JPH11180756A - 再生骨材を用いたセメント組成物 - Google Patents
再生骨材を用いたセメント組成物Info
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- JPH11180756A JPH11180756A JP36576497A JP36576497A JPH11180756A JP H11180756 A JPH11180756 A JP H11180756A JP 36576497 A JP36576497 A JP 36576497A JP 36576497 A JP36576497 A JP 36576497A JP H11180756 A JPH11180756 A JP H11180756A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/04—Waste materials; Refuse
- C04B18/06—Combustion residues, e.g. purification products of smoke, fumes or exhaust gases
- C04B18/10—Burned or pyrolised refuse
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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Abstract
(57)【要約】
【課題】再生骨材を用いたセメント組成物は、施工時の
流動性が低下するので多くの単位水量を必要とし、強度
低下をまねく。又セメントの凝結が遅延する問題があっ
た。 【解決手段】再生骨材として硬化コンクリート、硬化モ
ルタルまたは硬化セメントペーストの解体材から得られ
る再生骨材と、都市ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰の一種
以上を原料としてなる焼成物であって、C11A7CaC
l2,C11A7CaF2,C3Aの一種以上を10〜40重
量%およびC2S、C3Sの一種以上を含む焼成物と石膏
からなる水硬性組成物とを含有することを特徴とするセ
メント組成物。
流動性が低下するので多くの単位水量を必要とし、強度
低下をまねく。又セメントの凝結が遅延する問題があっ
た。 【解決手段】再生骨材として硬化コンクリート、硬化モ
ルタルまたは硬化セメントペーストの解体材から得られ
る再生骨材と、都市ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰の一種
以上を原料としてなる焼成物であって、C11A7CaC
l2,C11A7CaF2,C3Aの一種以上を10〜40重
量%およびC2S、C3Sの一種以上を含む焼成物と石膏
からなる水硬性組成物とを含有することを特徴とするセ
メント組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセメント組成物に関
するものであり、詳しくは都市ゴミ焼却灰や下水汚泥焼
却灰等の廃棄物を原料として製造してなる水硬性組成物
(以下、エコセメントという)と、再生骨材として硬化
コンクリート、硬化モルタルまたは硬化セメントペース
ト等の構造物解体材から得られる再生粗骨材、再生細骨
材、再生骨材微粉末を含有することを特徴とするセメン
トペースト、モルタル、コンクリートなどのセメント組
成物に関する。
するものであり、詳しくは都市ゴミ焼却灰や下水汚泥焼
却灰等の廃棄物を原料として製造してなる水硬性組成物
(以下、エコセメントという)と、再生骨材として硬化
コンクリート、硬化モルタルまたは硬化セメントペース
ト等の構造物解体材から得られる再生粗骨材、再生細骨
材、再生骨材微粉末を含有することを特徴とするセメン
トペースト、モルタル、コンクリートなどのセメント組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート、モルタル、セメントペー
ストは様々な構造物に使用されているが、社会構造の変
化に伴って、これら構造物を取り壊し、建て替えあるい
は再構築の必要性が生じ、現在では多大な量の建設副産
物が発生している。近年になって地球環境保全や石化エ
ネルギーや資源の枯渇問題から、建設副産物の再利用法
について検討されている。
ストは様々な構造物に使用されているが、社会構造の変
化に伴って、これら構造物を取り壊し、建て替えあるい
