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JPS6252192A - 高耐食性セラミツクス - Google Patents

高耐食性セラミツクス

Info

Publication number
JPS6252192A
JPS6252192A JP18978485A JP18978485A JPS6252192A JP S6252192 A JPS6252192 A JP S6252192A JP 18978485 A JP18978485 A JP 18978485A JP 18978485 A JP18978485 A JP 18978485A JP S6252192 A JPS6252192 A JP S6252192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramics
oxide
present
corrosion resistance
oxide film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18978485A
Other languages
English (en)
Inventor
博一 山本
大黒 貴
英雄 角田
光 本村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP18978485A priority Critical patent/JPS6252192A/ja
Publication of JPS6252192A publication Critical patent/JPS6252192A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はボイラ燃焼室回わ9の耐食性部品(ディフュー
ザーコーン)やガスタービンの辞典等の耐食性を要求さ
れる部品一般に適用されるセラミックスに関する。
〔従来の技術〕
従来の非酸化物糸セラミックスは高温条件下で表面にシ
リカ(5iOz)から成る酸化膜が生成する。この酸化
膜とナトリウム等の腐食成分が反応し、水ガラス(Na
2O・sho、 )  が生成し、スラグ反応のような
形態に工っで腐食が進み、十分な耐食性を示さない。
〔発明が解決しょうとする問題点〕
上記の工すに、従来の非酸化物系セラミックスは、シリ
カ(SiC2)から取る酸化膜がカリウム等のアルカリ
金属と反応し易く、耐食性が劣る欠点があった。
本発明は、斯る欠点を排除した高耐食性セラミックスを
提案するものである。
〔問題点全解決するための手段〕
本発明は、珪素含有非酸物系セラミックスの表面に、ア
ルミノシリケート又はジルコ7”k主成分とする酸化物
膜を形成してなる高耐食性セラミックスに関する。
すなわち本発明は、前記した従来の非酸化物系セラミッ
クスの表面に高温条件下で生成するシリカ(8102)
 NtS 工り耐食性に優れ次アルミノシリケート(A
t20.−8i02系)又はジルコン(zro!−8i
n2系)を主成分とする酸化物膜の層に変更するもので
ある。この酸化物膜の形成法としては、非酸化物系セラ
ミックスの焼成の段階からアルミナ(AtzOs  )
やジルコニア(Zr○、)粉末を多量に添加することが
考えられる。しかし該法によれば、高温強度面で不都合
な結果となる。そこで本発明では非酸化物糸セラミック
スの表面の酸化物膜の与の組成を変更する手段が必要と
なる。
この手段として、本発明では珪素含有非酸化物系セラミ
ックス、好ましくは、窒化珪素(Si3N4 )、炭化
珪素(f910 )を焼成後、第1因に示す工うに、る
つぼ3内に該焼結体1金入れ、1わり全アルミナ(At
!os )  粉末又はジルコニア(Zr02)やジA
/ s ン(zro2−51o2ン粉末2で被い、大気
中、1000℃以上の@度で熱処理する方法が適してい
る。
このときの熱処理温度は、高温でろれば耐食性の向上は
認められるが、耐食性に優れfc、表面膜の生成が増す
ため、全体としての強度低下が起こる。従って、上限は
843 N、の場合1200℃位、BiOの場合1so
oc位が好ましい。
筐た熱処理時間については、2時間から10時間程度が
好適である。時間が短かいと表面膜の生成が不十分で耐
食性の向上が認められず、時間が長がいと表面膜の生#
:量が増して、強度低下が生じるためである。
更に本発明において、ジルコンを主成分とする酸化物膜
を形成する場合、土述のようにジルコニア(ZrO2)
やジルコン(zro、−5io、 )の粉末を用いる。
ジルコン全周いると酸化物膜形成反応が進み易い点と、
コストの安い点で、ジルコニアを用いるより有利である
。!!た、ジルコニアを用いる場合は、ジルコニアd1
100℃程度で相変態を起こし、この際に体積変化が起
こり、破壊に至ることがある次め、この相変態を防ぐ目
的でイツトリア(Y2O3)、マグネシア(MgO) 
、カルシア(OaO) f添加する。イツトリアの場合
、添加量f 3mo1% 位にすると部系セラミックス
の表面をシリカ(Bi、Oz)’を主成分とする酸化物
膜が被うような形態で高温下で使用されることとなる。
一方、本発明セラミックスは、第2図に示すように、非
酸化物系セラミックス焼結体1の表面を、アルミノシリ
ケー) (Az203−8in、系)、ムライト(5A
