JPS6139381A - ワンタツチ式シ−ルコネクタ - Google Patents
ワンタツチ式シ−ルコネクタInfo
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- JPS6139381A JPS6139381A JP15724184A JP15724184A JPS6139381A JP S6139381 A JPS6139381 A JP S6139381A JP 15724184 A JP15724184 A JP 15724184A JP 15724184 A JP15724184 A JP 15724184A JP S6139381 A JPS6139381 A JP S6139381A
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- JP
- Japan
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- connector
- jack
- pin
- wire cable
- fixed
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は、主として原子炉の中性子検出器に使用され
金属管被覆絶縁電線ケーブル(以下Mlケーブルと言う
)とソフト電線ケーブルとを接続するワンタッチ式シー
ルコネクタに関する。
金属管被覆絶縁電線ケーブル(以下Mlケーブルと言う
)とソフト電線ケーブルとを接続するワンタッチ式シー
ルコネクタに関する。
[発明の技術的背景]
大形の原子炉例えば110万KW級の沸騰水形原子炉(
以下単に原子炉と言う)においては、そ。
以下単に原子炉と言う)においては、そ。
の炉心内に百数十個の中性子検出器が出力領域用として
原子炉の出力状態監視安全保護のため設置されている。
原子炉の出力状態監視安全保護のため設置されている。
これら中性子検出器の出力は、中性子検出器に接続され
たM1ケーブルにコネクタを介し同軸線上に接続された
ソフト電線ケーブルを経て、中央制御室に導かれそこで
計測される。前記コネクタとしては、従来、M1ケーブ
ルとソフト電線ケーブルそれぞれの導体端末に固着され
たピンとジャックとが同軸線上ではめ合わされ、MIケ
ーブルとソフト電線ケーブルそれぞれの端末部外周に取
りつけられた対をなす接続金具を結合する構造簡単なも
のが使用されてきたが、原子炉度70ないし80℃、大
気圧であり、その使用に支障は生−していない。
たM1ケーブルにコネクタを介し同軸線上に接続された
ソフト電線ケーブルを経て、中央制御室に導かれそこで
計測される。前記コネクタとしては、従来、M1ケーブ
ルとソフト電線ケーブルそれぞれの導体端末に固着され
たピンとジャックとが同軸線上ではめ合わされ、MIケ
ーブルとソフト電線ケーブルそれぞれの端末部外周に取
りつけられた対をなす接続金具を結合する構造簡単なも
のが使用されてきたが、原子炉度70ないし80℃、大
気圧であり、その使用に支障は生−していない。
[背景技術の問題点]
従来の中性子検出器用のコネクタは前記の通りであるが
、例えば原子炉の炉心冷却系に冷却水漏れなどの事故が
発生した場合、コネクタは温度170〜180℃、気圧
4〜5aもの水蒸気にさらされることが予想される。こ
のとき、従来のコネクタでは、コネクタ内に水蒸気が浸
入し、コネクタ内電線ケーブルの絶縁抵抗を低下させる
ため、中性子検出器の出力が誤計測されるばかりか、中
性子検出器自体も使用不能となる虞れがある。
、例えば原子炉の炉心冷却系に冷却水漏れなどの事故が
発生した場合、コネクタは温度170〜180℃、気圧
4〜5aもの水蒸気にさらされることが予想される。こ
のとき、従来のコネクタでは、コネクタ内に水蒸気が浸
入し、コネクタ内電線ケーブルの絶縁抵抗を低下させる
ため、中性子検出器の出力が誤計測されるばかりか、中
性子検出器自体も使用不能となる虞れがある。
しかしながら、いかなる事故が発生しても原子炉の状態
を正確に監視することが必要であり、特に原子炉炉心内
に設置されている百数十個、の出力領域の中性子検出器
が確実に機能していることが強く望まれている。
を正確に監視することが必要であり、特に原子炉炉心内
に設置されている百数十個、の出力領域の中性子検出器
が確実に機能していることが強く望まれている。
