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JPS6224766A - ライン型熱ヘツド駆動装置 - Google Patents

ライン型熱ヘツド駆動装置

Info

Publication number
JPS6224766A
JPS6224766A JP60164667A JP16466785A JPS6224766A JP S6224766 A JPS6224766 A JP S6224766A JP 60164667 A JP60164667 A JP 60164667A JP 16466785 A JP16466785 A JP 16466785A JP S6224766 A JPS6224766 A JP S6224766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
block
printing
thermal head
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60164667A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehisa Dobashi
秀久 土橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kogaku KK filed Critical Nippon Kogaku KK
Priority to JP60164667A priority Critical patent/JPS6224766A/ja
Publication of JPS6224766A publication Critical patent/JPS6224766A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、サーマルヘッドの発熱体ドツトに通電発熱さ
せることによって感熱記録紙に1行分の画素を印字し、
次いで該記録紙等を1行分移動させ、以下、順次各行の
画素を印字することにより、2次元画像を得る感熱画像
記録方式の改良に関する。
〔発明の背景〕
テレビ、ビデオカメラ、ビデオディスク、電子カメラ等
から得られる電気的画像信号から、写真の如きハードコ
ピーの形で画像を再生する方法が  ゛盛んに研究され
ている。その中で最も有力な方法が感熱画像記録方式で
あり、これはライン状に1列或いは複数列に整列した発
熱体ドツト(1行分に相当する)からなるライン型サー
マルヘッドと、感熱記録紙とを圧接し、或いは該ライン
型サーマルヘッドと熱転写性インキシートと受像シート
を重ねたものとを該熱転写性インキシートを挟む如く圧
接し、入力する画像信号に基づいて所定の発熱体ドツト
のみを通電発熱させ、この熱によって感熱記録紙或いは
受像シート(以下単に記録紙という)上に1行分の画素
を印字し、該記録紙を前記ヘッドの長手方向と直交する
方向へ移動させながら順次各行画素を印字することによ
り1つの2次元画像を完成させるものである。
この場合、1行分の画素に相当する発熱体ドツトの数は
、画像の大きさに応じて、例えば1280個に及ぶこと
がある。しかし、このようにドツト数が多い場合には、
全ドツトを発熱させるときに流れる最大電流値は極めて
大きくなり、そのため大電源が必要となる。
そこで、発熱体ドツトを複数例えば2つのブロックに分
け、各ブロックごとに順次時刻を変えて通電発熱させる
方式が提案された。この方式では1行分の画素をプリン
トするのに必要とする時間が倍以上に延びるものの、必
要な最大電流値はA以下で済む。
ところで、1つの発熱体ドツトを発熱させたときの温度
分布は第2A図に示すように山型の分布を成し、ブロッ
クごとに発熱させると、仮にブロック内の全部のドツト
を発熱させた場合、第2B図に示すように発熱ブロック
B+(ハツチングを入れたドツト領域)と、非発熱ブロ
ックBt (ハツチングを入れないドツト領域)との境
界部分の発熱温度が低い、これは非発熱ブロックB2は
温度が低く、そのため該境界部分では非発熱ブロックB
tへ熱が逃げるからであり、この現象を避けることはで
きない、この現象はブロックB1の通電発熱操作を終え
、次のブロックBtの通電発熱操作を行なったときにも
生じ、第2C図の如き温度分布となる。従って、ブロッ
ク分けしたときの境界部分では最初の操作でも次の操作
でも発熱温度が十分に高くならず、そのため熱の時間積
分に相応する印字の濃度が境界部分では淡くなり(第2
D図参照)、白い点が出る。この白い点は当然のことな
がら、記録紙の移動方向に白いすじ(以後ホワイトライ
ンと呼ぶ)となってプリント画像中に現われる。このホ
ワイトラインは写真の如き画像を作る場合、致命的な欠
点となる。
ホワイトラインを解消する感熱画像記録方式として本願
出願人は、発熱体ドツトを2つのブロックに分けるとき
、境界のドツトを両ブロック間に共通化してブロック分
けする、つまり境界の1個のドツトを重複してブロック
分けする方式(特願昭59−150055)を既に提案
している。前記提案について説明する。
第3図は前記提案を説明する図で第3A、3B図が発熱
体の温度分布を、第3C図は印字の濃度分布を表わす。
