパリソンから容器を形成する個別セクション
形ガラス器具成形機に関する。

ガラス器具の形成に当たっては、ガラス器具成形機のパ
リソン成形部分でブランクすなわちパリソンを形成し、
このパリソンをガラス器具成形機のブロー成形部分に自
動的に移送し、次いでこのパリソンをブロー成形金型に
一致するようにブロー成形することが一般的に行われて
いる。

この従来の方法では、パリソンは一般だ、内面を形成す
るプランジャと、外面を形成する複数の部分を持つ２つ
の各別の成形部分とにより形成する。これ等の金型の構
造とその機能とは次の通りである。

前記の成形部分の一方は、後でブロー成形されるパリソ
ン部分であるパリソン本体を形成する。

この本体成形部分は、中心軸線のまわりに開位置及び閉
位置に横方向に可動でブランク金型と呼ばれることが多
い２つの側壁金型手部分を備えている。この本体成形部
分は又バッフルと呼ばれる底面金型を備えている。この
バッフル金型は、六すソンの形成に先だってガラスゴブ
を倒立させたブランク金型内に装入できるように各ブラ
ンク金型手部分に対し衝合し又衝合のはずれる状態に可
動である。

前記の成形部分の他方は、最終の寸法及び形状に引続い
てブロー成形されるパリソン本体とは異って最終の寸法
及び形状に成形されるパリソンネッモを形成する。この
ネック成形部分は、中心軸線のまわりに開位置及び閉位
置に横方向に可動でネックリングと呼ばれることが多い
２つの側壁金型手部分を備えている。このネック成形部
分は又、フィニツシユ案内板と呼ばれることが多い頂面
型を備えている。

この頂部フィニツシユ金型は、縦方向継目により損なわ
れてない容器頂部密封面を形成するが、しかし２つの半
部分に形成されたネックリング成形金型は、各ネックリ
ング部分内に形成したパリソン部分て密封線を残す。

これ等の２つの成形部分及びパリソンプランジャにより
パリソンを形成した後、なおネックリング内に保持され
たパリソンは、個別セクション形ガラス器具成形機のブ
ロー成形部分に移送する。

パリソンはその底部にネックリングを成形し、ネックリ
ング保持体により、パリソンを上向きて１８００の弧に
わたり揺動させることによってパリソンを成形機のブロ
ー成形金型部分だ移送し、このパリソンを吹込み成形場
所内で直立位置にする。

前記したように構成された成形機には幾つかの固有の欠
点や問題がある。固有の問題の１つは、パリソンの物理
的性質に対し両立しない要求のあることである。

パリソンのネック部分は、パリソン本体部分をブロー成
形型に移送することのできる物理的性質を生じ又仕上が
り容器の寸法上の要求を保持する↓うに十分に冷却しな
ければならない。しかもパリソンの本体部分は、これを
仕上がり容器の寸法及び形状にブロー成形することがで
きるように十分に熱くかつ塑性を持たなければならない
。

さらにパリソンの本体部分は、成形機のパリソン成形部
分からブロー成形部分への移送中に本体部分に加わる加
速、減速及び遠心力て耐えることのできる物理的性質を
生ずるよって十分に冷却しなければならない。しかも本
体部分は、これが仕上がり容器の寸法及び形状にブロー
成形することができるように十分だ熱くかつ塑性を持た
なければならない。

パリソンに対す′る温度上及び物理的のこれ等の相互だ
相反する要求によってパリソン成形工程及びブロー成形
工程の間に再加熱サイクルを挿入することが必要なので
、この種のガラス器具成形機ではサイクル時間が不当に
長くなった。この再加熱サイクルだより、生産速度を犠
牲にして、成形機のブロー成形部分へのパリソンの移送
後にこのパリソンの本体部分を再加熱しふたたび軟化さ
せた。

しかし移送中てパリソンに加わる力により生ずるパリソ
ンのひずみは再加熱によっては補正されなくて、パリソ
ンのこれ等のひずみにより、厚さが不均等で破損しやす
いガラス器具、又は吹込み成形中又はその引続く取扱い
中だ破砕するガラス器具或はこれ等の両様のガラス器具
が生じた。仕上がり製品に十分な強さが得られるよって
するには、所要の原材料と融解に必要な熱と食品加工業
者への仕上がり容器の輸送費と充てんした容器の消費者
への輸送費との見地からは過度の厚さを持つガラス器具
を作ることが必要であった。

従来形の成形機だ伴う別の問題は、パリソンブランク金
型が各別の２つの半部分に作られ、従ってパリソンが継
目線と、パリソンの円周方向に互いに異なる各部分にお
ける厚さの違いと、金型の不連続により生ずる温度差に
基づく前記継目線における厚さの急激な変化とを持つこ
とである。

さらに前記したような成形機は、パリソンプランジャ及
び各パリソンネック金型との間の半径方向の整合が良好
にできない。この不整合は各ブランク金型手部分の前記
した問題と共に、パリソンに不均等な壁厚を生じた。パ
リソンのこの不均等な壁厚により、製造時の過度の損失
と、容器の過度に厚い壁構造と、ガラス原材料の過度の
費用と、製造時の熱エネルギーの過度の費用と、輸送の
過度に高い費用とを生じた。

良好な半径方向の整合の得られない前記したような成形
機の欠陥により又、各パリソンネック金型部分及びパリ
ソングジンジャの間に過度の磨耗を生じ、ときにはパリ
ソンのプランジャ又はネノり金型部分から金属片がそぎ
取られることもあり、従って金属片がパリソン内に鋳込
まれることにもなった。

不純物を生ずる他の原因は、倒立位置でパリソンを形成
する方法にあった。これ等の構造例ではパリソンプラン
ジャはパリソン金型に下方から入り、溶融ガラスのゴブ
が倒立のパリソンブランク金型の頂部の穴内に落下し、
従って環境中の汚染粒子片がパリソンプランジャに直接
落下するようだなる。

従来の成形機の他の欠点は、仕上がりガラス器具をデッ
ドプレートに乗せ次いでこの仕上がりガラス器具をコン
ベヤ上ｒ滑動させることが一般的に行われていることで
ある。処理におけるこの余分な工程により容器外面に損
傷を招き、容器強度が低下し、容器内の製品の取扱いに
際し又充てん及び処理に際して容器の破損を招くことに
なる。

前記したような成形機に伴う他の問題は、成る寸法の容
器から他の寸法に変更し、各成形機部品を整合させてこ
の整合状態を保持し、又ブロー成形金型へのパリソンの
許容できる移送を行うのだ必要な変更を行うために必要
とする調整の種類が多すぎることであった。たとえば単
に成る容器寸法から別の寸法の成形に変更するだけに関
連する種種の方式の調整が１０種類以上になっている。

最後にパリソンの物理的強度及び塑性と、許容できるパ
リソン移送に必要な頻繁な調整と微妙なゴブ装入に必要
な頻繁な調整とに対する相反する要求によって、不合格
の１００分率を許容できるレベルまで下げるて先だって
与えられた型の連続運転の時間が過度にかかった。

前記したような成形機の障害及び欠点を除こうとする提
案が従来から行われている。しかしこのような提案はす
べて利点を最適にし欠点を最少にすることができていな
い。

パリソン形成用のパリソンプランジャ及びネックリング
型と仕上がり製品形成用のブロー成形金型との固定の軸
線方向の整合状態を保持することのできるとくにペース
ト成形型方式のガラス器具形成装置は従来から知られて
いる。たとえばマーティン（Ｍａｒｔｉｎ　）を発明者
とする米国特許第３．１４２，５５２号明細書には、パ
リソンを仕上がり品にブロー成形するまではこのパリソ
ンを移送しないこのような形成装置について記載しであ
る。マーティンのこの装置は継目なしガラス製品のペー
スト成形を行うには満点が得られるが、このような装置
は、広口のつぼ及び類似物を含む工業用ガラス容器の多
量生産には速度上の制限があるので実用的でも経済的で
もない。パリソン形成用のブランク金型及びネックリン
グ金型と仕上がり製品形成用のブロー成形金型とを上下
方向て整合させる別のガラス器具形成装置は、マーティ
ンを発明者とする米国特許第４，００２，４４９号明細
書に記載しである。マーティンによるこの装置では相互
に連結した２組のブロー成形金型及びネックリングを使
い形成位置及び取出し位置の間で揺動させる。

