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JPS6110623Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6110623Y2
JPS6110623Y2 JP14068281U JP14068281U JPS6110623Y2 JP S6110623 Y2 JPS6110623 Y2 JP S6110623Y2 JP 14068281 U JP14068281 U JP 14068281U JP 14068281 U JP14068281 U JP 14068281U JP S6110623 Y2 JPS6110623 Y2 JP S6110623Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
force
operation button
operating
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14068281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5778865U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14068281U priority Critical patent/JPS6110623Y2/ja
Publication of JPS5778865U publication Critical patent/JPS5778865U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6110623Y2 publication Critical patent/JPS6110623Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電気かみそりの改良に係り、殊にス
イツチの切替操作力が、きわぞり刃側の方を主動
刃側より大にすることにより、不用意に切替動作
することのないスライドスイツチを提供すること
を目的とする。
またこの考案は、きわぞり刃側への切替操作力
を大きくすることにより駆動切替部の叩きによる
局部摩耗および騒音を軽減することのできる電気
かみそりを提供することを目的とする。
さらにこの考案は、大小2つの切替操作力を発
揮するための構成部分が、長年の使用により摩耗
し判別し難くなるのを防止することのできる電気
かみそりを提供することを目的とする。
以下この考案の実施例を図面で説明する。
1は把持ケース2と外刃枠3とから構成された
本体で、把持ケース2内にはモータの駆動源30
とスイツチ4等が内蔵され、その上端面には駆動
源30の偏心カム31により、左右方向(図面第
4図の表裏方向)に往復運動をする駆動軸6が摺
動自在に載置されて主動刃5を動かし、この駆動
軸6の下端側壁に、きわぞり駆動用の駆動突起7
が一体に成形されている。
外刃枠3の側方には、櫛刃状の刃先を有する固
定刃8と、この固定刃の下方に圧接摺動する可動
刃9とからなるきわぞり刃10が固定されてお
り、可動刃9の下面に固定した合成樹脂製の支持
部材11と、この支持部材11の軸12に回転自
在に嵌合した連結片13とによりきわぞりブロツ
クAを構成している。可動刃9と支持部材11と
は支持部材11の突起14を可動刃9の小孔15
に挿入し、これを溶着することにより固定されて
おり、支持部材11と連結片13とは前記軸12
に連結片13の切欠き溝16を圧入嵌合すること
により連結されている。
ばね部材17は、中央を前記支持部材11の軸
12に嵌挿し、上端17aを可動刃9の下面に下
端17bを連結片13の突起18に係止すること
により、下端を傾斜面13aとした連結片13を
矢印B方向(解除方向)に付勢した状態で固定さ
れている。
第4図に示す装着状態で、前記きわぞりブロツ
クAに対応する位置の把持ケース2の上端には窓
孔19を通り、上下方向に摺動自在な操作片22
が設けられており、把持ケース2の側面に上下動
自在に装着された操作ボタン23の操作性により
押し上げられて上方に移動し、操作ボタン23の
押し上げ力を解除することにより下方に下がるよ
うになつている。
この操作片22はポリ・アセタールまたはポ
リ・アミド等の弾性を有する合成樹脂で形成され
ており、中央に操作突起22aを突出させ、その
両側に弾性腕部22bを設けている。操作突起2
2aの下方には一対の突起22cに、線ばね32
が圧入されており、下方への抜け止めを把持ケー
ス2から突出した係止突起33で行うとともに、
線ばね32の端部を把持ケース2の上端内壁に押
し当てることによりきわぞり刃10側に不作動方
向へ付勢力を発揮させ、操作ボタン23の押し上
げ力が解除されるにつれ、操作片22の係止突起
33に当接する位置まで下方に押し戻す復起用弾
性手段の役目をする。
24は操作ボタン23の内端に固定された操作
板で、ほぼU字状をしており、両端の腕部24a
で操作片22の両端と当接し、操作ボタン23の
操作に連動して、操作片22を押し上げる役目を
する。この操作板24の一方の腕部24aの切欠
き25には、スイツチ4の操作杆4aが嵌合され
ており、スイツチ4はこの操作杆4aの移動によ
りOFF→ON→Trimへと切替えられる。24b
は操作板24の位置決めを行う弾性腕で、把持ケ
ース2から突出した2個の大小の位置決め突起3
4,35により、操作板24の位置を3段に切り
替えるようになつている。
次にこの操作ボタン23と操作片22およびこ
れらとスイツチ4およびきわぞりブロツクAの連
結片13との動作関係につき第5図で説明する。
第5図1のスイツチがOFF位置にあるときは
電源が切られており、駆動軸6は動作しない。
次に第5図2に示すように、主動刃5を駆動す
るために電源ON位置に操作ボタン23をスライ
ド操作をすると、操作板24の一対の弾性腕24
bの先端24c,24cが小径の位置決め突起3
4を乗り越え、弾性腕24bの復元力で大小の位
置決め突起34,35間で位置決めされるととも
に、駆動軸6が左右に往復動して主動刃5が剃毛
作用をする。
このとき、位置決め突起34の径が小さいの
で、弾性腕24bは小さい弾性変形力で当接乗り
越えることができ、しかもこの状態では、操作片
22は抜け止め手段としての係止突起33で支承
されているため、きわぞり刃10側の不作動方向
への復起用弾性手段としての線ばね32の付勢力
は操作ボタン23側へは作用せず、操作ボタン2
3の操作力は軽くて小さい。
さらに操作ボタン23を上方に移動させ、第5
