JPH10329200A - 複合形押出成形装置の制御方法及び装置 - Google Patents
複合形押出成形装置の制御方法及び装置Info
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複合形押出成形装置のギヤポンプの入口側圧
力の的確な制御を行い、製品の精度を一定に保つように
すること。 【解決手段】 複合形押出成形装置において、ギヤポン
プの入口側の圧力を検出し、その圧力の変動を長周期成
分と短周期成分とに分離する。そして、長周期成分の圧
力変動によって定量フィーダの材料供給量を制御し、短
周期成分の圧力変動によって押出機のスクリュ回転速度
を制御する。
力の的確な制御を行い、製品の精度を一定に保つように
すること。 【解決手段】 複合形押出成形装置において、ギヤポン
プの入口側の圧力を検出し、その圧力の変動を長周期成
分と短周期成分とに分離する。そして、長周期成分の圧
力変動によって定量フィーダの材料供給量を制御し、短
周期成分の圧力変動によって押出機のスクリュ回転速度
を制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、押出機のスクリュ
により混練された合成樹脂成形材料をギヤポンプによっ
て吐出するようにした複合形押出成形装置における制御
方法及び制御装置に関する。
により混練された合成樹脂成形材料をギヤポンプによっ
て吐出するようにした複合形押出成形装置における制御
方法及び制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
上述の如き複合形押出成形装置においては、上記ギヤポ
ンプの吐出量を安定化して、成形品の寸法精度を向上さ
せるため、ギヤポンプの吸入圧によって押出機のスクリ
ュの回転速度を制御するとともに、押出機への材料供給
量を制御するようにすることが提案されている。
上述の如き複合形押出成形装置においては、上記ギヤポ
ンプの吐出量を安定化して、成形品の寸法精度を向上さ
せるため、ギヤポンプの吸入圧によって押出機のスクリ
ュの回転速度を制御するとともに、押出機への材料供給
量を制御するようにすることが提案されている。
【０００３】しかしながら、この種装置では押出機内に
材料が滞溜する時間が長いため、上述のように、単にギ
ヤポンプの吸入圧のみによって押出機への材料供給量の
制御を行なう場合には、その材料供給量の変化の影響が
長時間にわたって残り、圧力変動を取り除くことが難し
いとともに、上記ギヤポンプの吸入圧によって押出機の
スクリュの回転速度を制御したとしても、上記圧力検出
値には長周期分の圧力変動信号が含まれているので、短
周期の圧力変動に対して必ずしも応答が早くなるとは限
らない等の問題がある。
材料が滞溜する時間が長いため、上述のように、単にギ
ヤポンプの吸入圧のみによって押出機への材料供給量の
制御を行なう場合には、その材料供給量の変化の影響が
長時間にわたって残り、圧力変動を取り除くことが難し
いとともに、上記ギヤポンプの吸入圧によって押出機の
スクリュの回転速度を制御したとしても、上記圧力検出
値には長周期分の圧力変動信号が含まれているので、短
周期の圧力変動に対して必ずしも応答が早くなるとは限
らない等の問題がある。
【０００４】本発明はこのような点に鑑み、上述の如き
不都合がなく複合形押出成形装置の的確な制御を行い、
製品の精度を一定に保つことができるようにした制御方
法及び制御装置を得ることを目的とする。
不都合がなく複合形押出成形装置の的確な制御を行い、
製品の精度を一定に保つことができるようにした制御方
法及び制御装置を得ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本願の第１の発明は、定
量制御して原料を押出機に供給する定量フィーダと、定
量フィーダから原料を供給される押出機と、その押出機
の押出側に連結されるギヤポンプとを有する複合形押出
成形装置の制御方法において、上記ギヤポンプの入口側
の圧力を検出し、その圧力の変動を長周期成分と短周期
成分とに分離し、上記長周期成分の圧力変動によってギ
ヤポンプの入口側圧力が設定圧力になるように定量フィ
ーダの材料供給量を制御するとともに、短周期成分の圧
力変動によって押出機のスクリュ回転速度を制御するこ
とを特徴とする。
量制御して原料を押出機に供給する定量フィーダと、定
量フィーダから原料を供給される押出機と、その押出機
の押出側に連結されるギヤポンプとを有する複合形押出
成形装置の制御方法において、上記ギヤポンプの入口側
の圧力を検出し、その圧力の変動を長周期成分と短周期
成分とに分離し、上記長周期成分の圧力変動によってギ
ヤポンプの入口側圧力が設定圧力になるように定量フィ
ーダの材料供給量を制御するとともに、短周期成分の圧
力変動によって押出機のスクリュ回転速度を制御するこ
