Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPS63162832A - 高強度、高靭性鋳造用アルミニウム合金 - Google Patents

高強度、高靭性鋳造用アルミニウム合金

Info

Publication number
JPS63162832A
JPS63162832A JP31061786A JP31061786A JPS63162832A JP S63162832 A JPS63162832 A JP S63162832A JP 31061786 A JP31061786 A JP 31061786A JP 31061786 A JP31061786 A JP 31061786A JP S63162832 A JPS63162832 A JP S63162832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strength
toughness
alloy
casting
aluminum alloy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31061786A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Hama
浜 葆夫
Yoshisada Kobayashi
小林 由定
Shigetaka Morita
茂隆 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP31061786A priority Critical patent/JPS63162832A/ja
Publication of JPS63162832A publication Critical patent/JPS63162832A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、靭性に優れ且つ高い抗張力を有し、自動車の
足廻り等の1強度を必要とする部材に使用されるAl−
51−Mg系の鋳造用アルミニウム合金に関するもので
ある。
(従来の技術) 自動車等の強度部材に使用される鋳造品は、強度、安全
性が重要であり、鋳造品の健全性はもちろん、靭性とく
に対衝撃性、高い伸び、耐力、及び高い抗張力を有する
良好な機械的性質が要求される。
従来、こうした機械的性質を比較的満足するものとして
、AlAl−3L−系の合金に於いてはA356合金を
用いたり、Sb、Ce、Cd等を添加して、その機械的
性質を向上させた合金が使用されている6しかし、自動
車、特に乗用車等の軽量化により、従来鉄系の材質を用
いていた部材には、更に高レベルの機械的性質が要求さ
れており、A356等の公知合金では対処することが困
難である。
(発明が解決しようとする問題点) これ迄のA356等のA l−S i−M g系の鋳造
用合金では、焼戻し過程でのMgSiの析出により靭性
、及び対衝撃性が著しく低下する。
T6処理後の機械的性質は、JIS4号テストピースに
於いても、抗張力25kg/1II112、耐力12k
g/m+i2、伸び12%、シャルピー衝撃値3.2k
g。
m/cI112の一例に示すように伸びを出そうとする
と、抗張力、耐力が低く<、また熱処理条件を変えて、
抗張力、耐力を高くすると、伸びが低下し強度部材とし
ては、充分に満足する機械的性質を得ることが困難であ
った。
本発明合金は、上記AlAl−5L−系の鋳造合金の欠
点を解決して、強度部材に要求される機械的性質を満足
させるアルミニウム合金を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明合金はAl−51−Mg系の鋳造用合金にBe、
Sb、Sr、Mn、Tiを添加して、マトリックスに固
溶、または析出させてT6処理を行なうことにより、F
eの針状晶の成長を抑制し、共晶Siの微細化粒状化を
おこない、切り欠き効果の軽減による靭性、耐衝撃性及
び強度の機械的性質の向上を目的としている。またMn
、Tiも同様にTiは結晶粒の微細化、M nはFeと
化合物をつくりFe針状晶の成長を抑制するために添加
するものである。
すなはち、Si:4.0〜8.0%、M g : 0 
2〜0.8%、Ba : 0.05〜0.4%、Fe 
: 0.05〜0.4%、と及びCu:≦2゜0%、s
b≦0.2%、Sr≦0.01%、Mn≦0.2%、T
iS2.2%の高強度、高靭性鋳造用アルミニウム合金
、前記合金で特に耐食性を必要とするものについては、 Cu≦0.3%とした高強度、高靭性鋳造用アルミニウ
ム合金、更にSr:0.002〜0゜01%、Sb:0
.01〜0.1%とSr、Sbを規定した高強度、高靭
性アルミニウム鋳造用合金である。
本発明における各成分範囲の限定理由は以下の通りであ
る。
Siは鋳造性を良好にするために4.0%以上添加する
が、8.0%を越えると強度、伸びを著しく劣化させる
ので4.0〜8.0%とした。
Mgは強度の向上に有効であるが、0.2%以下である
とその効果が少なく、0.8%以上になるとBe、Sb
、Srを添加による効果以上に、伸びの低下が顕著とな
るので0.2〜0゜8%に限定した。Beは靭性を低下
させるFeの針状晶の成長を抑制するために添加するも
ので1重量比的には合金に含有されるFeと1対1が望
ましく、Feの含有景以上に添加すると強度低下の原因
となるために0.05〜0.4%の範囲にした。Srは
共晶Siの微細化、粒状化に寄与するものであり、少な
いとその効果なく、多すぎるとAlSrの析出により靭
性が低下するので0.01%以下にした。sbは共晶S
iを微細化するために添加するものであり、少ないとそ
の効果がなく、多すぎるとA 14sbの析出により靭
性が低下する。また熱処理時に表面が黒色に変色するの
で必要以上に添加せず0.2%以下にした。Cuは強度
と耐食性を二つの性質を考慮して2.0%いかにしてあ
り、特に耐食性を重要視されるものに関しては0.3%
以下にした。また、特に高い機械的性質と品質を要求さ
れるものについては、Sr二0.002〜0.01%、
Sb:0.01〜0゜1%に限定して添加する。
本発明合金を鋳造後、適切な条件でT6処理を行なうと
、抗張力25 kg/am2以上、0.2%耐力20 
kg/mm”以上、伸び10%以上、シャルピー衝撃値
3 、5 kg、m/cm”以上の機械的性質が付与で
き、従来の公知合金に比較して高強度、高靭性の強度部
材が可能となる。
第1表は本発明合金とJIS規格356及びA356合
金の成分を比較した表である。
第   1   表 (実施例) 第3表は、第2表記載の本発明合金の一実施例のAl−
51−Mg系の合金でBe、 Sr、 Sb、 Mn、
 Tiを含む合金と含まない従来の合金との機械的性質
(抗張力(kg/+mm2.0.2%耐力(kg/am
2)、伸び(%)、シャルピー衝撃値(kg、 m/c
m2)) 、ブリネル硬度を示したものである。試験方
法は両合金共に、加圧力900kg/c112で直径5
0Φ、長さ140Lの丸棒を溶湯鍛造にて鋳造し、54
0℃、7Hrで溶体化、水冷後160℃、 4Hrで戻
しを行い、JIS4号引っ張り試験片とJISa号衝撃
試験片を丸棒より切りだしておこなった。
第   2   表 (数値は重量%) 第   3   表 第3表の結果より判るように1本発明合金によって溶湯
鍛造したものは、従来の公知合金に比べて抗張力、耐力
、伸び、衝撃値共に高い水準にあり、良好なる機械的性
質を有する事が可能ある。
(発明の効果) 1、AL−3i−Mg系の鋳造用アルミニウム合金にB
e、 Sr、 Sb、を添加し、適切なるT6処理を行
なうことにより、高靭性、高強度の鋳造用アルミニウム
合金が可能となった。
2、更に上記合金にCuを添加することにより、一層の
高強度合金が可能となった。
3、機械的性質は 抗張力25 kg/ff1m2以上、0.2%耐力20
kg/m@2以上、伸び10%以上、シャルピー衝撃値
3 、5 kg/am2以上で、アルミニウム合金によ
る有用な強度部材が可能となった。
嘲−一

