JPH11225942A - 内視鏡形状検出装置 - Google Patents
内視鏡形状検出装置Info
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- JPH11225942A JPH11225942A JP10030030A JP3003098A JPH11225942A JP H11225942 A JPH11225942 A JP H11225942A JP 10030030 A JP10030030 A JP 10030030A JP 3003098 A JP3003098 A JP 3003098A JP H11225942 A JPH11225942 A JP H11225942A
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Abstract
挿入状態形状を把握することが可能な内視鏡形状検出装
置を提供すること。 【解決手段】内視鏡形状検出装置1のコントローラ10
には内視鏡の挿入部の挿入状態形状を検出する回路11
が設けられている。この回路には磁界発生素子7の各軸
の磁気発生用コイルに電流を供給する電流駆動部12
と、磁界発生素子7で発生した磁界を検出することによ
って磁界検出素子3で変換される電流信号を検出する電
流検出部13と、電流信号を記憶する電流信号記憶部1
4と、磁界発生素子7に対する磁界検出素子3の相対的
位置情報を生成する位置解析部15と、この相対位置情
報を基に磁界検出素子3の軌跡を算出する位置軌跡積算
部16とが設けられており、この位置軌跡積算部16で
算出した結果を挿入部の挿入状態形状として表示部17
に表示する構成である。
Description
部を挿入した状態で、挿入部の挿入状態形状を確認する
内視鏡形状検出装置に関する。
挿入部を体腔内の管腔に挿入することにより、切開する
ことなく体腔内深部の臓器を診断したり、必要に応じて
内視鏡に備えられている処置具挿通チャンネル内に処置
具を挿通してポリープ等を切除するなどの治療処置が行
えるようになっている。
うに曲がりくねっており、挿入した内視鏡の挿入部がど
の位置まで挿入されているのか、あるいは、どのような
形状で管腔内に内視鏡挿入部が配置されているのか等を
術者が把握することは難しかった。
て下部消化管内を検査する場合、大腸は複雑に湾曲して
いるため、管腔内に挿入部を円滑に挿入するにはある程
度の熟練を必要とする。つまり、挿入作業を行う際、管
腔の屈曲状態に応じて挿入部に設けた湾曲部を湾曲させ
る等の操作が必要になるが、挿入作業に慣れていないと
挿入途中に内視鏡がどのような湾曲形状になっているの
かがわからなくなって、それ以上の挿入が困難になる場
合があった。このようなとき、管腔内における現在の挿
入部先端等の位置や、挿入部の挿入状態形状を知ること
ができるとその先の挿入を容易に行える。
る被検者に対して外部からX線を照射して、挿入部の挿
入状態形状を透視するX線透視装置を用いる方法があ
る。しかし、この方法ではX線による被爆の心配があ
り、大掛かりなX線透視装置が必要になると共に、この
X線透視装置で得られる画像が2次元であるため、立体
的な管腔内に挿入されている挿入状態形状を把握するた
めの情報としては不十分であった。
医療用挿入具の体腔内における位置や形状を人体に対し
て安全に検知することができるように、磁界を発生する
磁界発生手段と、この磁界発生手段からの磁界を検出す
る磁界検出手段と、前記磁界発生手段と前記磁界検出手
段のうちの少なくとも一方を体腔内に挿入若しくは留置
された医療用挿入具の挿入部に沿って設けることにより
体腔内における前記挿入部の位置及び形状を検知する検
知手段とを具備した体腔内位置検知装置が提案されてい
る。
開平6−285043号公報で開示された体腔内位置検
知装置では、挿入部の挿入状態形状を検出するためにカ
テーテルの中に複数の磁界検出素子を配置する必要があ
るので部品点数が多くなると共に、配線のための電線が
多く必要になってカテーテルの外径寸法が大きくなって
しまったり、構造が複雑になるという問題があった。ま
た、挿入状態形状の検出を高精度に行うためにはより多
くの磁界検出素子をカテーテルに配置しなければならな
いので、このことにより構造が更に複雑になるという問
題があった。
あり、構造が単純で、簡単な操作で精度よく挿入部の挿
入状態形状を把握することが可能な内視鏡形状検出装置
を提供することを目的にしている。
装置は、磁界を発生し位置原点になる磁界発生手段と、
内視鏡に備えられている処置具挿通用チャンネルに挿抜