とを特徴とする。
【０００６】第２の発明は、また定量制御して原料を押
出機に供給する定量フィーダと、定量フィーダから原料
を供給される押出機と、その押出機の押出側に連結され
るギヤポンプとを有する複合形押出成形装置の制御方法
において、上記ギヤポンプの入口側圧力及び出口側の圧
力を検出し、その差圧の変動を長周期成分と短周期成分
とに分離し、上記長周期成分の差圧変動によってギヤポ
ンプの入口側圧力が設定圧力になるように定量フィーダ
の材料供給量を制御するとともに、短周期成分の差圧変
動によって押出機のスクリュ回転速度を制御することを
特徴とする。
出機に供給する定量フィーダと、定量フィーダから原料
を供給される押出機と、その押出機の押出側に連結され
るギヤポンプとを有する複合形押出成形装置の制御方法
において、上記ギヤポンプの入口側圧力及び出口側の圧
力を検出し、その差圧の変動を長周期成分と短周期成分
とに分離し、上記長周期成分の差圧変動によってギヤポ
ンプの入口側圧力が設定圧力になるように定量フィーダ
の材料供給量を制御するとともに、短周期成分の差圧変
動によって押出機のスクリュ回転速度を制御することを
特徴とする。
【０００７】さらに第３の発明は、定量制御して原料を
押出機に供給する定量フィーダと、定量フィーダから原
料を供給される押出機と、その押出機の押出側に連結さ
れたギヤポンプとを有する複合形押出成形装置の制御装
置において、上記ギヤポンプの入口側の圧力を検出する
圧力検出器と、上記圧力検出器で検出された圧力の変動
信号の長周期成分を取り出すローパスフィルタと、上記
圧力の変動信号の短周期成分を取り出すハイパスフィル
ターと、ローパスフィルタにより抽出された圧力変動信
号により定量のフィーダの材料供給量を制御する第１の
制御装置と、ハイパスフィルターにより抽出された圧力
変動信号により押出機のスクリュ回転速度を制御する第
２の制御装置とを有することを特徴とする。
押出機に供給する定量フィーダと、定量フィーダから原
料を供給される押出機と、その押出機の押出側に連結さ
れたギヤポンプとを有する複合形押出成形装置の制御装
置において、上記ギヤポンプの入口側の圧力を検出する
圧力検出器と、上記圧力検出器で検出された圧力の変動
信号の長周期成分を取り出すローパスフィルタと、上記
圧力の変動信号の短周期成分を取り出すハイパスフィル
ターと、ローパスフィルタにより抽出された圧力変動信
号により定量のフィーダの材料供給量を制御する第１の
制御装置と、ハイパスフィルターにより抽出された圧力
変動信号により押出機のスクリュ回転速度を制御する第
２の制御装置とを有することを特徴とする。
【０００８】第４の発明は、上記定量制御して原料を押
出機に供給する定量フィーダと、定量フィーダから原料
を供給される押出機と、その押出機の押出側に連結され
たギヤポンプとを有する複合形押出成形装置の制御装置
において、上記ギヤポンプの入口側の圧力を検出する第
１の圧力検出器と、ギヤポンプの出口側の圧力を検出す
る第２の圧力検出器と、両圧力検出器で検出された圧力
の差圧の変動信号の長周期成分を取り出すローパスフィ
ルタと、上記差圧の変動信号の短周期成分を取り出すハ
イパスフィルタと、ローパスフィルタにより抽出された
圧力変動信号により定量フィーダの材料供給量を制御す
る第１の制御装置と、ハイパスフィルタにより抽出され
た圧力変動信号により押出機のスクリュ回転速度を制御
する第２の制御装置とを有することを特徴とする。
出機に供給する定量フィーダと、定量フィーダから原料
を供給される押出機と、その押出機の押出側に連結され
たギヤポンプとを有する複合形押出成形装置の制御装置
において、上記ギヤポンプの入口側の圧力を検出する第
１の圧力検出器と、ギヤポンプの出口側の圧力を検出す
る第２の圧力検出器と、両圧力検出器で検出された圧力
の差圧の変動信号の長周期成分を取り出すローパスフィ
ルタと、上記差圧の変動信号の短周期成分を取り出すハ
イパスフィルタと、ローパスフィルタにより抽出された
圧力変動信号により定量フィーダの材料供給量を制御す
る第１の制御装置と、ハイパスフィルタにより抽出され
た圧力変動信号により押出機のスクリュ回転速度を制御
する第２の制御装置とを有することを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図１は本発明における
複合形押出成形装置の制御装置のブロック図であって、
定量フィーダ１から２軸押出機２に供給された原料は、
その２軸押出機で混練されながら加熱、溶融されてギヤ
ポンプ３に送り込まれ、そこで上記２軸押出機２から連
続的に搬送されてくる原料が一定量づつ計量され、フィ
ルタ４を経てダイ５に供給される。
の実施の形態について説明する。図１は本発明における
複合形押出成形装置の制御装置のブロック図であって、
定量フィーダ１から２軸押出機２に供給された原料は、