単一の組のブランク金型及びプランジャを前記の揺動に
対し時間的に整合した関係に形成位置に入れ又この位置
から出す。マーティンの特許明細書に記載しである装置
には若干の利点があるが、その構造による明らかな制限
は、揺動運動と、単一の駆動軸線に対して固定したパリ
ソンプランジャ及び揺動するネックリング組合せの間を
精密に整合させることの固有のむずかしさとにある。こ
の装置の別の欠点は、２組のネックリング及びブロー成
形金型装置の運動が相互に連動し、従ってこの装置は、
加工における各工程の必要によるタイミング運動によっ
てはサイクル時間の経済性が得られないのでどうしても
遅くなる。

食品光てん工業に使われるようなガラス容器の有効かつ
経済的な製造のためには、直立中実のブランクによシパ
リソン及び仕上がり容器を単一の場所で形成することと
、プランジャ及びネックリング機構の精密な整合と、形
成場所から損傷を生じないで高速移送することとの各特
長を組合せて持つ成形機を設けることが極めて望ましい
。ガラス成形の各特長の組合せは従来認められていない
。

従って本発明の主な目的は、パリソンを形成し、次いで
このパリソンを１つの軸線から他の軸線に動かさないで
仕上がシ容器を形成することにより、パリソンのひずみ
を最少にし、パリソンの取扱いによる損傷をなくシ、パ
リソンの再加熱だ必要な時間を短縮し、ひずみを持つパ
リソン及び表面きずを持つパリソンのブロー成形による
スクラップ割合を低減させ、生産速度を高めるようだし
ようとするにある。

本発明の他の目的は、パリソンプランジャ及びネックリ
ング装置の間の整合を良好にすることにより、パリソン
の壁厚の均等性を向上させ、パリソンプランジャ及びネ
ック成形金型装置の間の摩耗をなくし、摩耗砕片による
パリソン汚染を減らし、パリソンの均等性を高めガラス
の汚染を減らすことにより形成ガラス器具の強度を高め
るようにしようとするだある。

本発明の他の目的は、単一のパリソン成形装置に対し２
組の本体成形金型装置を使いこれ等の本体成形装置の形
成場所及び冷却兼取出し場所間の運動を互いに無関係に
調時すること（より、生産速度を高めるようにしようと
するにある。

本発明の他の主な目的は、１つの作業から他の作業て変
更するのに必要な調整回数と最適の作業条件及び最少の
スクラップ割合を得るのに必要な時間とが共に低減され
るガラス器具成形機を提供しようとするにある。

本発明の他の目的は、本体成形装置のブロー成形ヘッド
部分をなくシ、このブロー成形ヘッドの代りに一体の本
体成形機構を使い、仕上がりの容器を真空成形し、本体
成形金型に接触しない内部冷却装置を備えることにより
各成形金型部分の不整合をなりシ、過度の成形圧力によ
り生ずるひび割れを持つ破損ガラス器具をなくすように
しようとするにある。

本発明の他の目的は、制御した加速力により本体成形金
型から仕上がり容器を取出し、この仕上がり容器をこれ
等の容器間に最適の距離をおいてコンベヤに乗せる取出
し機構を設けることにより、取扱いによる損傷を最少て
し又容器のこすれあいによる損傷を最少にしようとする
にある。

本発明の目的は、パリソンプランジャ及びネック成形金
型からこれ等の部品の不整合によりそぎ取られ又は磨損
した粒子片によるパ、リソンの汚染を最少にし、パリソ
ンの汚染による表面きずを最少にし、パリソンプランジ
ャ及びネック金型の同心性の向上だよってパリソンの壁
厚の変動を最少にし、一体のパリソンブランク成形金型
の使用によりパリソンの壁厚の変動を最少にし、本体の
成形て先だってパリソンの取扱いによる損傷やひずみを
最少にし、仕上がり容器の取扱いによる損傷を最少にし
、仕上がり容器の壁厚の変動を最少にすることによって
、容器ガラス重量を最少にし容器壁強度を向上させよう
とするにある。

最後に本発明の目的は、容器の壁を強め、容器の壁厚の
均等性を向上させ、引続いて容器の壁厚を薄くすること
により、原材料、熱エネルギー及び輸送の費用を低減し
ようとするにある。

本発明によれば個別セクション形ガラス器具成形機は、
成形機架台と、この架台に取付けた成形機セクションフ
レームと、成形機セクションニ対して縦方向に配置した
各加工場所とを備えている。

これ等の加工場所は、ゴブ装入場所、成形場所、冷却兼
取出し場所及びコンベヤ移送場所を含む。

本発明によるガラス器具成形機はパリソンプランジャ及
びネック金型装置を備えている。プランジャ及びネック
金型装置は、成形機セクションフレームに取付けたシリ
ンダ胴と第１の上下方向軸線のまわシに円周方向に配置
したピストン棒とを持つ往復動アクチュエータを備えて
いる。ピストン棒にはプランジャヘッドが取付けられ、
又このプランジャヘッドｒはパリソンプランジャが取付
けである。支持板は、第１の上下方向軸線に直交して配
置されシリンダ胴に取付けである。

ネック金型副装置は、パリソンプランジャの下方に第１
の上下方向軸線のまわりに円周方向に配置され、支持板
に滑動自在に取付けられ、第１上下方向軸線に対し横方
向の運動により開閉する各ネックリング半部分を備えて
いる。

さらにこのネック金型副装置は、各ネックリング半部分
から半径方向内方に配置され各ネックリング部分がその
閉じだ位置にあるときにこれ等の各ネックリング部分に
半径方向に接触するフイニッシュ案内板と、プランジャ
ヘッド及びアクチュエータシリンダ胴の半径水内中間に
整合状態で配置されフィニツシユ案内板に整合状態で接
触するフィニツシユ案内スリーブとを備えている。

ガラス器具成形機セクションは、縦方向に配置した１対
の案内軸により成形機セクションフレームて取付けられ
移送ねじ及び回転アクチュエータにより形成場所及びゴ
ブ装入場所の間で可動な往復台を持つバリソングランク
金型装置を備えている。このブランク金型装置は、第２
の往復動アクチュエータによりブランク金型往復台に取
付けられ第２往復動アクチユエータにより持上げてネッ
クリング部分に接触させる単一体のブランク金型を備え
ている。

各ガラス器具成形機セクションは、それぞれ少く七も１
対の互いに分離できる型牛部分を持つ第１及び第２の本
体成形金型装置を備えている。第１及び第２の本体成形
金型装置はそれぞれ第１及び第２の本体成形金型往復台
に取付けである。各本体成形金型往復台は縦方向に配置
した案内軸により成形機セクションフレームに取付けで
ある。

各本体成形金型往復台は、移送ねじ及び回転動力アクチ
ュエータにより形式場所及び冷却兼取出し場所の間で互
いに無関係に移送される。

最後にガラス器具成形機セクションは、支持軸に支えら
れ、移送ねじ及び回転動力アクチュエータによりコンベ
ヤ移送場所及び冷却兼取出し場所の間で移送される取出
し往復台を持つ取出し装置を備えている。

この取出し装置は、それぞれ移送ねじ及び回転動力アク
チュエータにより取出し往復台の移動に対し直交する水
平軸線に沿い互いに無関係に位置し移送ねじ及び回転動
力アクチュエータにより上下方向位置を定める１個又は
複数個のつかみジョーな備えている。

