JPS645209Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645209Y2 JPS645209Y2 JP1982085332U JP8533282U JPS645209Y2 JP S645209 Y2 JPS645209 Y2 JP S645209Y2 JP 1982085332 U JP1982085332 U JP 1982085332U JP 8533282 U JP8533282 U JP 8533282U JP S645209 Y2 JPS645209 Y2 JP S645209Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conduit
- electrode
- magnetic field
- flange
- electromagnetic flowmeter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 238000013213 extrapolation Methods 0.000 description 2
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は小口径の電磁流量計に関し、特に小口
径においても所要磁界が容易に得られる構造にし
たものである。
径においても所要磁界が容易に得られる構造にし
たものである。
小口径(25mm以下の口径)の電磁流量計発信器
の半砕した横断面図を第1図に示す。同図に示す
ように管路1の周囲には管軸方向に沿つてほぼ惰
円形状をなす4つのフランジボルト穴2がスプー
ル3に設けられている。このフランジボルト穴2
によつて電磁流量計発信器と配管が連結される。
また、管路1の水平方向(図中左右方向)には管
軸に対し直交して一対の電極4が相対向して設け
られている(第1図においては外挿形の場合を示
す。)さらに、管路1の上下方向には長細のボー
ルピース5とコイル6により構成される磁界発生
装置がフランジボルト穴2の間のスペース内に設
けられている。この磁界発生装置を管路1の上下
方向に長細に設ける理由としては、小口径になる
ほど強い磁界が必要であるにもかかわらず管路1
の左右方向には電極4が設けられてスペースがな
いためである。尚、図中7はハウジングである。
の半砕した横断面図を第1図に示す。同図に示す
ように管路1の周囲には管軸方向に沿つてほぼ惰
円形状をなす4つのフランジボルト穴2がスプー
ル3に設けられている。このフランジボルト穴2
によつて電磁流量計発信器と配管が連結される。
また、管路1の水平方向(図中左右方向)には管
軸に対し直交して一対の電極4が相対向して設け
られている(第1図においては外挿形の場合を示
す。)さらに、管路1の上下方向には長細のボー
ルピース5とコイル6により構成される磁界発生
装置がフランジボルト穴2の間のスペース内に設
けられている。この磁界発生装置を管路1の上下
方向に長細に設ける理由としては、小口径になる
ほど強い磁界が必要であるにもかかわらず管路1
の左右方向には電極4が設けられてスペースがな
いためである。尚、図中7はハウジングである。
ところが、このような構造の電磁流量計には以
下の欠点がある。
下の欠点がある。
左右方向に電極を、上下方向に磁界発生装置
を設ける構造であるため、スプールやハウジン
グの構造が複雑となり、鋳物加工で必要な寸法
精度を出すことが難しい。
を設ける構造であるため、スプールやハウジン
グの構造が複雑となり、鋳物加工で必要な寸法
精度を出すことが難しい。
フランジボルト穴の位置が制約される関係
上、ボールピースの直径を大きくすることがで
きないため、磁界分布が第2図に示す如く外方
に拡がる傾向になり、所要磁界を得ることが困
難である。
上、ボールピースの直径を大きくすることがで
きないため、磁界分布が第2図に示す如く外方
に拡がる傾向になり、所要磁界を得ることが困
難である。
スプールの管路内周面に内張りするライニン
グのコストが高くなると共に、小口径の場合に
はスプールの管路内径と同心にモールドによつ
てライニングすることが難しい。尚、このライ
ニングの偏心は電極軸の偏心を生じ、これが測
定誤差の原因ともなつている。
グのコストが高くなると共に、小口径の場合に
はスプールの管路内径と同心にモールドによつ
てライニングすることが難しい。尚、このライ
ニングの偏心は電極軸の偏心を生じ、これが測
定誤差の原因ともなつている。
そこで、本考案は上記従来技術の欠点に鑑み、
小口径の場合でも容易に所要磁界強度が得られる
と共に製作が容易となる構造にした電磁流量計を
提供することを目的とする。かかる目的を達成す
る本考案の構成は、管路およびこの管路に直交す
る電極を具えたボデイを、相手配管の連結用通し
