JPS6284190A - 自動変速機油組成物 - Google Patents
自動変速機油組成物Info
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- JPS6284190A JPS6284190A JP22336685A JP22336685A JPS6284190A JP S6284190 A JPS6284190 A JP S6284190A JP 22336685 A JP22336685 A JP 22336685A JP 22336685 A JP22336685 A JP 22336685A JP S6284190 A JPS6284190 A JP S6284190A
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- JP
- Japan
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- oil
- friction
- magnesium sulfonate
- oil composition
- automatic transmission
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/041—Coatings or solid lubricants, e.g. antiseize layers or pastes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10M—LUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
- C10M135/00—Lubricating compositions characterised by the additive being an organic non-macromolecular compound containing sulfur, selenium or tellurium
- C10M135/08—Lubricating compositions characterised by the additive being an organic non-macromolecular compound containing sulfur, selenium or tellurium containing a sulfur-to-oxygen bond
- C10M135/10—Sulfonic acids or derivatives thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10M—LUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
- C10M159/00—Lubricating compositions characterised by the additive being of unknown or incompletely defined constitution
- C10M159/12—Reaction products
- C10M159/20—Reaction mixtures having an excess of neutralising base, e.g. so-called overbasic or highly basic products
- C10M159/24—Reaction mixtures having an excess of neutralising base, e.g. so-called overbasic or highly basic products containing sulfonic radicals
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
シフト変速の持続性、シフトフィーリング性およびクラ
ッチ接着後のスリップ防止性に優れ、かつ使用における
摩擦係数の経時変化が小さい自動変速機油組成物に関す
る。
ッチ接着後のスリップ防止性に優れ、かつ使用における
摩擦係数の経時変化が小さい自動変速機油組成物に関す
る。
(発明の背景)
近年、自動車の自動変速機の装着率は急増している。自
動変速機は車速、負荷の大きさなどに応じて伝達トルク
比が自動的に設定される機構を有する変速機であり、ト
ルクコンバータ部、多板クラッチ、遊星歯車部および油
圧制御部から成り立っている。自動変速機油はこれらす
べての部分に共通の潤滑油であり、動力の伝達流体とし
て、歯車や軸受部の潤滑剤として、ならびにコントロー
ル装置の作動油として機能する。
動変速機は車速、負荷の大きさなどに応じて伝達トルク
比が自動的に設定される機構を有する変速機であり、ト
ルクコンバータ部、多板クラッチ、遊星歯車部および油
圧制御部から成り立っている。自動変速機油はこれらす
べての部分に共通の潤滑油であり、動力の伝達流体とし
て、歯車や軸受部の潤滑剤として、ならびにコントロー
ル装置の作動油として機能する。
遊星歯車の各メンバ間の連結を変えて、各種減速比を得
