JPS581320B2 - エアゾル噴射装置 - Google Patents
エアゾル噴射装置Info
- Publication number
- JPS581320B2 JPS581320B2 JP9237076A JP9237076A JPS581320B2 JP S581320 B2 JPS581320 B2 JP S581320B2 JP 9237076 A JP9237076 A JP 9237076A JP 9237076 A JP9237076 A JP 9237076A JP S581320 B2 JPS581320 B2 JP S581320B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- spray container
- compressed air
- filling
- spray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vacuum Packaging (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
従前のエアゾルスプレー容器は、液化ガスの気化膨張力
を圧力源として使用するものがほとんどである。
を圧力源として使用するものがほとんどである。
しかしながら、封入液化ガス、例えば、フロンガスなど
が自然環境を破壊し且つ有害であるとして先進諸国で使
用禁止が叫ばれ立法化されようとしていることは周知の
とおりである。
が自然環境を破壊し且つ有害であるとして先進諸国で使
用禁止が叫ばれ立法化されようとしていることは周知の
とおりである。
また、スプレー容器は所い捨てされるものがほとんどで
あるが、これに基因して爆発事故が起っていることも新
聞紙上などで報じられている。
あるが、これに基因して爆発事故が起っていることも新
聞紙上などで報じられている。
こおした問題を解決するには、液化ガスに換る圧力源を
得ることであり、且つまたスプレー容器を繰返して使用
できるようにすることである。
得ることであり、且つまたスプレー容器を繰返して使用
できるようにすることである。
具体的には、圧力源として圧縮空気が必要に応じて注入
でき且つ原料溶剤が簡単に補給できるスプレー容器を得
ることである。
でき且つ原料溶剤が簡単に補給できるスプレー容器を得
ることである。
そして、このスプレー容器に簡単に圧縮空気を注入する
ことのできる充填機を得ることである。
ことのできる充填機を得ることである。
叙上に鑑み、本発明は圧縮空気の封入及び原料溶剤の補
給が可能なスプレー容器と圧縮空気の充填機とによる改
善されたエアゾル装置を得ることを目的とする。
給が可能なスプレー容器と圧縮空気の充填機とによる改
善されたエアゾル装置を得ることを目的とする。
以下実施例を図面にて説明する。
まず、スプレー容器10は原料溶剤12の補給口14の
外周に雄ねじを螺着したキャップ22によってパッキン
グ20を介して噴射弁18を保持している。
外周に雄ねじを螺着したキャップ22によってパッキン
グ20を介して噴射弁18を保持している。
該噴射弁はパッキング24を介して固定した弁筐26を
有しており、頸管32を有した弁体30が該パッキング
に当接するようにばね28によって弾撥されて該弁筺内
の弁室34に挿嵌されている。
有しており、頸管32を有した弁体30が該パッキング
に当接するようにばね28によって弾撥されて該弁筺内
の弁室34に挿嵌されている。
弁体30の下部管36には原料溶剤12内に浸される給
液管38が連結されている。
液管38が連結されている。
原料溶剤12は該給液管及び下部管36を経て弁室34
に達し且つ頸管32に設けられた側孔40を経て該頸管
に冠着された噴射ベッド42のノズル44より噴射され
るようになる。
に達し且つ頸管32に設けられた側孔40を経て該頸管
に冠着された噴射ベッド42のノズル44より噴射され
るようになる。
弁筐26にはスプレー容器10内の封入圧縮空気を弁室
34に導く側孔46が穿設されていて、原料溶剤12に
該溶剤面を加圧する封入空気圧と前記側孔46から大気
中に放出される圧縮空気の吸引作用とによって前述の如
くノズル44より噴射される。
34に導く側孔46が穿設されていて、原料溶剤12に
該溶剤面を加圧する封入空気圧と前記側孔46から大気
中に放出される圧縮空気の吸引作用とによって前述の如
くノズル44より噴射される。