その２軸押出機で混練されながら加熱、溶融されてギヤ
ポンプ３に送り込まれ、そこで上記２軸押出機２から連
続的に搬送されてくる原料が一定量づつ計量され、フィ
ルタ４を経てダイ５に供給される。
【００１０】上記ギヤポンプ３の入口側には圧力検出器
６が設けられており、その圧力検出器６で検出されたギ
ヤポンプ入口側の圧力Ｐ１がローパスフィルタ７及びハ
イパスフィルタ８にそれぞれ入力される。上記ローパス
フィルタ７では、上記ギヤポンプ入口側圧力Ｐ１の長周
期成分の圧力変動信号が抽出され、その長周期成分の圧
力変動信号が第１の制御装置９に入力される。そしてそ
の第１の制御装置９から上記ギヤポンプ入口側の圧力が
設定圧力になるような制御信号が出力され、その制御信
号が定量フィーダ１の駆動モータ１０に入力され、駆動
モータ１０の制御によって定量フィーダ１から２軸押出
機２に供給される原料供給量が制御される。
６が設けられており、その圧力検出器６で検出されたギ
ヤポンプ入口側の圧力Ｐ１がローパスフィルタ７及びハ
イパスフィルタ８にそれぞれ入力される。上記ローパス
フィルタ７では、上記ギヤポンプ入口側圧力Ｐ１の長周
期成分の圧力変動信号が抽出され、その長周期成分の圧
力変動信号が第１の制御装置９に入力される。そしてそ
の第１の制御装置９から上記ギヤポンプ入口側の圧力が
設定圧力になるような制御信号が出力され、その制御信
号が定量フィーダ１の駆動モータ１０に入力され、駆動
モータ１０の制御によって定量フィーダ１から２軸押出
機２に供給される原料供給量が制御される。
【００１１】一方、ハイパスフィルタ８では、上記ギヤ
ポンプ入口側圧力Ｐ１の短周期成分の圧力変動信号が抽
出され、その短周期成分の圧力変動信号が第２の制御装
置１１に入力される。そして、上記第２の制御装置１１
から前期ギヤポンプ入口側の圧力が設定圧力になるよう
な制御信号が出力され、その制御信号が２軸押出機２の
駆動モータ１２に入力され、２軸押出機のスクリュ回転
速度が制御される。図２に上記制御装置における制御フ
ローを示す。
ポンプ入口側圧力Ｐ１の短周期成分の圧力変動信号が抽
出され、その短周期成分の圧力変動信号が第２の制御装
置１１に入力される。そして、上記第２の制御装置１１
から前期ギヤポンプ入口側の圧力が設定圧力になるよう
な制御信号が出力され、その制御信号が２軸押出機２の
駆動モータ１２に入力され、２軸押出機のスクリュ回転
速度が制御される。図２に上記制御装置における制御フ
ローを示す。
【００１２】しかして、ギヤポンプの入口側圧力の長周
期成分の圧力変動信号によって定量フィーダが制御さ
れ、定量フィーダの特性変化による外乱に対する修正が
行なわれるとともに、短周期成分の圧力変動信号によっ
て２軸押出機のスクリュ回転速度が制御され、押出機の
スクリュ回転速度が上記圧力変動に速やかに応答し、変
動幅が小さく制御される。すなわち、長周期成分の圧力
変動信号と短周期成分の圧力変動信号によって定量フィ
ーダ及び２軸押出機を制御することによって、長周期の
変動及び短周期の変動の両者をそれぞれ取り除くことが
でき、圧力変動が小さくなるように制御される。
期成分の圧力変動信号によって定量フィーダが制御さ
れ、定量フィーダの特性変化による外乱に対する修正が
行なわれるとともに、短周期成分の圧力変動信号によっ
て２軸押出機のスクリュ回転速度が制御され、押出機の
スクリュ回転速度が上記圧力変動に速やかに応答し、変
動幅が小さく制御される。すなわち、長周期成分の圧力
変動信号と短周期成分の圧力変動信号によって定量フィ
ーダ及び２軸押出機を制御することによって、長周期の
変動及び短周期の変動の両者をそれぞれ取り除くことが
でき、圧力変動が小さくなるように制御される。
【００１３】ところで、上記実施の形態においては、ギ
ヤポンプ３の入口側圧力によって定量フィーダ１及び２
軸押出機２のスクリュ回転速度を制御するようにしたも
のを示したが、ギヤポンプ３の入口側及び出口側の圧力
差によって定量フィーダ及び２軸押出機のスクリュ回転
速度を制御するようしてもよい。すなわち、定量フィー
ダの供給量変動は必ずギヤポンプ前後の差圧の変化とし
て現われる。したがって、この差圧によって定量フィー
ダ等を制御することによって外乱に対処することができ
る。
ヤポンプ３の入口側圧力によって定量フィーダ１及び２
軸押出機２のスクリュ回転速度を制御するようにしたも
のを示したが、ギヤポンプ３の入口側及び出口側の圧力
差によって定量フィーダ及び２軸押出機のスクリュ回転
速度を制御するようしてもよい。すなわち、定量フィー
ダの供給量変動は必ずギヤポンプ前後の差圧の変化とし
て現われる。したがって、この差圧によって定量フィー
ダ等を制御することによって外乱に対処することができ
る。
【００１４】図３は上記差圧による制御を行うようにし
た実施の態様を示す図であり、ギヤポンプ３の入口側及