操作に描たっては、パリソンブランク金型がゴブ装入場
所に動かされ、ガラスゴブを受け、形成場所に移動し、
そして上昇して各ネックリング部分に接触する。パリソ
ンプランジャはネック金型部分を経て下降しブランク金
型内に入すパリソンを形成し次いでふたたび上昇する。

ブランク金型は、ネック金型部分から下降し各ネックリ
ング部分によりパリソンをつり下げたままｒ残す。第１
の本体金型装置の本体金型部分はパリソンのまわりで閉
じ、ネック金型部分は本体金型部分に下降し、第１本体
成形金型装置内の真空によりパリソンが形成され、各ネ
ックリング部分は開いて上昇し第１本体成形型装置及び
その中の仕上がり容器を横移動させる。

第１本体成形金型装置は、形式場所から縦方向に移動し
、閉じた各本体金型部分間の仕上がり容器を冷却兼取出
し場所に向かって運ぶ。

本体金型往復台が形成場所から離れると、内部冷却管が
定位置に揺動し容器内に挿入され冷却サイクルを開始す
る。この冷却サイクルは、往復台が冷却兼取出し場所に
達した後にも継続する。冷却流体の流れにより容器内面
を十分に冷却した後、この冷却副装置は取出しつかみジ
ョーに向かって戻る。

つかみジョーによりつかまれる前に、第１本体成形金型
の本体側部金型手部分が開き、仕上がり容器の頚部がつ
かみジョーによりつかまれる。この容器は次いで底部金
型から持上げられ、コンベヤ場所に運んでコンベヤベル
トに乗せる。

次いで第１本体成形金型装置は、形成場所に向かって戻
しその本体金型部分を約１８０°まで開く。

そしてこれ等の型部分が開いて引込められるから、本体
金型部分を閉じた第２の本体成形金型装置は、第１本体
成形金型装置が冷却兼取出し場所から形成場所に進む際
にたどるのと全く同じ径路に沿って形成場所から冷却兼
取出し場所に移動することができる。

以下本発明によるガラス器具製品の成形法及び成形装置
の実施例を添付図面について詳細に説明する。

第１図、第３図及び第５図に明らかなように本発明成形
装置の個別セクション形ガラス器具成形機（２０）は、
成形機架台（２２ンと、架台（２２）に構造的に取付け
た成形機セクションフレーム（２４）とを備えている。

成形機（２０）は、ゴブ装入場所（２６）、冷却兼取出
し場所（３０）及び移送場所（３２）を備えている。

この説明で述べる好適とする実施例では、２個のパリソ
ンをほぼ同時に形成し又２個の仕上がり容器をほぼ同時
に形成する。しかし簡略化のために以下の説明では１個
だけのパリソンの形成と１個だけの容器の形成とを述べ
る。他の実施例では１個又は２個以上のパリソンを同時
に形成することができる。

成形機（２０）ば、第５図にさらに詳しく示したプラン
ジャ及びネック金型装置（３４）を備えている。

プランジャ及びネック金型装置（３４）は、支持板（３
６）と、支持板（３６）に固定したプランジャ副装置（
３８）のシリンダ胴（４２）と、支持板（３６）に案内
作用を受けるように取付けたネック金型副装置（４０）
とを備えている。

プランジャ副装置（３８）は、シリンダ胴（４２）　、
ピストン（４３）及びピストン棒（４４）を持つ往復動
アクチュエータ（３９）を備えている。これ等のアクチ
ュエータ部品はすべて、形成場所（２８）に第１の上下
方向軸線（４６）のまわりに円周方向に配置しである。

第５図及び第６図に明らかなようにネック金型副装置（
４０）は、フレーム（４８）、ネックリング保持体（５
０）及びネックリング部分（５２）及びフィニツシユ案
内板（８１）を備えている。ネックリング保持体（５０
）ｌ’１案内面（５６）によりフレーム（４８）に滑動
自在に連結しである。各ネックリング保持体（５０）と
保持体（５０）内にロック（図示してない）により保持
したネックリング部分（５２）とは共に、回転アクチュ
エータ（５８）、アーム（６０）及びリンク（６２）［
より開閉位置に可動である。開位置は第６図に鎖線（５
４）で示すように可変である。

ネックリング部分（５２）及び案内板（８１）はこの場
合多重セグメント形ネックリングとは異なってそれぞれ
２個であるのは明らかである。さらにこれ等のネックリ
ング部分は、一般に２個のリング半部分により形成した
ねじ付きフィニツシユを持つ広口容器に適合するように
構成しである。これ等のリング部分は、実質的に水平面
内ですなわち容器の上下方向軸線に直角を挾んで開閉す
るように位置させである。

プランジャ及びネック金型装置（３４）は、第１上下方
向軸線（４６）に平行にこれから間隔を隔て支持板（３
６）に固定した一層小さい４個の往復動アクチュエータ
（６４）を備えている。

小さい方の各往復動アクチュエータ（６４）は、シリン
ダ胴（６６）、ピストン（６８）及びピストン棒（７ｏ
）を備えている。ピストン棒（７０）は、ピストン（６
８）とネック金型副装置（４０）のフレーム（４８）と
て固定しである。

４個の小さい方の往復動アクチュエータ（６４）は、相
互に協働して、下降口（７２）に供給される加圧空気に
応答しネック金型副装置（４０）を下降させ、又上昇口
（７４）Ｋ供給される加圧空気だ応答しネック金型副装
置（４０）を上昇させる。

ネック金型副装置（４０）は、各往復動アクチュエータ
（６４）の軸受（図示してない）に整合状態ではまるピ
ストン棒（７０）により第１の上下方向軸線（４６）に
沼って案内される。

プランジャ及びネック金型装置（３４）は、フィニツシ
ユ案内板（８１）及びフィニツシユ案内スリーブ（８０
）を備えている。フィニツシユ案内板（８１）は、各ネ
ックリング部分（５２）の弧状のみぞ（８４）にはまる
環状突起（８２）と、ネックリング部分（５２）に協働
する上部フィニツシユ面（８６）とを備え容器（８８）
のフィニツシユ部分を形成する。フィニツシユ案内スリ
ーブ（８０）は上端部（９０）と複数の冷却穴（９２）
とを持つ。各冷却穴（９２）は縦方向に配置され円周方
向に互いに間隔を隔てている。各冷却穴（９２）はネッ
クリング部分（５２）及び案内板（８１）の冷却穴（９
３）、（９４）と協働し、口（９８）を経て室（９６）
に冷却流体を供給するのに伴いフィニツシユ案内板（８
１）の上部フィニツシユ面（８６）とネックリング部分
（５２）とを冷却する。

プランジャ及びネック金型装置（３４）は半径方向整合
手段（１００）を備えている。半径方向整合手段（１０
０）は、フィニツシユ案内スリーブ（８０）の小さい方
の外面（１０２）に半径方向に整合するネックリング部
分（５２）と、シリンダ胴（４２）の内径（１０４）に
滑動自在には捷るフィニツシユ案内スリーブ（８ｏ）の
大きい方の外面（１０３）と、フィニツシユ案内スリー
ブ（８０）の内面（１０６）に滑動自在にはまるプラン
ジャヘッド（１０５）と、プランジャヘッド（１０５）
に固定したパリソンプランジャ（１０７）とから成って
いる。すなわちネックリング部分（５２）が第５図及び
第６図に示したように閉じだ位置にあるときは、フィニ
ツシユ案内スリーブ（８０）はネックリング部分（５２
）に半径方向に整合する。そしてネック金型装置（４０
）がその上部位置又はその下部位置のどちらにあっても
又プランジャ（１０７）がその上部位置又は下部位置の
どちらにあっても、プランジャ（１０７）はフィニツシ
ユ案内板（８１）に絶えず整合する。

