JPH1193855A - ベーンポンプ - Google Patents
ベーンポンプInfo
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- JPH1193855A JPH1193855A JP26036897A JP26036897A JPH1193855A JP H1193855 A JPH1193855 A JP H1193855A JP 26036897 A JP26036897 A JP 26036897A JP 26036897 A JP26036897 A JP 26036897A JP H1193855 A JPH1193855 A JP H1193855A
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- Japan
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- rotor
- pressure
- side plate
- vane
- pressure chamber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】サイドプレートの剛性の低下を起さず、内部漏
れの虞がなく、ポンプの容積効率を向上できるベーンポ
ンプを提供する。 【解決手段】ベーンポンプは、ロータの半径方向に往復
移動自在に設けた複数のベーンを備えたロータと、同ロ
ータを回転自在に収めたカムリングと、前記ロータとカ
ムリングの両者の両側部を閉塞する一対のサイドプレー
ト13と、前記ロータの回転時にベーンの作動により、
作動流体が吐出される圧力室とを備えている。前記サイ
ドプレート13の互いに対向する内側面には、圧力導入
溝33,34等がロータの軸と同心円上において、配置
され、一方のサイドプレート13の圧力導入溝33は、
ロータの中心軸と同心円上において、環状に点在配置載
置されている。圧力導入溝33内には、互いに分離され
るとともに圧力室と連通する2個の貫通孔35が形成さ
れ、同貫通孔35にて圧力室との連通を図っている。
れの虞がなく、ポンプの容積効率を向上できるベーンポ
ンプを提供する。 【解決手段】ベーンポンプは、ロータの半径方向に往復
移動自在に設けた複数のベーンを備えたロータと、同ロ
ータを回転自在に収めたカムリングと、前記ロータとカ
ムリングの両者の両側部を閉塞する一対のサイドプレー
ト13と、前記ロータの回転時にベーンの作動により、
作動流体が吐出される圧力室とを備えている。前記サイ
ドプレート13の互いに対向する内側面には、圧力導入
溝33,34等がロータの軸と同心円上において、配置
され、一方のサイドプレート13の圧力導入溝33は、
ロータの中心軸と同心円上において、環状に点在配置載
置されている。圧力導入溝33内には、互いに分離され
るとともに圧力室と連通する2個の貫通孔35が形成さ
れ、同貫通孔35にて圧力室との連通を図っている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のパワー
ステアリング装置に加圧オイルを供給するのに使用され
るベーンポンプに関するものである。
ステアリング装置に加圧オイルを供給するのに使用され
るベーンポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のパワーステアリング装
置に使用されるベーンポンプは、非円形の内周面をカム
面として備えるカムリング内に円板状のロータを回転自
在に配設し、両側をサイドプレートで覆って構成されて
いる。前記ロータには半径方向に複数のスリットが形成
され、各スリットに対してベーンが摺動自在に挿入され
ている。各スリットの内端部には、各スリット幅をやや
広くした背圧室が形成されており、該背圧室にサイドプ
レートに形成された周方向の圧力導入溝を介して作動流
体が導かれ、スリット内のベーンを半径方向外方へ押圧
している。
置に使用されるベーンポンプは、非円形の内周面をカム
面として備えるカムリング内に円板状のロータを回転自
在に配設し、両側をサイドプレートで覆って構成されて
いる。前記ロータには半径方向に複数のスリットが形成
され、各スリットに対してベーンが摺動自在に挿入され
ている。各スリットの内端部には、各スリット幅をやや
広くした背圧室が形成されており、該背圧室にサイドプ
レートに形成された周方向の圧力導入溝を介して作動流
体が導かれ、スリット内のベーンを半径方向外方へ押圧
している。
【0003】従って、ベーンはカムリングのカム面(内
周面)に押し付けられ、非円形のカム面に案内されてス
リットから出入りしながら、ロータとともに回転し、こ
