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JPH11307146A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

Info

Publication number
JPH11307146A
JPH11307146A JP10101624A JP10162498A JPH11307146A JP H11307146 A JPH11307146 A JP H11307146A JP 10101624 A JP10101624 A JP 10101624A JP 10162498 A JP10162498 A JP 10162498A JP H11307146 A JPH11307146 A JP H11307146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
cavity
electric wire
base
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10101624A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shirai
浩史 白井
Hiroyuki Okazaki
浩之 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Whitaker LLC
Original Assignee
Whitaker LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Whitaker LLC filed Critical Whitaker LLC
Priority to JP10101624A priority Critical patent/JPH11307146A/ja
Priority to US09/288,605 priority patent/US6099363A/en
Priority to EP99302877A priority patent/EP0951095A3/en
Publication of JPH11307146A publication Critical patent/JPH11307146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/28Clamped connections, spring connections
    • H01R4/50Clamped connections, spring connections utilising a cam, wedge, cone or ball also combined with a screw
    • H01R4/5075Clamped connections, spring connections utilising a cam, wedge, cone or ball also combined with a screw having an uneven wire receiving surface to improve the contact

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧入時にコンタクトに生ずる内部応力の集中
する傾向が小さく、外部との接続作業の際に電線及び接
触部の接触点に変動を与えにくく、且つ製造が比較的容
易なコンタクトを有する電気コネクタを提供すること。 【解決手段】 電気コネクタ1は、電線3と接触する円
弧状の接触面14を有する導電性の第1部材10、並び
に接触部14の自由端近傍30を押圧する押圧部48及
び外部接続部50を有する導電性の第2部材40と、電
線受け面74が形成された第1キャビティ62、及び該
第1キャビティ62と連通する第2キャビティ66を有
する絶縁ハウジング60とからなる。第1部材10を第
1キャビティ62に挿入し、電線3を電線受け面74及
び接触部14の間に配置した状態で第2部材40を第2
キャビティ66に圧入すると、押圧部48が接触部14
の自由端近傍の頂部30を押圧して接触部14を電線3
に弾性接触させる。第1部材10の曲げ量は少ないの
で、発生する内部応力は小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気コネクタ、特
にコイル巻線等の細い電線を成端する電気コネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】被覆電線の被覆を予め剥離することなく
成端する技術として、圧接コンタクトのU字状スロット
に被覆電線を圧入するいわゆる圧接接続が周知である。
しかし、例えばAWG50番線等の極めて細いコイル巻
線を圧接コンタクトに成端する場合、コイル巻線が破断
し易いばかりでなく、コイル巻線の径に対応した狭いス
ロットを圧接コンタクトに形成することが極めて困難で
