JPS61271943A - 食肉用しばり紐 - Google Patents
食肉用しばり紐Info
- Publication number
- JPS61271943A JPS61271943A JP11204785A JP11204785A JPS61271943A JP S61271943 A JPS61271943 A JP S61271943A JP 11204785 A JP11204785 A JP 11204785A JP 11204785 A JP11204785 A JP 11204785A JP S61271943 A JPS61271943 A JP S61271943A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meat
- string
- heat
- less
- tying
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- Pending
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- Processing Of Meat And Fish (AREA)
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はしばり作業や殺菌作業を軽減する食肉用しばり
紐に関する。
紐に関する。
(従来の技術)
ハム、焼肉などの食肉の加工において味の向上のために
、食肉がへこむ位迄に紐でしばった後、80℃程度のオ
ーブン中で30分位加熱加工している。
、食肉がへこむ位迄に紐でしばった後、80℃程度のオ
ーブン中で30分位加熱加工している。
従来1食肉をしばるには手作業によるのが一般であり、
多大の労力を要し作業効率も低く、しはシ組付食肉は高
級品に限られているというのが現状である。さらに紐の
素材が綿であるため雑菌の付着が多く130℃程度で3
0分位の熱処理を行なう殺菌作業を要するという衛生上
の問題もあった。
多大の労力を要し作業効率も低く、しはシ組付食肉は高
級品に限られているというのが現状である。さらに紐の
素材が綿であるため雑菌の付着が多く130℃程度で3
0分位の熱処理を行なう殺菌作業を要するという衛生上
の問題もあった。
(解決しようとする問題点)
本発明は従来の食肉をしばる手作業やしばり紐の殺菌作
業を軽減することを目的とする。
業を軽減することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明の要旨は、熱可塑性樹脂製の熱収縮性紐からなる
食肉用しばり紐、である。
食肉用しばり紐、である。
(手段の説明)
本発明における熱可塑性樹脂は熱収縮性紐にできるもの
であるが、なかでは食肉をしばってからの加熱時の熱分
解によるガス発生のないポリエチレン、ポリプロピレン
が好ましい。しばり紐としては、テープ、フィラメント
、これらを撚ったものなどが挙げられ、さらにこの紐金
製編して袋状にしてもよく食肉を締めつけタイトな仕上
りのネット包装が得られ、商品価値を高める効果もある
。
であるが、なかでは食肉をしばってからの加熱時の熱分
解によるガス発生のないポリエチレン、ポリプロピレン
が好ましい。しばり紐としては、テープ、フィラメント
、これらを撚ったものなどが挙げられ、さらにこの紐金
製編して袋状にしてもよく食肉を締めつけタイトな仕上
りのネット包装が得られ、商品価値を高める効果もある
。
この紐で食肉を紐がずれない程度にしばり、オーブン中
で熱加工すると、紐が熱収縮性のため収縮し、収縮応力
によって食肉を締つけるものである。従って従来のよう
に食肉がへこむ位迄に強くしばる必要がないため、多大
の労力をかけることがなく作業効率も向上する。また紐
の素材が熱可塑性樹脂のため綿に比べて疎水性のため、
菌類の増繁殖が少なく殺菌作業が軽減される。
で熱加工すると、紐が熱収縮性のため収縮し、収縮応力
によって食肉を締つけるものである。従って従来のよう
に食肉がへこむ位迄に強くしばる必要がないため、多大
の労力をかけることがなく作業効率も向上する。また紐
の素材が熱可塑性樹脂のため綿に比べて疎水性のため、
菌類の増繁殖が少なく殺菌作業が軽減される。
本発明の食肉用しばり紐はたとえば次のようにして好適
に得られる。熱可塑性樹脂としては密度0、94597
cm3未満、メルトフローレート(以下、MFRと称す
る) 0.1〜2,9/10m1n (JIS K67
60)の炭素数10以下のような短鎖分岐を分岐として
主に有する直鎖状ポリエチレン20〜90!−1%、!
:MFR0,5〜8 g/l 0m1n (JIS K
6758 )さらに好ましくは1〜59/10 min
のポリプロピレンホモIリマー80〜10重量%からな
る樹脂組成物、MFRl−0,97m1n以下でエチレ
ン含有量2〜12重量−のエチレンプロピレンコポリマ
ーなどを用いる。
に得られる。熱可塑性樹脂としては密度0、94597
cm3未満、メルトフローレート(以下、MFRと称す
る) 0.1〜2,9/10m1n (JIS K67
60)の炭素数10以下のような短鎖分岐を分岐として
主に有する直鎖状ポリエチレン20〜90!−1%、!
