JPS6143991A - B型肝炎ウイルス表面抗原およびその製造法 - Google Patents
B型肝炎ウイルス表面抗原およびその製造法Info
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- JPS6143991A JPS6143991A JP60153238A JP15323885A JPS6143991A JP S6143991 A JPS6143991 A JP S6143991A JP 60153238 A JP60153238 A JP 60153238A JP 15323885 A JP15323885 A JP 15323885A JP S6143991 A JPS6143991 A JP S6143991A
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- Japan
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- dna
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- plasmid
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
- C12N15/79—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
- C12N15/80—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for fungi
- C12N15/81—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for fungi for yeasts
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/12—Antivirals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/005—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
- C12N15/74—Vectors or expression systems specially adapted for prokaryotic hosts other than E. coli, e.g. Lactobacillus, Micromonospora
- C12N15/78—Vectors or expression systems specially adapted for prokaryotic hosts other than E. coli, e.g. Lactobacillus, Micromonospora for Pseudomonas
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- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)産業上の利用分野
本発明はワクチンとして有用なり型肝炎ウィルス表面抗
原およびその製造法に関する。
原およびその製造法に関する。
(2)従来の技術および発明が解決しようとする問題点
B型肝炎は、特に熱帯アフリカ、東南アノアおよび極東
において多発するウィルス性疾患であり、慢性肝炎や肝
硬変、さらには原発生肝ガンの原因にもなることが疫学
的に示唆されている。病因は、DNAウィルスの1種で
あるB型肝炎ウィルス(Hepatitis B v
irus;以下、HB Vと略称する)で、それは直径
42nmの球状粒子で発見者の名を冠してデン(Dan
e)粒子と呼ばれる。その外層には、H87表面抗原(
以下、HBsAgと略称する)があり、その抗原性の違
いによってadr、 adv、 ayr、 aywなど
のサブタイプに分けられているが、日本で見いだされる
のはadv型およびadr型である。
において多発するウィルス性疾患であり、慢性肝炎や肝
硬変、さらには原発生肝ガンの原因にもなることが疫学
的に示唆されている。病因は、DNAウィルスの1種で
あるB型肝炎ウィルス(Hepatitis B v
irus;以下、HB Vと略称する)で、それは直径
42nmの球状粒子で発見者の名を冠してデン(Dan
e)粒子と呼ばれる。その外層には、H87表面抗原(
以下、HBsAgと略称する)があり、その抗原性の違
いによってadr、 adv、 ayr、 aywなど
のサブタイプに分けられているが、日本で見いだされる
のはadv型およびadr型である。
B型肝炎患者の血中には、デン粒子のほかに小型粒子や
管状粒子が検出され、これらの粒子にはデン粒子と同じ
型のHBsAgが認められている。ウィルスの表在性抗
原に対する抗体がそのウィルスの感染を防御することは
他のウィルスでも知られており、HBVの場合にもHB
sAgをもとにB型肝炎に対するワクチンの製造が考え
られる。ところが、HB Vはヒトやチンパンジーにし
か感染せず、培養細胞への感染の試みは成功していない
。そのためHBsAgはヒト感染者血中からの入手に限
定されており、得られた小型粒子などは診断用試薬の材
料としての需要を満たしても、ワクチンの大量の製造の
ためには不十分な状態である。
管状粒子が検出され、これらの粒子にはデン粒子と同じ
型のHBsAgが認められている。ウィルスの表在性抗
原に対する抗体がそのウィルスの感染を防御することは
他のウィルスでも知られており、HBVの場合にもHB
sAgをもとにB型肝炎に対するワクチンの製造が考え
られる。ところが、HB Vはヒトやチンパンジーにし
か感染せず、培養細胞への感染の試みは成功していない
。そのためHBsAgはヒト感染者血中からの入手に限
定されており、得られた小型粒子などは診断用試薬の材
料としての需要を満たしても、ワクチンの大量の製造の
ためには不十分な状態である。
分子生物学の最近の進歩により非細菌性の蛋白質をコー
ドするDNAを細菌に導入し、形質転換させることが可
能になってきた。この遺伝子組み換えの技術を応用し、
HBsAg構造遺伝子(以下、llBsAg遺伝子と略
称する)を細菌内で発現させることができれば、HBV
感染の危険性のないHBsAgを大量に調製することが
可能になり、B型肝炎ワクチンの実用化への道が開かれ
る。
ドするDNAを細菌に導入し、形質転換させることが可
能になってきた。この遺伝子組み換えの技術を応用し、
HBsAg構造遺伝子(以下、llBsAg遺伝子と略
称する)を細菌内で発現させることができれば、HBV
感染の危険性のないHBsAgを大量に調製することが
可能になり、B型肝炎ワクチンの実用化への道が開かれ
る。
現在知られている4種のサブタイプすなわちadv、
adr、 ayv、 ayrのうち、欧米に多いayv
型についてはHBsAg遺伝子の存在部位およびその塩
基配列が決定され[Ga1ibert、 F、ら、 N
ature、 281.646(1979); Cha
rnay、 P、ら、Nucleic Ac1ds R
es、。
adr、 ayv、 ayrのうち、欧米に多いayv
型についてはHBsAg遺伝子の存在部位およびその塩
基配列が決定され[Ga1ibert、 F、ら、 N
ature、 281.646(1979); Cha
rnay、 P、ら、Nucleic Ac1ds R
es、。
7、235(197i1)]、雑種蛋白質として大腸菌
内での発現が報告されている[Charnay、 P、
ら、 Nature。
内での発現が報告されている[Charnay、 P、
ら、 Nature。
286、893(1980); Edsan、 J、C
,ら、 Nature、 291゜503(1981)
コ。
,ら、 Nature、 291゜503(1981)
コ。
また、日本で多く見出されているadv型およびadr
型については、本発明者らの一部はHBsAg遺伝子を
含むDNAの創製に成功し、当該遺伝子のDNA塩基配
列ならびにゲノム上の位置を決定し、さらζここの組み
換えDNAを含有する形質転換体を培養してHBsAg
を大量生産する途を開いた(特開昭58−194897
号公報、特開昭58−201796号公報、特開昭59
−74985号公報)。
型については、本発明者らの一部はHBsAg遺伝子を
含むDNAの創製に成功し、当該遺伝子のDNA塩基配
列ならびにゲノム上の位置を決定し、さらζここの組み
換えDNAを含有する形質転換体を培養してHBsAg
を大量生産する途を開いた(特開昭58−194897
号公報、特開昭58−201796号公報、特開昭59
−74985号公報)。
最近、Machida、 A、ら[Gastroent
erology、 85゜268(1983);同誌、
86.910(1984)]によって示されたように
、B型肝炎つィルスe抗原陽性の患者血漿から得られた
HBsAg小型粒子中には、従来同定されていたP−1
(分子量22〜24キロ・ダルトン)、P−n(分子量
25〜29.5キロ・ダルトン)などの主要ペプチドに
加えて[Peterson、 D、L、ら。
erology、 85゜268(1983);同誌、
86.910(1984)]によって示されたように
、B型肝炎つィルスe抗原陽性の患者血漿から得られた
HBsAg小型粒子中には、従来同定されていたP−1
(分子量22〜24キロ・ダルトン)、P−n(分子量
25〜29.5キロ・ダルトン)などの主要ペプチドに
加えて[Peterson、 D、L、ら。
Proc、 Natl、^cad、 Sci、 USA
、74.1530(1977)]。
、74.1530(1977)]。
P31蛋白質(分子量31キロ・ダルトン)とP35蛋
白質(P 31に糖が結合した複合蛋白で分子量85キ
ロ・ダルトン)が存在していることが証明された。
白質(P 31に糖が結合した複合蛋白で分子量85キ
ロ・ダルトン)が存在していることが証明された。
P31はP−1のN末端にpre−8領域の55個のア
ミノ酸残基が付加したもので、この領域中に重合ヒト血
清アルブミン(poly −HS A )の受容体が存
在していることも明らかにされている。さらに上記19
84年の報告で、上記P−31蛋白質が糖鎖を有するこ
とも明らかにされている。一方、肝細胞表面にもこの受
容体があることから、poly−HSAを介してデン粒
子が肝細胞に付着し増殖がおこると考えられている。従
って、テン粒子上のpoly−H9A受容体がP31に
対する抗体でマスクされれば、核粒子は肝細胞と結合で
きなくなりHB V感染がより有効に予防できると期待
されている。
ミノ酸残基が付加したもので、この領域中に重合ヒト血
清アルブミン(poly −HS A )の受容体が存
在していることも明らかにされている。さらに上記19
84年の報告で、上記P−31蛋白質が糖鎖を有するこ
とも明らかにされている。一方、肝細胞表面にもこの受
容体があることから、poly−HSAを介してデン粒
子が肝細胞に付着し増殖がおこると考えられている。従
って、テン粒子上のpoly−H9A受容体がP31に
対する抗体でマスクされれば、核粒子は肝細胞と結合で
きなくなりHB V感染がより有効に予防できると期待
されている。
(3)問題点を解決するための手段および作用本発明は
(1)B型肝炎つィルス表面抗原P31をコードするD
NAをプロモーター領域の3′末端に挿入してなる組み
換えDNA。
NAをプロモーター領域の3′末端に挿入してなる組み
換えDNA。
(2)B型肝炎つィノPス表面抗原P31をコードする
DNAをプロモーター領域の3′末端に挿入してなる組
み換えDNAを含有する形質転換体。
DNAをプロモーター領域の3′末端に挿入してなる組
み換えDNAを含有する形質転換体。
(3)非グリコシル化B型肝炎ウィルス表面抗原P31
゜ (4)B型肝炎つィルス表面抗原P31をコードするD
NAをプロモーター領域の3′末端に挿入してなる組み
換えDNAを含有する形質転換体を培養し、培養物中に
B型肝炎つィルス表面抗原P31を生成蓄積させ、それ
を採取することを特徴とするB型肝炎つィルス表面抗原
P31の製造法および(5)B型肝炎つィルス表面抗原
P31をコードする塩基配列を有するDNAを含有する
形質転換体を培養し、培養物中にB型肝炎つィルス表面
抗原P31を生成蓄積せしめ、得らへる該P31含有液
をアフィニティクロマトグラフィー処理を含む精製工程
で精製することを特徴とするB型肝炎つィルス表面抗原
P31蛋白質の製造法を提供するものである。
゜ (4)B型肝炎つィルス表面抗原P31をコードするD
NAをプロモーター領域の3′末端に挿入してなる組み
換えDNAを含有する形質転換体を培養し、培養物中に
B型肝炎つィルス表面抗原P31を生成蓄積させ、それ
を採取することを特徴とするB型肝炎つィルス表面抗原
P31の製造法および(5)B型肝炎つィルス表面抗原
P31をコードする塩基配列を有するDNAを含有する
形質転換体を培養し、培養物中にB型肝炎つィルス表面
抗原P31を生成蓄積せしめ、得らへる該P31含有液
をアフィニティクロマトグラフィー処理を含む精製工程
で精製することを特徴とするB型肝炎つィルス表面抗原
P31蛋白質の製造法を提供するものである。
本発明で用いられるB型肝炎つィルス表面抗原P31を
コードするDNAはいずれのサブタイプ(adr、 a
dv、 ayr、 ayv)のものであってもよく、た
とえばそれらは下記の方法によって調製することができ
る。特開昭58−194897号公報あるいはNucl
eic Ac1ds Res、、旦、 1947(1
983)に記載されている3、2kbのayvHB V
D N Aが組み込まれたプラスミドpBR322−
EcoR1/HBV933(11)IBV933と略称
)を制限酵素)1pa lとEcoRlで2重消化する
と、pre −S領域の一部を含む961bpのDNA
断片を得ることができる。
コードするDNAはいずれのサブタイプ(adr、 a
dv、 ayr、 ayv)のものであってもよく、た
とえばそれらは下記の方法によって調製することができ
る。特開昭58−194897号公報あるいはNucl
eic Ac1ds Res、、旦、 1947(1
983)に記載されている3、2kbのayvHB V
D N Aが組み込まれたプラスミドpBR322−
EcoR1/HBV933(11)IBV933と略称
)を制限酵素)1pa lとEcoRlで2重消化する
と、pre −S領域の一部を含む961bpのDNA
断片を得ることができる。
む適当なアダプターを結合させることによってP31を
コードするDNAを作製することができる。
コードするDNAを作製することができる。
また、特開昭59−74985号公報またはNucle
ic Ac1ds Res、、11.1747(198
3)に記載されている3、19kbのadr型HBVD
NAが組み込まれたプラスミドpBR322−Bam旧
/HBr330(pHBr330と略称)を、制限酵素
EcoRlとBa1l旧で2重消化すると、pre−9
領域の一部を含む1398bpのDNA断片を得ること
ができる。この断片に上記のアダプターを結合させるこ
とによってP31をコードするDNAを調製することが
できる。
ic Ac1ds Res、、11.1747(198
3)に記載されている3、19kbのadr型HBVD
NAが組み込まれたプラスミドpBR322−Bam旧
/HBr330(pHBr330と略称)を、制限酵素
EcoRlとBa1l旧で2重消化すると、pre−9
領域の一部を含む1398bpのDNA断片を得ること
ができる。この断片に上記のアダプターを結合させるこ
とによってP31をコードするDNAを調製することが
できる。
adv型1(BsAgP 31をコードするDNAとし
ては第1図に示されるDNA配列のうち、塩基配列順序
28〜873で示されるDNAが、adr型HBsAg
P 31をコードするDNAとしては第2図で示される
DNA配列のうち、塩基配列順序10〜855で示され
るDNAがあげられる。
ては第1図に示されるDNA配列のうち、塩基配列順序
28〜873で示されるDNAが、adr型HBsAg
P 31をコードするDNAとしては第2図で示される
DNA配列のうち、塩基配列順序10〜855で示され
るDNAがあげられる。
また、P31をコードするDNAはウィルス由来のもの
でも、化学合成したものでもよい。
でも、化学合成したものでもよい。
ayr型およびayv型HBsAgP 31をコードす
るDNAも上記した方法に準じて調製することができる
。
るDNAも上記した方法に準じて調製することができる
。
このP31をコードするDNAを各種宿主(例、大腸菌
、枯草菌、酵母、動物細胞)で機能するプロモーター領
域の3“末端に挿入することにより、P31をコードす
るDNAを発現させうる組み換えDNAを構築すること
ができる。
、枯草菌、酵母、動物細胞)で機能するプロモーター領
域の3“末端に挿入することにより、P31をコードす
るDNAを発現させうる組み換えDNAを構築すること
ができる。
プロモーター領域は、RNAポリメラーゼが結合するこ
とによってmRN^合成を開始させるのに必要な部位を
含む領域であれば、いかなるものであってもよい。
とによってmRN^合成を開始させるのに必要な部位を
含む領域であれば、いかなるものであってもよい。
たとえば大腸菌を宿主として用いる場合、P31をコー
ドするDNAを大腸菌で機能しうるプロモーター領域の
3゛末端に挿入すれば、P31をコードするDNAを発
現しうる組み換えDNAが構築できる。たとえば、特開
昭58−201796号公報に記載の発現用ベクターp
TRP601. pTRP771などに、P31をコー
ドするDNAをT4DNAリガーゼの作用により挿入す
る。この反応液を用いて、大腸菌(例、0600株、2
94株、 W3110株、RRI株、PH10株など)
を公知の方法[Cohen、 S、N、ら、 Proc
。
ドするDNAを大腸菌で機能しうるプロモーター領域の
3゛末端に挿入すれば、P31をコードするDNAを発
現しうる組み換えDNAが構築できる。たとえば、特開
昭58−201796号公報に記載の発現用ベクターp
TRP601. pTRP771などに、P31をコー
ドするDNAをT4DNAリガーゼの作用により挿入す
る。この反応液を用いて、大腸菌(例、0600株、2
94株、 W3110株、RRI株、PH10株など)
を公知の方法[Cohen、 S、N、ら、 Proc
。
11at1.^cad、 Sci、 USA、 69.