t203 ・2SiO2)、アルミナ(Altos)、
その他組成の明確でないAt、03− S10.  系
化合物、Xtr!’)kコン(ZrC2−JO,)等ノ
ZrO2−5i02系化合物の酸化物膜4が被うような
形態となる。
このアルミノシリケート(Az、o3−8in、系J又
ハシルコン(ZrO2−SiO2系浅は、アルカリに対
する耐食性に優れているため、通常の非酸化物系セラミ
ックスより耐食性が向上する。
〔実施例〕
実施例1 通常の常圧焼成法で得られた非酸化物焼結体、窒化珪素
(Si3N4 )、炭化硅素(sic )を用いた。
これらの密度は窒化珪素で3. I S f 7cm3
、炭化珪素で五〇 5 f7.3であった。
これらをそれぞれ第1図に示すアルミナ裂のるつは6に
入れ、まわりを純度99,5%、平均粒径CL6μmの
アルミナ粉末で被い、1200℃、大気中、5時間の熱
処理全行つ友。
また、800℃、1000℃と熱処理温度を変えて上記
と同様にして熱処理全行った。上記のようにして得られ
たセラミックス全ボイラの腐食雰囲気を想定しfc N
a2so4とV、O5の重量比20:80の合成灰を用
い、800℃で腐食試験全行つ九。この結果t−第1表
に示す。
第 1 表 第1表で明らかなように、本発明セラミックスによれば
耐食性が飛躍的に向上することが判る。
また第1表から明らかなように、熱処理温度については
、800℃ではアルミナとシリカの反応が十分に進まな
いkめ、効果が認められないが、1000℃を越えた@
度で熱処理することで効果が現われてくる。従って、本
発明セラミックスに係るAz2o3−8102  系の
酸化物膜を形成するに際しては、1000℃以上とする
ことが好ましいことが明らかである。
更に、第1表の1000℃、1200℃の熱処理温度で
得られた本発明セラミックスの表面をX線回折法で同定
した結果、いずれの場合もムライト(5At203・2
8102)及びアルミナ(祐03)が認められ、これら
の化合物により耐食性が向上し次ものと考えられる。な
お、第1表の800℃の熱処理温度で得られたものの表
面のX線回折法による同定結果は、アルミナ(Aj、O
,)  の生成しか認められず、このために耐食性が不
十分であったものと考えられる。
実施例2 通常の常圧焼成法で得られた非酸化物焼成体、窒化珪素
(Si3N4)、炭化珪素(SiC)を用いた。
これらの密度は窒化珪素で五1517cm3、炭化珪素
で30597cm”であった。
これらをそれぞれ第1図に示するつぼに入れ、まわりを
イツトリア(Y2O3) 5 mob俤 全添加した部
分安定化ジルコニア粉本、又は純度99.5チのジルコ
ン粉末で被い、1200℃、大気中、5時間の熱処理を
行った。
また、800℃、1000℃と熱処理@度全変えて上記
ど同様にして熱処理を行った。
上記のようにして得られたセラミックス全ボイラの腐食
雰囲気を想定したNa2 S O4とY2O5の重量比
20:80の合成入金用い、800℃で腐食試験を行つ
九。この結果全第2表に示す。
第  2  表 簀印は比較例 第2表で明らかなように、本発明セラミックスによれば
耐食性は飛錆的に向上することが判る。
また、粉末の攬類の影響は認められない。
熱処理温度については、800℃では、810 。
Si3N4の酸化が不十分でシリカの発生が少なく、表
面層にジルコンが生成せず効果が認められないが、10
00℃金越えた温度では、Bj−CやEl 13N4が
酸化してシリカを生成し、これとジルコンあるいはジル
コニアとの反応によr)表面層がジルコン(ZrO2・
Sin、 )となるため効果が現われたと考えられる。
因みに、第2表の1000℃、1200℃の熱処理@度
で得られた本発明セラミックスの表面lX線回折法で同
定した結果、いずれの場合もジルコン(ZrO,・51
o2) カ認められた。
〔発明の効果〕
本発明の表面にアルミノシリケート(AtaOs・5h
ol系ン又はジルコン(zro、・5102系)を主取
分とする酸化物膜を生成した珪素@有非酸化物系セラミ
ックスは、耐食性が従来のものの4倍以上に向上するば
かりでなく、該非酸化物系セラミックス焼結体自体の組
成は変わらないため高温強度等の物性面の低下はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明セラミックスを得るための熱処理方法の
一実施例を示す説明図、第2図は本発明セラミックスの
構成を示す説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 珪素含有非酸物系セラミックスの表面に、アルミノシリ
    ケート又はジルコンを主成分とする酸化物膜を形成して
    なる高耐食性セラミックス。
JP18978485A 1985-08-30 1985-08-30 高耐食性セラミツクス Pending JPS6252192A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002543030A (ja) * 1999-04-26 2002-12-17 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ジルコンコーティングを有するセラミック

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