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JPH11128562A - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

Info

Publication number
JPH11128562A
JPH11128562A JP29908797A JP29908797A JPH11128562A JP H11128562 A JPH11128562 A JP H11128562A JP 29908797 A JP29908797 A JP 29908797A JP 29908797 A JP29908797 A JP 29908797A JP H11128562 A JPH11128562 A JP H11128562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
vibrating rod
inner blade
retaining ring
vibrating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29908797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Tezuka
佳孝 手塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP29908797A priority Critical patent/JPH11128562A/ja
Priority to KR1019980040359A priority patent/KR100543557B1/ko
Priority to US09/177,048 priority patent/US6082005A/en
Priority to DE19849537A priority patent/DE19849537B4/de
Publication of JPH11128562A publication Critical patent/JPH11128562A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内刃を往復運動させる駆動機構を簡素化し
て、安価に多量生産でき、しかも、往復運動する内刃を
駆動する機構のガタツキや騒音を少なくする。 【解決手段】 電気かみそりは、外刃と、この外刃の内
側で往復運動する内刃と、内刃を往復運動させる駆動機
構とを備える。駆動機構は、先端に内刃を連結して往復
運動させる振動ロッド19と、この振動ロッド19を連
結していると共に、往復運動できるようにケースに装着
されている振動台17と、振動台17を往復運動させる
往復運動機構とを備える。振動ロッド19は、その先端
を、内刃に設けた駆動孔3Dに、軸方向に移動できるよ
うに挿入して内刃に連結している。さらに、振動ロッド
19には、内刃を外刃に弾性的に往復運動する刃圧スプ
リング25を挿入しており、刃圧スプリング25で内刃
を外刃に押圧すると共に、振動ロッド19の先端で内刃
を往復運動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外刃の内側で内刃
を往復運動させる電気かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】往復運動する内刃を備える従来の電気か
みそりの分解斜視図を図1と図2に示す。これらの図の
電気かみそりは、内刃29を、内刃台28の上下ロッド
31に連結している。内刃台28は、両端に設けた弾性
アーム34を介して、往復運動できるようにブレードホ
ルダー32に装着している。ブレードホルダー32は、
外刃枠7に脱着できるように装着され、外刃枠7を介し
てかみそり本体27に装着される。かみそり本体27に
装着された状態で、内刃台28は、かみそり本体27に
内蔵されている振動台17に連結されて往復運動され
る。すなわち、この構造の電気かみそりは、モーター1
8で振動台17を往復運動させ、振動台17で内刃台2
8を往復運動させ、内刃台28で内刃30を往復運動さ
せる。すなわち、モーター18で往復運動される振動台
17は、内刃台28を介して内刃30を往復運動させ
る。
【0003】内刃30は、外刃29の内面に弾性的に押
圧される状態で往復運動する必要がある。外刃29の髭
剃孔から内面に突出するひげを、往復運動する内刃30
が確実にカットするためである。内刃30を外刃29の
内面で往復運動するために、内刃台28に上下ロッド3
1を設けている。上下ロッド31は、図3の分解斜視図
に示すように、内蔵される押圧スプリング33で弾性的
に押し上げられる。押圧スプリング33は、上下ロッド
31の内部に挿入されて、上下ロッド31を弾性的に押
し上げる。
【0004】本明細書において、上下方向とは、図1に
示すように、電気かみそりを垂直に立てた姿勢で特定す