スリーブ（８０）及びフィニツシユ案内板（８１）は第
５図には２つの各別の単位として示しであるが、これ等
は所望により一体品として形成してもよいし一体品とし
て相互に連結してもよいのは明らかである。

最後にプランジャ及びネック金型装置（３４）は、フィ
ニツシユ案内スリーブ（８０）の小さい方の外面に衝合
したときに、ネックリング部分（５２）及び案内板（８
１）の変更時にフィニツシユ案内スリーブ（８０）を保
持するのに有効な手動鎖錠具（１０８’）を備えている
。

パリソンプランジャ（１０７）はプランジャヘッド（１
０５）によりピストン棒（４４）に取付けである。又パ
リソンプランジャ（１０７）は第５図に示した上部位置
と第５Ａ図の直線（１０９）により示した下部位置との
間で上下方向に可動である。すなわちネック金型副装置
（４０）はそのネックリング部分（５２）及び案内板（
８１）とパリソンプランジャ（１０７）と共に、すべて
第１上下方向軸線（４６）に沿い上下方向に運動するよ
うに案内される。

第１図、第２図及び第３図に示すようにガラス器具成形
機（２０）は、パリソンブランク金型移送往復台（１１
０）とパリソンブランク金型装置（１０８）の一部分と
を備えている。この型装置部分は、縦方向に配置した支
持案内軸（１１２）に滑動自在に取付けられ移送ねじ（
１１４）及び回転アクチュエータ（１１６）によシゴブ
装入場所（２６）及び形成場所（２８）の間を移送する
ことができる。ピストン棒（１２０）を持つ往復動アク
チュエータ（１１８）は往復台（１１０）に取付けであ
る。ブランク金型保持体（１２２）は、ピストン棒（１
２０）に取付けられ、ブランク金型（１２６）を滑動自
在に受入れるキャビティ（１２４）を備えている。ブラ
ンク金型保持体（１２２）　、キャビティ（１２４）及
びブランク金型（１２６）は第５Ａ図に明示しである。

第１図及び第５Ａ図ではブランク金型（１２６）は第１
の上下方向軸線（４６）に沼いその上部位置に上昇した
状態で示されネックリング部分（５２）に衝合している
。パリソンプランジャ（１０７）は第５Ａ図で上部位置
において示しである。又バリソングジンジャ（１０７）
は、これがネックリング部分（５２）及び案内板（８１
）とブランク金型（１２６）とに協働しパリソン（１３
０）を形成する位置の直線（１０９）により下部位置に
おいて示される。

第５Ａ図に示すようにブランク金型（１２６）は、上下
方向高さく３２６）を持つフランジ（３２４）を備えて
いる。成形するパリソン（１３０）の寸法に関係なく、
フランジ（３２４）の上下方向高さく３２６）はつねに
同じであり、そしてブランク金型（１２６）の頂部（３
２８）はつねに同じ位置にある。すなわち成形するパリ
ソン（１３０）の寸法に関係なく、プランジャ及びネッ
ク金型装置（３４）又はブランク金型装置（１０８）で
は高さの調節を必要としない。

第１図及び第４図ｒ示すようにガラス器具成形機（２０
）は又、一方は右手であり他方は左手であることを除い
て互いにほぼ同じ第１本体成形金型装置（１４０）及び
第２本体成形金型装置（１４２）を備えている。

第１図及び第７図に示すように本体成形金型装置（１４
２）は、移送往復台（１３４）と共に、本体側部金型副
装置（１４１）　、本体底部金型副装置（１８２）及び
内部冷却副装置（１８０）を備えている。

本体側部金型副装置”　（１４１）は、第７図に明らか
なように軸（１６０）により往復台（１３４）に枢動自
在に取付けた本体側部金型保持体（１５６）、（１５８
）を備えている。２つの側部金型手部分（１４６）の一
方は各本体金型保持体（１５６）、（１５８）にそれぞ
れ固定しである。

各本体側部金型手部分（１４６）は、第１図、第４図及
び第７図に示した回転アクチュエータ（１６４）とアー
ム（１６６）とリンク（１６８）とによシ図示のような
開いた位置と本体側部金型手部分（１４４）に対し示し
た閉じた位置とに駆動される。

第７図、第８図及び第９図に示すように本体底部金型副
装置（１８２）は、ハウジング（１８５）　、真空マニ
ホルド（１８６）、支持フレーム（１８８）、底部金型
アダプタ板（１９０）　、回転アクチュエータ（１９２
）及び位置決め歯車（１９４）を持つ高さ調節機構（１
８４）を備えている。支持フレーム（１８８）は、軸受
（１７８）、（１７９）により保持した軸（１６０）に
枢動自在に支えられ後述のようにして回転する。

本体底部金型副装置（１８２）の高さ調節機構（１８４
）は、調節ねじ（１９６）と調節ねじ（１９８）と各調
節ねじ（１９６）、（１９８）を相互に連結する歯車箱
（２００）とを備えている。調節ねじ（１９８）はクラ
ンク（図示してない）により回転され本体底部金型（１
６２）を迅速に上下することができる。又ねじ（１９６
）は最終調節ができるようにスパナで回転してもよい。

支持フレーム（１８８）は、軸（１６０）を囲む支持ノ
・ンガ（２０２）、（２０４）を備えている。各支持・
・ンガ（２０２）、（２０４）は、回転アクチュエータ
（１９２）と回転アクチュエータ（１９２）及び軸（１
６０）を相互に連結する位置決め歯車（１９４）と各支
持ハンガ（２０２人（２０４）を回転するようにはめる
軸＜１６０）のスプライン（２０６）とによシ回転運動
を受ける。回転アクチュエータ（１９２）は、底部金型
アダプタ板（１９０）と第７図に鎖線で示した底部金型
部分（１６２）とを位置決めする作用をする。底部金型
部分（１６２）は、底部金型アダプタ板（１９０）に乗
り、本体側部金型手部分（１４６）と協働し仕上がり容
器（８８）の外部部分を形成する。

第７図、第８図及び第９図に示すように真空管（２１０
）はハウジング（１８５）のマニホルド室（２１２）に
連通している。マニホルド室（２１２）は穴（２１４）
を経て真空マニホルド（１８６）に開口している。マニ
ホルド室（２１２）及び真空マニホルド（１８６）の間
は、第９図に示すように真空マニホルド（１８６）とハ
ウジング（１８５）の弧状部分（２１６）との間の滑動
を伴う弧状の接触により密封状態で接触する。第９図で
はハウジング（１８５）のマニホルド室（２１２）と真
空マニホルド（１８６）との間の連通はふさがれている
。これに反して真空マニホルド（１８６）を鎖線（２１
８）により示すように回動して位置させると、真空マニ
ホルド（１８６）の穴（２２０）がハウジング（１８５
）の穴（２１４）に連通ずる。

真空マニホルド（１８６）は、管状突起（２２４）に連
通し密封環（２２６）により密封した二叉（２２２）を
備えている。管状突起（２２４）は、底部金型部分（１
６２）の同様な穴（図示してない）に連通ずる。

第７図、第１０図及び第１１図に示すように内部冷却副
装置（１８０）は、互いに間隔を隔てた場所で下方に突
出する冷却ヘッド（２３０）を持つ支持フレーム（２２
８）を備えている。支持フレーム（２２８）は直径を細
くした部分（２３２）及び軸受（２３４）により軸（１
６０）に取付けである。各軸受（２３４）は直径を細く
した部分（２３２）とフレーム（２２８）の内径（２３
６）との間に挿入しである。直径を細くした部分（２３
２）はねじ（２３８）及びナラ）　（２４０）を備えて
いる。ナラ）　（２４０）は、ねじ（２３８）にねじ込
まれ、支持フレーム（２２８）を軸（１６０）に保持す
る。すなわち支持フレーム（２２８）は軸（１６０）の
上下方向軸線（２４２）のまわりに枢動自在に回動する
。