るシフト動作は、接着クラッチと制動バンドを利用して
行われる。接着クラッチは現在ではスチールグレートで
あるドリプンプレートト、イーiP−摩擦材であるドラ
イブプレートの多板クラッチから構成されている湿式ク
ラッチが一般的であり、湿式クラッチの摩擦性能が自動
変速機ユニットの変速機能、ひいては車のシフトフィー
リングに影響を及ぼす。
るシフト動作は、接着クラッチと制動バンドを利用して
行われる。接着クラッチは現在ではスチールグレートで
あるドリプンプレートト、イーiP−摩擦材であるドラ
イブプレートの多板クラッチから構成されている湿式ク
ラッチが一般的であり、湿式クラッチの摩擦性能が自動
変速機ユニットの変速機能、ひいては車のシフトフィー
リングに影響を及ぼす。
この摩擦特性を評価する試験機がSAE 11&L2摩
擦試験機であり、同業者には広知のものである。この試
験機は基本的には慣性動力計であり、回転体の運動エネ
ルギーを摩擦板によって消費させ摩擦トルクにより摩擦
係数(p)を次式により算出する。
擦試験機であり、同業者には広知のものである。この試
験機は基本的には慣性動力計であり、回転体の運動エネ
ルギーを摩擦板によって消費させ摩擦トルクにより摩擦
係数(p)を次式により算出する。
T:摩擦トルク
n:クラッチ板枚数
S:ピストン面積
P:ピストン押付は圧
r:クラッチ板平均半径
摩擦係数の測定方法としては動的法と静的法がある。動
的法は慣性板(モーター軸上に取り付けられる)をモー
ターで一定時間高速回転させた後にモーター電源を切り
、これと同時に空気圧をピストンに加え、モーター軸と
一体となって回転していたドライブプレートにドリブン
プレートを押し付けることで慣性板を停止させる方法で
ある。
的法は慣性板(モーター軸上に取り付けられる)をモー
ターで一定時間高速回転させた後にモーター電源を切り
、これと同時に空気圧をピストンに加え、モーター軸と
一体となって回転していたドライブプレートにドリブン
プレートを押し付けることで慣性板を停止させる方法で
ある。
この時の摩擦トルク曲線からあるモーター回転時のトル
クを求め、上式から動摩擦係数(μd)を求める。また
停止直前のトルクから静止摩擦係数(μO)を求める。
クを求め、上式から動摩擦係数(μd)を求める。また
停止直前のトルクから静止摩擦係数(μO)を求める。
静的法は空気圧をピストンに加えながら慣性板を補助モ
ーターで極めて低速で回転させ、ドライブプレートとド
リブンプレートのすり合わせにより発生する摩擦トルク
を求めるもので、この値から静摩擦係数(μB)を算出
する。
ーターで極めて低速で回転させ、ドライブプレートとド
リブンプレートのすり合わせにより発生する摩擦トルク
を求めるもので、この値から静摩擦係数(μB)を算出
する。
摩擦係数の値はドライブプレートであるに−・ぐ−摩擦
材と自動変速機油との組み合わせによって変わるが、自
動変速機油の組成による影響が極めて太きい。一般にμ
dはその数値が大きいほうがクラッチ板の耐久性すなわ
ち好ましいシフト変速の持続性の点で望まれている。ま
たμ0/μdの値は1.0に近いほうが滑らかなシフト
フィーリングが得られる点で好ましい。μBはその数値
が大きいほうがクラッチ接着後のスリップを防ぐ点で望
まれる。
材と自動変速機油との組み合わせによって変わるが、自
動変速機油の組成による影響が極めて太きい。一般にμ
dはその数値が大きいほうがクラッチ板の耐久性すなわ
ち好ましいシフト変速の持続性の点で望まれている。ま
たμ0/μdの値は1.0に近いほうが滑らかなシフト
フィーリングが得られる点で好ましい。μBはその数値
が大きいほうがクラッチ接着後のスリップを防ぐ点で望
まれる。
しかしながら、これまで広く用いられている自動変速機
油は、その摩擦係数の値の点で必ずしも十分満足℃きる
ものではなかった。
油は、その摩擦係数の値の点で必ずしも十分満足℃きる
ものではなかった。
(発明の目的)
本発明は、動的法による動摩擦係数(μd)が高く、静
止摩擦係数と動摩擦係数の比(μ0/μd)が1.0に
近く、かつ静的法による静摩擦係数(μB)が高く、し
かも使用における摩擦係数の経時変化が極めて小さい自
動変速機油組成物を提供することを目的とする。
止摩擦係数と動摩擦係数の比(μ0/μd)が1.0に
近く、かつ静的法による静摩擦係数(μB)が高く、し
かも使用における摩擦係数の経時変化が極めて小さい自
動変速機油組成物を提供することを目的とする。
(発明の内容)
本発明は、多割合の鉱油および/または合成油を基油と
し、組成物全量基準でマグネシウムスルフォネート0.
1〜5重量%を必須の成分として含有することを特徴と
する自動変速機油組成物を提供することを目的とする。
し、組成物全量基準でマグネシウムスルフォネート0.
1〜5重量%を必須の成分として含有することを特徴と
する自動変速機油組成物を提供することを目的とする。
以下、本発明の内容をより詳細に説明する。
本発明でいう潤滑油基油としては、鉱油、合成油のいず
れでも使用でき、この場合100°Cで1.5から5.
Q cStの粘度範囲のものを使用することができる。
れでも使用でき、この場合100°Cで1.5から5.