[発明の目的]
この発明は、原子炉の炉心事故発生時における従来の中
性子検出器用コネクタの前記問題点を解決するためにな
されたもので、高温高圧の雰囲気下においてもコネクタ
が内包する電線ケーブルの絶縁抵抗が低下することなく
使用可能にしてそれにより中性子検出器に対する信頼性
を向上できると共に、ワンタッチで接続でき放射線被ば
くの軽減に役立つワンタッチ式シールコネクタを提供す
ることを目的とする。
性子検出器用コネクタの前記問題点を解決するためにな
されたもので、高温高圧の雰囲気下においてもコネクタ
が内包する電線ケーブルの絶縁抵抗が低下することなく
使用可能にしてそれにより中性子検出器に対する信頼性
を向上できると共に、ワンタッチで接続でき放射線被ば
くの軽減に役立つワンタッチ式シールコネクタを提供す
ることを目的とする。
[発明の概要]
この発明によるワンタッチ式シールコネクタは、MIケ
ーブルとソフト電線ケーブルとのいずれか一方に取り付
けられるピンコネクタと、ソフト電線ケーブルとMIケ
ーブルとのいずれか他方に取り付けられるジャックコネ
クタと、ピンコネクタとジャックコネクタとをワンタッ
チで結合できるロックケースとを備え、ピンコネクタと
それを挿通しそれに固定される前記いずれか一方の電線
ケーブル外周間にはピン側シール構造部を、ジャックコ
ネクタとそれを挿通しそれに固定される前記いずれか他
方の電線ケーブル外周間にはジャック側シール構造部を
、ピンコネクタとジャックコネクタが結合されるときに
相対向するそれらの端面間には接続部シール構造部をそ
れぞれ設け、ピンコネクタとジャックコネクタがロック
ケースを介して結合され一体のシールコネクタになると
き、ピン側シール構造部、ジャック側シール構造部、接
続部シール構造部によりシールコネクタ内に位置するM
Iケーブルとソフト電線ケーブルとの端末部が外部雰囲
気に対し密閉されるように構成することにより前記目的
を達するものである。
ーブルとソフト電線ケーブルとのいずれか一方に取り付
けられるピンコネクタと、ソフト電線ケーブルとMIケ
ーブルとのいずれか他方に取り付けられるジャックコネ
クタと、ピンコネクタとジャックコネクタとをワンタッ
チで結合できるロックケースとを備え、ピンコネクタと
それを挿通しそれに固定される前記いずれか一方の電線
ケーブル外周間にはピン側シール構造部を、ジャックコ
ネクタとそれを挿通しそれに固定される前記いずれか他
方の電線ケーブル外周間にはジャック側シール構造部を
、ピンコネクタとジャックコネクタが結合されるときに
相対向するそれらの端面間には接続部シール構造部をそ
れぞれ設け、ピンコネクタとジャックコネクタがロック
ケースを介して結合され一体のシールコネクタになると
き、ピン側シール構造部、ジャック側シール構造部、接
続部シール構造部によりシールコネクタ内に位置するM
Iケーブルとソフト電線ケーブルとの端末部が外部雰囲
気に対し密閉されるように構成することにより前記目的
を達するものである。
[発明の実施例]
この発明の一実施例を第1図、第2図について説明する
。
。
この発明によるワンタッチ式シールコネクタは、Mlケ
ーブル1に取り付けられるピンコネクタ10と、ソフト
電線ケーブル4に取り付けられるジャック−コネクタ2
0と、ピンコ′ネクタ10とジャックコネクタ20とを
結合するロックケース30と、ピンコネクタlOとジャ
ックコネクタ20間に挟み込まれた接続部シール構造部
40とからなっている。
ーブル1に取り付けられるピンコネクタ10と、ソフト
電線ケーブル4に取り付けられるジャック−コネクタ2
0と、ピンコ′ネクタ10とジャックコネクタ20とを
結合するロックケース30と、ピンコネクタlOとジャ
ックコネクタ20間に挟み込まれた接続部シール構造部
40とからなっている。
図示しない中性子検出器に直結されているM1ケーブル
1は、中心部導体とそれを同心に囲む金属管との間に無
機絶縁物を充満した電線ケーブルであって、その露出し
た導体端末2には同軸線上にピン3が固着されている。
1は、中心部導体とそれを同心に囲む金属管との間に無
機絶縁物を充満した電線ケーブルであって、その露出し
た導体端末2には同軸線上にピン3が固着されている。
ピンコネクタ10は、ピン絶縁筒11、ピンコネクタケ
ース12、ピン側シール構造部14からなっている。ピ
ン絶縁筒11は、ポリエチレン製の円筒体にして、円筒
