JPH1125154A - Cadシステム - Google Patents
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- JPH1125154A JPH1125154A JP9195245A JP19524597A JPH1125154A JP H1125154 A JPH1125154 A JP H1125154A JP 9195245 A JP9195245 A JP 9195245A JP 19524597 A JP19524597 A JP 19524597A JP H1125154 A JPH1125154 A JP H1125154A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- cad
- test point
- dead space
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インサーキットテスタ用テストポイントのデ
ッドスペースを表示しながらプリント配線板設計を可能
にし、また、設置したテストポイントの整合性を検証す
る処理を行う。 【解決手段】 キーボード4から部品外形情報、部品取
付孔及びランド情報、インサーキットテスタ用テストポ
イント位置禁止エリア(デッドスペース)情報等が入力
されると、CPU1は、前記情報により部品データを作
成して部品シンボル情報マスタファイル2に記憶し、ま
た、キーボード4からプリント配線板外形情報が入力さ
れると、プリント配線板設計データを作成し、CADデ
ータファイル3に記憶し、キーボード4から入力された
出力命令により部品シンボル情報マスタファイル2、C
ADデータフアィル3及び整合性検証結果を、ディスプ
レイ5に表示させる。
ッドスペースを表示しながらプリント配線板設計を可能
にし、また、設置したテストポイントの整合性を検証す
る処理を行う。 【解決手段】 キーボード4から部品外形情報、部品取
付孔及びランド情報、インサーキットテスタ用テストポ
イント位置禁止エリア(デッドスペース)情報等が入力
されると、CPU1は、前記情報により部品データを作
成して部品シンボル情報マスタファイル2に記憶し、ま
た、キーボード4からプリント配線板外形情報が入力さ
れると、プリント配線板設計データを作成し、CADデ
ータファイル3に記憶し、キーボード4から入力された
出力命令により部品シンボル情報マスタファイル2、C
ADデータフアィル3及び整合性検証結果を、ディスプ
レイ5に表示させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板設
計用CADシステムに関するものである。
計用CADシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板の品質確保のためには、
部品組み込み完了後にインサーキットテスタにて基板加
工及び部品組み込みの検証を行うことが肝要であるが、
そのためには、プリント配線板上にインサーキットテス
タ用治具のプローブを接触させるポイント、すなわちテ
ストポイントが必要である。
部品組み込み完了後にインサーキットテスタにて基板加
工及び部品組み込みの検証を行うことが肝要であるが、
そのためには、プリント配線板上にインサーキットテス
タ用治具のプローブを接触させるポイント、すなわちテ
ストポイントが必要である。
【0003】前記テストポイントは、プリント配線板設
計過程で設ける必要があるため設計者の知識や経験、及
び設計納期等の問題により有効な箇所に設置できない場
合があり、その場合は、プリント配線板上の配線パター
ンを切り返すバイアホールを検索し利用したり、プロー
ブを通常より高価な細いものにして部品のリードに直接
接触させるようにしたりしていた。この場合、治具作成
の工数及び費用の高騰を招く。
計過程で設ける必要があるため設計者の知識や経験、及
び設計納期等の問題により有効な箇所に設置できない場
合があり、その場合は、プリント配線板上の配線パター
ンを切り返すバイアホールを検索し利用したり、プロー
ブを通常より高価な細いものにして部品のリードに直接
接触させるようにしたりしていた。この場合、治具作成
の工数及び費用の高騰を招く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の場合、前記テストポイントをインサーキットテ
スタ上有効な箇所に設けるには、プリント配線板設計過
程で設けなければならず、設計者にはインサーキットテ
スタに関する知識と経験が必要であるが、それらが不足
していると、使用できないような箇所に設け、また、そ
れらのテストポイントがインサーキットテスタに真に有
効であるかの検証ができず、一方、全てのテストポイン