の時、互いに隣接するベーン間に形成されたベーン室の
容積が変化してポンプ作用が行われる。
周面)に押し付けられ、非円形のカム面に案内されてス
リットから出入りしながら、ロータとともに回転し、こ
の時、互いに隣接するベーン間に形成されたベーン室の
容積が変化してポンプ作用が行われる。
【0004】ところで、特開平8−219031号に記
載のベーンポンプにおいては、図6に示すように、前記
両側のサイドプレートのうち一方のサイドプレート50
の内側面(ロータ及びカムリング側の側面)には、円弧
状をなす2個の貫通圧力導入溝51,及び2個の凹部圧
力導入溝52が、他方のサイドプレートに設けられた環
状凹部圧力導入溝と向かい合うようにして、交互に配設
されている。そして、ポンプ作用が行われると、加圧さ
れた作動油(作動流体)の一部が一方のサイドプレート
50の外側面側に設けた圧力室を介して同サイドプレー
ト50の貫通圧力導入溝51に導かれるとともに、ロー
タの背圧室、及び他方のサイドプレートの環状凹部圧力
導入溝を経由して凹部圧力導入溝52にも導かれるよう
にされている。
載のベーンポンプにおいては、図6に示すように、前記
両側のサイドプレートのうち一方のサイドプレート50
の内側面(ロータ及びカムリング側の側面)には、円弧
状をなす2個の貫通圧力導入溝51,及び2個の凹部圧
力導入溝52が、他方のサイドプレートに設けられた環
状凹部圧力導入溝と向かい合うようにして、交互に配設
されている。そして、ポンプ作用が行われると、加圧さ
れた作動油(作動流体)の一部が一方のサイドプレート
50の外側面側に設けた圧力室を介して同サイドプレー
ト50の貫通圧力導入溝51に導かれるとともに、ロー
タの背圧室、及び他方のサイドプレートの環状凹部圧力
導入溝を経由して凹部圧力導入溝52にも導かれるよう
にされている。
【0005】これらの圧力導入溝51,52に導かれた
吐出油がロータの背圧室にてベーンの内端(ロータの回
転中心側の端部)に作用することにより、ベーン2を押
出し、その外端をカムリングのカム面(内周面)に摺接
させるようにしている。
吐出油がロータの背圧室にてベーンの内端(ロータの回
転中心側の端部)に作用することにより、ベーン2を押
出し、その外端をカムリングのカム面(内周面)に摺接
させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の公報
の技術では、加圧された作動油が一方のサイドプレート
50の外面側に設けた圧力室に吐出され、この圧力室内
の圧力が一定以上の高圧になると、同一方のサイドプレ
ート50の中心側をロータへ押し付け、周縁側を反り返
させるような力が作用する。これは、サイドプレート5
0は、円弧状の貫通圧力導入溝51がその全域で貫通し
て、圧力室に連通されており、この結果、サイドプレー
ト50の剛性の低下が免れず、上記変形が起きやすくな
っているためである。
の技術では、加圧された作動油が一方のサイドプレート
50の外面側に設けた圧力室に吐出され、この圧力室内
の圧力が一定以上の高圧になると、同一方のサイドプレ
ート50の中心側をロータへ押し付け、周縁側を反り返
させるような力が作用する。これは、サイドプレート5
0は、円弧状の貫通圧力導入溝51がその全域で貫通し
て、圧力室に連通されており、この結果、サイドプレー
ト50の剛性の低下が免れず、上記変形が起きやすくな
っているためである。
【0007】又、上記以外の従来技術として、特開平9
−32740号のものも提案されている。この公報の技
術は、図7に示すようにサイドプレート50において、
圧力導入溝51の全域を貫通させずに、一部に非貫通部
分51bを設けたものである。なお、図7においては、
51は圧力導入溝、51aは貫通部分、51bは非貫通
部分を示している。又、同図において、52は凹部圧力
導入溝、53は圧力導入溝51と凹部圧力導入溝52と
を連通する連通溝である。
−32740号のものも提案されている。この公報の技
術は、図7に示すようにサイドプレート50において、
圧力導入溝51の全域を貫通させずに、一部に非貫通部
分51bを設けたものである。なお、図7においては、
51は圧力導入溝、51aは貫通部分、51bは非貫通
部分を示している。又、同図において、52は凹部圧力
導入溝、53は圧力導入溝51と凹部圧力導入溝52と
を連通する連通溝である。
【0008】この構成は、特開平8−219031号に
記載のものよりは、貫通している開口面積は減少してい
るものの、円弧状に貫通させた点では、同じであり、こ
の構成も剛性の低下を来している。
記載のものよりは、貫通している開口面積は減少してい
るものの、円弧状に貫通させた点では、同じであり、こ
の構成も剛性の低下を来している。
