JPS587032B2 - コム状端子の製造法 - Google Patents
コム状端子の製造法Info
- Publication number
- JPS587032B2 JPS587032B2 JP11331475A JP11331475A JPS587032B2 JP S587032 B2 JPS587032 B2 JP S587032B2 JP 11331475 A JP11331475 A JP 11331475A JP 11331475 A JP11331475 A JP 11331475A JP S587032 B2 JPS587032 B2 JP S587032B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- comb
- shaped terminal
- hoop material
- terminals
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフープ材から打抜いて構成されるコム状端子の
製造法に係り、特にねじれの少ないものを提供しようと
するものである。
製造法に係り、特にねじれの少ないものを提供しようと
するものである。
最近、スイッチなどにおいて、フープ材をプレス加工し
て、複数個の端子の一端に連結片を残して一体となった
コム状端子とし、このコム状端子を端子板に固着した後
、連結片を除去して各々の端子に分離するといった方法
が採用されるようになっている。
て、複数個の端子の一端に連結片を残して一体となった
コム状端子とし、このコム状端子を端子板に固着した後
、連結片を除去して各々の端子に分離するといった方法
が採用されるようになっている。
これは、一度に多数の端子の組込みが可能となり、組立
ての作業性が向上し、しかも端子ピッチ間隔が一定に保
て寸法精度の優れたものが得られるなどの利点が得られ
ることになる。
ての作業性が向上し、しかも端子ピッチ間隔が一定に保
て寸法精度の優れたものが得られるなどの利点が得られ
ることになる。
しかしながら、このようなコム状端子としてプレス加工
するに当っては、フープ材の連結片として残る一辺はプ
レス加工されず、他辺のみがプレス加工されるため、フ
ープ材に内部応力不均一によって長手方向にねじれやそ
りが発生するものであった。
するに当っては、フープ材の連結片として残る一辺はプ
レス加工されず、他辺のみがプレス加工されるため、フ
ープ材に内部応力不均一によって長手方向にねじれやそ
りが発生するものであった。
これはコム状端子が長くなれはなる程ねじれやそりの度
合が大きくなるといった欠点をもつものであった。
合が大きくなるといった欠点をもつものであった。
このため、端子数の多いものにおいては数個に分割した
コム状端子とし、ねじれやそりの少ないものとなるよう
にして用いているが、このように数個に分割したものを
用いることは、端子板への組立てにその個数分だけの手
間を要し、端子のピッチ間隔も分割部で狂うこともあり
、コム状端子を用いる特徴が大幅に減少してしまうもの
であった。
コム状端子とし、ねじれやそりの少ないものとなるよう
にして用いているが、このように数個に分割したものを
用いることは、端子板への組立てにその個数分だけの手
間を要し、端子のピッチ間隔も分割部で狂うこともあり
、コム状端子を用いる特徴が大幅に減少してしまうもの
であった。
本発明は以上のような従来の欠点を除去するものである
。
。
以下、本発明を一実施例の図面第1図〜第5図により説
明する。
明する。
まず、第1図において、フープ材1を巻回したスタンド
2からフープ材1が供給されるようになっている。
2からフープ材1が供給されるようになっている。
このスタンド2から引出されたフープ材1は複数個の上
下交互に配置されたローラ群からなるレベラー3によっ
て曲がりぐせを矯正し、続いてねじれ付加装置4で一方
向にねじられ、送り装置5でプレス金型6,6′を備え
たプレス7に送り、第3図に示すように連続した長いコ
ム状端子8としこれをスタンド9で巻取るものである。
下交互に配置されたローラ群からなるレベラー3によっ
て曲がりぐせを矯正し、続いてねじれ付加装置4で一方
向にねじられ、送り装置5でプレス金型6,6′を備え
たプレス7に送り、第3図に示すように連続した長いコ
ム状端子8としこれをスタンド9で巻取るものである。
また、プレス7の後において、スタンド9で巻取らず、
所定の寸法、たとえは、第4図A,B,Cに示すように
切断して用いるようにしてもよい。
所定の寸法、たとえは、第4図A,B,Cに示すように
切断して用いるようにしてもよい。
なお、上述のねじれ付加装置4は、第2図に示すように
、ベアリングを介して筐体などにフープ材1の送り方向
Aに回転自在に取付けられた固定ローラ10と、この固
定ローラ10と同じく回転自在で上下方向に移動可能な
可動ローラ11と、ねじりを与えられたフープ材1の復
元力によっでローラ10,Ifが開かないように可動ロ
ーラ11の両端を押圧するスプリング12からなるユニ
ットと、このユニットと一定の距離Lをもってフープ材
1の送られる方向の前方にあり、回転可能な固定ローラ
13と、両端をスプリング14で固定ローラ13側に押
圧され、上下動可能な可動ローラ15よりなり、このロ
ーラ13,15はフープ材1の送り方向Aの直角方向に
対してθだけ頌斜するように設けられたユニットより構
成されている。
、ベアリングを介して筐体などにフープ材1の送り方向
Aに回転自在に取付けられた固定ローラ10と、この固
定ローラ10と同じく回転自在で上下方向に移動可能な
可動ローラ11と、ねじりを与えられたフープ材1の復
元力によっでローラ10,Ifが開かないように可動ロ
ーラ11の両端を押圧するスプリング12からなるユニ
ットと、このユニットと一定の距離Lをもってフープ材
1の送られる方向の前方にあり、回転可能な固定ローラ
13と、両端をスプリング14で固定ローラ13側に押
圧され、上下動可能な可動ローラ15よりなり、このロ
ーラ13,15はフープ材1の送り方向Aの直角方向に
対してθだけ頌斜するように設けられたユニットより構
成されている。
このようなねじりをねじり付加装置4で付加されたフー
プ材1は、その一辺を連結片としてコム状にプレス加工
しても、第5図に示すように大きくねじれなくなる。
プ材1は、その一辺を連結片としてコム状にプレス加工
しても、第5図に示すように大きくねじれなくなる。
すなわち、プレス加工されるときに発生するねじれ方向