る。
【0005】上下ロッド31を内刃30に連結するため
に、内刃30は、内刃ホルダー30Aの内側を、上下ロ
ッド31に連結できる構造としている。図4の斜視図に
示す内刃30は、プラスチック製の内刃ホルダー30A
の内面に、連結支柱30Bを一体成形して設けている。
連結支柱30Bは、上下ロッド31の内側に挿入して連
結されるので、外側の幅を上下ロッド31の内側の幅に
ほぼ等しく設計している。
【0006】さらに内刃ホルダー30Aは、上下ロッド
31に抜けないように連結するために、内面に突出して
係止部30Cを成形している。係止部30Cは、平行板
の形状に成形される内刃ホルダー30Aの中央に位置し
て、その下端部に一体成形して設けられる。係止部30
Aは、内刃30を上下ロッド31に連結したときに、上
下ロッド31の係止窓31Aに案内されて、内刃30が
上下ロッド31から抜けるのを防止する。内刃30の連
結支柱30Bを、上下ロッド31に挿入して連結すると
きは、平行板の形状に成形された内刃ホルダー30Aが
弾性拡開されて、係止部30Cが上下ロッド31の係止
窓31Aに案内される。係止部30Cが係止窓31Aに
案内されると、内刃ホルダー30Aの間隔は狭くなっ
て、係止部30Cが係止窓31Aに引っかかる。
【0007】内刃台28は、図4に示すように、かみそ
り本体27の振動台17に連結するために、下方に駆動
ピン28Aを突出させている。駆動ピン28Aは、振動
台17の中心に設けられた軸孔に隙間なく挿入されて、
振動台17に連結される。軸孔は上部を、テーパー状に
形成して、駆動ピン28Aを中心に案内できるようにし
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上の構造の電気かみ
そりは、内刃を、内刃台の上下ロッドに連結し、上下ロ
ッドで上下に移動できるように装着する。この構造の電
気かみそりは、内刃を、上下ロッドと内刃台のふたつの
パーツを介して振動台に連結する必要がある。したがっ
て、内刃と上下ロッド、上下ロッドと内刃台、内刃台と
振動台とのクリアランスが、内刃を往復運動させるスト
ロークを小さくし、さらに、このクリアランスによって
不快な騒音やガタツキの原因となる。
【0009】さらに、この構造は、内刃を振動台に連結
するための構造が複雑になって、多数のパーツを必要と
する。しかも、それぞれのパーツの加工制度が低くなる
と、クリアランスができて、前述の弊害が発生するの
で、パーツには高い制度が要求され、部品コストが高く
なって、組み立てに手間がかかり、製造コストが高くな
る欠点がある。
【0010】さらにまた、この構造の電気かみそりは、
上下ロッドを上下にストロークさせるので、上下ロッド
のストローク量を大きくするのが難しい欠点もある。さ
らに、上下ロッドのストロークを大きくすると、この部
分が高くなって電気かみそり全体の全長が長くなり、コ
ンパクトにできなくなる欠点もある。
【0011】本発明は、このような欠点を解決すること
を目的に開発されたものである。本発明の重要な目的
は、内刃を往復運動させる駆動機構を簡素化して、安価
に多量生産でき、しかも、往復運動する内刃を駆動する
機構のガタツキや騒音を少なくできる電気かみそりを提
供することにある。
【0012】また、本発明の他の大切な目的は、簡単な
機構で内刃のストロークを大きくすることが可能である
電気かみそりを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の電気かみそり
は、外刃と、外刃の内側で往復運動する内刃と、内刃を
往復運動させる駆動機構とを備える。さらに、本発明の
請求項1に記載される電気かみそりの駆動機構は、先端
に内刃を連結して往復運動させる振動ロッド19と、こ
の振動ロッド19を連結していると共に、往復運動でき
るようにケースに装着されている振動台17と、振動台
17を往復運動させる往復運動機構とを備える。振動ロ
ッド19は、その先端を、内刃の駆動孔3Dに、軸方向
に移動できるように挿入して内刃に連結している。さら
に、振動ロッド19には、内刃を外刃に弾性的に往復運
動する刃圧スプリング25を挿入している。刃圧スプリ
ング25が内刃を外刃に弾性的に押圧すると共に、振動
ロッド19の先端で、内刃を往復運動させるように構成
している。
【0014】この構造の電気かみそりは、振動ロッド1
9に軸方向に移動できるように内刃を連結している。し
たがって、従来のように、内刃を駆動させる部材を、上
下ロッド31のように上下に移動できる構造とする必要
がない。さらに、振動ロッド19に刃圧スプリング25
を設け、この刃圧スプリング25で内刃を外刃に押圧し
ている。刃圧スプリング25は、振動ロッド19に軸方
向に移動できるように連結している内刃を、弾性的に外
刃の内面に押圧する。したがって、刃圧スプリング25
を簡単な構造で装着して、しかも、振動ロッド19と刃
圧スプリング25からなる簡単な機構で、内刃を大きな
ストロークで外刃に押圧できる。