び出口側に第１の圧力検出器６及び第２の圧力検出器１
３をそれぞれ設け、第１の圧力検出器６及び第２の圧力
検出器１３で検出された両圧力信号が差圧演算器１４で
比較演算され、その差圧がそれぞれローパスフィルタ７
及びハイパスフィルタ８に入力され、上記差圧変動の長
周期成分により定量フィーダ１が制御されるとともに短
周期成分により２軸押出機２のスクリュ回転速度が制御
される。
た実施の態様を示す図であり、ギヤポンプ３の入口側及
び出口側に第１の圧力検出器６及び第２の圧力検出器１
３をそれぞれ設け、第１の圧力検出器６及び第２の圧力
検出器１３で検出された両圧力信号が差圧演算器１４で
比較演算され、その差圧がそれぞれローパスフィルタ７
及びハイパスフィルタ８に入力され、上記差圧変動の長
周期成分により定量フィーダ１が制御されるとともに短
周期成分により２軸押出機２のスクリュ回転速度が制御
される。
【００１５】しかして、この場合もギヤポンプ３の入口
側と出口側との圧力差の長周期成分によりフィーダ供給
量が制御され、短周期成分によりスクリュ回転速度が制
御され、長周期成分の制御と短周期成分の制御とが分担
実行され、相互の補完機能が生かされ、広範囲にわたる
正確な制御が行われる。
側と出口側との圧力差の長周期成分によりフィーダ供給
量が制御され、短周期成分によりスクリュ回転速度が制
御され、長周期成分の制御と短周期成分の制御とが分担
実行され、相互の補完機能が生かされ、広範囲にわたる
正確な制御が行われる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はギヤポン
プの入口側圧力の変動或は入口側と出口側との圧力差の
変動を長周期成分と短周期成分とに分け、それぞれによ
って定量フィーダ及び２軸押出機のスクリュ回転速度を
制御するようしたので、長周期成分の制御と短周期成分
の制御の両制御をそれぞれ分担実行してともに行うこと
ができ両周期の変動を互いに補完して確実に取り除くこ
とができてギヤポンプの入口における圧力変動を小さく
することができ、製品精度を向上させることができる。
プの入口側圧力の変動或は入口側と出口側との圧力差の
変動を長周期成分と短周期成分とに分け、それぞれによ
って定量フィーダ及び２軸押出機のスクリュ回転速度を
制御するようしたので、長周期成分の制御と短周期成分
の制御の両制御をそれぞれ分担実行してともに行うこと
ができ両周期の変動を互いに補完して確実に取り除くこ
とができてギヤポンプの入口における圧力変動を小さく
することができ、製品精度を向上させることができる。
【図１】本発明の一実施の形態を示すブロック図。
【図２】図１に示す装置の制御フローを示す図。
【図３】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
１ 定量フィーダ ２ ２軸押出機 ３ ギヤポンプ ４ フィルタ ５ ダイ ６ 圧力検出器 ７ ローパスフィルタ ８ ハイパスフィルタ ９ 第１の制御装置 １１ 第２の制御装置 １３ 第２の圧力検出器 １４ 差圧演算器
Claims (4)
- 【請求項１】定量制御して原料を押出機に供給する定量
フィーダと、定量フィーダから原料を供給される押出機
と、その押出機の押出側に連結されるギヤポンプとを有
する複合形押出成形装置の制御方法において、上記ギヤ
ポンプの入口側の圧力を検出し、その圧力の変動を長周
期成分と短周期成分とに分離し、上記長周期成分の圧力
変動によってギヤポンプの入口側圧力が設定圧力になる
ように定量フィーダの材料供給量を制御するとともに、
短周期成分の圧力変動によって押出機のスクリュ回転速
度を制御することを特徴とする、複合形押出成形装置の
制御方法。 - 【請求項２】定量制御して原料を押出機に供給する定量
フィーダと、定量フィーダから原料を供給される押出機
と、その押出機の押出側に連結されるギヤポンプとを有
する複合形押出成形装置の制御方法において、上記ギヤ
ポンプの入口側の圧力及び出口側の圧力を検出し、その
差圧の変動を長周期成分と短周期成分とに分離し、上記
長周期成分の差圧変動によってギヤポンプの入口側圧力
が設定圧力になるように定量フィーダの材料供給量を制
御するとともに、短周期成分の差圧変動によって押出機
のスクリュ回転速度を制御することを特徴とする、複合
形押出成形装置の制御方法。 - 【請求項３】定量制御して原料を押出機に供給する定量
フィーダと、定量フィーダから原料を供給される押出機
と、その押出機の押出側に連結されたギヤポンプとを有
する複合形押出成形装置の制御装置において、上記ギヤ
ポンプの入口側の圧力を検出する圧力検出器と、上記圧
力検出器で検出された圧力の変動信号の長周期成分を取
り出すローパスフィルタと、上記圧力の変動信号の短周
期成分を取り出すハイパスフィルターと、ローパスフィ
ルタにより抽出された圧力変動信号により定量のフィー