は再構築の必要性が生じ、現在では多大な量の建設副産
物が発生している。近年になって地球環境保全や石化エ
ネルギーや資源の枯渇問題から、建設副産物の再利用法
について検討されている。
【0003】硬化したコンクリート、モルタル、セメン
トペーストなどのセメント硬化体の再利用については、
主にその解体塊を破砕して、漁礁、敷石、路盤材や埋め
戻しに使用されている。しかしながらこれら用途で再利
用するには量的に限界がある。一方、資源の枯渇からコ
ンクリートやモルタルに使用される骨材が不足し、また
セメント硬化体のより効率的な再利用を促進するため、
セメント硬化体を破砕して粗骨材、細骨材、あるいは主
に硬化セメントペースト部分からなる微粉末を分離して
再生粗骨材、再生細骨材、あるいは再生骨材微粉末と
し、再度コンクリート、モルタルあるいはセメントペー
ストなどの水硬性のあるセメント組成物として使用する
試みがなされている。
トペーストなどのセメント硬化体の再利用については、
主にその解体塊を破砕して、漁礁、敷石、路盤材や埋め
戻しに使用されている。しかしながらこれら用途で再利
用するには量的に限界がある。一方、資源の枯渇からコ
ンクリートやモルタルに使用される骨材が不足し、また
セメント硬化体のより効率的な再利用を促進するため、
セメント硬化体を破砕して粗骨材、細骨材、あるいは主
に硬化セメントペースト部分からなる微粉末を分離して
再生粗骨材、再生細骨材、あるいは再生骨材微粉末と
し、再度コンクリート、モルタルあるいはセメントペー
ストなどの水硬性のあるセメント組成物として使用する
試みがなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、再生粗
骨材、再生細骨材は、微細な空隙に富む硬化セメントペ
ーストが付着しており、このペースト部分と骨材部分と
を完全に分離することは困難である。硬化セメントペー
ストはそれ自体吸水率が高く、セメント組成物に多く含
有させた場合には流動性が低下して所定の流動性(以
下、初期流動性)が得られず、セメント組成物容積あた
りの水の量(以下、単位水量)を多くする必要性が生
じ、結果としてセメント使用量の増大、強度の低下を招
くものであった。また、再生骨材を使用したセメント組
成物は、運搬中あるいは、施工時間内での流動性低下
(以下、スランプロスという)が大きく、またセメント
の凝結が遅延するといった問題がある。そして、初期流
動性を改善するために減水剤を使用して単位水量を減じ
ようとすると凝結が著しく遅延したり、また再生骨材へ
の減水剤の吸着のため減水効果が得られなかったりする
といった問題も生じる。
骨材、再生細骨材は、微細な空隙に富む硬化セメントペ
ーストが付着しており、このペースト部分と骨材部分と
を完全に分離することは困難である。硬化セメントペー
ストはそれ自体吸水率が高く、セメント組成物に多く含
有させた場合には流動性が低下して所定の流動性(以
下、初期流動性)が得られず、セメント組成物容積あた
りの水の量(以下、単位水量)を多くする必要性が生
じ、結果としてセメント使用量の増大、強度の低下を招
くものであった。また、再生骨材を使用したセメント組
成物は、運搬中あるいは、施工時間内での流動性低下
(以下、スランプロスという)が大きく、またセメント
の凝結が遅延するといった問題がある。そして、初期流
動性を改善するために減水剤を使用して単位水量を減じ
ようとすると凝結が著しく遅延したり、また再生骨材へ
の減水剤の吸着のため減水効果が得られなかったりする
といった問題も生じる。
【0005】一方、近年、都市ゴミや下水汚泥といった
一般廃棄物および産業廃棄物は著しく増加しており、こ
れら廃棄物の有効利用、再資源化についても各方面で試
みられているが決定的な方法はなく、現状は埋め立てに
頼っている。しかし、最近、セメントの製造分野では、
これら廃棄物の有効利用および再資源化を目的として、
都市ゴミ焼却灰や下水汚泥焼却灰等の廃棄物を原料とし
てエコセメントが製造されている。
一般廃棄物および産業廃棄物は著しく増加しており、こ
れら廃棄物の有効利用、再資源化についても各方面で試
みられているが決定的な方法はなく、現状は埋め立てに
頼っている。しかし、最近、セメントの製造分野では、
これら廃棄物の有効利用および再資源化を目的として、
都市ゴミ焼却灰や下水汚泥焼却灰等の廃棄物を原料とし
てエコセメントが製造されている。
【0006】本発明は、再生骨材を用いたセメント組成
