JPH1146945A - 姿見鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に明るく、使い易い姿見鏡をつくる。ハー
フミラーを使って新感覚の姿見鏡を作る。 【解決手段】 姿見鏡の一部をハーフミラーにして、裏
側に証明器具を取り付ける。表面にハーフミラー加工を
施した照明器具を姿見鏡に隣接して取り付ける。一部を
ハーフミラーにした姿見鏡に人が近ずいたら、ハーフミ
ラーの裏側の照明器具を点灯、離れたら消灯する。光透
過率の高いハーフミラーの裏側に、鏡面を上にしたプリ
ズムシートを付けた照明器具を作る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、美容室や理容室に
設けられている鏡やデパートや化粧品店や宝石店等の売
り場で使う業務用の鏡、あるいはホテルや公共施設また
は家庭の化粧台や洗面所など備えられている、前記姿見
鏡に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の姿見鏡には天井や姿見鏡
付近の壁に設けられた室内用の照明の光が利用されてお
り、特に家庭で使われる鏡台や三面鏡等は部屋の隅に置
かれることが多いので、上記照明の光不足を我慢したり
中には窓から差込む自然光を利用している例もあるほど
である。また本発明に近い形態としては洗面所に設ける
洗面台の中に照明器具を組込んだものがある。これは、
実用上問題が無いように作られているので実用的ではあ
るが、デザインや斬新性では遅れている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、該姿見鏡が
常に使い易い明るさを得られるように照明器具を隣接さ
せて明るさの問題を解決すると共に、ハーフミラーと呼
ばれる裏面からの光を透過する鏡を利用して、本来の鏡
の部分とハーフミラーの照明器具兼用の部分が混在する
ような新感覚の姿見鏡を作ること、さらにこれを使い人
の接近、遠離に合わせて照明器具を点灯あるいは消灯す
る照明器具を備えた鏡兼用の照明器具を作る等して該姿
見鏡市場に新製品を送らんとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、概姿見鏡の一
部をハーフミラー化してその裏面に上記照明器具を取付
けるものや、ハーフミラー板またはハーフミラーフィル
ムを使って表面をハーフミラー化した照明具を概姿見鏡
に隣接させるもの、さらに該姿見鏡に人体感知センサー
を付けて、人の接近、遠離に合わせて点灯したり消灯す
る照明器具を有するもの等によって常に明るく使い易い
姿見鏡を作るものである。また、これに用いる照明具に
は、熱陰極管や白熱球を光源とする従来形の照明具に加
えて熱陰極管や冷陰極管やキセノン管等の放電管を用い
て光源の長寿命化を計ると共に、影の少い柔らかい光が
得らると言われる面発光光源を使用して照明の質すなわ
ち光の質的な改良を行うことにより該姿見鏡の新製品を
作り出すものである。

【０００５】

【発明の実施の形態】第１の発明は、長方形の鏡の上部
をハーフミラー化して裏面に熱陰極管を鏡から離れた上
部に片側１灯使用する導光板方式の面発光光源を取付け
ることにより、上記光源の発光面から鏡の斜め前方下向
きに明るい光を照射するという上記面発光光源の持つ光
の指向性（図２イ）を利用したもので、一見長方形の鏡
でありながら上記の面発光光源を点灯すると照明付きの
鏡に変身する姿見鏡である。

【０００６】第１の発明の第２実施例は、長方形で上部
および左右の一部ををハーフミラーにした鏡の裏面に、
熱陰極管を鏡の外側部分に片側１灯使用する導光板方式
の面発光光源を取付けてそれぞれの平面から鏡の斜め前
方内側向きに明るい光を照射するという、上記面発光光
源の光の指向性を生かしたもので一見長方形の鏡であり
ながら上記光源を点灯すると照明付きの鏡に変身する姿
見鏡である。

【０００７】第２の発明は、長方形の鏡の左右に、表面
をハーフミラー化した熱陰極管光源による直下光源方式
の面発光光源を、鏡面に対して１°以上６０°以下の角
度で取付けることにより、左右に迫り出しの付いた長方
形の鏡でありながら、上記、面発光光源を点灯すると照
明付きの鏡に変身オる姿見鏡である。このように面発光
光源に角度を付けて鏡面の前方１メートル前後の対象物
に光を集中させることにより明るく立体感のある像を鏡
面に写し出させようにしたものである。