スプレー容器10のボトム10aには圧縮空気の給入弁
50が設けられている。
50が設けられている。
該給入弁は後述する圧縮空気の充填機70の充填弁92
が当接するヘッド52を有しており、内封ばねの弾撥に
抗して該ヘッドを上挙すると閉鎖弁54が開口し、圧縮
空気は給気プラグ58に連結された給気管56よりスプ
レー容器10内の溜部60に充填されるようになる。
が当接するヘッド52を有しており、内封ばねの弾撥に
抗して該ヘッドを上挙すると閉鎖弁54が開口し、圧縮
空気は給気プラグ58に連結された給気管56よりスプ
レー容器10内の溜部60に充填されるようになる。
閉鎖弁54が開口したときスプレー容器10内の原料溶
剤12が漏洩しないように給気管56の開口端56aは
溶剤の液面より上方に延在していることが良く、できれ
ば噴射弁18の近傍に臨んでいることが望ましい。
剤12が漏洩しないように給気管56の開口端56aは
溶剤の液面より上方に延在していることが良く、できれ
ば噴射弁18の近傍に臨んでいることが望ましい。
一方、圧縮空気の弁填機70は、本体72のベース74
に固定した支脚76に対しクッション部材78を介して
取付けられた圧縮機80を内蔵している。
に固定した支脚76に対しクッション部材78を介して
取付けられた圧縮機80を内蔵している。
該圧縮機の吐出室82には圧力スイッチ84が取付けら
れていて前述したスプレー容器10内への充填が所定圧
に到達したとき該圧力スイッチが作動して該圧縮機の駆
動を停止するようになっている。
れていて前述したスプレー容器10内への充填が所定圧
に到達したとき該圧力スイッチが作動して該圧縮機の駆
動を停止するようになっている。
吐出室82内の圧縮空気は吐出ニツプル86に連結され
た吐出管88を経て本体72の充填台90の充填弁92
に通じるニツプル94に連通されている。
た吐出管88を経て本体72の充填台90の充填弁92
に通じるニツプル94に連通されている。
充填台90には前述したスプレー容器10の底部を収納
し且つ該容器の給入弁50と該充填弁との位置決めをお
こなう案内筒96が設けられ、該案内筒の中央に設けら
れた弁室98の一端にパッキング100を座着させると
ともに該パッキングに当接するように弁体104をばね
102で弾撥させて充填弁92を構成している。
し且つ該容器の給入弁50と該充填弁との位置決めをお
こなう案内筒96が設けられ、該案内筒の中央に設けら
れた弁室98の一端にパッキング100を座着させると
ともに該パッキングに当接するように弁体104をばね
102で弾撥させて充填弁92を構成している。
本発明に係るエアゾル噴射装置は、上述の如きスプレー
容器と圧縮空気充填機とで構成され、まず前者のスプレ
ー容器10にはキャップ22を離脱させて噴射弁18を
取除き適量の原料溶剤12を注入或は補給する。
容器と圧縮空気充填機とで構成され、まず前者のスプレ
ー容器10にはキャップ22を離脱させて噴射弁18を
取除き適量の原料溶剤12を注入或は補給する。
スプレー容器10内には圧縮空気の溜部60を必要とす
るから、溶剤の量は一定限度内にとどめられるべきで、
これが多量になるほど封入空気量が減少し噴射時間が短
くなる。
るから、溶剤の量は一定限度内にとどめられるべきで、
これが多量になるほど封入空気量が減少し噴射時間が短
くなる。
溶剤注入後、噴射弁18はキャップ22によって再度密
封状態を保って組付けられる。
封状態を保って組付けられる。
溶剤の注入されたスプレー容器10は、第3図示の如く
、充填機70の充填台90の案内筒96に嵌合せしめる
とともに軽く手動で押し付ける。
、充填機70の充填台90の案内筒96に嵌合せしめる
とともに軽く手動で押し付ける。
斯すると、スプレー容器10のボトム10aに設けた給
入弁50のヘッド52と充填機70の充填弁92の弁体
104とが互いに干渉し、前者の閉鎖弁54が開口され
るとともに後者の弁体104もばね102に抗してパツ
キング100から離反する。
入弁50のヘッド52と充填機70の充填弁92の弁体
104とが互いに干渉し、前者の閉鎖弁54が開口され
るとともに後者の弁体104もばね102に抗してパツ
キング100から離反する。
予め駆動している圧縮機80によって起生された圧縮空
気は吐出室82、吐出管88及び充填弁92の弁室98
を経由し且つスプレー容器10の給入弁60の閉鎖弁5
4による開口を経て給気管50よりスプレー容器10内
に充填される。