【0009】従って、いずれの従来例も、一方のサイド
プレート50の中心側がロータへ押し付けられるため、
サイドプレート50と、ロータ間の摩擦抵抗が大きくな
り、焼き付けを生じる虞がある。
プレート50の中心側がロータへ押し付けられるため、
サイドプレート50と、ロータ間の摩擦抵抗が大きくな
り、焼き付けを生じる虞がある。
【0010】この焼き付けを避けるため、サイドプレー
ト50とロータ間のクリアランスを予め大きく設定して
おくということも考えられるが、この場合、ベーン室内
からの内部漏れが大きくなり、容積効率が著しく悪化さ
せてしまう問題がある。
ト50とロータ間のクリアランスを予め大きく設定して
おくということも考えられるが、この場合、ベーン室内
からの内部漏れが大きくなり、容積効率が著しく悪化さ
せてしまう問題がある。
【0011】本発明は上記の課題を解消するためになさ
れたものであり、サイドプレートの剛性の低下を起さ
ず、内部漏れの虞がなく、ポンプの容積効率を向上でき
るベーンポンプを提供することにある。
れたものであり、サイドプレートの剛性の低下を起さ
ず、内部漏れの虞がなく、ポンプの容積効率を向上でき
るベーンポンプを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ロータの半径方向に往
復移動自在に設けた複数のベーンを備えたロータと、同
ロータを回転自在に収めたカムリングと、前記ロータと
カムリングの両者の両側部を閉塞する一対のサイドプレ
ート部材と、前記ロータの回転時にベーンの作動によ
り、作動流体が吐出される圧力室とを備え、前記サイド
プレート部材の互いに対向する内側面には、圧力導入溝
がロータの軸と同心円上において、配置され、前記サイ
ドプレート部材のうち、一方のサイドプレート部材の圧
力導入溝は、前記ロータの中心軸と同心円上において、
環状に点在配置載置されており、同圧力導入溝の一部
は、前記圧力室に連通され、同圧力室の作動流体を圧力
導入溝に導くことにより、前記ベーンをカムリング内周
に押圧するベーンポンプにおいて、前記一方のサイドプ
レート部材の圧力導入溝内には、互いに分離されるとと
もに前記圧力室と連通する複数の貫通孔が形成され、同
貫通孔にて圧力室との連通を行なうことを特徴とするベ
ーンポンプを要旨とするものである。
めに、請求項1に記載の発明は、ロータの半径方向に往
復移動自在に設けた複数のベーンを備えたロータと、同
ロータを回転自在に収めたカムリングと、前記ロータと
カムリングの両者の両側部を閉塞する一対のサイドプレ
ート部材と、前記ロータの回転時にベーンの作動によ
り、作動流体が吐出される圧力室とを備え、前記サイド
プレート部材の互いに対向する内側面には、圧力導入溝
がロータの軸と同心円上において、配置され、前記サイ
ドプレート部材のうち、一方のサイドプレート部材の圧
力導入溝は、前記ロータの中心軸と同心円上において、
環状に点在配置載置されており、同圧力導入溝の一部
は、前記圧力室に連通され、同圧力室の作動流体を圧力
導入溝に導くことにより、前記ベーンをカムリング内周
に押圧するベーンポンプにおいて、前記一方のサイドプ
レート部材の圧力導入溝内には、互いに分離されるとと
もに前記圧力室と連通する複数の貫通孔が形成され、同
貫通孔にて圧力室との連通を行なうことを特徴とするベ
ーンポンプを要旨とするものである。
【0013】請求項2の発明は、請求項1において、同
一の圧力導入溝内に形成された各貫通孔間には互いの貫
通孔を分離する補強リブが形成されているベーンポンプ
を要旨とするものである。
一の圧力導入溝内に形成された各貫通孔間には互いの貫
通孔を分離する補強リブが形成されているベーンポンプ
を要旨とするものである。
【0014】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
一方のサイドプレート部材の圧力導入溝が、その溝内全
域において貫通されず、貫通孔間に肉厚部分が残される
ため、サイドプレート部材の剛性の低下が抑制される。
一方のサイドプレート部材の圧力導入溝が、その溝内全
域において貫通されず、貫通孔間に肉厚部分が残される
ため、サイドプレート部材の剛性の低下が抑制される。
【0015】この結果、サイドプレート部材、ロータ間
のクリアランスを小さくでき、ベーン室の容積効率が向
上する。請求項2の発明によれば、分離された貫通孔間
には補強リブが形成されるため、請求項1の作用を発揮
する。
のクリアランスを小さくでき、ベーン室の容積効率が向
上する。請求項2の発明によれば、分離された貫通孔間
には補強リブが形成されるため、請求項1の作用を発揮
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1乃至図5を参照して説明する。図1及び図2