と逆方向にフープ材1にあらかじめねじれを付加するこ
とにより、ねじれが相殺されて、プレス加工されたコム
状端子8ははとんどねじれのないものとすることができ
る。
と逆方向にフープ材1にあらかじめねじれを付加するこ
とにより、ねじれが相殺されて、プレス加工されたコム
状端子8ははとんどねじれのないものとすることができ
る。
その具体例を示すと、ねじれ付力n装置4のない場合、
第5図のlが75mmのコム状端子にはθ′が15度程
度発生し、使用不可能であったが、第2図におけるねじ
れ付加装置4のローラ10,11とローラ13,15間
の距離Lを100mm、頌斜角θを30度とした場合の
75mmのコム状端子8のれ.じれθ′は0.5度以下
となった。
第5図のlが75mmのコム状端子にはθ′が15度程
度発生し、使用不可能であったが、第2図におけるねじ
れ付加装置4のローラ10,11とローラ13,15間
の距離Lを100mm、頌斜角θを30度とした場合の
75mmのコム状端子8のれ.じれθ′は0.5度以下
となった。
以上のように本発明のコム状端子の製造法は、プレス加
工時に生じるねじれと逆方向のねじれをプレス加工前に
フープ材に施しておくことによりプレス時に生じるねじ
れが完全にあらかじめ付加したねじれと相殺されて、ほ
とんどねじれのないコム状端子とすることができ、端子
数の多い、すなわち、長いコム状端子であっても充分使
用できることになり、端子板への組込みも確実に行なえ
これを任意の長さ、あるいは端子数に切断して利用する
ことができ、端子ピッチも一定したものとすることがで
きるなど、スイッチなどに用いた場合、高品質が約束さ
イ1ることになり、工業的価値の犬なるものである。
工時に生じるねじれと逆方向のねじれをプレス加工前に
フープ材に施しておくことによりプレス時に生じるねじ
れが完全にあらかじめ付加したねじれと相殺されて、ほ
とんどねじれのないコム状端子とすることができ、端子
数の多い、すなわち、長いコム状端子であっても充分使
用できることになり、端子板への組込みも確実に行なえ
これを任意の長さ、あるいは端子数に切断して利用する
ことができ、端子ピッチも一定したものとすることがで
きるなど、スイッチなどに用いた場合、高品質が約束さ
イ1ることになり、工業的価値の犬なるものである。
第1図は本発明のコム状端子の製造法における−実施例
を示す作業工程図、第2図は同製造法に用いるねじれ付
加装置の斜視図、第3図は製作されたコム状端子帯の斜
視図、第4図A,B,Cは使用される大きさに切断され
たコム状端子の正面図、第5図はコム状端子のねじれを
示す説明図である。 1・・・フープ材、4・・・ねじれ付加装置、7・・・
プレス、8・・・コム状端子。
を示す作業工程図、第2図は同製造法に用いるねじれ付
加装置の斜視図、第3図は製作されたコム状端子帯の斜
視図、第4図A,B,Cは使用される大きさに切断され
たコム状端子の正面図、第5図はコム状端子のねじれを
示す説明図である。 1・・・フープ材、4・・・ねじれ付加装置、7・・・
プレス、8・・・コム状端子。
Claims (1)
- 1 プレス加工されるフープ材にあらかじめプレス加工
時に生じるねじれ方向と逆方向のねじれを付加し、その
後フープ材をプレスによってコム状端子にプレス加工す
ることを特徴とするコム状端子の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11331475A JPS587032B2 (ja) | 1975-09-18 | 1975-09-18 | コム状端子の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11331475A JPS587032B2 (ja) | 1975-09-18 | 1975-09-18 | コム状端子の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5236782A JPS5236782A (en) | 1977-03-22 |
JPS587032B2 true JPS587032B2 (ja) | 1983-02-08 |
Family
ID=14609080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11331475A Expired JPS587032B2 (ja) | 1975-09-18 | 1975-09-18 | コム状端子の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587032B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0517331U (ja) * | 1991-08-02 | 1993-03-05 | 日立造船株式会社 | 排ガス冷却塔 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5569419A (en) * | 1978-11-20 | 1980-05-26 | Nippon Steel Corp | Plastic coating of steel pipe having bead on outer surface |
JPS59171634A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-28 | Nippon Steel Corp | プラスチツク被覆鋼管の製造法 |
JPH098475A (ja) * | 1995-06-15 | 1997-01-10 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品用端子連のピッチコントロール方法 |
-
1975
- 1975-09-18 JP JP11331475A patent/JPS587032B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0517331U (ja) * | 1991-08-02 | 1993-03-05 | 日立造船株式会社 | 排ガス冷却塔 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5236782A (en) | 1977-03-22 |
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