トを有効な箇所に設けようとしたあまりに、設計効率の
低下から設計納期遅延を招く場合があるという問題点が
あった。
た従来の場合、前記テストポイントをインサーキットテ
スタ上有効な箇所に設けるには、プリント配線板設計過
程で設けなければならず、設計者にはインサーキットテ
スタに関する知識と経験が必要であるが、それらが不足
していると、使用できないような箇所に設け、また、そ
れらのテストポイントがインサーキットテスタに真に有
効であるかの検証ができず、一方、全てのテストポイン
トを有効な箇所に設けようとしたあまりに、設計効率の
低下から設計納期遅延を招く場合があるという問題点が
あった。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、テストポイ
ントのデッドスペースを表示しながらプリント配線板設
計を可能にし、また、CADデータ上に設けたテストポ
イントとデッドスペースとの整合性の検証を可能にした
CADシステムを提供することにある。
たものであって、その目的とするところは、テストポイ
ントのデッドスペースを表示しながらプリント配線板設
計を可能にし、また、CADデータ上に設けたテストポ
イントとデッドスペースとの整合性の検証を可能にした
CADシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係わるCADシステムは、部品
の外形寸法、この部品を組み込むためにプリント配線板
上に設けられる部品取付穴及びランドの位置及び形状寸
法等の情報を、複数の層構成によって入力すると共に、
特定の層に、前記部品の周囲に存在する、インサーキッ
トテスタ用テストポイント位置禁止エリアであるデッド
スペースを入力するためのデータ入力手段と、このデー
タ入力手段により入力された部品データを記憶する記憶
手段と、この記憶手段により記憶された部品データを出
力させる出力命令を入力するための操作手段と、この操
作手段により入力された命令にしたがって、前記記憶手
段から部品データを読みだし、部品データ内のデッドス
ペースとCADデータ中のテストポイントの整合性検証
処理を行う制御手段と、前記部品データ、CADデータ
及び前記制御手段により整合性を検証した結果を出力す
る出力手段を備えることを特徴とするものである。
めに、請求項1の発明に係わるCADシステムは、部品
の外形寸法、この部品を組み込むためにプリント配線板
上に設けられる部品取付穴及びランドの位置及び形状寸
法等の情報を、複数の層構成によって入力すると共に、
特定の層に、前記部品の周囲に存在する、インサーキッ
トテスタ用テストポイント位置禁止エリアであるデッド
スペースを入力するためのデータ入力手段と、このデー
タ入力手段により入力された部品データを記憶する記憶
手段と、この記憶手段により記憶された部品データを出
力させる出力命令を入力するための操作手段と、この操
作手段により入力された命令にしたがって、前記記憶手
段から部品データを読みだし、部品データ内のデッドス
ペースとCADデータ中のテストポイントの整合性検証
処理を行う制御手段と、前記部品データ、CADデータ
及び前記制御手段により整合性を検証した結果を出力す
る出力手段を備えることを特徴とするものである。
【0007】かかる構成により、プリント配線板設計者
が、その設計過程において、部品のデッドスペースが容
易に確認できるため、テストポイントの設置も容易にな
り、また、それらテストポイント及びプログラム等を用
いて自動発生させたテストポイントの整合性を容易に検
証しながらプリント配線板設計を行うことができる。
が、その設計過程において、部品のデッドスペースが容
易に確認できるため、テストポイントの設置も容易にな
り、また、それらテストポイント及びプログラム等を用
いて自動発生させたテストポイントの整合性を容易に検
証しながらプリント配線板設計を行うことができる。
【0008】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係わるCADシステムは、請求項1に記載
のCADシステムにおいて、前記データ入力手段の前記
特定の層をインサーキットテスター用テストポイントを
設置することを禁止するデッドスペースデータ層とし、
入力後、記憶させた。
項2の発明に係わるCADシステムは、請求項1に記載
のCADシステムにおいて、前記データ入力手段の前記
特定の層をインサーキットテスター用テストポイントを
設置することを禁止するデッドスペースデータ層とし、
入力後、記憶させた。
【0009】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得る。
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得る。