第3図に於いて、例えば1個のドラ)Ddを共通化させ
て2つのブロックB1及びBzの両方に所属する如く分
け、最初にブロックB、を通電発熱させ次にブロックB
2を通電発熱させると、境界での温度低下がなくなり、
その結果第3C図に示す如く1行分のプリント画素中の
ブロック分けの境界で印字濃度が淡くなることがなくな
り、ホワイトラインが解消される。しかしながら、両ブ
ロックB1..B2に共通のドツトDdは休みなく発熱
させられるので他のドツトに比べ先に寿命がつき、結局
サーマルヘッド全体の寿命が低下する。また共通ドツト
に相当する画素は2度印字されるので印字の階調によっ
ては濃くなり過ぎることがあり、その場合はプリント画
像に黒いすしとなって現われる。
前記2つの問題点を解決するために前記提案では境界の
共通化されたドツトDdを各行ごとにランダムに変える
ことにより1つまたは数個のドツトだけが早期に寿命が
つきる問題を解決し、しかも共通化された画素に加える
エネルギーを制御することによって濃くなりすぎる現象
を抑えるものである。
以下に前記提案をさらに具体的に説明する。尚以下の説
明では説明を簡単にするために階調を有する電気的画像
信号は既にモノクロ画像信号に分解されているものとす
る。
また1ラインを2つの違った時間の印字動作により印字
を行うが、前半の印字動作で印字するドット群を通電ブ
ロックB1、後半の印字動作で印字するドラト群を通電
ブロックBtと呼ぶ。
また前記印字方式を実現する為に、特定のレベルでは特
定のドツトのみデータが通過するべくストローブをかけ
選択されたデータをサーマルヘッドに送り込む。
第4図は前記提案で用いるサーマルヘッドの概念図であ
る。
第4図に於いて1はデータ信号が入力される端子であり
、2はタイミングをとるクロック信号入力端子、3はロ
ード信号入力端子、4はサーマルヘッド駆動信号入力端
子、5はシフトレジスタ、6はラッチ回路、7はナント
ゲートである。
前記提案では使用するサーマルヘッドの発熱体ドツト数
をD1〜D工のM個(Mは偶数)とし、そのため通電ブ
ロックB+ 18zを+M+1個づつの2つに分け、該
通電ブロックB+ 、8g間に共通のドツトを2個とす
るが、共通のドツトに相当する画素が濃いめに印字され
るのを防ぐために、多数回の階調印字の途中で共通のド
ツトに対する通電を断つ。
そのため、各ブロックのストローブ信号について、各々
、階調の前半を受は持つものと後半を受けもつものと2
種必要となる。前半を受けもつ信号と後半を受は持つ信
号とは、一方が他方に比べ共通のドツトに相当する分だ
け短いだけの関係にある。
第5図に前記提案による第1行のストローブ信号の例を
示す。ライン型熱ヘッドはその幅がWであってM個の発
熱体ドツトより構成される。
S81は、第1行の通電ブロックB+に相当する画素を
印字するためのものでかつ階調の前半を受けもつもの、
SSbは同じく後半を受けもつもの、SScは同じく第
4行の通電ブロックB2に相当する画素を印字するため
のもので階調の前半を受けもつもの、Ssdは同じく後
半を受けもつものである。
第6図は前記提案で使用する感熱画像記録装置のブロッ
ク図である。第6図に於いて、THは第41!lに示す
如きサーマルヘッドであり、8は画像データメモリ部で
、ここから1行分の画像信号Sが1行分から始まって最
終行まで順にラインレベルデータ変換部9へ送られ、比
較レベルL、〜L2(添字はレベル値を表し階調数P+
1)と比較され、1行分についてはレベルデータ信号L
D、〜LD、(添字はレベル値)に変換され、レベルデ
ータ信号LD、−LDPは順次アンドゲートlOの一方
の端子に送られる。12はシーケンスコントローラ、T
Hはサーマルヘッド、13は記録紙駆動用のモーターで
ある。
一方、11は前記提案で用いられるデータストローブ信
号発生回路であり、そのブロック図を第7図に示すが第
7図については、最後に説明する。
ともかくデータストローブ信号発生回路11によって、
1行の第1通電プロツクB、を印字するためのストロー
ブ信号5SllとSS1及び第2通電ブロックB2を印
字するためのストローブ信号SScとSSdを発生させ
、しかもこれらの信号は行によってランダムに波形を変
える。最初に通電ブロックB、を印字するためのストロ
ーブ信号のうちSS、を使用し、アンドゲート10の残
りの一方の端子に入力する。そうすると、最初のレベル
データ信号LD、は、ストローブ信号SS、によってブ
ロックレベルデータ信号BLD−+(尚、添字の左側は
ストローブ信号SSの添字、右側はレベルデータLDの
添字である)に変換され、この信号はサーマルヘッドT
Hのデータ信号入力端子1に送られる。これらのブロッ
クレベルデータ信号は、クロック端子2に入力するクロ
ック信号によりシフトレジスターにシリアルに転送され
、転送された信号は、端子3に入力する「ブロックレベ
ルデータをラッチするためのロード信号」によってラッ
チ回路にパラレルに転送され、該ラッチ回路のパラレル
出力はナントゲート(第4図の7)の一方の端子に送ら
れる。このナントゲートの残りの一方の端子には、発熱
体ドツト全体を印字可能にするために、「ストローブ信
号SS、とタイミングのあった駆動信号」が入力され、
それにより通電ブロックBtの発熱体ドラl”Dt−1
〜D、にはブロックレベルデータに基づいて所定のドツ