ボルトが位置しない領域内に設置可能に形成し、
このボデイ内に前記電極の軸方向および前記管路
の軸方向に沿い広げた磁界発生用のコイルとボー
ルピースとを設けると共に、このボデイの外周を
金属性のハウジングに覆うたことを特徴とする。
小口径の場合でも容易に所要磁界強度が得られる
と共に製作が容易となる構造にした電磁流量計を
提供することを目的とする。かかる目的を達成す
る本考案の構成は、管路およびこの管路に直交す
る電極を具えたボデイを、相手配管の連結用通し
ボルトが位置しない領域内に設置可能に形成し、
このボデイ内に前記電極の軸方向および前記管路
の軸方向に沿い広げた磁界発生用のコイルとボー
ルピースとを設けると共に、このボデイの外周を
金属性のハウジングに覆うたことを特徴とする。
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。尚本実施例においては口径が約10mm以下で
外挿形式の電極を具えた電磁流量計に適用した場
合について説明する。
する。尚本実施例においては口径が約10mm以下で
外挿形式の電極を具えた電磁流量計に適用した場
合について説明する。
本実施例の電磁流量計の平面図を第3図aに、
そのA−A断面図を第3図bに示す。両図に示す
ように、ボデイ11は耐蝕性のプラスチツク又は
セラミツクスなどの絶縁物により中央に管路10
が形成されている。この管路10の両側には管軸
と直交する水平方向(図中、左右方向)に電極挿
入用の孔12が設けられており、この孔12に挿
入して電極13が止め具14とボルト15により
固定されている。また、発信器のボデイ11は相
手配管のフランジ16に当接するフランジ当接面
17が平面に形成され、相手配管のフランジ16
間に介設してボルト16aにより連結される。さ
らに、管路10の上方と下方には電極軸方向およ
び管軸方向に広がつた座ぐり穴18が夫々設られ
ており、この座ぐり穴18内の空間にボールピー
ス19とコイル20とが収容設置されて磁界発生
装置を構成している。さらに、このボデイ11は
外周が磁性を有する金属性のハウジング21で覆
われており、全体の厚さ(図中の上下方向の寸
法)としては、第3図bの如く配管連結用の上・
下のボルト16a間に充分配設できる厚さに形成
されている。
そのA−A断面図を第3図bに示す。両図に示す
ように、ボデイ11は耐蝕性のプラスチツク又は
セラミツクスなどの絶縁物により中央に管路10
が形成されている。この管路10の両側には管軸
と直交する水平方向(図中、左右方向)に電極挿
入用の孔12が設けられており、この孔12に挿
入して電極13が止め具14とボルト15により
固定されている。また、発信器のボデイ11は相
手配管のフランジ16に当接するフランジ当接面
17が平面に形成され、相手配管のフランジ16
間に介設してボルト16aにより連結される。さ
らに、管路10の上方と下方には電極軸方向およ
び管軸方向に広がつた座ぐり穴18が夫々設られ
ており、この座ぐり穴18内の空間にボールピー
ス19とコイル20とが収容設置されて磁界発生
装置を構成している。さらに、このボデイ11は
外周が磁性を有する金属性のハウジング21で覆
われており、全体の厚さ(図中の上下方向の寸
法)としては、第3図bの如く配管連結用の上・
下のボルト16a間に充分配設できる厚さに形成
されている。
尚、第3図bに示す実施例においては電極13
をハウジング21の外に引出せない構造の場合を
示しているが、第4図のようにネジ嵌合部を具え
た電極カバー22を設けることにより外部から交
換できる構造としてもよい。また、ハウジング2
1は第5図に示すように電極軸と管軸とを含む平
面で二つ割とし、その接合部にフランジ23を設
けてボルト締結により一体に接合する構造にして
もよく、この場合にも電極の交換が容易に可能と
なる。
をハウジング21の外に引出せない構造の場合を
示しているが、第4図のようにネジ嵌合部を具え
た電極カバー22を設けることにより外部から交
換できる構造としてもよい。また、ハウジング2
1は第5図に示すように電極軸と管軸とを含む平
面で二つ割とし、その接合部にフランジ23を設
けてボルト締結により一体に接合する構造にして
もよく、この場合にも電極の交換が容易に可能と
なる。
以上、実施例を挙げて説明したように本考案に
よれば、測定管路の外側に洩れる磁束が少なくな
るため、従来の円筒状コイルより少ない断面積の
円板状コイルで所要の磁界強度を容易に得ること
ができる。また、コイルの形状が平板状のため、
積層構造の平面シートコイルをそのまま用いるこ
とができる。さらに、スプールとライニングが、
プラスチツク又はセラミツクスなどの絶縁物によ
り一体のボデイとして成形できるため、ライニン
グに関する技術上、応用上の問題を回避すること
ができる。また更に、ボデイの肉厚が充分厚くで