【0010】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係わるCADシステムは、請求項1又は請
求項2に記載のCADシステムにおいて、前記部品デー
タ内のデッドスペースを表示させる。
項3の発明に係わるCADシステムは、請求項1又は請
求項2に記載のCADシステムにおいて、前記部品デー
タ内のデッドスペースを表示させる。
【0011】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、部
品データ内のデッドスペースを表示することにより、設
計作業時のテストポイント設置に際し、その設置場所が
容易に判断できて、設計作業の効率向上が図れる。
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、部
品データ内のデッドスペースを表示することにより、設
計作業時のテストポイント設置に際し、その設置場所が
容易に判断できて、設計作業の効率向上が図れる。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係わるCADシステムは、請求項1又は請
求項2又は請求項3に記載のCADシステムにおいて、
前記部品データ内のデッドスペースと、前記CADデー
タ上に設けた前記テストポイントに関し、プログラムを
使用して整合性検証処理を行う。
項4の発明に係わるCADシステムは、請求項1又は請
求項2又は請求項3に記載のCADシステムにおいて、
前記部品データ内のデッドスペースと、前記CADデー
タ上に設けた前記テストポイントに関し、プログラムを
使用して整合性検証処理を行う。
【0013】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、処
理開始後、CADデータ上に設置された全てのテストポ
イントについて、近傍の部品データ内のデッドスペース
に包含または接触していないかの整合性を検証すること
ができる。
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、処
理開始後、CADデータ上に設置された全てのテストポ
イントについて、近傍の部品データ内のデッドスペース
に包含または接触していないかの整合性を検証すること
ができる。
【0014】また、上記の目的を達成するために、請求
項5の発明に係わるCADシステムは、請求項1又は請
求項2又は請求項3又は請求項4に記載のCADシステ
ムにおいて、前記整合性検証処理上で整合性エラーとな
った前記テストポイントに関し、前記CADデータ上の
該当する箇所にエラーマークを付与し、その表示を行
う。
項5の発明に係わるCADシステムは、請求項1又は請
求項2又は請求項3又は請求項4に記載のCADシステ
ムにおいて、前記整合性検証処理上で整合性エラーとな
った前記テストポイントに関し、前記CADデータ上の
該当する箇所にエラーマークを付与し、その表示を行
う。
【0015】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、万
一、整合性エラーが有った場合は、CADデータ上の該
当するテストポイントにエラーマーク付与を行い、エラ
ー箇所の発見を容易にすることで後の修正作業を円滑に
行えるようになる。
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、万
一、整合性エラーが有った場合は、CADデータ上の該
当するテストポイントにエラーマーク付与を行い、エラ
ー箇所の発見を容易にすることで後の修正作業を円滑に
行えるようになる。
【0016】また、上記の目的を達成するために、請求
項6の発明に係わるCADシステムは、請求項1又は請
求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5に記載の
CADシステムにおいて、前記整合性エラーとなったテ
ストポイント群に関し、エラー箇所の前記CADデータ
上の座標、予めテストポイントに名称が付与されている
場合は、その名称及びエラー対象となったデッドスペー
スを含んだ部品の名称等の一覧表を出力する。
項6の発明に係わるCADシステムは、請求項1又は請
求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5に記載の
CADシステムにおいて、前記整合性エラーとなったテ
ストポイント群に関し、エラー箇所の前記CADデータ
上の座標、予めテストポイントに名称が付与されている
場合は、その名称及びエラー対象となったデッドスペー
スを含んだ部品の名称等の一覧表を出力する。
【0017】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、前