トにだけ電流が単位時間T4流れ、階調濃度1の画素が
印字される。
次にアンドゲート10にはレベルデータLD。
が送られ、ストローブ信号SS、によってブロックレベ
ルデータBLD−zに変換され、同様に通電ブロックB
+の画素について電流が単位時間Tu流れて、印字され
、次の階!llNa度2の画素が形成される。
以下順次、最高階調濃度pまでのうち、ある階it!I
qまでのレベルデータLD、まで同様の印字を繰り返す
その後は、ストローブ信号をSS、から33゜に変える
。そうすると、レベルデータLD、、、は、ブロックレ
ベルデータB L Dhq4+に変換され、その結果、
駆動ブロックB、・の発熱体ドツトDL4、〜D、−1
には、ブロックレベルデータに基づいて電流が単位時間
Tu流れて、印字され、階1llt11度、。1の画素
が形成される 以下、順次最高階!Ii!濃度pまでのレベルデータL
DI、まで同様に操り返すとブロックBt、Bt’に相
当する画素の印字が終了する。
次にまた最低レベルデータ信号LD、に戻って、この信
号をアンドゲート10の一方の端子に入力し、残りの一
方の端子にブロックBtを印字するためのストローブ信
号SSeを入力する。そうすると、レベルデータ信号L
D、は、ブロックレベルデータ信号BLDc+に変換さ
れ、この信号をサーマルヘッドTHの端子1に入力する
と、同様に処理されて、ブロックB2の発熱体ドツトD
1〜Dい、及びり、−D、には、ブロックレベルデータ
に基づいて所定のドツトにだけ電流が単位時間Tu流れ
て、階調濃度1の画素が印字される。
以下、llt&レベルデータLD!〜LDQについて繰
り返すと、通電ブロックB2に相当する階調濃度qまで
の画素の印字が終わる。
レベルデータLDq*1については、ストローブ信号を
SSaに変えて、ブロックレベルデータBLD4.や、
に変換させた上でサーマルヘッドTHの端子1に入力さ
せる。そうすると、通電ブロックBt’  (ドツトD
 I” D t 及びドツトD 11+11  ””’
Dィ)のドツトには、ブロックレベルデータB L D
am−+に基づいて所定のドツトにだけ電流が単位時間
Tu流れて、階mta度、。1の画素が形成される。
以下、順次最高レベルデータLD、まで繰り返すと、通
電ブロックBz、Bzo に相当する画素の印字が終了
する。こうして、第1行の画素の印字が完了すると、シ
ーケンスコントローラ12からモーター13に信号が送
られ、モーター13が回転して受像シートを動かし、サ
ーマルヘッドの発熱体ドツトを第2行の位置に置く。 
そこで、第2行の画像信号を第1行とは無関係なストロ
ーブ信号33−’ 、SSb’ 、SSc’ 、SS、
・を用いて同様に処理すると、第2行の画素印字が完了
する。
第7図は、前記提案に於いてこのよう・なランダムスト
ローブ信号を発生させる回路の一例を示すブロック図で
あり、Ilaはデータセレクタで、例えばアドレス人力
α1、α2により、4つの入力から1つの入力を選択し
出力する。フリップフロップllbの出力α1は通電ブ
ロックB、のとき“0”、通電ブロックB、のとき@1
°であり、α意はフリップフロップlieの出力で、カ
ウンタlidの信号β1により1”となり、カウンタl
lfの信号β、により“0”となる、11eはランダム
ビット発生回路であり、前記lの値をカウンタlidに
供給し、同じ行の印字時間の間一定の値lを保つ、カウ
ンタlid、ttrは、プリセッタブル・アップダウン
カウンタでプリセット値をカウントダウンし、プリセッ
ト値だけクロック信号をカウントするとボロー(Bor
row)信号を出力する。14は比較レベルをカウント
するカウンタで、前述のalli!Ii目を検出する。
データセレクタllaは、α1、α8が共に10″のと
き“0”、α1が“0”でα2が“1”のとき1”、α
、が“1”でα2が“01のとき11″、α1、α□が
共に、′1”のとき“0°の各出力が得られるようセッ
トされている。このデータセレクタllaは、α8、α
2を入力とする排他的論理和ゲートに置きかえることも
できる。
今、第1行の印字を行うとき、まずランダムビット発生
回路11eから、あるランダムな値lが出力され、この
第1行の印字期間中、lは一定に保たれる。レベルデー
タ信号LD+−LD、が、クロック信号に同期してアン
ドゲート10に送られてくると、このクロック信号に基
づいて各レベルデータ信号LD、−LD、が入力する直
前にフリップフロップlieがクリアされ、カウンタ1
1dにはランダム値lが、カウンタ11【には、ブロッ
クB、のドツト数m−1つまり+M+ 1の値がプリセ
ットされる。カウンタ14はブロックB1、Btの印字
を始めるごとに直前に前述のqにセットされ、ルベルの
レベルデータが送られるごとに1だけカウントダウンし
、9個数え終わるとボロー信号を出力する。カウンタ1
4のボロー信号が発せられ、カウンタlid、llfに
、それぞれl 4M+1がプリセットされると、通電ブ
ロックT31のときに限り、次のレベルデータLD□、
が送られる前にカウンタ11dのカウントアツプ入力端
子にシーケンスコントローラ12からパルスが1個別え
られ、従ってカウンタ11dのプリセット値はx+1と
なり、一方カウンタ11fのカウントダウン入力端子に