気は吐出室82、吐出管88及び充填弁92の弁室98
を経由し且つスプレー容器10の給入弁60の閉鎖弁5
4による開口を経て給気管50よりスプレー容器10内
に充填される。
溜部60内の圧力が所定の値に到達すると、圧力スイッ
チ84が作動して圧縮機80の駆動を停止する。
チ84が作動して圧縮機80の駆動を停止する。
圧縮機80の停止は一つのシグナルであって、スプレー
容器10内への空気充填が完了したことを知らせる。
容器10内への空気充填が完了したことを知らせる。
案内筒96からスプレー容器10を離反させると、内蔵
ばねによって閉鎖弁54が復帰して開口を閉塞するため
、充填された空気が漏洩することはない。
ばねによって閉鎖弁54が復帰して開口を閉塞するため
、充填された空気が漏洩することはない。
斯様にして原料溶剤と圧縮空気の封入されたスプレー容
器10の使用方法は、従前の液化ガスを封入したものと
異るところがない。
器10の使用方法は、従前の液化ガスを封入したものと
異るところがない。
即ち、噴射ヘッド42を指動加圧して弁体30を下降さ
せると、パツキング24によって閉塞されていた側孔4
0が開口する。
せると、パツキング24によって閉塞されていた側孔4
0が開口する。
斯すると、溜部60の圧縮空気は側孔46、弁室34及
び弁体18の側孔40を経て噴射ヘッド42のノズル4
4から噴射され、一方溜部60の圧縮空気に加圧された
原料溶剤は前記噴射によって起生する吸引作用によって
給液管38から吸上げられて、ともにノズル44から噴
射される。
び弁体18の側孔40を経て噴射ヘッド42のノズル4
4から噴射され、一方溜部60の圧縮空気に加圧された
原料溶剤は前記噴射によって起生する吸引作用によって
給液管38から吸上げられて、ともにノズル44から噴
射される。
なお、原料溶剤によっては、弁室34に側孔46を設け
ることなく、溶剤面に対する圧縮空気の加圧作用と溶剤
内を経て給液管38から大気中にのがれる空気噴射圧と
によって溶剤を噴射するものもある。
ることなく、溶剤面に対する圧縮空気の加圧作用と溶剤
内を経て給液管38から大気中にのがれる空気噴射圧と
によって溶剤を噴射するものもある。
液化ガスに比べ圧縮空気の封入量は少ない。
しかしながら、本発明に係るエアゾル装置であれば何時
でも必要に応じて圧縮空気を極めて容易に充填すること
ができる。
でも必要に応じて圧縮空気を極めて容易に充填すること
ができる。
このため貴重なガスを用いることなくして例えばへアー
スプレー、ペイントスプレー或は薬剤スプレーなど多く
の用途に供することができる。
スプレー、ペイントスプレー或は薬剤スプレーなど多く
の用途に供することができる。
また、従前のスプレー容器の場合は、内容液や封入ガス
がなくなれば使い捨てする以外にこれを再利用すること
は不可能であった。
がなくなれば使い捨てする以外にこれを再利用すること
は不可能であった。
これに対し、本発明の場合は、スプレー容器に溶剤を補
給することが可能であり、併せて充填機によって圧縮空
気を補給しつつ使用すれは、再利用は無限に可能となる
。
給することが可能であり、併せて充填機によって圧縮空
気を補給しつつ使用すれは、再利用は無限に可能となる
。
このことは、単に使い捨てをやめることによって経済的
であるにとどまらず、液化ガスを大気中に放出すること
によって起る自然環境破壊問題や健康上の諸問題をはじ
めとして、身近で起る爆発事故なども未然に防止するこ
とができるなど社会的利益は莫大である。
であるにとどまらず、液化ガスを大気中に放出すること
によって起る自然環境破壊問題や健康上の諸問題をはじ
めとして、身近で起る爆発事故なども未然に防止するこ
とができるなど社会的利益は莫大である。
通常のスプレー容器の場合内容量は300cc位である
。
。
そして通常約その半分が内容液であるため、封入圧紬空
気量は極めて少い。
気量は極めて少い。
逆にいえば2〜30秒程で空気充填ができることになる
。
。
従って、スプレー容器の底部を充填台の案内筒内に2〜
30秒押込むとともにその状態を維持しておけはよいの
であるから、充填作業は手隙のときに極めて簡単におこ
なうことができる。
30秒押込むとともにその状態を維持しておけはよいの
であるから、充填作業は手隙のときに極めて簡単におこ
なうことができる。
図面は実施例を示すもので、第1図は本発明装置に係る
スプレー容器の截断面図、第2図は同じく充填機の截断
面図、第3図は第1図示のスプレー容器に第2図示の充
