JPH10154163A - 携帯型行動記録装置 - Google Patents
携帯型行動記録装置Info
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- JPH10154163A JPH10154163A JP8313751A JP31375196A JPH10154163A JP H10154163 A JPH10154163 A JP H10154163A JP 8313751 A JP8313751 A JP 8313751A JP 31375196 A JP31375196 A JP 31375196A JP H10154163 A JPH10154163 A JP H10154163A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録すべき情報量を抑えつつ、効率的に人
(ユーザ)を補助する携帯型行動記録装置を提供する。 【解決手段】 CPU302は、汎用インターフェイス
319を介して、それに接続された装置から、場所や気
温、気圧といったデータを取得する。日時のデータは自
身が備えたタイマから取得する。それらのデータのなか
で、前回に取得したものと大きく変化しているデータが
有った場合、今回取得したそれらのデータを行動記録の
データとしてメモリ303等に格納する。ユーザのタッ
チパネル308に対する操作に応じて、カメラ202、
マイク203を用いて画像と音声も取り込んで格納す
る。これら格納したデータは、通信制御部318、各ト
ランシーバ320〜322の何れかを介して他の装置に
送信して格納させる。
(ユーザ)を補助する携帯型行動記録装置を提供する。 【解決手段】 CPU302は、汎用インターフェイス
319を介して、それに接続された装置から、場所や気
温、気圧といったデータを取得する。日時のデータは自
身が備えたタイマから取得する。それらのデータのなか
で、前回に取得したものと大きく変化しているデータが
有った場合、今回取得したそれらのデータを行動記録の
データとしてメモリ303等に格納する。ユーザのタッ
チパネル308に対する操作に応じて、カメラ202、
マイク203を用いて画像と音声も取り込んで格納す
る。これら格納したデータは、通信制御部318、各ト
ランシーバ320〜322の何れかを介して他の装置に
送信して格納させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザの行動を記
録する技術に関する。
録する技術に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、携帯型情報通信機器が数多く製品化されている。特
に最近では、通信機能の強化や軽量・小型化が進んでい
ることもあり、消費者の需要(市場)が大きく拡大する
傾向にある。例えば携帯電話機やページャの加入者は大
幅に増えている。
年、携帯型情報通信機器が数多く製品化されている。特
に最近では、通信機能の強化や軽量・小型化が進んでい
ることもあり、消費者の需要(市場)が大きく拡大する
傾向にある。例えば携帯電話機やページャの加入者は大
幅に増えている。
【0003】その携帯型情報通信機器では、携帯電話機
といったこれまでにあった用途以外の用途の模索が行わ
れている。それによって浮かび上がった候補として、人
(ユーザ)の補助に主眼を置いた機器(アシスタント)
という用途がある。人の補助のより具体的な中身として
は、人間はよく物事を忘れることから、人の行動を記録
して記憶の補助を行うことが考えられている。現在で
は、その方向で研究が進められており、試作機(携帯型
行動記録装置)を製作し、その試作機を通して記憶を補
助する方策が探求されている。
といったこれまでにあった用途以外の用途の模索が行わ
れている。それによって浮かび上がった候補として、人
(ユーザ)の補助に主眼を置いた機器(アシスタント)
という用途がある。人の補助のより具体的な中身として
は、人間はよく物事を忘れることから、人の行動を記録
して記憶の補助を行うことが考えられている。現在で
は、その方向で研究が進められており、試作機(携帯型
行動記録装置)を製作し、その試作機を通して記憶を補
助する方策が探求されている。
【0004】その試作機としては、例えば研究所内にお
けるユーザの行動として、ユーザが出会った人、いた部
屋、電話番号、電子メールや文書のやりとりをデータと
して逐一記録し、その記録したデータを、ユーザが検索
して表示できるようにしたものが製作されている。
けるユーザの行動として、ユーザが出会った人、いた部
屋、電話番号、電子メールや文書のやりとりをデータと
して逐一記録し、その記録したデータを、ユーザが検索
して表示できるようにしたものが製作されている。
【0005】しかし、ユーザの行動を逐一記録する方式
には、記録すべき情報量は膨大となり、装置のコストの
上昇や大型化、重量の増加を招くという問題点がある。
ユーザが常に携帯することを考えれば、その問題点は深
刻である。
には、記録すべき情報量は膨大となり、装置のコストの
上昇や大型化、重量の増加を招くという問題点がある。
ユーザが常に携帯することを考えれば、その問題点は深
刻である。
【0006】本発明の課題は、記録すべき情報量を抑え
つつ、効率的に人(ユーザ)を補助する携帯型行動記録
装置を提供することにある。
つつ、効率的に人(ユーザ)を補助する携帯型行動記録
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様の携
帯型行動記録装置は、携帯しているユーザの行動を記録
することを前提とし、日時、場所、気温、及び気圧のな
かの少なくとも一つを環境データとして検出する環境デ
ータ検出手段と、環境データ検出手段が検出した環境デ
ータを、該環境データ検出手段が過去に検出した環境デ
ータと比較して、環境データのなかで所定値以上変化し
たデータが存在していた場合に、現時点における環境デ
ータを行動記録のデータとして記録する制御手段と、を
具備している。
帯型行動記録装置は、携帯しているユーザの行動を記録
することを前提とし、日時、場所、気温、及び気圧のな
かの少なくとも一つを環境データとして検出する環境デ