物において初期流動性がよく、スランプロスが少なく、
施工性、耐久性に優れるセメント組成物を提供し、建設
副産物、一般廃棄物、産業廃棄物などの廃棄物の再利用
を促進することを目的とする。
物において初期流動性がよく、スランプロスが少なく、
施工性、耐久性に優れるセメント組成物を提供し、建設
副産物、一般廃棄物、産業廃棄物などの廃棄物の再利用
を促進することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、再生骨材を
セメント組成物として再利用する場合に、水硬性セメン
トとしてエコセメントを使用したセメント組成物とする
ことによって本発明を完成した。即ち、本発明は、再生
骨材として硬化コンクリート、モルタルまたはセメント
ペーストの解体材から得られる再生粗骨材、再生細骨
材、再生骨材微粉末の一種以上と、エコセメントを含有
することを特徴とするセメント組成物であり、さらに
は、該セメント組成物中の水硬性組成物の含有量がセメ
ント組成物容積1m3あたり20kg以上1000kg以下
であり、かつ再生骨材がセメント組成物1m3あたり5k
g以上2000kg以下であるのセメント組成物で有
り、更に又、該セメント組成物中に、減水剤を含有する
ことを特徴とするセメント組成物で有り、該減水剤がポ
リカルボン酸系および/またはナフタレンスルホン酸系
減水剤であることを特徴とするセメント組成物で有る。
セメント組成物として再利用する場合に、水硬性セメン
トとしてエコセメントを使用したセメント組成物とする
ことによって本発明を完成した。即ち、本発明は、再生
骨材として硬化コンクリート、モルタルまたはセメント
ペーストの解体材から得られる再生粗骨材、再生細骨
材、再生骨材微粉末の一種以上と、エコセメントを含有
することを特徴とするセメント組成物であり、さらに
は、該セメント組成物中の水硬性組成物の含有量がセメ
ント組成物容積1m3あたり20kg以上1000kg以下
であり、かつ再生骨材がセメント組成物1m3あたり5k
g以上2000kg以下であるのセメント組成物で有
り、更に又、該セメント組成物中に、減水剤を含有する
ことを特徴とするセメント組成物で有り、該減水剤がポ
リカルボン酸系および/またはナフタレンスルホン酸系
減水剤であることを特徴とするセメント組成物で有る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明のセメント組成物は、再生骨材微粉末、再生再骨
材、または再生粗骨材の1種以上と、エコセメントを含
有するセメントペースト、モルタルまたはコンクリート
が例示される。
本発明のセメント組成物は、再生骨材微粉末、再生再骨
材、または再生粗骨材の1種以上と、エコセメントを含
有するセメントペースト、モルタルまたはコンクリート
が例示される。
【0009】本発明の再生骨材は、建築物、橋梁、ダ
ム、防波堤、舗装用コンクリート、各種コンクリート製
品など既に硬化した構造物として原コンクリートあるい
は原モルタルとし、これを破砕あるいは粉砕し、場合に
よっては分級することによって得られる。原コンクリー
トあるいは原モルタルの粉砕はジョークラッシャー、回
転式破砕機、加熱回転破砕機などが使用され、さらに篩
分け等の分級によって砂利や砕石の含有量が多い再生粗
骨材、砂の含有量が多い再生細骨材、ペースト部分が主
体の再生骨材微粉末に分けられ、概ね再生粗骨材は粒径
5mm以上、再生細骨材は粒径0.15mm以上かつ5
mm未満、再生骨材微粉末は粒径0.15mm以下であ
る。得られる再生骨材は、破砕方法や使用する破砕機、
分級方法などによって粒度分布、あるいは粗骨材や細骨
材に付着するモルタルやセメントペーストの量が異な
る。
ム、防波堤、舗装用コンクリート、各種コンクリート製
品など既に硬化した構造物として原コンクリートあるい
は原モルタルとし、これを破砕あるいは粉砕し、場合に
よっては分級することによって得られる。原コンクリー
トあるいは原モルタルの粉砕はジョークラッシャー、回
転式破砕機、加熱回転破砕機などが使用され、さらに篩
分け等の分級によって砂利や砕石の含有量が多い再生粗
骨材、砂の含有量が多い再生細骨材、ペースト部分が主
体の再生骨材微粉末に分けられ、概ね再生粗骨材は粒径
5mm以上、再生細骨材は粒径0.15mm以上かつ5
mm未満、再生骨材微粉末は粒径0.15mm以下であ
る。得られる再生骨材は、破砕方法や使用する破砕機、
分級方法などによって粒度分布、あるいは粗骨材や細骨
材に付着するモルタルやセメントペーストの量が異な