2110(1972)]もしくはそれに準する方法によ
って形質転換する。
2110(1972)]もしくはそれに準する方法によ
って形質転換する。
使用するプロモーターは、trpプロモーター(trp
−p)に限定する必要はなく、たとえばrec^プロモ
ーター[特開昭5L−65099号コ、 lacプロモ
ーター。
−p)に限定する必要はなく、たとえばrec^プロモ
ーター[特開昭5L−65099号コ、 lacプロモ
ーター。
λPLプロモーターなどを使用してもよい。
上記のようにして得られたP31をコードするDNAを
含む新規な組み換えプラスミドDNAを保持する形質転
換体は、たとえばアンピシリン耐性。
含む新規な組み換えプラスミドDNAを保持する形質転
換体は、たとえばアンピシリン耐性。
テトラサイクリン耐性あるいはこれら両薬剤耐性を表現
形として選ぶことができる。これらの耐性株の中からP
31をコードするDNAを含有する新規な組み換えプラ
スミドDNAを保持する菌株を探し出すには、たとえば
次の手法が用いられる。
形として選ぶことができる。これらの耐性株の中からP
31をコードするDNAを含有する新規な組み換えプラ
スミドDNAを保持する菌株を探し出すには、たとえば
次の手法が用いられる。
前述したアダプターの一方の鎖、 ”AATTCCAC
TGC^TTGTAT”をT4ポリヌクレオチド・キナ
ーゼによってγ−〇P−^TPを用いて放射性同位元素
で標識し、これを探針(プローブ)として、それ自体公
知のコロニー・ハイブリダイゼーション法[Gruns
tein、 M、 and Hogness、 D、S
、、Proc、 Natl、Acad。
TGC^TTGTAT”をT4ポリヌクレオチド・キナ
ーゼによってγ−〇P−^TPを用いて放射性同位元素
で標識し、これを探針(プローブ)として、それ自体公
知のコロニー・ハイブリダイゼーション法[Gruns
tein、 M、 and Hogness、 D、S
、、Proc、 Natl、Acad。
Sci、 USA、 72.3961(1975))に
よって、すでに得た薬剤耐性の形質転換体の中から陽性
を示すクローンを確実に探し出すことができる。
よって、すでに得た薬剤耐性の形質転換体の中から陽性
を示すクローンを確実に探し出すことができる。
このようにして選択された形質転換体をそれ自体公知の
培地で培養する。培地としては、例えばLブロス、ペナ
セイ(Penassay)ブロスおよびグルコース、カ
ザミノ酸を含むM−9培地[Miller、J、。
培地で培養する。培地としては、例えばLブロス、ペナ
セイ(Penassay)ブロスおよびグルコース、カ
ザミノ酸を含むM−9培地[Miller、J、。
Experiments in Mo1ecular
Genetics、 431−433(Gold Sp
ring Harbor Laboratory、 N
ew York、1972)]が挙げられる。ここに、
必要によりプロモーターを効率よく働かせるために、た
とえば3β−インドリルアクリル酸のような薬剤を加え
ることができる。
Genetics、 431−433(Gold Sp
ring Harbor Laboratory、 N
ew York、1972)]が挙げられる。ここに、
必要によりプロモーターを効率よく働かせるために、た
とえば3β−インドリルアクリル酸のような薬剤を加え
ることができる。
該形質転換体の培養は通常15〜43℃、好ましくは2
8〜40℃で2〜24時間、好ましくは4〜16時間行
い、必要により通気や攪拌を加えることもできる。
8〜40℃で2〜24時間、好ましくは4〜16時間行
い、必要により通気や攪拌を加えることもできる。
宿主として、たとえば酵母を利用するときは、酵母形質
転換体を次のように作製することができる。大腸菌−酵
母シャトル・ベクターYEpl 3[Broaah、
J、R,ら、 Gene、8.121(1979)]、
psH15とI)Sll19[Harashima、
S、ら、 Mo1.Ce11.Biol、5.771(
1984)]に、酵母プロモーター領域、たとえば抑制
性酸性ホスファターゼ遺伝子プロモーター領域[Mey
hack、B、ら、 EMBOJ、、 6.675(1
982)]、]グリセルアルデヒド3−リン酸デヒドロ
ゲナーゼ遺伝のプロモーター領域[Ho1land、J
、P、 and Ho1land、M、J、。
転換体を次のように作製することができる。大腸菌−酵
母シャトル・ベクターYEpl 3[Broaah、
J、R,ら、 Gene、8.121(1979)]、
psH15とI)Sll19[Harashima、
S、ら、 Mo1.Ce11.Biol、5.771(
1984)]に、酵母プロモーター領域、たとえば抑制
性酸性ホスファターゼ遺伝子プロモーター領域[Mey
hack、B、ら、 EMBOJ、、 6.675(1
982)]、]グリセルアルデヒド3−リン酸デヒドロ
ゲナーゼ遺伝のプロモーター領域[Ho1land、J
、P、 and Ho1land、M、J、。
J、Biol 、Chem、ひ5.2596(+980
)]、あるいは]3−ホスホグリセロリン酸キナーゼ遺
伝のプロモーター領域[Dobson、M、 J、ら、
Nucleic Ac1ds Res、。
)]、あるいは]3−ホスホグリセロリン酸キナーゼ遺
伝のプロモーター領域[Dobson、M、 J、ら、
Nucleic Ac1ds Res、。
10、2625(1982)]を挿入したのち、その直
後にP31をコードするDNAをT4DNAリガーゼの
作用によって結合させる。この反応液を用いて、前述の
宿主大腸菌を前述のCohenらの方法によって形質転
換する。このようにして得られたP31をフードするD
NAを含む新規な組み換えDNAを保持する形質転換体
は、たとえばアンピッリン耐性を表現型として選ぶこと
ができる。この耐性株の中からP31をコードするDN
Aをもつ新規な組み換えプラスミドDNAを保持する菌
株を探し出すには、前述の方法が同様に用いられる。
後にP31をコードするDNAをT4DNAリガーゼの
作用によって結合させる。この反応液を用いて、前述の
宿主大腸菌を前述のCohenらの方法によって形質転
換する。このようにして得られたP31をフードするD
NAを含む新規な組み換えDNAを保持する形質転換体
は、たとえばアンピッリン耐性を表現型として選ぶこと
ができる。この耐性株の中からP31をコードするDN
Aをもつ新規な組み換えプラスミドDNAを保持する菌
株を探し出すには、前述の方法が同様に用いられる。
このようにして選択された形質転換体からプラスミドD
NAをアルカリ抽出法[BirnboiIIl、 H,
Cand Doly、J、、Nucleic Ac1d
s、 Res、、 L、 1513(1979)]によ
って単離し、これを用いて酵母、たとえばロイノン要求
性のサツカロミセス・セレビシェ(Saccharow
+yces cerevisiae)、たとえばAl1
22R−(Ieu2 his4 cant air”
pho80)[Proc、 Natl、Acad。
NAをアルカリ抽出法[BirnboiIIl、 H,
Cand Doly、J、、Nucleic Ac1d
s、 Res、、 L、 1513(1979)]によ
って単離し、これを用いて酵母、たとえばロイノン要求
性のサツカロミセス・セレビシェ(Saccharow
+yces cerevisiae)、たとえばAl1
22R−(Ieu2 his4 cant air”
pho80)[Proc、 Natl、Acad。
Sci、 USA、 80.1(1983)]あるいは
^H22R−より誘導されたに33−78(photo
−Al22. pho8−2)またはに33−8D(p
ho80−Al22. pho8−2 trpl)を、
公知の方法[Hinnen、A、ら、 Proc、 N
atl、 Acad、 Set、 ll5A。
^H22R−より誘導されたに33−78(photo
−Al22. pho8−2)またはに33−8D(p
ho80−Al22. pho8−2 trpl)を、
公知の方法[Hinnen、A、ら、 Proc、 N
atl、 Acad、 Set、 ll5A。
75、1927(1978)]またはそれに準する方法
によって形質転換する。宿主としての酵母はこれらに限
定されることはないが、サツカロミセス・セレビシェが
好ましい。
によって形質転換する。宿主としての酵母はこれらに限
定されることはないが、サツカロミセス・セレビシェが
好ましい。
得られた酵母の形質転換体は、それ自体公知の培地で培
養する。培地としては、たとえばBurkh。
養する。培地としては、たとえばBurkh。
1der最小培地[Bostian、に、Lら、 Pr
oc、 Natl、 Acad、 Sci、 LISA
、 11.4505(1980)コが挙げられる。
oc、 Natl、 Acad、 Sci、 LISA
、 11.4505(1980)コが挙げられる。
酵母の形質転換体の培養は通常15℃〜40°C1好ま
しくは24℃〜37℃で10〜96時間、好ましくは2
4〜72時間行い、必要により通気や攪拌を加えること
もできる。
しくは24℃〜37℃で10〜96時間、好ましくは2
4〜72時間行い、必要により通気や攪拌を加えること
もできる。
宿主として、たとえば枯草菌、動物細胞を使用する場合
においては枯草菌、動物細胞で機能しうるプロモーター
領域の3′末端にP31をコードするDNAを挿入し、
自体公知の方法により、該組み換えDNAで宿主を形質
転換体させ、形質転換体を培養することにより、P3+
を製造することができるが、宿主としては大腸菌、酵母
がより好ましい。
においては枯草菌、動物細胞で機能しうるプロモーター
領域の3′末端にP31をコードするDNAを挿入し、
自体公知の方法により、該組み換えDNAで宿主を形質
転換体させ、形質転換体を培養することにより、P3+
を製造することができるが、宿主としては大腸菌、酵母
がより好ましい。
生成されるP31はグリコノル化されていても、また、
グリコシル化されていなくてもよい。大腸菌の形質転換
体から得られるP31は実質的にグリコシル化されてい
ないが、P311分子あたり1分子の糖が結合していて
もよい。
グリコシル化されていなくてもよい。大腸菌の形質転換
体から得られるP31は実質的にグリコシル化されてい
ないが、P311分子あたり1分子の糖が結合していて
もよい。
一般に、HBsAgD N Aを含有する形質転換体は
表面抗原遺伝子産物の産生により、形質転換体自体の成
育が阻害されることが知られているが、本発明によれば
P31をコードするDNAを用いると成育阻害が解除さ
れ、P31の産生量が増大する。
表面抗原遺伝子産物の産生により、形質転換体自体の成
育が阻害されることが知られているが、本発明によれば
P31をコードするDNAを用いると成育阻害が解除さ
れ、P31の産生量が増大する。
生成物のP31活性は、たとえば試料をプロムノアンで
活性化されたセルロース・ペーパーに結合させたのち、
オーストリアll−125(ダイナボット社製)の1′
61−抗llBsAg抗体と反応させるdirecti
II1munoassay法[Fujisawa、Y、
ら、 Nucleic Ac1dsRes、、旦、 3
581(1983)]によって測定することができる。
活性化されたセルロース・ペーパーに結合させたのち、
オーストリアll−125(ダイナボット社製)の1′
61−抗llBsAg抗体と反応させるdirecti
II1munoassay法[Fujisawa、Y、
ら、 Nucleic Ac1dsRes、、旦、 3
581(1983)]によって測定することができる。
培養後、公知の方法で菌体を集め、大腸菌の形質転換体
の場合には菌体を尿素、塩酸グアニジンなどの蛋白変性
剤を含む緩衝液に懸濁し、冷所で攪拌したのち、遠心分
離によりP31を含む上澄液を得る方法、あるいは緩衝
液に懸濁し、超音波処理、リゾチームおよび(または)
凍結融解によって菌体を破壊したのち、遠心分離により
P31を含む上澄液を得る方法などが適宜用い得るが、
例えば菌体を集めて緩衝液に懸濁し、リゾチームを加え
てホモジナイズして溶菌後、尿素(3〜IOM)を含む
緩衝液を加え攪拌(0〜10℃で0.5〜8時間)後、
遠心分離して上澄を得る方法が好ましい。
の場合には菌体を尿素、塩酸グアニジンなどの蛋白変性
剤を含む緩衝液に懸濁し、冷所で攪拌したのち、遠心分
離によりP31を含む上澄液を得る方法、あるいは緩衝
液に懸濁し、超音波処理、リゾチームおよび(または)
凍結融解によって菌体を破壊したのち、遠心分離により
P31を含む上澄液を得る方法などが適宜用い得るが、
例えば菌体を集めて緩衝液に懸濁し、リゾチームを加え
てホモジナイズして溶菌後、尿素(3〜IOM)を含む
緩衝液を加え攪拌(0〜10℃で0.5〜8時間)後、
遠心分離して上澄を得る方法が好ましい。
酵母の形質転換体の場合にはザイモリエース[キリンビ
ール(株)製〕あるいはガラスピースなどによる機械的
破壊によって菌体を破壊する。ここへ、トリトンX −
100,デオキンコーレートなどの界面活性剤、あるい
は塩酸グアニジンなどの蛋白変性剤を加えることによっ
てP31をより有利に抽出することができる。
ール(株)製〕あるいはガラスピースなどによる機械的
破壊によって菌体を破壊する。ここへ、トリトンX −
100,デオキンコーレートなどの界面活性剤、あるい
は塩酸グアニジンなどの蛋白変性剤を加えることによっ
てP31をより有利に抽出することができる。
上記抽出液からのP31蛋白質の分離、精製は、アフィ
ニティークロマトグラフィー処理を含む精製工程により
行われる。
ニティークロマトグラフィー処理を含む精製工程により
行われる。
アフィニティークロマトグラフィーとして、重合ヒト血
清アルブミン(poly−tls^)をリガンドとする
アフィニティークロマトグラフィーやHBsAgに対す
る抗体、とりわけモノクローナル抗体を用いる抗体カラ
ム処理が挙げられる。
清アルブミン(poly−tls^)をリガンドとする
アフィニティークロマトグラフィーやHBsAgに対す
る抗体、とりわけモノクローナル抗体を用いる抗体カラ
ム処理が挙げられる。
poly−ISAをリガンドとするアフィニティークロ
マトグラフィーはP31蛋白質の精製に極めて有利に用
いられる。
マトグラフィーはP31蛋白質の精製に極めて有利に用
いられる。
アフィニティークロマトグラフィーの担体としてフオル
ミルセルロファイン(生化学工業)、アフィゲル−15
(バイオラッド社)などが用いられ、とりわけフォルミ
ルセルロファインが好ましい。
ミルセルロファイン(生化学工業)、アフィゲル−15
(バイオラッド社)などが用いられ、とりわけフォルミ
ルセルロファインが好ましい。
poly−Its^はヒト血清アルブミンを架橋剤(例
えばグルタルアルデヒド)を用いて重合することにより
製造できる。これを上記担体に、例えば還元剤(NaC
NBH,など)を用いて結合させ、所望により洗浄し担
体とpoly−ISAの結合物を得て、これを通常カラ
ムに詰めて使用する。
えばグルタルアルデヒド)を用いて重合することにより
製造できる。これを上記担体に、例えば還元剤(NaC
NBH,など)を用いて結合させ、所望により洗浄し担
体とpoly−ISAの結合物を得て、これを通常カラ
ムに詰めて使用する。
P31蛋白質をpoly−ISAをリガンドとするアフ
ィニティークロマトグラフィーにより精製するには、前
記P31含有溶液(菌体抽出上澄)を、緩衝液[リン酸
緩衝液など]て平衡化した上記カラムに吸着させ、緩衝
液で溶出する。該緩衝液には界面活性剤(Tween
20など)または蛋白変性剤(尿素)などを適量加えて
使用でき、これら添加物の種類や濃度を組合せ、適切な
溶出液として用いることができP31蛋白質を含む溶出
画分を集め、所望により限外ろ過等により濃縮する。
ィニティークロマトグラフィーにより精製するには、前
記P31含有溶液(菌体抽出上澄)を、緩衝液[リン酸
緩衝液など]て平衡化した上記カラムに吸着させ、緩衝
液で溶出する。該緩衝液には界面活性剤(Tween
20など)または蛋白変性剤(尿素)などを適量加えて
使用でき、これら添加物の種類や濃度を組合せ、適切な
溶出液として用いることができP31蛋白質を含む溶出
画分を集め、所望により限外ろ過等により濃縮する。
上記濃縮液は、望ましくはノチオスレイトールなどSH
試薬を用いて還元した後、さらに逆相カラムを用いる高
速液体クロマトグラフィーまたはノーイドロホービック
クロマトグラフイー等の疎水性カラムを用いるクロマト
グラフィー〇処理に付すことが好ましい。
試薬を用いて還元した後、さらに逆相カラムを用いる高
速液体クロマトグラフィーまたはノーイドロホービック
クロマトグラフイー等の疎水性カラムを用いるクロマト
グラフィー〇処理に付すことが好ましい。
上記高速液体クロマトグラフィー用の担体としては、ア
ルキル(C+−+a程度)化ケイ素のもの、(YMC%
久)、ウルトラボアRPSC(ベックマン社)。
ルキル(C+−+a程度)化ケイ素のもの、(YMC%
久)、ウルトラボアRPSC(ベックマン社)。
(ca)が好ましく、とりわけAP−224300^(
C8)が好ましい。
C8)が好ましい。
またハイドロホービッククロマトグラフィー用の担体と
してはアルキル(C、−、m程度)化された担体、例え
ばブチルトヨパール(東洋曹達工業)、オクチルセファ
ロース(ファルマシア社)などが挙げられる。とりわけ
逆相カラムを用いる高速液体クロマトグラフィーが有利
に用いられる。
してはアルキル(C、−、m程度)化された担体、例え
ばブチルトヨパール(東洋曹達工業)、オクチルセファ
ロース(ファルマシア社)などが挙げられる。とりわけ
逆相カラムを用いる高速液体クロマトグラフィーが有利
に用いられる。
上記逆相カラムを用いる高速液体クロマトグラフィーは
、例えば溶出溶媒として、水、C,−、の低級アルカノ
ール(エタノール、プロパツールなど)。
、例えば溶出溶媒として、水、C,−、の低級アルカノ
ール(エタノール、プロパツールなど)。
アセトニトリルなどをトリフルオロ酢酸等により1)H
l、2〜5.0に調整して用いるのが好ましく、溶出速
度は0.1〜100+*I/sin、好ましくは0.5
〜3hl/l1Inであることが好ましい。
l、2〜5.0に調整して用いるのが好ましく、溶出速
度は0.1〜100+*I/sin、好ましくは0.5
〜3hl/l1Inであることが好ましい。
得られるR31蛋白質を含有する両分は、所望により凍
結乾燥に付し、白色粉末とすることができる。
結乾燥に付し、白色粉末とすることができる。
かくして生成されるR31蛋白質の純度の測定(比活性
)には、例えば試料をpoly−11sAをコートした
プラスチックプレートと反応させたのち、poly−H
8式に結合したR31蛋白質をホースラディッンユパー
オキシダーゼ(HRP)を結合した抗HB8Agモノク
ローナル抗体を用いて検出するエンザイムイムノアッセ
イ(ELISA)法あるいはpoly−ISAに結合し
たR31蛋白質をオーストリア+1−125(グイナボ
ット社製、アメリカ)の1fJ−抗HBsAg抗体を用
いて検出するラジオイムノアッセイ(RI A)法を用
いることができる。
)には、例えば試料をpoly−11sAをコートした
プラスチックプレートと反応させたのち、poly−H
8式に結合したR31蛋白質をホースラディッンユパー
オキシダーゼ(HRP)を結合した抗HB8Agモノク
ローナル抗体を用いて検出するエンザイムイムノアッセ
イ(ELISA)法あるいはpoly−ISAに結合し
たR31蛋白質をオーストリア+1−125(グイナボ
ット社製、アメリカ)の1fJ−抗HBsAg抗体を用
いて検出するラジオイムノアッセイ(RI A)法を用
いることができる。
本発明の製造法によれば、医薬等として使用しうる高度
に精製された実質的に純粋なR31蛋白質を得ることが
できる。
に精製された実質的に純粋なR31蛋白質を得ることが
できる。
例えば、HBsAgP 31をコードする塩基配列を有
するDNAを含有する大腸菌で産生じたR31を本発明
の方法により精製することにより下記の性状を有する実
質的に純粋な[(BsAgP 31蛋白質を得ることが
できる。
するDNAを含有する大腸菌で産生じたR31を本発明
の方法により精製することにより下記の性状を有する実
質的に純粋な[(BsAgP 31蛋白質を得ることが
できる。
(1)SDS−ポリアクリルアミドスラブゲル電気泳動
で均一であり、こ れによる分子量測定値(還元条件下
)は32,000±1 、000ダルトンである。
で均一であり、こ れによる分子量測定値(還元条件下
)は32,000±1 、000ダルトンである。
(2)アミノ末端アミノ酸としてメチオニン(もしくは
そのホルミル体)またはグルタミンを有する。
そのホルミル体)またはグルタミンを有する。
(3)カルボキシ末端アミノ酸としてイソロイシンを有
する。
する。
(4) poly−H8式と結合する。
(5) l xlO’ユニット/mg以上の比活性を
有する。
有する。
本発明の方法により製造される実質的に純粋なR31蛋
白質は、公知のHBV感染者の血液を原料に製造された
HBsAg小型粒子と同様の生物活性を有し、該HBs
Ag小型粒子と同様にしてHBVの診断や予防、治療の
ためのワクチンとして用いることができる。
白質は、公知のHBV感染者の血液を原料に製造された
HBsAg小型粒子と同様の生物活性を有し、該HBs
Ag小型粒子と同様にしてHBVの診断や予防、治療の
ためのワクチンとして用いることができる。
本願明細1において蛋白質純度決定のためのR31蛋白
質の活性の(比活性)測定はELISA法で行った。即
ち、参考例4の■で得たpoly−H8式をあらかじめ
物理吸着させたイムノプレート■(ヌンク社製)に被検
液(R31蛋白質含有溶i1&)100μ9を入れ4℃
で1晩反応させた。ついでプレートを5%ウシ血清およ
び0.05%Tveen20を含むPBSで洗ったのち
、ホースラディツシュ パーオキシダーゼを結合した抗
HBsAgモノクローナル抗体溶液100μQをプレー
トの各穴に加え37℃で2時間反応させた。プレートを
再度、上記緩衝液で洗ったのち〇−フェニレンジアミン
(4gig/1osl)および過酸化水素水(4μR/
lo+el)を含むクエン酸−リン酸緩衝液(pH5,
0)100μ2を加え室温で30分間反応させた。
質の活性の(比活性)測定はELISA法で行った。即
ち、参考例4の■で得たpoly−H8式をあらかじめ
物理吸着させたイムノプレート■(ヌンク社製)に被検
液(R31蛋白質含有溶i1&)100μ9を入れ4℃
で1晩反応させた。ついでプレートを5%ウシ血清およ
び0.05%Tveen20を含むPBSで洗ったのち
、ホースラディツシュ パーオキシダーゼを結合した抗
HBsAgモノクローナル抗体溶液100μQをプレー
トの各穴に加え37℃で2時間反応させた。プレートを
再度、上記緩衝液で洗ったのち〇−フェニレンジアミン
(4gig/1osl)および過酸化水素水(4μR/
lo+el)を含むクエン酸−リン酸緩衝液(pH5,
0)100μ2を加え室温で30分間反応させた。
2N硫酸50μ2を加え酵素反応を停止したのちタイタ
ーチックマルチスキャン肛を用いて49201における
吸光度を測定した。定量は実施例7で得た精製標品を標
準品として用い、標準品Lngの与える吸光度の値((
1,05Q、D、)をlユニットとしたときのユニット
数として算出した。
ーチックマルチスキャン肛を用いて49201における
吸光度を測定した。定量は実施例7で得た精製標品を標
準品として用い、標準品Lngの与える吸光度の値((
1,05Q、D、)をlユニットとしたときのユニット
数として算出した。
なお、本願明細書および図面において、塩基やアミノ酸
などを略号で表示する場合、IUPAC−IUBCom
mission on Biochea+1cal N
omenclatureによる略号あるいは当該分野に
おける慣用略号に基づくものであり、その例を次に挙げ
る。またアミノ酸に関し光学異性体がありうる場合は、
特に明示しなければL一体を示すものとする。
などを略号で表示する場合、IUPAC−IUBCom
mission on Biochea+1cal N
omenclatureによる略号あるいは当該分野に
おける慣用略号に基づくものであり、その例を次に挙げ
る。またアミノ酸に関し光学異性体がありうる場合は、
特に明示しなければL一体を示すものとする。
DNA デオキシリボ核酸