自在なカテーテルの先端部に設けられ、前記磁界発生手
段から発生する磁界を検出する1つの磁界検出手段と、
この磁界検出手段で検出した検出情報に基づいて、この
磁界検出手段の前記磁界発生手段に対する相対位置情報
を生成する先端部位置検出手段と、この位置検出手段で
検出した位置情報に基づいて、前記磁界検出手段の軌跡
を算出する先端部軌跡算出手段と、この先端部軌跡算出
手段の検出結果を表示する表示手段とを備えている。
を発生させた状態にして、1つの磁界検出手段を先端部
に設けたカテーテルを処置具挿通チャンネル内に挿入し
て移動させると、磁界検出手段が前記磁界発生手段の磁
界を検出して、その磁界検出手段の位置毎に異なる検出
情報を先端部位置検出手段に出力するので、先端部位置
検出手段では検出情報を基に磁界検出手段の磁界発生手
段に対する相対位置情報を生成して先端部軌跡算出手段
に出力し、この先端部軌跡算出手段で相対位置情報を基
に磁界検出手段の軌跡を算出し、この算出結果である磁
界検出手段の軌跡を内視鏡の挿入部形状として表示手段
に表示する。
施の形態を説明する。図1ないし図3は本発明の第1実
施形態に係り、図1は内視鏡形状検出装置の概略構成を
示す説明図、図2は内視鏡形状検出装置の構成を説明す
るためのブロック図、図3は内視鏡形状検出装置の作用
を説明する図である。
検出装置1は、内視鏡に備えられている処置具挿通チャ
ンネル(以下処置具チャンネルと略記する)に挿入可能
な細長で可撓性を有する導入部2と、この導入部2の先
端部に設けられる磁界検出手段である1つの磁界検出素
子3と、前記導入部2の基端に配設された把持部4と、
前記磁界検出素子3から延出して前記導入部2内,把持
部4内を通ってこの把持部4から外部装置まで延びる信
号線5とを有するカテーテル6及び磁界発生手段である
磁界発生素子7を有する磁界発生装置8、この磁界発生
装置8から延出するケーブル9及び前記信号線5が接続
されたコントローラ10で主に構成されている。
軸,y軸,z軸の3軸にそれぞれ直交する3軸直交の3
つの磁界受信コイルを設けて形成したものであり、前記
磁界発生素子7も前記磁界検出素子3と同様に略立方体
形状で、3軸直交の3つの磁気発生用コイルを設けて形
成されている。
コントローラ10には内視鏡の挿入部の挿入状態形状を
検出する回路(以下形状検出回路と略記する)11が設
けられている。
に設けられている磁界発生素子7の各軸の磁気発生用コ
イルに電流を供給する電流駆動部12が設けられると共
に、前記磁界発生素子7から発生した磁界を検出するこ
とによって前記磁界検出素子3で変換される電流信号を
検出する電流検出部13が設けられている。そして、こ
の電流検出部13の下段には検出された電流信号を記憶
する電流信号記憶部14、前記磁界発生素子7に対する
前記磁界検出素子3の相対的位置情報を生成する先端部
位置検出手段である位置解析部15、この相対位置情報
を基に磁界検出素子3の軌跡を算出する先端部軌跡算出
手段である位置軌跡積算部16が設けられ、この位置軌
跡積算部16で算出した結果が挿入部の挿入状態形状と
して表示手段であるモニタなどの表示部17に表示され
る。
18を介して制御部20に接続され、前記電流信号記憶
部14,位置解析部15,位置軌跡積算部16もそれぞ
れ前記制御部20に接続されている。また、前記カテー
テル6の先端部に配設されている磁界検出素子3と電流
検出部13とは信号線5によって接続され、前記磁界発
生素子7と電流駆動部12とはケーブル9によって接続
されている上述のように構成されている内視鏡形状検出
装置1の作用を説明する。図3に示すように本実施形態
においては内視鏡21の挿入部22は、患者の大腸内に
経肛門的に挿入されるものである。この挿入部22の基
端部に配設されている操作部23には内視鏡21に設け
られている処置具チャンネル内に連通する処置具挿入口
24が形成されており、この処置具挿入口24から前記
内視鏡形状検出装置1を構成するカテーテル6の導入部
2が前記処置具チャンネル内に挿入されるようになって
いる。
内の目的部位に向けて挿入していく際、挿入途中で挿入
部22の挿入状態形状を知りたくなることがある。この
とき、術者は内視鏡形状検出装置1を使用する。
オン状態にすると、まず、患者に対して所定の位置に配
置されて位置原点になっている磁界発生装置8の磁界発
生素子7を形成するx軸方向,y軸方向,z軸方向それ
ぞれの磁気発生用コイルに、電流駆動部12から制御部
20,送信指令部18からの指示に従って、順にパルス