【0015】本発明の請求項2の電気かみそりは、振動
ロッド19の先端を太くして鍔部19Aを設けている。
この鍔部19Aは、内刃の駆動孔3Dに挿入されて内刃
を往復運動する。さらに、振動ロッド19の先端には、
抜止リング26を挿入している。抜止リング26は、鍔
部19Aで抜けないように振動ロッド19に挿入され
る。抜止リング26が、刃圧スプリング25を抜けない
ように振動ロッド19に挿入している。
【0016】本発明の請求項3の電気かみそりは、刃圧
スプリング25で押圧される抜止リング26で、内刃を
外刃の内面に弾性的に押圧している。
【0017】本発明の請求項4の電気かみそりの抜止リ
ング26は、中心孔を細くする方向に弾性変形する弾性
挟着片26Aを有する。抜止リング26は、弾性挟着片
26Aを拡開して振動ロッド19に挿入でき、挿入した
状態では弾性挟着片26Aが鍔部19Aに引っかかって
振動ロッド19に抜けないように連結される。
【0018】本発明の請求項5の電気かみそりの抜止リ
ング26は、下部のリング部26Bと、このリング部2
6Bの周縁に、リング部26Bから上方に延長して設け
られた複数の弾性挟着片26Aとを備える。弾性挟着片
26Aは、リング部26Bの内形を鍔部19Aの外形よ
りも大きく、複数の弾性挟着片26Aで形成される中心
孔の内形を、鍔部19Aの外形よりも小さくしている。
【0019】本発明の請求項6の電気かみそりは、内刃
の内刃ホルダーに、振動ロッド19を連結する連結部3
Cを設けている。この連結部3Cは、下方に向かって幅
の広くなるテーパー状に形成され、テーパー部に抜止リ
ング26が弾性的に押圧されて、内刃を外刃の内面に押
圧している。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための電気かみそりを例示する
ものであって、本発明は電気かみそりの構造を下記のも
のに特定しない。
【0021】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0022】図5と図6の分解斜視図に示す電気かみそ
りは、かみそり本体27と、このかみそり本体27に脱
着できるように装着している外刃枠7と、この外刃枠7
に脱着できるように装着している外刃ケース6と、外刃
ケース6に装着されている外刃の内面に押圧される内刃
と、内刃を往復運動させる駆動機構とを備える。
【0023】図5の電気かみそりは、外刃枠7を脱着で
きるようにかみそり本体27に連結している。ただ、外
刃枠7は、脱着できないようにかみそり本体に固定し、
あるいは、これをかみそり本体と一体構造とすることも
できる。
【0024】外刃ケース6は、4連の外刃を平行に連結
している。4連の外刃は、2連のアーチ外刃1と、この
アーチ外刃1の両側に配設されているスリット外刃2と
からなる。アーチ外刃1は、プラスチック製の外刃ホル
ダー1Bに、網刃1Aをアーチ状に湾曲して固定してい
る。網刃1Aは、無数の髭剃孔を開口している。
【0025】スリット外刃2は、プラスチック製の外刃
ホルダー2Bに、スリット外刃板2Aを固定したもので
ある。スリット外刃板2Aは、金属板に、横方向に延長
して複数の平行スリット2aを開口したものである。ス
リット外刃板2Aは、上面を平面状とする矩形状に金属
板を折曲して、上面と外側のコーナー部から外側の垂直
部まで延長して平行スリット2aを開口している。
【0026】アーチ外刃1とスリット外刃2は、それぞ
れ独立して弾性的に出入りできるように、外刃ケース6
に装着される。アーチ外刃1とスリット外刃2は、出入
バネ(図示せず)等の弾性体で、肌に向かって弾性的に
押し出される。
【0027】外刃ケース6は、両端の端部プレート61を
側面プレート62で連結する形状で、全体の形状を、上下
を開口している方形状に成形している。外刃ケース6
は、プラスチックで一体成形されている。側面プレート
62は、上面に櫛4を設けている。
【0028】外刃ケース6は、図5に示すように、外刃
枠7の上端開口部である開口窓7Cに脱着自在に装着さ
れる。外刃ケース6は、外刃枠7の定位置に装着されて
抜けないように連結される。外刃ケース6の外刃枠7か
らの抜けは、外刃ケース6の引掛片6Aと、外刃枠7の
引掛部7Aで防止される。引掛片6Aは、図7に示すよ
うに、端部プレート61に設けられる。引掛部7Aは、外
刃ケース6を外刃枠7の定位置に装着した状態で、引掛
片6Aを案内する位置に設けられる。図の引掛部7A
は、外刃枠7の内面から突出して設けられたふたつの凸
部7aである。外刃ケース6が外刃枠7の定位置に装着
されると、引掛片6Aは、外刃枠7の内面に設けている
凸部7aである引掛部7Aに引っかけられる。
【0029】引掛片6Aは、外刃ケース6の両端面から
突起して、下から上に延長して設けられている。引掛片
6Aは、弾性変形して、外刃枠7の引掛部7Aに入れら
れる。引掛片は、外刃ケースに一体成形されて、外刃ケ
ースを成形しているプラスチックの弾性で引掛部に押し