:MFR0,5〜8 g/l 0m1n (JIS K
6758 )さらに好ましくは1〜59/10 min
のポリプロピレンホモIリマー80〜10重量%からな
る樹脂組成物、MFRl−0,97m1n以下でエチレ
ン含有量2〜12重量−のエチレンプロピレンコポリマ
ーなどを用いる。
形性および延伸性の点からMFR0,1g/l 0 m
i n以上、強度および熱収縮性の点からMFR2i7
10 min以下が好ましい。一方ポリデロビレンホモ
ポリマーは成形性および延伸性の点でMFR0,5!l
/10 m i n以上、熱収縮性の点で■”R8,9
710m1n以下が好ましい。
i n以上、強度および熱収縮性の点からMFR2i7
10 min以下が好ましい。一方ポリデロビレンホモ
ポリマーは成形性および延伸性の点でMFR0,5!l
/10 m i n以上、熱収縮性の点で■”R8,9
710m1n以下が好ましい。
なお前記ポリエチレンに代えて長鎖分岐を有するいわゆ
る高圧法ポリエチレンを用いると延伸性、低温熱収縮性
が稍不足し、また前記組成比から外れてポリエチレンが
多い即ちポリプロピレンが少ないと熱収縮性が強すぎ、
/ IJエチレンが少ない即ちポリプロピレンが多いと
適正延伸温度範囲が高くなり、そのため低温熱収縮性が
稍不足する。
る高圧法ポリエチレンを用いると延伸性、低温熱収縮性
が稍不足し、また前記組成比から外れてポリエチレンが
多い即ちポリプロピレンが少ないと熱収縮性が強すぎ、
/ IJエチレンが少ない即ちポリプロピレンが多いと
適正延伸温度範囲が高くなり、そのため低温熱収縮性が
稍不足する。
一方、エチレンプロピレンコポリマーのMFJ>Elo
、lil/minを越えると熱収縮性が低下するが、な
かでもフィルム成形性、延伸性の点からMFRQ、5.
9/10m1n以上、フィルム成形性1強度の点からM
FR89710min以下が好ましい。またエチレン含
有量が2重量%未満では熱収縮性が低下し、10重量%
金超克ると延伸性が低下して強度不足金招き勝ちである
。
、lil/minを越えると熱収縮性が低下するが、な
かでもフィルム成形性、延伸性の点からMFRQ、5.
9/10m1n以上、フィルム成形性1強度の点からM
FR89710min以下が好ましい。またエチレン含
有量が2重量%未満では熱収縮性が低下し、10重量%
金超克ると延伸性が低下して強度不足金招き勝ちである
。
この樹脂組成物、エチレンプロピレンコポリマーなどを
用いてたとえばインフレーションフィルム成形機により
フィルム状に溶融押出し、2リツト後に120℃未満好
ましくは70〜110℃の温度範囲において好ましくは
4〜9倍の倍率で延伸して熱収縮性の糸状物又はテープ
状物が得られる。この糸状物又はテープ状物の複数本を
撚機により撚って紐とする。糸状物又はテープ状物の使
用本数は、所望する紐の太さ、食肉の締っけの程度によ
り適宜定めればよい。なお紐の収縮応力は後述する実施
例の測定条件で1kl?/本以上が好ましく)。
用いてたとえばインフレーションフィルム成形機により
フィルム状に溶融押出し、2リツト後に120℃未満好
ましくは70〜110℃の温度範囲において好ましくは
4〜9倍の倍率で延伸して熱収縮性の糸状物又はテープ
状物が得られる。この糸状物又はテープ状物の複数本を
撚機により撚って紐とする。糸状物又はテープ状物の使
用本数は、所望する紐の太さ、食肉の締っけの程度によ
り適宜定めればよい。なお紐の収縮応力は後述する実施
例の測定条件で1kl?/本以上が好ましく)。
(実施例)
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1〜3
第1表に示す原料樹脂について、65wφ押出機および
250日φスパイラルダイスを用いて空冷インフレーシ
ョン法により原反フィルムを成形し、スリット後に熱板
式延伸機を用いて第1表に示す温度、延伸倍率で延伸し
て巾6+ag、1000デニールのテープを得た。この
テープの引張強度および熱収納率の測定結果も第1表に
示す。
250日φスパイラルダイスを用いて空冷インフレーシ
ョン法により原反フィルムを成形し、スリット後に熱板
式延伸機を用いて第1表に示す温度、延伸倍率で延伸し
て巾6+ag、1000デニールのテープを得た。この
テープの引張強度および熱収納率の測定結果も第1表に
示す。
このチーff用いて、下撚りと上撚りの本数を第2表に
示す本数にして撚り数は下撚りが100回/m、上撚り
が100回/mのそれぞれの食肉用しばり紐を得た。
示す本数にして撚り数は下撚りが100回/m、上撚り
が100回/mのそれぞれの食肉用しばり紐を得た。
これらの紐1本当りの引張強度、熱収縮率および収縮応
力の測定結果ならびに直径70m、長さ180mのハム
を紐がずれない程度にしばり、オーブンで90℃で40
分加熱加工後の締めつけ状態を肉眼観察した結果を第2
表に示すが、いずれも良好か非常に良好な締め付は状態
であった。
力の測定結果ならびに直径70m、長さ180mのハム
を紐がずれない程度にしばり、オーブンで90℃で40
分加熱加工後の締めつけ状態を肉眼観察した結果を第2
表に示すが、いずれも良好か非常に良好な締め付は状態
であった。
なお測定条件は
引張試験 つかみ間隔30cn1
引張速度 30個/ m 1 n
熱収縮率 グリセリン浴 3m1n浸漬後収縮応力 オ
ーブンを備えた引張試験機で常温でつかみ間隔15cr
nで5チの余裕長さをもたせて取付け、6℃/minの
昇温速度で昇温し90℃で発生する張 力を測定 第1表 実施例4 実施例1の紐を用いて、カエルマタ編網機により折中1