ータ検出手段と、環境データ検出手段が検出した環境デ
ータを、該環境データ検出手段が過去に検出した環境デ
ータと比較して、環境データのなかで所定値以上変化し
たデータが存在していた場合に、現時点における環境デ
ータを行動記録のデータとして記録する制御手段と、を
具備している。
【0008】本発明の第2の態様の携帯型行動記録装置
は、上記第1の態様の構成に加えて、画像、及び音声の
少なくとも一方を、ユーザの周辺の状況を表す周辺デー
タとして取り込む取込手段を更に具備し、制御手段は、
環境データのなかで所定値以上変化したデータが存在し
ていた場合に、取込手段に画像、及び音声の少なくとも
一方を取り込ませ、該取込手段が取り込んだ周辺データ
と環境データを行動記録のデータとして記録する。
は、上記第1の態様の構成に加えて、画像、及び音声の
少なくとも一方を、ユーザの周辺の状況を表す周辺デー
タとして取り込む取込手段を更に具備し、制御手段は、
環境データのなかで所定値以上変化したデータが存在し
ていた場合に、取込手段に画像、及び音声の少なくとも
一方を取り込ませ、該取込手段が取り込んだ周辺データ
と環境データを行動記録のデータとして記録する。
【0009】なお、上記第1或いは第2の態様の構成に
おいて、制御手段は、行動記録のデータを、所定の通信
手段を介して接続される外部装置に送信して格納させ
る、ことが望ましい。
おいて、制御手段は、行動記録のデータを、所定の通信
手段を介して接続される外部装置に送信して格納させ
る、ことが望ましい。
【0010】本発明の第3の態様の携帯型行動記録装置
は、上記第1或いは第2の態様の構成に加えて、周辺デ
ータを再生する再生手段、及び環境データを表示する表
示手段の少なくとも一方と、行動記録のデータの検索条
件を入力するための入力手段と、入力手段により入力さ
れた検索条件に従って行動記録のデータを検索し、該検
索条件に該当するデータを、再生手段により再生、或い
は表示手段に表示させる検索手段と、を更に具備してい
る。
は、上記第1或いは第2の態様の構成に加えて、周辺デ
ータを再生する再生手段、及び環境データを表示する表
示手段の少なくとも一方と、行動記録のデータの検索条
件を入力するための入力手段と、入力手段により入力さ
れた検索条件に従って行動記録のデータを検索し、該検
索条件に該当するデータを、再生手段により再生、或い
は表示手段に表示させる検索手段と、を更に具備してい
る。
【0011】本発明は、環境データを構成する各データ
の変化に基づいて、ユーザの行動を記録すべきか否かの
選別を行い、その変化が大きかった場合に、ユーザの行
動を記録する。
の変化に基づいて、ユーザの行動を記録すべきか否かの
選別を行い、その変化が大きかった場合に、ユーザの行
動を記録する。
【0012】データの変化が大きいことは、普通、ユー
ザが置かれている環境(状況)が大きく変化した(して
いる)ことを意味する。環境が大きく変化しているとき
には、そうでないときと比較して、ユーザはより多くの
情報を環境から受け取る。情報が多くなる程、それを思
い出させるきっかけが増える。これらのことから、上記
のような選別は、ユーザに記憶を思い出させるのに効果
的な情報を選んで記録することになる。換言すれば、記
録するデータ量が少なくとも大きな効果が得られ、人の
補助に大きく貢献することができるようになる。
ザが置かれている環境(状況)が大きく変化した(して
いる)ことを意味する。環境が大きく変化しているとき
には、そうでないときと比較して、ユーザはより多くの
情報を環境から受け取る。情報が多くなる程、それを思
い出させるきっかけが増える。これらのことから、上記
のような選別は、ユーザに記憶を思い出させるのに効果
的な情報を選んで記録することになる。換言すれば、記
録するデータ量が少なくとも大きな効果が得られ、人の
補助に大きく貢献することができるようになる。
【0013】その記録したデータを他の機器に格納させ
るようにした場合には、データの格納に必要なメモリ容
量が低減し、コストや装置の大型化、重量の増加等を抑
えられるようになる。上記の他の機器には、サーバーや
ホストといった位置づけの装置を容易に適用させること
が可能である。他の機器に格納された分を含むデータを
見ることができるようにした場合には、より利便性の高
い装置としてユーザに提供できるようになる。
るようにした場合には、データの格納に必要なメモリ容
量が低減し、コストや装置の大型化、重量の増加等を抑
えられるようになる。上記の他の機器には、サーバーや
ホストといった位置づけの装置を容易に適用させること
が可能である。他の機器に格納された分を含むデータを
見ることができるようにした場合には、より利便性の高
い装置としてユーザに提供できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態につき詳細に説明する。図1は、本実施
の形態による携帯型行動記録装置が採用されたシステム
構成図である。本実施の形態では、携帯型行動記録装置
を移動端末装置(以降、単に移動端末と記す)として実
現させている。
明の実施の形態につき詳細に説明する。図1は、本実施
の形態による携帯型行動記録装置が採用されたシステム
構成図である。本実施の形態では、携帯型行動記録装置
を移動端末装置(以降、単に移動端末と記す)として実
現させている。
【0015】図1に示すように、ネットワーク(ワイド
エリアネットワーク(WAN)やローカルエリアネット
ワーク(LAN))には、移動端末用制御パーソナルコ
ンピュータ(PC)101、個人用パーソナルコンピュ
ータ(PC)102が接続されている。また、他のネッ
トワークとの接続のために、NCU(網制御装置)10
3と回線104、無線通信を行うアンテナ基地局10
5、各エリア内で操作される移動端末108をネットワ
ークに接続するための端子106、及び光リンクユニッ
ト107がネットワークに接続されている。移動端末1
08は、端子106、光リンクユニット107、或いは
アンテナ基地局108を利用することで、移動端末制御
用PC101や個人用PC102との通信が行えるよう
に構成されている。
エリアネットワーク(WAN)やローカルエリアネット
ワーク(LAN))には、移動端末用制御パーソナルコ
