JPS58147736A - 写真印画紙用支持体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明に防水写真印画紙用支持体に関するものであシ、
更に詳しくは印画紙端部のＩＲ断面からの現俸処理液（
以下、現像液と記す。）の浸入にＬるエツジ汚れを防止
した防水方真印画紙用支持体に関するものである。

従来、印画紙用支持体としては、紙の片面に硫酸バリウ
ムを主体とするバライタ層を被榎したいわゆるバライタ
紙が使用されてい九がｆＡｇＩＩ処理の自動化と迅速化
を図る丸めに原紙の両面を、疎水性のポリオレフィン層
で被橿し九防水印画紙が使用されるようになシ現在では
その大半を占める工うになってきた。しかしながら、上
記防水印画紙を使用した場合で４原紙層に親水性の木材
バルブを使用しているため、裁断面から現像液が浸入し
やすく印画紙端部のエツジ汚れが生じやすい。エツジ汚
れは３ＪＬ偉液の水洗を長時間行なえば着しく減少する
が現儂処理を短時間で行なうという要求に反するｔので
あ夛、このため裁断面からの現像液の浸入を防止するこ
とが強く望まれていえ。現像液の浸入を防止する方法と
して原紙にサイズ剤を含有せしめることが一般に行なわ
れる。しかしながら、使用できるサイズ剤の種類は写真
印画紙とい５％殊用途のため種々制限を受ける。すなわ
ち、現像液に含まれるアルカリおよびアルコール（ｊ＆
も一般的にはベンジルアルコールが用いられる。）のい
ずれに対してもサイズ効果のあること。印画紙の白さを
低下させないこと。写真に被９勢の悪影響を与えないこ
と等が要求される。この丸め、一般に紙のサイズ剤とし
て用いられる筒ジン系や石油樹脂系のサイズ剤は用いら
れない。特公昭１７一−４２４７号に示すごとく高級脂
肪酸タイプのサイズ剤や、米国特許３．−皐ｌ、２１ｇ
に示すごとくワックスタイプのサイズ剤、あるいは特開
昭！／−／Ｊコｔココ号に示すごとくアルキルケテンダ
イマー婢が印画紙用支持体のサイズ剤として用いられて
いるが、それぞれ欠点を有し、十分なものでない。すな
わち、高級脂肪酸タイプのサイズ剤ニ、現像液中のアル
コールの浸入に対しては比較的サイズ効果があるが、ア
ルカリ液に対しては十分でない。父、紙を製造する際の
用水の水質にニジ影響を受け、用水の硬度が高いと沈で
んを生じ、工程汚れの原因となる為、多量に使用できな
い等の欠点を有している。ワックスタイツのサイズ剤も
高級脂肪酸タイプのサイズ剤と同様、アルコールの浸入
に対しては比較的サイズ効果がおるが、アルカリ液に対
しては十分でない。

一方、現在、市販されているアルキルケチ／ダイマーの
場合は、現像液中のアルカリ液に対してのサイズ効果ね
優れているがアルコールに対しては著しく劣る。又、保
持剤として公知のポリアミドポリアミンエピクロルヒド
リン樹脂を比較的多量に使用しないとアルカリ液に対し
てもサイズ効果が出ないという欠点ｔ！Ｌ、いずれのサ
イズ剤も写真印画紙用紙として十分満足すべきものでは
ない。

これらの欠点に対し、従来工ｐ各樵の薬品を組合せて使
用する方法が多く提案されてきた。しかし、これらの方
法では多種類の薬品を併用するため、工程が繁雑となシ
、又、コスト的にも高価であるという間組が残されてい
る。

本発明の目的はｉ／にアルカリ及びアルコールのいずれ
に対しても高いサイズ効果ｔ−有し、印画紙端部への現
像液の浸入にＬシ生ずるエツジ汚れを防止した′４＾印
−紙用支持体′ｊｋ提供することにある。纂コに白色［
が高く長期経時後もその特性を維持できる支持体を提供
することにある。第３に被シ等の写真性になんら害を与
えない写真印画紙用支持体を提供することにある。第ダ
に安価な写真印画紙用支持体を提供することにある。

本発明者らは鋭意研究を行なった結果、特定の７　ｋ　
＄　ルｆｉ　、ｌを有するアルキルケチ７ｐ−イマー【
使用することにニジ、現像液に対しすぐれたサイズ性を
有する支持体の得られることを見出した。

従来一般に市販されているアルキルケテンダイでめった
。さらに詳しくはアルキルケテンダイマーの２個のアル
キル基のうち、いずれのアルキル基も！＊数／ｌ以下の
ものと一方のアルキル基の炭素数が７ｑ以下で他方が／
Ａのもの、そしていずれのアルキル基も炭素数ｌ乙のも
のとがｔｔはｌ：コ：ｌで存在し、その結果、トータル
として炭素数ｌ弘以下のものと戻素数ｌ乙のものとがほ
ぼ／×’Ｊ／となっている。