体をなすピンコネクタケース12の一端内周に同心に挿
入固着された後、その内周においてピン3の外周に同心
に挿入固着されている。ピンコネクタケース12は、そ
の一端中心部にテーバ穴12aを凹設されその一端外周
にはねし12bが設けられ、その一端中心にはM■ケー
ブル1が挿通固着されている。段付円筒体をなすピン側
ナツト部材15は、その一端内周において同心にM1ケ
ーブル1に挿入され、その他端内周に備わる雌ねじを介
してピンコネクタケース12のねじ12bに締め込まれ
ている。テーバ穴12aの大面とピン側ナツト部材15
の内部端面との間、M1ケーブルlの外周には、環状円
すい形の金属シール16と環状のハックシール部材17
とが軸線方向に重ね合せて同心に挟み込まれている。金
属シール16とバックシール部材17とピン側ナツト部
材15とはピン側シール構造部14を構成する。ピン側
ナツト部材15を十分に締め込むことにより、Mlケー
ブル1とピンコネクタケース12のはまり合い部は、ピ
ン側シール構造部14により密封される。
ース12、ピン側シール構造部14からなっている。ピ
ン絶縁筒11は、ポリエチレン製の円筒体にして、円筒
体をなすピンコネクタケース12の一端内周に同心に挿
入固着された後、その内周においてピン3の外周に同心
に挿入固着されている。ピンコネクタケース12は、そ
の一端中心部にテーバ穴12aを凹設されその一端外周
にはねし12bが設けられ、その一端中心にはM■ケー
ブル1が挿通固着されている。段付円筒体をなすピン側
ナツト部材15は、その一端内周において同心にM1ケ
ーブル1に挿入され、その他端内周に備わる雌ねじを介
してピンコネクタケース12のねじ12bに締め込まれ
ている。テーバ穴12aの大面とピン側ナツト部材15
の内部端面との間、M1ケーブルlの外周には、環状円
すい形の金属シール16と環状のハックシール部材17
とが軸線方向に重ね合せて同心に挟み込まれている。金
属シール16とバックシール部材17とピン側ナツト部
材15とはピン側シール構造部14を構成する。ピン側
ナツト部材15を十分に締め込むことにより、Mlケー
ブル1とピンコネクタケース12のはまり合い部は、ピ
ン側シール構造部14により密封される。
ソフト電線ケーブル4は、中心部の導体の外周を絶縁物
で被覆した屈曲性のある通常の電線ケーブルで、その露
出した導体端末5には、ピン3が挿入離脱自在のジャッ
ク6が同軸線上に固着されている。ソフト電線ケーブル
4の長い他端は図示しない中央制御室に導かれる。ソフ
ト電線ケーブル4は、外周面が軟質にして変形し易いた
め、ジャックコネクタ20を取り付けるその端末部外周
にはスリーブ7をはめ込み固定し、スリーブ7の、外周
には、更にシールド線管8を介して保護管9を同心には
め込み固定している。
で被覆した屈曲性のある通常の電線ケーブルで、その露
出した導体端末5には、ピン3が挿入離脱自在のジャッ
ク6が同軸線上に固着されている。ソフト電線ケーブル
4の長い他端は図示しない中央制御室に導かれる。ソフ
ト電線ケーブル4は、外周面が軟質にして変形し易いた
め、ジャックコネクタ20を取り付けるその端末部外周
にはスリーブ7をはめ込み固定し、スリーブ7の、外周
には、更にシールド線管8を介して保護管9を同心には
め込み固定している。
ジャックコネクタ20は、ジャック絶It筒21゜ジャ
ックコネクタケース22、ジャック側シール構造部24
からなっている。ジャック絶縁筒21は、ポリエチレン
製の円筒体にして、円筒体をなすジャックコネクタケー
ス22の一端内周に同心に挿入固着された後、その内周
においてジャック6の外周に同心に挿入固着されている
。ジャックコネクタケース22は、その一端中心部にテ
ーバ穴22aを、外周にねし22bを設けられ、その一
端中心には、保護管9シールド線管8スリーブ7を介し
て、ソフト電線ケーブル4が挿通固着されている。ジャ
ックコネクタケース22の軸線方向中間部外周には、同
心に環状溝22cが凹設され、環状溝22cにはサーク
リップ23が着脱自在にはめ込まれている。ジャック側
ナツト部材25は、段付円筒体をなし、その一端内周に
おいて同心に保護管9に挿入され、その他端内周に備わ
る雌ねじを介してジャックコネクタケース22のねし2
2bに締め込まれている。テーバ穴22aの大面とジャ
ック側ナツト部材25の内部端面との間、保護管9の外