に示すように、ベーンポンプのハウジング10は、主と
してフロントハウジング11、リヤハウジング12、及
びサイドプレート13より構成されている。フロントハ
ウジング11に形成した有底の中空室内にはサイドプレ
ート13とカムリング14とが重ねて収納されている。
そして、フロントハウジング11には、前記中空室を覆
うようにリヤハウジング12がかぶせられており、この
4者11,12,13,14は4本のボルト15により
互いに固定されている。前記サイドプレート13及びリ
ヤハウジング12は、本発明のサイドプレート部材を構
成する。
形態を図1乃至図5を参照して説明する。図1及び図2
に示すように、ベーンポンプのハウジング10は、主と
してフロントハウジング11、リヤハウジング12、及
びサイドプレート13より構成されている。フロントハ
ウジング11に形成した有底の中空室内にはサイドプレ
ート13とカムリング14とが重ねて収納されている。
そして、フロントハウジング11には、前記中空室を覆
うようにリヤハウジング12がかぶせられており、この
4者11,12,13,14は4本のボルト15により
互いに固定されている。前記サイドプレート13及びリ
ヤハウジング12は、本発明のサイドプレート部材を構
成する。
【0017】カムリング14はサイドプレート13とリ
ヤハウジング12の内側面に対して互いに対向して形成
された一対の摺接面13a,12aの間に挟まれてい
る。図1に示すように、サイドプレート13とカムリン
グ14はピン16,17によりフロントハウジング11
及びリヤハウジング12に対して位置決め固定されてい
る。図1に示すように、カムリング14の内周に形成さ
れたカム面14aは、その中心軸線からの距離が180
度の周期で位相角に応じて変化する形状を有している。
ヤハウジング12の内側面に対して互いに対向して形成
された一対の摺接面13a,12aの間に挟まれてい
る。図1に示すように、サイドプレート13とカムリン
グ14はピン16,17によりフロントハウジング11
及びリヤハウジング12に対して位置決め固定されてい
る。図1に示すように、カムリング14の内周に形成さ
れたカム面14aは、その中心軸線からの距離が180
度の周期で位相角に応じて変化する形状を有している。
【0018】図1及び図2に示すように、ハウジング1
0には回転軸18が2個の軸受19,20を介して、カ
ムリング14のカム面14aと同軸的に配置されるとと
もに回転自在に支持されている。ロータ21は、その両
側面がサイドプレート13とリヤハウジング12の各摺
接面13a,12aと摺接自在に配置され、回転軸18
の先端部にスプライン結合により取り付けられてカム面
14aと同軸的にA矢印方向に回転する。前記ロータ2
1には円周方向に等間隔で放射状に、すなわち、ロータ
21の半径方向に延びる10個のスリット22が軸方向
全幅にわたり形成されている。各スリット22の根元部
には貫通孔状のベーン背圧室22aが回転軸18と同軸
的に形成されている。
0には回転軸18が2個の軸受19,20を介して、カ
ムリング14のカム面14aと同軸的に配置されるとと
もに回転自在に支持されている。ロータ21は、その両
側面がサイドプレート13とリヤハウジング12の各摺
接面13a,12aと摺接自在に配置され、回転軸18
の先端部にスプライン結合により取り付けられてカム面
14aと同軸的にA矢印方向に回転する。前記ロータ2
1には円周方向に等間隔で放射状に、すなわち、ロータ
21の半径方向に延びる10個のスリット22が軸方向
全幅にわたり形成されている。各スリット22の根元部
には貫通孔状のベーン背圧室22aが回転軸18と同軸
的に形成されている。
【0019】各スリット22にはロータ21の軸方向幅
と同幅のベーン23が放射方向へ摺動可能に、すなわ
ち、ロータ21の半径方向に往復移動自在に案内支持さ
れている。同ベーン23の先端縁は断面が円弧状に丸め
られるとともに、カム面14aと摺動可能に当接されて
いる。又、ベーン23の両側縁はハウジング10の摺接
面12a,13aと摺動可能に当接されて、カムリング
14とハウジング10とロータ21の間に形成される空
間を、ロータ21の回転に応じて容積が周期的に膨張収
縮する10個のベーン室24に分割している。
と同幅のベーン23が放射方向へ摺動可能に、すなわ
ち、ロータ21の半径方向に往復移動自在に案内支持さ
れている。同ベーン23の先端縁は断面が円弧状に丸め
られるとともに、カム面14aと摺動可能に当接されて
いる。又、ベーン23の両側縁はハウジング10の摺接
面12a,13aと摺動可能に当接されて、カムリング
14とハウジング10とロータ21の間に形成される空