パルス2個が加えられ、従ってカウンタLlfのプリセ
ット値は+M−1となる。そこで、これ以下では、カウ
ンタlidのプリセット値をz+1、カウンタ11fの
プリセット値を4M−1と表現する。
さて、レベルデータLD、が送られる直前にカウンタl
idにはlがカウンタllfには+M+1がそれぞれプ
リセットされ、レベルデータLD、が送られ始めるとカ
ウンタlidがクロック信号に基づいてカウントダウン
を始めlを数え終ると、フリップフロップllcをセッ
トし、同時にこの時点からカウンタllfがクロック信
号に基づいてカウントダウンを始め蚤M+1を数え終わ
ると、フリップフロップllcをリセットする。これに
よりストローブ信号SS、が発生する。
そして、同じことがレベルデータLD、まで繰り返され
る。しかし、レベルデータLD、が終了すると、カウン
タ14からボロー信号が出て、通電ブロックB+ の場
合に限りカウンタlid、11rはそれぞれfi+1、
+M−1にプリセットされる。そのため、レベルデータ
LD□1以降はカウンタ11dはl+1からカウントダ
ウンし、カウンタllfは4M−1からカウントダウン
する。
その結果、ストローブ信号S81が発生する。そして、
同じことがレベルデータLD、、まで繰り返される。
こうして通電ブロックB+が終了して、通電ブロックB
2に移ると、レベルデータLD1が送られる前にカウン
タlidのカウントアツプ入力端子にシーケンスコント
ローラ12からパルス1個が加えられ、従ってカウンタ
lidのプリセット値はN+1となり、一方、カウンタ
llfのカウントダウン入力端子にパルス2個が加えら
れ、従って、カウンタ11fのプリセット値は4M−1
となる。そのため、ストローブ信号SSbとちょうど逆
の波形を持つストローブ信号SScが発生する。そして
、同じことがレベルデータLD、まで繰り返される。
しかし、レベルデータLD、が終了して、カウンタ14
からボロー信号が出ると、通電ブロックBgの場合に限
り、カウンタlidへのカウントアツプ指令及びカウン
タllfへのカウントダウン指令は出ず、カウンタli
d、llfはそれぞれj!、、4M+1にプリセットさ
れる。そのため、ストローブ信号は第5図に示すSSa
となる。そして同じことが最高レベルデータLD、まで
繰り返される。
前記提案によれば、2つの駆動ブロックB1、Bzに共
通するドツトに相当する画素が最大濃度で2重に打たれ
ることがな(なるので、他の画素に比べ濃いめになるこ
とがなく、しかも共通するドツトも各行でランダムに移
動するので、ブラックラインは完全に解消される。
しかるに上述した前記提案(特願昭59−150055
)による印字方法は第8図に示す様な高速データ転送を
可能にした、複数のデータ入力端子をもつサーマルヘッ
ドを用いる場合に単純に適用することは効果的でない。
第8図に於いて1うイン分の画素数(ここでは16個)
の半分の画素数の、サーマルヘッド固有の2つのブロッ
ク(以下固定ブロックと称す)をもち、各々の固定ブロ
ックにデータ入力端子1a、1bをもち、それら2つの
データ入力端子への入力データを1つの転送りロックに
より同時に入力可能の如く構成されたサーマルヘッドを
用いる場合、前記提案の技術をそのまま適用するには2
つのデータ入力に対し、それぞれデータストローブ回路
を設けるか、あるいはアンドゲートをそれぞれのデータ
人力に備え、共通のデータストローブを用いる方法が考
えられるが、その場合サーマルヘッド固有のブロックの
両方に境界点が2つずつ生じてしまう、即ち1つのサー
マルヘッドに境界の発熱素子が4つ出来ることとなる。
他の発熱体に比べ負担の多い画素をふやすことはサーマ
ルヘッドの寿命低下を早め、さらにまた補正はされてい
ても完全に適正な印字濃度に補正することが困難な境界
ドツトを増やすことは画像のノイズを増やすことにもな
り、好ましくない。
しかしそれだからといって複数の固定ブロックを持つサ
ーマルヘッドの固定ブロックの数によらず常にサーマル
ヘッドの発熱体ドツト列を2つの通電ブロックに分割し
それぞれの通電ブロックがその一方が互いに隣接したド
ツト列より構成され、他方がその他の部分となる様に時
分割駆動する事が考えられるが、その為には駆動ブロッ
クの分割の為の回路規模が大となり、好ましくない。
〔発明の目的〕
本発明は多数の発熱体ドツトが1列或いは複数列にライ
ン状に整列して発熱体ドツト列を形成し、該発熱体ドツ
ト列が固有の複数の固定ブロックに予め分割され、該固
定ブロックのそれぞれにデータ入力端子を備える高速信
号処理に通したライン型熱ヘッドを用いて、−行の印字
を行う為に全発熱体ドツトを前記固定ブロックとは無関
係に2つの通電ブロックに分け、それぞれの通電ブロッ
クに属する発熱体ドツトへの通電を異なる時間に行う様
時分割駆動制御するライン型熱ヘッド駆動装置に於いて
、ライン型熱ヘッドの寿命を短くすること無く、簡単な
回路で前記2回の通電ブロックの境界部分の印字濃度む
ら即ちホワイトライン・ブラックラインを解消すること
を目的とする。
〔発明の概要〕
そこで本発明は上記高速転送可能ならしめる複数のデー
タ入力端子をもつサーマルヘッドを用いつつ境界ドツト
の増加も抑える様にしたものであって例えば2つの固定
ブロックと2つのデータ入力端子°をもつサーマルヘッ