ある。そこで、本出願人は、図11及び図12に示され
る電気コネクタ100を提案した(特開平10−699
29号公報参照)。
【0003】電気コネクタ100は、キャビティ152
を有する絶縁ハウジング150及びキャビティ152内
に挿入されるコンタクト110からなる。コンタクト1
10は、外部の端子(図示せず)等と接続するための外
部接続部112、絶縁ハウジング150に固定される圧
入固定部114、及び被覆電線3に食い込む鋸歯状接点
116aが形成された弧状の接触部116を有する。圧
入固定部114及び接触部116の間には、第1屈曲部
124及び第2屈曲部126を介して直線的な過渡部1
22が設けられる。コンタクト110が圧入工具172
により下方へ押圧され、コンタクト110の挿入方向に
対して略直交する方向に延びるよう強制されると、図1
2に示されるように接触部116の特に第2屈曲部12
6近傍がキャビティ152の奥のテーパ面160に付勢
される。これにより、コンタクト110及び被覆電線3
間に確実な電気接続が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この電気コネクタ10
0のコンタクト110は、第1屈曲部124及び第2屈
曲部126において曲げ量が多いので、これらの屈曲部
に応力が集中する傾向がある。このため、これら屈曲部
にクラックが発生するおそれがある。また、コンタクト
110は外部接続部112及び接触部116を具備する
一体物であるので、図示されていない外部端子及び外部
接続部112の接続及び接続解除の際に外部接続部11
2に加わる力が直接接触部116に伝わり、電線3及び
接触部116の接触点に変動を与えて接続の信頼性を低
下させるおそれがある。さらに、図12に示される接続
状態において接触部116以外の部分は可撓性に乏しい
ので、例えば第1及び第2屈曲部124、126間の水
平方向の寸法の許容差は小さい。これに対応して、ハウ
ジング150のキャビティ152の水平方向の寸法管理
も厳しくしなければならないので、ハウジング150の
製造が容易ではないという問題がある。
【0005】従って、本発明は、上述の問題を解決する
電気コネクタ、即ち圧入時にコンタクトに生ずる内部応
力の集中する傾向が小さく、外部との接続作業の際に電
線及び接触部の接触点に変動を与えにくく、且つ製造が
比較的容易なコンタクトを有する電気コネクタを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気コネクタ
は、電線受け面が形成された第1キャビティ、及び該第
1キャビティと連通する第2キャビティを有する絶縁ハ
ウジングと、前記第1キャビティ内に圧入される基部、
及び該基部の一端に設けられ前記電線受け面との対向面
が凸となる円弧状の接触部を有する導電性の第1部材
と、前記第2キャビティ内に圧入される基部、該基部に
設けられた押圧部、及び前記基部の一端に設けられた外
部接続部を有する導電性の第2部材とを具備し、電線を
前記電線受け面及び前記接触部の前記対向面の間に配置
した状態で、前記押圧部が前記対向面とは反対側の前記
接触部の自由端近傍を押圧して前記接触部を前記電線に
弾性接触させることを特徴とする。
【0007】前記第1部材の前記接触部の前記自由端近
傍に、前記対向面とは逆向きに凸となる円弧状面を形成
するのが好ましい。
【0008】また、前記第2部材に、前記第1部材の前
記基部を支持する支持アームを設けるのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の電気コネクタの好適実施形態について詳細に説明す
る。図1は、本発明の電気コネクタの一実施形態に用い
られる第1部材を示す斜視図である。図2は、本発明の
電気コネクタの一実施形態に用いられる第2部材を示す
斜視図である。図3は、本発明の電気コネクタの一実施
形態に用いられるハウジングを示す斜視図である。図4
ないし図9は、本発明の電気コネクタの一実施形態と電
線との接続工程を示す縦断面図である。
【0010】図1ないし図3において、本発明の電気コ
ネクタ1(図9参照)は、エナメル等の被覆が施された
被覆電線3と接触する第1部材10、この第1部材10
を被覆電線3に向けて押圧する第2部材40、並びに第
1部材10及び第2部材40を収容するハウジング60
からなる。
【0011】図1に示される第1部材10は、好適には
燐青銅又はベリリウム銅等の高弾性を有する銅合金板を
打抜き加工及び曲げ加工して形成される。第1部材10
は、平坦な一面12aを有する基部12と、この基部1
2の一端側に設けられ、被覆電線3と接続するための接
触部14とを有する。基部12の両側面には1対のバー
ブ(逆刺)16、16が形成されている。第1部材10
をハウジング60の第1キャビティ62(図3参照)内
に挿入する際に、これらバーブ16、16が第1キャビ
ティ62の内壁64に食い込むことにより、第1部材1
0が第1キャビティ62内に保持される。基部12の他