電流が通電される。このことによって、磁界発生素子7
を含む磁界発生装置8周囲の空間内にx軸,y軸,z軸
各方向の基準磁界が発生する。
発生している状態で前記カテーテル6の導入部2を前記
処置具挿入口24を介して処置具チャンネル内に挿入し
ていく。すると、前記導入部2の先端部に配設されてい
る前記磁界発生素子7と同様に3軸直交の3つの磁気受
信コイルを有する磁界検出素子3が、前記磁界発生素子
7から発生している基準磁界を検出して誘導電流が発生
する。この誘導電流は、電流信号に変換されてこの磁界
検出素子3に信号線5によって接続されている電流検出
部13で検出される。この電流検出部13で検出された
電流信号は、この電流検出部13に接続されている電流
信号記憶部14に一旦記憶される。
は、術者等によって引き続き処置具チャンネル内に挿入
されているので、前記電流検出部13では磁界検出素子
3が次々に変換した電流信号を検出して、この電流信号
を電流信号記憶部14に記憶していく。つまり、この電
流信号記憶部14には前記カテーテル6の導入部2が処
置具チャンネル内を移動していくことにより、前記磁界
検出素子3で変換された電流信号が連続的に前記電流検
出部13を介して記憶されていく。
れた前記磁界検出素子3で変換された電流信号は、この
電流信号記憶部14に接続されている位置解析部15に
順次出力されていく。このことによって、この位置解析
部15では前記磁界発生素子7に対する前記磁界検出素
子3の相対位置情報を電流信号の大きさや比に基づいて
磁場のベクトルを検出して演算し、磁界検出素子3の相
対位置情報を生成して位置軌跡積算部16に出力する。
記位置解析部15から出力される相対位置情報を蓄積す
る一方、この蓄積した情報を基に前記磁界検出素子3の
軌跡を一括して算出して3次元画像を構築すると共に、
この3次元画像を表示部17に出力して挿入部の挿入状
態を3次元的な挿入状態形状画像として表示する。
示されている挿入状態形状を表す3次元画像を観察し挿
入状態形状を把握して、その後の挿入作業の参考にして
挿入作業を続行する。このとき、一度挿入されたカテー
テル6を処置具チャンネル内から抜去することなく、挿
入したままの状態にしておく。このことにより、再度内
視鏡21の挿入状態形状を画面上で確認したくなったと
きには、挿入状態のカテーテル6の導入部2を処置具チ
ャンネル内から抜去する。このことにより、前記磁界検
出素子3が処置具チャンネル内を移動して上述したよう
に内視鏡の挿入部の挿入状態形状が表示部17に表示さ
れる。
度は、前記磁界検出素子3が基準磁界を検出して電流信
号に変換するサンプリング周期によって決まる。このた
め、このサンプリング周期が遅い場合には前記導入部2
の処置具チャンネル内を移動させる挿抜速度をゆっくり
行えば形状検出精度の向上を図れる。また、サンプリン
グ周期が早い場合には逆に導入部2の処置具チャンネル
内を移動させる挿抜速度を早く行っても形状検出精度の
高い画像を得られる。さらに、送信指令部18,電流信
号記憶部14,位置解析部15及び位置軌跡積算部16
は、制御部20によって制御されている。
を移動するカテーテルの導入部の先端部に磁界検出素子
を内蔵して、磁界発生素子から発生されている基準磁界
を処置具チャンネル内を移動しながら検出し、この検出
結果から変換される電流信号を基に磁界検出素子の前記
磁界発生素子に対する相対位置情報を連続的又は断続的
に生成し、この相対位置情報から磁界検出素子の移動し
た軌跡を算出して3次元画像を構築すると共に、この3
次元画像を挿入部の挿入状態を3次元的な挿入状態形状
を表す画像とし表示部に表示することによって、術者は
内視鏡の挿入部の挿入状態形状を高精度に3次元的に把
握することができる。このことによって、その後の挿入
作業をスムーズに行える。
1つの磁界検出素子を設けた構成であるため装置の小型
化及び単純化に貢献することができる。
ンネルに挿抜する簡単な作業で挿入部の挿入状態形状を
高精度に得られるので術者の負担を大幅に軽減すること
ができる。
析部15から出力される相対位置情報を蓄積した後、磁
界検出素子の軌跡を一括して算出して3次元画像を構築
する代わりに、位置解析部から相対位置情報がインプッ
トされる都度に、表示部の3次元座標上に相対位置を点
としてプロットして、その結果の軌跡が挿入部の挿入状
態形状となるように表示部に表示させる方法であっても
よい。
は、内視鏡21の処置具チャンネルの長さより短く形成
されている。このため、前記導入部2を処置具チャンネ
ル内に挿入していく際、前記把持部4の先端側端面が処