記テストポイントの整合性検証処理の整合性エラーテス
トポイント群の一覧表を、ディスプレイに表示させるこ
とにより、この一覧表によりプロッター等で出力した図
面からでもエラー箇所の確認が容易に行えるようにな
る。
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、前
記テストポイントの整合性検証処理の整合性エラーテス
トポイント群の一覧表を、ディスプレイに表示させるこ
とにより、この一覧表によりプロッター等で出力した図
面からでもエラー箇所の確認が容易に行えるようにな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に基づ
くCADシステムの構成を示すブロック図である。
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に基づ
くCADシステムの構成を示すブロック図である。
【0019】図1において、1は部品データやプリント
配線板外形情報及び配線パターン情報等からCADデー
タを作成し、また、各種プログラムを制御するCPUで
ある。2はCPU1によって作成された部品データを登
録しておく部品シンボル情報マスタフアイルであり、3
はCPU1によって作成されたCADデータを記憶する
CADデータフアイルである。4はCPU1において各
種データを作成する際に部品外形情報、プリント配線板
外形情報、配線パターン情報を、また各種の命令を入力
するためのキーボードである。5はCPU1において作
成された部品データやCADデータを画像表示するデイ
スプレイである。
配線板外形情報及び配線パターン情報等からCADデー
タを作成し、また、各種プログラムを制御するCPUで
ある。2はCPU1によって作成された部品データを登
録しておく部品シンボル情報マスタフアイルであり、3
はCPU1によって作成されたCADデータを記憶する
CADデータフアイルである。4はCPU1において各
種データを作成する際に部品外形情報、プリント配線板
外形情報、配線パターン情報を、また各種の命令を入力
するためのキーボードである。5はCPU1において作
成された部品データやCADデータを画像表示するデイ
スプレイである。
【0020】なお、CPU1は、部品データ及びCAD
データ作成手段、各種プログラムを制御する制御手段に
該当し、部品シンボル情報マスタフアイル2及びCAD
データフアイル3は記憶手段である。また、キーボード
4は各情報入力手段及び各命令操作手段に該当し、デイ
スプレイ5は部品データ及びCADデータ等を画像表示
する出力手段に該当する。
データ作成手段、各種プログラムを制御する制御手段に
該当し、部品シンボル情報マスタフアイル2及びCAD
データフアイル3は記憶手段である。また、キーボード
4は各情報入力手段及び各命令操作手段に該当し、デイ
スプレイ5は部品データ及びCADデータ等を画像表示
する出力手段に該当する。
【0021】次に、上記のような構成を有する本発明の
CADシステムの動作について説明する。まず、プリン
ト配線板設計に先立って、部品シンボル情報マスタフア
イル2に、プリント配線板に実装される各種の部品の部
品データを登録する。
CADシステムの動作について説明する。まず、プリン
ト配線板設計に先立って、部品シンボル情報マスタフア
イル2に、プリント配線板に実装される各種の部品の部
品データを登録する。
【0022】キーボード4から部品の形状寸法、その部
品を組み込むためにプリント配線板上に設けられる取付
穴及びランドの位置及び形状寸法、部品の周囲のデッド
スペース等の情報が入力されると、CPU1は、入力さ
れた情報に基づいて部品データを作成し、この部品デー
タを部品シンボル情報マスタフアイル2に記憶する。
品を組み込むためにプリント配線板上に設けられる取付
穴及びランドの位置及び形状寸法、部品の周囲のデッド
スペース等の情報が入力されると、CPU1は、入力さ
れた情報に基づいて部品データを作成し、この部品デー
タを部品シンボル情報マスタフアイル2に記憶する。
【0023】次に、キーボード4から、これから設計す
るプリント配線板の外形形状を入力すると、CPU1
は、入力されたプリント配線板外形の形状寸法情報に基
づいて、プリント配線板の外形を示すプリント配線板外
形データを作成し、ディスプレイ5に画像表示する。な
お、前記部品データ作成時についても同様の表示を行
う。
るプリント配線板の外形形状を入力すると、CPU1
は、入力されたプリント配線板外形の形状寸法情報に基
づいて、プリント配線板の外形を示すプリント配線板外
形データを作成し、ディスプレイ5に画像表示する。な
お、前記部品データ作成時についても同様の表示を行
う。
【0024】設計者が、ディスプレイ5のプリント配線