端には略平坦な工具当接面20が形成されている。基部
12の一面12aとは反対側の他面12bから工具当接
面20にかけて、後述する第2部材40の支持アーム5
2との係合を容易にする導入テーパ溝22が形成されて
いる。
【0012】接触部14は、縦断面が緩やかな略S字状
の第1屈曲部24によって基部12の一面12aからオ
フセットされており、一面14a側が凸の緩やかな略円
弧状に形成されている。第1屈曲部24は、可撓性を増
大させるために接触部14の他の部位よりも幅狭に寸法
設定されている。接触部14の一面14aの中間部に
は、電線3の被覆を突き破って電線3の導体と接触する
ための多数の鋸歯状接点(セレーション)26が形成さ
れている。鋸歯状接点26は、引っ掻き(dragging)に
よって形成するのが一般的であるが、スタンピング(打
抜き)によっていわゆるバリを形成し、このバリを接点
としてもよい。接触部14の自由端近傍には、縦断面が
略S字状の第2屈曲部28が設けられている。接触部他
面14b側の第2屈曲部28の頂部30は、一面14a
とは逆向きに凸となる円弧状に形成され、後述するよう
に第2部材40に押圧される力点となる。頂部30が円
弧状に形成されることにより、第2部材40の押圧部4
8(図2参照)との係合を円滑にする。第2屈曲部28
の自由端には略V字状の切欠き32が形成されている。
この切欠き32は、第2部材40のハウジング60への
圧入時において電線3を案内する。切欠き32の形状は
V字状等の他の形状でもよい。
【0013】図2に示される第2部材40は、第1部材
10と同等以上の導電性を有する銅合金板を打抜き加工
及び曲げ加工して形成される。第2部材40は、平板状
の基部42、この基部42の一端44近傍の屈曲部46
で約180°曲げされて基部42に沿って延びる押圧部
48、及び基部42の他端に設けられて外部のコンタク
ト等と接続する外部接続部50を有する。基部42に
は、鋭角曲げされて側方に延びる支持アーム52が設け
られている。基部42の一端44の両側にはハウジング
60の第2キャビティ66の内壁68(図4参照)に食
い込むバーブ54、54が突出形成されている。基部4
2の略中央両側にはハウジング60の第2キャビティ6
6の別の内壁70(図6参照)に食い込むランス56、
56が切り起こしにより形成されている。押圧部48
は、その頂面である押圧面48aが基部42の一面42
aからオフセットされている。外部接続部50は、本実
施形態において断面矩形のポストであるが、断面円形の
ポスト、ファストン(登録商標)端子(一般的には平型
接続端子)、圧着バレル又はばね片等の公知のいかなる
接続手段であってもよい。
【0014】図3及び図4に示されるハウジング60
は、好適にはガラス繊維入りPBT等の絶縁材料で成形
され、図示していないモータ又はコイルボビンのハウジ
ングと一体的に形成されるか、あるいは単体で形成され
る。ハウジング60は、全体が略直方体状であり、第1
部材10を受容する第1キャビティ62及び第2部材4
0を受容する第2キャビティ66、並びに第1及び第2
キャビティ62、66を互いに連通する幅狭の中間キャ
ビティ72を有する。また、ハウジング60の第1キャ
ビティ62側の内側壁74に第1電線受容スロット78
が、第2キャビティ66側の内側壁76には第2電線受
容スロット80がそれぞれ形成されている。内側壁74
は電線3の受け面を、内側壁76は第2部材40の受け
面を、それぞれ構成する。第2スロット80は第1スロ
ット78よりも長い。第2スロット80の下端近傍に
は、余長電線3を巻き付けておくポスト82が突出して
設けられている。第1キャビティ62の下方側の延長線
上には、第1部材10及び電線3の接続が確実に達成で
きたか否かを目視確認できる透孔84が形成されてい
る。また、第2キャビティ66の下端には、第2部材4
0先端の屈曲部46を受容する逃げ穴86が形成されて
いる。逃げ穴86はハウジング60を貫通しなくてもよ
い。
【0015】次に、図4ないし図9を参照して電気コネ
クタ1と電線3との相互接続工程を説明する。まず、図
4において、コイルボビン(図示せず)等から延びる電
線3の先端部分をハウジング60のポスト82の周囲に
予め巻き付け、電線3を第1及び第2スロット78、8
0に通した状態でハウジング60に固定する。次に、第
1圧入工具90の第1部分91及び第2部分92によ
り、第1部材10を挟持する。
【0016】続いて、図5に示すように、第1部材10
の基部12の肩部34(図1参照)が第1キャビティ6
2のストッパ面88(図4参照)に当接するまで、ハウ
ジング60の第1キャビティ62内に第1部材10を挿
入する。第1部材10の挿入の際、電線3は、第1部材
10の切欠き32に案内されると共に接触部14の一面
14aに略沿って配置される。なお、図5に示される状
態では、第1部材10の第1屈曲部24が基部12から
オフセットしていることにより、接触部14がハウジン
グ60の電線受け面74から電線3の直径以上離れてお