Q cStの粘度範囲のものを使用することができる。
100°C粘度1.5から5.Q cStを満たすもの
であれば単一成分あるいは2成分以上の混合物のいずれ
であっても良く、したがって2成分以上を混合する場合
は100°C粘度範囲としては1.5〜50 cstの
材料を使用することができる。具体的にはたとえば鉱油
では7O−e−ル、8110.8Az 20.5AIn
30. SAP 5Q、ブライトストック、シリンダ
ーストック;合成油では、デセン−1オリゴマーールテ
トラオレエート、トリメチロールプロノ4ントリベラル
ゴネートなど)などが好ましく使用される。
であれば単一成分あるいは2成分以上の混合物のいずれ
であっても良く、したがって2成分以上を混合する場合
は100°C粘度範囲としては1.5〜50 cstの
材料を使用することができる。具体的にはたとえば鉱油
では7O−e−ル、8110.8Az 20.5AIn
30. SAP 5Q、ブライトストック、シリンダ
ーストック;合成油では、デセン−1オリゴマーールテ
トラオレエート、トリメチロールプロノ4ントリベラル
ゴネートなど)などが好ましく使用される。
一方本発明でいうマグネシウムスルフォネートとは、分
子量約100から700のアルキル芳香族のスルフォン
酸のマグネシウム塩のことであり、アルキル芳香族スル
フォン酸としては、具体的にはいわゆる石油スルフォン
酸や合成スルフォン酸などがあげられる。ここでいう石
油スルフォン酸とは鉱油の潤滑油留分のアルキル芳香族
をスルフォン化することにより得られるものである。ま
た合成スルフォン酸としては、例えば洗剤製造プラント
から副生じたり、ポリオレフィンをベンゼンにアルキル
化することにより得られる、直鎖状や分枝状のアルキル
基を有するアルキルベンゼンをスルフォン化したもの、
あるいはジノニルナフタレンなどのアルキルナフタレン
をスルフォン化したものなどがあげられる。
子量約100から700のアルキル芳香族のスルフォン
酸のマグネシウム塩のことであり、アルキル芳香族スル
フォン酸としては、具体的にはいわゆる石油スルフォン
酸や合成スルフォン酸などがあげられる。ここでいう石
油スルフォン酸とは鉱油の潤滑油留分のアルキル芳香族
をスルフォン化することにより得られるものである。ま
た合成スルフォン酸としては、例えば洗剤製造プラント
から副生じたり、ポリオレフィンをベンゼンにアルキル
化することにより得られる、直鎖状や分枝状のアルキル
基を有するアルキルベンゼンをスルフォン化したもの、
あるいはジノニルナフタレンなどのアルキルナフタレン
をスルフォン化したものなどがあげられる。
本発明のマグネシウムスルフォネートとしては、その中
性塩(正塩)だけでなく、中性塩と過剰のマグネシウム
とを水の存在下で加熱することにより得られる塩基性ス
ルフォネートや、炭酸ガスの存在下で中性塩、塩基性塩
をアルカリ土類金属の酸化物や水酸化物と反応させて得
られる、いわゆる超塩基性スルフォネートも含まれる。
性塩(正塩)だけでなく、中性塩と過剰のマグネシウム
とを水の存在下で加熱することにより得られる塩基性ス
ルフォネートや、炭酸ガスの存在下で中性塩、塩基性塩
をアルカリ土類金属の酸化物や水酸化物と反応させて得
られる、いわゆる超塩基性スルフォネートも含まれる。
しかしながら、本発明のマグネシウムスルフォネートは
上記の製造法に制限されるものでなく、どのような製造
法のものでも使用できる。
上記の製造法に制限されるものでなく、どのような製造
法のものでも使用できる。
本発明のマグネシウムスルフォネートは金属清浄剤とし
て公知の化合物であるが、従来自動変速機油の金属清浄
剤としてはカルシウムスルフォネートとカルシウムフェ
ネートが用いられているだけであった(例えばこのこと
は5AEi Paper、680040 (1968年
)に記載されている)。本発明に見られるように、摩擦
特性を積極的に改良する目的でマグネシウムスルフォネ
ートを自動変速機油に添加した例はなかった。
て公知の化合物であるが、従来自動変速機油の金属清浄
剤としてはカルシウムスルフォネートとカルシウムフェ
ネートが用いられているだけであった(例えばこのこと
は5AEi Paper、680040 (1968年
)に記載されている)。本発明に見られるように、摩擦
特性を積極的に改良する目的でマグネシウムスルフォネ
ートを自動変速機油に添加した例はなかった。
本発明において、マグネシウムスルフォネートの中でも
、摩擦特性改善効果が特に優れているという点から、J
工5K25015.2.3に定める電位差滴定法(過塩
素酸法)による塩基価が300以上、好ましくは350
以上の超塩基性マグネシウムスルフォネートを用いるの
が望ましい。
、摩擦特性改善効果が特に優れているという点から、J
工5K25015.2.3に定める電位差滴定法(過塩
素酸法)による塩基価が300以上、好ましくは350
以上の超塩基性マグネシウムスルフォネートを用いるの
が望ましい。
マグネシウムスルフォネートの含有量は組成物全量を基
準としてO01〜5.0重量%、好ましくは0.3〜2
.0重量%である。
準としてO01〜5.0重量%、好ましくは0.3〜2
.0重量%である。