ンピュータ(PC)101、個人用パーソナルコンピュ
ータ(PC)102が接続されている。また、他のネッ
トワークとの接続のために、NCU(網制御装置)10
3と回線104、無線通信を行うアンテナ基地局10
5、各エリア内で操作される移動端末108をネットワ
ークに接続するための端子106、及び光リンクユニッ
ト107がネットワークに接続されている。移動端末1
08は、端子106、光リンクユニット107、或いは
アンテナ基地局108を利用することで、移動端末制御
用PC101や個人用PC102との通信が行えるよう
に構成されている。
【0016】図2は、上記移動端末108の外観図であ
る。次に、この図2を参照して、移動端末108の外観
構成について説明する。図2に示すように、移動端末1
08は、全体として薄い箱状の形状であり、その一面
に、LCD表示部201、カメラ202、マイク20
3、及びスピーカ207が備えられている。また、その
側面には、汎用のIF(インターフェイス)コネクタ2
04、無線(光)通信用のセンサ窓205、有線通信用
ソケット206、及び無線通信用アンテナ208が備え
られている。汎用IFコネクタ204には、例えば気温
や気圧等を検出する各種センサや現在の場所を検出する
GPS(グローバル・ポジショニング・システム)を備
えた装置208を装着することができる。以降、各種セ
ンサやGPSを備えた装置209を、単にGPSと呼ぶ
ことにする。
る。次に、この図2を参照して、移動端末108の外観
構成について説明する。図2に示すように、移動端末1
08は、全体として薄い箱状の形状であり、その一面
に、LCD表示部201、カメラ202、マイク20
3、及びスピーカ207が備えられている。また、その
側面には、汎用のIF(インターフェイス)コネクタ2
04、無線(光)通信用のセンサ窓205、有線通信用
ソケット206、及び無線通信用アンテナ208が備え
られている。汎用IFコネクタ204には、例えば気温
や気圧等を検出する各種センサや現在の場所を検出する
GPS(グローバル・ポジショニング・システム)を備
えた装置208を装着することができる。以降、各種セ
ンサやGPSを備えた装置209を、単にGPSと呼ぶ
ことにする。
【0017】図3は、その移動端末108の構成図であ
る。バス301にはCPU302、メモリ(ROM及び
RAM)303が接続されており、CPU302は、基
本的にはメモリ303のROM内に格納されているプロ
グラムを実行することにより、端末108全体の制御を
行う。
る。バス301にはCPU302、メモリ(ROM及び
RAM)303が接続されており、CPU302は、基
本的にはメモリ303のROM内に格納されているプロ
グラムを実行することにより、端末108全体の制御を
行う。
【0018】LCD304に表示すべき情報は、メモリ
306に格納される。LCDドライバ305は、そのメ
モリ306に格納されている情報に従ってLCD304
を駆動し、LCD304上にその情報を表示する。LC
D制御部307は、LCDドライバ305に制御コマン
ドを送出して、メモリ306内で表示すべき情報の選択
や、その表示タイミングの制御を行う。CPU302
は、メモリ306に表示させるべき情報を転送したり、
LCD制御部307に制御コマンドを送出することによ
り、LCD304による情報の表示を制御する。
306に格納される。LCDドライバ305は、そのメ
モリ306に格納されている情報に従ってLCD304
を駆動し、LCD304上にその情報を表示する。LC
D制御部307は、LCDドライバ305に制御コマン
ドを送出して、メモリ306内で表示すべき情報の選択
や、その表示タイミングの制御を行う。CPU302
は、メモリ306に表示させるべき情報を転送したり、
LCD制御部307に制御コマンドを送出することによ
り、LCD304による情報の表示を制御する。
【0019】上記LCD304には、その全体を覆うよ
うに、タッチパネル308が設けられている。上述した
LCD表示部201は、LCD304と、このタッチパ
ネル48とから構成されている。タッチパネル制御部3
09は、ユーザが指(ここでは器具を含む)を接触させ
たタッチパネル308上の位置を検出する。その検出結
果は、バス301を介してCPU302に送出される。
CPU302は、LCD304に表示させている情報、
及びタッチパネル308上で指がタッチされている位置
から、ユーザの指示内容を解釈し、ユーザの指示に従っ
て端末108を制御する。
うに、タッチパネル308が設けられている。上述した
LCD表示部201は、LCD304と、このタッチパ
ネル48とから構成されている。タッチパネル制御部3
09は、ユーザが指(ここでは器具を含む)を接触させ
たタッチパネル308上の位置を検出する。その検出結
果は、バス301を介してCPU302に送出される。
CPU302は、LCD304に表示させている情報、
及びタッチパネル308上で指がタッチされている位置
から、ユーザの指示内容を解釈し、ユーザの指示に従っ
て端末108を制御する。
【0020】図2に示すカメラ202は、例えばCCD
カメラである。そのカメラ202が出力したアナログビ
デオ信号は、A/Dコンバータ310でデジタルデータ
に変換された後、メモリ311に格納される。カメラ制
御部312は、CPU302からの指示に従って、カメ
ラ202を構成する各素子に蓄えられた電荷の取り出し
や、取り出した信号に対する補正、デジタル化されたビ
デオ(画像)データのメモリ311への格納といった制
御を行う。メモリ311に格納されたビデオデータは、
CPU302によって読み出され、例えばネットワーク
に接続されている移動端末制御用PC101に伝送され
る。
カメラである。そのカメラ202が出力したアナログビ
デオ信号は、A/Dコンバータ310でデジタルデータ
に変換された後、メモリ311に格納される。カメラ制
御部312は、CPU302からの指示に従って、カメ
ラ202を構成する各素子に蓄えられた電荷の取り出し
や、取り出した信号に対する補正、デジタル化されたビ
デオ(画像)データのメモリ311への格納といった制
御を行う。メモリ311に格納されたビデオデータは、
CPU302によって読み出され、例えばネットワーク