込むこともできるが、好ましくは、図8の断面図に示す
ように、内面に弾性金属板6Bを設ける。弾性金属板6
Bは、引掛片6Aを弾性的に押圧して、引掛部7Aに挿
入させる。
【0030】引掛片6Aは、上端の幅を広くするT字状
である。T字状の両端部6aが、外刃枠7の引掛部7A
である凸部7aに係止されて、外刃ケース6は外刃枠7
に連結される。
【0031】外刃ケース6を外刃枠7に簡単に挿入して
連結するために、外刃ケース6の両端面と、外刃ケース
6の端面に対向する外刃枠7の内面には、外刃ケース6
を脱着方向に案内するガイドを設けている。
【0032】図7の外刃ケース6と外刃枠7は、ガイド
を、外刃ケース6の端面に設けられたガイド溝8と、外
刃枠7の内面に設けられてガイド溝8に摺動されるガイ
ド凸条9とで形成している。ガイド溝8は、外刃ケース
6に一体成形している引掛片6Aの中央に、上下に延長
して設けている。ガイド溝8は、ガイド凸条9をスムー
ズに案内できるように、下端部をテーパー状に幅広くし
ている。
【0033】ガイド凸条9は、外刃枠7の両端面の内側
に上下に延長して、外刃枠7に一体成形して設けられ
る。外刃枠7は、金属あるいはプラスチックで全体を一
体成形している。ガイド凸条9は、引掛部7Aから上端
まで延長して設けられる。
【0034】さらに、図7に示す外刃ケース6は、4連
の外刃を非対称に設けている。この形状の外刃ケース6
は、決められた姿勢で外刃枠7に装着する必要がある。
外刃ケース6を外刃枠7に逆向きに連結するのを阻止す
るために、外刃ケース6と外刃枠7とに、ストッパ機構
を設けている。
【0035】ストッパ機構は、外刃ケース6に設けたス
トッパリブ10と、外刃枠7に設けられたストッパ凸部
11とで形成される。ストッパリブ10は、外刃ケース
6の端面の隅部に上下に延長して設けられる。ストッパ
リブ10は、外刃ケース6の一方の側面、図7において
手前の側面に接近する隅部に設けられる。ストッパ凸部
11は、外刃枠7の隅部の内面に突出して、外刃ケース
6を外刃枠7に逆向きの姿勢で挿入するとき、ストッパ
リブ10が当たる位置に設けている。
【0036】外刃ケース6を、図7に示す姿勢で外刃枠
7に挿入するとき、すなわち、外刃ケース6を正常な姿
勢で外刃枠7に挿入するとき、ストッパリブ10は、ス
トッパ凸部11に衝突せず、外刃ケース6を外刃枠7に
挿入して連結できる。しかしながら、図7に示す姿勢と
反対の姿勢、すなわち、外刃ケース6を水平面内で18
0度回転した姿勢で、外刃枠7に挿入しようとすると、
ストッパリブ10がストッパ凸部11に衝突する。この
ため、外刃ケース6は逆向きの姿勢では、外刃枠7に挿
入されない。
【0037】外刃ケース6を外刃枠7から外すために、
外刃枠7に脱着ツマミ12を設けている。脱着ツマミ1
2を押して、外刃ケース6は外刃枠7から外される。脱
着ツマミ12は、外刃枠7をかみそり本体27から外す
脱着ボタン13を一体構造としている。脱着ツマミ12
と脱着ボタン13は、単一のパーツで構成される。脱着
ツマミ12と脱着ボタン13とは、弾性変形するプラス
チック製、あるいは金属製の弾性片14で、弾性片14
の中間を外刃枠7に連結して、上端を脱着ツマミ12、
下端を脱着ボタン13としている。
【0038】弾性片14は、全体の形状を板状として、
上部の脱着ツマミ12と、下部の脱着ボタン13を弾性
変形できるように、中間を外刃枠7に固定している。弾
性片14の上部である脱着ツマミ12の上端部は、T字
状に形成された引掛片6Aの両端を押圧する押圧ロッド
12Aを上下に延長して一体成形している。
【0039】さらに、脱着ツマミ12は、外刃枠7の外
部に突出する外刃ボタン12Bを一体成形している。外
刃ボタン12Bは、外刃枠7の貫通孔7Bに出入りでき
るよう挿入されている。
【0040】外刃ケース6を外刃枠7から外すときに
は、図8と図9の矢印Aで示すように、外刃ボタン12
Bを押す。外刃ボタン12Bが押されると、押圧ロッド
12Aが引掛片6Aを引掛部7Aから押し出して、外刃
ケース6と外刃枠7の引っかけ状態を解除する。この状
態で、外刃ケース6を外刃枠7から引き出して外す。
【0041】脱着ボタン13は、かみそり本体27から
突出している弾性凸部16を押し込む押圧プレート13
Aと、外刃枠7の外部に突出する枠ボタン13Bとを備
える。弾性凸部16は、かみそり本体27から弾性的に
押し出されており、これが、外刃枠7の内面に設けられ
た引掛凹部7Dに引っかけられて、外刃枠7をかみそり
本体27に抜けないように連結する。枠ボタン13B
は、外刃枠7の貫通孔7Eに出入りできるよう挿入され
て、外刃枠7の外部に表出している。
【0042】外刃枠7をかみそり本体27から外すとき
には、図8と図10の矢印Bで示すように、枠ボタン1
3Bを押す。枠ボタン13Bが押されると、押圧プレー
ト13Aが弾性凸部16を引掛凹部7Dから押し出し、
弾性凸部16は外刃枠7の引掛凹部7Dに係止されなく
なる。したがって、この状態で、外刃枠7はかみそり本
