JPH11108255A - 管の挿口の外周へのリングの位置決めローラ - Google Patents
管の挿口の外周へのリングの位置決めローラInfo
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- JPH11108255A JPH11108255A JP9269110A JP26911097A JPH11108255A JP H11108255 A JPH11108255 A JP H11108255A JP 9269110 A JP9269110 A JP 9269110A JP 26911097 A JP26911097 A JP 26911097A JP H11108255 A JPH11108255 A JP H11108255A
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- roller
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L9/00—Rigid pipes
- F16L9/02—Rigid pipes of metal
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
状態でこのリングを管軸方向に位置決めしながら管の外
面に押圧するための位置決めローラが円滑に回転できる
ようにする。 【解決手段】 位置決めローラ18は、挿口9の先端面
21に接するフランジ部19を有することにより、リン
グ15を挿口9に対し管軸方向に位置決め可能である。
フランジ部19とリングの押圧部23とは、互いに独立
して回転可能である。
Description
リングの位置決めローラに関する。
プの管継手がある。このスリップオンタイプの管継手
は、受口内周にシール材を装着し、この受口内に挿口を
シール材を圧縮させながら挿入することにより、受口と
挿口とを接合できるように構成されている。このような
スリップオンタイプの管継手に離脱防止機能を付与した
ものとして、図2に示される構成の離脱防止管継手が提
案されている。
る一方の鋳鉄管1の端部には受口2が形成されており、
この受口2の内周のシール材収容溝3に環状のゴム製の
シール材4が配置され、シール材収容溝3よりも奥側に
ロックリング収容溝5が形成され、このロックリング収
容溝5に周方向一つ割りのロックリング6が装着されて
いる。ロックリング6の外周側とロックリング収容溝5
の内周側との間には、ロックリング6を芯出し状態で保
持するための保持用ゴム輪7が配置され、この保持用ゴ
ム輪7はたとえばロックリング6の外周に接着されてい
る。
は、ロックリング6に受口奥側から係り合い可能な突部
10が形成されている。この突部10を含む挿口9の先
端の外周には、シール材4とロックリング6とが収容さ
れた受口2の内部へ挿口9を挿入するときの案内となる
テーパ面11が形成されている。
に示すように横断面矩形状の外周溝14を有するリング
15を挿口9の外周に装着したうえで、この外周溝14
に溶接作業により溶融金属を流し込み、溝底部16と挿
口9の表面部とをともに溶かし込んだうえで冷却固化さ
せる。図3は、このようにして溶融金属すなわち溶接ビ
ード17によりリング15を挿口9に固定することで、
突部10が挿口9と一体に形成された様子を示す。
にして行う。すなわち、図4において、リング15は、
周方向ひとつ割りに形成されて挿口9の外周にゆるみば
めされており、このリング15を自在回転構造の位置決
めローラ18によって挿口9の外面に押圧する。この位
置決めローラ18はフランジ部19を一体に有し、この
フランジ部19の側面20が挿口9の先端面21に接す
るよううに構成されている。また位置決めローラ18は
リングの外周面22に接するローラ部23を一体に有
し、このローラ部23には、リング15の外周溝14に
はまり込む横断面矩形状の外周突部24が形成されてい
る。
の幅よりもわずかに小さく形成され、したがって位置決
めローラ18のフランジ部19の側面20が挿口9の先
端面21に接した状態で外周突部24が外周溝14には
まり込んだときには、これにより挿口9とリング15と
が鋳鉄管8の軸心方向に相対移動不能となり、このため
挿口9とリング15とが軸心方向に正確に位置決めされ
るように構成されている。かつ、この状態で位置決めロ
ーラ18にてリング15を押圧すると、リング15はロ
ーラ部23により挿口9の外面に押圧されて浮き上がり
が防止されることになる。
まわりにゆっくりと回転させながら、位置決めローラ1
8のローラ部23のすぐ後方で溶接トーチ30によって
外周溝14に溶融金属31を流し込み、上述のように溝
底部16と挿口9の表面部とをともに溶融させれば、図
3に示すように、リング15は、軸心方向に位置決めさ
れかつ挿口9の外周面に接した状態でこの挿口9に全周
にわたって溶接されることになる。
15の外方への盛り上がり部32を有するので、リング
の外周面22を平滑にするためにこの盛り上がり部32
は削り取り加工される。
来の構成では、位置決めローラ18のフランジ部19が
挿口9の先端面21に接すると同時に、そのローラ部2
3がリング15の外周面22に接しており、管8を回転
させながら溶接する際に、両接触部における周速に違い
が生じることになる。そして、それによっていずれかの
接触部にすべりが生じて、円滑なローラ回転を行えなく
なくなるという問題点がある。
して、管の挿口に外ばめされるリングに係り合った状態
でこのリングを管軸方向に位置決めしながら管の外面に
押圧するための位置決めローラが円滑に回転できるよう
にすることを目的とする。
本発明は、上記位置決めローラが、挿口の先端面に接す
るフランジ部を有することによりリングを挿口に対し管
軸方向に位置決め可能に構成され、かつ前記フランジ部