に接続されている移動端末制御用PC101に伝送され
る。
【0021】マイク203が出力したアナログの音声信
号は、A/Dコンバータ313によりデジタル化された
後、マイク制御部314に出力される。マイク制御部3
14は、CPU302の指示に従い、A/Dコンバータ
313が出力するデジタルの音声データを特定のサンプ
リング周期で取り込む。その取り込んだ音声データに対
し、例えばADPCM方式等の圧縮を施してバス301
に出力する。
号は、A/Dコンバータ313によりデジタル化された
後、マイク制御部314に出力される。マイク制御部3
14は、CPU302の指示に従い、A/Dコンバータ
313が出力するデジタルの音声データを特定のサンプ
リング周期で取り込む。その取り込んだ音声データに対
し、例えばADPCM方式等の圧縮を施してバス301
に出力する。
【0022】バス301に接続されているスピーカ制御
部316は、例えばCPU302から音声データを受け
取り、その音声データをD/Aコンバータ315に出力
する。そのD/Aコンバータ315は、音声データをア
ナログの音声信号に変換してスピーカ207に出力す
る。スピーカ207は、そのアナログの音声信号を音声
出力として出力する。
部316は、例えばCPU302から音声データを受け
取り、その音声データをD/Aコンバータ315に出力
する。そのD/Aコンバータ315は、音声データをア
ナログの音声信号に変換してスピーカ207に出力す
る。スピーカ207は、そのアナログの音声信号を音声
出力として出力する。
【0023】バス301に接続されているICカードイ
ンターフェイス317、通信制御部318、及び汎用イ
ンターフェイス319が接続されている。ICカードイ
ンターフェイス317にICカード323を接続するこ
とで、そのICカード323を補助記憶装置として使用
することができる。
ンターフェイス317、通信制御部318、及び汎用イ
ンターフェイス319が接続されている。ICカードイ
ンターフェイス317にICカード323を接続するこ
とで、そのICカード323を補助記憶装置として使用
することができる。
【0024】通信制御部318は、通信を行うための制
御部であり、有線トランシーバ320、無線トランシー
バ321、322が接続されている。有線トランシーバ
320は、例えばMODEMであり、図1におけるネッ
トワーク上の端子106、或いは例えば回線104に接
続されている他のネットワーク(例えば電話回線網)と
接続して、データの送受信を行う。無線トランシーバ3
21は、光リンクユニット107と光でリンクして、デ
ータの送受信を行う。無線トランシーバ322は、アン
テナ基地局105を介したデータの送受信を行う。これ
らのトランシーバ320〜322、及び通信制御部31
8により、移動端末108はネットワークに接続されて
いる機器との通信を行うことができる。
御部であり、有線トランシーバ320、無線トランシー
バ321、322が接続されている。有線トランシーバ
320は、例えばMODEMであり、図1におけるネッ
トワーク上の端子106、或いは例えば回線104に接
続されている他のネットワーク(例えば電話回線網)と
接続して、データの送受信を行う。無線トランシーバ3
21は、光リンクユニット107と光でリンクして、デ
ータの送受信を行う。無線トランシーバ322は、アン
テナ基地局105を介したデータの送受信を行う。これ
らのトランシーバ320〜322、及び通信制御部31
8により、移動端末108はネットワークに接続されて
いる機器との通信を行うことができる。
【0025】各トランシーバ320〜322を介した通
信は、通信するデータをフレームに構成して行ってい
る。図4は、そのフレームの構成図である。図4に示す
ように、フレームは、ヘッダ部とデータ部とから構成さ
れている。データ部には、相手先(送信)先に送信すべ
きデータが格納され、ヘッダ部には、そのデータ部に格
納されたデータを送る相手(送信)先のアドレス、送信
元(端末)のアドレス、相手先に対する要求内容(コマ
ンド)等が格納される。
信は、通信するデータをフレームに構成して行ってい
る。図4は、そのフレームの構成図である。図4に示す
ように、フレームは、ヘッダ部とデータ部とから構成さ
れている。データ部には、相手先(送信)先に送信すべ
きデータが格納され、ヘッダ部には、そのデータ部に格
納されたデータを送る相手(送信)先のアドレス、送信
元(端末)のアドレス、相手先に対する要求内容(コマ
ンド)等が格納される。
【0026】汎用インターフェイス319は、図2に示
す汎用インターフェイスコネクタ204を介して、その
コネクタ204に装着された装置とのデータのやりとり
を行う。コネクタ204にGPS209が接続されてい
る場合には、このGPS209から、気温、気圧、場所
といった環境を表すデータ(パラメータ)が、汎用イン
ターフェイス319を介してCPU302に送られる。
日時については、例えばCPU302は自身が備えてい
るリアルタイムクロックから取得する。
す汎用インターフェイスコネクタ204を介して、その
コネクタ204に装着された装置とのデータのやりとり
を行う。コネクタ204にGPS209が接続されてい
る場合には、このGPS209から、気温、気圧、場所
といった環境を表すデータ(パラメータ)が、汎用イン
ターフェイス319を介してCPU302に送られる。
日時については、例えばCPU302は自身が備えてい
るリアルタイムクロックから取得する。
【0027】なお、CPU302が実行するプログラム
は、例えばネットワークを介して他の機器から取得して
も良く、ICカード323等の端末108に着脱自在に
装着される記憶媒体から取得するようにしても良い。ま
た、メモリ303のROMもしくはRAMなどの記憶媒
体から取得しても良い。
は、例えばネットワークを介して他の機器から取得して
も良く、ICカード323等の端末108に着脱自在に
装着される記憶媒体から取得するようにしても良い。ま
た、メモリ303のROMもしくはRAMなどの記憶媒
体から取得しても良い。
【0028】以上の構成において、その動作を説明す
る。CPU302は、端末108の電源がオンされる
と、メモリ303のROM内に格納されているプログラ