ドを用いる場合には重複して通電する通電ブロックの境
界点を前記提案の技術と変わらず2点とし、また例えば
4つの固定ブロックと同数のデータ入力端子をもつサー
マルヘッドを用いる場合でも4点とし、(前記提案によ
る技術ではそれぞれ4点、8点となる)境界点の増加を
抑え、かつ前記提案技術では、データストローブを制御
するのに2組のプリセッタブルアップダウンカウンタ、
及びアップカウント、ダウンカウント制御等複数なシー
ケンスを必要としたが、それをはるかに簡単な制御で少
ない回路で同様な効果が得られ、しかも高速印字が可能
となる印字方式を提案するものである。
固定ブロック数の増加に対する境界のドツト数について
前記既提案の延長上の技術によるものと本発明によるも
のとを比較すると下表の通りである。
〔実施例〕
以下本発明を図とともに説明する。
第8図は第1実施例で使用するサーマルヘッドの概念図
であり、1行分の画素数16に対応する16個の発熱体
ドツトD r D z D ! −−−−D l hが
ある。1a、1bはデータ信号が入力されるデータ入力
端子であり、2はタイミングをとるクロック信号入力端
子、3はロード信号入力端子、4a、4bはサーマルヘ
ッド駆動信号入力端子、5a、5bはシフトレジスタ、
6a、6bはラッチ回路、1as1bはナントゲートで
ある。データ入力端子1aは本図のサーマルヘッド固有
の2つの固定ブロックの内の第1の固定ブロック(以下
固定ブロックAと称する)へのデータ入力端子であり、
lbは第2の固定ブロック(以下固定ブロックBと称す
る)へのデータ入力端子、同様に4aは固定ブロックA
、4bは固定ブロックBのサーマルヘッド駆動信号入力
端子である。これら2つのサーマルヘッド駆動信号端子
4a、4bは、前記2つの固定ブロックのそれぞれを独
立に印字可能・不能な状態に制御出来る機構酸されたも
のであり、その使用法としては例えば1ラインを2つの
ブロックに分けて印字する際のブロック分けに使用する
。本実施例に於いては印字駆動に際してはサーマルヘッ
ド固有の固定ブロックとは全く無関係な通電ブロックで
印字を行い、その時固定ブロックAの一部と固定ブロッ
クBの一部とが同時に通電する場合があるので、両ブロ
ックを同時に印字可能な或いは印字不能な状態に制御す
る。
第9図は本実施例の回路ブロック図である。
同図に於いてTHは第8図に示す様なサーマルヘッドで
ある。8は画像データメモリであって各印字画素の階調
レベルのデータが既に記憶されている。Sは階調データ
であってS、は前記固定ブロックAで印字される画素の
階調データ、Sbは前記固定ブロックBで印字される画
素の階調データである。9はラインレベルデータ変換部
であって前記階調データs、、sb と各印字レベル毎
に固有な基準値とを比較して、各印字レベルに於いて各
画素が印字か非印字かを表すレベルデータLDに変換す
る。LD、は前記固定ブロックAのレベルデータ、LD
bは前記固定ブロックBのレベルデータである。10a
、 10bはアンドゲート、DSはデータストローブ信
号でDS、は前記レベルデータLDllに掛けるストロ
ーブ信号、DS、はレベルデータLDbに掛けるストロ
ーブ信号である。BLD、、BLI3b はブロックレ
ベルデータであって、前記ストローブ信号DS、、DS
、とレベルデータLD、、  しLとのそれぞれの論理
積である。11はデータストローブ信号発生回路であっ
て詳細は後述する。12はシーケンスコントローラで全
体の制御を行い、13はモーターであって紙送りを行う
、Cはクロック信号供給端子である。
次に各部の動作の概要を説明する。尚以下の説明では画
素数をMとし、第8図に於いてサーマルヘッドの固定ブ
ロックA、B共に発熱素子数はN個(N=4M)とし、
各固定ブロックとも図中左から右に向かって1からNの
符号が附される。
印字階調レベルは1からpレベル迄とする。
第13図は実施例の動作を説明する為の図である。
第13図(イ)は1ライン印字時間をあられし、該1ラ
イン印字時間は(ロ)に示す如く第1・第2印字サイク
ルに分けられ、(ニ)に示す如(各印字サイクルに於い
て第ルベルから第pレベル迄の印字動作が行われる。(
ニ)に於いてtはルベルの印字の為の単位印字期間であ
る。
各レベルの印字期間に於いてはクロック信号に同期して
画像データが読み出され、レベルデータに変換されるが
、(ホ)に示す如く1〜Nがクロックの個数であり且つ
クロックの個数に対応する画素の画像データがレベルデ
ータに変換される機構酸される。又(ハ)に示す如く第
1印字サイクルの第ルベルから第qレベル迄を時間領域
T5、第q+lレベルから第pレベル迄を時間領域T2
に分け、同様に第2印字サイクルの第ルベルから第qレ
ベル迄を時間領域T1、第q+lレベルから第pレベル
迄を時間領域T4に分ける。
第8図、第9図により更に詳述する。
今ある1ラインの印字動作に於いて、第1印字ザイクル
の第ルベル目の印字動作が始まるとシーケンスコントロ
ーラ12の制御により画像メモリ8からクロックに同期
して各画素の階調データS−,Sbが順に読み出される
。ここで階調データS、、S、は同時に読み出される。
即ち固定ブロックAの第1画素のデータがS、iとして
読み出される時、固定ブロックBの第1画素のデータが
Sb=とじて読み出される。読み出された該階調”!’