体27から外される。
【0043】外刃ケース6は、図11と図12に示すよ
うに、4連の外刃の内面に、それぞれ内刃を内蔵させて
いる。アーチ外刃1にはアーチ内刃3を、スリット外刃
2にはスリット内刃5を内蔵させている。本発明の電気
かみそりは、内刃に振動ロッド19を軸方向に移動でき
るように挿入して、振動ロッド19で内刃を往復運動さ
せることを特徴とする。この実施例の電気かみそりは、
アーチ内刃3に振動ロッド19を挿入して連結する。ス
リット内刃5は、振動ロッド19を挿入することなく、
異なる機構で往復運動している。
【0044】外刃ケース6は、内刃と外刃の両方を連結
する状態で、外刃枠7から外れる構造としている。した
がって、外刃ケース6に装着された外刃は、内面に沿っ
て摺動しながら往復運動するように内刃を内蔵してい
る。内刃は、外刃ケース6を外したときに、外刃ケース
6から外れないように、外刃に連結される。
【0045】アーチ内刃3は、図12に示すように、複
数枚のアーチ金属刃3Aを平行に並べてプラスチック製
の内刃ホルダー3Bにインサートして製造されている。
アーチ金属刃3Aは金属板で、アーチ状に湾曲されるア
ーチ外刃1の内面に接触するように上端を湾曲形状に成
形している。アーチ内刃3は、たとえば、外刃ホルダー
の開口部を狭くして、アーチ外刃1に抜けないように連
結される。
【0046】スリット内刃5は、図13に示すように、
櫛形にスリットを設けたスリット金属刃5Aを備える。
スリット金属刃5Aの上面は、スリット外刃板2Aの内
面を摺動して、スリット外刃板2Aの平行スリット2a
に誘いこまれる髭をカットする。スリット内刃5は、ス
リット外刃2の内部に装着され、振動台で往復運動され
る。
【0047】スリット内刃5は、たとえば、図13の分
解斜視図に示す構造で、スリット外刃2に連結すること
ができる。この図に示すスリット内刃5は、スリット金
属刃5Aと、プラスチック製の内刃ホルダー5Bと、板
バネである刃圧バネ24とを備える。スリット金属刃5
Aと刃圧バネ24は、内刃ホルダー5Bに積層して固定
されている。内刃ホルダー5Bは、全体の形状をT字状
に成形して、上部側面の定位置に、スリット金属刃5A
と刃圧バネ24を連結する複数の凸起5Dを設けてい
る。スリット金属刃5Aは、内刃ホルダー5Bの凸起5
Dを挿入する位置に連結孔5Eを設けている。
【0048】刃圧バネ24は、薄い弾性金属板をプレス
成形したもので、内刃ホルダー5Bの凸起5Dを挿入す
る位置に連結孔24Aを設けて、両側にはハ字状に弾性
片24Bを突出させている。弾性片24Bは、スリット
外刃2の外刃ホルダー2Bの上面を押圧して、スリット
金属刃5Aをスリット外刃2の内面に弾性的に押圧す
る。
【0049】この図に示すスリット内刃5は、内刃ホル
ダー5Bの上部に、スリット金属刃5Aと刃圧バネ24
の連結孔5E、24Aを、凸起5Dに挿入して簡単に、
正確な位置に連結できる。この状態で、内刃ホルダー5
Bの凸起5Dの先端を加熱して押し潰すと、スリット金
属刃5Aと刃圧バネ24はより確実に内刃ホルダー5B
に連結される。スリット金属刃5Aと刃圧バネ24を連
結したT字状の内刃ホルダー5Bは、下方に延長される
ロッド部5Fをスリット外刃2の外刃ホルダー2Bに挿
入して、スリット外刃2に連結する。
【0050】内刃ホルダー5Bが、外刃ホルダー2Bに
挿入された後、外刃ホルダー2Bに、コ字状に折曲され
たスリット外刃板2Aを連結して、スリット内刃5を、
スリット外刃2の定位置に保持する。スリット金属刃5
Aと刃圧バネ24とを連結している内刃ホルダー5B
は、全体の厚さを、スリット外刃板2Aの内幅にほぼ等
しくして、スリット外刃2の内部で傾かないように定位
置に保持される。
【0051】外刃ケース6に装着されたアーチ内刃3
は、図8と図12に示すように、かみそり本体27の上
端に突出している振動ロッド19に連結されて往復運動
される。2本の振動ロッド19は、かみそり本体27の
本体ケース15に往復運動できるように装着される振動
台17に固定されて往復運動される。振動台17は、両
端に設けている弾性アーム17Aを介して、本体ケース
15に往復運動できるように装着している。この振動台
17は、モーター18の回転軸に固定しているカム軸2
2で往復運動される。振動台17は、カム軸22を連結
する連結スリット17Bを、振動方向と直交する方向に
設けている。回転するカム軸22は、連結スリット17
Bを摺動して、振動台17を往復運動させる。2連の振
動台17は、180度位相の異なるカム軸22に連結さ
れて、互いに反対方向に往復運動される。
【0052】振動ロッド19は振動台17に垂直に固定
して連結されて、かみそり本体27から突出している。
振動ロッド19は、本体ケース15の上端に設けた開口
窓15Aから外部に表出されている。開口窓15Aは、
髭屑等が本体ケース15に侵入するのを阻止するため
に、パッキンゴム23で閉塞している。パッキンゴム2