RNA リボ核酸
mR11^ メツセンジャーRN^A アデニ
ン T チミン G グアニン Cノドシン dATP デオキシアデノシン三リン酸dTTP
デオキシチミジン三リン酸dGTP デ
オキシグアノシン三リン酸dCTP デオキノシ
チノン三リン酸ATP アデノノン三リン酸 E[)T^ エチレンジアミン四酢酸SDS
ドデシル硫酸ナトリウム DTT ジヂオスレイトール Gly グリシノ ^1a アラニン Vat バリン Leu ロイシン 11e イソロイシン Ser セリン Thr スレオニン Cys システィン 1/2Cys ハーフシスチン Met メチオニン Glu グルタミン酸 ^sp アスパラギン酸 Lys リジン Δrg アルギニン His ヒスチジン Pha フェニルアラニン Tyr チロシン Trp )リプトファン Pro プロリン ^sn アスパラギン Gln グルタミン Apr アンピンリン耐性遺伝子TCr
テトラサイクリン耐性遺伝子PRλPRプロモーター ars 1 オートノマス・レブリヶーション・
シーフェンス1 (autonomous replication
5equ−ence I) IRインバーテツド・リピート(inver−tedr
epeat) (4)実施例および発明の効果 以下に実施例を示して本発明をさらに具体的に説明する
が本発明はこれらに限定されるべきものではない。
ン T チミン G グアニン Cノドシン dATP デオキシアデノシン三リン酸dTTP
デオキシチミジン三リン酸dGTP デ
オキシグアノシン三リン酸dCTP デオキノシ
チノン三リン酸ATP アデノノン三リン酸 E[)T^ エチレンジアミン四酢酸SDS
ドデシル硫酸ナトリウム DTT ジヂオスレイトール Gly グリシノ ^1a アラニン Vat バリン Leu ロイシン 11e イソロイシン Ser セリン Thr スレオニン Cys システィン 1/2Cys ハーフシスチン Met メチオニン Glu グルタミン酸 ^sp アスパラギン酸 Lys リジン Δrg アルギニン His ヒスチジン Pha フェニルアラニン Tyr チロシン Trp )リプトファン Pro プロリン ^sn アスパラギン Gln グルタミン Apr アンピンリン耐性遺伝子TCr
テトラサイクリン耐性遺伝子PRλPRプロモーター ars 1 オートノマス・レブリヶーション・
シーフェンス1 (autonomous replication
5equ−ence I) IRインバーテツド・リピート(inver−tedr
epeat) (4)実施例および発明の効果 以下に実施例を示して本発明をさらに具体的に説明する
が本発明はこれらに限定されるべきものではない。
参考例■ 酵母抑制性酸性ホスファターゼ・プロモータ
ー(P)105− P)を含有する発現用ベクターの作
製 酵母Sacharomyces cerevisiae
5288C株由来の抑制性酸性ホスファターゼ遺伝子
(PH05)と構成性酸性ホスファターゼ遺伝子(P)
103)を含む?、9kb DNA断片を含む大腸菌プ
ラスミド(pJAl)[IFramer。
ー(P)105− P)を含有する発現用ベクターの作
製 酵母Sacharomyces cerevisiae
5288C株由来の抑制性酸性ホスファターゼ遺伝子
(PH05)と構成性酸性ホスファターゼ遺伝子(P)
103)を含む?、9kb DNA断片を含む大腸菌プ
ラスミド(pJAl)[IFramer。
R1^、 and Anderson、N、Proc、
Natl、Acad、Sci、IJS^。
Natl、Acad、Sci、IJS^。
77、6541(1980)]、50#gに2QL、:
−ットの制限酵素Bam旧[宝酒造(株)製]と20ユ
ニツトの制限酵素5a11[宝酒造(株)製コをloo
μl!の反応液[10mM Tris −)ICI(p
H8,0)、7mM MgC1,、1005M
NaC1,2mM 2−メルカプトエタノール]中で
37℃、3時間作用させた後、1.0%アガロース(S
igma社製)・スラブゲルを用いて緩衝液[10hM
Tris−HCl、lOQsMホウ酸、 2aM E
D丁A(pH8,3))中、140V、 2時間電気泳
動にかけた。泳動後、0.63kb DNA断片を含む
ゲル片を透析チューブ内?こ封入し、泳動用緩衝液内に
沈め、該DNA断片をゲルから電気的に溶出した[Mc
Donell、M、V、ら、 J、Mo1.Biol、
110.119(1977)]。透析チューブ内液をフ
ェノール抽出さらにエーテル抽出した後、NaClを0
.2Mになるように加え、つづいて2倍量の冷エタノー
ルを加えて一20℃でDNAを沈澱させた。
−ットの制限酵素Bam旧[宝酒造(株)製]と20ユ
ニツトの制限酵素5a11[宝酒造(株)製コをloo
μl!の反応液[10mM Tris −)ICI(p
H8,0)、7mM MgC1,、1005M
NaC1,2mM 2−メルカプトエタノール]中で
37℃、3時間作用させた後、1.0%アガロース(S
igma社製)・スラブゲルを用いて緩衝液[10hM
Tris−HCl、lOQsMホウ酸、 2aM E
D丁A(pH8,3))中、140V、 2時間電気泳
動にかけた。泳動後、0.63kb DNA断片を含む
ゲル片を透析チューブ内?こ封入し、泳動用緩衝液内に
沈め、該DNA断片をゲルから電気的に溶出した[Mc
Donell、M、V、ら、 J、Mo1.Biol、
110.119(1977)]。透析チューブ内液をフ
ェノール抽出さらにエーテル抽出した後、NaClを0
.2Mになるように加え、つづいて2倍量の冷エタノー
ルを加えて一20℃でDNAを沈澱させた。
1μgのプラスミドルS旧9に2ユニツトの制限酵素B
a−旧と2ユニツトの制限酵素Sal Tを20μ2の
反応液[105M Trjs−HCI(pH8,0)、
7 yaM MgCL、IQOmM NaC1,2議
M2−メルカプトエタノール]中で37℃、2時間作用
させた後、該反応液を0.8%アガロース・スラブゲル
を用いて上述の条件下で電気泳動にかけた。泳動後、8
.Okb DNA断片を上述の方法によってゲルから分
取し、フェノールで除蛋白し、冷エタノールでDNAを
沈澱させた(第3図参照)。
a−旧と2ユニツトの制限酵素Sal Tを20μ2の
反応液[105M Trjs−HCI(pH8,0)、
7 yaM MgCL、IQOmM NaC1,2議
M2−メルカプトエタノール]中で37℃、2時間作用
させた後、該反応液を0.8%アガロース・スラブゲル
を用いて上述の条件下で電気泳動にかけた。泳動後、8
.Okb DNA断片を上述の方法によってゲルから分
取し、フェノールで除蛋白し、冷エタノールでDNAを
沈澱させた(第3図参照)。
該8.0kbDNA断片40Qngと前記0,63kb
DNA断片2QOngとを混合し、20μ2の反応液[
86mM Tris−HCI(1)II 7.6)、6
.6d MgC1,、lh+Mノチオスレイトール、l
mM ATP、 2ユニツトのT4DNAリガーゼ(
宝酒造(株)製)]中、14℃で一夜作用させてDNA
を結合させた。この反応液を用いて大腸菌294株を前
記Cohenらの方法に従って形質転換した。アンピン
リン耐性を指標として選択された形質転換体の中から、
プラスミドDNAを前記アルカリ抽出法によって単離し
、分子量と制限酵素による分解パターンを調べ、psH
19のBaa)It−3al 1部位に、pJAIから
単離された0、63kbD N A断片が挿入されたプ
ラスミドpP)1012を分離した(第3図参照)。
DNA断片2QOngとを混合し、20μ2の反応液[
86mM Tris−HCI(1)II 7.6)、6
.6d MgC1,、lh+Mノチオスレイトール、l
mM ATP、 2ユニツトのT4DNAリガーゼ(
宝酒造(株)製)]中、14℃で一夜作用させてDNA
を結合させた。この反応液を用いて大腸菌294株を前
記Cohenらの方法に従って形質転換した。アンピン
リン耐性を指標として選択された形質転換体の中から、
プラスミドDNAを前記アルカリ抽出法によって単離し
、分子量と制限酵素による分解パターンを調べ、psH
19のBaa)It−3al 1部位に、pJAIから
単離された0、63kbD N A断片が挿入されたプ
ラスミドpP)1012を分離した(第3図参照)。
3μgのプラスミドpPHO12D N Aに2ユニツ
トの制限酵素Sal lを20μ9の反応液[10mM
Tris −11C!(pH7,5)、 7 III
MMgClt、l75d NaC1,0,2MEDT^
。
トの制限酵素Sal lを20μ9の反応液[10mM
Tris −11C!(pH7,5)、 7 III
MMgClt、l75d NaC1,0,2MEDT^
。
7mM2−メルカプトエタノール]中で37℃、2時間
作用させた後、フェノールで除蛋白し、冷エタノールで
DNAを沈澱させた。このDNA、3μgに12ユニツ
トのBAL31ヌクレアーゼ(Bethesda Re
5earch Laboratories社製)を50
ugの反応液[20+aMTris−HCI(pH8,
1)、12uM CaC1*、12mM MgC1t、
I mM EDT^]中で30℃、2分間作用させ
た後、フェノールで除蛋白し、冷エタノールでDNAを
沈澱させた(第3図参照)。
作用させた後、フェノールで除蛋白し、冷エタノールで
DNAを沈澱させた。このDNA、3μgに12ユニツ
トのBAL31ヌクレアーゼ(Bethesda Re
5earch Laboratories社製)を50
ugの反応液[20+aMTris−HCI(pH8,
1)、12uM CaC1*、12mM MgC1t、
I mM EDT^]中で30℃、2分間作用させ
た後、フェノールで除蛋白し、冷エタノールでDNAを
沈澱させた(第3図参照)。
200μgのXho lリンカ−d(CCTCGAGG
)[New EnglandBioLabs社製]に3
ユニツトのT4ポリヌクレオチド・キナーゼ[宝酒造(
株)製]を50μ9の反応液[5μM Tris−HC
I(+)87.6)、l05M MgCl、、 10+
nM 2−メルカプトエタノール、100μMATP]
中で37℃、1時間作用させて、5′末端をリン酸化し
た。
)[New EnglandBioLabs社製]に3
ユニツトのT4ポリヌクレオチド・キナーゼ[宝酒造(
株)製]を50μ9の反応液[5μM Tris−HC
I(+)87.6)、l05M MgCl、、 10+
nM 2−メルカプトエタノール、100μMATP]
中で37℃、1時間作用させて、5′末端をリン酸化し
た。
40ugの5′末端がリン酸化されたXho lリンカ
−[5’−P−d(CCTCGAGG)コと400μg
の前述のBAL−31で処理されたpPHOI2D N
Aとを混合し、前述の条件下でT4DNAリガーゼの
作用で結合させた。
−[5’−P−d(CCTCGAGG)コと400μg
の前述のBAL−31で処理されたpPHOI2D N
Aとを混合し、前述の条件下でT4DNAリガーゼの
作用で結合させた。
この反応液を用いて大腸菌294株をCohenらの方
法に従って形質転換した。アンピッリン耐性を指標とし
て選択された形質転換体の中から、プラスミドDNAを
前記アルカリ抽出法によって単離し、Bas+旧とXh
olによる2重消化物の大きさが0.55kbであるプ
ラスミドpPHO17を選択した。BAI、−31ヌク
レアーゼ処理によって、PH05の開始コドン^TGの
上流20bpが除去されたことが、Dideoxynu
cleo−tide法[Sanger、Fら、 Pro
c、Natl、Acad、Sci、USA。
法に従って形質転換した。アンピッリン耐性を指標とし
て選択された形質転換体の中から、プラスミドDNAを
前記アルカリ抽出法によって単離し、Bas+旧とXh
olによる2重消化物の大きさが0.55kbであるプ
ラスミドpPHO17を選択した。BAI、−31ヌク
レアーゼ処理によって、PH05の開始コドン^TGの
上流20bpが除去されたことが、Dideoxynu
cleo−tide法[Sanger、Fら、 Pro
c、Natl、Acad、Sci、USA。
ハ、 5463(1977)]によるDNA塩基配列の
分析によって明らかになった(第3図参照)。
分析によって明らかになった(第3図参照)。
次に、該プラスミドpPHOI7.2μgに4ユニツト
の制限酵素Xhol[宝酒造(株)製]を20ugの反
応液[6mM Tris−HCI(pH7,9)、15
0mM NaC1,6raMMgCl、。
の制限酵素Xhol[宝酒造(株)製]を20ugの反
応液[6mM Tris−HCI(pH7,9)、15
0mM NaC1,6raMMgCl、。
6mM2−メルカプトエタノールコ中で37℃、2時間
作用させた後、フェノールで除蛋白し、冷エタノールで
DNAを沈澱させた。
作用させた後、フェノールで除蛋白し、冷エタノールで
DNAを沈澱させた。
該DNA lμgに5ユニツトのDNAポリメラーゼI
ラージ・フラグメント(New EnglandBi
oLabs社製)を30μ2の反応液[4oIIIMリ
ン酸カリウム緩衝液(1)H7,5)、6.6mM M
gC1t、 I mM 2−メルカプトエタノール、3
3μM’dATP、 33μkl dGTP、 33u
M dTTP、 33u M dCTP]中テ12℃
、30分間作用させて、接着末端を平滑末端にした後、
フェノールで除蛋白し、冷エタノールでDNAを沈澱さ
せた。
ラージ・フラグメント(New EnglandBi
oLabs社製)を30μ2の反応液[4oIIIMリ
ン酸カリウム緩衝液(1)H7,5)、6.6mM M
gC1t、 I mM 2−メルカプトエタノール、3
3μM’dATP、 33μkl dGTP、 33u
M dTTP、 33u M dCTP]中テ12℃
、30分間作用させて、接着末端を平滑末端にした後、
フェノールで除蛋白し、冷エタノールでDNAを沈澱さ
せた。
該DNA断片500ngと、前述の条件下でリン酸化さ
れりSal l !J ンカ−[5’ −P −d(G
GTCGACC)](New England Bio
Labs社製) 、 50ugとを混合し、前述の条件
下でT4DNAリガーゼの作用で結合させた。この反応
液を用いて大腸菌294株をCohenらの方法に従っ
て形質転換させ、アンピンリン耐性の形質転換体の中か
ら、プラスミドpPt1017のXho1部位が5al
t部位に変換したプラスミドpPIIOI7−1を取得
した(第3図参照)。
れりSal l !J ンカ−[5’ −P −d(G
GTCGACC)](New England Bio
Labs社製) 、 50ugとを混合し、前述の条件
下でT4DNAリガーゼの作用で結合させた。この反応
液を用いて大腸菌294株をCohenらの方法に従っ
て形質転換させ、アンピンリン耐性の形質転換体の中か
ら、プラスミドpPt1017のXho1部位が5al
t部位に変換したプラスミドpPIIOI7−1を取得
した(第3図参照)。
参考例2 酵母ホスホグリセリン酸キナーゼ・プロモー
ター(PGK−P)を含有する発現用ベクターの作製 ■ ホスホグリセリン酸キナーゼ遺伝子(PGK)のク
ローニング Cryer、D、Rらの方法[MeLhods in
Ce1l Biology。
ター(PGK−P)を含有する発現用ベクターの作製 ■ ホスホグリセリン酸キナーゼ遺伝子(PGK)のク
ローニング Cryer、D、Rらの方法[MeLhods in
Ce1l Biology。
Vol、XI、P、39〜44(1975)]によって
調整されたSaccharomyces cerevi
siae協会3号株(IFOから入手できる)の染色体
D N A 、350ugに200ユニツトの制限酵素
HindIII[宝酒造(株)製コを1mlの反応液[
10mM Tris−HCI(pH7,5)、 7 m
M MgC1*、 60m1ll NaC11中37℃
、3時間作用させた後、1%アガロース・スラブゲルを
用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳
動後、アガロースゲルを分割することによりDNA断片
を大きさの順に1からlOの両分に分けた。各画分のア
ガロースゲル片をそれぞれ透析チューブに封入し、参考
例1に記載の条件下でゲル片からDNAを電気的に溶出
した。溶出液をフェノール処理した後、冷エタノールを
加えてDNAを沈澱させた。各両分からのDNA0.5
μgを1%アガロース・スラブゲルを用いて参考例1に
記載の条件下で電気泳動を行った後、ニトロセルロース
フィルター(Schleicherand 5chu1
1社製)に5outhernの方法[5outhern
、E、M、J、Mo1.Biol、、 98.503(
1975)]に従ってDNAを吸着させた。PGK[D
obsonlM、J、ら、Nucleic Ac1ds
Res、 10.2625(1982)]のN末端側か
らの5個のアミノ酸をコードするオリゴヌクレオチドに
相補な5’−TG^^GATAAAGACAT−3’を
Crea、Rら[Proc、Na11、^cad、sc
i、Us^、 75.5765(1978)]の方法に
よって合成し、該オリゴヌクレオチドlμgにlOμC
iのγ−[3″P]^TP(Amersham社製)と
lOユニットのT4ボリヌクレオヂド・キナーゼとを3
0μ2の反応液[50mM Tris−HCI(1))
l 7.6)、10d MgCl、、l0mM2−メル
カプトエタノール]中で37℃、30分間作用させ、5
′末端をstpで標識した。該反応液に200+mM
EDT^(pH8,0)をlOμR添加し、l容重の7
Xノールで除蛋白した後、TEN緩衝液[10d Tr
is−HCl(pH8,0)、200mM NaC1,
l mM EDT^]で平衡化したセファ0−ス4B
(Pharmacia社製)・カラム(0,25x 2
5cm)にかけてvoid volume付近に溶出さ
れる標識された該オリゴヌクレオチドを集め、PGK遺
伝子をスクリーニングするためのプローブとして用いた
。上記のニトロセルロースフィルターと該プローブを用
いて前記5outhernの方法でプロッティングを行
ったところ、プローブは、2.6kb〜2.9kbDN
A断片が含まれる分画番号3の試料と強くハイブリダイ
ズした。
調整されたSaccharomyces cerevi
siae協会3号株(IFOから入手できる)の染色体
D N A 、350ugに200ユニツトの制限酵素
HindIII[宝酒造(株)製コを1mlの反応液[
10mM Tris−HCI(pH7,5)、 7 m
M MgC1*、 60m1ll NaC11中37℃
、3時間作用させた後、1%アガロース・スラブゲルを
用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳
動後、アガロースゲルを分割することによりDNA断片
を大きさの順に1からlOの両分に分けた。各画分のア
ガロースゲル片をそれぞれ透析チューブに封入し、参考
例1に記載の条件下でゲル片からDNAを電気的に溶出
した。溶出液をフェノール処理した後、冷エタノールを
加えてDNAを沈澱させた。各両分からのDNA0.5
μgを1%アガロース・スラブゲルを用いて参考例1に
記載の条件下で電気泳動を行った後、ニトロセルロース
フィルター(Schleicherand 5chu1
1社製)に5outhernの方法[5outhern
、E、M、J、Mo1.Biol、、 98.503(
1975)]に従ってDNAを吸着させた。PGK[D
obsonlM、J、ら、Nucleic Ac1ds
Res、 10.2625(1982)]のN末端側か
らの5個のアミノ酸をコードするオリゴヌクレオチドに
相補な5’−TG^^GATAAAGACAT−3’を
Crea、Rら[Proc、Na11、^cad、sc
i、Us^、 75.5765(1978)]の方法に
よって合成し、該オリゴヌクレオチドlμgにlOμC
iのγ−[3″P]^TP(Amersham社製)と
lOユニットのT4ボリヌクレオヂド・キナーゼとを3
0μ2の反応液[50mM Tris−HCI(1))
l 7.6)、10d MgCl、、l0mM2−メル
カプトエタノール]中で37℃、30分間作用させ、5
′末端をstpで標識した。該反応液に200+mM
EDT^(pH8,0)をlOμR添加し、l容重の7
Xノールで除蛋白した後、TEN緩衝液[10d Tr
is−HCl(pH8,0)、200mM NaC1,
l mM EDT^]で平衡化したセファ0−ス4B
(Pharmacia社製)・カラム(0,25x 2
5cm)にかけてvoid volume付近に溶出さ
れる標識された該オリゴヌクレオチドを集め、PGK遺
伝子をスクリーニングするためのプローブとして用いた
。上記のニトロセルロースフィルターと該プローブを用
いて前記5outhernの方法でプロッティングを行
ったところ、プローブは、2.6kb〜2.9kbDN
A断片が含まれる分画番号3の試料と強くハイブリダイ
ズした。
次に、クローニング・ベクターpTR262[Robe
rts。
rts。
TM、ら、Gene、 12.123(1980)]、
10μgにlOユニットの制限酵素旧ndlIIを5
0μ9の反応液[10d Tris−HCl(pH7,
5)、 7 d MgC1t、 6h+M Na1l]
中で37℃。
10μgにlOユニットの制限酵素旧ndlIIを5
0μ9の反応液[10d Tris−HCl(pH7,
5)、 7 d MgC1t、 6h+M Na1l]
中で37℃。
2時間作用させた後、フェノールで除蛋白し、冷エタノ
ールでDNAを沈澱させた(Hindlll消化1)T
R262)。Hind[II消化pTR2620,1,
czgと分画番号3のD N A 0.2μgとを混合
し、参考例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作
用によって結合させた。該反応液を用いて大腸菌DH1
[ManiatLs、T、ら。
ールでDNAを沈澱させた(Hindlll消化1)T
R262)。Hind[II消化pTR2620,1,
czgと分画番号3のD N A 0.2μgとを混合
し、参考例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作
用によって結合させた。該反応液を用いて大腸菌DH1
[ManiatLs、T、ら。
Mo1ecular Cloning、 Co1d S
pring Harbor Laboratory、
254〜255(1982)]を形質転換させ、テトラ
サイクリン耐性を示す形質転換体約1300個を得た。
pring Harbor Laboratory、
254〜255(1982)]を形質転換させ、テトラ
サイクリン耐性を示す形質転換体約1300個を得た。
この中からPGK遺伝子を含有する形質転換体を、上述
の32P標識合成プローブを用いるコロニー・ハイブリ
ダイゼーション[Suggs 、 S、 V 、ら、P
roc、Natl、^cad、sci、UsA、 78
.6613(1981)]によって選択した。オートラ
ジオグラフィーで強いシグナルが認められた形質転換体
から、前述のアルカリ抽出法によってプラスミドpPK
T3を単離し、旧ndlI[で分解したところ2.95
kbD N Aのインサートが検出され、5outhe
rnの方法で調べると該インサートは該プローブとハイ
ブリすることが確認された。
の32P標識合成プローブを用いるコロニー・ハイブリ
ダイゼーション[Suggs 、 S、 V 、ら、P
roc、Natl、^cad、sci、UsA、 78
.6613(1981)]によって選択した。オートラ
ジオグラフィーで強いシグナルが認められた形質転換体
から、前述のアルカリ抽出法によってプラスミドpPK
T3を単離し、旧ndlI[で分解したところ2.95
kbD N Aのインサートが検出され、5outhe
rnの方法で調べると該インサートは該プローブとハイ
ブリすることが確認された。
■ PGKプロモーター断片の単離
プラスミドpPKT3DNA 50dgに50ユニツ
トの制限酵素旧ndnlを100μ9の反応液[10+
nM Tris−HCl(pH7,5)、 7 d M
gC1,、60mM NaCl]中で37℃、2時間作
用させた後、1%アガロース・スラブゲルを用いて参考
例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳動後、2.