−9S a 、S @はラインレベルデータ変換部9に
よって各画素がこの場合第ルベル目が印字であるか非印
字であるかのレベルデータLD、、LD、に変換される
。この変換は第ルベルに固有の基準値と階調データとの
大小比較をし、階調データの値が基準値より大きいか等
しい時印字(LD=1)そうで無い時非印字(LD=O
)とする変換である。
上述のデータの読み出し、レベルデータへの変換がN個
分行われると第ルベルの印字動作が終わるが、この動作
時データストローブ信号発生回路11からはデータスト
ローブ信号DS、、DSbが発生され、前記固定ブロッ
クAのレベルデータLD、と前記データストローブ信号
DS、とが、又前記固定ブロックBのレベルデータLD
bと前記データストローブ信号D S bとがぞれぞれ
アンド回路10a、10bで論理積され、それぞれブロ
ックレベルデータB L D−、B L Dbに変換さ
れる。該ブロックレベルデータBLD、。
BLDbがそれぞれサーマルヘッドTHのデータ入力端
子1a、lbに供給され、該ブロックレベルデータBL
D、、BLDbはサーマルヘッドTHのシフトレジスタ
5a、5bにクロック信号Cに同期して入力される。こ
の様にして第ルベルの印字動作が終了するとシーケンス
コントローラ12からサーマルヘッドTIのロード信号
入力端子3にランチする為の信号が供給され、サーマル
ヘッドTHのラッチ回路5a、5bに1行分の第ルベル
のブロックレベルデータがラッチされる。
実際の印字は前記ラッチ回路6a、6bの出力がサーマ
ルヘッドTH内のナンド回路7a、7bのそれぞれの一
方の入力端子に入力され、該ナンド回路の他方の入力端
子には前記サーマルヘッド駆動信号が供給され、各ナン
ド回路の2つの入力信号がともに“1”となった発熱素
子に電流が流れ、通電発熱し、第ルベルの印字が行われ
る。第ルベルのブロックレベルデータBLD、。
BLDbがラッチされると第2レベルの印字動作に入る
が、このときは第2レベルに固有な基準値によってレベ
ルデータ変換が行われ、他の動作は第ルベルの場合と全
(同様に行われる。以下同様にして最終レベルp迄同様
な動作が繰り返されると第1印字サイクルの印字動作が
終了し、続いて全く同様な動作によって第2印字サイク
ルの印字動作が完了する。
以上の様な動作に於いてデータストローブ信号DS、、
DSbは特定の画素のレベルデータはそのままサーマル
ヘッドTHに入力させるが、他の画素のレベルデータは
例え印字を表す“1”のデータであっても強制的に“0
“のデータにして? −77L/ヘッドTHに入力され
る様に構成する。
即ちデータストローブ信号DSによって特定のレベルに
於いて特定の画素のみ印字される様に、又他の特定のレ
ベルに於いてその他の画素のみ印字される様に制御でき
、即ち通電のブロック分けが行われる。
次に本発明に係るデータストローブ信号発生回路及びデ
ータストローブ信号DSにつき図面と共に説明する。
第1O図はデータストローブ信号発生回路の一実施例の
詳細を示すブロフク図で、第9図と同効部材は同符号を
附し、説明は省略する。
同図に於いて71はランダムビット発生回路であって最
高頻度で1行毎にその出力lの値、(1≦E≦N)を更
新する。該ランダム値lは1行印字する間は一定に保た
れる。上述の如く出力lの更新は最高頻度で1行毎に行
われるがこれに限定されず、複数行毎や他の規則性に従
っても、またランダムに更新してもよろしい。
72.77はプリセッタブルダウンカウンタで、プリセ
ントした所定のクロックをカウントするとボロー信号を
出力する。
73.74.78はフリップフロップでそのうち73.
78はセットリセットタイプ(R−Sフリップフロップ
)、74はDタイプのフリップフロップ(Dフリップフ
ロップ)である。75,76はデータセレクタで10a
、10bはアンドゲート、12はシーケンスコントロー
ラである。
以下に第13図を引用しながら動作説明を行う。
今ある1行の印字動作が行われる時、シーケンスコント
ローラ12の制御によりランダムビット発生回路71か
らある値lが出力され、当該行の印字期間中Eの値は一
定に保たれる。また前述した2つの印字サイクル(第1
3図(ロ))の直前毎にR−Sフリップフロップ78は
初期化リセットされプリセックプルダウンカウンタ77
はqの値をプリセットされる。
また各レベルデータの送出される直前毎にR−Sフリッ
プフロップ73、Dフリップフロップ74がリセットさ
れ、プリセッタブルダウンカウンタ72にはランダムビ
ット発生回路71からのある値lがプリセットされる。
シーケンスコントローラ12は前述の第1印字サイクル
の間サイクル信号αを“0″に第2印字サイクルの間″
11にそれぞれ保つ。プリセッタブルダウンカウンタ7
7は各印字サイクル毎にレベル数を数え、その値qを数
え終わるとボロー信号を出力し、R−Sフリップフロッ
プ78をセントし、その出力であるサブサイクル信号β
を“1”にする。前記サイクル信号αとサブサイクル信
号βとにより前述の時間領域を第13図(ハ)を参照し
ながら説明すると、 α=“θ′″、β:“0″の時 即ち第1印字サイクルであって第1印字レベルから第q
印字レベルの印字動作の間 の時間領域はTI α=“0”、β:“1”の時 即ち第1印字サイクルであって第q+l印字レベルから
第p印字レベルの印字動作の間 の時間領域はTz α=″1”、β:“0″の時 即ち第2印字サイクルであって第1印字レベルから第q
印字レベルの印字動作の間 の時間領域はT。
α=“1′″、β:61″の時 即ち第2印字サイクルであって第q+l印字レベルから
第p印字レベルの印字動作の間 の時間領域はT4 である。
各レベルでの印字動作の期間についてみると(第13図
(ホ)(へ)(ト)(チ)(す)参照)レベルデータが
クロックに同期して転送され始めると前記プリセッタブ
ルダウンカウンタ72はクロックを数え、前記ランダム