周には、環状円すい形の金属シール26と環状のバック
シール部材27とが軸線方向に重ね合せて同心に挟み込
まれている。金属シール26とバックシール部材27と
ジャック側ナツト部材25とはジャック側シール構造部
24を構成する。ジャック側ナツト部材25を十分に締
め込むことにより、保護管9、保護管9にシールド線管
8スリーブ7を介して気密に固着されているソフト電線
ケーブル4とのはまり合い部は、ジャック側シール構造
部24により密封される。
ックコネクタケース22、ジャック側シール構造部24
からなっている。ジャック絶縁筒21は、ポリエチレン
製の円筒体にして、円筒体をなすジャックコネクタケー
ス22の一端内周に同心に挿入固着された後、その内周
においてジャック6の外周に同心に挿入固着されている
。ジャックコネクタケース22は、その一端中心部にテ
ーバ穴22aを、外周にねし22bを設けられ、その一
端中心には、保護管9シールド線管8スリーブ7を介し
て、ソフト電線ケーブル4が挿通固着されている。ジャ
ックコネクタケース22の軸線方向中間部外周には、同
心に環状溝22cが凹設され、環状溝22cにはサーク
リップ23が着脱自在にはめ込まれている。ジャック側
ナツト部材25は、段付円筒体をなし、その一端内周に
おいて同心に保護管9に挿入され、その他端内周に備わ
る雌ねじを介してジャックコネクタケース22のねし2
2bに締め込まれている。テーバ穴22aの大面とジャ
ック側ナツト部材25の内部端面との間、保護管9の外
周には、環状円すい形の金属シール26と環状のバック
シール部材27とが軸線方向に重ね合せて同心に挟み込
まれている。金属シール26とバックシール部材27と
ジャック側ナツト部材25とはジャック側シール構造部
24を構成する。ジャック側ナツト部材25を十分に締
め込むことにより、保護管9、保護管9にシールド線管
8スリーブ7を介して気密に固着されているソフト電線
ケーブル4とのはまり合い部は、ジャック側シール構造
部24により密封される。
円筒体のロックケース30は、その一端内周に環状溝3
0aを同心に凹設され、他端には、軸線方向から円周方
向へとつながるL字形の係合溝30bが設けられている
。ロックケース30は、その一端内周がジャックコネク
タケース22の環状溝22c所在部の外周にはまり合い
、環状溝30aにはサークリップ23の外側半部がはま
り込んで、ジャ・ンクコネクタケース22の定位置に中
心軸線を中心として回動自在に取り付けられている。ロ
ックケース30は、その他端内周においてピンコネクタ
ケース12の一端外周にはまり込み自在にして、ロック
ケース30がピンコネクタケース12にはまり込むに際
し、ピンコネクタケース】2の外周に直角に突出植設さ
れたロックピン13は、ロックケース30を適宜の角度
回わすことにより係合溝30bと係合できるようになっ
ている。
0aを同心に凹設され、他端には、軸線方向から円周方
向へとつながるL字形の係合溝30bが設けられている
。ロックケース30は、その一端内周がジャックコネク
タケース22の環状溝22c所在部の外周にはまり合い
、環状溝30aにはサークリップ23の外側半部がはま
り込んで、ジャ・ンクコネクタケース22の定位置に中
心軸線を中心として回動自在に取り付けられている。ロ
ックケース30は、その他端内周においてピンコネクタ
ケース12の一端外周にはまり込み自在にして、ロック
ケース30がピンコネクタケース12にはまり込むに際
し、ピンコネクタケース】2の外周に直角に突出植設さ
れたロックピン13は、ロックケース30を適宜の角度
回わすことにより係合溝30bと係合できるようになっ
ている。
ジャックコネクタケース22の−°端外周は、環状溝2
2c所在部の外周より小さな直径にして、そこに形成さ
れた段部上手直径部外周には、それぞれ環状にして外径
がロックケース30の内径より一定寸法小さく、くさび
形の断面を有する金属シールリング41と金属シールリ
ング41を両面から挟んで1対2個のOリング42とが
同心に重ね合わされて挿入され、接続部シール構造部4
0を構成している。接続部シール構造部40は、後記す
るようにしてピンコネクタ10とジャックコネクタ20
が同軸線上に結合されたとき、ピンコネクタケース12
とジャックコネクタケース22の相対向する端面間に位
置してその間を密封できるようになっている。ロックケ
ース300周壁には、接続部シール構造部40の状態確