95kbD N A断片を参考例1に記載の方法によっ
てゲルから分取した(第4図参照)。
トの制限酵素旧ndnlを100μ9の反応液[10+
nM Tris−HCl(pH7,5)、 7 d M
gC1,、60mM NaCl]中で37℃、2時間作
用させた後、1%アガロース・スラブゲルを用いて参考
例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳動後、2.
95kbD N A断片を参考例1に記載の方法によっ
てゲルから分取した(第4図参照)。
該2.95kbD N A断片5μgに5ユニツトの制
限酵素Sal lを20μρの反応液[10mM Tr
is−HCI(pH7,5)、7mM MgC1y、
+7511+M NaC1,7mM 2−メルカプトエ
タノール]中で37℃、3時間作用させた後、1.2%
アガロース・スラブゲルを用いて参考例1に記載の条件
下で電気泳動にかけた。泳動後、2゜1kbD N A
断片を参考例1に記載の方法によってゲルから分取した
。該2.1kbDNA断片0.5μgと、プラスミドI
)BR322の旧ロdlll−3ail消化によって得
られた3、74kbD N A 0.5μgとを混合し
、参考例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用
によって結合させた。該反応液を用いて大腸菌DI11
を形質転換させ、アンピンリン耐性の形質転換体から所
望するプラスミドI)PKTI旧を取得した(第4図参
照)。
限酵素Sal lを20μρの反応液[10mM Tr
is−HCI(pH7,5)、7mM MgC1y、
+7511+M NaC1,7mM 2−メルカプトエ
タノール]中で37℃、3時間作用させた後、1.2%
アガロース・スラブゲルを用いて参考例1に記載の条件
下で電気泳動にかけた。泳動後、2゜1kbD N A
断片を参考例1に記載の方法によってゲルから分取した
。該2.1kbDNA断片0.5μgと、プラスミドI
)BR322の旧ロdlll−3ail消化によって得
られた3、74kbD N A 0.5μgとを混合し
、参考例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用
によって結合させた。該反応液を用いて大腸菌DI11
を形質転換させ、アンピンリン耐性の形質転換体から所
望するプラスミドI)PKTI旧を取得した(第4図参
照)。
次に、PGK遺伝子の構造遺伝子領域を取り除くために
、まず該プラスミドpPKT101 DNA 10μg
にIOユニットの制限酵素Sal lを30μβの反応
液[10mM Tris −HCI(pH7,5)、
7 a+M MgC1,、175mM NaC1゜0.
2M EDT^、7mM2−メルカプトエタノール]中
で37℃、3時間作用させ、フェノールで除蛋白し、冷
エタノールでDNA4沈澱させた(Sall消化pPK
TIOI)。つづいて、5ail消化pPK71011
μgにIOユニットのBAL31ヌクレアーゼを20
μ9の反応液[20+aM Tris−HCI(pH8
,1)、12mM CaCl、、 12s+M Mgc
l、、 l iM EDT^]中で室温、5分間作用
させた後、直ちに1容量のフェノールを加えて反応を停
止させ、冷エタノールでDNAを沈澱させた(BAL消
化11PKTIOI)。参考例1に記載されたリン酸化
Xho lリン:/7−50ngとBAL消化pPKT
1010.2μgを混合し、参考例1に記載の条件下で
T4DNAリガーゼの作用によって結合させた。その後
、該反応液で大腸菌り旧を形質転換させ、アンピシリン
耐性を示す形質転換体の中から、pPKTlolのSa
l■サイトからプロモーター領域の方向へ0.69kb
が除かれたプラスミドI)PKT567を得た。Did
eoxynucleotide法によってDNA塩基配
列を調べたところ、pPKT567ではBAL31の作
用によってP(J構造遺伝子と5′−近傍領域−24ま
でが除かれたことが証明された(第4図参照)。
、まず該プラスミドpPKT101 DNA 10μg
にIOユニットの制限酵素Sal lを30μβの反応
液[10mM Tris −HCI(pH7,5)、
7 a+M MgC1,、175mM NaC1゜0.
2M EDT^、7mM2−メルカプトエタノール]中
で37℃、3時間作用させ、フェノールで除蛋白し、冷
エタノールでDNA4沈澱させた(Sall消化pPK
TIOI)。つづいて、5ail消化pPK71011
μgにIOユニットのBAL31ヌクレアーゼを20
μ9の反応液[20+aM Tris−HCI(pH8
,1)、12mM CaCl、、 12s+M Mgc
l、、 l iM EDT^]中で室温、5分間作用
させた後、直ちに1容量のフェノールを加えて反応を停
止させ、冷エタノールでDNAを沈澱させた(BAL消
化11PKTIOI)。参考例1に記載されたリン酸化
Xho lリン:/7−50ngとBAL消化pPKT
1010.2μgを混合し、参考例1に記載の条件下で
T4DNAリガーゼの作用によって結合させた。その後
、該反応液で大腸菌り旧を形質転換させ、アンピシリン
耐性を示す形質転換体の中から、pPKTlolのSa
l■サイトからプロモーター領域の方向へ0.69kb
が除かれたプラスミドI)PKT567を得た。Did
eoxynucleotide法によってDNA塩基配
列を調べたところ、pPKT567ではBAL31の作
用によってP(J構造遺伝子と5′−近傍領域−24ま
でが除かれたことが証明された(第4図参照)。
■ 発現用ベクターの構築
大腸菌−酵母シャトル・ベクターpsH195μgに6
ユニツトの制限酵素5allを20μgの反応液〔1h
M Tris−HCI(pH7,5)、7 mM
MgCl2. 175mM NaCl。
ユニツトの制限酵素5allを20μgの反応液〔1h
M Tris−HCI(pH7,5)、7 mM
MgCl2. 175mM NaCl。
0.2g1M EDT^、7mM2−メルカプトエタノ
ール]中で37℃、2時間作用させた後、フェノールで
除蛋白し、冷エタノールで沈澱させた。該DNA1μg
+、:DNAポリメラーゼI ラージ・フラグメントを
参考例1に記載の条件下で作用させ、5aIIの接着末
端を平滑末端に変えた。該DNA断片500ngと参考
例1に記載されたリン酸化Xholリンカ−50++g
とを混合し、参考例1に記載の条件下でT4DNAリガ
ーゼの作用によって結合させた。
ール]中で37℃、2時間作用させた後、フェノールで
除蛋白し、冷エタノールで沈澱させた。該DNA1μg
+、:DNAポリメラーゼI ラージ・フラグメントを
参考例1に記載の条件下で作用させ、5aIIの接着末
端を平滑末端に変えた。該DNA断片500ngと参考
例1に記載されたリン酸化Xholリンカ−50++g
とを混合し、参考例1に記載の条件下でT4DNAリガ
ーゼの作用によって結合させた。
該反応液で大腸菌り旧を形質転換させ、アンピシリン耐
性の形質転換体の中から、psH19のSal1部位が
Xho1部位に転換したプラスミドpsH19−1を保
持する形質転換体を得た(第4図参照)。
性の形質転換体の中から、psH19のSal1部位が
Xho1部位に転換したプラスミドpsH19−1を保
持する形質転換体を得た(第4図参照)。
該プラスミドpSH19−I D N A 15μgに
24ユニツトの制限酵素器ndl[lを100μRの反
応液[10d Tris−HCI(pH7,5)、 7
i+M MgC1t、 605M NaClコ中で3
7’C,10分間作用させた後、直ちに0.2M ED
T^をlθμ9添加し反応を停止させた。反応液を、0
.7%アガロース・スラブゲルを用いて参考例1に記載
の条件下で電気泳動にかけ、Bindn[で1箇所切断
された8、3kbD N A断片を参考例1に記載の方
法でゲルから分取した。該8.3kbD N A断片3
μgにlOユニットの制限酵素Xhol[宝酒造(株)
製]を30μ9の反応液[10mM Tris−HCI
(p)+ 7.5)、 7mM MgCl、。
24ユニツトの制限酵素器ndl[lを100μRの反
応液[10d Tris−HCI(pH7,5)、 7
i+M MgC1t、 605M NaClコ中で3
7’C,10分間作用させた後、直ちに0.2M ED
T^をlθμ9添加し反応を停止させた。反応液を、0
.7%アガロース・スラブゲルを用いて参考例1に記載
の条件下で電気泳動にかけ、Bindn[で1箇所切断
された8、3kbD N A断片を参考例1に記載の方
法でゲルから分取した。該8.3kbD N A断片3
μgにlOユニットの制限酵素Xhol[宝酒造(株)
製]を30μ9の反応液[10mM Tris−HCI
(p)+ 7.5)、 7mM MgCl、。
100mM NaC1,7+aM 2−メルカプトエタ
ノール]中で37℃、2時間作用させた後、07%アガ
ロース・スラブゲルを用いて参考例1に記載の条件下で
電気泳動を行った。泳動後、7.7kbDNA断片を参
考例1に記載の方法によってゲルから分取した(第4図
参照)。
ノール]中で37℃、2時間作用させた後、07%アガ
ロース・スラブゲルを用いて参考例1に記載の条件下で
電気泳動を行った。泳動後、7.7kbDNA断片を参
考例1に記載の方法によってゲルから分取した(第4図
参照)。
参考例2の■に記載のプラスミドpPKT567D N
Al0μgに、各lOユニットの制限酵素器ndlll
とXh。
Al0μgに、各lOユニットの制限酵素器ndlll
とXh。
1とを50μ9の反応液[501M Tris−HCI
(+1)I 7.6)、50mM NaC1,I mM
ジチオスレイトール、1hM MgC1*]中で37℃
、2時間作用させた後、12%アガロース・スラブゲル
を用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動を行い、1
.40kbD N−A断片をゲルから分取した(第4図
参照)。
(+1)I 7.6)、50mM NaC1,I mM
ジチオスレイトール、1hM MgC1*]中で37℃
、2時間作用させた後、12%アガロース・スラブゲル
を用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動を行い、1
.40kbD N−A断片をゲルから分取した(第4図
参照)。
該1.40kbD N A断片0.2μgと上述の7.
7kbD NA断片0.5μgとを混合し、参考例1に
記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用によって結合
させた。該反応液で大腸菌り旧を形質転換させ、アンピ
シリン耐性の形質転換体の中から、所望するプラスミド
pPKT700を保持する形質転換体を取得した。次に
、参考例1に記載した方法に従って、該プラスミドpP
KT700のXho1部位がSal 1部位に変換され
たプラスミドpPKT700−1を作製した(第4図参
照)。
7kbD NA断片0.5μgとを混合し、参考例1に
記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用によって結合
させた。該反応液で大腸菌り旧を形質転換させ、アンピ
シリン耐性の形質転換体の中から、所望するプラスミド
pPKT700を保持する形質転換体を取得した。次に
、参考例1に記載した方法に従って、該プラスミドpP
KT700のXho1部位がSal 1部位に変換され
たプラスミドpPKT700−1を作製した(第4図参
照)。
参考例3 酵母グリセルアルデヒド3−リン酸脱水素酵
素・プロモーター(GLD−P)を含有する発現用ベク
ターの作製 ■ グリセルアルデヒド 3−リン酸脱水素酵素遺伝子
(GLD)のクローニング GLDのうちのpgap491[Ho1land、J、
P、ら、J、Biol。
素・プロモーター(GLD−P)を含有する発現用ベク
ターの作製 ■ グリセルアルデヒド 3−リン酸脱水素酵素遺伝子
(GLD)のクローニング GLDのうちのpgap491[Ho1land、J、
P、ら、J、Biol。
Chen、258.5291(1983)]のN末端側
からの5個のアミノ酸をコードするオリゴヌクレオチド
に相補な5 ’ −AGCAACTCTAACCAT−
3’を前述のCrea、R,らの方法によって合成し、
参考例2の■に記載の方法に従って31pで標識し、プ
ローブとして用いた。
からの5個のアミノ酸をコードするオリゴヌクレオチド
に相補な5 ’ −AGCAACTCTAACCAT−
3’を前述のCrea、R,らの方法によって合成し、
参考例2の■に記載の方法に従って31pで標識し、プ
ローブとして用いた。
参考例2の■に記載したニトロセルロースフィルターと
該プローブを用いて5outhernブロツテイングを
行ったところ、プローブは2.0〜2JkbD N A
断片が含まれる分画番号7の試料と強(ハイブリダイズ
した。
該プローブを用いて5outhernブロツテイングを
行ったところ、プローブは2.0〜2JkbD N A
断片が含まれる分画番号7の試料と強(ハイブリダイズ
した。
参考例2の■に記載された旧ndlI[消化pTR26
201pgと分画番号7のDNA0.2μgとを混合し
、参考例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用
によって結合させた。該反応液を用いて、参考例2の■
に記載した方法で大腸菌り旧を形質転換させ、テトラサ
イクリン耐性形質転換体約1200個を取得し、コロニ
ー・ハイブリダイゼーションによって31p標識プロー
ブと強くハイブリする形質転換体を分離した。この形質
転換体から前述のアルカリ抽出法によってプラスミドp
GL囲を単離し、Hindl[[で分解したところ、2
.2kbインサートDNAが検出され、5outher
nの方法で調べると、このインサートDNAは該プロー
ブとハイブリすることが確認された(第5図参照)。
201pgと分画番号7のDNA0.2μgとを混合し
、参考例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用
によって結合させた。該反応液を用いて、参考例2の■
に記載した方法で大腸菌り旧を形質転換させ、テトラサ
イクリン耐性形質転換体約1200個を取得し、コロニ
ー・ハイブリダイゼーションによって31p標識プロー
ブと強くハイブリする形質転換体を分離した。この形質
転換体から前述のアルカリ抽出法によってプラスミドp
GL囲を単離し、Hindl[[で分解したところ、2
.2kbインサートDNAが検出され、5outher
nの方法で調べると、このインサートDNAは該プロー
ブとハイブリすることが確認された(第5図参照)。
■ GLDプロモーター断片の単離
プラスミドpGLD9DNA 100μgに50ユニ
ツトの制限酵素旧ndInを200μRの反応液[10
5M Tris −HCI(+)87.5)、 7 m
M MgC1t、 60mM NaC1]中で37℃。
ツトの制限酵素旧ndInを200μRの反応液[10
5M Tris −HCI(+)87.5)、 7 m
M MgC1t、 60mM NaC1]中で37℃。
3時間作用させた後、1.0%アガロース・スラブゲル
を用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。
を用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。
泳動後、2.2kbD N A断片を参考例1に記載の
方法によってゲルから分取した。該2.2kbDNA断
片10μgに10ユニツトの制限酵素旧nff[宝酒造
(株)製]を50μ2の反応液[10d Tris−I
C1(pH7,5)、7mM MgCL、 100mM
NaC1,?+aM 2−メルカブトエタノールコ中
で37℃、2時間作用させた後、GLD用プローブを用
いて5outhernの方法によってハイブリダイゼー
ションを行ったところ、該プローブは0.5kbDNA
断片と結合した(第5図参照)。
方法によってゲルから分取した。該2.2kbDNA断
片10μgに10ユニツトの制限酵素旧nff[宝酒造
(株)製]を50μ2の反応液[10d Tris−I
C1(pH7,5)、7mM MgCL、 100mM
NaC1,?+aM 2−メルカブトエタノールコ中
で37℃、2時間作用させた後、GLD用プローブを用
いて5outhernの方法によってハイブリダイゼー
ションを行ったところ、該プローブは0.5kbDNA
断片と結合した(第5図参照)。
該0.5kbD N A断片5μgに、各lOユニット
の制限酵素11hal[宝酒造(株)製]とTaql(
New EnglandBioLabs社製)とを30
μ2の反応液[1hM Tris−HCl(+)H7,
5)、5(laM NaC1,101M MgCl、、
I mMジチオスレイトール]中で37℃、3時間
作用させた後、1゜5%アガロース・スラブゲルを用い
て参考例Iに記載された条件下で電気泳動にかけた。泳
動後、0.36kbD N A断片を参考例1に記載の
方法によってゲルから分取した(第5図参照)。
の制限酵素11hal[宝酒造(株)製]とTaql(
New EnglandBioLabs社製)とを30
μ2の反応液[1hM Tris−HCl(+)H7,
5)、5(laM NaC1,101M MgCl、、
I mMジチオスレイトール]中で37℃、3時間
作用させた後、1゜5%アガロース・スラブゲルを用い
て参考例Iに記載された条件下で電気泳動にかけた。泳
動後、0.36kbD N A断片を参考例1に記載の
方法によってゲルから分取した(第5図参照)。
該0.36kbDNA断片lμgにDNAポリメラーゼ
1 ラージ・フラグメントを参考例Iに記載の条件下で
作用させ、Taq Iの接着末端を平滑末端に変えた。
1 ラージ・フラグメントを参考例Iに記載の条件下で
作用させ、Taq Iの接着末端を平滑末端に変えた。
次に、この断片1μgと参考例1に記載されたリン酸化
Xho Iリンカ−50pgとを混合し、参考例1に記
載の条件下でT4DNAリガーゼを作用させて結合させ
た。反応後、過剰量のXholを加え37℃、4時間作
用させ、次に参考例2の■に記載した条件下でセファロ
ーズ4B・カラムを用いてリンカ−の結合した0、36
kbDNA断片を分離した。
Xho Iリンカ−50pgとを混合し、参考例1に記
載の条件下でT4DNAリガーゼを作用させて結合させ
た。反応後、過剰量のXholを加え37℃、4時間作
用させ、次に参考例2の■に記載した条件下でセファロ
ーズ4B・カラムを用いてリンカ−の結合した0、36
kbDNA断片を分離した。
一方、上述の2.2kbD N A 10pgにDNA
ポリメラーゼI ラージ・フラグメントを参考例1に記
載の条件下で作用させ、接着末端を平滑末端に変えた後
、参考例1に記載された条件下でリン酸化されたBan
旧リンカ−[5’ −P −d(CGCGGATCCG
CG)](N6y Elgllnd BioLabs社
製)50pgを参考例1に記載の条件下でT4DNAリ
ガーゼの作用により結合させた。反応後、20ユニツト
のBa−旧を加えて、37℃、3時間作用させ、次に参
考例2の■に記載した条件下でセファローズ4B・カラ
ムを用いてリンカ−の結合した2、2kbD N A断
片を分離した。
ポリメラーゼI ラージ・フラグメントを参考例1に記
載の条件下で作用させ、接着末端を平滑末端に変えた後
、参考例1に記載された条件下でリン酸化されたBan
旧リンカ−[5’ −P −d(CGCGGATCCG
CG)](N6y Elgllnd BioLabs社
製)50pgを参考例1に記載の条件下でT4DNAリ
ガーゼの作用により結合させた。反応後、20ユニツト
のBa−旧を加えて、37℃、3時間作用させ、次に参
考例2の■に記載した条件下でセファローズ4B・カラ
ムを用いてリンカ−の結合した2、2kbD N A断
片を分離した。
該DNA断片6μgに2ユニツトの制限酵素Hha 1
を50μNの反応液[10mM Tris−HCI(p
H7,5)、5(1mMNaC1,10mM MgCl
、、 l mMジチオスレイトール]中で37℃、2
時間作用させた後、10%アガロース・スラブゲルを用
いて参考例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳動
後、0.75kbD N A断片を参考例1に記載の方
法によってゲルから分取した(第5図参照)。
を50μNの反応液[10mM Tris−HCI(p
H7,5)、5(1mMNaC1,10mM MgCl
、、 l mMジチオスレイトール]中で37℃、2
時間作用させた後、10%アガロース・スラブゲルを用
いて参考例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳動
後、0.75kbD N A断片を参考例1に記載の方
法によってゲルから分取した(第5図参照)。
■ 発現用ベクターの構築
参考例2の■に記載のプラスミドpsH19−I D
NAl0μgに各10ユニツトの制限酵素Bag旧とX
holとをsoμeの反応液[10d Tris−HC
I(11H7,5)、 7mM MgC1*、 loo
mM NaC1,7mM 2−メルカプトエタノール]
中で37℃、2時間作用させた後、10%アガロース・
スラブゲルを用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動
にかけた。泳動後、8.0kbのDNA断片を参考例1
に記載の方法によってゲルから分取した。