きるため、相手配管からのフランジ締付け圧力に
充分耐え得る構造とすることがきる。
よれば、測定管路の外側に洩れる磁束が少なくな
るため、従来の円筒状コイルより少ない断面積の
円板状コイルで所要の磁界強度を容易に得ること
ができる。また、コイルの形状が平板状のため、
積層構造の平面シートコイルをそのまま用いるこ
とができる。さらに、スプールとライニングが、
プラスチツク又はセラミツクスなどの絶縁物によ
り一体のボデイとして成形できるため、ライニン
グに関する技術上、応用上の問題を回避すること
ができる。また更に、ボデイの肉厚が充分厚くで
きるため、相手配管からのフランジ締付け圧力に
充分耐え得る構造とすることがきる。
第1図、第2図は従来例に係り、第1図は小口
径の電磁流量計発信器を示す横断面図、第2図は
磁界分布を説明する概略図、第3図a〜第5図は
本考案の実施例に係り、第3図aは電磁流量計発
信器の平面図、第3図bは第3図a中のA−A矢
視断面図、第4図、第5図はケーシング構造の他
の実施例を夫々示す断面図である。 図面中、10は管路、11はボデイ(絶縁体)、
13は電極、16は相手配管のフランジ、16a
は配管連結用ボルト、17はフランジ当接面、1
9はボールピース、20はコイル、21はハウジ
ング、22は電極カバー、23はハウジングのフ
ランジである。
径の電磁流量計発信器を示す横断面図、第2図は
磁界分布を説明する概略図、第3図a〜第5図は
本考案の実施例に係り、第3図aは電磁流量計発
信器の平面図、第3図bは第3図a中のA−A矢
視断面図、第4図、第5図はケーシング構造の他
の実施例を夫々示す断面図である。 図面中、10は管路、11はボデイ(絶縁体)、
13は電極、16は相手配管のフランジ、16a
は配管連結用ボルト、17はフランジ当接面、1
9はボールピース、20はコイル、21はハウジ
ング、22は電極カバー、23はハウジングのフ
ランジである。
Claims (1)
- 管路およびこの管路に直交する電極を具えたボ
デイを、相手配管の連結用通しボルトが位置しな
い領域内に設置可能に形成し、このボデイ内に前
記電極の軸方向および前記管路の軸方向に沿い広
げた磁界発生用のコイルとボールピースとを設け
ると共に、このボデイの外周を金属性のハウジン
グにて覆うたことを特徴とする電磁流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8533282U JPS58187724U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 電磁流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8533282U JPS58187724U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 電磁流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58187724U JPS58187724U (ja) | 1983-12-13 |
JPS645209Y2 true JPS645209Y2 (ja) | 1989-02-09 |
Family
ID=30094213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8533282U Granted JPS58187724U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 電磁流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58187724U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53104269A (en) * | 1977-02-23 | 1978-09-11 | Fischer & Porter Co | Electromagnetic flow meter unit |
-
1982
- 1982-06-10 JP JP8533282U patent/JPS58187724U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53104269A (en) * | 1977-02-23 | 1978-09-11 | Fischer & Porter Co | Electromagnetic flow meter unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58187724U (ja) | 1983-12-13 |
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