る。
【0010】本発明で用いる再生骨材は、原コンクリー
トあるいは原モルタルとして、その含有する骨材、水硬
性セメントなど構成成分によって制限されるものではな
く、骨材として砕石、川砂利などの粗骨材、細砂、川砂
などの細骨材の他、タイルなどの陶磁器、レンガ屑、焼
却灰の溶融固化物等、或いはフライアッシュ、シリカフ
ューム、高炉スラグ微粉末、石灰石微粉末など含有して
もよく、さらに破砕方法、分級方法によっても制限され
るものではない。原コンクリートが再生骨材で構成され
ていれば完全リサイクルとなりさらに有用である。
トあるいは原モルタルとして、その含有する骨材、水硬
性セメントなど構成成分によって制限されるものではな
く、骨材として砕石、川砂利などの粗骨材、細砂、川砂
などの細骨材の他、タイルなどの陶磁器、レンガ屑、焼
却灰の溶融固化物等、或いはフライアッシュ、シリカフ
ューム、高炉スラグ微粉末、石灰石微粉末など含有して
もよく、さらに破砕方法、分級方法によっても制限され
るものではない。原コンクリートが再生骨材で構成され
ていれば完全リサイクルとなりさらに有用である。
【0011】用いる再生骨材は、再生粗骨材、再生細骨
材、または再生骨材微粉末の何れか1種類以上であり、
その含有量は練混ぜられた本発明のセメント組成物1m
3に対して、5〜2000kgで効果があるが、好まし
くは、再生粗骨材または再生細骨材の場合は重量で20
〜2000kg、再生骨材微粉末の場合は重量で5〜5
00kgである。再生骨材の使用量が5kgより少ない場
合、単位水量の増加を抑える効果はなく、また再生骨材
の使用量が2000kgより多い場合には、所定の流動
性が得られず、また強度が低下する。
材、または再生骨材微粉末の何れか1種類以上であり、
その含有量は練混ぜられた本発明のセメント組成物1m
3に対して、5〜2000kgで効果があるが、好まし
くは、再生粗骨材または再生細骨材の場合は重量で20
〜2000kg、再生骨材微粉末の場合は重量で5〜5
00kgである。再生骨材の使用量が5kgより少ない場
合、単位水量の増加を抑える効果はなく、また再生骨材
の使用量が2000kgより多い場合には、所定の流動
性が得られず、また強度が低下する。
【0012】本発明の水硬性組成物であるエコセメント
は、都市ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰の一種以上を原料
としてなる焼成物であって、C11A7CaCl2,C11A
7CaF2、C3Aの一種以上を10〜40重量%およびC
2S、C3Sの一種以上を含む焼成物と石膏からなる水硬
性組成物である。なお、ここで使用する原料は、貝殻や
下水汚泥に生石灰を混合した下水汚泥乾粉、その他の一
般廃棄物や産業廃棄物、更には普通のセメント原料であ
る石灰石、粘土、珪石、アルミ灰、ボーキサイト、鉄等
と混合して成分調整した原料であってもよい。係る原料
を1200〜1500℃で焼成して得たクリンカーを粉
砕後、この焼成物に石膏を添加してエコセメントを製造
する。
は、都市ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰の一種以上を原料
としてなる焼成物であって、C11A7CaCl2,C11A
7CaF2、C3Aの一種以上を10〜40重量%およびC
2S、C3Sの一種以上を含む焼成物と石膏からなる水硬
性組成物である。なお、ここで使用する原料は、貝殻や
下水汚泥に生石灰を混合した下水汚泥乾粉、その他の一
般廃棄物や産業廃棄物、更には普通のセメント原料であ
る石灰石、粘土、珪石、アルミ灰、ボーキサイト、鉄等
と混合して成分調整した原料であってもよい。係る原料
を1200〜1500℃で焼成して得たクリンカーを粉
砕後、この焼成物に石膏を添加してエコセメントを製造
する。
【0013】この焼成物中のアルミニウム源は焼却灰か
ら主に由来するので、C11A7CaCl2,C11A7Ca
F2,C3A等のアルミニウム化合物の含有量が10重量
%未満では、焼却灰の使用量が少なくなり、廃棄物の有
効利用および再資源化の観点から好ましくない。また、
40重量%を超えると水和の進行によって過大に膨張す
る場合がある。
ら主に由来するので、C11A7CaCl2,C11A7Ca
F2,C3A等のアルミニウム化合物の含有量が10重量
%未満では、焼却灰の使用量が少なくなり、廃棄物の有
効利用および再資源化の観点から好ましくない。また、
40重量%を超えると水和の進行によって過大に膨張す