NAl0μgに各10ユニツトの制限酵素Bag旧とX
holとをsoμeの反応液[10d Tris−HC
I(11H7,5)、 7mM MgC1*、 loo
mM NaC1,7mM 2−メルカプトエタノール]
中で37℃、2時間作用させた後、10%アガロース・
スラブゲルを用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動
にかけた。泳動後、8.0kbのDNA断片を参考例1
に記載の方法によってゲルから分取した。
該8.0kbDNA断片500ng、参考例3の■に記
載の0.36kbD N A断片200ngおよび0,
75kbD N A断片200ngとを混合し、参考例
1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用により結
合させた。該反応液を用いて大腸菌り旧を形質転換させ
、アンピンリン耐性形質転換体の中から3種のDNA断
片が結合したプラスミドpGLD90Bを保持する形質
転換体を分離した。次に、参考例1に記載した方法に従
って、該プラスミドpGLD906のXho1部位がS
al 1部位に変換されたプラスミドpGLD906−
1を作製した(第5図参照)。
載の0.36kbD N A断片200ngおよび0,
75kbD N A断片200ngとを混合し、参考例
1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用により結
合させた。該反応液を用いて大腸菌り旧を形質転換させ
、アンピンリン耐性形質転換体の中から3種のDNA断
片が結合したプラスミドpGLD90Bを保持する形質
転換体を分離した。次に、参考例1に記載した方法に従
って、該プラスミドpGLD906のXho1部位がS
al 1部位に変換されたプラスミドpGLD906−
1を作製した(第5図参照)。
参考例4 1)OIY−H8A−セルロファインカラム
の製造 ■ 重合人血清アルブミンの製造 人血清アルブミン(アルブミンーニチャク1日本製薬製
、東京)溶液201(人血清アルブミン4g含有)にリ
ン酸緩衝液−食塩水(PBS; 8.Id Na)It
PO−、15mM KH,PO,、2,7*M KCl
、 1375M NaC1,pH7,2]801.2%
グルタルアルデヒド溶液601を加え均一に混和したの
ち室温で1時間静置した。重合反応は本溶液を蒸留水1
0Qに対して5℃で透析することにより停止させた。つ
いで、透析外液を3回変えることにより反応液中に残存
するグルタルアルデヒドを完全に除き重合人血清アルブ
ミン(poty−H8A)溶液275m1を得た。
の製造 ■ 重合人血清アルブミンの製造 人血清アルブミン(アルブミンーニチャク1日本製薬製
、東京)溶液201(人血清アルブミン4g含有)にリ
ン酸緩衝液−食塩水(PBS; 8.Id Na)It
PO−、15mM KH,PO,、2,7*M KCl
、 1375M NaC1,pH7,2]801.2%
グルタルアルデヒド溶液601を加え均一に混和したの
ち室温で1時間静置した。重合反応は本溶液を蒸留水1
0Qに対して5℃で透析することにより停止させた。つ
いで、透析外液を3回変えることにより反応液中に残存
するグルタルアルデヒドを完全に除き重合人血清アルブ
ミン(poty−H8A)溶液275m1を得た。
■ poly−HS A−セルロファインカラムの製造
上記のようにして得られたpoly−HS A溶液90
111にlO倍濃度に調製したPBS 1oafを加え
たのちホルミルセルロファイン401を加えて混和した
のち室温で30分間反応させた。ついで本混合液にNa
CNB)131.6gを加え密栓したのち室温で18時
間振盪した。混合液をガラスフィルター上に移してゲル
をPBSで洗いホルミルセルロファインに結合しなかっ
たpoly−H3’Aを除いた。この操作でのpoly
−H8Aのセルロファインへの結合率は約73%でセル
ロフアイン1ml当り約24Dのpoly−HS Aの
結合したpoly−H8A−セルロファイン401が得
られた。本ゲルを0.1−エタノールアミンを含むPB
Sに@濁し、NaCNBH,200mgを加え室温で3
時間振盪したのち、ゲルをガラスフィルター上に移し、
PBS、8M尿素溶液、6M塩酸グアニジンついで25
mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH7,5)で順次洗浄
したのち内径5cmのカラムに詰めpoly−HS A
−セルロファインカラムを製造した。
上記のようにして得られたpoly−HS A溶液90
111にlO倍濃度に調製したPBS 1oafを加え
たのちホルミルセルロファイン401を加えて混和した
のち室温で30分間反応させた。ついで本混合液にNa
CNB)131.6gを加え密栓したのち室温で18時
間振盪した。混合液をガラスフィルター上に移してゲル
をPBSで洗いホルミルセルロファインに結合しなかっ
たpoly−H3’Aを除いた。この操作でのpoly
−H8Aのセルロファインへの結合率は約73%でセル
ロフアイン1ml当り約24Dのpoly−HS Aの
結合したpoly−H8A−セルロファイン401が得
られた。本ゲルを0.1−エタノールアミンを含むPB
Sに@濁し、NaCNBH,200mgを加え室温で3
時間振盪したのち、ゲルをガラスフィルター上に移し、
PBS、8M尿素溶液、6M塩酸グアニジンついで25
mMリン酸ナトリウム緩衝液(pH7,5)で順次洗浄
したのち内径5cmのカラムに詰めpoly−HS A
−セルロファインカラムを製造した。
実施例1 adr型B型肝炎ウィつス表面抗原P31
遺伝子を発現する組み換えDNA分子 の構築および該DNA分子による大腸 菌の形質転換 特開昭59−74985号公報およびNucleic
Ac1dsRes 、旦、 1747(1983)に記
載されているプラスミドpBR322−BamHI/H
Br330D N A (I)HBr330とも略す)
は、特開昭58−201796号公報に記載されている
参考例1の方法によって調製した。該プラスミドpHB
r33050Hgに各2OL−ツトの制限酵素EcoR
I [宝酒造(株)製]とBam旧とを100μRの反
応液[10hM Tris−HCI(+)H7,5)、
7 IIIM MgCL、 50IIIM NaC1
,71M2−メルカプトエタノール]中で37℃、3時
間反応させた後、1.0%アガロース・スラブゲルを用
いて参考例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。
遺伝子を発現する組み換えDNA分子 の構築および該DNA分子による大腸 菌の形質転換 特開昭59−74985号公報およびNucleic
Ac1dsRes 、旦、 1747(1983)に記
載されているプラスミドpBR322−BamHI/H
Br330D N A (I)HBr330とも略す)
は、特開昭58−201796号公報に記載されている
参考例1の方法によって調製した。該プラスミドpHB
r33050Hgに各2OL−ツトの制限酵素EcoR
I [宝酒造(株)製]とBam旧とを100μRの反
応液[10hM Tris−HCI(+)H7,5)、
7 IIIM MgCL、 50IIIM NaC1
,71M2−メルカプトエタノール]中で37℃、3時
間反応させた後、1.0%アガロース・スラブゲルを用
いて参考例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。
泳動後、1.4kbDNA断片を参考例1に記載の方法
によってゲルから分取した(第6図参照)。
によってゲルから分取した(第6図参照)。
2μgのプラスミドpBR322D N Aに各2ユニ
ツトの制限酵素Bam旧とC1al(New Engl
and BioLabs社製)とを20p9の反応液[
10mM Tris−HCI(pH80)、7+M M
gC1,,100w+M NaCl、 2+MM 2−
メルカプトエタノール]中で37℃、2時間反応させた
後、0゜8%アガロース・スラブゲルを用いて参考例1
に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳動後、4.01
kbD N A断片を参考例1に記載の方法によってゲ
ルから分取した。
ツトの制限酵素Bam旧とC1al(New Engl
and BioLabs社製)とを20p9の反応液[
10mM Tris−HCI(pH80)、7+M M
gC1,,100w+M NaCl、 2+MM 2−
メルカプトエタノール]中で37℃、2時間反応させた
後、0゜8%アガロース・スラブゲルを用いて参考例1
に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳動後、4.01
kbD N A断片を参考例1に記載の方法によってゲ
ルから分取した。
500ngの前記4.01kbD N A断片、500
ngの前記1.4kbD N A断片および参考例1で
記載の方法によって5′末端がリン酸化された合成アダ
プターdIに記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用
によって結合させた。なお、上記アダプターはトリエス
テル法[Crea、R,ら、Proc、Natl、^c
ad、sci、Us^。
ngの前記1.4kbD N A断片および参考例1で
記載の方法によって5′末端がリン酸化された合成アダ
プターdIに記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用
によって結合させた。なお、上記アダプターはトリエス
テル法[Crea、R,ら、Proc、Natl、^c
ad、sci、Us^。
’75.5765(1978)]を用いて化学合成され
た。この反応液を用いて大腸菌294株を形質転換させ
、アンピシリン耐性の形質転換体から前記3種のDNA
が結合したプラスミドpHBrP 31D N Aが得
られた(第6図参照)。
た。この反応液を用いて大腸菌294株を形質転換させ
、アンピシリン耐性の形質転換体から前記3種のDNA
が結合したプラスミドpHBrP 31D N Aが得
られた(第6図参照)。
1μgのプラスミドpHBrP 31D N Aに2ユ
ニツトの制限酵素Ban+旧を20μ9の反応液[10
mM Tris−HCI(pH8,0)、7d MgC
l、、 100mM NaC1,2d2−メルカプトエ
タノール]中で37℃、2時間作用させた後、フェノー
ルで除蛋白し、冷エタノールを加えてDNAを沈澱させ
た(Baalll消化pHBrP31)。
ニツトの制限酵素Ban+旧を20μ9の反応液[10
mM Tris−HCI(pH8,0)、7d MgC
l、、 100mM NaC1,2d2−メルカプトエ
タノール]中で37℃、2時間作用させた後、フェノー
ルで除蛋白し、冷エタノールを加えてDNAを沈澱させ
た(Baalll消化pHBrP31)。
500ngのBaIm旧消化pHBrP31にDNAポ
リメラーゼI ラージ・フラグメントを、参考例1に記
載の条件下で作用させて、接着末端を平滑末端にした後
、フェノールで除蛋白し、冷エタノールでDNAを沈澱
させた。該DNA断片300ngと、参考例1に記載の
方法で5′末端がリン酸化されたPsL!リンカ−[5
’−P −d(GCTGCAGC)](New Eng
landBioLabs社製)50ngとを参考例1に
記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用により結合さ
せた。該反応液を用いて大腸菌294株を形質転換させ
、形質転換体を参考例1に記載の方法によって調べ、プ
ラスミドpHBrP31のBag旧部位がPst1部位
に変換したプラスミド1)HBrP 31−17を分離
した(第6図参照)。
リメラーゼI ラージ・フラグメントを、参考例1に記
載の条件下で作用させて、接着末端を平滑末端にした後
、フェノールで除蛋白し、冷エタノールでDNAを沈澱
させた。該DNA断片300ngと、参考例1に記載の
方法で5′末端がリン酸化されたPsL!リンカ−[5
’−P −d(GCTGCAGC)](New Eng
landBioLabs社製)50ngとを参考例1に
記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用により結合さ
せた。該反応液を用いて大腸菌294株を形質転換させ
、形質転換体を参考例1に記載の方法によって調べ、プ
ラスミドpHBrP31のBag旧部位がPst1部位
に変換したプラスミド1)HBrP 31−17を分離
した(第6図参照)。
該pHBrP 31−1750μgに各20ユニツトの
制限酵素C1alとpstl[宝酒造(株)製]とを1
00μQの反応液[20mM Tris−HCI(+)
H7,5)、101M MgCL、 505M (NH
,)、So、]中で37℃、3時間作用させた後、反応
液を1.0%アガロース・スラブゲルを用いて参考例1
に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳動後、l。
制限酵素C1alとpstl[宝酒造(株)製]とを1
00μQの反応液[20mM Tris−HCI(+)
H7,5)、101M MgCL、 505M (NH
,)、So、]中で37℃、3時間作用させた後、反応
液を1.0%アガロース・スラブゲルを用いて参考例1
に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳動後、l。
42kbD N A断片を参考例1に記載の方法でゲル
から分取した。
から分取した。
特開昭58−201796号公報およびNucleic
Ac1dsRes、、 11.3581(1983)
に記載の発現用ベクターp7RP??150μgに制限
酵素C1alとPstlとを前記100μ2の反応液中
で同一条件下で反応させた後、反応液を1.0%アガロ
ース・スラブゲルを用いて参考例1に記載の条件下で電
気泳動にかけた。泳動後、3.3kbDNA断片を参考
例1に記載の方法でゲルから分取した。
Ac1dsRes、、 11.3581(1983)
に記載の発現用ベクターp7RP??150μgに制限
酵素C1alとPstlとを前記100μ2の反応液中
で同一条件下で反応させた後、反応液を1.0%アガロ
ース・スラブゲルを用いて参考例1に記載の条件下で電
気泳動にかけた。泳動後、3.3kbDNA断片を参考
例1に記載の方法でゲルから分取した。
200ngの該1.42kbD N A (P 31を
コードするDNA)と500ngの3.3kbD N
Aとを参考例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの
作用によって結合させた。該反応液を用いて大腸菌29
4株を形質転換させ、参考例1の方法に従って咳P31
をコードするDNAが発現用ベクターに挿入されたプラ
スミドpTRP P31−Rを保持する大腸菌株(29
4/I)TRPPal−R)を分離した(第6図参照)
。
コードするDNA)と500ngの3.3kbD N
Aとを参考例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの
作用によって結合させた。該反応液を用いて大腸菌29
4株を形質転換させ、参考例1の方法に従って咳P31
をコードするDNAが発現用ベクターに挿入されたプラ
スミドpTRP P31−Rを保持する大腸菌株(29
4/I)TRPPal−R)を分離した(第6図参照)
。
実施例2 adv型B型肝炎ウィつス表面抗原P31
遺伝子を発現する組み換えDNA分子 の構築および該DNA分子による大腸 菌の形質転換 特開昭58−194897号公報、特開昭5L−201
796号公報およびNuclei6 Ac1ds Re
s、、旦、 +747(!983)に記載されているプ
ラスミドpBR−EcoRI/HBV933D N A
(p)IBV933と略す)は、特開昭58−201
796号公報に記載されている参考例1の方法によって
調製した。2μgの該プラスミドに2ユニツトの制限酵
素Hpa l [宝酒造(株)製]を20μρの反応液
[10mM Tris−HCI(pH7,5)、 7
mM MgCl、、 loomil KCI。
遺伝子を発現する組み換えDNA分子 の構築および該DNA分子による大腸 菌の形質転換 特開昭58−194897号公報、特開昭5L−201
796号公報およびNuclei6 Ac1ds Re
s、、旦、 +747(!983)に記載されているプ
ラスミドpBR−EcoRI/HBV933D N A
(p)IBV933と略す)は、特開昭58−201
796号公報に記載されている参考例1の方法によって
調製した。2μgの該プラスミドに2ユニツトの制限酵
素Hpa l [宝酒造(株)製]を20μρの反応液
[10mM Tris−HCI(pH7,5)、 7
mM MgCl、、 loomil KCI。
7IIII!2−メルカプトエタノール]中で37℃、
2時間作用させた後、フェノールで除蛋白し、冷エタノ
ールでDNAを沈澱させた。咳D N A 300ng
とリン酸化されたPstlリンカ−[5’ −P −(
GCTGCAGC)]50ngとを、実施例1に記載さ
れた条件下で結合させた後、該反応液を用いて大腸菌2
94株を形質転換させ、形質転換体を参考例Iに記載の
方法によって調へ、プラスミドpHBV933のHpa
lルミlサイトSLIサイトに変換したプラスミドpH
BV933−5を得た(第7図参照)。
2時間作用させた後、フェノールで除蛋白し、冷エタノ
ールでDNAを沈澱させた。咳D N A 300ng
とリン酸化されたPstlリンカ−[5’ −P −(
GCTGCAGC)]50ngとを、実施例1に記載さ
れた条件下で結合させた後、該反応液を用いて大腸菌2
94株を形質転換させ、形質転換体を参考例Iに記載の
方法によって調へ、プラスミドpHBV933のHpa
lルミlサイトSLIサイトに変換したプラスミドpH
BV933−5を得た(第7図参照)。
500Mgノ該プラスミドpHBV933−5 D N
A ニ500ユニットの制限酵素Pstlを800μ
9の反応液[20mk!Tris−HCI(pH7,5
)、l0mM MgCl、、 505M (NH,)t
s。
A ニ500ユニットの制限酵素Pstlを800μ
9の反応液[20mk!Tris−HCI(pH7,5
)、l0mM MgCl、、 505M (NH,)t
s。
4]中で37℃、20分間作用させた後、直ちにフェノ
ールで除蛋白した。該反応液を1.0%アガロース・ス
ラブケルを用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動に
かけた。泳動後、Pstlによる部分分解物1.7kb
D N A断片を参考例1に記載の方法によってゲルか
ら分取した(第7図参照)。
ールで除蛋白した。該反応液を1.0%アガロース・ス
ラブケルを用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動に
かけた。泳動後、Pstlによる部分分解物1.7kb
D N A断片を参考例1に記載の方法によってゲルか
ら分取した(第7図参照)。
3μgの該1.7kbD N Aを6ユニツトの制限酵
素EcoRlと20μ9の反応液[100a+kl T
ris−11cI(pH7,5)、7d MgC1,、
50@M NaC1,7μM 2−メルカプトエタノー
ル]中で37℃、1時間反応させた後、1.0%アガロ
ース・スラブゲルを用いて参考例1に記載の条件下で電
気泳動にかけた。泳動後、0.97kbDNA断片を参
考例1に記載の方法によってゲルから分取した(第7図
参照)。
素EcoRlと20μ9の反応液[100a+kl T
ris−11cI(pH7,5)、7d MgC1,、
50@M NaC1,7μM 2−メルカプトエタノー
ル]中で37℃、1時間反応させた後、1.0%アガロ
ース・スラブゲルを用いて参考例1に記載の条件下で電
気泳動にかけた。泳動後、0.97kbDNA断片を参
考例1に記載の方法によってゲルから分取した(第7図
参照)。
500ngの該0.97kbD N A断片、 500
ngの実施例1に記載=3.akbDN A (pTR
P771のC1al−Pstl消化物)および50ng
の実施例Iに記載のリン酸化アダlに記載の条件下でT
4DNAリガーゼの作用によって結合させた。該反応液
を用いて大腸菌294株を形質転換させ、テトラサイク
リン耐性の形質転換体から参考例1に記載された方法を
用いて前記3種のDNAが結合したプラスミド1)TR
P P31−胃を分離した。該プラスミドのClal部
位に、特開昭58−201796号公報に記載のプラス
ミドpTRP 601をC1alとHpan[宝酒造(
株)製コで消化して得られた約330bpのtrpプロ
モーターを含む断片を挿入して、プラスミドpTRP
P31−12(第7図参照)を完成した。
ngの実施例1に記載=3.akbDN A (pTR
P771のC1al−Pstl消化物)および50ng
の実施例Iに記載のリン酸化アダlに記載の条件下でT
4DNAリガーゼの作用によって結合させた。該反応液
を用いて大腸菌294株を形質転換させ、テトラサイク
リン耐性の形質転換体から参考例1に記載された方法を
用いて前記3種のDNAが結合したプラスミド1)TR
P P31−胃を分離した。該プラスミドのClal部
位に、特開昭58−201796号公報に記載のプラス
ミドpTRP 601をC1alとHpan[宝酒造(
株)製コで消化して得られた約330bpのtrpプロ