板外形データが表示された画面をみながら、部品の実装
位置を決め、キーボード4から部品の種類と位置情報に
よる部品配置命令を入力すると、CPU1は、指定され
た部品データを部品シンボル情報マスタフアイル2から
読み出し、プリント配線板外形データ上の指定された位
置に配置された状態のCADデータをディスプレイ5に
画像表示させる。
板外形データが表示された画面をみながら、部品の実装
位置を決め、キーボード4から部品の種類と位置情報に
よる部品配置命令を入力すると、CPU1は、指定され
た部品データを部品シンボル情報マスタフアイル2から
読み出し、プリント配線板外形データ上の指定された位
置に配置された状態のCADデータをディスプレイ5に
画像表示させる。
【0025】続いて、設計者がディスプレイ5に表示さ
れた前記設計中のCADデータについて、キーボード4
より配線パターン情報、パターン経由のバイアホール情
報及びテストパット情報等の入力命令を行うと、CPU
1は、入力された情報によりCADデータへ登録を行
い、登録後のデータをディスプレイ5に画像表示させ
る。
れた前記設計中のCADデータについて、キーボード4
より配線パターン情報、パターン経由のバイアホール情
報及びテストパット情報等の入力命令を行うと、CPU
1は、入力された情報によりCADデータへ登録を行
い、登録後のデータをディスプレイ5に画像表示させ
る。
【0026】設計者は、このように前記部品配置命令及
び配線パターン入力命令を繰り返すことによるプリント
配線板設計を行い、CADデータを完成させる。なお、
設計完了及び設計中のCADデータは必要に応じてCA
Dデータファイル3に記憶させることができる。
び配線パターン入力命令を繰り返すことによるプリント
配線板設計を行い、CADデータを完成させる。なお、
設計完了及び設計中のCADデータは必要に応じてCA
Dデータファイル3に記憶させることができる。
【0027】上記のように設計されたプリント配線板上
に組み込まれた部品と、インサーキットテスタ用治具に
備えられているポローブとの位置関係を図2に示す。こ
の場合、プリント配線板8上の配線パターン11にはテ
ストポイント12が設けてあり、それをインサーキット
テスタ用治具のポローブ10で接触させようとした場
合、その形状により挿入実装型部品9と干渉する部分A
ができてしまう。すなわち、挿入実装型部品9の周囲に
はインサーキットテスタ用テストポイント位置禁止エリ
アであるデッドスペースBが存在する。
に組み込まれた部品と、インサーキットテスタ用治具に
備えられているポローブとの位置関係を図2に示す。こ
の場合、プリント配線板8上の配線パターン11にはテ
ストポイント12が設けてあり、それをインサーキット
テスタ用治具のポローブ10で接触させようとした場
合、その形状により挿入実装型部品9と干渉する部分A
ができてしまう。すなわち、挿入実装型部品9の周囲に
はインサーキットテスタ用テストポイント位置禁止エリ
アであるデッドスペースBが存在する。
【0028】一方、プリント配線板8に実装されている
表面実装型部品13のリード14について、プローブ1
5、16、17を接触させようとした場合、表面実装型
部品13のリードピッチがプローブ15、16、17の
形状より狭い場合に、プローブ同士が干渉する部分Cが
できてしまう。すなわち、表面実装型部品13の周囲に
はデッドスペースDが存在する。
表面実装型部品13のリード14について、プローブ1
5、16、17を接触させようとした場合、表面実装型
部品13のリードピッチがプローブ15、16、17の
形状より狭い場合に、プローブ同士が干渉する部分Cが
できてしまう。すなわち、表面実装型部品13の周囲に
はデッドスペースDが存在する。
【0029】このようなプリント配線板に実装される部
品(挿入実装型部品9、表面実装型部品13)の外形寸
法及び形状により、その部品とプローブ10との干渉で
テストポイント12を設けても、プローブ10が接触で
きなかったり、また、部品の実装形態により、その部品
全てのリード14にプローブ15、16、17が直接接
触できないというデッドスペースB、Cを、部品データ
の特定の層に入力し、入力後、記憶させている。
品(挿入実装型部品9、表面実装型部品13)の外形寸
法及び形状により、その部品とプローブ10との干渉で
テストポイント12を設けても、プローブ10が接触で
きなかったり、また、部品の実装形態により、その部品
全てのリード14にプローブ15、16、17が直接接
触できないというデッドスペースB、Cを、部品データ
の特定の層に入力し、入力後、記憶させている。
【0030】このことは、請求項2に係る発明の要点で
あり、前記データ入力手段の前記特定の層をインサーキ
ットテスター用テストポイントを設置することを禁止す