填機で圧縮空気を充填する状態を示す要部の截断面図で
ある。 10・・・・・・スプレー容器、18・・・・・・噴射
弁、50・・・・・・給入弁、70・・・・・・充填機
、92・・・・・・充填弁。
スプレー容器の截断面図、第2図は同じく充填機の截断
面図、第3図は第1図示のスプレー容器に第2図示の充
填機で圧縮空気を充填する状態を示す要部の截断面図で
ある。 10・・・・・・スプレー容器、18・・・・・・噴射
弁、50・・・・・・給入弁、70・・・・・・充填機
、92・・・・・・充填弁。
Claims (1)
- 1 スプレー容器10と充填機70とを具備し、該スプ
レー容器はキャップによって補給口に着脱自在に保持さ
せた噴射弁18とボトム中央に圧縮空気の給入弁50と
を各々有し、該充填機は充填台90に前記スプレー容器
10の下方部を受納する案内筒96と前記給入弁50と
対応する充填弁92とを各々有していて該案内筒に前記
スプレー容器10の底部を受納させ且つ押圧するとき該
充填弁と前記給入弁50とは相互に干渉して流路を開通
するようになり、且つ吐出室に圧力スイッチを有する前
記充填機70内の圧縮機80によって前記スプレー容器
10内に圧縮空気を充填しうるようにしたことを特徴と
するエアゾル噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9237076A JPS581320B2 (ja) | 1976-08-04 | 1976-08-04 | エアゾル噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9237076A JPS581320B2 (ja) | 1976-08-04 | 1976-08-04 | エアゾル噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5318011A JPS5318011A (en) | 1978-02-18 |
JPS581320B2 true JPS581320B2 (ja) | 1983-01-11 |
Family
ID=14052524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9237076A Expired JPS581320B2 (ja) | 1976-08-04 | 1976-08-04 | エアゾル噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581320B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6330251Y2 (ja) * | 1983-04-25 | 1988-08-15 | ||
JPS6333533Y2 (ja) * | 1983-04-25 | 1988-09-07 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4498477A (en) * | 1981-07-22 | 1985-02-12 | France Bed Co., Ltd. | Mattress |
JPS6014529Y2 (ja) * | 1982-11-16 | 1985-05-09 | 大日本除虫菊株式会社 | 噴霧器 |
JPH0220955U (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-13 | ||
JP4490519B2 (ja) * | 1999-03-31 | 2010-06-30 | 株式会社ダイゾー | ネジ締め式のバルブ取り付け構造 |
-
1976
- 1976-08-04 JP JP9237076A patent/JPS581320B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6330251Y2 (ja) * | 1983-04-25 | 1988-08-15 | ||
JPS6333533Y2 (ja) * | 1983-04-25 | 1988-09-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5318011A (en) | 1978-02-18 |
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