【０００８】第３の発明は、表面をハーフミラー化した
２灯の熱陰極管を光源とする導光板方式の面発光光源を
三面鏡のように該姿見鏡の左右に隣接して設け、使用者
個人の好みにより０。以上１８０°以下の角度内の任意
の角度に設定して使用できるようにしたものである。通
常、この種の照明に必要な角度は６０。以下と考えられ
るが、いわゆる三面鏡のように使用後折り畳んで置くこ
とも考えれば０。以上１８０°以下の可変角が必要にな
るのである。この場合も、第三の発明同様、照明器具に
角度を付けて、明るく立体感のある像を鏡面に写し出さ
せるようにしたものであるが、第３の発明が照明器具の
取付け角度を固定して使うのと異なり使用者個人の好み
により任意変えられること、また使用後は折畳んで仕舞
えることを特徴としたものである。

【０００９】第４の発明は、該姿見鏡の一部あるいは該
姿見鏡付近に赤外線センサー等を使った人体感知センサ
ーを設け、該姿見鏡から一定の近さに人が近ずくと点灯
し、離れると消えるようにすることにより、消灯時は普
通の鏡のように見えて点灯すると照明器具になるという
本発明の特徴を効果的に演出するもので、上記第１の発
明から第３の発明に適用できるものである。

【００１０】第５の発明は、光透過率の高いハーフミラ
ーを使って照明器具の明るさを生かすものである。この
場合、照明器具として暗ければ、電源を強化するか、光
透過率の高いハーフミラーを使う等して必要な輝度を得
ようとするが、光透過率の高いハーフミラーにする程ミ
ラー効果が弱まり、中が透けて見えるという問題が出て
くるので、平滑面を上にしたプリズムシートを表面に備
えた照明器具（本発明者が本発明と同時申請する整理番
号Ｃ０００１６の発明によるライトパネル）を使って、
ハーフミラーの裏側にプリズムシートの鏡面（平滑面）
を重ねてミラー効果を高めることにより、光透過率の高
いハーフミラーを使っても中が透けて見えてしまうよう
なことを無くすことができる。さらにこのプリズムシー
トは透明度の高い材料を使いながら、プリズムシートの
光の拡散特性を利用して光拡散板として使っているた
め、従来型の乳白色の拡散板に比べて光の透過率が高い
ので、明るい照明器具となるのである。このようにハー
フミラーの後ろにプリズムシートの鏡面（平滑面）を重
ねてミラー効果を高めることによって、光の透過率５０
％あるいは６０％といった、従来それだけでは鏡として
使えないようなハーフミラーも鏡として使えるようにす
ると共に、照明器具の点灯時にはその高い透過率によっ
て光源の光を多く透過する明るい照明器具なるのであ
る。なお本発明も、上記第１の発明から第４の発明に適
用させることができる。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。

【００１１】図１および図２は、本発明の実施例１を示
すもので、図１は化粧台用の姿見鏡の正面図、図２は図
１のＡ−Ａ′の一部分の切り欠き断面図である。

【００１２】図１は化粧台用の姿見鏡の上部をハーフミ
ラー化して裏面に熱陰極管を鏡から離れた上部に片側１
灯使用する導光板方式の面発光光源１を取り付けたもの
である。面発光光源１は、図２によりランプ１ａ、導光
板１ｂ、拡散板を兼ねたハーフミラー１ｃ、同１ｃの表
面１ｃイ、反射シート１ｄ、裏板３によって構成されて
いる。

【００１３】片側に光源を設けた導光板方式面発光光源
１は、光源１ａの光が導光板１ｂの光源側断面から入射
し、導光板１ｂを経由してあるいは導光板１ｂの底面に
設けられた印刷ドットパターン（図示せず）による光、
すなわち光源付近の明るい光を少なく光源から離れるに
従って暗くなる光を多く乱反射して導光板の表面側に放
射し拡散板（この場合はハーフミラー）の拡散効果と合
わせて表面の輝度を均一化するように作られた導光板方
式面発光光源特有の光がハーフミラー１ｃを通り表面１
ｃイより放射されるが、図２の光路および矢印に示した
ように矢印イの光が矢印ロ、ハに比べて強い、すなわち
矢印イ方向に明るいという僅かな指向性があることを利
用して鏡２の上部に設けたものである。