モーターを含む断片を挿入して、プラスミドpTRP
P31−12(第7図参照)を完成した。
実施例3 adr型B型肝炎ウィルスの表面抗原P3
1遺伝子を発現する酵母用組み換えD NA分子の構築および該DNA分子に よる酵母の形質転換 ■ 実施例1に記載されたプラスミドp)IBrP31
DNA、50μgに各20ユニツトの制限酵素C1al
とBan旧とをlooμRの反応液[100jl Tr
is−HCI(pH8,0)、7μM MgCl、、
100mM NaC1,2g+M 2−メルカプトエタ
ノール]中で37℃、3時間作用させた後、反応液を1
0%アガロース・スラブゲルを用いて参考例1に記載の
条件下で電気泳動にかけた。泳動後、1.42kbD
N A断片を参考例1に記載の方法でゲルから分取した
。
1遺伝子を発現する酵母用組み換えD NA分子の構築および該DNA分子に よる酵母の形質転換 ■ 実施例1に記載されたプラスミドp)IBrP31
DNA、50μgに各20ユニツトの制限酵素C1al
とBan旧とをlooμRの反応液[100jl Tr
is−HCI(pH8,0)、7μM MgCl、、
100mM NaC1,2g+M 2−メルカプトエタ
ノール]中で37℃、3時間作用させた後、反応液を1
0%アガロース・スラブゲルを用いて参考例1に記載の
条件下で電気泳動にかけた。泳動後、1.42kbD
N A断片を参考例1に記載の方法でゲルから分取した
。
2μgの該1.42kbD N A断片にDNAポリメ
ラーゼl ラージ・フラグメントを参考例1に記載の条
件下で作用させて接着末端を平滑末端にした後、フェノ
ールで除蛋白し、冷エタノールでDNAを沈澱させた。
ラーゼl ラージ・フラグメントを参考例1に記載の条
件下で作用させて接着末端を平滑末端にした後、フェノ
ールで除蛋白し、冷エタノールでDNAを沈澱させた。
該DNA1..5μgと参考例1に記載のリン酸化5a
llリンカ−,50ngとを参考例1に記載の条件下で
T4DNAリガーゼの作用により結合させた。該反応液
にIOユニットの制限酵素5a11を添加し、37℃、
3時間作用させて接着末端を生成させた。反応後、フェ
ノールで除蛋白し、試料を参考例2の■に記載された条
件下でセファローズ4B・カラムにかけ、void
volu++e付近に溶出されてくる1、43kbD
N A断片(adr型P31をコードするDNA)を含
む両分を集め、冷エタノールで該DNAを沈澱させた(
第8図参照)。
llリンカ−,50ngとを参考例1に記載の条件下で
T4DNAリガーゼの作用により結合させた。該反応液
にIOユニットの制限酵素5a11を添加し、37℃、
3時間作用させて接着末端を生成させた。反応後、フェ
ノールで除蛋白し、試料を参考例2の■に記載された条
件下でセファローズ4B・カラムにかけ、void
volu++e付近に溶出されてくる1、43kbD
N A断片(adr型P31をコードするDNA)を含
む両分を集め、冷エタノールで該DNAを沈澱させた(
第8図参照)。
lμgの参考例1に記載された発現用ベクターpPHO
17−I D N Aに2ユニツトの制限酵素5ail
を20μQの反応液[6@ll Tris −HCI(
pH7,5)、 6 IIIM MgCl、、 150
+IIM MgCl、、 6μM 2−メルカプトエ
タノール]中で37℃、2時間作用させ、次に0.1ユ
ニツトのアルカリ性ホスファターゼを添加して65°C
130分間反応を続けた。反応後、フェノールで除蛋白
し、冷エタノールを加えてDNAを沈澱させた(Sal
l消化ppH017−1)。
17−I D N Aに2ユニツトの制限酵素5ail
を20μQの反応液[6@ll Tris −HCI(
pH7,5)、 6 IIIM MgCl、、 150
+IIM MgCl、、 6μM 2−メルカプトエ
タノール]中で37℃、2時間作用させ、次に0.1ユ
ニツトのアルカリ性ホスファターゼを添加して65°C
130分間反応を続けた。反応後、フェノールで除蛋白
し、冷エタノールを加えてDNAを沈澱させた(Sal
l消化ppH017−1)。
次に、200ngの前記1.43kbD N A断片と
200ngの5ail消化pPHO17−1とを、参考
例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用により
結合させた。
200ngの5ail消化pPHO17−1とを、参考
例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用により
結合させた。
該反応液を用いて大腸菌294株を形質転換させ、形質
転換体を参考例1に記載された方法によって調べ、ad
r型P31をコードするDNAを含む1.43kbDN
A断片がPI(05プロモーターと順方向に挿入された
プラスミドpPI(OP3t−Rを保持する菌株(Es
cherichia coli 294/pPHo P
31−R)を分離した。この形質転換体よりアルカリ抽
出法によって分離された該プラスミドpPHo P31
−Rを用いて酵母宿主5accharosyces c
erevisiaa AH22R−を前述の旧nnen
らの方法で形質転換させ、該プラスミドを保持する酵母
形質転換体(AH22R−/I)PHOP 31− R
)を分離した(第8図参照)。
転換体を参考例1に記載された方法によって調べ、ad
r型P31をコードするDNAを含む1.43kbDN
A断片がPI(05プロモーターと順方向に挿入された
プラスミドpPI(OP3t−Rを保持する菌株(Es
cherichia coli 294/pPHo P
31−R)を分離した。この形質転換体よりアルカリ抽
出法によって分離された該プラスミドpPHo P31
−Rを用いて酵母宿主5accharosyces c
erevisiaa AH22R−を前述の旧nnen
らの方法で形質転換させ、該プラスミドを保持する酵母
形質転換体(AH22R−/I)PHOP 31− R
)を分離した(第8図参照)。
■参考例2の■に記載された発現用ベクター1)PK7
700− I DNA、I μgに2ユニツトの制限酵
素5a11を37℃で2時間作用させ、つづいてolユ
ニットのアルカリ性ホスファターゼを実施例3の■に記
載された条件下で作用させた後、冷エタノールでDNA
を沈澱させる(Sa l I消化pPKT700−1
>。
700− I DNA、I μgに2ユニツトの制限酵
素5a11を37℃で2時間作用させ、つづいてolユ
ニットのアルカリ性ホスファターゼを実施例3の■に記
載された条件下で作用させた後、冷エタノールでDNA
を沈澱させる(Sa l I消化pPKT700−1
>。
次に、実施例3の■に記載の1.43kbDNA断片2
00ngと5ail消化pPKT700−1 200n
gとを参考例Iに記載の条件下でT4DNAリガーゼの
作用により結合させる。該反応液を用いて、実施例3の
■に記載した方法によって、adr型P31をコードす
るDNAを含む1.43kbDNA断片がPGKプロモ
ーターと順方向に挿入されたプラスミドI)PKT P
31−Rを保持する菌株(294/pPKT P 31
’−R)を分離し、該プラスミドで酵母宿主に33−8
Dを形質転換し3、酵母形質転換体(K33−8 D/
pPKT P 31− R)を取得する(第8図参照)
。
00ngと5ail消化pPKT700−1 200n
gとを参考例Iに記載の条件下でT4DNAリガーゼの
作用により結合させる。該反応液を用いて、実施例3の
■に記載した方法によって、adr型P31をコードす
るDNAを含む1.43kbDNA断片がPGKプロモ
ーターと順方向に挿入されたプラスミドI)PKT P
31−Rを保持する菌株(294/pPKT P 31
’−R)を分離し、該プラスミドで酵母宿主に33−8
Dを形質転換し3、酵母形質転換体(K33−8 D/
pPKT P 31− R)を取得する(第8図参照)
。
■ 参考例3の■に記載された発現用ベクターpGLD
90B−I DNA、 Iμgに2ユニツトの制限酵素
5allを37℃で2時間作用させ、つづいて0.1ユ
ニツトのアルカリ性ホスファターゼを実施例3の■に記
載の条件下で作用させた後、冷エタノールでDNAを沈
澱させる(Sa l I消化1)GLD906−1 )
。
90B−I DNA、 Iμgに2ユニツトの制限酵素
5allを37℃で2時間作用させ、つづいて0.1ユ
ニツトのアルカリ性ホスファターゼを実施例3の■に記
載の条件下で作用させた後、冷エタノールでDNAを沈
澱させる(Sa l I消化1)GLD906−1 )
。
次に、実施例3の■に記載の1.43kbD N A断
片200ngと5ail消化pGLD906−1とを参
考例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用によ
り結合させる。該反応液を用いて、実施例3の■に記載
した方法によって、adr型P31をコードするDNA
を含む1.43kbD N A断片がGLDプロモータ
ーと順方向に挿入されたプラスミドpGLD P31−
Rを保持する菌株(294/pGLD P31−R)を
分離し、該プラスミドで酵母宿主に3:(−7Bを形質
転換し、酵母形質転換体(K33−78/I)GLD
P 31− R)を取得する(第8図参照)。
片200ngと5ail消化pGLD906−1とを参
考例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用によ
り結合させる。該反応液を用いて、実施例3の■に記載
した方法によって、adr型P31をコードするDNA
を含む1.43kbD N A断片がGLDプロモータ
ーと順方向に挿入されたプラスミドpGLD P31−
Rを保持する菌株(294/pGLD P31−R)を
分離し、該プラスミドで酵母宿主に3:(−7Bを形質
転換し、酵母形質転換体(K33−78/I)GLD
P 31− R)を取得する(第8図参照)。
これら形質転換体を通常の方法で培養して、目的とする
P31を得ることができる。
P31を得ることができる。
実施例4 adw型B型肝炎ウィルスの表面抗原P3
1遺伝子を発現する酵母用組み換えD NA分子の構築および該DNA分子に よる酵母の形質転換 ■ 実施例2に記載されたプラスミドpHBV933D
NA、2μgに2ユニツトの制限酵素Hpa Iを20
μρの反応液[10mM Tris−HCI(p)I
7.5)、7 mM MgC1t。
1遺伝子を発現する酵母用組み換えD NA分子の構築および該DNA分子に よる酵母の形質転換 ■ 実施例2に記載されたプラスミドpHBV933D
NA、2μgに2ユニツトの制限酵素Hpa Iを20
μρの反応液[10mM Tris−HCI(p)I
7.5)、7 mM MgC1t。
1005M KCl、 7n+M 2−メルカプトエ
タノール]中で37℃、2時間作用させた後、フェノー
ルで除蛋白し、冷エタノールでDNAを沈澱させた。該
DN A 300ngと、参考例1に記載されたリン酸
化5allリンカ−50ngとを混合し、参考例1に記
載された条件下でT4Dリガーゼの作用によって結合さ
せた。該反応液を用いて大腸菌294株を形質転換させ
、アンピンリン耐性の形質転換体の中からプラスミドp
HBV9(3のHpa 1部位が5mM1部位に変換し
たプラスミドpHBV933−8を得た(第9図参照)
。
タノール]中で37℃、2時間作用させた後、フェノー
ルで除蛋白し、冷エタノールでDNAを沈澱させた。該
DN A 300ngと、参考例1に記載されたリン酸
化5allリンカ−50ngとを混合し、参考例1に記
載された条件下でT4Dリガーゼの作用によって結合さ
せた。該反応液を用いて大腸菌294株を形質転換させ
、アンピンリン耐性の形質転換体の中からプラスミドp
HBV9(3のHpa 1部位が5mM1部位に変換し
たプラスミドpHBV933−8を得た(第9図参照)
。
100μgノ該プラスミドpHBV933−8 D N
A ニ、各IQQユ、:l−ットの制限酵素EcoR
Iと5ailを200μRの反応液[100mM Tr
is−HCI(+)H7,5)、 7 mM MgCl
、。
A ニ、各IQQユ、:l−ットの制限酵素EcoR
Iと5ailを200μRの反応液[100mM Tr
is−HCI(+)H7,5)、 7 mM MgCl
、。
50mM NaC1,7mM 2−メルカブトエタノー
ルコ中で37℃、2時間作用させた後、反応液を12%
アガロース・スラブゲルを用いて参考例1に記載の条件
下で電気泳動にかけた。泳動後、adv型P31をコー
ドするDNA断片を含む0.96kbD N A断片を
参考例1に記載の方法によってゲルから分取した(第9
図参照)。
ルコ中で37℃、2時間作用させた後、反応液を12%
アガロース・スラブゲルを用いて参考例1に記載の条件
下で電気泳動にかけた。泳動後、adv型P31をコー
ドするDNA断片を含む0.96kbD N A断片を
参考例1に記載の方法によってゲルから分取した(第9
図参照)。
20μgのプラスミドpBR322D N Aに、各2
0ユニツトの制限酵素C1alと5ailとを100μ
9の反応液[6mM Tris−HCI(pH7,9)
、150mM NaC1,6mM MgC1z。
0ユニツトの制限酵素C1alと5ailとを100μ
9の反応液[6mM Tris−HCI(pH7,9)
、150mM NaC1,6mM MgC1z。
6mM2−メルカプトエタノール]中で37℃、2時間
反応させた後、1.0%アガロース・スラブゲルを用い
て参考例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳動後
、3.74kbD N A断片を参考例1に記載の方法
によってゲルから分取した。
反応させた後、1.0%アガロース・スラブゲルを用い
て参考例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳動後
、3.74kbD N A断片を参考例1に記載の方法
によってゲルから分取した。
該3.74kbD N A断片500ng、前記0.9
6kbD N A断片500ngおよび実施例1に記載
のリン酸化アダプ参考例Jに記載の条件下でT4DNA
リガーゼの作用によって結合させた。該反応液を用いて
大腸菌294株を形質転換させ、アンピシリン耐性の形
質転換体から前記3NのDNAが結合したプラスミドp
HBV P 31D N Aが得られた(第9図参照)
。
6kbD N A断片500ngおよび実施例1に記載
のリン酸化アダプ参考例Jに記載の条件下でT4DNA
リガーゼの作用によって結合させた。該反応液を用いて
大腸菌294株を形質転換させ、アンピシリン耐性の形
質転換体から前記3NのDNAが結合したプラスミドp
HBV P 31D N Aが得られた(第9図参照)
。
50μgの該プラスミドpHBV P 31D N A
l:各20ユニツトの制限酵素5ailとC1alと
を100μeの反応液[10s+M Tris −oc
l(pH7,5)、 7 ff1il MgC1,、1
75a+MNaC1,0,2mM EDT^、7mM2
−メルカプトエタノール〕中で37℃、3時間作用させ
た後、反応液を1.0%アガロース・スラブゲルを用い
て参考例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳動後
、0.98kbDNA断片を参考例1に記載の方法でゲ
ルから分取した(第9図参照)。
l:各20ユニツトの制限酵素5ailとC1alと
を100μeの反応液[10s+M Tris −oc
l(pH7,5)、 7 ff1il MgC1,、1
75a+MNaC1,0,2mM EDT^、7mM2
−メルカプトエタノール〕中で37℃、3時間作用させ
た後、反応液を1.0%アガロース・スラブゲルを用い
て参考例1に記載の条件下で電気泳動にかけた。泳動後
、0.98kbDNA断片を参考例1に記載の方法でゲ
ルから分取した(第9図参照)。
2μgの該(1,98kbD N A断片にDNAポリ
メラーゼl ラージ・フラグメントを参考例1に記載の
条件下で作用させて接着末端を平滑末端にした後、フェ
ノールで除蛋白し、冷エタノールでDNAを沈澱させた
。実施例3の■に記載の方法によって、該0.98kb
D N A断片に5allリンカ−[5’−P−d(C
GTCGACG) 、ベセスダ・リサーチ社]を結合さ
せ、5all処理によって接着末端を生成させ、セファ
ローズ4Bカラムを用いて0.99kbD N A断片
(adw型P31をコードするDNA)を含む両分を集
め、冷エタノールで該DNAを沈澱させた(第9図参照
)。
メラーゼl ラージ・フラグメントを参考例1に記載の
条件下で作用させて接着末端を平滑末端にした後、フェ
ノールで除蛋白し、冷エタノールでDNAを沈澱させた
。実施例3の■に記載の方法によって、該0.98kb
D N A断片に5allリンカ−[5’−P−d(C
GTCGACG) 、ベセスダ・リサーチ社]を結合さ
せ、5all処理によって接着末端を生成させ、セファ
ローズ4Bカラムを用いて0.99kbD N A断片
(adw型P31をコードするDNA)を含む両分を集
め、冷エタノールで該DNAを沈澱させた(第9図参照
)。
実施例3の■に記載の5alt消化pPHo 17−1
.200ngと上記0.99kbDNA断片200nR
とを参考例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作
用により結合させた。該反応液を用いて大腸菌294株
を形質転換させ、形質転換体を参考例1に記載された方
法によって調べ、adw型P31をコードするDNAを
含む0.99kbD N A断片がPIIO5プロモー
ターと順方向に挿入されたプラスミドpPHo P 3
1−Wを保持する菌株(Escherichla co
l+ 294/pPHOP31−1)を分離した。該形
質転換体よりアルカリ抽出法によって分離された該プラ
スミドpPl(OP31−Wを用いて酵母宿主AH22
R−を前述の旧nnenらの方法で形質転換させ、該プ
ラスミドを保持する酵母形質転換体(Saccharo
myces cerev4siae AH22R−/p
PHOP3ト1)を分離した(第9図参照)。
.200ngと上記0.99kbDNA断片200nR
とを参考例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作
用により結合させた。該反応液を用いて大腸菌294株
を形質転換させ、形質転換体を参考例1に記載された方
法によって調べ、adw型P31をコードするDNAを
含む0.99kbD N A断片がPIIO5プロモー
ターと順方向に挿入されたプラスミドpPHo P 3
1−Wを保持する菌株(Escherichla co
l+ 294/pPHOP31−1)を分離した。該形
質転換体よりアルカリ抽出法によって分離された該プラ
スミドpPl(OP31−Wを用いて酵母宿主AH22
R−を前述の旧nnenらの方法で形質転換させ、該プ
ラスミドを保持する酵母形質転換体(Saccharo
myces cerev4siae AH22R−/p
PHOP3ト1)を分離した(第9図参照)。
また、adv型P31をコードするDNAとPGKプロ
モーターまたはGLDプロモーターを含有するプラスミ
ドも上記の方法に従って構築することができる。
モーターまたはGLDプロモーターを含有するプラスミ
ドも上記の方法に従って構築することができる。
実施例5 adw型B型肝炎ウィつス表面抗原P31
遺伝子を発現する酵母組み換えDNA の構築および該DNAによる酵母の形 質転換 50μgの前記ブラスミ ドpTRP P 31−12
ニ20+、 ニットの制限酵素Pstlを100μRの
反応液[10d Tris−HCI(pH7,5)、
loo+M MgCl、、 50mM NaCl、 l
mMジチオスレイトールコ中で37℃、20分間作用
させ、部分分解した後、反応液を08%アガロース・ス
ラブゲルを用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動に
かける。泳動後、Pstlでただ1か所切断された4、
8kbの線状DNA分子を参考例1に記載の方法でゲル
から分取する(第10図参照)。
遺伝子を発現する酵母組み換えDNA の構築および該DNAによる酵母の形 質転換 50μgの前記ブラスミ ドpTRP P 31−12
ニ20+、 ニットの制限酵素Pstlを100μRの
反応液[10d Tris−HCI(pH7,5)、
loo+M MgCl、、 50mM NaCl、 l
mMジチオスレイトールコ中で37℃、20分間作用
させ、部分分解した後、反応液を08%アガロース・ス
ラブゲルを用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動に
かける。泳動後、Pstlでただ1か所切断された4、
8kbの線状DNA分子を参考例1に記載の方法でゲル
から分取する(第10図参照)。
5μgの該4.6kbD N A分子に5ユニツトの制
限酵素C1alを、30μ9の反応液[10@M Tr
is −HCI(I)H7,5)、 7 sM MgC
h、 105M NaCl]中で、37℃、3時間作用
させた後、反応液を1.0%アガロース・スラブゲルを
用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動にかける。泳
動後、0.98kbD N A断片を参考例1に記載の
方法でゲルから分取する。
限酵素C1alを、30μ9の反応液[10@M Tr
is −HCI(I)H7,5)、 7 sM MgC