内部冷却副装置（１８０）は又それぞれ第７図に示した
位置決め歯車（２４４）及び回転アクチュエーター（２
４６）を備えている。歯車（２４４）及びアクチュエー
タ（２４６）は互いに協働して支持フレーム（２２８）
を第１２図の形成場所（２８）に示した位置と形成場所
（２８）及び第１４図の冷却兼取出し場所（３０）の中
間に示した位置とに回動して位置させる。この中間位置
では支持フレーム（２２８）は、冷却ヘッド（２３０）
を容器（８８）の各１つに挿入するように位置する。

第１０図及び第１１図に示すように各冷却ヘッド（２３
０）は引込み自在のノズル（２４８）を備えている。

ノズル（２４８）は、ばね（２５０）により引込められ
、そして第１０図の口（２５４）を経て室（２５６）に
父日（２５８）を経て駆動室（２６０）　Ｋ送出される
加圧流体に応答してピストンヘッド（２５２）により第
１１図に示した位置に駆動される。

好適とする実施例ではブロー成形を行わない場合に内部
冷却を利用するが当業者には明らかなよって若干の用途
ではブロー成形法を使うのが有利である。

第１図及び第４図に示すようにガラス器具成形機（２０
）は、縦方向に配置され互いに平行に間隔を隔てた支持
案内軸（１３６）、（１３８）の各一方に滑動自在に取
付けた本体金型移送往復台（１３２）　、（１３４）を
備えている。各往復台（１３２）、（１３４）はそれぞ
れ、形成場所（２８）及び冷却兼取出し場所（３０）の
間で各本体金型装置（１４０）、（１４２）を運び、回
転アクチュエータ（１７０）、（１７２）及び移送ねじ
（１７４）、（１７６）により移送される。

本体成形金型装置（１４０）は１対の本体側部金型手部
分（１４４）、（１４４）を備えている。又本体成形金
型装置（１４２）は１対の本体側部金型手部分（１４６
）、（１４６）を備えている。各対の側部金型手部分（
１４４）、（１４６）は本体金型キャビティ（１４８）
を備えている。

第４図では本体成形金型装置（１４０）及びその往復台
（１３２）は冷却兼取出し場所（３０）にあり、そして
本体成形金型装置（１４２）及びその往復台（１３４）
は形成場所（２８）に位置する。本体金型部分（１４４
）は冷却兼取出し場所（３０）で第２の上下方向軸線（
１５０）のまわりだ閉じる。本体金型部分（１４６）は
第１上下方向軸線（４６）から約１８０°離れた位置に
戻って開き各本体成形金型装置（１４０）　、（１４２
）を相互にバイパスさせる。

第１図に示すように本体金型移送往復台（１３２）、（
１３４）はその各本体成形金型装置（１４０）、（１４
２）と共に水平面（３３０）内で相互に回避する。本体
成形金型装置（１４０）、（１４２）が水平面（３３０
）でこのように回避することは、第４図に示すように本
体金型装置（１４０）　、（１４２）が交互に開くこと
によってできる。

さらに第４図では第１図の仕上がり容器（８８）は、本
体金型装置（１４０）が形成場所（２８）Ｋあった間に
本体金型装置（１４０）内で真空成形され終っている。

この第４図の状態では本体金型装置（１４０）は容器（
８８）を冷却兼取出し場所（３０）に移送し終っている
。又このときには本体金型装置（１４２）は、形成場所
（２８）に戻っていてブランク金型（１２６）のキャビ
ティ（１５４）内で形成しようとする第５Ａ図のパリソ
ン（１３０）を待機している。

第１図、第２図、第１６図、第１７図及び第１８図に示
すよってガラス器具成形機（２０）は取出し装置（２６
１）を備えている。取出し装置（２６１）は、支持棒（
２６４）に滑動自在に取付けた移送往復台（２６２）を
備えている。往復台（２６２）は、移送ねじ（２６６）
及び回転アクチュエータ（２６８）によシ冷却兼取出し
場所（３０）及び移送場所（３２）の間で駆動される。

取出し装置（２６１）はさらに、支持棒（２７２）によ
り移送往復台（２６２）に滑動自在に取付けた間隔隔て
往復台（２７０ａ）、（２７０ｂ）を備えている。間隔
隔て往復台（２７０ａ）は１、駆動ねじ（２７４ａ）、
回転アクチュエータ（２７５ａ　ン及び歯車（２７７ａ
）により横方向の位置決めを行うことができる。間隔隔
て往復台（２７０ｂ）は同様な又は同じ参照数字及び名
称の部品により横方向の位置決めを行うことができる。

第１図、第２図、第１６図、第１７図及び第１８図に示
すように各間隔隔て往復台（２７０ａ）、（２７０ｂ）
は、その駆動ねじ（２８０）に係合し駆動ねじ（２８０
）をその回転に従って上下運動させるねじ軸受（３７２
）と、駆動ねじ（２８０）を角棒（２７９）に連結し駆
動ねじ（２８０）の上下運動を角棒（２７９）に伝える
継手（３７４）と、角棒（２７９）に滑動自在にはまり
角棒（２７９）をその回転は抑止して上下運動させる棒
軸受（３７６）とを備えている。

つかみジョー（３４６）を持つ取出しヘッド（２７６）
は角棒（２７９）により間隔隔て往復台（２７０ａ）に
取付けである。角棒（２７９）は、駆動ねじ（２８０’
）、回転アクチュエータ（２８１）及び歯車（２８２）
により上下させる。

第１７図に示すように取出しヘッド（２７６）は、つか
みジョー（３４６）のほかに駆動シリンダ（３７８）を
備えている。駆動シリンダ（３７８）は、シリンダ内径
（３８０）と、内径（３８０）内に滑動自在に挿入した
ピストン（３８２）と、ピストン（３８２）に固定した
ピストン捧（３８４）と戻しばね（３８６）とを備えて
いる。

口（３８７）を経て角棒（２７９）の縦方向通路（３８
８）に供給される空気圧は、ピストン（３８２）に加わ
りピストン（３８２）及びピストン棒（３８４）を下向
きに駆動する。ピストン棒（３８４）は、Ｕリンク及び
ピン（３９０）とリンク（３９２）とＵリンク及びピン
（３９６）とによりつかみジョー（３４６）に取付けら
れ、空気圧力により駆動されるようなピストン棒（３８
４）　ノ下降運動により、つかみジョー（３４６）をそ
の閉じた位置に向かいピボットピン（４００）のまわり
に枢動させ、又戻しばね（３８６）　Ｋより弾性的に付
勢されるようなピストン棒（３８４）の上昇運動により
つかみジョー（３４６）を開くようにしである。

第３図、第４図及び第６図に関して成形機（２０）は、
第３図に示すように上下方向軸線（２８６）のまわりに
配置した第２のパリソンプランジャ（２８４）と、第６
図に示すように上下方向軸線（２８６）のまわりに正確
知配置した第２の１対のネックリング部分（２８８）、
（２８８）と、第４図に示すように上下方向軸１１ｉＩ
（２８６）のまわりに円周方向に配置した第２のブラン
ク４型（２９０）とを備えている。パリソンプランジャ
（２８４）、第２ネックリング部分（２８８）及び第２
ブランク金型（２９０）は互いに協働して、ブランク金
型（１２６）で一方のパリソン（１３０）を形成するの
と同時に別のパリソンを形成する。第１上下方向軸線（
４６）及び上下方向軸線（２８６）は第４図に示すよう
に第１の距離（２９２）だけ互いに間隔を隔てる。又第
４図に示すように第１上下方向軸線（４６）及び上下方
向軸線（２８６）は形成場所（２８）で第１の上下方向
平面（２９４）内にあり、上下方向軸線（１５０）及び
別の上下方向軸線（２９６）は冷却兼取出し場所（３０
）で第２の上下方向平面（２９８）内にあり、そして各
容器（８８）は移送場所（３２）で第３の上下方向平面
（３００）内にある。