上記したマグネシウムスルフォネートのほかに、本発明
の自動変速機油組成物に対して通常の潤滑油に添加され
る添加剤を随意に使用することができる。たとえば、マ
グネシウム以外のアルカリ土類金属スルフォネート、ア
ルカリ土類金属フェネート、ホスホネート、カル?キシ
レート、サリシレートなどの金属系清浄剤;アルケニル
コハク酸イミド、アルキルベンジルアミンなどの無灰分
散剤;アルキルまたはアリールジチオリン酸亜鉛、ヒン
ダードフェノール、芳香族アミンなどの酸化防止剤;硫
化オレフィン、硫化エステル、リン酸エステル、亜リン
酸エステルなどの極圧剤;脂肪酸、脂肪酸塩、脂肪酸エ
ステル、高級アルコール、酸性リン酸エステル、アミン
化合物などの油性剤/摩擦調整剤;さび止め剤;あわ消
し剤などを添加することができる。
の自動変速機油組成物に対して通常の潤滑油に添加され
る添加剤を随意に使用することができる。たとえば、マ
グネシウム以外のアルカリ土類金属スルフォネート、ア
ルカリ土類金属フェネート、ホスホネート、カル?キシ
レート、サリシレートなどの金属系清浄剤;アルケニル
コハク酸イミド、アルキルベンジルアミンなどの無灰分
散剤;アルキルまたはアリールジチオリン酸亜鉛、ヒン
ダードフェノール、芳香族アミンなどの酸化防止剤;硫
化オレフィン、硫化エステル、リン酸エステル、亜リン
酸エステルなどの極圧剤;脂肪酸、脂肪酸塩、脂肪酸エ
ステル、高級アルコール、酸性リン酸エステル、アミン
化合物などの油性剤/摩擦調整剤;さび止め剤;あわ消
し剤などを添加することができる。
(実施例)
以下実施例によって本発明にかかわる組成物の効果を詳
細に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例によっ
て限定されるものではない。
細に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例によっ
て限定されるものではない。
表1に記載の組成により、本発明にかかる自動変速機油
組成物を調整した。そしてこれらの組成物に対して、!
3AE Nl 2摩擦試験機(ペーパー摩擦材;市販品
使用)によりその摩擦特性(μd、μ日。
組成物を調整した。そしてこれらの組成物に対して、!
3AE Nl 2摩擦試験機(ペーパー摩擦材;市販品
使用)によりその摩擦特性(μd、μ日。
μ0/μd)を測定し、その結果も表1に示した。
また比較のため、表2に示す組成により、マグネシウム
スルフォネートを使用しない場合についても同様に摩擦
特性を測定し、その結果も表2に併記した。
スルフォネートを使用しない場合についても同様に摩擦
特性を測定し、その結果も表2に併記した。
表1および表2に示す摩擦特性の結果から明らかなとお
り、本発明に係る実施例1〜5の自動変速機油組成物は
、動摩擦係数(μd)と静摩擦係数(2日)が高く、し
かも静止摩擦係数と動摩擦係数の比(μ0/μd)が1
.0に極めて近く、自動変速機油として優れた性能を兼
ね備えている。
り、本発明に係る実施例1〜5の自動変速機油組成物は
、動摩擦係数(μd)と静摩擦係数(2日)が高く、し
かも静止摩擦係数と動摩擦係数の比(μ0/μd)が1
.0に極めて近く、自動変速機油として優れた性能を兼
ね備えている。
それに対し、マグネシウムスルフォネートヲ用いない比
較例1および比較例4の組成物は、それぞれ対応する実
施例1および実施例3の組成物に比べてμ0/μdが大
きくなり、運転時のシフトフィーリングが悪くなる。ま
た比較例1の組成物に金属清浄剤としてよく知られてい
るカルシウムスルフォネートやカルシウムフェネートを
添加した比較例2および比較例3の場合には、それらの
化合物の添加により2日が低下し、対応するマグネシウ
ムスルフォネートを添加した実施例1の組成物に比べて
μO/μdも大きく好ましくない。さらに基油として鉱
油と合成油の混合基油を用いた場合でもカルシウムスル
フォネートを添加した比較例5の組成物に比べ、マグネ
シウムスルフォネートを添加した実施例5の組成物は摩
擦特性のすべての点で優れている。
較例1および比較例4の組成物は、それぞれ対応する実
施例1および実施例3の組成物に比べてμ0/μdが大
きくなり、運転時のシフトフィーリングが悪くなる。ま
た比較例1の組成物に金属清浄剤としてよく知られてい
るカルシウムスルフォネートやカルシウムフェネートを
添加した比較例2および比較例3の場合には、それらの
化合物の添加により2日が低下し、対応するマグネシウ
ムスルフォネートを添加した実施例1の組成物に比べて
μO/μdも大きく好ましくない。さらに基油として鉱
油と合成油の混合基油を用いた場合でもカルシウムスル
フォネートを添加した比較例5の組成物に比べ、マグネ
シウムスルフォネートを添加した実施例5の組成物は摩
擦特性のすべての点で優れている。
以上のように、マグネシウムスルフォネートの添加効果
は明らかであり、本発明の組成物に限って特別な性能が
発揮されることは明白である。
は明らかであり、本発明の組成物に限って特別な性能が
発揮されることは明白である。
特許出願人 日本石油株式会社
シ■= 続 ン市 工 iノ)
昭和61年2r+(2n