置具挿入口24の基端面に当接したとき、導入部2の先
端部が処置具チャンネルの先端開口近傍に配置されて、
前記開口から突出することがないようになっている。
ネルに挿通させる代わりに図4に示すように通常の医療
用チューブ25の先端部に磁界検出素子3を配設した先
端装着部材26を着脱自在に取り付け、この医療用チュ
ーブ6を処置具チャンネルに挿通させる構成であっても
よい。なお、磁界検出素子3からの配線9は医療用チュ
ーブ25の内腔27を通ってコントローラ10に接続さ
れている。
内視鏡形状検出装置として使用することができるので内
視鏡装置の汎用性が増すと共に、安価な構成の内視鏡形
状検出装置を提供することができる。
り、図5は内視鏡の操作部に取り付けた自動挿抜装置を
示す説明図、図6は自動挿抜装置の構成を説明する断面
図である。
検出装置1においては内視鏡21の操作部23に形成さ
れている処置具挿入口24及び前記カテーテル6の導入
部2を処置具チャンネル内に自動的に挿抜する自動挿抜
手段として略管状の自動挿抜装置30が取り付けられる
ようになっている。
置30は、内視鏡21の処置具挿入口24に着脱自在に
固定可能な処置具チャンネル固定部31及び前記カテー
テル6の把持部4に着脱自在に固定可能なグリップ固定
部32を備えた装置本体33と、この装置本体33の内
部空間部に配設されて前記導入部2の挿抜を自動的に行
う導入部挿抜機構部40とで構成されている。
は前記装置本体33と把持部4とを一体的に固定する止
めねじ34が設けられている。また、この装置本体33
の先端側部と基端側部の2箇所には前記導入部2が挿通
可能な開口部35a,35bが形成されている。
2を装置本体内部空間部内で所定位置に案内する回動自
在な処置具挿入口側に設けた第1ガイドホイール41
と、前記把持部側に設けた前記第1ガイドホイール41
より大径な第2ガイドホイール42と、前記第1ガイド
ホイール41に対峙して、前記導入部2を狭持押圧した
状態で回転することによりこの導入部2を進退させる、
歯車部43を備えた駆動部である回動自在な駆動ホイー
ル44と、前記歯車部43に噛合するウォームギア45
を回動自在なモータ軸46の先端部に配置した電磁型の
回転モータである駆動モータ47とで構成されている。
なお、前記歯車部43は前記駆動ホイール44と同軸に
一体的に形成されている。その他の構成は前記第1実施
形態と同様であり同部材には同符号を付して説明を省略
する。
30の内視鏡21の操作部23への取付け及び自動挿抜
装置30の作用を説明する。まず、カテーテル6の導入
部2を装置本体33のグリップ固定部32側の開口から
一旦内部空間部に挿通させ、この装置本体33の先端部
に形成されている開口部35aを通して装置本体33の
外部に導き出した後、基端部に形成されている開口部3
5bを介して再び装置本体33の内部空間部に導入す
る。
42を介して第1ガイドホイール41と駆動ホイール4
4との間に挿入配置して、この第1ガイドホイール41
と駆動ホイール44との間に配置された導入部2に所定
の押圧力を作用させている。そして、この導入部2を、
処置具チャンネル固定部31の開口及び内視鏡21の処
置具挿入口24を介して処置具チャンネル内の先端開口
近傍まで導いた後、前記グリップ固定部32を把持部4
に止めねじ34を用いて一体的に固定する。このことに
より、装置本体内部空間部に挿通されている導入部2
は、第2ガイドホイール42に接触した状態でループ状
に配置される。
自動挿抜装置30を動作させる。すると、内視鏡21の
処置具チャンネル内に挿通されている導入部2を抜去す
るために駆動モータ47のモータ軸46が回転を開始す
る。すると、このモータ軸46に固定されているウォー
ムギア45に噛合する歯車部43を備えた駆動ホイール
44が回転を開始する。
って、第1ガイドホイール41と駆動ホイール44とに
よって所定の圧力で狭持された状態の導入部2が移動を
開始して、この導入部2が装置本体33の基端部に形成
されている開口部35bから突出していく。
ャンネルの先端開口近傍から処置具挿入口24近傍まで
移動したところで、駆動モータ47を停止させる。この
ことによって、挿入部の挿入状態形状の検出が完了して
表示部に表示される。
側に突出した状態では、この導入部2が引き続き行う挿
入作業の邪魔になって作業性を悪化させる要因になるの
で、前記導入部2を再び処置具チャンネル内に挿通配置
させるために駆動モータ47を前述とは逆方向に回転さ
せて、前記導入部2を処置具チャンネル内に収めてから
挿入作業を行う。
た導入部2が自動挿抜装置30によって処置具チャンネ