る場合がある。
【0014】本発明に用いる石膏は、無水石膏、二水石
膏、半水石膏のいずれも使用でき、強度の発現性から、
石膏は、焼成物100重量部に対して1〜30重量部添
加するのが好ましい。本発明のエコセメントの使用量
は、本発明のセメント組成物1m3に対して20〜10
00kg含有することが好ましい。エコセメントの使用
量が20kgより少ないと単位水量の低減効果がなく、
またセメント組成物の硬化後の強度が低くなる。またエ
コセメントの使用量が1000kgより多いと、セメン
トの水和反応による発熱が大きくひび割れを生じたり、
硬化体の乾燥収縮が大きくなったりする。
膏、半水石膏のいずれも使用でき、強度の発現性から、
石膏は、焼成物100重量部に対して1〜30重量部添
加するのが好ましい。本発明のエコセメントの使用量
は、本発明のセメント組成物1m3に対して20〜10
00kg含有することが好ましい。エコセメントの使用
量が20kgより少ないと単位水量の低減効果がなく、
またセメント組成物の硬化後の強度が低くなる。またエ
コセメントの使用量が1000kgより多いと、セメン
トの水和反応による発熱が大きくひび割れを生じたり、
硬化体の乾燥収縮が大きくなったりする。
【0015】また、水硬性組成物として、エコセメント
と共に普通、早強、中庸熱、耐硫酸塩などの各ポルトラ
ンドセメントやC2Sを多く含有するビーライトセメン
ト、鉱物質微粉末である高炉水砕スラグ、フライアッシ
ュ、シリカヒューム、石灰石微粉末、シリカ、火山灰、
珪藻土などを添加した混合セメント、またはアルミネー
ト鉱物を添加した速硬性セメント等を添加してもよい。
と共に普通、早強、中庸熱、耐硫酸塩などの各ポルトラ
ンドセメントやC2Sを多く含有するビーライトセメン
ト、鉱物質微粉末である高炉水砕スラグ、フライアッシ
ュ、シリカヒューム、石灰石微粉末、シリカ、火山灰、
珪藻土などを添加した混合セメント、またはアルミネー
ト鉱物を添加した速硬性セメント等を添加してもよい。
【0016】またセメント組成物には、その他成分、例
えば、減水剤、AE剤、消泡剤、流動化剤、凝結遅延剤、
促進剤、増粘剤、収縮低減剤、防錆剤、発泡材や膨張材
などの混和材料、高炉スラグ骨材、鉄鉱石などの骨材、
スチールファイバーや連続繊維などの補強剤を配合して
もよい。
えば、減水剤、AE剤、消泡剤、流動化剤、凝結遅延剤、
促進剤、増粘剤、収縮低減剤、防錆剤、発泡材や膨張材
などの混和材料、高炉スラグ骨材、鉄鉱石などの骨材、
スチールファイバーや連続繊維などの補強剤を配合して
もよい。
【0017】減水剤については、リグニンスルホン酸
系、アミノスルホン酸系、芳香族スルホン酸系、あるい
はポリカルボン酸系等の減水剤が使用できる。本発明で
使用する再生骨材の吸水率が大きい場合はスランプロス
が大きくなる傾向があり、芳香族スルホン酸またはポリ
カルボン酸系の減水剤を使用するのが好ましい。芳香族
スルホン酸系減水剤としてはナフタレンスルホン酸のホ
ルマリン縮合物、ポリカルボン酸系減水剤としては分子
構造中にカルボキシル基を持つもので、アクリル酸誘導
体の共重合物、無水マレイン酸共重合物が例示される。
ポリカルボン酸系の減水剤は再生骨材中のセメントペー
スト部分への吸着量が少ないため、結果として本発明の
水硬性組成物への吸着量が増加し、少ない減水剤添加量
で良好な初期流動性が得られる。
系、アミノスルホン酸系、芳香族スルホン酸系、あるい
はポリカルボン酸系等の減水剤が使用できる。本発明で
使用する再生骨材の吸水率が大きい場合はスランプロス
が大きくなる傾向があり、芳香族スルホン酸またはポリ
カルボン酸系の減水剤を使用するのが好ましい。芳香族
スルホン酸系減水剤としてはナフタレンスルホン酸のホ
ルマリン縮合物、ポリカルボン酸系減水剤としては分子
構造中にカルボキシル基を持つもので、アクリル酸誘導
体の共重合物、無水マレイン酸共重合物が例示される。
ポリカルボン酸系の減水剤は再生骨材中のセメントペー
スト部分への吸着量が少ないため、結果として本発明の
水硬性組成物への吸着量が増加し、少ない減水剤添加量
で良好な初期流動性が得られる。
【0018】本発明のセメント組成物を製造する場合、
セメント組成物を構成する材料の添加順序は特に制限さ
れるものではなく、例えば、本発明の水硬性組成物と、
再生細骨材または再生骨材微粉末とをプレミックスとし
て、あるいは水硬性組成物、水、細骨材または再生細骨
材、粗骨材または再生粗骨材、再生骨材微粉末を練り混