間を、ロータ21の回転に応じて容積が周期的に膨張収
縮する10個のベーン室24に分割している。
【0020】サイドプレート13の摺接面13aとリヤ
ハウジング12の摺接面12aには、膨張行程を行なう
ベーン室24に対応して一対の吸入ポート25がサイド
プレート13の軸心Oを中心として180度反対側に位
置するように互いに対向して形成されている。又、サイ
ドプレート13の摺接面13aとリヤハウジング12の
摺接面12aには収縮行程(圧縮行程)を行なうベーン
室24に対応して各一対の吐出ポート26がサイドプレ
ート13の軸心Oを中心として180度反対側に位置す
るように互いに対向して形成されている。各吸入ポート
25はハウジング10内に形成された流体流通空間27
及びバイパス通路28を介して作動流体のリザーバ(図
示しない)が連結される吸入口29に連通されている。
ハウジング12の摺接面12aには、膨張行程を行なう
ベーン室24に対応して一対の吸入ポート25がサイド
プレート13の軸心Oを中心として180度反対側に位
置するように互いに対向して形成されている。又、サイ
ドプレート13の摺接面13aとリヤハウジング12の
摺接面12aには収縮行程(圧縮行程)を行なうベーン
室24に対応して各一対の吐出ポート26がサイドプレ
ート13の軸心Oを中心として180度反対側に位置す
るように互いに対向して形成されている。各吸入ポート
25はハウジング10内に形成された流体流通空間27
及びバイパス通路28を介して作動流体のリザーバ(図
示しない)が連結される吸入口29に連通されている。
【0021】前記摺接面13aに形成された各吐出ポー
ト26はハウジング10内に形成された圧力室30を介
して作動流体の送出口(図示しない)に連通されてい
る。バイパス通路28と圧力室30の間には、送出口か
ら吐出される作動流体の量を一定にするために、余剰の
作動流体をバイパス通路28に戻す流量制御弁31が設
けられている。
ト26はハウジング10内に形成された圧力室30を介
して作動流体の送出口(図示しない)に連通されてい
る。バイパス通路28と圧力室30の間には、送出口か
ら吐出される作動流体の量を一定にするために、余剰の
作動流体をバイパス通路28に戻す流量制御弁31が設
けられている。
【0022】図1に示すように、前記摺接面12aに
は、ロータ21に形成されたベーン背圧室22aと常に
連通される環状の凹部圧力導入溝32が回転軸18と同
心円上に形成されている。
は、ロータ21に形成されたベーン背圧室22aと常に
連通される環状の凹部圧力導入溝32が回転軸18と同
心円上に形成されている。
【0023】又、摺接面13aには、円弧状をなす2個
の圧力導入溝33,及び2個の凹部圧力導入溝34が、
前記摺接面12aに設けられた環状の凹部圧力導入溝3
2と向かい合うようにして、交互に配設されている。す
なわち、2個の圧力導入溝33,及び2個の凹部圧力導
入溝34は、前記ロータ21の中心軸(回転軸18の中
心軸と一致する。)と同心円上において、環状に点在配
置載置されている。
の圧力導入溝33,及び2個の凹部圧力導入溝34が、
前記摺接面12aに設けられた環状の凹部圧力導入溝3
2と向かい合うようにして、交互に配設されている。す
なわち、2個の圧力導入溝33,及び2個の凹部圧力導
入溝34は、前記ロータ21の中心軸(回転軸18の中
心軸と一致する。)と同心円上において、環状に点在配
置載置されている。
【0024】各圧力導入溝33の両端には一対の貫通孔
35が形成され、同貫通孔35により前記圧力室30に
連通されている。そして、両貫通孔35間は、補強リブ
36とされている。この実施形態では、貫通孔35は、
ドリル加工によって丸穴に形成されている。
35が形成され、同貫通孔35により前記圧力室30に
連通されている。そして、両貫通孔35間は、補強リブ
36とされている。この実施形態では、貫通孔35は、
ドリル加工によって丸穴に形成されている。
【0025】又、前記圧力導入溝33と凹部圧力導入溝
34間は両圧力導入溝33,34よりも幅狭く形成され
た連通溝37にて連通されている。そして、前記両圧力
導入溝33,34はロータ21に形成されたベーン背圧
室22aと常に連通され、この圧力導入溝33,34及
び前記摺接面12aの圧力導入溝32には前記圧力室3
0内の吐出圧が導入されている。この吐出圧は各ベーン
背圧室22a内に印加され、この結果、各ベーン23の
先端縁はカムリング14のカム面14aに押圧される。
34間は両圧力導入溝33,34よりも幅狭く形成され
た連通溝37にて連通されている。そして、前記両圧力
導入溝33,34はロータ21に形成されたベーン背圧
室22aと常に連通され、この圧力導入溝33,34及