3は、外周を開口窓15Aの内周に連結し、内周を振動
ロッド19の外周に隙間なく連結している。パッキンゴ
ム23は、自由に変形できる柔軟なゴム状弾性体で、振
動ロッド19を自由に振動できる状態で、振動ロッド1
9と開口窓15Aの間の隙間を閉塞している。
【0053】振動ロッド19は金属ロッドで、図14に
示すように、振動台17に垂直に固定される。この振動
ロッド19は、先端を太く形成して鍔部19Aを設け、
刃圧スプリング25を抜けないように入れている。刃圧
スプリング25の先端には、プラスチック製の抜止リン
グ26を入れている。抜止リング26は鍔部19Aで抜
けないようにされ、抜止リング26で刃圧スプリング2
5を振動ロッド19から抜けないようにしている。
【0054】抜止リング26は、図12の断面図と図1
5の斜視図に示すように、中心孔を細くする方向に弾性
変形する弾性挟着片26Aを有する。この抜止リング2
6は、振動ロッド19に挿入するときに、弾性挟着片2
6Aが拡開される。振動ロッド19に挿入した状態で
は、弾性挟着片26Aが振動ロッド19の鍔部19Aに
引っかかって、振動ロッド19に抜けないように連結さ
れる。
【0055】この抜止リング26は、プラスチックで全
体を一体成形したもので、下部のリング部26Bと、こ
のリング部26Bの周縁に、リング部26Bから上方に
延長して設けられた複数の弾性挟着片26Aとからなっ
ている。抜止リング26を振動ロッド19に挿入するた
めに、リング部26Bの内形を、鍔部19Aの外形より
も大きくしている。さらに、振動ロッド19に挿入した
状態で抜けないように、複数の弾性挟着片26Aで形成
される中心孔の内形は、鍔部19Aの外形よりも小さく
形成している。この構造の抜止リング26は、リング部
26Bから先に振動ロッド19に挿入するときに、鍔部
19Aで弾性挟着片26Aを拡開して、簡単に振動ロッ
ド19に挿入できる。挿入した状態では弾性挟着片26
Aが鍔部29Aに引っかかって抜けなくできる。
【0056】この構造の振動ロッド19は、先端を、ア
ーチ内刃3の内刃ホルダー3Bに挿入して、内刃ホルダ
ー3Bを往復運動させる。アーチ内刃3の内刃ホルダー
3Bは、下方にハ字状の連結部3Cを一体成形して設け
ている。ハ字状に形成された連結部3Cは、下方に向か
って幅の広くなるテーパー状に形成されている。この連
結部3Cの中心には、振動ロッド19の鍔部19Aを挿
入して、軸方向に移動できる駆動孔3Dを垂直に設けて
いる。駆動孔3Dに、振動ロッド19の鍔部19Aを挿
入して、振動ロッド19でアーチ内刃3を往復運動させ
る。
【0057】さらに、抜止リングは、図8に示すよう
に、ハ字状の連結部3Cのテーパー面を押し上げて、ア
ーチ内刃3をアーチ外刃1の内面に弾性的に押圧する。
連結部3Cのテーパー面は、抜止リング26を、隙間が
できないように、中央部に案内する。この構造は、振動
ロッド19の鍔部19Aを駆動孔3Dに挿入して、鍔部
19Aと駆動孔3Dで内刃を往復運動し、さらに、抜止
リング26をテーパー面に押圧して、抜止リング26と
連結部3Cで、内刃を外刃に押圧する。したがって、こ
の構造の振動ロッド19は、アーチ内刃3をアーチ外刃
1の内面に軽く押し付けながら、振動ロッド19で内刃
を往復運動できる特長がある。
【0058】さらに、振動台17は、スリット内刃5を
往復運動させる振動アーム20を、プラスチックで一体
成形している。振動アーム20は、スリット内刃5の内
刃ホルダー5Bの下端に設けられたロッド部5Fの駆動
スリット5Gに挿入される駆動ロッド21を水平に設け
ている。駆動ロッド21は、スリット内刃5の内刃ホル
ダー5Bの駆動スリット5Gに挿入されて、スリット内
刃5を往復運動させる。
【0059】
【発明の効果】本発明の電気かみそりは、内刃を往復運
動させる駆動機構を簡素化して、安価に多量生産できる
と共に、往復運動する内刃を駆動する機構のガタツキや
騒音を少なくできる特長がある。それは、本発明の電気
かみそりの駆動機構が、先端に内刃を連結して往復運動
させる振動ロッドと、この振動ロッドを連結すると共
に、往復運動できるようにケースに装着されている振動
台と、振動台を往復運動させる往復運動機構とを備え、
振動ロッドの先端を、内刃の駆動孔に、軸方向に移動で
きるように挿入して内刃に連結しているからである。さ
らに、本発明の電気かみそりは、振動ロッドに刃圧スプ
リングを挿入し、刃圧スプリングで内刃を外刃に弾性的
に押圧すると共に、振動ロッドの先端で内刃を往復運動
させている。このため、従来のように、内刃を駆動させ
る部材を、上下ロッドのように上下に移動できる構造と
する必要がない。したがって、本発明の電気かみそり
は、内刃を往復運動させる機構を簡単にして、騒音やガ
タツキ等の弊害を有効に防止できると共に、内刃を振動
台に連結するための構造を簡単にして、少ない部品点数
で組み立てを簡素化し、製造コストを低くできる特長が
ある。さらに、振動ロッドと刃圧スプリングからなる簡