ぜた後に減水剤等の混和材料を添加してもよい。さらに
セメント組成物中への本発明の水硬性組成物および再生
骨材の添加方法、セメント組成物各材料の練り混ぜ方法
は特に制限を受けるものではない。
セメント組成物を構成する材料の添加順序は特に制限さ
れるものではなく、例えば、本発明の水硬性組成物と、
再生細骨材または再生骨材微粉末とをプレミックスとし
て、あるいは水硬性組成物、水、細骨材または再生細骨
材、粗骨材または再生粗骨材、再生骨材微粉末を練り混
ぜた後に減水剤等の混和材料を添加してもよい。さらに
セメント組成物中への本発明の水硬性組成物および再生
骨材の添加方法、セメント組成物各材料の練り混ぜ方法
は特に制限を受けるものではない。
【0019】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。なお、これら
は例示であり本発明を限定するものではない。
は例示であり本発明を限定するものではない。
【0020】表1に示す乾燥した都市ゴミ焼却灰54.
3重量%、石灰石粉42.5重量%、アルミ灰1.1重
量%、粘土1.1重量%、蛍石0.5重量%を原料とし
て、ロータリーキルンを用いて1300〜1450℃で
クリンカーを焼成した。得られたクリンカーは、縦型ミ
ルでブレーン比表面積が4000cm2/gになるよう
粉砕し、この焼成物100重量に対して無水石膏を12
重量部添加してブレーン比表面積が4700cm2/g
のエコセメントを製造した。なお、製造した焼成物の鉱
物組成を表2に示す。
3重量%、石灰石粉42.5重量%、アルミ灰1.1重
量%、粘土1.1重量%、蛍石0.5重量%を原料とし
て、ロータリーキルンを用いて1300〜1450℃で
クリンカーを焼成した。得られたクリンカーは、縦型ミ
ルでブレーン比表面積が4000cm2/gになるよう
粉砕し、この焼成物100重量に対して無水石膏を12
重量部添加してブレーン比表面積が4700cm2/g
のエコセメントを製造した。なお、製造した焼成物の鉱
物組成を表2に示す。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】再生骨材は、施工後約30年経過した橋脚の
解体コンクリートを原コンクリートとし、ジョークラッ
シャーで破砕した後さらにインペラークラッシャーで破
砕し、篩い分けを行って粒子径5mm〜20mmのもの
を再生粗骨材、0.15mm〜5mmのものを再生細骨
材、0.15mmより小さいものを再生骨材微粉末とし
て使用した。得られた再生骨材と、製造したエコセメン
トを水硬性組成物とし、表3で示した配合で、セメント
組成物としてコンクリートを練混ぜた。また、減水剤と
して、何れの配合もリグニンスルホン酸化合物およびポ
リオール複合体を主成分とするAE減水剤をセメント1
00重量部に対して固形分で0.2重量部添加し、エコ
セメントを使用した配合についてはクエン酸をセメント
100重量部に対して固形分で0.7重量部添加した。
解体コンクリートを原コンクリートとし、ジョークラッ
シャーで破砕した後さらにインペラークラッシャーで破
砕し、篩い分けを行って粒子径5mm〜20mmのもの
を再生粗骨材、0.15mm〜5mmのものを再生細骨
材、0.15mmより小さいものを再生骨材微粉末とし
て使用した。得られた再生骨材と、製造したエコセメン
トを水硬性組成物とし、表3で示した配合で、セメント
組成物としてコンクリートを練混ぜた。また、減水剤と
して、何れの配合もリグニンスルホン酸化合物およびポ
リオール複合体を主成分とするAE減水剤をセメント1
00重量部に対して固形分で0.2重量部添加し、エコ
セメントを使用した配合についてはクエン酸をセメント
100重量部に対して固形分で0.7重量部添加した。
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】練混ぜは、練混ぜ量を35リットルとして
強制パン型ミキサーを用い、練混ぜ直後および60分経
過後のスランプ試験をJIS A1101に準じて測定
し、また材齢28日の圧縮強度を測定した。本発明の再
生骨材を用いたエコセメント組成物である実施例No.
1〜3では何れもスランプロスが少なく、また圧縮強度
に優れたものであった。これに対して普通セメントのみ
を使用した比較例No.4はスランプロスが大きく、ま
た比較例No.5はスランプロスが大きくまた圧縮強度
も低いものであった。
強制パン型ミキサーを用い、練混ぜ直後および60分経
過後のスランプ試験をJIS A1101に準じて測定