ムを読み出し、それを実行することでその制御を開始す
る。その後は、ユーザがタッチパネル308に対して行
った操作に応じて、ユーザが所望する処理を実現するた
めの制御を行う。その制御により、LCD304に表示
させる情報の切り換え、カメラ202を用いた画像の取
り込み、マイク203が拾った音声の取り込み、スピー
カ207による音声出力が行われる。また、ネットワー
クに接続された機器との通信が行われる。
る。CPU302は、端末108の電源がオンされる
と、メモリ303のROM内に格納されているプログラ
ムを読み出し、それを実行することでその制御を開始す
る。その後は、ユーザがタッチパネル308に対して行
った操作に応じて、ユーザが所望する処理を実現するた
めの制御を行う。その制御により、LCD304に表示
させる情報の切り換え、カメラ202を用いた画像の取
り込み、マイク203が拾った音声の取り込み、スピー
カ207による音声出力が行われる。また、ネットワー
クに接続された機器との通信が行われる。
【0029】その一方でCPU302は、ユーザの行動
の記録を行う。その行動の記録は、例えばユーザが場所
を移動するといった環境の変化を検出した場合に行う。
本実施の形態では、日時(何月日、及び時刻)、場所、
気温、及び気圧を環境を表すデータ(環境データ)とし
て採用し、その環境データのなかで大きく変化したデー
タが一つでもあったときに、ユーザの行動を記録するよ
うにしている。CPU302は、上述したように、日時
をリアルタイムクロックから取得し、日時を除く環境デ
ータを汎用インターフェイスコネクタ204に装着され
たGPS204から取得する。
の記録を行う。その行動の記録は、例えばユーザが場所
を移動するといった環境の変化を検出した場合に行う。
本実施の形態では、日時(何月日、及び時刻)、場所、
気温、及び気圧を環境を表すデータ(環境データ)とし
て採用し、その環境データのなかで大きく変化したデー
タが一つでもあったときに、ユーザの行動を記録するよ
うにしている。CPU302は、上述したように、日時
をリアルタイムクロックから取得し、日時を除く環境デ
ータを汎用インターフェイスコネクタ204に装着され
たGPS204から取得する。
【0030】行動を記録する場合には、ユーザがその時
点での状況をより容易に思い出せるように、ユーザの周
辺の状態を表す周辺データとして画像、及び音声を所定
時間取り込み、その周辺データを環境データと合わせて
レコードとして格納する。図5は、そのレコードの構成
図である。なお、画像、及び音声は、そのデータ量が大
きいことから、他の項目のデータとは異なり、それが格
納されているファイル名をレコードに格納させている。
そのレコード(データ)は、メモリ303のRAM、或
いはICカード323等に格納される。
点での状況をより容易に思い出せるように、ユーザの周
辺の状態を表す周辺データとして画像、及び音声を所定
時間取り込み、その周辺データを環境データと合わせて
レコードとして格納する。図5は、そのレコードの構成
図である。なお、画像、及び音声は、そのデータ量が大
きいことから、他の項目のデータとは異なり、それが格
納されているファイル名をレコードに格納させている。
そのレコード(データ)は、メモリ303のRAM、或
いはICカード323等に格納される。
【0031】場所や気温などが大きく変化した場合、ユ
ーザ(移動端末108保持者)の環境が大きく変化した
と考えることができる。そのような環境が大きく変化し
た時点(以降、行動変化点と記す)では、人は普段より
も緊張している状態となっていることが多い。緊張状態
では、そうでないときと比較して、周りからの情報を多
く取り込んでいる。このため、行動変化点での環境を表
示した場合には、効率的に記憶を呼び起こさせることが
できる。更には周りの映像や音声を再生した場合には、
より効率的に記憶を呼び起こさせることができる。この
ように、人の記憶を呼び起こせる可能性が高い時点での
行動を選択して記録することで、少ないデータ量であっ
ても人の補助において大きく貢献することができる。
ーザ(移動端末108保持者)の環境が大きく変化した
と考えることができる。そのような環境が大きく変化し
た時点(以降、行動変化点と記す)では、人は普段より
も緊張している状態となっていることが多い。緊張状態
では、そうでないときと比較して、周りからの情報を多
く取り込んでいる。このため、行動変化点での環境を表
示した場合には、効率的に記憶を呼び起こさせることが
できる。更には周りの映像や音声を再生した場合には、
より効率的に記憶を呼び起こさせることができる。この
ように、人の記憶を呼び起こせる可能性が高い時点での
行動を選択して記録することで、少ないデータ量であっ
ても人の補助において大きく貢献することができる。
【0032】また、本実施の形態では、その記録したデ
ータを、ネットワークに接続されている移動端末制御用
PC101に転送して格納させている。このため、記録
したデータを格納するための必要な容量を小さくするこ
とができ、そのコストの上昇や、大型化、重量の増加を
抑えることができる。そのユーザ以外の人にとっては、
ユーザからの連絡がなくとも居場所を把握することがで
きるようになる。また、当然のことながら、その他の種
々のデータ分析の基本データとして活用することもでき
る。
ータを、ネットワークに接続されている移動端末制御用
PC101に転送して格納させている。このため、記録
したデータを格納するための必要な容量を小さくするこ
とができ、そのコストの上昇や、大型化、重量の増加を
抑えることができる。そのユーザ以外の人にとっては、
ユーザからの連絡がなくとも居場所を把握することがで
きるようになる。また、当然のことながら、その他の種
々のデータ分析の基本データとして活用することもでき
る。
【0033】上記のようにして記録したデータは、移動
端末108で検索することができる。ユーザが検索条件
をタッチパネル308上で入力した場合、CPU302
は、その検索条件に該当するレコードをRAM、ICカ
ード323、更には移動端末制御用PC101から取得
して、それをLCD304に表示させる。
端末108で検索することができる。ユーザが検索条件
をタッチパネル308上で入力した場合、CPU302