h、 105M NaCl]中で、37℃、3時間作用
させた後、反応液を1.0%アガロース・スラブゲルを
用いて参考例1に記載の条件下で電気泳動にかける。泳
動後、0.98kbD N A断片を参考例1に記載の
方法でゲルから分取する。
該0.98kbD N A断片0.8μgを25ユニツ
トのT4DNAポリメラーゼ[宝酒造(株)製]を用い
て、20μ2の反応液[33IlIM Tris−ac
etate(pH7,9)、 66mM酢酸カリウム、
10mM酢酸マグネンウム、5−Mジチオスレイトー
ル]中、37℃で15分間処理し、接着末端を平滑末端
にした後、フェノールで除蛋白し、冷エタノールでDN
Aを沈澱させる。実施例3の■に記載の方法によって、
該0.98kbD N A断片に5allリンカ−を結
合させ、5all処理によって接着末端を生成させ、セ
ファローズ4Bカラムを用いて、0.99kbD N
A断片(adv型P31をコードするDNA)を含む両
分を集め、冷エタノールで該DNAを沈澱させる。
トのT4DNAポリメラーゼ[宝酒造(株)製]を用い
て、20μ2の反応液[33IlIM Tris−ac
etate(pH7,9)、 66mM酢酸カリウム、
10mM酢酸マグネンウム、5−Mジチオスレイトー
ル]中、37℃で15分間処理し、接着末端を平滑末端
にした後、フェノールで除蛋白し、冷エタノールでDN
Aを沈澱させる。実施例3の■に記載の方法によって、
該0.98kbD N A断片に5allリンカ−を結
合させ、5all処理によって接着末端を生成させ、セ
ファローズ4Bカラムを用いて、0.99kbD N
A断片(adv型P31をコードするDNA)を含む両
分を集め、冷エタノールで該DNAを沈澱させる。
実施例3の■に記載の5ail消化pPH017−12
00ngと上記0.99kbD N A断片200ng
とを参考PJ’lに記載の条件下でT4DNAリガーゼ
の作用により結合させる。該反応液を用いて大腸菌29
4株を形質転換させ、形質転換体を参考例1に記載され
た方法によって調べ、adv型P31をコードするDN
Aを含む0.99kbD N A断片がPH05プロモ
ーターと順方向に挿入されたプラスミドpPHOP31
−1を保持する菌株(294/I)PHOP 3l−I
f)を分離する。該形質転換体よりアルカリ抽出法によ
って分離された該プラスミドpPHo P31−Wを用
いて酵母宿主^H22R−を前述の!1innenらの
方法で形質転換させ、該プラスミドを保持する酵母形質
転換体(^H22R−/1)PHOP31−W)を分離
する(第10図参照)。
00ngと上記0.99kbD N A断片200ng
とを参考PJ’lに記載の条件下でT4DNAリガーゼ
の作用により結合させる。該反応液を用いて大腸菌29
4株を形質転換させ、形質転換体を参考例1に記載され
た方法によって調べ、adv型P31をコードするDN
Aを含む0.99kbD N A断片がPH05プロモ
ーターと順方向に挿入されたプラスミドpPHOP31
−1を保持する菌株(294/I)PHOP 3l−I
f)を分離する。該形質転換体よりアルカリ抽出法によ
って分離された該プラスミドpPHo P31−Wを用
いて酵母宿主^H22R−を前述の!1innenらの
方法で形質転換させ、該プラスミドを保持する酵母形質
転換体(^H22R−/1)PHOP31−W)を分離
する(第10図参照)。
この形質転換体を通常の方法で培養して、目的とするP
31を得ることができる。
31を得ることができる。
実施例6 (1) P 31遺伝子の大腸菌における
発現実施例1と2で得られたP3131遺伝子プラスミ
ドを含む各形質転換体を、1.0%グルコース、■。
発現実施例1と2で得られたP3131遺伝子プラスミ
ドを含む各形質転換体を、1.0%グルコース、■。
0%カザミノ酸を含むM−9培地で、37℃、6時間培
養した後、菌体を集め、緩衝液[305M Tris
−HCl(pH8,0)、50mkl NaC1,5d
EDT^コで洗浄した。
養した後、菌体を集め、緩衝液[305M Tris
−HCl(pH8,0)、50mkl NaC1,5d
EDT^コで洗浄した。
菌体をio+sM Tris −HCI(pH8,0)
、 5 l1lW EDT^、IiMフェニルメチルス
ルホニルフルオライド、 5 l1g/lリゾチームか
らなる溶菌液に懸濁し、溶菌した。
、 5 l1lW EDT^、IiMフェニルメチルス
ルホニルフルオライド、 5 l1g/lリゾチームか
らなる溶菌液に懸濁し、溶菌した。
該溶菌液に最終濃度5Mになるように塩酸グアニジンを
添加し、37℃で2時間インキユベーノヨンした。溶菌
液を室温で15.OOOrpm、15分間遠心分離にか
けて上澄液を得た。この上澄液のP31活性を、前述の
direct ims+unoassayによって測
定した。
添加し、37℃で2時間インキユベーノヨンした。溶菌
液を室温で15.OOOrpm、15分間遠心分離にか
けて上澄液を得た。この上澄液のP31活性を、前述の
direct ims+unoassayによって測
定した。
その結果を第2表に示すが、P31の生成量はブロス1
1あたりとして計算された。また、この生成量は特開昭
58−201796号公報記載の表面抗原の産生量より
高いことがわかった。
1あたりとして計算された。また、この生成量は特開昭
58−201796号公報記載の表面抗原の産生量より
高いことがわかった。
第 2 表
形質転換体 HBsAg(単位/1ブロス)
Escherichia colt 294/pTRP
P31−R220Escherichia col
i 294/pTRP P31−12
300HBsAg 1単位はlngのHBsAg
小型粒子に結合するオースリア[−125キツト添付の
116■−抗FIBsAg抗体のカウント数の値である
。
Escherichia colt 294/pTRP
P31−R220Escherichia col
i 294/pTRP P31−12
300HBsAg 1単位はlngのHBsAg
小型粒子に結合するオースリア[−125キツト添付の
116■−抗FIBsAg抗体のカウント数の値である
。
実施例6 (2) P 31遺伝子の酵母における発
現実施例3と4で得られたP3131遺伝子プラスミド
を含む各酵母形質転換体を、Burkholderおよ
びその低リン酸培地で、30℃、2日間培養した後、菌
体を集め、生理食塩水で洗浄した。
現実施例3と4で得られたP3131遺伝子プラスミド
を含む各酵母形質転換体を、Burkholderおよ
びその低リン酸培地で、30℃、2日間培養した後、菌
体を集め、生理食塩水で洗浄した。
111iyanohara、A、ら[前出]の方法に従
って菌体をZymolyase[生化学工業(株)東]
によってスフェロプラストにした後、スフェロプラスト
に0.1%トリトンX−100を添加してP31を抽出
した。溶菌液を室温で15.00Orpm、15分間遠
心分離にかけて上澄液を得た。この上澄液のP31活性
をオースザイム■[アボット(株)製]を用いて測定し
た。その結果を第3表に示すが、P31の生成量はブロ
ス12あたりとして計算された。
って菌体をZymolyase[生化学工業(株)東]
によってスフェロプラストにした後、スフェロプラスト
に0.1%トリトンX−100を添加してP31を抽出
した。溶菌液を室温で15.00Orpm、15分間遠
心分離にかけて上澄液を得た。この上澄液のP31活性
をオースザイム■[アボット(株)製]を用いて測定し
た。その結果を第3表に示すが、P31の生成量はブロ
ス12あたりとして計算された。
第 3 表
酵母形質転換体 P31(μg/9ブロス)Sa
ccharomyces cerevisiae AH
22R−/pPHOP31−R1200Sacchar
oiyces cerevisiae AH22R−/
pPHo P31W 1100P31は、HBsAg
粒子を標準品としてオースザイム■で測定した。
ccharomyces cerevisiae AH
22R−/pPHOP31−R1200Sacchar
oiyces cerevisiae AH22R−/
pPHo P31W 1100P31は、HBsAg
粒子を標準品としてオースザイム■で測定した。
実施例7 実質的に純粋なP31蛋白質の製造■ 菌体
からの抽出 実施例6(1)記載の方法で培養し、−20℃で凍結し
て得たEscherichia coli 294/p
TRP P31−Rの凍結保存菌体toogをlOaM
EDT^、 25mMリン酸ナトリウムを含む緩衝液
(pH7,5)200mlに均一に懸濁した。この懸澗
液に696ngのフェニルメチルスルホニルフルオライ
ドおよび100mgのリゾチームを加え37℃で15分
間加温したのち、2001の8M尿素を含む25dリン
酸ナトリウム緩衝液(pH7,5)を加えてオムニミキ
サー(サーバル社製)を用いて4000rp−で30秒
間2回ホモジナイズした。ホモジネートにさらに8M尿
素を含む25mMリン酸ナトリウム緩衝液600m1を
加え4℃で4時間攪拌した。
からの抽出 実施例6(1)記載の方法で培養し、−20℃で凍結し
て得たEscherichia coli 294/p
TRP P31−Rの凍結保存菌体toogをlOaM
EDT^、 25mMリン酸ナトリウムを含む緩衝液
(pH7,5)200mlに均一に懸濁した。この懸澗
液に696ngのフェニルメチルスルホニルフルオライ
ドおよび100mgのリゾチームを加え37℃で15分
間加温したのち、2001の8M尿素を含む25dリン
酸ナトリウム緩衝液(pH7,5)を加えてオムニミキ
サー(サーバル社製)を用いて4000rp−で30秒
間2回ホモジナイズした。ホモジネートにさらに8M尿
素を含む25mMリン酸ナトリウム緩衝液600m1を
加え4℃で4時間攪拌した。
この溶菌液に25−Mリン酸ナトリウム緩衝液(pal
7゜5.)3000mlを加えさらに1時間攪拌した
のち18,900Xgで70分間遠心分離して上清39
00al(9,7x 10”ユニット/1)を得た。
7゜5.)3000mlを加えさらに1時間攪拌した
のち18,900Xgで70分間遠心分離して上清39
00al(9,7x 10”ユニット/1)を得た。
■ poly−H8A−セルロファイン力ラムによる精
製 上記で得た上清を25mMリン酸ナトリウム緩衝液(p
H7,5)で平衡化した参考例4で得たpoly−H3
Aセルロファインカラム(5X2cm)に通してP31
蛋白質を吸着させ、カラムを0.05%Tween20
を含むPBS 300m1.0.05%Tween20
.0.5M NaC1を含むPBS 220m1.0.
05%Tween20を含むPBS 80m1.4M尿
素を含む25mMリン酸ナトリウム緩衝液(p)l 7
5)300n+1で順次洗ったのち、7.511尿素を
含むリン酸ナトリウム緩衝液(pH7,5)300ml
を用いてP31を溶出させた。活性画分25h+lをY
il−5メンプラン(アミコン社製、アメリカ)を用い
て7.2m1(2,3X106ユニノト/ILIl)に
濃縮した。得られた濃縮液7o+1に140mgの[l
TTを加え80℃で15分分間光したのち、メンブラン
フィルタ−(アクロディスク;口径02μ銅;ゲルマン
社製)を用いてろ過した。
製 上記で得た上清を25mMリン酸ナトリウム緩衝液(p
H7,5)で平衡化した参考例4で得たpoly−H3
Aセルロファインカラム(5X2cm)に通してP31
蛋白質を吸着させ、カラムを0.05%Tween20
を含むPBS 300m1.0.05%Tween20
.0.5M NaC1を含むPBS 220m1.0.
05%Tween20を含むPBS 80m1.4M尿
素を含む25mMリン酸ナトリウム緩衝液(p)l 7
5)300n+1で順次洗ったのち、7.511尿素を
含むリン酸ナトリウム緩衝液(pH7,5)300ml
を用いてP31を溶出させた。活性画分25h+lをY
il−5メンプラン(アミコン社製、アメリカ)を用い
て7.2m1(2,3X106ユニノト/ILIl)に
濃縮した。得られた濃縮液7o+1に140mgの[l
TTを加え80℃で15分分間光したのち、メンブラン
フィルタ−(アクロディスク;口径02μ銅;ゲルマン
社製)を用いてろ過した。
■ 逆相カラムを用いる高速液体クロマトグラフィーに
よる精製 上記で得られたろ液のうち500μ2をAP20230
0X(C8)逆相カラム(YilC島久社製)に吸着さ
せ、トリフルオロ酢酸−アセトニトリル−n−プロピル
アルコール系を溶出溶媒とする高速液体クロマトグラフ
ィーを行った。
よる精製 上記で得られたろ液のうち500μ2をAP20230
0X(C8)逆相カラム(YilC島久社製)に吸着さ
せ、トリフルオロ酢酸−アセトニトリル−n−プロピル
アルコール系を溶出溶媒とする高速液体クロマトグラフ
ィーを行った。
カラム、AP20230OA(C5)(4,6x 15
0Il1m); カラム温度、30℃:溶出溶媒4.
01%トリフルオロ酢酸−99,9%水;溶出溶媒B、
01%トリフルオロ酢酸−49,95%アセトニトリル
−4995%n−プロピルアルコール; 溶出プログラ
ム、 0分(45%人+55%B)−25分(25%A
+75%B)−47分(25%^+75%B)−49分
(5%^+95%B)−50分(45%人+55%B)
、溶出速度1 all/sin;検出波長280n+i
、本条件下で保持時間約41分の画分4.8m!(3,
I X 10’ユニツト/1を集め凍結乾燥に付し、実
質的に純粋なP31蛋白質(adr型)149μg(l
X IO”ユニット/sg)を含む白色粉末を得た。
0Il1m); カラム温度、30℃:溶出溶媒4.
01%トリフルオロ酢酸−99,9%水;溶出溶媒B、
01%トリフルオロ酢酸−49,95%アセトニトリル
−4995%n−プロピルアルコール; 溶出プログラ
ム、 0分(45%人+55%B)−25分(25%A
+75%B)−47分(25%^+75%B)−49分
(5%^+95%B)−50分(45%人+55%B)
、溶出速度1 all/sin;検出波長280n+i
、本条件下で保持時間約41分の画分4.8m!(3,
I X 10’ユニツト/1を集め凍結乾燥に付し、実
質的に純粋なP31蛋白質(adr型)149μg(l
X IO”ユニット/sg)を含む白色粉末を得た。
上記方法で製造した実質的に純粋なP31蛋白質(ad
r型)は下記の性状を有していた。
r型)は下記の性状を有していた。
(1)単一性。
ラエムリの方法[Nature、 227.680(1
970月に準じて5DS−ポリアクリルアミドスラブゲ
ル電気泳動を行ったあと銀染色試薬「第1J(第1化学
製、東京)で染色した結果、P31蛋白質は単一のバン
ドを示した(第1I図参照)。
970月に準じて5DS−ポリアクリルアミドスラブゲ
ル電気泳動を行ったあと銀染色試薬「第1J(第1化学
製、東京)で染色した結果、P31蛋白質は単一のバン
ドを示した(第1I図参照)。
(2)分子量・
P31蛋白質の分子量は、5DS−ポリアクリルアミド
スラブゲル電気泳動から約32,000ダルトンと算出
された(第11図を照)。
スラブゲル電気泳動から約32,000ダルトンと算出
された(第11図を照)。
(3)アミノ酸組成:
P31蛋白質20μgをガラス製加水分解用試験管にと
り、4%チオグリコール酸を含む定沸点塩酸を加えて、
減圧下に封管したのち、110℃で24.48、72.
96時間加水分解した。加水分解後、開管し、減圧下に
塩酸を除去し、残渣を0.02N塩酸に溶解して日立製
835型アミノ酸分析計によりアミノ酸分析を実施した
。シスチンおよびシスティンはハースの方法[Meth
ods in Enzyvol、11.197(196
7)]に従い、P31蛋白質を過ギ酸酸化したのち、減
圧下、定沸点塩酸中で24時間加水分解して、アミノ酸
分析計によりシスティン酸として定量した。
り、4%チオグリコール酸を含む定沸点塩酸を加えて、
減圧下に封管したのち、110℃で24.48、72.
96時間加水分解した。加水分解後、開管し、減圧下に
塩酸を除去し、残渣を0.02N塩酸に溶解して日立製
835型アミノ酸分析計によりアミノ酸分析を実施した
。シスチンおよびシスティンはハースの方法[Meth
ods in Enzyvol、11.197(196
7)]に従い、P31蛋白質を過ギ酸酸化したのち、減
圧下、定沸点塩酸中で24時間加水分解して、アミノ酸
分析計によりシスティン酸として定量した。
アミノ酸分析値は、24.48および72時間の加水分
解で得られた値を平均して求めた。担し、イソロイシン
、ロイシンおよびフェニルアラニンは96時間の加水分
解で得られた値を、またセリンおよびスレオニンの値は
加水分解時間を0時間に外挿して求めた。その結果を第
4表に示す。
解で得られた値を平均して求めた。担し、イソロイシン
、ロイシンおよびフェニルアラニンは96時間の加水分
解で得られた値を、またセリンおよびスレオニンの値は
加水分解時間を0時間に外挿して求めた。その結果を第
4表に示す。
第 4 表
アミノ酸 モル%
^sp/^sn 5.8
Thr 7.8
Set 9.6
Glu/Gln 5.3
Pro 11 、5
cry ’ 7.0
^1a 4.7
1/2Cys 3.9
Vat 5.2
lie 5,2Leu
12.7Tyr
2.4Phe 6
.4Lys ’ 1.5His
1.0 ^rg 3・8Trp
3・6(4)N末端アミノ酸配列
: P31蛋白質62μgに気相プロテインシークエネータ
ー(アプライド・バイオシステムズ社製470^型、ア
メリカ)を用いる自動エドマン分解法を適用して、N末
端アミノ酸配列を分析した。フェニルチオヒダントイン
アミノ酸(PTI(−アミノ酸)はミクロパンク5P−
ODSカラム(パリアン社製、アメリカ)を用しる高速
液体クロマトグラフィーにより同定した。各ステップで
検出されたPTH−アミノ酸を第5表に示す。
12.7Tyr
2.4Phe 6
.4Lys ’ 1.5His
1.0 ^rg 3・8Trp
3・6(4)N末端アミノ酸配列
: P31蛋白質62μgに気相プロテインシークエネータ
ー(アプライド・バイオシステムズ社製470^型、ア
メリカ)を用いる自動エドマン分解法を適用して、N末
端アミノ酸配列を分析した。フェニルチオヒダントイン
アミノ酸(PTI(−アミノ酸)はミクロパンク5P−
ODSカラム(パリアン社製、アメリカ)を用しる高速
液体クロマトグラフィーにより同定した。各ステップで
検出されたPTH−アミノ酸を第5表に示す。
第 5 表
ステップ 検出されたPTH−アミノ酸l
メチオニン 2 グルタミン 3 トリプトファン 4 アスパラギン 5 xl) 6 スレオニン 1)同定出来ず (5)C末端アミノ酸: 該P31蛋白質620μgをガラス製ヒドラノン分解用
試験管にとり、無水ヒドラジンO,1mlを加えて減圧
下に封管したのち、100℃で6時間加熱した。
メチオニン 2 グルタミン 3 トリプトファン 4 アスパラギン 5 xl) 6 スレオニン 1)同定出来ず (5)C末端アミノ酸: 該P31蛋白質620μgをガラス製ヒドラノン分解用
試験管にとり、無水ヒドラジンO,1mlを加えて減圧
下に封管したのち、100℃で6時間加熱した。
得られたヒドラジン分解物を凍結乾燥したのち、蒸留水
に溶解した。この溶液にベンズアルデヒドを添加し、室
温1時間攪拌し、遠心分離を行なったのち、上清を得た
。この上清を凍結乾燥し、日立製835型アミノ酸分析
計によりアミノ酸分析を実施した。その結果、4.7+
voleのイソロイシンが検出された。
に溶解した。この溶液にベンズアルデヒドを添加し、室
温1時間攪拌し、遠心分離を行なったのち、上清を得た
。この上清を凍結乾燥し、日立製835型アミノ酸分析
計によりアミノ酸分析を実施した。その結果、4.7+
voleのイソロイシンが検出された。
実施例6(1)記載の方法で培養して得たEscher
ichia coli 294/pTRP P31−W
2の菌体についても上記と同様の方法により実質的に純
粋なP31蛋白質(adw型)を東造できる。
ichia coli 294/pTRP P31−W
2の菌体についても上記と同様の方法により実質的に純
粋なP31蛋白質(adw型)を東造できる。
実施例8
参考例2の■に記載された発現用ベクターpPKT70
0− I DNA、 I ttgに2ユニツトの制限酵
素5aIIを37℃で2時間作用させ、つづいて0.1
ユニツトのアルカリ性ホスファターゼを実施例3の■に
記載された条件下で作用させた後、冷エタノールでDN
Aを沈澱させた(Sa l l消化pPKT 700−
1 )。
0− I DNA、 I ttgに2ユニツトの制限酵
素5aIIを37℃で2時間作用させ、つづいて0.1
ユニツトのアルカリ性ホスファターゼを実施例3の■に
記載された条件下で作用させた後、冷エタノールでDN
Aを沈澱させた(Sa l l消化pPKT 700−
1 )。
次に、実施例3の■に記載の1.43kb DNA断片
200ngと5all消化pPKT Too −120
0ngとを参考例1に記載の条件下でT4DNAリガー
ゼの作用により結合させた。該反応液を用いて、実施例
3の■に記載した方法によって、adr型P31をコー
ドするDNAを含む1.43kb DNA断片がPGK
プロモーターと順方向に挿入されたプラスミドpPKT
P31−Rを保持する菌株(294/pPKT P 3
1− R)を分離し、咳プラスミドで酵母宿主^H22
R−を形質転換し、酵母形質転換体(^H22R−/p
PKT P 31−R)を取得した(第8図参照)。
200ngと5all消化pPKT Too −120
0ngとを参考例1に記載の条件下でT4DNAリガー