るデッドスペースデータ層とし、入力後、記憶手段に記
憶させる。
あり、前記データ入力手段の前記特定の層をインサーキ
ットテスター用テストポイントを設置することを禁止す
るデッドスペースデータ層とし、入力後、記憶手段に記
憶させる。
【0031】挿入実装型部品9と、その回りに存在する
デッドスペースBをディスプレイ5に画像表示させた状
態を図3に示す。また、表面実装型部品13のリード1
4と、その回りに存在するデッドスペースDをディスプ
レイ5に画像表示させた状態を図4に示す。
デッドスペースBをディスプレイ5に画像表示させた状
態を図3に示す。また、表面実装型部品13のリード1
4と、その回りに存在するデッドスペースDをディスプ
レイ5に画像表示させた状態を図4に示す。
【0032】このように前記部品データ内のデッドスペ
ースB、Dを表示させることは請求項3の発明の要点で
ある。
ースB、Dを表示させることは請求項3の発明の要点で
ある。
【0033】図5はテストポイントの整合性検証処理の
フローチャートを示し、設計、さらにテストポイント設
置完了後のCADデータについて行う。処理開始後(ス
テップS21)、CADデータ上に設置された全てのテ
ストポイントについて、近傍の部品データ内のデッドス
ペースに包含または接触していないかの整合性を検証す
る(ステップS22)。万一、整合性エラーが有った場
合は、CADデータ上の該当するテストポイントにエラ
ーマーク付与を行い(ステップS23)、エラー箇所の
発見を容易にすることで後の修正作業を円滑に行えるよ
うにする。
フローチャートを示し、設計、さらにテストポイント設
置完了後のCADデータについて行う。処理開始後(ス
テップS21)、CADデータ上に設置された全てのテ
ストポイントについて、近傍の部品データ内のデッドス
ペースに包含または接触していないかの整合性を検証す
る(ステップS22)。万一、整合性エラーが有った場
合は、CADデータ上の該当するテストポイントにエラ
ーマーク付与を行い(ステップS23)、エラー箇所の
発見を容易にすることで後の修正作業を円滑に行えるよ
うにする。
【0034】さらに、整合性エラーとなったテストポイ
ント群のCADデータ上の座標、予めテストポイント名
称が付与されている場合は、その名称及びエラー対象の
デッドスペースを含む部品名称等の一覧を作成し(ステ
ップS24)、処理を終了する(ステップS25)。
ント群のCADデータ上の座標、予めテストポイント名
称が付与されている場合は、その名称及びエラー対象の
デッドスペースを含む部品名称等の一覧を作成し(ステ
ップS24)、処理を終了する(ステップS25)。
【0035】上記したように部品データ内のデッドスペ
ースと、CADデータ上に設けたテストポイントに関
し、プログラムを使用して整合性検証処理を行うこと
は、請求項4の発明の要点である。
ースと、CADデータ上に設けたテストポイントに関
し、プログラムを使用して整合性検証処理を行うこと
は、請求項4の発明の要点である。
【0036】前記テストポイントの整合性検証処理の、
ステップS23において付与したエラーマーク31を、
ディスプレイ5に表示させた場合を図6に示す。この場
合、挿入実装型部品9で部品名称(NF001)35の
デッドスペースBに、テストポイント名称(TZ000
1)34のテストポイント12が包含されているため、
整合性エラーとなる。
ステップS23において付与したエラーマーク31を、
ディスプレイ5に表示させた場合を図6に示す。この場
合、挿入実装型部品9で部品名称(NF001)35の
デッドスペースBに、テストポイント名称(TZ000
1)34のテストポイント12が包含されているため、
整合性エラーとなる。
【0037】請求項5の発明は、プリント配線板設計か
ら前記テストポイントの整合性検証処理でエラーとなっ
たテストポイントのエラーマーク31の表示を一貫して
行うCADシステムである。
ら前記テストポイントの整合性検証処理でエラーとなっ
たテストポイントのエラーマーク31の表示を一貫して
行うCADシステムである。
【0038】前記テストポイントの整合性検証処理の、
ステップS24において作成した整合性エラーテストポ
イント群の一覧表をディスプレイ5に表示させた状態を
図7に示す。この一覧表は、CADデータ上のX座標3
2、Y座標33、テストポイント名称34、エラー対象
部品名称35等の情報により構成され、この一覧表によ
りプロッター等で出力した図面からでもエラー箇所の確
認が容易に行える。
ステップS24において作成した整合性エラーテストポ
イント群の一覧表をディスプレイ5に表示させた状態を
図7に示す。この一覧表は、CADデータ上のX座標3
2、Y座標33、テストポイント名称34、エラー対象
部品名称35等の情報により構成され、この一覧表によ