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量比で、Si:4.0〜8.0%、Mg:0.
    2〜0.8%、Be:0.05〜0.4%、Fe:0.
    05〜0.4%、とおよび、Cu:≦2.0%、Sb:
    ≦0.2%、Sr:≦0.01%、Mn:≦0.2%、
    Ti:≦0.2%の成分を有し、残部がAlと不純物で
    有ることを特徴とする高強度、高靭性鋳造用アルミニウ
    ム合金
  2. (2)BeとFeの重量比がほぼ1対1であることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項記載の高強度、高靭性
    鋳造用アルミニウム合金
  3. (3)Cu含有量がCu:≦0.3%であることを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項乃至第2項記載の高強度
    、高靭性鋳造用アルミニウム合金
  4. (4)Sr:0.002〜0.01%、Sb:0.0.
    01〜0.1%であることを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項乃至第3項記載の高靭性、高強度鋳造用アルミ
    ニウム合金
JP31061786A 1986-12-25 1986-12-25 高強度、高靭性鋳造用アルミニウム合金 Pending JPS63162832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31061786A JPS63162832A (ja) 1986-12-25 1986-12-25 高強度、高靭性鋳造用アルミニウム合金

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31061786A JPS63162832A (ja) 1986-12-25 1986-12-25 高強度、高靭性鋳造用アルミニウム合金

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63162832A true JPS63162832A (ja) 1988-07-06

Family

ID=18007415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31061786A Pending JPS63162832A (ja) 1986-12-25 1986-12-25 高強度、高靭性鋳造用アルミニウム合金