認のためにのぞき窓30cが設けられている。
2c所在部の外周より小さな直径にして、そこに形成さ
れた段部上手直径部外周には、それぞれ環状にして外径
がロックケース30の内径より一定寸法小さく、くさび
形の断面を有する金属シールリング41と金属シールリ
ング41を両面から挟んで1対2個のOリング42とが
同心に重ね合わされて挿入され、接続部シール構造部4
0を構成している。接続部シール構造部40は、後記す
るようにしてピンコネクタ10とジャックコネクタ20
が同軸線上に結合されたとき、ピンコネクタケース12
とジャックコネクタケース22の相対向する端面間に位
置してその間を密封できるようになっている。ロックケ
ース300周壁には、接続部シール構造部40の状態確
認のためにのぞき窓30cが設けられている。
以上のように構成されたピンコネクタ10とジャックコ
ネクタ20を結合して一体のシールコネクタとするには
、先ず、ピンコネクタケース12とロックケース30と
の心合せと°ロックピン13と係合溝30bとの位置合
せを目視で行う。次に、ピンコネクタ10をジャックコ
ネクタ20に全体として押し込めば、ピン3はジャック
6に挿入されてMIケーブルlとソフト電線ケーブル4
とは同軸線上に接続され、ロックピン13は係合溝30
b中に入り込み、金属シールリング41を間に挟んで2
個のOリング42は、ピンコネクタケース12とジャッ
クコネクタケース22の相対向する端面に圧接され、ピ
ンコネクタケース12、ジャックコネクタケース22の
内部は外部に対し密封される。この状態で、ロックケー
ス3oを回わすことにより、ロックケース30は、ロッ
クピン13に係合溝30bの円周方向部分が係合しつつ
回動し、係合溝30bの円周方向部分終端に到って停止
し、これにより、ピンコネクタケース12とジャックコ
ネクタケース22は係止され、ピンコネクタ10とジャ
ックコネクタ20とは結合される。この結合は、前記説
明により心合せを含め極めて簡単容易にワンタッチで行
えることは明らかである。ピンコネクタ10とジャック
コネクタ20が結合されたとき、M1ケーブルl、ソフ
ト電線ケーブル4がそれぞれ固着されているピンコネク
タ10とジャックコネクタ20の内部は、接続部シール
構造部40、ピン側シール構造部”14、ジャック側シ
ール構造部24により外部雰囲気に対し密閉されており
、必要があれば、ピン側ナツト部材15、ジャック側ナ
ツト部材25は、気密度を上げるため増し締めされる。
ネクタ20を結合して一体のシールコネクタとするには
、先ず、ピンコネクタケース12とロックケース30と
の心合せと°ロックピン13と係合溝30bとの位置合
せを目視で行う。次に、ピンコネクタ10をジャックコ
ネクタ20に全体として押し込めば、ピン3はジャック
6に挿入されてMIケーブルlとソフト電線ケーブル4
とは同軸線上に接続され、ロックピン13は係合溝30
b中に入り込み、金属シールリング41を間に挟んで2
個のOリング42は、ピンコネクタケース12とジャッ
クコネクタケース22の相対向する端面に圧接され、ピ
ンコネクタケース12、ジャックコネクタケース22の
内部は外部に対し密封される。この状態で、ロックケー
ス3oを回わすことにより、ロックケース30は、ロッ
クピン13に係合溝30bの円周方向部分が係合しつつ
回動し、係合溝30bの円周方向部分終端に到って停止
し、これにより、ピンコネクタケース12とジャックコ
ネクタケース22は係止され、ピンコネクタ10とジャ
ックコネクタ20とは結合される。この結合は、前記説
明により心合せを含め極めて簡単容易にワンタッチで行
えることは明らかである。ピンコネクタ10とジャック
コネクタ20が結合されたとき、M1ケーブルl、ソフ
ト電線ケーブル4がそれぞれ固着されているピンコネク
タ10とジャックコネクタ20の内部は、接続部シール
構造部40、ピン側シール構造部”14、ジャック側シ
ール構造部24により外部雰囲気に対し密閉されており
、必要があれば、ピン側ナツト部材15、ジャック側ナ
ツト部材25は、気密度を上げるため増し締めされる。
[発明の効果]
この発明によるワンタッチ式シールコネクタは、M1ケ
ーブルとソフト電線ケーブルとのいずれか一方に取り付
けられるピンコネクタと、それらのいずれか他方に取り
付けられるジャックコネクタと、ピンコネクタとジャッ
クコネクタとをワンタッチで結合できるロックケースと