本発明者らは、このアルキル基の縦素数が異なる種々の
アルキルケテンダイマーにつき、現像液に対するサイズ
効果を検討し九ところ、一般のサイズ性テスト（ステキ
ヒトサイズ度、アルカリサイズ度、水コブサイズ度等）
では想像だにしえない事実のあることを見い出しえ。す
なわち、下記式ＣＩ）で規定される特定のアルキル鎖長
を有したアルキルケテンダイマーを使用することにシシ
、現像液に対し着しく高いサイズ効果の得られることを
見い出したのである。

すなわち、本発明の目的は、アルキルケテンダイマーを
含有する紙を支持体として用いた写真印画紙用支持体に
おいて、該アルキルケテンダイマーの組成が下記式（Ｉ
）にて示されることｔ−特徴とする写真印画紙用支持体
によｐ達成された。

ここで、例えば、炭素数１６のアルキル基含府量とは使
用したアルキルケチ／ダイマーの各分子が有するアルキ
ル基の総数に対する該アルキルケテンダイマー分子の有
す石炭素数ｌ乙のアルキル基の数の割合を意味する。

炭素数ｉ６．ｔｒおＬび２０以上の各含有量にそれぞれ
一定の係数を乗じたものの和を炭素数ｌ参以下の含有量
で除し良能（以下Ａ値と記す。）が１以上であることを
特徴とする。父、それぞれの係数は炭素数の増加ととも
に急増しているが、これは鎖長の影響が現像液のサイズ
性に対し著しく大であることを示す。この現象に現像液
でのサイズ性にのみ統められる付異な現象であシ、前述
の一般のサイズ性テストにおける鎖長の影響は極めて小
であるところに本究明の特徴がある。

なお、本発明によるサイズ効果の発現は顕著であるが、
さらに他の反応性サイズ剤又は非反応性サイズ剤を併用
することも可能である。又、一般に製紙で用いられてい
る紙力増強剤、定着剤、保持剤、填料、帯電防止剤等の
内部添加剤お工び／又は表面サイズ剤を適宜含有させる
ことも可能である。

本発明で使用されるアルキルケチ／ダイマーの添加量は
対バルブ絶乾重量当シ、０．コ〜λ、Ｏ重量ノーセント
が好ましい。なお、添加時に使用するアルキルケテンダ
イマーの分散剤は、カチオン性、アニオン性、ノニオン
性のいずれでも良い。

パルプは木材、ワラ、ニスパル１１の一般の植物繊維バ
ルブは勿論のこと一部、合成ノルゾに置きかえてもよい
。

特定のアルキル鎖長を有し九アルキルケテンダイマーを
使用する本発明にする効果としては纂ｌＫ高いサイズ効
果が効率よく得られること、従ってポリオレアイン被覆
防水印画紙に加工した場合の境儂処理時における裁断面
からのエツジ汚れが著しく減少することがめげられる。

第一に併用する薬品が極めて少数ですむため工程が簡略
化される点である。以下、実施例に１９本発明を具体的
に説明するが、勿論本発明はこれらに限定されるもので
はない。

実施例 カナディアンフリーネス２ａｏｔｘに叩解した木材、Ｒ
ルブ（ＬＢＫＰ／ＮＨＫＰ＝コ／／）に定着剤としてポ
リアミドポリアミンエピクロルヒドリン（デイツクノ１
−キュレス社製商品名カイメン１１７）を対絶乾バルブ
重量当シ０，７％添加したのち、Ｐｌｃ１表に示した各
種Ａ値のアルキルケテンダイマーを対絶乾ノ叱ルブ重量
当９０．７％添加し、通常の抄紙方法に工り／７０ｔ／
ｍ２の原紙を抄造し友。

次にこの原紙のＪＫ面に密度的Ｏ０り１０ｙ／ｃｌのポ
リエチレンを約０．０３３１１Ｉｌの厚さでコーティン
グし、又、表面には１０重量、ｅ−セントの酸化チタン
１に含有する密度的Ｏ０り１．Ｑｆ／（Ｍ　　のポリエ
チレンを約０．０ＪＯ，コーティングし、防水印画紙用
支持体を得た。

上記のｔ試料につきエツジ汚れを評価し、結果を第−表
に示した。

なお、エツジ汚れの評価に次の方法により行なった。す
なわち、１．コｊｃｍ巾に裁断した防水写真印画紙支持
体をノーリツ鋼機裂カラーば一／々−自動現像機（ＲＰ
Ｖ−４Ａｏり型）で現俸処理し、裁断部分からの現僧液
の浸透距離をルーｋを用い／ ７／ ／ 上記の結果から本発明の防水印画紙用支持体はエツジ汚
れが比較試料に対して著るしく改良され優れた品質を有
していることが明らかである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 アルキルケテンダイマーを含有する紙を支持体として用
   い九与真印画紙用支持体において、該アルキルケテンダ
   イマーの組成が下記式〔ｌ〕にて示されること′に％徴
   とする写真印画紙用支持体。