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63162832A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0243339A (ja) * 1988-07-31 1990-02-13 Asahi Tec Corp 鋳造用アルミニウム合金および車両用ホイール
US5298094A (en) * 1990-11-30 1994-03-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Aluminum alloy casting having high strength and high toughness and process for producing the same
CN102373349A (zh) * 2010-08-13 2012-03-14 赵凯志 镁铝合金轮毂材质配方
WO2019186740A1 (ja) 2018-03-27 2019-10-03 日軽エムシーアルミ株式会社 Al-Si-Mg系アルミニウム合金
WO2019186739A1 (ja) 2018-03-27 2019-10-03 日軽エムシーアルミ株式会社 Al-Si-Mg系アルミニウム合金鋳物材の製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413407A (en) * 1977-07-01 1979-01-31 Kobe Steel Ltd High toughness aluminum alloy for casting and heat treatment method therefor
JPS55119147A (en) * 1979-03-08 1980-09-12 Nikkei Giken:Kk Aluminym alloy for casting
JPS5714741A (en) * 1980-06-30 1982-01-26 Fujitsu Ltd Gas concentration detector
JPS60224739A (ja) * 1984-04-24 1985-11-09 Maeda Keikinzoku Kogyo Kk Al−7%Si−0.3%Mg系アルミニウム基鋳造合金

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413407A (en) * 1977-07-01 1979-01-31 Kobe Steel Ltd High toughness aluminum alloy for casting and heat treatment method therefor
JPS55119147A (en) * 1979-03-08 1980-09-12 Nikkei Giken:Kk Aluminym alloy for casting
JPS5714741A (en) * 1980-06-30 1982-01-26 Fujitsu Ltd Gas concentration detector
JPS60224739A (ja) * 1984-04-24 1985-11-09 Maeda Keikinzoku Kogyo Kk Al−7%Si−0.3%Mg系アルミニウム基鋳造合金

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0243339A (ja) * 1988-07-31 1990-02-13 Asahi Tec Corp 鋳造用アルミニウム合金および車両用ホイール
US5298094A (en) * 1990-11-30 1994-03-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Aluminum alloy casting having high strength and high toughness and process for producing the same
CN102373349A (zh) * 2010-08-13 2012-03-14 赵凯志 镁铝合金轮毂材质配方
WO2019186740A1 (ja) 2018-03-27 2019-10-03 日軽エムシーアルミ株式会社 Al-Si-Mg系アルミニウム合金
WO2019186739A1 (ja) 2018-03-27 2019-10-03 日軽エムシーアルミ株式会社 Al-Si-Mg系アルミニウム合金鋳物材の製造方法
US11542580B2 (en) 2018-03-27 2023-01-03 Nikkei Mc Aluminium Co., Ltd. Method for manufacturing Al—Si—Mg aluminum alloy cast material
US11649530B2 (en) 2018-03-27 2023-05-16 Nikkei Mc Aluminium Co., Ltd. Al—Si—Mg aluminum alloy

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3255560B2 (ja) ダイカスト合金およびダイカスト品
US4588553A (en) Aluminium alloys
US4636357A (en) Aluminum alloys
WO2010007484A1 (en) Aluminum alloy, method of casting aluminum alloy, and method of producing aluminum alloy product
EP1882754B1 (en) Aluminium alloy
RU2165995C1 (ru) Высокопрочный сплав на основе алюминия и изделие, выполненное из этого сплава
JPH0143016B2 (ja)
AT511397B1 (de) Verfahren zur raffination und gefügemodifikation von aimgsi-legierungen
JPS63162832A (ja) 高強度、高靭性鋳造用アルミニウム合金
US20050238529A1 (en) Heat treatable Al-Zn-Mg alloy for aerospace and automotive castings
US2542655A (en) Gray cast iron
JPH11286758A (ja) アルミ鋳造材を用いた鍛造製品の製造方法
JPH07242976A (ja) 耐熱性に優れた展伸用アルミニウム合金およびその製造方法
JPH0234739A (ja) 高強度、高靭性鋳造用アルミニウム合金
JP3504917B2 (ja) 自動車エンジンの可動部品およびケーシング部材用のアルミニウム−ベリリウム−シリコン系合金
JP3328356B2 (ja) 鋳造用アルミニウム合金材
JP3037926B2 (ja) アルミホイール鋳造用アルミニウム合金
US3297435A (en) Production of heat-treatable aluminum casting alloy
JPH0557346B2 (ja)
JPS59193237A (ja) アルミニウム(Al)合金製ホイ−ル及びその製造方法
JPH01108339A (ja) ピストン用耐熱高強度アルミニウム合金
JPH1017975A (ja) 鋳物用アルミニウム合金
JPH03202436A (ja) 高靭性アルミニウム合金
JP3481064B2 (ja) 曲げ加工用遅効性アルミニウム合金押出材
US2242205A (en) Manganese alloy