【００１４】このようにして実施例１は一見横長の鏡で
ありながら上記の面発光光源を点灯すると照明付きの横
長鏡に変身する姿見鏡である。

【００１５】図３および図４は、本発明の実施例２を示
すもので、図３は洗面台用の姿見鏡の正面図、図４は図
３のＢ−Ｂ′の断面図である。

【００１６】図３の洗面台用の姿見鏡は、中央部に設け
た普通の鏡２２を囲むように上部および左右の端部をハ
ーフミラーにしたガラス鏡で、該ガラス鏡２２のハーフ
ミラー１２ｃ１、１２ｃ２、１２ｃ３の裏に光源１２
サ、１２ユ（１２キは図示せず。）を取付けることによ
り、ハーフミラーを拡散板兼用として使った導光板方式
の面発光光源１２サ、１２キ、１２ユが同一面上に設け
られたことになる。

【００１７】ハーフミラーを拡散板兼用として使った導
光板方式面発光光源１２サ、１２ユの構造図をかねた図
４は、図３のＢ−Ｂ′の断面図である。導光板方式面発
光光源１２サと１２ユは取付け位置は異なるが同一構造
のものであり、その構造は図２による前記実施例の導光
板方式面発光光源１と同じなのて構造説明を省略して、
１２サ、１２ユの光源１２ａ１、１２ａ２の位置と導光
板１２ｂ１、１２ｂ２の関係および強い光の方向を示す
矢印ホ、ヘと鏡２２を重点的に示したものである。実施
例２は、ハーフミラーを拡散板兼用として使った導光板
方式面発光光源１２サ、１２ユの矢印ホ、ヘおよび前記
実施例２、図２の矢印イと同様の光となる１２キ（図示
せず）からの光を加えた、三方向からの光によって比較
的暗い所に付けられることが多い洗面台用の姿見鏡を明
るく使い易くしたものである。

【００１８】図５および図６は、本発明の実施例３を示
すもので、図５は全身が写せる縦長の鏡いわゆる姿見と
して使われる姿見鏡の一部切り欠き正面図、図６は図５
のＣ−Ｃ′の断面図である。

【００１９】図５の姿見鏡は、表面にハーフミラーフィ
ルムを張付けた直下光源式面発光光源１３サ、１３ユが
中央の鏡２３を挟むように左右に設けられている。図６
による直下光源式面発光光源１３サは拡散板１３ｃの上
に張付けた表面のハーフミラーフィルム１３ｃイ、熱陰
極管を用いた光源であるランプ１３ａ、反射板１３ｅ、
外装ケース３３によって構成されている。なお、上記１
３サ、１３ユは同構造であるため、１３サにより構造を
説明した。これらの直下光源式面発光光源１３サ、１３
ユは図６により鏡２３に１５°の角度をもってそれぞれ
が向い合うように取付けられており、それぞれが照射す
る光の方向は矢印ト、チ、リおよびト′、チ′、リ′に
よって示されるように鏡２３の中心部前方約１メートル
辺りに光が集まるように配置されているので、明るく立
体感のある対象物像を鏡面上に写し出すことができるの
である。

【００２０】図７乃至図８は、本発明の実施例４を示す
もので、図７は化粧台用の姿見鏡の正面図、図８は図７
のＤ−Ｄ′の断面図である。

【００２１】図７の化粧台用姿見鏡は、三面鏡のように
設定角度可変可能な形状をもち、表面にハーフミラー加
工を施した導光板方式の面発光光源１４ラミ、１４ラシ
が、中心の鏡２４を挟んで左右に配置されている。さら
に図８により、上記１４ラミは２６°で使用中の状態を
示し、一方１４ラシは鏡２４と同一面となる０°から使
用後１８０°に折曲げて仕舞うまでの状態を示す矢印ス
が記入されている。なお、面発光光源１４ラミ、１４ラ
シはほぼ同形なので詳細説明は１４ラミをもって行うも
のとする。面発光光源１４ラミは、２灯の冷陰極管によ
る光源１４ａ１と１４ａ２を両端に備えた導光板１４ｂ
と拡散板兼用のハーフミラー１４ｃとその表面１４ｃ
イ、反射シート１４ｄ、外側ケース３４によって構成さ
れている。