図3の状態にすると、スイツチ4がTrimの位置
に来ると同時に操作板24が線ばね32の付勢力
に抗して操作片22を上方に押し上げ、操作片2
2の先端の傾斜面22dが連結片13の傾斜面1
3aに押し当つて、連結片13がばね材17のば
ね力に抗して矢印Bと逆の方向に移動し、連結片
13と駆動突起7が結合し、きわぞり刃10が切
毛動作する。
このとき、位置決め突起35の径が突起34よ
り大きいので、弾性腕24bは大きな弾性変形力
で当接乗り越えなければならず、しかも復帰用弾
性手段としての前記線ばね32の付勢力が加わる
ので、前記主動刃5の駆動の場合よりも操作ボタ
ン23の操作力は大きくなる。
このように、把持ケース2から突出した2個の
大小の位置決め突起34,35のうち、大きい弾
性変形力を要する位置決め突起35をきわぞり刃
10側になるように操作ボタン23のスライド方
向に並設するとともに、きわぞり刃の切替操作を
行なう操作片22に、不作動方向へ付勢力を発す
る復帰用弾性手段としての線ばね32を設けるこ
とにより、主動刃5へと、きわぞり刃10への切
替操作力を変えている。
この復起用弾性手段は、次のような作用も成す
ものである。
弾性腕24bと位置決め突起34,35とは電
気かみそりの長年のくり返し操作により、除々に
摩耗し、相互間の節度力が低下する傾向にある。
特に弾性腕24bと位置決め突起34,35とを
合成樹脂で形成する場合は摩耗度合が著しく、殊
に弾性変形力が大きい程つまり大径の位置決め突
起35側の摩耗が進行し易く、操作力の差が薄れ
る虞れがある。しかし上記実施例では摩耗し易い
大径突起35側に操作する際にはきわぞり刃10
側に復起用弾性手段が一緒に作用することにな
り、摩耗による不都合を補うことができる。
このように本考案によれば、本体1の外壁にス
ライド自在に装着された操作ボタン23を
OFF,ON,Trimの3位置に切り替え移動可能
とし、本体1内に、上記操作ボタン23のON→
Trimへの移動操作時にのみこれと連動して上動
操作され、きわぞり刃10を駆動状態に切替操作
する操作片22を備えた電気かみそりであつて、
上記操作片22に下側復帰方向へ付勢力を備えた
復帰用弾性手段32を設けるとともに、上記操作
ボタン23側に弾性腕24bを、本体1側にこの
弾性腕24bと異なる弾性変形力で当接して乗り
越える位置決め突起34,35を設け、大きい弾
性変形力を要する位置決め突起35をきわぞり刃
10側へ配し、上記操作ボタン23のきわぞり刃
10側への切替操作力を主動刃5側よりも大に設
定することにより、主動刃ときわぞり刃との使用
頻度に応じ、日常くり返し使用する使用頻度の高
い主動刃への切替操作を誤つて負荷の大きいきわ
ぞり刃を駆動して無駄な電力を消費することな
く、軽やかに行え、使用者に不便さを与えず、使
い易い電気かみそりが得られる。
また、一般にきわぞり刃側へ切替える際は、操
作ストローク途中でとどまることなく一気に行わ
なければ駆動切替部の叩きによる局部摩耗および
叩き音による騒音発生原因となるものであるが、
本考案によれば、日常の主動刃へ切替える操作力
ではきわぞり刃側へ切替駆動できないように構成
することにより、もつと大きな操作力を必要とす
ることになり、このおおきな操作力のため、スト
ローク途中でとどまることなく一気に切替終了点
まで達することができ、局部摩耗、騒音発生を軽
減できる。
しかも本考案によれば、長年のくり返し操作に
よつて、弾性腕と位置決め突起との間に摩耗が生
じてもきわぞり刃側の操作力には、きわぞり刃側
に不作動方向へ付勢力を備えた復起用弾性手段の
付勢力が摩耗を補うように加わるため、操作力の
大小関係が判りにくくなることを軽減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す正面縦断面
図、第2図と第3図は第1図の要部分確斜視図、
第4図は第1図の側面縦断面図、第5図は第1図
の実施例の動作説明図である。 1……本体、5……主動刃、10……きわぞり
刃、22……操作片、23……操作ボタン、24
b……弾性腕、32……復起用弾性手段、34,
35……位置決め突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体1の外壁にスライド自在に装着された操作
    ボタン23をOFF,ON,Trimの3位置に切り
    替え移動可能とし、本体1内に、上記操作ボタン
    23のON→Trimへの移動操作時にのみこれと連
    動して上動操作され、きわぞり刃10を駆動状態
    に切替操作する操作片22を備えた電気かみそり
    であつて、上記操作片22に下側復帰方向へ付勢
    力を備えた復帰用弾性手段32を設けるととも
    に、上記操作ボタン23側に弾性腕24bを、本
    体1側にこの弾性腕24bと異なる弾性変形力で
    当接して乗り越える位置決め突起34,35を設
    け、大きい弾性変形力を要する位置決め突起35
    をきわぞり刃10側へ配し、上記操作ボタン23
    のきわぞり刃10側への切替操作力を主動刃5側
    よりも大に設定した電気かみそり。
JP14068281U 1981-09-21 1981-09-21 Expired JPS6110623Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14068281U JPS6110623Y2 (ja) 1981-09-21 1981-09-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14068281U JPS6110623Y2 (ja) 1981-09-21 1981-09-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5778865U JPS5778865U (ja) 1982-05-15
JPS6110623Y2 true JPS6110623Y2 (ja) 1986-04-04

Family

ID=29500581

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14068281U Expired JPS6110623Y2 (ja) 1981-09-21 1981-09-21

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JPS5778865U (ja) 1982-05-15

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