は、その検索条件に該当するレコードをRAM、ICカ
ード323、更には移動端末制御用PC101から取得
して、それをLCD304に表示させる。
【0034】図6は、そのようにして検索された行動記
録の表示例を示す図である。この表示例は、検索条件と
して年月日(1997/10/07)を入力した場合の
ものである。
録の表示例を示す図である。この表示例は、検索条件と
して年月日(1997/10/07)を入力した場合の
ものである。
【0035】また、本実施の形態では、行動変化点で画
像や音声を記録させるか否か、即ち画像と音声をメモと
して記録するか否かをユーザが選択できるようにしてい
る。画像と音声の欄(項目)において、“有”はそのデ
ータを記録したことを示し、“無”はそれを記録してい
ないことを示している。画像と音声は、タッチパネル3
08によりレコードを指定し、それの再生を指示するこ
とで再生させることができる。検索条件は、一つだけで
なく、複数入力することもできる。
像や音声を記録させるか否か、即ち画像と音声をメモと
して記録するか否かをユーザが選択できるようにしてい
る。画像と音声の欄(項目)において、“有”はそのデ
ータを記録したことを示し、“無”はそれを記録してい
ないことを示している。画像と音声は、タッチパネル3
08によりレコードを指定し、それの再生を指示するこ
とで再生させることができる。検索条件は、一つだけで
なく、複数入力することもできる。
【0036】図6には、検索条件に該当する5つのレコ
ードが表形式で表示されている。この日におけるユーザ
の各時刻での行動は、例えば以下のようなものである。
ユーザは、8時38分には会社内におり、その後外出し
て10時38分に外出先の画像と音声をメモがわりに記
録し(気温の変化による記録)、12時38分頃に帰社
(気温の変化による記録)。一旦会社に戻った後、得意
先に出かけ、13時30分に得意先で画像と音声をメモ
として記録し(場所の変化による記録)、17時30分
頃に帰社(場所の変化による記録)。
ードが表形式で表示されている。この日におけるユーザ
の各時刻での行動は、例えば以下のようなものである。
ユーザは、8時38分には会社内におり、その後外出し
て10時38分に外出先の画像と音声をメモがわりに記
録し(気温の変化による記録)、12時38分頃に帰社
(気温の変化による記録)。一旦会社に戻った後、得意
先に出かけ、13時30分に得意先で画像と音声をメモ
として記録し(場所の変化による記録)、17時30分
頃に帰社(場所の変化による記録)。
【0037】このように、移動端末108上で記録した
データを見ることができるようになっている。それによ
り、ユーザは、いつでもどこでも、必要に応じて記憶を
思い出すために記録されているデータを見ることができ
るため、移動端末108を非常に利便性の高い機器とし
てユーザに提供することができる。
データを見ることができるようになっている。それによ
り、ユーザは、いつでもどこでも、必要に応じて記憶を
思い出すために記録されているデータを見ることができ
るため、移動端末108を非常に利便性の高い機器とし
てユーザに提供することができる。
【0038】次に、図7、及び図8を参照して、上記移
動端末108の動作を詳細に説明する。図7は、移動端
末108の全体処理のフローチャートである。先ず、こ
の図7を参照して、その全体処理について詳細に説明す
る。この全体処理は、端末108の電源がオンされた
後、CPU302が、記憶媒体、例えばメモリ303の
ROMもしくはRAM内に格納されているプログラムを
読み出して実行することで実現される処理である。な
お、ここでは、本発明の理解を容易とするために、本発
明に特に関わる部分を抽出して示している。
動端末108の動作を詳細に説明する。図7は、移動端
末108の全体処理のフローチャートである。先ず、こ
の図7を参照して、その全体処理について詳細に説明す
る。この全体処理は、端末108の電源がオンされた
後、CPU302が、記憶媒体、例えばメモリ303の
ROMもしくはRAM内に格納されているプログラムを
読み出して実行することで実現される処理である。な
お、ここでは、本発明の理解を容易とするために、本発
明に特に関わる部分を抽出して示している。
【0039】先ず、ステップ701では、キー入力が行
われたか否か判定する。ユーザが、タッチパネル308
に対して何らかの操作を行った場合、その判定はYES
となってステップ702に移行する。そうでない場合に
は、その判定はNOとなってステップ706に移行す
る。
われたか否か判定する。ユーザが、タッチパネル308
に対して何らかの操作を行った場合、その判定はYES
となってステップ702に移行する。そうでない場合に
は、その判定はNOとなってステップ706に移行す
る。
【0040】ステップ702では、そのキー入力が指定
した内容を解析し、それがモード指定のためのものであ
るか否か判定する。ユーザがモードを指定するキー入力
を行った場合、その判定はYESとなってステップ70
3に移行する。そうでない場合には、その判定はNOと
なってステップ704に移行する。ステップ703で
は、ユーザが指定したモード、例えば画像・音声の取込
モードの設定を行い、その後、ステップ701に戻る。
した内容を解析し、それがモード指定のためのものであ
るか否か判定する。ユーザがモードを指定するキー入力
を行った場合、その判定はYESとなってステップ70
3に移行する。そうでない場合には、その判定はNOと
なってステップ704に移行する。ステップ703で
は、ユーザが指定したモード、例えば画像・音声の取込
モードの設定を行い、その後、ステップ701に戻る。
【0041】他方のステップ704では、キー入力が行
動記録したデータの読み出しや検索のためのものである
か否か判定する。ユーザがタッチパネル308上で検索
条件等を入力した場合、その判定はYESとなってステ
ップ705に移行する。そうでない場合には、その判定
はNOとなってステップ701に戻る。ステップ705
では、検索条件等はデータ部に、その検索条件に該当す
るレコードの検索を相手先に要求する行動読出コマンド
をヘッダ部にそれぞれ格納したフレームを作成し、それ
を送信する。本実施の形態では、行動記録したデータは