び前記摺接面12aの圧力導入溝32には前記圧力室3
0内の吐出圧が導入されている。この吐出圧は各ベーン
背圧室22a内に印加され、この結果、各ベーン23の
先端縁はカムリング14のカム面14aに押圧される。
【0026】上記のように構成されたベーンポンプの作
用について説明する。さて、回動軸18が回転され、ロ
ータ21が回転されると、吸入ポート25を介して作動
流体がベーン室24内に導入される。ベーン室24はロ
ータ21の回転に応じて容積が周期的に膨張収縮する公
知のポンプ作用が行われ、この結果、作動流体が吐出ポ
ート26を介して圧力室30に吐出され、さらに圧力室
30から送出口(図示しない)に送出される。
用について説明する。さて、回動軸18が回転され、ロ
ータ21が回転されると、吸入ポート25を介して作動
流体がベーン室24内に導入される。ベーン室24はロ
ータ21の回転に応じて容積が周期的に膨張収縮する公
知のポンプ作用が行われ、この結果、作動流体が吐出ポ
ート26を介して圧力室30に吐出され、さらに圧力室
30から送出口(図示しない)に送出される。
【0027】又、前記ポンプ作用が行われるときには、
加圧された作動油(作動流体)の一部がサイドプレート
13の外側面側に設けた圧力室30、及び貫通孔35を
介して同サイドプレート13の圧力導入溝33に導かれ
るとともに、ロータ21のベーン背圧室22a、及びリ
ヤハウジング12の環状の凹部圧力導入溝32を経由し
て凹部圧力導入溝34にも導かれる。又、凹部圧力導入
溝34に対しては、連通溝37を介しても作動流体が導
かれる。
加圧された作動油(作動流体)の一部がサイドプレート
13の外側面側に設けた圧力室30、及び貫通孔35を
介して同サイドプレート13の圧力導入溝33に導かれ
るとともに、ロータ21のベーン背圧室22a、及びリ
ヤハウジング12の環状の凹部圧力導入溝32を経由し
て凹部圧力導入溝34にも導かれる。又、凹部圧力導入
溝34に対しては、連通溝37を介しても作動流体が導
かれる。
【0028】これらの圧力導入溝32,33,34に導
かれた吐出油がロータ21のベーン背圧室22aにてベ
ーン23の内端に作用することにより、ベーン23を押
出し、その外端をカムリング14のカム面14aに摺接
させる。
かれた吐出油がロータ21のベーン背圧室22aにてベ
ーン23の内端に作用することにより、ベーン23を押
出し、その外端をカムリング14のカム面14aに摺接
させる。
【0029】さて、本実施形態によると、次のような効
果を奏する。 (1)本実施形態では、サイドプレート13の圧力導入
溝33を円弧状に形成し、その両端に貫通孔35を形成
した。この結果、一対の貫通孔35の間は肉厚の補強リ
ブ36が形成されるため、サイドプレート13の剛性の
低下を、両端に配置しない場合に比較してよりよく抑制
することができ、圧力室30が高圧時において、サイド
プレート13の変形を防止できる。この結果、サイドプ
レート13とロータ21との焼き付きが防止でき、サイ
ドプレート13とロータ21とのクリアランスを小さく
できるため、ベーン室24における内部漏れの虞がな
く、ポンプの容積効率を向上できる本発明の実施形態
は、上記実施形態以外に次のように変更することも可能
である。
果を奏する。 (1)本実施形態では、サイドプレート13の圧力導入
溝33を円弧状に形成し、その両端に貫通孔35を形成
した。この結果、一対の貫通孔35の間は肉厚の補強リ
ブ36が形成されるため、サイドプレート13の剛性の
低下を、両端に配置しない場合に比較してよりよく抑制
することができ、圧力室30が高圧時において、サイド
プレート13の変形を防止できる。この結果、サイドプ
レート13とロータ21との焼き付きが防止でき、サイ
ドプレート13とロータ21とのクリアランスを小さく
できるため、ベーン室24における内部漏れの虞がな
く、ポンプの容積効率を向上できる本発明の実施形態
は、上記実施形態以外に次のように変更することも可能
である。
【0030】(1) 前記実施形態では、貫通孔35を
ドリル加工にて形成したが、ドリル加工の代わりに、サ
イドプレート13を焼結で製造する場合には、焼結の段
階で、或いは鋳造で製造する場合は、鋳造の段階で、そ
れぞれ型成形によって形成してもよい。
ドリル加工にて形成したが、ドリル加工の代わりに、サ
イドプレート13を焼結で製造する場合には、焼結の段
階で、或いは鋳造で製造する場合は、鋳造の段階で、そ
れぞれ型成形によって形成してもよい。
【0031】(2) 前記実施形態では、貫通孔35を
丸穴(断面円形)としたが、断面の形状は、断面円形に
限る必要はなく、断面形状は正方形等の四角形、多角形
等にしてもよい。