ゼの作用により結合させた。該反応液を用いて、実施例
3の■に記載した方法によって、adr型P31をコー
ドするDNAを含む1.43kb DNA断片がPGK
プロモーターと順方向に挿入されたプラスミドpPKT
P31−Rを保持する菌株(294/pPKT P 3
1− R)を分離し、咳プラスミドで酵母宿主^H22
R−を形質転換し、酵母形質転換体(^H22R−/p
PKT P 31−R)を取得した(第8図参照)。
実施例9
参考例3の■に記載された発現用ベクター1)GLD9
06−I DNA、I μgに2ユニツトの制限酵素5
allを37℃で2時間作用させ、つづいて0.1ユニ
ツトのアルカリ性ホスファターゼを実施例3の■に記載
の条件下で作用させた後、冷エタノールでDNAを沈澱
させた(Xhol消化pGLD906−1)。
06−I DNA、I μgに2ユニツトの制限酵素5
allを37℃で2時間作用させ、つづいて0.1ユニ
ツトのアルカリ性ホスファターゼを実施例3の■に記載
の条件下で作用させた後、冷エタノールでDNAを沈澱
させた(Xhol消化pGLD906−1)。
次に、実施例3の■に記載の1.43kb DNA断片
200ngと5ail消化pGLD906−1とを参考
例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用により
結合させた。該反応液を用いて、実施例3の■に記載し
た方法によって、adr型P31をコードするDNAを
含む1.4:(kb DNA断片がGLDプロモーター
と順方向に挿入されたプラスミドpGLD P31−
Rを保持する菌株(294/1)GLD P 31−R
)を分離し、該プラスミドで酵母宿主へH22R−を形
質転換し、酵母形質転換体(^H22R−/1)GLD
P 31− R)を取得した(第8図参照)。
200ngと5ail消化pGLD906−1とを参考
例1に記載の条件下でT4DNAリガーゼの作用により
結合させた。該反応液を用いて、実施例3の■に記載し
た方法によって、adr型P31をコードするDNAを
含む1.4:(kb DNA断片がGLDプロモーター
と順方向に挿入されたプラスミドpGLD P31−
Rを保持する菌株(294/1)GLD P 31−R
)を分離し、該プラスミドで酵母宿主へH22R−を形
質転換し、酵母形質転換体(^H22R−/1)GLD
P 31− R)を取得した(第8図参照)。
実施例10 P31遺伝子の酵母における発現実施
例8および9で得られたP3131遺伝子プラスミドを
含む各酵母形質転換体を、Burkholderおよび
その低リン酸培地で、30℃、2日間培養した後、菌体
を集め、生理食塩水で洗浄した。
例8および9で得られたP3131遺伝子プラスミドを
含む各酵母形質転換体を、Burkholderおよび
その低リン酸培地で、30℃、2日間培養した後、菌体
を集め、生理食塩水で洗浄した。
Miyanohara、^、ら[前出]の方法に従って
菌体を2y*olyase[生化学工業(株)製コによ
ってスフェロプラストにした後、スフェロプラストに0
.1%トリトンX −100を添加してP31を抽出し
た。溶菌液を室温で15.OOOrpm、 15分間遠
心分離にかけて上澄液を得た。この上澄液のP31活性
をオースザイムn[アボット(株)製]を用いて測定し
た。その結果を第6表に示すが、P31の生成量はブロ
ス12あたりとして計算された。
菌体を2y*olyase[生化学工業(株)製コによ
ってスフェロプラストにした後、スフェロプラストに0
.1%トリトンX −100を添加してP31を抽出し
た。溶菌液を室温で15.OOOrpm、 15分間遠
心分離にかけて上澄液を得た。この上澄液のP31活性
をオースザイムn[アボット(株)製]を用いて測定し
た。その結果を第6表に示すが、P31の生成量はブロ
ス12あたりとして計算された。
第 6 表
酵母形質転換体 P31(μg/9ブロス
)Saccharomyces cerevisiae
At(22R−/pGLD P31−R2400Sa
ccharosyces cerevlsiae AH
22R−/pPKT P31−R350P31は、HB
sAg粒子を標準品としてオースザイム■で測定した。
)Saccharomyces cerevisiae
At(22R−/pGLD P31−R2400Sa
ccharosyces cerevlsiae AH
22R−/pPKT P31−R350P31は、HB
sAg粒子を標準品としてオースザイム■で測定した。
実施例11
実施例1および2で得られたP3131遺伝子プラスミ
ドを含む大腸菌294株よりプラスミドを抽出し、該プ
ラスミドを用いて大腸菌C600株を形質転換し、Es
cherichia coli C600/pTRP
P 31− RおよびEscherichia col
t C600/pTRP P 31− W 2を得た。
ドを含む大腸菌294株よりプラスミドを抽出し、該プ
ラスミドを用いて大腸菌C600株を形質転換し、Es
cherichia coli C600/pTRP
P 31− RおよびEscherichia col
t C600/pTRP P 31− W 2を得た。
実施例12
実施例11で得られたP3131遺伝子プラスミドを含
む大腸菌C600株を、2.0%グルコース、10%カ
ザミノ酸を含むM−9培地で、37°C,8時間培養し
た後、菌体を集め、緩衝液[30d Tris−HCI
(pH8,0)、 50d l1aC1,5d EIN
T^コで洗浄した。菌体を101M Tris−HCI
(pH8,0)、 5mM EDTA、 I mMフ
ェニルメチルスルホニルフルオライド、51g/mlリ
ゾチームからなる溶菌液に懸濁し、溶菌した。該溶菌液
に最終濃度7Mになるように塩酸グアニジンを添加し、
37℃で2時間インキュベーンジンした。溶菌液を室温
で15.00Orpm、 15分間遠心分離にかけて上
澄液を得た。この上澄液のP31活性を、前述のdir
ect immunoassayによって測定した。
む大腸菌C600株を、2.0%グルコース、10%カ
ザミノ酸を含むM−9培地で、37°C,8時間培養し
た後、菌体を集め、緩衝液[30d Tris−HCI
(pH8,0)、 50d l1aC1,5d EIN
T^コで洗浄した。菌体を101M Tris−HCI
(pH8,0)、 5mM EDTA、 I mMフ
ェニルメチルスルホニルフルオライド、51g/mlリ
ゾチームからなる溶菌液に懸濁し、溶菌した。該溶菌液
に最終濃度7Mになるように塩酸グアニジンを添加し、
37℃で2時間インキュベーンジンした。溶菌液を室温
で15.00Orpm、 15分間遠心分離にかけて上
澄液を得た。この上澄液のP31活性を、前述のdir
ect immunoassayによって測定した。
その結果を第7表に示すが、P31の生成量はプロス1
1あたりとして計算された。
1あたりとして計算された。
第 7 表
形質転換体 H8sAg(単位/mlブロ
ス)Escherichia coli C600/p
TRP P31−R1500Escherichia
coli C600/pTRP P31−H1300H
BsAg l単位はlngのHBsAg小型粒子に結合
するオースリアll−125キツト添付の151−抗H
BsAg抗体のカウント数の値である。
ス)Escherichia coli C600/p
TRP P31−R1500Escherichia
coli C600/pTRP P31−H1300H
BsAg l単位はlngのHBsAg小型粒子に結合
するオースリアll−125キツト添付の151−抗H
BsAg抗体のカウント数の値である。
実施例13 実質的に純粋なP31蛋白質の製造実
施例】1で得たEscherichja colt C
600/pTRPP31−Ftを用い、実施例7記載の
方法で得たpoly−OS^−セルロファインカラムか
らの溶出液の濃縮液0.6m1(2,lX 10’ユニ
ツト/ll1l)に6mgのDTTを加え37℃で1時
間還元したのち、メンブランフィルタ−を用いてろ過し
た。ろ液のうち500μpを^P224300A(C,
)逆相カラム(YMC島久社製)に吸着させ、トリフル
オロ酢酸−アセトニトリル−n−プロピルアルコール系
を溶出溶媒とする高速液体クロマトグラフィーを行った
。
施例】1で得たEscherichja colt C
600/pTRPP31−Ftを用い、実施例7記載の
方法で得たpoly−OS^−セルロファインカラムか
らの溶出液の濃縮液0.6m1(2,lX 10’ユニ
ツト/ll1l)に6mgのDTTを加え37℃で1時
間還元したのち、メンブランフィルタ−を用いてろ過し
た。ろ液のうち500μpを^P224300A(C,
)逆相カラム(YMC島久社製)に吸着させ、トリフル
オロ酢酸−アセトニトリル−n−プロピルアルコール系
を溶出溶媒とする高速液体クロマトグラフィーを行った
。
カラム、八P224300^(Ca)(l X30cm
);カラム温度、30℃;溶出溶媒^、0.1%トリフ
ルオロ酢酸−99,9%水;溶出溶媒B、 0.1%ト
リフルオロ酢酸−49,95%アセトニトリル−49,
95%n−プロピルアルコール; 溶出プログラム、
0分(70%人+30%B)−10分(28%A+72
%B)−30分(24%A+76%B)−50分く14
%A+86%B)−55分(5%A+95%B)−58
分(5%^+95%B)−59分(70%^+30%B
);溶出速度25m1/min:検出波長280nm0
本条件下で保持時間約42分の画分20m1(1,7X
10’ユニツト/1)を集め一20℃に保持した。
);カラム温度、30℃;溶出溶媒^、0.1%トリフ
ルオロ酢酸−99,9%水;溶出溶媒B、 0.1%ト
リフルオロ酢酸−49,95%アセトニトリル−49,
95%n−プロピルアルコール; 溶出プログラム、
0分(70%人+30%B)−10分(28%A+72
%B)−30分(24%A+76%B)−50分く14
%A+86%B)−55分(5%A+95%B)−58
分(5%^+95%B)−59分(70%^+30%B
);溶出速度25m1/min:検出波長280nm0
本条件下で保持時間約42分の画分20m1(1,7X
10’ユニツト/1)を集め一20℃に保持した。
上記方法で製造した実質的に純粋なP31蛋白質(ad
r型)は実施例7で得たP31蛋白質(adr型)と同
一の性状を有していた。
r型)は実施例7で得たP31蛋白質(adr型)と同
一の性状を有していた。
実施例14
(1)実施例13で得たP3131蛋白質gをガラス製
試験管にとり、減圧下に溶媒を除去したのちフェノール
硫酸法(アナリティカル ケミストリー28巻350頁
1956年)に従って糖の定量を行なった。なお標準品
はグルコースを用いた。その結果、P31蛋白質の分子
量を31.(tooダルトンとして計算すると標準品中
に検出された糖はP3131蛋白質子当たり0.3分子
以下であった。したがって得られたP31蛋白質には糖
がないと考えられる。
試験管にとり、減圧下に溶媒を除去したのちフェノール
硫酸法(アナリティカル ケミストリー28巻350頁
1956年)に従って糖の定量を行なった。なお標準品
はグルコースを用いた。その結果、P31蛋白質の分子
量を31.(tooダルトンとして計算すると標準品中
に検出された糖はP3131蛋白質子当たり0.3分子
以下であった。したがって得られたP31蛋白質には糖
がないと考えられる。
(2)実施例13で得たP31蛋白質30μgをガラス
製加水分解用試験管にとり、溶媒を除去したのちトリフ
ルオロ酢酸/定沸点塩酸(1:2(v/v))200μ
2を加えて、減圧下に封管したのち、170℃で25.
50゜180分加水分解した。加水分解後、開管し、減
圧下にトリフルオロ酢酸および塩酸を除去し、残渣を0
.02N塩酸に溶解して日立製835型アミノ酸分析計
によりアミノ酸分析を実施した。シスチンおよびシステ
ィンはハースの方法に従い、P31蛋白質を過ギ酸酸化
したのち、減圧下、定沸点塩酸中で24時間加水分解し
て、アミノ酸分析計によりシスティン酸として定量した
。スレオニン、セリンおよびトリプトファンはP31蛋
白質を減圧下4%チオグリコール酸を含む定沸点塩酸中
で16.20゜値は、25.50および180分間の加
水分解で得られた値を平均して求めた。但し、トリプト
ファンは24時間の加水分解で得られた値をまたセリン
およびスレオニンの値は加水分解時間を0時間に外挿し
て求めた。その結果を第8表に示す。
製加水分解用試験管にとり、溶媒を除去したのちトリフ
ルオロ酢酸/定沸点塩酸(1:2(v/v))200μ
2を加えて、減圧下に封管したのち、170℃で25.
50゜180分加水分解した。加水分解後、開管し、減
圧下にトリフルオロ酢酸および塩酸を除去し、残渣を0
.02N塩酸に溶解して日立製835型アミノ酸分析計
によりアミノ酸分析を実施した。シスチンおよびシステ
ィンはハースの方法に従い、P31蛋白質を過ギ酸酸化
したのち、減圧下、定沸点塩酸中で24時間加水分解し
て、アミノ酸分析計によりシスティン酸として定量した
。スレオニン、セリンおよびトリプトファンはP31蛋
白質を減圧下4%チオグリコール酸を含む定沸点塩酸中
で16.20゜値は、25.50および180分間の加
水分解で得られた値を平均して求めた。但し、トリプト
ファンは24時間の加水分解で得られた値をまたセリン
およびスレオニンの値は加水分解時間を0時間に外挿し
て求めた。その結果を第8表に示す。
第 8 表
Asp/Asn 5.5
Thr 7.9
Set Io、3
Glu/Gln 4.7
Pro Il、9
Gly 7.3
^1a 4.4
1/2Cys 3.8
Val 4.7
Net 2・5
1ie 5.I
Leu 13.5
Tyr 2.3
Lys 1.2His
0.9 Arg 3.4号は第9表に
示すとおりである。
0.9 Arg 3.4号は第9表に
示すとおりである。
表中、IFOは財団法人発酵研究所を、FRIは日本国
通商産業省工業技術院微生物工業技術研究所を、E、c
oliはEscherichia coliを、S、
cerevis iaeはSaccharomyces
cerevisiaeを表わす、 FERM BP番
号はブタペスト条約に基づく寄託の受託番号を、括弧内
のFERM P番号はブタペスト条約に基づく寄託への
切り換え前の受託番号を表わす。
通商産業省工業技術院微生物工業技術研究所を、E、c
oliはEscherichia coliを、S、
cerevis iaeはSaccharomyces
cerevisiaeを表わす、 FERM BP番
号はブタペスト条約に基づく寄託の受託番号を、括弧内
のFERM P番号はブタペスト条約に基づく寄託への
切り換え前の受託番号を表わす。
Natl、^cad、 Sci、 USA、 73.4
174(1974)コである。
174(1974)コである。
本発明により製造されるHBsAg P3JはHBVの
診断やHBVの感染防止に有用なワクチンとして有用で
ある。
診断やHBVの感染防止に有用なワクチンとして有用で
ある。
第1図はadr型IIBsARP31をコードずろDN
A配列(上段)および対応するアミノ酸配列(下段)を
示す。 第2図はadw型HBsAgP 31をコードするDN
A配列(上段)および対応するアミノ酸配列(下段)を
示す。 第3図はプラスミドpPHO17−1の構築図を示し、
記号E、S、B、HおよびXは″それぞれEcoRI、
5all。 Ba5H1,HindlllおよびXholを表わす。 第4図はプラスミド1)PKT700−1の構築図を示
し、記号E、S、B、HおよびXはそれぞれEcoRl
。 5a11. Bawl(1,HindnlおよびXho
lを表わす。 第5図はプラスミドpGLD906−1の構築図を示し
、記号E、S、B、HおよびXはそれぞれEcoRI
。 5a11. Ball1al、 HindI[lおよび
Xholを表わす。 第6図は大腸菌用adr型HBsAgP 31の発現プ
ラスミドpTRP P 31− Hの構築図を示し、記
号E、B。 CおよびPはそれぞれEcoRI、 BamHI、 C
1alおよびPstlを表わす。 第7図は大腸菌用adv型HBsAgP 31の発現プ
ラスミドI)TRP P31−W2の構築図を示し、記
号E、B。 CおよびPはそれぞれEcoRI、 BamHI、 C
oalおよびPstlを表わす。 第8図は酵母用adr型HBsAgP 31の発現プラ
スミドpGLD P 31− R、pPHo P 31
− RおよびpPKTP31−Rの構築図を示し、記号
E、B、S、H,XおよびCはそれぞれEcoRI、
Ba5H1,5all、 HindlIl、 Xhol
およびC1alを表わす。 第9および10図は酵母用adv型HBsHg P31
の発現プラスミドpPHo P31−Wの構築図を示し
、記号E、P、B、C,SおよびHはそれぞれEcoR
I、 PstI、 BamHl、 C1al 、 5a
ilおよび旧ndlllを表わす。 第11図は実施例7の後1;記載した(1)、(2)に
おける5DS−ポリアクリルアミドスラブゲル電気泳動
の結果を示す。 善Iすとヰ59ζしピQ二 Eu JJ Q、咋 L:ij u’2 u’<
IEM路衰古ρ凛1ゑ關し;ピ芭ピ Iリム目(Hp、g gx阜占すと路 じ3す古LIピ闘目回路市 し3鼎U葺Z ijξI訊じ3關 し;グ占日し芭闘eUいtヨ に4ごム耳519酷財眠ト9 酷館館革と目ζ臼罎信B 闘3Z 討F、3 關*Z tJ、O,FEZピし二囲
■眠關路U二 旧酷l頂信VS託關0回 路lり占3ξ市しEじ矛臼 a1ト9嚢占鮎路トI5じ3 g5 Li’j i”5 ”、= 3.z p= 關g
、i:!、 嵩 :4 3 目 口 日
史区 寸 味
A配列(上段)および対応するアミノ酸配列(下段)を
示す。 第2図はadw型HBsAgP 31をコードするDN
A配列(上段)および対応するアミノ酸配列(下段)を
示す。 第3図はプラスミドpPHO17−1の構築図を示し、
記号E、S、B、HおよびXは″それぞれEcoRI、
5all。 Ba5H1,HindlllおよびXholを表わす。 第4図はプラスミド1)PKT700−1の構築図を示
し、記号E、S、B、HおよびXはそれぞれEcoRl
。 5a11. Bawl(1,HindnlおよびXho
lを表わす。 第5図はプラスミドpGLD906−1の構築図を示し
、記号E、S、B、HおよびXはそれぞれEcoRI
。 5a11. Ball1al、 HindI[lおよび
Xholを表わす。 第6図は大腸菌用adr型HBsAgP 31の発現プ
ラスミドpTRP P 31− Hの構築図を示し、記
号E、B。 CおよびPはそれぞれEcoRI、 BamHI、 C
1alおよびPstlを表わす。 第7図は大腸菌用adv型HBsAgP 31の発現プ
ラスミドI)TRP P31−W2の構築図を示し、記
号E、B。 CおよびPはそれぞれEcoRI、 BamHI、 C
oalおよびPstlを表わす。 第8図は酵母用adr型HBsAgP 31の発現プラ
スミドpGLD P 31− R、pPHo P 31
− RおよびpPKTP31−Rの構築図を示し、記号
E、B、S、H,XおよびCはそれぞれEcoRI、
Ba5H1,5all、 HindlIl、 Xhol
およびC1alを表わす。 第9および10図は酵母用adv型HBsHg P31
の発現プラスミドpPHo P31−Wの構築図を示し
、記号E、P、B、C,SおよびHはそれぞれEcoR
I、 PstI、 BamHl、 C1al 、 5a
ilおよび旧ndlllを表わす。 第11図は実施例7の後1;記載した(1)、(2)に
おける5DS−ポリアクリルアミドスラブゲル電気泳動
の結果を示す。 善Iすとヰ59ζしピQ二 Eu JJ Q、咋 L:ij u’2 u’<
IEM路衰古ρ凛1ゑ關し;ピ芭ピ Iリム目(Hp、g gx阜占すと路 じ3す古LIピ闘目回路市 し3鼎U葺Z ijξI訊じ3關 し;グ占日し芭闘eUいtヨ に4ごム耳519酷財眠ト9 酷館館革と目ζ臼罎信B 闘3Z 討F、3 關*Z tJ、O,FEZピし二囲
■眠關路U二 旧酷l頂信VS託關0回 路lり占3ξ市しEじ矛臼 a1ト9嚢占鮎路トI5じ3 g5 Li’j i”5 ”、= 3.z p= 關g
、i:!、 嵩 :4 3 目 口 日
史区 寸 味
Claims (5)
- (1)B型肝炎ウィルス表面抗原P31をコードするD
NAをプロモーター領域の3′末端に挿入してなる組み
換えDNA。 - (2)B型肝炎ウィルス表面抗原P31をコードするD
NAをプロモーター領域の3′末端に挿入してなる組み
換えDNAを含有する形質転換体。 - (3)非グリコシル化B型肝炎ウィルス表面抗原P31
。 - (4)B型肝炎ウィルス表面抗原P31をコードするD
NAをプロモーター領域の3′末端に挿入してなる組み
換えDNAを含有する形質転換体を培養して、培養物中
にB型肝炎ウィルス表面抗原P31を生成蓄積させ、そ
れを採取することを特徴とするB型肝炎ウィルス表面抗
原P31の製造法。 - (5)B型肝炎ウィルス表面抗原P31をコードする塩
基配列を有するDNAを含有する形質転換体を培養し、
培養物中にB型肝炎ウィルス表面抗原P31を生成蓄積
せしめ、得られる該P31含有液をアフィニティークロ
マトグラフィー処理を含む精製工程で精製することを特
徴とするB型肝炎ウィルス表面抗原P31蛋白質の製造
法。
Applications Claiming Priority (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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