移動端末制御PC101が格納するようにしているの
で、作成したフレームを移動端末制御PC101を相手
先として送信する。それが終了した後、ステップ701
に戻る。
動記録したデータの読み出しや検索のためのものである
か否か判定する。ユーザがタッチパネル308上で検索
条件等を入力した場合、その判定はYESとなってステ
ップ705に移行する。そうでない場合には、その判定
はNOとなってステップ701に戻る。ステップ705
では、検索条件等はデータ部に、その検索条件に該当す
るレコードの検索を相手先に要求する行動読出コマンド
をヘッダ部にそれぞれ格納したフレームを作成し、それ
を送信する。本実施の形態では、行動記録したデータは
移動端末制御PC101が格納するようにしているの
で、作成したフレームを移動端末制御PC101を相手
先として送信する。それが終了した後、ステップ701
に戻る。
【0042】行動読出コマンド、及び検索条件を格納し
たフレームを移動端末制御PC101に送信すると、後
述するように、移動端末制御PC101は、検索条件に
該当するレコードを抽出して、それを移動端末108に
送信する。このように、移動端末制御PC101を記憶
装置として利用し、必要に応じて移動端末制御PC10
1からデータを取得することで、移動端末108で必要
とするメモリ容量を小さくすることができ、また、コス
ト高や大型化、重量の増大を抑えることができる。
たフレームを移動端末制御PC101に送信すると、後
述するように、移動端末制御PC101は、検索条件に
該当するレコードを抽出して、それを移動端末108に
送信する。このように、移動端末制御PC101を記憶
装置として利用し、必要に応じて移動端末制御PC10
1からデータを取得することで、移動端末108で必要
とするメモリ容量を小さくすることができ、また、コス
ト高や大型化、重量の増大を抑えることができる。
【0043】ユーザがキー入力を行っていない場合、ス
テップ701の判定がNOとなり、ステップ706に移
行する。そのステップ706では、受信したデータの有
無を判定する。例えば移動端末制御PC101が移動端
末108にデータを送信した場合、受信したデータが有
りとして、ステップ707に移行する。
テップ701の判定がNOとなり、ステップ706に移
行する。そのステップ706では、受信したデータの有
無を判定する。例えば移動端末制御PC101が移動端
末108にデータを送信した場合、受信したデータが有
りとして、ステップ707に移行する。
【0044】ステップ707では、受信したデータをL
CD304に表示させ、そのLCD304に表示させた
データを、ユーザのタッチパネル308に対する操作に
応じて修正・編集する処理を行う。このステップ707
を実行することにより、図6に示すような行動記録が表
示されることになる。続くステップ708では、その修
正・編集が行われたか否か判定する。ユーザが表示され
ているデータの修正や編集を行わなかった場合、ステッ
プ701に戻る。そうでない場合には、ステップ709
に移行する。
CD304に表示させ、そのLCD304に表示させた
データを、ユーザのタッチパネル308に対する操作に
応じて修正・編集する処理を行う。このステップ707
を実行することにより、図6に示すような行動記録が表
示されることになる。続くステップ708では、その修
正・編集が行われたか否か判定する。ユーザが表示され
ているデータの修正や編集を行わなかった場合、ステッ
プ701に戻る。そうでない場合には、ステップ709
に移行する。
【0045】なお、LCD304へのデータの表示は、
例えば、CPU302が、トランシーバ320〜322
のなかの何れか、通信制御部318を介して受け取った
データをビットマップパターンに展開してメモり306
に格納するとともに、LCD制御部307に、その格納
したデータの表示を指示することで実現される。表示さ
せたデータの修正(例えばより正確な時刻の入力)等
は、タッチパネル制御部309から受け取ったユーザの
指の位置に関する情報を基に、ユーザの指示内容を解析
し、その解析に従ってメモり306内に格納したデータ
を変更することで実現される。
例えば、CPU302が、トランシーバ320〜322
のなかの何れか、通信制御部318を介して受け取った
データをビットマップパターンに展開してメモり306
に格納するとともに、LCD制御部307に、その格納
したデータの表示を指示することで実現される。表示さ
せたデータの修正(例えばより正確な時刻の入力)等
は、タッチパネル制御部309から受け取ったユーザの
指の位置に関する情報を基に、ユーザの指示内容を解析
し、その解析に従ってメモり306内に格納したデータ
を変更することで実現される。
【0046】ステップ709では、修正・編集を反映さ
せたデータをデータ部に、そのデータを行動記録のデー
タとして格納することを相手先(ここでは移動端末制御
PC101)に要求する行動記録コマンドをヘッダ部に
それぞれ格納したフレームを作成する。続くステップ7
10では、その作成したフレームを相手先に送信すると
ともに、その送信したデータが不要である場合には消去
する。それが終了した後、ステップ701に戻る。
せたデータをデータ部に、そのデータを行動記録のデー
タとして格納することを相手先(ここでは移動端末制御
PC101)に要求する行動記録コマンドをヘッダ部に
それぞれ格納したフレームを作成する。続くステップ7
10では、その作成したフレームを相手先に送信すると
ともに、その送信したデータが不要である場合には消去
する。それが終了した後、ステップ701に戻る。
【0047】一方、移動端末制御PC101が格納する
ようにしているので、作成したフレームを移動端末制御
PC101を相手先として送信する。それが終了した
後、ステップ701に戻る。
ようにしているので、作成したフレームを移動端末制御
PC101を相手先として送信する。それが終了した
後、ステップ701に戻る。
【0048】ユーザがキー入力を行っておらず、また、
移動端末制御PC101からデータが送られてきていな
い場合、ステップ706の判定がNOとなり、ステップ
711に移行する。そのステップ711では、行動記録
としてメモリ303のRAM等に格納したデータ量(レ