り、しかも鋸歯状接点26(図1参照)が電線3に負荷
を与えないので、第1部材10により電線3が切断され
ない。
【0017】次に、図6に示されるように、第2圧入工
具94の第1部分95及び第2部分96により第2部材
40を挟持した状態で、第2部材40をハウジング60
の第2キャビティ66内に挿入する。なお、第2圧入工
具94は切断刃97と一体的に移動する。
【0018】第2圧入工具94による第2部材40の挿
入を続行すると、図7に示されるように第2部材40の
屈曲部46が第1部材10の頂部30に接触すると略同
時に、切断刃97が電線3に食い込み、続いて図8に示
されるように電線3及びポスト82を切断する。このた
め、電線3は、第2部材40の下降により無理に切断さ
れることはない。第2部材40の屈曲部46が第1部材
10の頂部30に接触すると、第1部材10の第2屈曲
部28をハウジング60の電線受け面74に向かって押
圧する。
【0019】第2圧入工具94による第2部材40の押
下を続行すると、第2部材40の押圧部48が頂部30
を乗り越え、図9に示されるように頂部30及び押圧部
48が係合する。この係合状態においては、幅狭に形成
されたことにより可撓性が増大した第1部材10の第1
屈曲部24が弾性変形すると共に第1部材10の接触部
14が略直線状に弾性変形することにより、電線3を第
1部材10の接触部14及びハウジング60の電線受け
面74間に挟持する。第1部材10の基部12の下端
(基部12及び第1屈曲部24の間)を支点とし、頂部
30を力点とすると、接触部14の鋸歯状接点26を作
用点とみなすことができる。このため、梃子の原理によ
り、鋸歯状接点26によって電線3に加えられる荷重は
極めて大きいものになる。加えて、第2部材40の支持
アーム52が第1部材10の基部12の他面12bを支
持するので、第1部材10の頂部30及び第2部材40
の押圧部48の係合によって生ずるモーメントにより第
1部材10の基部12側がハウジング60の内側壁74
から離反するのを防止し、鋸歯状接点26の接触圧を確
保する。従って、電線3及び第1部材10間の接続の信
頼性が高い。
【0020】接触部14の一面14aからの鋸歯状接点
26の突出高さは電線3の直径より十分小さく、且つ接
触部14の先端は電線3の軸に対して略直交する方向に
移動する軌跡を描くので、第1部材10の変形による電
線3の切断のおそれはない。また、切断刃97により切
断された電線3の端部は、第1部材10の切欠き32に
より案内されるので、図9に示される最終状態では電線
受け面74及び接触部14間に適切に配置される。前述
の通り、電線受け面74及び接触部14間に電線3が適
切に配置されたか否かは、透孔84から確認できる。
【0021】本発明では、第1部材10及び第2部材4
0のいずれにおいても曲げ量が比較的少なく、弾性領域
を超えることはないので、信頼性の高い接続が得られ
る。また、第1部材10の接触部14は円弧状に形成さ
れて十分な可撓性を有するので、ハウジング60のキャ
ビティの水平方向の寸法許容差を厳しくする必要はな
い。さらに、第1部材10及び第2部材40をハウジン
グ60のキャビティの底面に突き当てる構造をとってい
ないので、ハウジング60に高い強度を必要としない。
また、外部接続部50が、電線3と接触する第1部材1
0ではなく第2部材40に設けられているので、外部の
端子等と接続又は接続解除の際に加わる力によって鋸歯
状接点26及び電線3の接触点が変動するおそれが極め
て少ない。さらに、第2部材40の支持アーム52によ
り第1部材10が支持され、ハウジング60の内側面7
4からの基部12の離反を防止している。このため、さ
らに接続の高信頼性に寄与している。
【0022】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明は上述の実施形態に限定することな
く、必要に応じて種々の変形、変更が可能であることは
勿論である。例えば、第2部材40の押圧部48を約1
80°曲げの屈曲部46によって形成することなく、図
10に示されるように絞り加工又はエンボス加工によっ
て基部42’からオフセットする押圧部48’を形成し
てもよい。この場合、180°曲げのような曲げ量の多
い曲げ工程が伴わないので、第2部材40’を形成する
プレス金型を複雑にせず、且つ第2部材40’の製造が
容易であるという利点がある。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係る電気コネクタによれば、
第1及び第2部材のいずれにおいても曲げ量が比較的少
なく、弾性領域を超えることはないので、過大な内部応
力を発生させることがない。このため、コンタクトであ
る第1及び第2部材にクラックが生ずるおそれが極めて
小さい。また、外部接続部が電線と接触する第1部材で
はなく第2部材に設けられているので、外部の端子等と
接続又は接続解除の際に加わる力によって鋸歯状接点及
び電線の接触点が変動するおそれが極めて少ないので、