20■、編目50■の筒状の縮装を得た。
ーブンを備えた引張試験機で常温でつかみ間隔15cr
nで5チの余裕長さをもたせて取付け、6℃/minの
昇温速度で昇温し90℃で発生する張 力を測定 第1表 実施例4 実施例1の紐を用いて、カエルマタ編網機により折中1
20■、編目50■の筒状の縮装を得た。
この縮装に実施例1のハムを入れ、オーブンで90℃で
40分加熱加工後の締めつげ状態を肉眼観察したところ
非常に良好であり、タイトなネット包装が得られた。
40分加熱加工後の締めつげ状態を肉眼観察したところ
非常に良好であり、タイトなネット包装が得られた。
(効果)
本発明の食肉用しばり紐によれば、従来の食肉をしばる
手作業や殺菌作業を軽減できる。
手作業や殺菌作業を軽減できる。
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂製の熱収縮性紐からなる食肉用しばり紐。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11204785A JPS61271943A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 食肉用しばり紐 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11204785A JPS61271943A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 食肉用しばり紐 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61271943A true JPS61271943A (ja) | 1986-12-02 |
Family
ID=14576687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11204785A Pending JPS61271943A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 食肉用しばり紐 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61271943A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03114978U (ja) * | 1990-03-07 | 1991-11-27 | ||
WO2014050176A1 (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-03 | ハセガワ株式会社 | 巻き簀 |
GB2584006A (en) * | 2019-03-11 | 2020-11-18 | Trunature Ltd | Improved twine for trussing or tying food |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52128258A (en) * | 1976-04-19 | 1977-10-27 | Oshio Sangyo Kk | Casing film for producing ham sausage and so forth |
JPS5455755A (en) * | 1977-08-25 | 1979-05-04 | Union Carbide Corp | Selffsupporting shirred casing stick |
JPS6027332A (ja) * | 1983-07-26 | 1985-02-12 | 昭和電工株式会社 | ハム・ソ−セ−ジ類の包装材 |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP11204785A patent/JPS61271943A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6027332A (ja) * | 1983-07-26 | 1985-02-12 | 昭和電工株式会社 | ハム・ソ−セ−ジ類の包装材 |
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JP5718534B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2015-05-13 | ハセガワ株式会社 | 巻き簀 |
US9125526B2 (en) | 2012-09-28 | 2015-09-08 | Hasegawa Corporation | Rolling mat |
CN104968212A (zh) * | 2012-09-28 | 2015-10-07 | 长谷川株式会社 | 卷帘 |
GB2584006A (en) * | 2019-03-11 | 2020-11-18 | Trunature Ltd | Improved twine for trussing or tying food |
GB2584006B (en) * | 2019-03-11 | 2022-08-17 | Trunature Ltd | Improved twine for trussing or tying food |
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