操作に当たってはブランク金型（１２６）を第２図及び
第１３図に示すようにゴブ装入場所（２６）に位置させ
る。溶融ガラスのゴブ（３３２）は第２図に示すように
管（３３４）を経てブランク金型（１２６）のブランク
金型キャビティ（１５４）の各１つの中に落下させる。

ブランク金型保持体（１２２）は第１図に示すように往
復台（１１０）及び回転アクチュエータ（１１６）によ
りゴブ装入場所（２６）から形成場所（２８）に駆動す
る。次いで往復動アクチュエータ（１１８）によりブラ
ンク金型（１２６）が第５Ａ図に示すようにネックリン
グ部分（５２）に接触するまでブランク金型保持体（１
２２）を上向きに上昇させる。この場合第５Ａ図に示す
ようにネックリング部分（５２）はそれぞれ上部位置に
あって閉じである。本体側部金型手部分（１４６）は第
４図及び第１２図の形成場所（２８）で示すようにそれ
ぞれ開いた位置にある。底部金型部分（１６，２）は第
４図及び第１２図の形成場所（２８）で示すようにブラ
ンク金型（１２６）から遠ざかる向きに枢動させである
。そして内部冷却副装置（１８０）は第４図及び第１２
図の形成場所（２８）で示すようにパリソン金型（１２
６）から遠ざかる向きに枢動させである。

種種の部品をそれぞれ前記したように位置させると、パ
リソンプランジャ（１０７）を第５Ａ図の直線（１０９
）により示した位置までブランク金型（１２６）内に下
降させることにより、パリソン（１３０）を形成する。

パリソンプランジャ（１０７）がその上部位置に動いた
後、ブランク金型（１２６）を往復動アクチュエータ（
１１８）により下降させ第２図に示すように回転アクチ
ュエータ（１１６）によりゴブ装入場所（２６）に戻す
。この場合パリソン（１３０）は第５Ａ図のネックリン
グ部分（５２）によりつり下げたままに残す。

次いで第１３図の形成場所（２８）で示すように本体金
型部分（１４６）をパリソン（１３０）のまわりに閉じ
、ネック金型副装置（４０）を第５図に示すようにアク
チュエータ（６４）により下方位置に下降させる。そし
て第８図に示すようにパリソン（１３０）及び本体金型
部分（１４６）、（１６２）の間の空間を、管状突起（
２２４）　、８２マニホルド（１８６）　、マニホルド
室（２１２）及び真空管（２１０）を経て真空により減
圧し。

て、仕上がり容器（８８）を形成する。

容器（８８）の真空成形後に、第１４図の形成場所（２
８）で示すようにネックリング部分（５２）が開く。

そしてネック金型副装置（４０）を、第５図の小さい方
の往復動アクチュエータ（６４）の上昇口（７４）に加
えた空気により上昇させることにより、第１５図に示す
ように容器（８８）を形成場所（２８）から冷却兼取出
し場所（３０）に横方向に移動させる。冷却兼取出し場
所（３０）への容器（８８）のこの移送は、往復台（１
３４）を移動させる第４図のアクチュエータ（１７２）
となお容器（８８）を包囲している本体金型装置（１４
２）とにより行われる。

形成場所（２８）から出ると、内部冷却副装置（１８０
）の支持フレーム（２２８）は第７図の歯車（２４４）
及び回転アクチュエータ（２４６）により容器（８８）
の上方の位置に回動する。第１１図に示すようにノズル
（２４８）を、口（２５８）を経てピストンヘッド（２
５２）に送られる流体圧力により容器（８８）内に下げ
る。

冷却流体は、ノズル（２４８）の下部ノズル穴（３３６
）及び側部ノズル穴（３３８）を経て容器（８８）の内
面（図示してない）に加える。この冷却処理は、容器（
８８）を形成場所（２８）から冷却兼取出１−場所（３
０）□ に移送する際に開始し、容器（８８）が冷却兼取出し場
所（３０）に達した後完了する。

冷却サイクルが終ると、内部冷却副装置（１８０）に供
給する流体を遮断する。ばね（２５０）によシ第１０図
だ示すようにヘッド（２３０）内でノズル（２４８）が
後退する。回転アクチュエータ（２４６）は位置決め歯
車（２４４）と協働して内部冷却副装置（１８０）の支
持フレーム（２２８）を容器（８８）から遠ざかる向き
に回動する。

次いで本体側部金型手部分（１４６）を外方に容器（８
８）から遠ざかる向きに回し容器（８８）を底部金型部
分（１６２）に乗った状態に残す。取出しヘッド（２７
６）を移送往復台（２６２）及び回転アクチュエータ（
２６８）により冷却兼取出し場所（３０）に移動させ、
そして取出しヘッド（２７６）を駆動ねじ（２８０）、
回転アクチュエータ（２８１）及び歯車（２８２）の各
１組により容器（８８）の上方に下降させる。

次いで容器（８８）を、駆動ねじ（２８０）、回転アク
チュエータ（２８１）及び歯車（２８２）により上方に
持上げ、移送往復台（２６２）及び回転アクチュエータ
（２６８）により移送場所（３２）に移送し、つかみジ
ョー　（２７８）を開いてコンベヤベル）　（３４０）
上に乗せる。

第１２図に示した２重ゴブの実施例ではパリソン（１３
０）はパリソンブランク金型（１２６）、（２９０）の
各一方で形成し、各パリソン（１３０）を軸線（４６）
、（２８６）の各一方のまわりに円周方向に形成する。

次いでパリソン（１３０）が形成場所（２８）に留まり
第６図のネックリング部分（５２）、（２８８）の各一
方によりつり下げられている間に、第１２図にそれぞれ
開いた位置で示した対の本体成形金型部分（１４６）及
び第２の対の本体成形金型部分（３４２）は、第１３図
の形成場所（２８）で示したようにパリソン（１３０）
の各１個のまわりに閉じる。

本体成形金型部分（１４６）、（３４２）をパリソン（
１３０）のまわりに閉じる間にパリソン（１３０）と本
体成形金型部分（１４６）、（３４２）の各一方との間
から、第７図及び第８図の真空成形機構（１８３）　Ｋ
よシ空気を抜き１対の容器（８８）を形成する。

パリソン（１３０）の１対の仕上がり容器（８８）への
真空成形の完了後に、ネックリング部分（５２）を開い
て上昇させる。そして閉じた成形金型部分（１４６）、
（３４２）を形成場所（２８）から冷却兼取出し場所（
３０）に向かい直線移動させ仕上がり容器（８８）を型
部分に入れたままで運ぶ。

形成場所（２８）及び冷却兼取出し場所（３０）の中間
の位置で、内部冷却副装置（１８０）の支持フレーム（
２２８）を成形金型部分（１４６）、（３４３）の上方
に回動する。引込み自在なノズル（２４８）を容器（８
８）の各１つの中に下降させる。そして容器（８８）の
頚部、側部及び底部の内面（図示してない）に冷却流体
を加える。この冷却処理は、容器（８８）を冷却兼取出
し場所（３０）　Ｋ移送する間に所望の温度低下が得ら
れるまで継続する。

冷却サイクルの完了後に、引込み自在のノズル（２４８
）を上昇させ、内部冷却副装置（１８０）の支持フレー
ム（２２８）を、第１３図の冷却兼取出し場所（３０）
内の支持フレーム（２２８）によシ例示したように容器
（８８）から遠ざかる向きに回動する。そして第１３図
の冷却兼取出し場所（３０）内の成形金型部分（１４４
）により例示したように各成形金型部分（１４６）、（
３４２）を容器（８８）から離れる向きに開き、容器（
８８）を底部金型部分（３４４）に支えた状態に残す。