を備え、ピンコネクタとそれが取り付けられる前記いず
れか一方の電線ケーブル外周間にはピン側シール構造部
を設け、ジャックコネクタとそれが取り付けられる前記
いずれか他方の電線ケーブル外周間にはジャック側シー
ル構造部を設け、ピンコネクタとジャックコネクタが結
合されるときに相対向するそれら端面間には接続部シー
ル構造部を設け、ロックケースがワンタッチでピンコネ
クタとジャックコネクタとを結合できる係合部を有する
構成とすることにより、ピンコネクタジャックコネクタ
内に位置する電線ケーブルは、ピンコネクタとジャック
コネクタがロックケースを介して結合されるとき、ピン
側シール構造部、ジャック側シール構造部、接続部シー
ル構造部により外部雰囲気から遮断されるので、原子炉
に万一の事故が生じコネクタが正常時より高い温度圧力
の水蒸気にさらされても、従来のコネクタのようにこの
水蒸気がコネクタ内に侵入してコネクタ内電線ケーブル
の絶縁抵抗を低下させそれに起因してこのコネクタが接
続される中性子検出器による誤計測中性子検出器が使用
不能になる事態が生ずることを防止し、中性子検出器の
信頼性を向上させる効果があり、更にピンコネクタとジ
ャックコネクタとは、ロックケースにより極めて簡単容
易短時間に結合できるので、コネクタを結合する作業員
の放射線被ばくを軽減する効果がある。
ーブルとソフト電線ケーブルとのいずれか一方に取り付
けられるピンコネクタと、それらのいずれか他方に取り
付けられるジャックコネクタと、ピンコネクタとジャッ
クコネクタとをワンタッチで結合できるロックケースと
を備え、ピンコネクタとそれが取り付けられる前記いず
れか一方の電線ケーブル外周間にはピン側シール構造部
を設け、ジャックコネクタとそれが取り付けられる前記
いずれか他方の電線ケーブル外周間にはジャック側シー
ル構造部を設け、ピンコネクタとジャックコネクタが結
合されるときに相対向するそれら端面間には接続部シー
ル構造部を設け、ロックケースがワンタッチでピンコネ
クタとジャックコネクタとを結合できる係合部を有する
構成とすることにより、ピンコネクタジャックコネクタ
内に位置する電線ケーブルは、ピンコネクタとジャック
コネクタがロックケースを介して結合されるとき、ピン
側シール構造部、ジャック側シール構造部、接続部シー
ル構造部により外部雰囲気から遮断されるので、原子炉
に万一の事故が生じコネクタが正常時より高い温度圧力
の水蒸気にさらされても、従来のコネクタのようにこの
水蒸気がコネクタ内に侵入してコネクタ内電線ケーブル
の絶縁抵抗を低下させそれに起因してこのコネクタが接
続される中性子検出器による誤計測中性子検出器が使用
不能になる事態が生ずることを防止し、中性子検出器の
信頼性を向上させる効果があり、更にピンコネクタとジ
ャックコネクタとは、ロックケースにより極めて簡単容
易短時間に結合できるので、コネクタを結合する作業員
の放射線被ばくを軽減する効果がある。
第1図はこの発明によるワンタッチ式シールコネクタの
縦断面図、第2図は第1図のロックケース30の正面図
である。 1・・・金属管被覆絶縁電線ケーブル、3・・・ピン、
4・・・ソフト電線ケーブル、6・・・ジャック、1o
・・・ピンコネクタ、12・・・ピンコネクタケース、
13・・・ロックピン、14・・・ピン側シール構造部
、2゜・・・ジャックコネクタ、22・・・ジャックコ
ネクタケース、24・・・ジャック側シール構造部、3
0・・・ロックケース、30b・・・係合溝(係合部)
、40・・・接続部シール構造部。 (7317) 代理人 弁理士 則近憲佑(ほか1名
)
縦断面図、第2図は第1図のロックケース30の正面図
である。 1・・・金属管被覆絶縁電線ケーブル、3・・・ピン、
4・・・ソフト電線ケーブル、6・・・ジャック、1o
・・・ピンコネクタ、12・・・ピンコネクタケース、
13・・・ロックピン、14・・・ピン側シール構造部
、2゜・・・ジャックコネクタ、22・・・ジャックコ
ネクタケース、24・・・ジャック側シール構造部、3
0・・・ロックケース、30b・・・係合溝(係合部)
、40・・・接続部シール構造部。 (7317) 代理人 弁理士 則近憲佑(ほか1名
)
Claims (1)
- ピンコネクタとジャックコネクタとロックケースとを備
え金属管被覆絶縁電線ケーブルとソフト電線ケーブルと
をそのいずれか一方の導体端末に固着されたピンとその