丸穴(断面円形)としたが、断面の形状は、断面円形に
限る必要はなく、断面形状は正方形等の四角形、多角形
等にしてもよい。
【0032】(3) 前記実施形態では、貫通孔35を
1つの圧力導入溝33に対して2個形成したが、圧力導
入溝33内の面積が許容し、かつサイドプレート13の
剛性を十分に保てる範囲内で3個、或いは4個以上の数
としてもよい。
1つの圧力導入溝33に対して2個形成したが、圧力導
入溝33内の面積が許容し、かつサイドプレート13の
剛性を十分に保てる範囲内で3個、或いは4個以上の数
としてもよい。
【0033】(4) 前記実施形態では、一対の貫通孔
35を圧力導入溝33の両端にそれぞれ配置したが、こ
の配置に限定されるものではない。例えば、1個の貫通
孔35を圧力導入溝33の中央に、他の貫通孔35を一
端に設けてもよい。或いは、一対の貫通孔35を中央寄
りにそれぞれ配置してもよい。
35を圧力導入溝33の両端にそれぞれ配置したが、こ
の配置に限定されるものではない。例えば、1個の貫通
孔35を圧力導入溝33の中央に、他の貫通孔35を一
端に設けてもよい。或いは、一対の貫通孔35を中央寄
りにそれぞれ配置してもよい。
【0034】(5) 前記実施形態では、連通溝37を
形成して、圧力導入溝33と圧力導入溝34とを連通し
たが、連通溝37を省略してもよい。この場合、圧力室
30からの吐出圧は、貫通孔35、圧力導入溝33、ロ
ータ21のベーン背圧室22a、及びリヤハウジング1
2の環状の凹部圧力導入溝32、ベーン背圧室22aを
経由して凹部圧力導入溝34に導かれる。このようにす
れば、連通溝37が省略されているため、サイドプレー
ト13の中央部での剛性を高めることができる。
形成して、圧力導入溝33と圧力導入溝34とを連通し
たが、連通溝37を省略してもよい。この場合、圧力室
30からの吐出圧は、貫通孔35、圧力導入溝33、ロ
ータ21のベーン背圧室22a、及びリヤハウジング1
2の環状の凹部圧力導入溝32、ベーン背圧室22aを
経由して凹部圧力導入溝34に導かれる。このようにす
れば、連通溝37が省略されているため、サイドプレー
ト13の中央部での剛性を高めることができる。
【0035】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に挙げる。 (1) 請求項1又は請求項2において、同一の圧力導
入溝内に形成した貫通孔は少なくとも2個であるベーン
ポンプ。こうすることにより、同一の圧力導入溝内に少
なくとも2個の貫通孔を形成するだけで、請求項1又は
請求項2の効果を得ることができる。
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に挙げる。 (1) 請求項1又は請求項2において、同一の圧力導
入溝内に形成した貫通孔は少なくとも2個であるベーン
ポンプ。こうすることにより、同一の圧力導入溝内に少
なくとも2個の貫通孔を形成するだけで、請求項1又は
請求項2の効果を得ることができる。
【0036】(2) 上記(1)において、2個の貫通
孔は、圧力導入溝内の両端に配置して互いに離間したも
のであるベーンポンプ。こうすることにより、貫通孔間
は肉厚の補強リブが形成されるため、サイドプレートの
剛性の低下をよりよく抑制することができる。
孔は、圧力導入溝内の両端に配置して互いに離間したも
のであるベーンポンプ。こうすることにより、貫通孔間
は肉厚の補強リブが形成されるため、サイドプレートの
剛性の低下をよりよく抑制することができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び請求
項2の発明によれば、サイドプレートの剛性の低下が抑
制でき、このため、高圧時のサイドプレート部材の変形
を防止できる。この結果、サイドプレート部材とロータ
間のクリアランスを小さくできるため、ベーン室におけ
る内部漏れの虞がなくなり、ポンプの容積効率を向上で
きる。
項2の発明によれば、サイドプレートの剛性の低下が抑
制でき、このため、高圧時のサイドプレート部材の変形
を防止できる。この結果、サイドプレート部材とロータ
間のクリアランスを小さくできるため、ベーン室におけ
る内部漏れの虞がなくなり、ポンプの容積効率を向上で
きる。
【図1】本発明を具体化した一実施形態のベーンポンプ
の横断面図。
の横断面図。
【図2】同じく図1のI−I断面図。
【図3】サイドプレートの内側面を示す側面図。
【図4】同じくサイドプレートの外側面を示す側面図。
【図5】図4のV−V断面図。
【図6】従来例のサイドプレートの側面図。
【図7】他の従来例のサイドプレートの側断面図。
10…ハウジング、11…フロントハウジング、12…
リヤハウジング(サイドプレート部材を構成する)、1