単な機構で、内刃を大きなストロークで外刃に押圧でき
る特長も備える。
【0060】さらに、本発明の請求項2の電気かみそり
は、簡単な構造で、振動ロッドに挿入される刃圧スプリ
ングが抜けるのを阻止できる特長がある。それは、この
電気かみそりが、振動ロッドの先端を太くして鍔部を設
けると共に、振動ロッドの先端に抜止リングを挿入して
刃圧スプリングを保持しているからである。この電気か
みそりは、刃圧スプリングが抜けるのを抜止リングが阻
止し、抜止リングが抜けるのを鍔部で阻止する極めて簡
単な構造として、刃圧スプリングが振動ロッドから抜け
るのを確実に防止できる。
【0061】さらに、本発明の請求項3の電気かみそり
は、刃圧スプリングで押圧される抜止リングで、内刃を
外刃の内面に弾性的に押圧している。この構造は、刃圧
スプリングの抜け止めを防止する部材である抜止リング
を、内刃を外刃の内面に弾性的に押圧する部材に併用し
て、内刃の連結構造を簡素化できる特長がある。
【0062】さらに、本発明の請求項4の電気かみそり
は、抜止リングが振動ロッドから抜けるのを有効に防止
できる特長がある。それは、この電気かみそりの抜止リ
ングが、中心孔を細くする方向に弾性変形する弾性挟着
片を有するからである。この抜止リングは、弾性挟着片
を拡開して振動ロッドに挿入できると共に、挿入した状
態では弾性挟着片が鍔部に引っかかって振動ロッドから
抜けることがない。このため、抜止ロッドは、抜けない
ように確実に振動ロッドに連結される。
【0063】さらに、本発明の請求項5の電気かみそり
は、抜止リングを、簡単かつ容易に振動ロッドに挿入し
て連結できるにも関わらず、抜止リングが振動ロッドか
ら抜けるのを確実に阻止できる特長がある。それは、こ
の電気かみそりの抜止リングが、下部のリング部と、リ
ング部から上方に延長して設けられた複数の弾性挟着片
とを備えると共に、リング部の内形を鍔部の外形よりも
大きく、複数の弾性挟着片で形成される中心孔の内形
を、鍔部の外形よりも小さくしているからである。この
構造の抜止リングは、鍔部の外形よりも大きな内径のリ
ング部から、抜止リングを簡単に振動ロッドに挿入で
き、鍔部の外形よりも小さな内形を形成する複数の弾性
挟着片で抜止リングが抜けるのを確実に阻止できる。
【0064】さらにまた、本発明の請求項6の電気かみ
そりは、内刃の内刃ホルダーに、振動ロッドを連結する
連結部を、下方に向かって幅の広くなるテーパー状に形
成して設けているので、内刃に連結する振動ロッドが多
少位置ずれした状態で挿入されても、確実に振動ロッド
を内刃の駆動孔に案内できる特長がある。さらに、この
連結部は、テーパー部で、抜止リングも中央部に案内し
て、理想の状態で内刃を外刃の内面に押圧できる特長も
ある。しかも、この連結部は、内刃を外刃の内面に押圧
する部材に併用されているので、構造を簡単にできる特
長も備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電気かみそりの分解斜視図
【図2】図1に示す電気かみそりのかみそり本体の分解
斜視図
【図3】図1に示す電気かみそりの内刃台と上下ロッド
の連結構造を示す分解斜視図
【図4】図1に示す電気かみそりの内刃と上下ロッドの
連結構造を示す分解斜視図
【図5】本発明の実施例の電気かみそりの分解斜視図
【図6】図5に示す電気かみそりのかみそり本体の分解
斜視図
【図7】図5に示す電気かみそりの外刃枠と外刃ケース
の拡大斜視図
【図8】本発明の実施例の電気かみそりの要部拡大縦断
面図
【図9】外刃枠から外刃ケースを取り外す状態を示す斜
視図
【図10】かみそり本体から外刃枠を取り外す状態を示
す斜視図
【図11】外刃ケースに内刃を装着した状態を示す底面
斜視図
【図12】本発明の実施例の電気かみそりの要部拡大横
断面図
【図13】図12に示すスリット外刃の分解斜視図
【図14】図6に示す振動台の一部断面側面図
【図15】図14に示す抜止リングの一部断面斜視図
【符号の説明】
1…アーチ外刃 1A…網刃 1B
…外刃ホルダー 2…スリット外刃 2A…スリット外刃板 2B
…外刃ホルダー 2a…平行スリット 3…アーチ内刃 3A…アーチ金属刃 3B
…内刃ホルダー 3C…連結部 3D…駆動孔 4…櫛 5…スリット内刃 5A…スリット金属刃 5B
…内刃ホルダー 5D…凸起 5E…連結孔 5F…ロッド部 5G…駆動スリット 6…外刃ケース 6A…引掛片 6B
…弾性金属板 6a…両端部 61…端部プレート 62…側面プレート 7…外刃枠 7A…引掛部 7B
…貫通孔 7C…開口窓 7D…引掛凹部 7E…貫通孔 7a…凸部 8…ガイド溝 9…ガイド凸条 10…ストッパリブ 11…ストッパ凸部 12…脱着ツマミ 12A…押圧ロッド 1
2B…外刃ボタン 13…脱着ボタン 13A…押圧プレート 1
3B…枠ボタン 14…弾性片 15…本体ケース 15A…開口窓 16…弾性凸部 17…振動台 17A…弾性アーム 1