1、′旧′1の表示
昭和60年 1、′i 訂 願 第 2233 (:
36 号2、発明の名称 自動変速機油組成物 3、hli正をづる名 事f1との関係 出 願 人 名 称 (444)日本石油株式会社4、代狸人 11 所 〒107東京都港区南肖山−1目1番1
号外i″名″′′ 5、補正命令の日付(自発) (北進口)昭和 年 n 日 (3,補iFの対象
36 号2、発明の名称 自動変速機油組成物 3、hli正をづる名 事f1との関係 出 願 人 名 称 (444)日本石油株式会社4、代狸人 11 所 〒107東京都港区南肖山−1目1番1
号外i″名″′′ 5、補正命令の日付(自発) (北進口)昭和 年 n 日 (3,補iFの対象
Claims (2)
- (1)多割合の鉱油および/または合成油を基油とし、
組成物全量基準でマグネシウムスルフォネート0.1〜
5重量%を必須の成分として含有することを特徴とする
自動変速機油組成物。 - (2)マグネシウムスルフォネートが塩基価300以上
の超塩基性マグネシウムスルフォネートであることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動変速機油組成
物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22336685A JPS6284190A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 自動変速機油組成物 |
GB08623935A GB2182948A (en) | 1985-10-07 | 1986-10-06 | Automatic transmission fluid composition |
DE19863634078 DE3634078A1 (de) | 1985-10-07 | 1986-10-07 | Getriebeoel fuer automatisch geschaltete getriebe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22336685A JPS6284190A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 自動変速機油組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6284190A true JPS6284190A (ja) | 1987-04-17 |
Family
ID=16797016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22336685A Pending JPS6284190A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 自動変速機油組成物 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6284190A (ja) |
DE (1) | DE3634078A1 (ja) |
GB (1) | GB2182948A (ja) |
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JP2010195894A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Jx Nippon Oil & Energy Corp | ギヤ用潤滑油組成物 |
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JPH1143687A (ja) * | 1997-05-31 | 1999-02-16 | Tonen Corp | 金属スルホネートからなる摩擦低減剤およびそれを含有する潤滑油組成物 |
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FR2469449A1 (fr) * | 1979-11-07 | 1981-05-22 | Lubrizol Corp | Additifs de lubrification comprenant un alkylphenol sulfure et un agent dispersant de haut poids moleculaire |
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-
1985
- 1985-10-07 JP JP22336685A patent/JPS6284190A/ja active Pending
-
1986
- 1986-10-06 GB GB08623935A patent/GB2182948A/en not_active Withdrawn
- 1986-10-07 DE DE19863634078 patent/DE3634078A1/de not_active Ceased
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