ダの材料供給量を制御する第１の制御装置と、ハイパス
フィルターにより抽出された圧力変動信号により押出機
のスクリュ回転速度を制御する第２の制御装置とを有す
ることを特徴とする、複合形押出成形装置の制御装置。 - 【請求項４】定量制御して原料を押出機に供給する定量
フィーダと、定量フィーダから原料を供給される押出機
と、その押出機の押出側に連結されたギヤポンプとを有
する複合形押出成形装置の制御装置において、上記ギヤ
ポンプの入口側の圧力を検出する第１の圧力検出器と、
ギヤポンプの出口側の圧力を検出する第２の圧力検出器
と、両圧力検出器で検出された圧力の差圧の変動信号の
長周期成分を取り出すローパスフィルタと、上記差圧の
変動信号の短周期成分を取り出すハイパスフィルタと、
ローパスフィルタにより抽出された圧力変動信号により
定量フィーダの材料供給量を制御する第１の制御装置
と、ハイパスフィルタにより抽出された圧力変動信号に
より押出機のスクリュ回転速度を制御する第２の制御装
置とを有することを特徴とする、複合形押出成形装置の
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9140440A JPH10329200A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 複合形押出成形装置の制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9140440A JPH10329200A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 複合形押出成形装置の制御方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10329200A true JPH10329200A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15268701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9140440A Pending JPH10329200A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 複合形押出成形装置の制御方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10329200A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101136017B1 (ko) * | 2008-10-16 | 2012-04-18 | 파우엠이-아체트 엑스트루지온 게엠베하 | 압출 이송 장치 |
| EP2636504A1 (en) * | 2012-03-05 | 2013-09-11 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | Kneading/extruding equipment and operation control method thereof |
| CN106762617A (zh) * | 2017-03-31 | 2017-05-31 | 四川凯创机电设备有限公司 | 螺杆泵流量反馈调速系统 |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP9140440A patent/JPH10329200A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101136017B1 (ko) * | 2008-10-16 | 2012-04-18 | 파우엠이-아체트 엑스트루지온 게엠베하 | 압출 이송 장치 |
| EP2636504A1 (en) * | 2012-03-05 | 2013-09-11 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | Kneading/extruding equipment and operation control method thereof |
| US9333674B2 (en) | 2012-03-05 | 2016-05-10 | Kobe Steel, Ltd. | Kneading/extruding equipment with feedforward control of latter stage pump |
| CN106762617A (zh) * | 2017-03-31 | 2017-05-31 | 四川凯创机电设备有限公司 | 螺杆泵流量反馈调速系统 |
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