このときには各つかみジョー（２７８）、（３４６）は
それぞれ容器（８８）の一方をつかむ。次いで容器（８
８）は、これ等を第１図のコンベヤベル）　（３４０）
　ＶＣ乗せる移送場所に移送する。適宜には容器（８８
）をコンベヤベルト（３４０）に乗せる前に、各容器（
８８）間の距離を、第１図、第２図、第１６図、第１７
図及び第１８図に示すように間隔隔て往復台（２７Ｑａ
）、（２７Ｑｂ）の一方又は両方と、駆動ねじ（２７４
ａ）、（２７４ｂ　）の一方又は両方と回転アクチュエ
ータ（２７５）の一方又は両方とによって、つかみジョ
ー（２７８）、（３４６）の−方又は両方を横方向に動
かすことにより、両パリソン（１３０）間及び両容器（
８８）間の間隔に共通の第１２図の第１の距離（２９２
）から第２の距離（３４８）に変更する。

各容器（８８）を移動するコンベヤベル）　（３４０）
上に乗せると、つかみジョー（２７８）、（３４６）は
コンベヤベルト（３４０）と同じ方向に同じ速度で移動
する。

従って容器（８８）及びコンベヤベルト（３４０）間に
は水平の相対運動が存在しない。すなわち本発明により
ガラス器具製品を移動費は面にこの移動面と同じ水平速
度で乗せる手段の得られることが明らかである。

要するに本発明により、支持板（３６）及び棒（７０）
を備えパリソンプランジャ（１０７）及びネック金型部
分（５２）及び案内板（８１）を上下方向軸線（４６）
に沿って案内する案内手段と、フィニツシユ案内スリー
ブ（８０）を備えパリソンプランジャ（１０７）及びネ
ック金型部分（５２）及び案内板（８１）を半径方向に
整合させる整合手段とを包含するプランジャ及びネック
金型装置（３４）が得られる。

本発明によれば、往復台（１１０）　、パリソンブラン
ク金型（１２６）　、パリソングジンジャ（１０７）及
びネック金型部分（５２）及び案内板（８１）を備え、
ゴブ装入場所（２６）にガラスのゴブ（３３２）を集め
、ゴブ（３３２）を形成場所（２８）に移送し、パリソ
ンブランク金型（１２６）を上方に持上げ、パリソンプ
ランジャ（１０７）をパリソンブランク金型（１２６）
内に下降させ、パリソン（１３０）を形成し、パリソン
ブランク金型（１２６）を下降させ、パリソンブランク
金型（１２６）をゴブ装入場所（２６）に戻し、ネック
金型部分（５２）によりパリソンを支える手段が得られ
る。

本発明によれば、本体側部金型中部分（１４６）、底部
金型部分（１６２）及び真空成形機構（１８３）を備え
、ネックリング部分（５２）によりパリソン（１３０）
を支えている間に、パリソン（１３０）を形成場所（２
８）の第１上下方向軸線（４６）からはずさないで、パ
リソン（１３０）から容器（８８）を形成する本体成形
金型手段が得られる。

本発明によれば、ネックリング部分（５２）を下降させ
て本体金型部分（１４６）に連通させ、ネックリング部
分（５２）を横方向に開いた位置に動かし、ネック金型
副装置（４０）を上向きに仕上がり容器（８８）から遠
ざかる向きに第５Ａ図に示した位置に動かし仕上がり容
器（８８）を共通の水平面（３３０）内で形成場所（２
８）から冷却兼取出し場所（３０）に直線移動させるこ
とができるようにする手段が得られる。

本発明によれば、内部冷却副装置（１８０）を備え、容
器（８８）を形成場所（２８）から冷却兼取出し場所（
３０）に移送する間と共に容器（８８）が冷却兼取出し
場所（３０）に留まる間に容器（８８）の頚部、側部及
び底部の内面を選択的に冷却する手段が得られる。

本発明によれば、１つのブランク金型装置（１０８）に
対し２組の本体成形金型装置（１４０）、（１４２）を
使い、本体金型装置（１４０）、（１４２）を相互に無
関係に開閉し又移送しガラス器具成形機（２０）の生産
性を高めるようにする手段が得られる。

本発明によれば、本体金型装置（１４０）、（１４２）
の各一方を開き、ネック金型副装置（４０）を開いて持
上げ、各本体金型装置（１４０）、（１４２）を形成場
所（２８）から冷却兼取出し場所（３０）に直線移動さ
せ、本体金型装置（１４０）、（１４２）を冷却兼取出
し場所（３０）から形成場所（２８）に同じ水平面（３
３０）内で直線運動させる手段が得られる。

本発明によれば、間隔隔て往復台（２７０）及び回転ア
クチュエータ（２７５）を備え、各容器（８８）間の第
１の距離をコンベヤベルト（３４０）に容器（８８）を
乗せる前に第１の距離（２９２）から第２の距離（３４
８）に変更することにより、移送中の損傷を防ぎアニー
ルがま（図示してない）の最適の利用ができるように各
容器間の距離を最適にする手段が得られる。

本発明によれば、フィニツシユ案内スリーブ（８０）の
冷却穴（９２）とネック金型部分（５２）及び案内板（
８１）の冷却穴（９３）、（９４）とを備え、ネック金
型部分（５２）及び案内板（８１）の熱除去部分を冷却
してネック金型部分（５２）及び案内板（８１）内に形
成したパリソン（１３０）の部分と引続いて真空成形す
るパリソン（１３０）の部分との間に最適の温度差及び
粘度差が得られるようにする冷却手段が得られる。

すなわち本発明は、パリソン（１３０）をガラスのゴブ
（３３２）から形成し、仕上がシ容器（８８）すなわち
ガラス器具製品をパリソン（１３０）から真空成形し又
はブロー成形し或は真空成形しかつブロー成形する、ガ
ラス器具成形機及びガラス器具成形法に適用することが
できる。