ル内を移動すること以外は、内視鏡形状検出装置1によ
る挿入状態形状の検出及び表示は前記第1実施形態と同
様である。また、前記駆動モータ47の制御は、前記コ
ントローラ10によって自動的に行われる。さらに、図
示されてはいないが、前記処置具チャンネル固定部31
も処置具挿入口24に対して前記グリップ固定部32と
把持部4との関係と同様に止めねじ34によって一体的
に固定されている。
テルの導入部の自動挿抜を行う自動挿抜装置を設け、こ
の自動挿抜装置を内視鏡の操作部に配設することによっ
て、術者の作業負担を軽減し、操作性を向上させること
ができる。
カテーテルの導入部を処置具チャンネルに対してスムー
ズに移動させることができると共に、磁界検出素子のサ
ンプリング周期を考慮して駆動モータの回転速度を適宜
可変させることによって最適な状態で内視鏡形状検査を
行うことができる。
設ける把持部を自動挿抜装置30で構成するようにして
もよい。このことによって、把持部分の小型化を図るこ
とを可能にすると共に取扱いを容易に行うことができ
る。
入部2を自動挿抜装置30の装置本体33の外部に設け
たリール台51の回転軸52を中心に回動自在なリール
53に巻回するようにしてもよい。このように構成する
ことによって、カテーテル6の導入部2が装置本体33
の外側方向に大きく突出して操作の邪魔になることをな
くすことができる。
磁界検出素子3から延出する信号線5は、導入部2の基
端面2aから延出した後、回転軸52においてスリップ
リング54に接続されている。このため、前記リール5
3が回転したとき、このスリップリング54によって、
電気的な接続が維持される。また、前記信号線5は、ス
リップリング54からリール台51を伝わって、自動挿
抜装置30の装置本体内部空間部を通過しコントローラ
10に接続されるようになっている。さらに、前記リー
ル53には図示しないばね機構が設けられており、この
ばね機構によって導入部2を常に巻き取る方向に付勢し
ているので、導入部2が内視鏡21から抜き取られると
きにリール53上の導入部2がたるまない。
モータは電磁モータに限定されるものではなく、静電モ
ータや超音波モータなど、回転型のモータであればよ
い。また、回転型モータとウォームギアと駆動ホイール
と歯車部という構成に限定されるものではなく、直進型
モータによって直接、導入部を挿抜する構成であっても
よい。さらに、カテーテルの導入部の挿通量を検出する
エンコーダを設けることとによりさらに高精度な形状検
出が可能になる。
形状検出装置の概略構成を説明する図である。本実施形
態の内視鏡形状検出装置1は、前記カテーテル6の導入
部2とコントローラ10との間に設けられた信号線5で
信号の送受を行う代わりに、通信によって信号の送受を
行うようにしたものである。
10には赤外線照射用の赤外線LED及び赤外線信号受
信用のフォトダイオード(以下PDと略記する)を内蔵
したアンテナ60が接続されている。
記アンテナ60同様に赤外線照射用の赤外線LED61
と、赤外線信号受信用のPD62と、前記LED61及
びPD62が接続されると共に前記磁界検出素子3が接
続された制御回路63と、この制御回路63に電力を供
給する電源64とが設けられている。その他の構成は前
記第1実施形態と同様であり、同部材には同符号を付し
て説明を省略する。
制御信号を送信する際には、アンテナ60内の赤外線L
EDを発光させることによって行う。コントローラ10
からアンテナ60を介して発信される赤外線信号は、把
持部4内のPD62で受信され、この制御信号が制御回
路63を介してカテーテル6の導入部2の先端部に設け
られている磁界検出素子3を駆動する。
検出したとき、この磁界検出素子で変換される電流信号
は、制御回路63を介して赤外線LED61に送られ、
この赤外線LED61から赤外線信号として発信され
る。この赤外線化された磁界検出素子3からの電流信号
は、アンテナ60内のPDによって受信され、コントロ
ーラ10内の検知回路に送られる。なお、通信による信
号伝達以外の作用、例えば内視鏡の挿入部の挿入状態形
状を検出する一連の動作は前記第1実施形態と同様であ
る。
の間での信号授受を信号線を用いる代わりに通信で行う
ことによって、カテーテルとコントローラとの間に存在
した信号線によって作業性や操作性を損なわれることを
防止することができる。その他の効果は前記第1実施形
態と同様である。
信に限定されるものではなくではなく、FM波やAM波
などのRF通信でもよい。また、アンテナをコントロー
ラの外付けとしたが、このアンテナをコントローラに内