7B…連結スリット 18…モーター 19…振動ロッド 19A…鍔部 20…振動アーム 21…駆動ロッド 22…カム軸 23…パッキンゴム 24…刃圧バネ 24A…連結孔 2
4B…弾性片 25…刃圧スプリング 26…抜止リング 26A…弾性挟着片 2
6B…リング部 27…かみそり本体 28…内刃台 28A…駆動ピン 29…外刃 30…内刃 30A…内刃ホルダー 3
0B…連結支柱 30C…係止部 31…上下ロッド 31A…係止窓 32…ブレードホルダー 33…押圧スプリング 34…弾性アーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外刃と、この外刃の内側で往復運動する
    内刃と、内刃を往復運動させる駆動機構とを備える電気
    かみそりにおいて、 駆動機構が、先端に内刃を連結して往復運動させる振動
    ロッド(19)と、この振動ロッド(19)を連結していると共
    に、往復運動できるようにケースに装着されている振動
    台(17)と、振動台(17)を往復運動させる往復運動機構と
    を備え、 振動ロッド(19)は、その先端を、内刃に設けた駆動孔(3
    D)に、軸方向に移動できるように挿入して内刃に連結し
    ており、さらに、振動ロッド(19)には、内刃を外刃に弾
    性的に押圧する刃圧スプリング(25)を挿入しており、刃
    圧スプリング(25)で内刃を外刃に押圧すると共に、振動
    ロッド(19)の先端で内刃を往復運動させるように構成さ
    れてなる電気かみそり。
  2. 【請求項2】 振動ロッド(19)は先端を太くして鍔部(1
    9A)を設けており、この鍔部(19A)が内刃の駆動孔(3D)に
    挿入されて内刃を往復運動するように構成され、さら
    に、振動ロッド(19)の先端に抜止リング(26)が入れられ
    ると共に、この抜止リング(26)は鍔部(19A)で抜けない
    ように振動ロッド(19)に挿入されおり、抜止リング(26)
    が刃圧スプリング(25)を抜けないように振動ロッド(19)
    に挿入している請求項1に記載される電気かみそり。
  3. 【請求項3】 抜止リング(26)が刃圧スプリング(25)を
    介して内刃を弾性的に押圧して、内刃を外刃の内面に押
    圧している請求項2に記載される電気かみそり。
  4. 【請求項4】 抜止リング(26)が、中心孔を細くする方
    向に弾性変形する弾性挟着片(26A)を有し、弾性挟着片
    (26A)を拡開して抜止リング(26)を振動ロッド(19)に挿
    入でき、挿入した状態では弾性挟着片(26A)が鍔部(19A)
    に引っかかって抜止リング(26)を振動ロッド(19)に抜け
    ないように連結してなる請求項2に記載する電気かみそ
    り。
  5. 【請求項5】 抜止リング(26)が、下部のリング部(26
    B)と、このリング部(26B)の周縁に、リング部(26B)から
    上方に延長して設けられた複数の弾性挟着片(26A)とか
    らなり、リング部(26B)の内形は鍔部(19A)の外形よりも
    大きく、複数の弾性挟着片(26A)で形成される中心孔の
    内形が、鍔部(19A)の外形よりも小さく形成されてなる
    請求項2に記載される電気かみそり。
  6. 【請求項6】 内刃が、内刃ホルダーを有し、この内刃
    ホルダーは、振動ロッド(19)を連結する連結部(3C)を有
    し、連結部(3C)は下方に向かって幅の広くなるテーパー
    状に形成されてなる請求項2に記載される電気かみそ
    り。
JP29908797A 1997-10-30 1997-10-30 電気かみそり Pending JPH11128562A (ja)

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JP29908797A JPH11128562A (ja) 1997-10-30 1997-10-30 電気かみそり
KR1019980040359A KR100543557B1 (ko) 1997-10-30 1998-09-28 전기면도기
US09/177,048 US6082005A (en) 1997-10-30 1998-10-23 Electric shaver
DE19849537A DE19849537B4 (de) 1997-10-30 1998-10-27 Elektrorasierer mit einer Klingendrückfeder

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100874305B1 (ko) 2006-04-25 2008-12-18 파나소닉 덴코 가부시키가이샤 전기 면도기의 내측 절삭기 및 왕복 운동하는 전기 면도기

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