【００２２】光源１４ａ１と１４ａ２の光は導光板１４
ｂの両光源側断面からそれぞれ入射し、導光板１４ｂを
経由して、あるいは導光板１４ｂの底面に設けられた、
光源付近の明るい光は少なく光源から離れるに従って暗
くなる光を多く乱反射して導光板の表面側に放射し、拡
散板の拡散効果と合わせて表面の輝度を均一化するため
の印刷ドットパターン（図示せず）により拡散板兼用の
１４ｃを通り表面１４ｃイより放射される。この光は、
前記図２の光路および矢印に示したように矢印イ、ロの
光が矢印ハ、ニに比べて強いという導光板方式の持つ光
の指向性が２灯の光源の場合、図８オ、オ′により相殺
されて結果的に指向性の少ない柔らかな拡散光となるの
で、本実施例は、面発光光源１４ラミと１４ラシを使用
者個人の好みに角度設定して光を放射させ、姿見鏡前の
対象物を左右のからの柔らかな拡散光に包まれるように
照らし出させて、姿見鏡上に使用者個人の好みに応じた
立体感のある対象物像を写し出すことがでるようにした
ものである。

【００２３】図９は本発明の実施例５を示すもので、実
施例１の姿見鏡の上部中央に赤外線センサーを取付けた
姿見鏡の正面図である。

【００２４】姿見鏡の上部中央に設けられた赤外線セン
サーＸは人間が１．５メートル以内に接近すると導光板
方式の面発光光源１が点灯し、１．５メートルを越す距
離に離れると消灯するように作られている。これにより
実施例１の一見横長の化粧台鏡は人間の接近により上記
の面発光光源を点灯して照明付きの横長鏡に変身する姿
見鏡となり、人間が遠ざかると消灯して元の一見横長の
化粧台鏡に戻るという、本発明の以外性を効果的に演出
する姿見鏡となると共に使用していない時は電気を消す
という経済性を備えた姿見鏡なのである。

【００２５】なお、赤外線センサーを備えて、人間が一
定距離以内に接近すると点灯させ、一定距離外に離れる
と消灯するシステムは上記実施例に限らず本発明のあら
ゆる姿見鏡に適用させるものであり、このシステムを利
用して本発明のハーフミラーを使った姿見鏡の特徴を効
果的に演出するものである。

【００２６】実施例６は、前期実施例４の姿見鏡を使い
照明器具の構造を変えたものである。従って前期実施例
４と重複する所は図示を省略し、以下図１０により片側
の照明器具１６ラミについて説明する。本実施例は光透
過率５０％のハーフミラーフィルムを使用したので、前
期実施例４の照明具１３ラミ、１３ラシに該当する照明
具１６ラミ、１６ラシ（図示せず）は拡散板１３ｃを使
わずに鏡面を上にしたプリズム角９０°のプリズムシー
ト１６ｃｐを使ったものである。図１０の光路ワ、カ、
ヨが示すように鏡面を上にしたプリズムシート１６ｃｐ
は光源１６ｂの光を散らす拡散板の働きをすると共に、
表面側から入射した光は臨界角を越えない限り上記プリ
ズム角により光路タ、レのように全反射する。このよう
にして、通常、単体では使えないような光透過率５０％
のハーフミラーフィルムが、プリズムシート１３ｃｐの
鏡面で補足されて、あたかも光透過率６％のハーフミラ
ーフィルムのように見せる事ができ、さらにランプ点灯
時の明るさは、実施例４に比べて約３０％明るくするこ
とができたのである。