3…サイドプレート(サイドプレート部材を構成す
る)、14…カムリング、21…ロータ、22…スリッ
ト、23…ベーン、24…ベーン室、30…圧力室、3
2…凹部圧力導入溝(圧力導入溝を構成する。)、33
…圧力導入溝、34…凹部圧力導入溝(圧力導入溝を構
成する。)、35…貫通孔、36…補強リブ。
リヤハウジング(サイドプレート部材を構成する)、1
3…サイドプレート(サイドプレート部材を構成す
る)、14…カムリング、21…ロータ、22…スリッ
ト、23…ベーン、24…ベーン室、30…圧力室、3
2…凹部圧力導入溝(圧力導入溝を構成する。)、33
…圧力導入溝、34…凹部圧力導入溝(圧力導入溝を構
成する。)、35…貫通孔、36…補強リブ。
Claims (2)
- 【請求項1】 ロータの半径方向に往復移動自在に設け
た複数のベーンを備えたロータと、 同ロータを回転自在に収めたカムリングと、 前記ロータとカムリングの両者の両側部を閉塞する一対
のサイドプレート部材と、 前記ロータの回転時にベーンの作動により、作動流体が
吐出される圧力室とを備え、 前記サイドプレート部材の互いに対向する内側面には、
圧力導入溝がロータの軸と同心円上において、配置さ
れ、 前記サイドプレート部材のうち、一方のサイドプレート
部材の圧力導入溝は、前記ロータの中心軸と同心円上に
おいて、環状に点在配置載置されており、同圧力導入溝
の一部は、前記圧力室に連通され、同圧力室の作動流体
を圧力導入溝に導くことにより、前記ベーンをカムリン
グ内周に押圧するベーンポンプにおいて、 前記一方のサイドプレート部材の圧力導入溝内には、互
いに分離されるとともに前記圧力室と連通する複数の貫
通孔が形成され、同貫通孔にて圧力室との連通を行なう
ことを特徴とするベーンポンプ。 - 【請求項2】 同一の圧力導入溝内に形成された各貫通
孔間には互いの貫通孔を分離する補強リブが形成されて
いることを特徴とする請求項1に記載のベーンポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26036897A JPH1193855A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | ベーンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26036897A JPH1193855A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | ベーンポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1193855A true JPH1193855A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17346968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26036897A Pending JPH1193855A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | ベーンポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1193855A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104100521A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-10-15 | 胡凯 | 改进的叶片式液压泵及马达 |
EP2151576A3 (en) * | 2008-08-08 | 2015-01-28 | Kayaba Industry Co., Ltd. | Variable capacity vane pump |
-
1997
- 1997-09-25 JP JP26036897A patent/JPH1193855A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2151576A3 (en) * | 2008-08-08 | 2015-01-28 | Kayaba Industry Co., Ltd. | Variable capacity vane pump |
CN104100521A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-10-15 | 胡凯 | 改进的叶片式液压泵及马达 |
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