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JPS6219348Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6219348Y2
JPS6219348Y2 JP17268682U JP17268682U JPS6219348Y2 JP S6219348 Y2 JPS6219348 Y2 JP S6219348Y2 JP 17268682 U JP17268682 U JP 17268682U JP 17268682 U JP17268682 U JP 17268682U JP S6219348 Y2 JPS6219348 Y2 JP S6219348Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crank
upper shaft
sewing machine
crank pin
pin
Prior art date
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Expired
Application number
JP17268682U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5975265U (ja
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Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17268682U priority Critical patent/JPS5975265U/ja
Publication of JPS5975265U publication Critical patent/JPS5975265U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6219348Y2 publication Critical patent/JPS6219348Y2/ja
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  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はミシンのクランク装置に関するもの
である。
従来のミシンのクランク装置は第1図に示すよ
うなものである。すなわち、ミシンの上軸の一部
を鍛造、鋳造などの手段により屈曲したものとし
て形成したのち、旋削加工,研磨加工などを施し
て上軸1と一体にクランク部2,3、クランクピ
ン4を形成している。
この上軸1はミシンのアームに水平に支持され
ており、この上軸の端部に取付けたハズミ車5を
駆動して回転させることにより、上軸1の他端部
に連動機構を介して連結した針棒を上下させる。
また、クランクピン4にはクランクロツド6の
上端を連結し、このロツド6の下端はミシンの下
軸7の端部のクランク8に連結して下軸を駆動
し、釜機構を駆動している。
このような従来の機構の場合、上軸1がクラン
ク2,3やクランクピン4と一体の構造となつて
いるため、その形状が極めて特殊であり、専用の
加工機を用いなければならず、さらに鍛造や鋳造
から完成までの加工工程の多さと高い加工精度を
必要とするために製造に要する時間が長く、コス
ト高となる。
一方、クランクロツド6においてもその上端を
クランクピン4に嵌合させるため鍛造や鋳造によ
り形成したクランクロツドの上端部をクランクピ
ン嵌合孔の中心から上下に切断して分割する必要
があり、こうして分割した部分をクランクピン4
に嵌合させたのち2本のネジで結合しなければな
らず、しかもピン孔の加工は高精度を要求される
ので、加工に多くの工数がかかるという問題があ
る。
上記のような工作上の問題があるうえ、さらに
上記のような従来のクランク装置の上軸とクラン
クロツドをミシンのアーム内に組立てる場合、上
軸が円滑に高速回転するとともに、上軸の回転に
伴つてクランクロツドが円滑に運動できるように
するため、上軸の軸受部の正確な芯出しやクラン
クロツドの分割部分の締付ネジが弛まぬように強
固に締付けることも要求される。このため組立作
業においても著しく手数がかかり、この作業を能
率よく行なうには高度の熟練を要するなどの問題
があつた。
この考案は上記のような従来のミシンのクラン
ク装置の問題に鑑みて、上軸の工作を容易とし、
クランクロツドの上端を一体に形成し得るように
することを目的とするものである。
すなわち、この考案のクランク装置はミシンの
上軸を針棒側とハズミ車側とに分割し、針棒側上
軸とハズミ車側上軸の対向する端部にそれぞれク
ランクを固定し、一方のクランクに固定したクラ
ンクピンを他方のクランクに設けた取付孔に若干
の遊隙を存して嵌合させることにより上軸の部品
点数は増加するが、各部分の工作は著しく容易と
なり、かつ、クランクロツドの上端部の構造が簡
単かつ製造容易となるなどの効果を有するもので
ある。
以下にこの考案の詳細を添付図面の第2図,第
3図に示す一実施例に基づいて説明する。
これらの図において、11は針棒側の上軸、1
2はハズミ車13側の上軸である。各上軸11,
12にはそれぞれクランク14,15が焼き嵌
め、ネジ止めなどの手段で一体に固定されてい
る。
16はクランクピンで、図示例ではクランク1
4に焼き嵌め、ネジ止めなどの手段で一体に固定
してある。このクランクピン16の端部外周には
周溝17が形成され、クランクピン16をクラン
ク15のクランクピン取付孔18に嵌合させ、座
金19をクランクピン16にはめてクランク15
の外面に当てがい、周溝17にスナツプリング2
0をはめることによりクランクピン16の抜け止
めとする。
また、クランクロツド21の上端にはクランク
ピン16に回動自在に嵌合する横向き管状の嵌合
部22を一体に形成し、この嵌合部22をクラン
クピン16に嵌合したのち、前記のようにクラン
クピン16端をクランク15に取付ける。
この考案のクランク装置は上記の構成であるか
ら、上軸11,12やクランクピン16は単純な
丸棒であり、各クランク14,15も一定厚みの
簡単な形状であるから、簡単な工作機械により精
度の高いものがきわめて容易に量産できる。ま
た、組立てのさいも、ミシンアームの取付部に上
軸11,12を嵌合させるだけでよいので従来の
上軸の取付より容易であるが、図示例のようにミ
シンアーム23の一部に凹所24を形成し、上軸
11に嵌合させた軸受25を凹所24に嵌合して
蓋26をネジ止めする構造とすればなお一層組立
が容易となる。また、クランクロツド21の上端
も従来のように分割加工の必要がなくなるので工
作が容易となる。
さらに、従来の場合、クランクの両側の上軸の
軸受を正確に同芯にしておかないと上軸が円滑に
回転しないので軸受部の工作にも手数がかかつた
が、この考案の場合、クランクピン16とクラン
ク15の取付孔18の部分に若干の遊隙があるた
め、上軸11,12の軸受に若干のずれがあつて
も回転に支障がないなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のミシンのクランク装置の正面
図、第2図はこの考案のクランク装置の拡大正面
図、第3図は同上の分解斜視図である。 11……針棒側上軸、12……ハズミ車側上
軸、14,15……クランク、16……クランク
ピン、18……クランクピン取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミシンの上軸を針棒側とハズミ車側とに分割
    し、針棒側上軸とハズミ車側上軸の対向する端部
    にそれぞれクランクを固定し、一方のクランクに
    固定したクランクピンを他方のクランクに設けた
    取付孔に若干の遊隙を存して嵌合させたミシンの
    クランク装置。
JP17268682U 1982-11-13 1982-11-13 ミシンのクランク装置 Granted JPS5975265U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17268682U JPS5975265U (ja) 1982-11-13 1982-11-13 ミシンのクランク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17268682U JPS5975265U (ja) 1982-11-13 1982-11-13 ミシンのクランク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5975265U JPS5975265U (ja) 1984-05-22
JPS6219348Y2 true JPS6219348Y2 (ja) 1987-05-18

Family

ID=30376362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17268682U Granted JPS5975265U (ja) 1982-11-13 1982-11-13 ミシンのクランク装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5975265U (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD1039914S1 (en) 2021-06-18 2024-08-27 Eureka Invest Aps Tray

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Publication number Publication date
JPS5975265U (ja) 1984-05-22

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