蔵する構成であってもよい。
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
生手段と、内視鏡に備えられている処置具挿通用チャン
ネルに挿抜自在なカテーテルの先端部に設けられ、前記
磁界発生手段から発生する磁界を検出する1つの磁界検
出手段と、この磁界検出手段で検出した検出情報に基づ
いて、この磁界検出手段の前記磁界発生手段に対する相
対位置情報を生成する先端部位置検出手段と、この位置
検出手段で検出した位置情報に基づいて、前記磁界検出
手段の軌跡を算出する先端部軌跡算出手段と、この先端
部軌跡算出手段の検出結果を表示する表示手段と、を備
えた内視鏡形状検出装置。
手段は、x軸,y軸,z軸が各々直行する磁界コイルで
構成される付記1記載の内視鏡形状検出装置。
位置検出手段の相対位置情報を蓄積した後、一括して3
次元画像化する付記1記載の内視鏡形状検出装置。
位置検出手段の検出した相対位置情報をその都度、前記
表示手段にプロットする付記1記載の内視鏡形状検出装
置。
生手段と、内視鏡に備えられている処置具挿通用チャン
ネルに挿抜自在なカテーテルの先端部に設けられ、前記
磁界発生手段から発生する磁界を検出する1つの磁界検
出手段と、この磁界検出手段で検出した検出情報に基づ
いて、この磁界検出手段の前記磁界発生手段に対する相
対位置情報を生成する先端部位置検出手段と、この位置
検出手段で検出した位置情報に基づいて、前記磁界検出
手段の軌跡を算出する先端部軌跡算出手段と、この先端
部軌跡算出手段の検出結果を表示する表示手段と、前記
カテーテルの先端部を処置具挿通用チャンネル内で自動
的に移動させる自動挿抜手段と、を備えた内視鏡形状検
出装置。
造が単純で、簡単な操作で精度よく挿入部の挿入状態形
状を把握することが可能な内視鏡形状検出装置を提供す
ることができる。
り、図1は内視鏡形状検出装置の概略構成を示す説明図
ロック図
させる医療用チューブの構成を示す説明図
図5は内視鏡の操作部に取り付けた自動挿抜装置を示す
説明図
置の概略構成を説明する図
Claims (1)
- 【請求項1】 磁界を発生し位置原点になる磁界発生手
段と、 内視鏡に備えられている処置具挿通用チャンネルに挿抜
自在なカテーテルの先端部に設けられ、前記磁界発生手
段から発生する磁界を検出する1つの磁界検出手段と、 この磁界検出手段で検出した検出情報に基づいて、この
磁界検出手段の前記磁界発生手段に対する相対位置情報
を生成する先端部位置検出手段と、 この位置検出手段で検出した位置情報に基づいて、前記
磁界検出手段の軌跡を算出する先端部軌跡算出手段と、 この先端部軌跡算出手段の検出結果を表示する表示手段
と、 を備えたことを特徴とする内視鏡形状検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030030A JPH11225942A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 内視鏡形状検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030030A JPH11225942A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 内視鏡形状検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11225942A true JPH11225942A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12292432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10030030A Pending JPH11225942A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 内視鏡形状検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11225942A (ja) |
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- 1998-02-12 JP JP10030030A patent/JPH11225942A/ja active Pending
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