りプロッター等で出力した図面からでもエラー箇所の確
認が容易に行える。
【0039】請求項6の発明は、整合性エラーとなった
テストポイント群に関し、エラー箇所のCADデータ上
の座標、予めテストポイントに名称が付与されている場
合は、その名称及びエラー対象となったデッドスペース
を含んだ部品の名称等の一覧表を出力することである。
テストポイント群に関し、エラー箇所のCADデータ上
の座標、予めテストポイントに名称が付与されている場
合は、その名称及びエラー対象となったデッドスペース
を含んだ部品の名称等の一覧表を出力することである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のCADシ
ステムによれば、プリント配線板設計過程において設け
なければならないインサーキットテスタ用テストポイン
トの設置を、部品データ内にデッドスペースを予め入力
しておくことにより、その表示をしながら行え、更に、
設置したテストポイントについて整合性検証処理を行う
ことにより、インサーキットテスタにとって友好に活用
できるテストポイントの設置が可能であり、プリント配
線板の品質確保が図れるという効果がある。
ステムによれば、プリント配線板設計過程において設け
なければならないインサーキットテスタ用テストポイン
トの設置を、部品データ内にデッドスペースを予め入力
しておくことにより、その表示をしながら行え、更に、
設置したテストポイントについて整合性検証処理を行う
ことにより、インサーキットテスタにとって友好に活用
できるテストポイントの設置が可能であり、プリント配
線板の品質確保が図れるという効果がある。
【0041】また、部品データ内のデッドスペースを表
示することに関しては、前記効果と共に、設計作業時の
テストポイント設置に際し、その設置場所が容易に判断
できることにより、設計作業の効率向上の効果を有す
る。
示することに関しては、前記効果と共に、設計作業時の
テストポイント設置に際し、その設置場所が容易に判断
できることにより、設計作業の効率向上の効果を有す
る。
【0042】更に、整合性検証処理の結果、エラーとな
ったテストポイント箇所へのエラーマーク付与及びその
表示、または整合性検証処理で作成したエラー一覧表を
ディスプレイに表示するか、プリンタ等に出力すること
により、エラー箇所がCADデータ上でも、また、出力
した図面上でも容易に判断でき、修正作業が円滑に行え
ることで、設計作業の効率向上の効果を有する。
ったテストポイント箇所へのエラーマーク付与及びその
表示、または整合性検証処理で作成したエラー一覧表を
ディスプレイに表示するか、プリンタ等に出力すること
により、エラー箇所がCADデータ上でも、また、出力
した図面上でも容易に判断でき、修正作業が円滑に行え
ることで、設計作業の効率向上の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCADシステムの構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】プリント配線板に実装された部品とインサーキ
ットテスタ治具に備えられたプローブとの関係を示す説
明図である。
ットテスタ治具に備えられたプローブとの関係を示す説
明図である。
【図3】挿入実装型部品と、その回りに存在する傾斜部
デッドスペースをディスプレイに画像表示させた状態の
説明図である。
デッドスペースをディスプレイに画像表示させた状態の
説明図である。
【図4】表面実装型部品のリードと、その回りに存在す
る傾斜部デッドスペースをディスプレイに画像表示させ
た状態の説明図である。
る傾斜部デッドスペースをディスプレイに画像表示させ
た状態の説明図である。
【図5】テストポイントの整合性検証処理のフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】テストポイントの整合性検証処理の、ステップ
S23において付与したエラーマークを、ディスプレイ
に表示させた状態を示す説明図である。
S23において付与したエラーマークを、ディスプレイ
に表示させた状態を示す説明図である。
【図7】テストポイントの整合性検証処理の、ステップ
S24において作成した整合性エラーテストポイント群
の一覧表をディスプレイに表示させた状態を示す説明図
である。
S24において作成した整合性エラーテストポイント群
の一覧表をディスプレイに表示させた状態を示す説明図
である。
1 CPU 2 部品シンボル情報マスタファイル 3 CADデータファイル 4 キーボード 5 ディスプレイ
Claims (6)
- 【請求項1】 部品の外形寸法、この部品を組み込むた
めにプリント配線板上に設けられる部品取付穴、ランド
の位置及び形状寸法等の部品データを、複数の層構成に