以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本発
明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行う
ことができるのはもちろんである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるガラス器具成形機の好適とする実
施例をパリソンを形成するサイクル部分で示す側面図、
第２図は第１図のガラス器具成形機を本体成形金型の一
方を形成場所でパリソンのまわりに閉じパリソンブラン
ク金型にガラスゴブを受入れるサイクル部分で示す側面
図である。第３図は第１図の３−３線に沿う拡大断面図
でありパリソン金型及び２個のパリンンプジンジャを示
す。第４図は第１図の４−４線に沿う拡大断面図であり
形成場所で開いた本体金型の一方と冷却兼取出し場所で
閉じた本体金型の他方とを示す。第５図はプランジャ及
びネック金型装置を示す後述第６図の５−５線に沿う拡
大断面図であシネツク金型部分の案内及び牛径方向整合
とネック金型冷却手段とを示す。第５Ａ図はパリソンブ
ランク金型を衝合させた第５図と同様な縦断面図、第６
図は第５Ａ図の６−６線に沿い矢印の向きに見た平面図
である。第７図は第１図に示した本体成形装置を本体金
型を開閉する副装置と真空成形機構と本体成形装置の内
部冷却副装置と共に示す拡大正面図、第８図は第７図の
本体成形装置の真空成形部分を示す拡大縦断面図、第９
図は第８図の９−９線に沿う断面図、第１０図は第７図
に示した形成容器内部の冷却用の内部冷却副装置の一部
を縦断面によシ示す正面図、第１１図は第１０図の冷却
機構の一部の縦断面図である。第１２図は形成場所で待
機する第１本体成形金型装置を１対のパリソン形成中に
その成形冷却部分を開いて示し冷却兼取出し場所におけ
る第２本体成形金型装置をその成形部分を閉じ仕上がり
容器の内部を冷却する状態で示し又１対の容器をつかみ
ジョーにより移送場所でコンベヤベルト上に乗せた状態
で示す線図的平面図である。第１３図は第１本体成形金
型装置を第１２図で形成した１対のパリソンのまわりに
閉じ１対の容器を第１本体成形金型装置に加える真空圧
により形成する状態を示しゴブ装入場所に移動したパリ
ソンブランク金型を示し冷却兼取出し場所で開いた第１
本体成形金型装置の側部成形及び冷却部分を示し又容器
をなお底部金型によシ支えながら冷却兼取出し場所でつ
かみジョーによりつかんだ仕上がシ容器を示す線図的平
面図である。第１４図は１対の容器を内部に入れた第１
本体成形金型装置の横移動ができるように開いて持上げ
たネックリングを示し形成場所及び冷却兼取出し場所の
中間に移動した第１３図の第１本体成形金型装置を示し
冷却兼取出し場所に向かう第１本体成形金型装置の横移
動ができると共に形成場所に向かう第２本体成形金型装
置の横移動ができるように開いた第２本体成形金型装置
の成形及び冷却部分を示す線図的平面図である。第１５
図は冷却空気を１対の容器内に噴射する冷却兼取出し場
所における第１本体成形金型装置を示し又第１２図の第
１本体成形金型装置と同様に金型手部分を開きパリソン
抑圧作業を待機する第２本体成形金型装置を示す線図的
平面図である。第１６図は取出しジョーを備えだ第１図
の移送往復台の拡大側面図、第１７図は第１図の１７−
１７線に沿う拡大平面図、第１８図は第１７図の１８−
１８線に沿う断面図である。 ２０・・・ガラス器具成形機、２８・・・形成場所、３
０・・・冷却兼取出し場所、３４・・・プランジャ及び
ネック金型装置、４０・・・ネック金型副装置、４６・
・・第１上下方向軸線、５２・・・ネックリング半部分
、５８・・・回転アクチュエータ、６０・・・アーム、
６２・・・リンク、６４・・・往復動アクチュエータ、
７０・・・ピストン棒、８０・・・フィニツシユ案内ス
＋Ｊ−ブ、８１・・・フィニツシユ案内板、８８・・・
容器、１００・・・半径方向整合手段、１０７パリソン
グランジヤ、１２６・・・ブランク金型、１３０・・・
パリソン、１３２．１３４・・・本体金型移送往復台、
１４０・・・第１本体成形金型装置、１４２・・・第２
本体成形金型装置、１８０・・・内部冷却副装置、１８
３・・・真空成形機構 ３−・・」 ２４２．１ Ｌ−一。 ２４２幻 手続補正段（方式） １．事件の表示　　　昭和６２年特許願第１１７１９４
号２、発明の名称　　　ガラス器具製品の成形法及び成
形装置３、補正をする者　　事件との関係　　特許出願
人ボール、コーパレイシャン （昭和６２年７月２８日発送）

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）（ａ）各ネックリング部分を持つネック金型とパ
   リソンブランク金型とパリソンプランジャとにより仕切
   ったキャビティ内に第１の場所内で単一の軸線のまわり
   に第１のパリソンを形成し、（ｂ）前記のパリソンプラ
   ンジャ及びパリソンブランク金型を前記第１パリソンか
   らはずし、（ｃ）この第１パリソンを前記ネックリング
   部分により前記単一軸線のまわりにつり下げ、（ｄ）第
   １の本体成形金型を前記の単一軸線及び第１パリソンの
   まわりに閉じ、（ｅ）前記第１本体成形金型内で前記単
   一軸線のまわりに前記第１パリソンから前記ネックリン
   グ部分によりつり下げながら第１のガラス器具製品を形
   成し、（ｆ）前記各ネックリング部分を前記の単一軸線
   及び第１ガラス器具製品から遠ざかる向きに横方向に隔
   離し、（ｇ）このようにして前記各ネックリング部分を
   隔離した前記ネック金型を前記単一軸線に沿い前記の第
   １本体成形金型及び第１ガラス器具製品から遠ざかる向
   きに動かし、（ｈ）前記第１本体成形金型をその中の前
   記第１ガラス器具製品と共に前記の第１場所及び単一軸
   線から第２の場所に移送することから成る、ガラス器具
   製品の成形法。
2. （２）さらに（ａ）ネックリング部分を持つネック金型
   とパリソンブランク金型とパリソンプランジャとにより
   仕切ったキャビティ内に第１の場所で単一の軸線のまわ
   りに第２のパリソンを形成し、（ｂ）この第２パリソン
   から前記のパリソンプランジャ及ぴパリソンブランク金
   型をはずし、（ｃ）前記ネックリング部分により前記第
   ２パリソンを前記単一軸線のまわりにつり下げ、（ｄ）
   第２の本体成形金型を第２の場所から前記第１場所に移
   送し、（ｅ）前記第２本体成形金型を前記の単一軸線及
   び第２パリソンのまわりに閉じ、（ｆ）前記の第２本体
   成形金型及びネック金型内に第２のガラス器具製品を形
   成する特許請求の範囲第（１）項記載の成形法。
3. （３）（ａ）ネックリング部分を持つネック金型とこの
   ネック金型に協働するパリソンブランク金型と前記のネ
   ック金型及びパリソンブランク金型内に挿入しこれ等の
   金型から抜き出すパリソンブランジャとを備え第１の場
   所で単一の軸線のまわりにパリソンを形成するパリソン
   形成手段と、（ｂ）前記のパリソンプランジャ及びパリ
   ソンブランク金型を前記パリソンからはずすはずし手段
   と、（ｃ）前記パリソンを前記ネックリング部分により
   前記単一軸線のまわりにつり下げた状態に保持する保持
   手段と、（ｄ）本体成形金型を前記の単一軸線及びパリ
   ソンのまわりに閉じる手段と、（ｅ）前記本体成形型内
   で前記単一軸線のまわりに前記パリソンから前記ネック
   リング部分によりつり下げながらガラス器具製品を形成
   する製品形成手段と、（ｆ）前記各ネックリング部分を
   前記の単一軸線及びガラス器具製品から遠ざかる向きに
   隔離する隔離手段と、（ｇ）前記各ネックリング部分を
   このようにして隔離した前記ネック金型を前記単一軸線
   に沿い前記の本体成形金型及びガラス器具製品から遠ざ
   かる向きに動かす駆動手段と、（ｈ）前記ガラス器具を
   内部に入れた前記本体成形金型を前記の第１場所及び単
   一軸線から第２の場所に移送する移送手段とを包含する
   、パリソンからガラス器具製品を成形する成形装置。
4. （４）さらにパリソンプランジャに作動的に連結されパ
   リソンプランジャを単一軸線に沿い往復駆動する往復動
   アクチュエータと、前記単一軸線のまわりに弧状に配置
   されこの単一軸線に対して開位置及び閉位置に可動な各
   ネックリング部分を持つネック金型副装置と、前記の往
   復動アクチュエータ及びネック金型副装置を構造的に相
   互に連結しパリソンプランジャを前記ネック金型に半径
   方向に整合させる整合手段とを備えた特許請求の範囲第
   （３）項記載の成形装置。
5. （５）構造的に相互に連結し半径方向に整合させる整合
   手段を、支持板と、第１軸線から横方向に間隔を隔てこ
   の軸線に平行に配置した複数本の棒とにより構成した特
   許請求の範囲第（４）項記載の成形装置。
6. （６）半径方向に整合させる整合手段に、パリソンプラ
   ンジャのまわりに円周方向に配置されパリソンプランジ
   ャに作動的に接触しネック金型に作動的に接触するスリ
   ーブを設けた特許請求の範囲第（４）項記載の成形装置
   。
7. （７）スリーブに固定状態で接触し上部フィニッシュ金
   型面を持ちパリソンプランジャをネック金型に整合した
   状態に保持する際に協働する上部フィニッシュ部分を備
   えた特許請求の範囲第（４）項記載の成形装置。