値lを数え終わるとボロー信号を出力し、R−Sフリッ
プフロップ73をセントする。1R−3フリツプフロツ
プ73がセットされるとその非反転出力からのストロー
ブ信号Slは“1″となり(第13図(へ)参照)反転
出力S2は′0″となる。(第13図(ト)参照)Dフ
リップフロップ74の出力は前記R−Sフリップフロッ
プ73の出力より1クロック分遅れてセント状態になり
、その非反転出力からのストローブ出力S3は“l”と
なり、(第13図(チ)参照)反転出力からのストロー
ブ信号S4は0″となる。(第13図(す)参照) これら4つのストローブ信号31,32.S3゜S4は
同時に2つのデータセレクタ75.76に供給されるが
、データセレクタ75では前記サイクル信号α、サブサ
イクル信号βを選択アドレスとしてα、βが共に“0”
の時(時間領域TIの時)31が、α=“0°、β:“
1”の時(時間領域T2の時)S3が、α=“1”、β
:“0”の時(時間領域T、の時)34が、α、βが共
に“1”の時(時間領域T、の時)32がそれぞれ選択
される様に接続され、またデータセレクタ76では時間
領域T、の時S4が、同様にTzの時S2が、T、の時
S1が、T4の時S3が選択される様接続されている。
即ち1行分の印字動作を行った時、データセレクタ75
の出力であるデータストローブ信号DS、は時間領域が
T、、Tt、Ts 、Ta と移動するに伴い、31,
33゜34、S2と変化する。本実施例ではデータスト
ローブ信号DS、がSlなる形態をとるのは第ルベルか
らqレベル迄のq回、S3なる形態はp−q回、S4な
る形態はq回、S2なる形態はp−q回それぞれ操り返
される。
又データセレクタ76の出力であるデータストローブ出
力DS、は時間領域T+ 、 Tz 、 T’s 。
T4に於いてそれぞれストローブ信号S4.S2゜Sl
、S3が選択され、それぞれq回、p−q回。
q回、p−q回繰り返される。
さて上記データストローブによって印字領域が分けられ
るのであるが、表−1に固定プロ・ツクAの、表−2に
固定ブロックBのそれぞれの時間期域と当該時間領域で
印字されるレベル、選択されるストローブ信号、印字可
能のドツト番号の関係を示す。
表−1 表−2 又、第1図は前記ストローブ信号によって印字可能とな
る発熱素子の領域を模式化して示すものであり、(ロ)
、(ハ)、(ニ)、(ホ)はストローブ信号31,32
.S3,34の波形を示し、(順不同)“1”の状a(
即ちHIGHの時)で印字可能である。第1A図は固定
ブロックAの各ストローブ信号による印字可能の領域の
状態を、第1B図は固定ブロックBの各ストローブ信号
による印字可能の領域の状態、をそれぞれ示す。
サーマルヘッドの構造は固定ブロックAと固定ブロック
Bとが連続的に一列を成す如く直列一体に構成されてい
るのでサーマルヘッド全体の各ストローブ信号による印
字可能の領域の状態を第1C図に示す。第1D図は既提
案を適用した場合のサーマルヘッド全体の各ストローブ
信号による印字可能の領域の状態を示す。
第1C図に於いく固定ブロックAでは同ブロックの第f
fi+1番目の画素には最大でqレベル分の印字可能時
間が第1印字サイクルに於いても第2印字サイクルに於
いても1回づつあり、同様に固定ブロックBに於いても
同じ位置の画素に同じだけの印字可能時間がある。又そ
の他の画素については各印字サイクルに於いて1回だけ
最大pレベル分の印字可能な時間があり、これは前記提
案の効果即ち境界部分の発熱素子を2度印字する場合に
濃すぎることなく適正な印字濃度レベルのプリントが得
られるという効果を備えつつサーマルヘッド全体で境界
部分を2カ所に抑えている。前記提案によれば第1D図
の如< j+、 k、、jz、kg、の4カ所となる。
上述の様な印字領域の分は方に於いて固定ブロックへの
x+1番目の画素からN番目の画素迄と固定ブロックB
の1番目の画素からg+を番目迄を第1通電ブロック、
その他の画素即ち固定ブロックAの1番目の画素からX
+を番目の画素迄と固定ブロックBの11からN番目迄
を第2通電ブロックと称すると、第1印字サイクルでは
第1通電ブロックの画素が印字され、第2印字サイクル
では第2通電ブロックの画素が印字される。但し境界の
画素に関しては再印字サイクルに於いて印字されるが、
各印字サイクルとも最大でqレベル分の印字可能時間で
通電され、qを適当に選択する事により、境界部分のド
ツトの濃度低下あるいは濃度過剰が補正可能であること
は前記提案で既に言及した。
又、最大の印字画素数は全ドツト数をMとするき)M+
1となり、電源の容量もほぼ全ドツト同時通電の半分で
済む点でも前記提案同様の効果が得られる。また最高頻
度で1行毎に前記lの値がランダムに変えられ、境界の
ドツトは1ラインの全ドツトに平均的に割りふられるの
で特定のドットのみが早期に寿命がつきることもない。
向上記実施例ではデータ入力端子が2つあるサーマルヘ
ッドについて説明したがこれに限られることなくデータ
入力端子数は偶数であれば良い。
第1E図はデータ入力端子が4つあるサーマルヘッドを
用いる第2実施例を示し、4つの固定ブロックを順にA
、B、C,Dブロックとしたとき、A、Cブロックに対
しデータストローブDSaをB、Dブロックに対しデー
タストローブDSbをかけたデータを入力してやればよ
い。
面この時の最大同時通電ドツト数は +M+2 である。
また第12図は4人カデータ端子を持つサーマルヘッド
に本発明を適用したブロック図である。
また既提案の方法で第11図の様に1種類のデータスト
ローブを各固定ブロックのデータに共通に用いた場合の
ブロック分けの概念図を第1F図に示す。
以上本発明を実施例に基づき説明したが、本発明を一般
化すると以下の如くである。
1ライン分の全ドツト数がMであり、該M個のドツトが
n個(偶数)の固定ブロックに分割されており、該n個
の各固定ブロックに属するドツト数がN (N=M/n