信頼性の高い接続が得られる。さらに、第1部材の接触
部は円弧状に形成されて十分な可撓性を有するので、ハ
ウジングのキャビティの水平方向の寸法許容差を厳しく
する必要はないという利点がある。
【0024】請求項2に係る電気コネクタによれば、第
1部材の接触部の自由端近傍に、接触部の対向面とは逆
向きに凸となる円弧状面を形成したので、第1部材の接
触部の自由端近傍を押圧するための第2部材の挿入が円
滑になるという利点がある。
【0025】請求項3に係る電気コネクタによれば、第
2部材に、前記第1部材の前記基部を支持する支持アー
ムを設けたので、この支持アームにより第1部材が支持
され、ハウジングの電線受け面からの第1部材の基部の
離反を防止している。このため、さらに接続の高信頼性
に寄与する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気コネクタの一実施形態に用いられ
る第1部材を示す斜視図である。
【図2】本発明の電気コネクタの一実施形態に用いられ
る第2部材を示す斜視図である。
【図3】本発明の電気コネクタの一実施形態に用いられ
るハウジングを示す斜視図である。
【図4】本発明の電気コネクタの一実施形態と電線との
接続工程を示し、第1部材が挿入される前の状態を示す
縦断面図である。
【図5】本発明の電気コネクタの一実施形態と電線との
接続工程を示し、第1部材の挿入途中の状態を示す縦断
面図である。
【図6】本発明の電気コネクタの一実施形態と電線との
接続工程を示し、第2部材が挿入される前の状態を示す
縦断面図である。
【図7】本発明の電気コネクタの一実施形態と電線との
接続工程を示し、第2部材の挿入途中の状態を示す縦断
面図である。
【図8】本発明の電気コネクタの一実施形態と電線との
接続工程を示し、第2部材の挿入途中の状態を示す縦断
面図である。
【図9】本発明の電気コネクタの一実施形態と電線との
接続工程を示し、第1部材及び電線の接続完了状態を示
す縦断面図である。
【図10】本発明の電気コネクタの別の実施形態の第2
部材の先端部を示す左側面図である。
【図11】従来の電気コネクタのコンタクトの挿入途中
の状態を示す縦断面図である。
【図12】従来の電気コネクタのコンタクト及び電線の
接続完了状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 電気コネクタ 3 電線 10 第1部材 12 基部 14 接触部 30 頂部(円弧状面) 40 第2部材 42 基部 48 押圧部 50 外部接続部 52 支持アーム 60 ハウジング 62 第1キャビティ 66 第2キャビティ 74 内側面(電線受け面)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線受け面が形成された第1キャビティ、
    及び該第1キャビティと連通する第2キャビティを有す
    る絶縁ハウジングと、 前記第1キャビティ内に圧入される基部、及び該基部の
    一端に設けられ前記電線受け面との対向面が凸となる円
    弧状の接触部を有する導電性の第1部材と、 前記第2キャビティ内に圧入される基部、該基部に設け
    られた押圧部、及び前記基部の一端に設けられた外部接
    続部を有する導電性の第2部材とを具備し、 電線を前記電線受け面及び前記接触部の前記対向面の間
    に配置した状態で、前記押圧部が前記対向面とは反対側
    の前記接触部の自由端近傍を押圧して前記接触部を前記
    電線に弾性接触させることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】前記第1部材の前記接触部の前記自由端近
    傍に、前記対向面とは逆向きに凸となる円弧状面を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 【請求項3】前記第2部材に、前記第1部材の前記基部
    を支持する支持アームを設けたことを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の電気コネクタ。
JP10101624A 1998-04-14 1998-04-14 電気コネクタ Pending JPH11307146A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10101624A JPH11307146A (ja) 1998-04-14 1998-04-14 電気コネクタ
US09/288,605 US6099363A (en) 1998-04-14 1999-04-08 Electrical connector
EP99302877A EP0951095A3 (en) 1998-04-14 1999-04-13 Electrical connector

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