よって入力すると共に、特定の層に、前記部品の周囲に
存在する、インサーキットテスタ用テストポイント位置
禁止エリアであるデッドスペースを入力するためのデー
タ入力手段と、 このデータ入力手段により入力された前記部品データを
記憶する記憶手段と、 この記憶手段により記憶された前記部品データを出力さ
せる出力命令を入力するための操作手段と、 この操作手段により入力された命令にしたがって、前記
記憶手段から前記部品データを読み出し、前記部品デー
タ内のデッドスペースとCADデータ中のテストポイン
トの整合性検証処理を行う制御手段と、 前記部品データ、前記CADデータ及び前記制御手段に
より整合性を検証した結果を出力する出力手段とを備え
たことを特徴とするCADシステム。 - 【請求項2】 前記データ入力手段の前記特定の層をイ
ンサーキットテスター用テストポイントを設置すること
を禁止するデッドスペースデータ層とし、入力後、前記
記憶手段に記憶させた請求項1に記載のCADシステ
ム。 - 【請求項3】 前記部品データ内のデッドスペースを表
示させる請求項1又は請求項2に記載のCADシステ
ム。 - 【請求項4】 前記部品データ内のデッドスペースと、
前記CADデータ上に設けた前記テストポイントに関
し、プログラムを使用して整合性検証処理を行う請求項
1又は請求項2又は請求項3に記載のCADシステム。 - 【請求項5】 前記整合性検証処理で整合性エラーとな
った前記テストポイントに関し、前記CADデータ上の
該当する箇所にエラーマークを付与し、その表示を行う
請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4に記載
のCADシステム。 - 【請求項6】 前記整合性エラーとなったテストポイン
ト群に関し、エラー箇所の前記CADデータ上の座標、
予めテストポイントに名称が付与されている場合は、そ
の名称及びエラー対象となったデッドスペースを含んだ
部品の名称等の一覧表を出力する請求項1又は請求項2
又は請求項3又は請求項4又は請求項5に記載のCAD
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9195245A JPH1125154A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | Cadシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9195245A JPH1125154A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | Cadシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125154A true JPH1125154A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16337919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9195245A Pending JPH1125154A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | Cadシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1125154A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1318975C (zh) * | 2001-07-04 | 2007-05-30 | Okyz公司 | 与二维或三维几何实体相关的数据的输出方法 |
JP2015004511A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-01-08 | 日置電機株式会社 | データ生成装置および基板検査装置 |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP9195245A patent/JPH1125154A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1318975C (zh) * | 2001-07-04 | 2007-05-30 | Okyz公司 | 与二维或三维几何实体相关的数据的输出方法 |
JP2015004511A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-01-08 | 日置電機株式会社 | データ生成装置および基板検査装置 |
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