)であり、また各固定ブロック毎にデータ端子が備えら
れ、それらのデータ入力端子に供給されるデータが同時
に入力可能な如く構成されたサーマルヘッドに適用され
るものであって、該サーマルヘッドの各固定ブロックに
入力されるデータにデータストローブをかけ、そのとき
2つのデータストローブDSa、DSbが固定ブロック
毎に交互になる様にする。
即ちある1つの固定ブロックのデータにDSaをかける
とき、その隣接の固定ブロックのデータはDSbを適用
する様にすれば良い。
この時データストローブDSaを通用した全固定ブロッ
クの第x−t−tドツトから第Nドツト迄と、データス
トローブDSbを通用した全固定ブロックの第1ドツト
から第2+1ドツト迄を第1通電グループと称し、 また、データストローブDSaを適用した全固定ブロッ
クの第1ドツトから第2+1ドツト迄と・データストロ
ーブDSbを適用した全固定ブロックの第z+1ドツト
から第Nドツト迄を第2通電グループと称すれば、 各1l11電グループに於ける最大同時通電ドツト数は
、十M+士n となり、略全画素数の半分となり、各通電グループは印
字する時間が異なる為1行の最大通電ドツト数は+M 
+ +nとなる。
また境界のドツトは各固定ブロック毎の1ドツトである
から1行中の境界のドツト数はn個である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば高速データ転送可能な、
すなわち高速印字可能な偶数の固定ブロックを備え、該
固定ブロック毎にデータ入力端子を備えるサーマルヘッ
ドを用いた感熱記録において、各固定ブロックに境界点
を1箇所だけ設ける様に構成する事により、固定ブロッ
クの増加に伴う境界点の増加が最小限におさえられるか
ら、画像のノイズ成分及びサーマルヘッドの寿命低下も
最低限に抑えられ、回路構成、制御もより簡単化できる
。しかも1ラインを2つの通電グループに分けることに
よりtS容量を小さくでき、かつブロック分けの境界が
目立たない印字方式が従来技術と同等の効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明及び既提案技術のデータストローブ波形
図であり、 第2図は単純のブロック分けをした場合の境界付近の温
度分布及び濃度分布図であり、 第3図は本発明の駆動装置によるブロックの境界付近の
温度分布及び濃度分布図であり、第4図はデータ入力端
子が1つのサーマルヘッドの概念図であり、 第5図は既提案技術によるブロック分けの概念図であり
、 第6図は既提案技術の回路ブロック図であり、第7図は
既提案技術のデータストローブ発生回路のブロック図で
あり、 第8図は第1実施例で使用するサーマルヘッドの概念図
であり、 第9図は第1実施例の回路ブロック図であり、第10図
はデータストローブ発生回路の1実施例を示すブロック
図であり、 ・第11図は既提案の技術を4つのデータ入力端子を備
えるサーマルヘッドに通用する場合のブロック図であり
、 第12図は第2実施例の回路ブロック図であって、4つ
のデータ入力端子を備えるサーマルヘッドに適用する場
合のブロック図であり、 第13図は本発明の第1実施例の動作説明図である。 (主要部分の符号の説明) A、B、C,D−固定ブロック TH・−・−・・・−・・・・・・−・−・サーマルヘ
ッドD1〜D0−・・・・・・−発熱体ドツト11・・
−・−・−・−−−−−・・・−・・ストローブ信号発
生回路12−・・−・・−・・−−−一−−・−−−−
一−シーケンスコントローラ71・・−−−一−・−・
−・−−−−−−−−−−−ランダムビット発生回路1
−−−−−−−・−・・−・・−−−−−−−−・・ラ
ンダム値S1〜S4−・・−一−−−−ストローブ信号
SS、−5s4− ストローブ信号 LD、〜L D b−・・レベルデータ信号S、〜S1
・・・−−−一−−−−諧調データ信号DS、−DS、
−・・データストローブ信号BLD、〜BLDb・・・
ブロックレベルデータα・−・・・・−・・・・−・−
・−・・−・・−・−サイクル信号   ・β−・・−
・・・・・・・−・−・・・・・−・−・サブサイクル
信号出願人   日本光学工業株式会社 代理人 弁理士 渡 辺  隆 男 \ ′T)′+t  へ            ′寸
 へ 卜 「ワ<t/)勢 リ リ     Q   
リ リ 的 リ393J舌  〜 口Ω1← ”w    gA IJ 4f;      ”e: 
 CI Sす5’z     m+  ”%  ’l 
 六u  =  +1  z!     !  ν  
ν  ν            +7  V  9 
 ψ第2B図 発熱;品度 第2C図 6出り黒度 第2D図 第4図 第11図 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 多数の発熱体ドットがライン状に整列して、発熱体ドッ
    ト列を形成し、 該発熱体ドット列が固有の複数の固定ブロックに予め分
    割され、 該固定ブロックのそれぞれにデータ入力端子を備えるラ
    イン型熱ヘッドを駆動する装置に於いて、前記発熱体ド
    ット列を前記固定ブロックとは無関係な偶数のブロック
    であつて、それぞれのブロックに属する発熱体ドット数
    が略同数となる様に分割した通電ブロックを設定し、 該偶数の通電ブロックを更に二分する如くグループ化し
    て、両グループに属する通電ブロック数が相互に同数と
    なる様に2つの通電グループを設定し、 該2つの通電グループに属する発熱体ドットをそれぞれ
    異なる時間に通電発熱せしめ、 且つ前記通電ブロックの設定を最高頻度で1ラインを印
    字する毎に変更する如く制御することを特徴とするライ
    ン型熱ヘッド駆動装置。
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