いずれか他方の導体端末に固着されたジャックとを介し
て同軸線上に着脱自在に接続するワンタッチ式シールコ
ネクタにおいて、前記のピンコネクタとジャックコネク
タとはいずれも内外及び軸線方向に同心に重ね合わされ
たコネクタケースを含む複数個の円筒体を有し、前記ピ
ンコネクタにあってはその軸心部を端末に前記ピンを固
着された前記電線ケーブルが挿通して軸心部に固着され
、前記ジャックコネクタにあってはその軸心部を端末に
前記ジャックを固着された前記電線ケーブルが挿通して
軸心部に固着され、前記ロックケースは、円筒状をなし
てその一端部が前記のピンコネクタとジャックコネクタ
とのいずれか一方の外周定位置に取り付けられ他端部に
ジャックコネクタとピンコネクタとのいずれか他方にロ
ックケースをワンタッチで係止する係合部を有し、前記
のピンコネクタとジャックコネクタとが同軸線上に対向
して置かれるときに相対向するピンコネクタとジャック
コネクタの端面間に環状の接続部シール構造部が挿入さ
れ、前記ピンコネクタとそれを挿通する前記電線ケーブ
ル外周間に環状のピン側シール構造部が装着され、前記
ジャックコネクタとそれを挿通する前記電線ケーブル外
周間に環状のジャック側シール構造部が装着され、且つ
、前記ピンとジャックとが結合され前記のピンコネクタ
とジャックコネクタとが前記ロックケースを介し結合さ
れて一体の前記シールコネクタになるとき前記の接続部
シール構造部とピン側シール構造部とジャック側シール
構造部とが前記シールコネクタ内前記電線ケーブルを外
部雰囲気に対し密閉する構造になっていることを特徴と
するワンタッチ式シールコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15724184A JPS6139381A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | ワンタツチ式シ−ルコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15724184A JPS6139381A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | ワンタツチ式シ−ルコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6139381A true JPS6139381A (ja) | 1986-02-25 |
Family
ID=15645330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15724184A Pending JPS6139381A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | ワンタツチ式シ−ルコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6139381A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001174397A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-06-29 | Toshiba Corp | 腐食電位測定装置 |
KR101013321B1 (ko) * | 2003-05-30 | 2011-02-09 | 니혼앗짜쿠단시세이소 가부시키가이샤 | 커넥터 |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP15724184A patent/JPS6139381A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001174397A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-06-29 | Toshiba Corp | 腐食電位測定装置 |
KR101013321B1 (ko) * | 2003-05-30 | 2011-02-09 | 니혼앗짜쿠단시세이소 가부시키가이샤 | 커넥터 |
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