し、また材齢28日の圧縮強度を測定した。本発明の再
生骨材を用いたエコセメント組成物である実施例No.
1〜3では何れもスランプロスが少なく、また圧縮強度
に優れたものであった。これに対して普通セメントのみ
を使用した比較例No.4はスランプロスが大きく、ま
た比較例No.5はスランプロスが大きくまた圧縮強度
も低いものであった。
【0027】上記実施例で製造したエコセメントおよび
再生骨材を使用し表5で示した配合に基づいて、減水剤
としてポリカルボン酸系またはナフタレンスルホン酸系
の高性能AE減水剤を使用し、水セメント比を40%とし
て、有機カルボン酸を主成分とする凝結遅延剤をセメン
ト100重量部に対して固形分で1.2重量部し、セメ
ント組成物としてコンクリートを練混ぜた。練混ぜは、
練混ぜ量を50リットルとして強制パン型ミキサーを用
い、練混ぜ直後および60経過後のスランプ試験JIS
A1101に準じて測定し、また材齢28日の圧縮強
度を測定した。その結果を表6に示す。実施例No.6
およびNo.7で示した本発明のセメント組成物では、
スランプロスおよび圧縮強度に関しては特に優れるもの
で、またポリカルボン酸系の減水剤を用いた場合には減
水剤の添加量が少ないものであった。
再生骨材を使用し表5で示した配合に基づいて、減水剤
としてポリカルボン酸系またはナフタレンスルホン酸系
の高性能AE減水剤を使用し、水セメント比を40%とし
て、有機カルボン酸を主成分とする凝結遅延剤をセメン
ト100重量部に対して固形分で1.2重量部し、セメ
ント組成物としてコンクリートを練混ぜた。練混ぜは、
練混ぜ量を50リットルとして強制パン型ミキサーを用
い、練混ぜ直後および60経過後のスランプ試験JIS
A1101に準じて測定し、また材齢28日の圧縮強
度を測定した。その結果を表6に示す。実施例No.6
およびNo.7で示した本発明のセメント組成物では、
スランプロスおよび圧縮強度に関しては特に優れるもの
で、またポリカルボン酸系の減水剤を用いた場合には減
水剤の添加量が少ないものであった。
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】
【発明の効果】本発明の再生骨材を用いたエコセメント
組成物は、セメントペースト、モルタルあるいはコンク
リートとして用いることができ、構造物の解体によって
生じる建設副産物、一般廃棄物、産業廃棄物などの廃棄
物の再利用を円滑にし、資源の有効利用と省エネルギー
を実現するものである。本発明のエコセメント組成物
は、初期流動性に優れ、スランプロスが少なく、凝結を
遅延しないもので、再生骨材を使用しない通常のコンク
リートやモルタル等のセメント組成物と同等に使用でき
るものである。
組成物は、セメントペースト、モルタルあるいはコンク
リートとして用いることができ、構造物の解体によって
生じる建設副産物、一般廃棄物、産業廃棄物などの廃棄
物の再利用を円滑にし、資源の有効利用と省エネルギー
を実現するものである。本発明のエコセメント組成物
は、初期流動性に優れ、スランプロスが少なく、凝結を
遅延しないもので、再生骨材を使用しない通常のコンク
リートやモルタル等のセメント組成物と同等に使用でき
るものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 28/02 C04B 28/02 //(C04B 28/14 7:28 18:16 24:26 24:22) 103:30 111:20
Claims (4)
- 【請求項1】 次の(イ)及び(ロ)を含有することを
特徴とするセメント組成物。 (ここでC:CaO、
A:Al2O3、S:SiO2を表す) (イ)都市ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰の一種以上を原
料としてなる焼成物であって、C11A7CaCl2、C11
A7CaF2、C3Aの一種以上を10〜40重量%およ
びC2S、C3Sの一種以上を含む焼成物と石膏からなる
水硬性組成物 (ロ)硬化コンクリート、硬化モルタルまたは硬化セメ
ントペーストの解体材から得られる再生粗骨材、再生細
骨材、及び再生骨材微粉末のすくなくとも一種以上 - 【請求項2】 水硬性組成物の含有量がセメント組成物
容積1m3あたり20kg以上1000kg以下であり、か
つ再生骨材がセメント組成物1m3あたり5kg以上20
00kg以下である請求項1記載のセメント組成物。 - 【請求項3】 更に、減水剤を含有することを特徴とす