とリングの押圧部とが互いに独立して回転可能に構成さ
れているようにしたものである。
におけるフランジ部とリングの押圧部とが互いに独立し
て回転可能であるために、フランジ部における挿口の先
端面との接触部と、リングの押圧部におけるリングとの
接触部との周速の違いが吸収されることになる。
管の挿口の外周へのリングの位置決めローラ18の概略
構成を示す。ここで26は自在回転軸で、ローラ部23
はこの自在回転軸26と一体に形成されて一体回転可能
とされている。フランジ部19は、自在回転軸26とは
別体で環状に形成されて、この自在回転軸26に外ばめ
されるベアリング27にさらに外ばめされることで、自
在回転軸26すなわちローラ部23とは独立して回転可
能なように構成されている。
18におけるフランジ部19とローラ部23とが互いに
独立して回転可能であるために、フランジ部19におけ
る挿口9の先端面21との接触部と、リング15を押圧
するためのローラ部23におけるこのリング15との接
触部との周速の違いが吸収されることになる。したがっ
て、いずれの接触部においてもすべりの発生が起こらな
いため、位置決めローラ18が円滑に回転できることに
なる。
テーパ部28と接するテーパ面29を有し、厳密にはこ
のテーパ面29とテーパ部28との接触部でも周速の違
いによるすべりが生じているが、この部分での周速の違
いは、ローラ部23とフランジ部19との周速の違いに
比べるとわずかであり、したがって実質的な問題とはな
らない。
軸26と一体に回転しかつフランジ部19がこれらとは
独立して回転するものを例示したが、反対にフランジ部
19が自在回転軸26と一体に回転し、かつローラ部2
3がベアリング支持されてこれらとは独立して回転する
ものであっても構わない。あるいは、フランジ部19と
ローラ部23との双方が自在回転軸26にベアリング支
持されたものや、その他の構成のものでも構わない。
端面に接するフランジ部を有することでリングを挿口に
対し管軸方向に位置決め可能とされ、また前記フランジ
部とリングの押圧部とが互いに独立して回転可能とされ
ているため、フランジ部における挿口の先端面との接触
部と、リングの押圧部におけるリングとの接触部との周
速の違いを吸収でき、したがっていずれの接触部におい
てもすべりの発生が起こらないため、位置決めローラを
円滑に回転させることができる。
グの位置決めローラを示す図である。
断面図である。
態を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 管の挿口に外ばめされるリングに係り合
うことでこのリングの管軸方向の位置を規制しながら管
の外面に押圧するための位置決めローラであって、挿口
の先端面に接するフランジ部を有することにより前記リ
ングを挿口に対し管軸方向に位置決め可能に構成され、
かつ前記フランジ部とリングの押圧部とが互いに独立し
て回転可能に構成されていることを特徴とする管の挿口
の外周へのリングの位置決めローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26911097A JP3667053B2 (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 管の挿口の外周へのリングの位置決めローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26911097A JP3667053B2 (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 管の挿口の外周へのリングの位置決めローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11108255A true JPH11108255A (ja) | 1999-04-20 |
JP3667053B2 JP3667053B2 (ja) | 2005-07-06 |
Family
ID=17467819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26911097A Expired - Fee Related JP3667053B2 (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 管の挿口の外周へのリングの位置決めローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3667053B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59106686U (ja) * | 1983-01-07 | 1984-07-18 | 株式会社クボタ | クランプ装置 |
JPH09122910A (ja) * | 1995-11-08 | 1997-05-13 | Kubota Corp | 管の挿口の突部の形成方法 |
-
1997
- 1997-10-02 JP JP26911097A patent/JP3667053B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59106686U (ja) * | 1983-01-07 | 1984-07-18 | 株式会社クボタ | クランプ装置 |
JPH09122910A (ja) * | 1995-11-08 | 1997-05-13 | Kubota Corp | 管の挿口の突部の形成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3667053B2 (ja) | 2005-07-06 |
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