【００２７】

【発明の効果】上述するが如く、本発明の姿見鏡は、照
明を備えて常に明るく、見易く新鮮な姿見鏡を作るもの
である。そのためには、鏡の一部をハーフミラーにして
その裏に光源を設けたもの、あるいは表面にハーフミラ
ーを備えた光源を鏡に隣接させて、非点灯時には普通の
鏡に見えるようにして置き、光源を点灯すると照明付の
鏡となるもの、さらに人間が該姿見鏡の一定距離以内に
接近すると点灯し、一定距離外に離れると消灯する、省
エネルギーシステムを加えて本姿見鏡の以外性を強調し
たものを作り出し、さらにまた、光透過率の高いハーフ
ミラーフィルムに、プリズムシートを組み合わせて、ハ
ーフミラーでありながら美しい鏡面と明るい照明を備え
た使い易い姿見鏡を作る等、前記姿見鏡の新製品の創出
に貢献するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例を示す化粧台用の姿見鏡の
正面図

【図２】上記、図１Ａ−Ａ′の一部切り欠き断面図

【図３】本発明の第２実施例を示す洗面台用の姿見鏡の
正面図

【図４】上記、図３Ｂ−Ｂ′の断面図

【図５】本発明の第３実施例を示す姿見鏡の一部切り欠
き正面図

【図６】上記、図５Ｃ−Ｃ′の断面図

【図７】本発明の第４実施例を示す姿見鏡の正面図

【図８】上記、図７Ｄ−Ｄ′の断面図

【図９】本発明の第４実施例を示す姿見鏡の正面図

【図１０】本発明の第５実施例の照明器具１６ラシの断
面図

【符号の説明】

１、１２サ、１２ユ、１３サ、１３ユ、１４ラミ、１４
ラシ、１６ラサ……………………面発光光源 １ａ、１２ａ１、１２ａ２、１３ａ、１４ａ１、１４ａ
２、１６ａ…ランプ １ｂ、１２ｂ１、１２ｂ２、１４ｂ……導光板 １ｃ、１２ｃ１、１２ｃ２、１３ｃ、１４ｃ……ハーフ
ミラー １ｃイ、１３ｃイ、１４ｃイ…ハーフミラーの表面 １６ｃｐ…プリズムシート １ｄ、１４ｄ……反射シート １３ｅ、１６ｅ…反射板 ２、２２、２３、２４…鏡 ３、３２、３３、３４、３６…裏板 イ、ワ、カ、ヨ、タ、レ………光路 イ、ロ、ハ、ホ、ヘ、ト、チ、リ、ト′、チ′、リ′、
ヌ、ル、オ、ヌ′ル′、オ′、ワ、カ、ヨ、タ、レ……
光の方向を示す矢印

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 美容室や理容室やデパート等の売り場で
   使う業務用の鏡、あるいはホテルや公共施設または家庭
   の化粧代や洗面所などに備えられている顔や姿を見るた
   めの鏡（以下、姿見鏡という。）において、該姿見鏡の
   一部をハーフミラーとなし、該ハーフミラーの裏側に照
   明器具を取り付けることにより、該姿見鏡の一部を鏡兼
   用の照明具とすることを特徴とする姿見鏡。
2. 【請求項２】 請求項１において、表面にハーフミラー
   加工を施した照明器具を該姿見鏡に隣接する同一延長
   面、あるいは同一延長面すなわち０°から６０°までの
   間の任意の角度に定めた、固定角を持つ上記照明器具を
   姿見鏡に隣接して設けることを特徴とする姿見鏡。
3. 【請求項３】 請求項１おいて、表面にハーフミラー加
   工を施し、三面鏡のように設定角可変可能な構造を持つ
   照明器具を、該姿見鏡に隣接して設けることを特徴とす
   る姿見鏡。
4. 【請求項４】 請求項１乃至請求項３において、該姿見
   鏡の一部に取付け、あるいは、該姿見鏡に隣接して赤外
   線センサー等を使った人体感知センサーを取付け、人の
   接近、遠離に合わせて照明器具を点灯あるいは消灯する
   照明器具を備えた鏡兼用の照明器具とすることを特徴と
   する姿見鏡。
5. 【請求項５】 請求項１乃至請求項４において、前記ハ
   ーフミラーの裏に、平滑面を上にしたプリズムシートを
   備えた照明器具を該姿見鏡の一部に取付け、あるいは、
   該姿見鏡に隣接して設けることを特徴とする姿見鏡。