る請求項1または請求項2記載のセメント組成物。 - 【請求項4】 減水剤がポリカルボン酸系および/また
はナフタレンスルホン酸系減水剤であることを特徴とす
る請求項3記載のセメント組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36576497A JPH11180756A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 再生骨材を用いたセメント組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36576497A JPH11180756A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 再生骨材を用いたセメント組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11180756A true JPH11180756A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18485054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36576497A Pending JPH11180756A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 再生骨材を用いたセメント組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11180756A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003093191A1 (en) * | 2002-05-06 | 2003-11-13 | Re-Form System Co., Ltd. | Method for manufacturing recycle cement |
CN108708244A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-10-26 | 杜宇 | 一种不产生裂纹的公路路面基层及其制备方法 |
CN110330275A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-10-15 | 乐山市瑞祯建材有限公司 | 一种利用工业废渣工业淤泥为原材料的配料方法 |
CN111187881A (zh) * | 2020-03-04 | 2020-05-22 | 马鞍山钢铁股份有限公司 | 一种废旧铝碳质长水口回收至lf精炼过程的利用方法 |
FR3102171A1 (fr) * | 2019-10-22 | 2021-04-23 | Centre National De La Recherche Scientifique | Materiaux composites comprenant des agregats de beton, du carbone poreux et leur utilisation pour l’elimination de gaz polluants |
CN112876159A (zh) * | 2021-01-08 | 2021-06-01 | 江苏立浩建材科技有限公司 | 一种基于再生材料高性能砂浆配方及其制备方法 |
CN113636802A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-11-12 | 盐城工业职业技术学院 | 一种超高性能混凝土及其制备方法 |
CN116161925A (zh) * | 2023-01-13 | 2023-05-26 | 深圳市华威环保建材有限公司 | 一种再生骨料混凝土及其制备方法和应用 |
CN118047553A (zh) * | 2024-02-06 | 2024-05-17 | 四川大学 | 一种再生微粉绿色掺合料及其制备方法和应用 |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP36576497A patent/JPH11180756A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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