コード数)が一定量以上有るか無いか判定する。その一
定量以上行動記録のデータが無い場合には、ステップ7
01に戻る。そうでない場合には、ステップ709に移
行する。そのステップ709では、蓄えられているデー
タをデータ部に格納したフレームを作成し、ステップ7
10でその作成したフレームの送信を行う。一定量以上
蓄えた行動記録のデータを送信した場合には、その送信
が終了した後、それを消去する。これにより、移動端末
108で必要とするメモリ容量の低減化が実現される。
移動端末制御PC101からデータが送られてきていな
い場合、ステップ706の判定がNOとなり、ステップ
711に移行する。そのステップ711では、行動記録
としてメモリ303のRAM等に格納したデータ量(レ
コード数)が一定量以上有るか無いか判定する。その一
定量以上行動記録のデータが無い場合には、ステップ7
01に戻る。そうでない場合には、ステップ709に移
行する。そのステップ709では、蓄えられているデー
タをデータ部に格納したフレームを作成し、ステップ7
10でその作成したフレームの送信を行う。一定量以上
蓄えた行動記録のデータを送信した場合には、その送信
が終了した後、それを消去する。これにより、移動端末
108で必要とするメモリ容量の低減化が実現される。
【0049】なお、フレームの送信は、CPU302
が、フレームを通信制御部318に送り、通信制御部3
18がそのフレームを、トランシーバ320〜322の
何れかを介してネットワーク上に出力することで行われ
る。
が、フレームを通信制御部318に送り、通信制御部3
18がそのフレームを、トランシーバ320〜322の
何れかを介してネットワーク上に出力することで行われ
る。
【0050】上記したように、本実施の形態では、行動
記録としてストアしたデータが一定量以上となった場合
にそれを移動端末制御PC101(ホストコンピュー
タ)に送っている。これは、通信コストを抑えるため
と、データ送信にかかる負荷を低減するためである。
記録としてストアしたデータが一定量以上となった場合
にそれを移動端末制御PC101(ホストコンピュー
タ)に送っている。これは、通信コストを抑えるため
と、データ送信にかかる負荷を低減するためである。
【0051】図8は、移動端末108のタイマインタラ
プト処理のフローチャートである。この処理は、CPU
302が、例えば自身が備えたタイマ機能による割り込
みの発生に応じて、メモリ303のROM内に格納され
たそれに対応するプログラムを読み出して実行すること
で行われる処理である。そのタイマ機能による割り込み
は、例えば数分から数十分間隔で発生するように設定さ
れる。その割り込み間隔は、ユーザが自身の行動パター
ンを考慮して、任意に設定できるようにしても良い。
プト処理のフローチャートである。この処理は、CPU
302が、例えば自身が備えたタイマ機能による割り込
みの発生に応じて、メモリ303のROM内に格納され
たそれに対応するプログラムを読み出して実行すること
で行われる処理である。そのタイマ機能による割り込み
は、例えば数分から数十分間隔で発生するように設定さ
れる。その割り込み間隔は、ユーザが自身の行動パター
ンを考慮して、任意に設定できるようにしても良い。
【0052】先ず、ステップ801では、データの取り
込みを行う。このステップ801において、CPU30
2は、汎用インターフェイス319を介してGPS20
9から場所、気温、気圧の各データ、自身のリアルタイ
ムクロックから日時データを取り込む。続くステップ8
02では、ステップ801で取り込んだ現時点の環境デ
ータを記憶する。その後、ステップ803に移行する。
込みを行う。このステップ801において、CPU30
2は、汎用インターフェイス319を介してGPS20
9から場所、気温、気圧の各データ、自身のリアルタイ
ムクロックから日時データを取り込む。続くステップ8
02では、ステップ801で取り込んだ現時点の環境デ
ータを記憶する。その後、ステップ803に移行する。
【0053】ステップ803では、現時点の環境データ
を前回に取り込んだ環境データと比較する。続くステッ
プ804では、環境データの何れかに一定値以上の差が
有るか否か判定する。それらの環境データの間におい
て、即ち場所、気温、気圧、日時の各データ間におい
て、それぞれのデータ毎に予め定められた値以上の差が
有った場合、その判定はYESとなってステップ805
に移行する。そうでない場合には、その判定はNOとな
って一連の処理を終了する。
を前回に取り込んだ環境データと比較する。続くステッ
プ804では、環境データの何れかに一定値以上の差が
有るか否か判定する。それらの環境データの間におい
て、即ち場所、気温、気圧、日時の各データ間におい
て、それぞれのデータ毎に予め定められた値以上の差が
有った場合、その判定はYESとなってステップ805
に移行する。そうでない場合には、その判定はNOとな
って一連の処理を終了する。
【0054】ステップ805〜811では、ユーザの行
動変化点を検出したとして、その時点における環境デー
タ、及び画像や音声の周辺データの記録、即ち行動記録
が行われる。
動変化点を検出したとして、その時点における環境デー
タ、及び画像や音声の周辺データの記録、即ち行動記録
が行われる。
【0055】先ず、ステップ805では、画像・音声の
取込モードが設定されているか否か判定する。ユーザが
画像や音声の取込モードに設定していた場合、その判定
はNOとなってステップ809に移行する。そうでない
場合には、その判定はYESとなってステップ806に
移行する。
取込モードが設定されているか否か判定する。ユーザが
画像や音声の取込モードに設定していた場合、その判定
はNOとなってステップ809に移行する。そうでない
場合には、その判定はYESとなってステップ806に
移行する。
【0056】ステップ806〜808では、取込モード
が設定されており、画像と音声の取り込みが行えること
から、ユーザのその場の判断に応じた画像と音声の取り
込みが行われる。
が設定されており、画像と音声の取り込みが行えること
から、ユーザのその場の判断に応じた画像と音声の取り
込みが行われる。
【0057】先ず、ステップ806では、行動変化点の
検出に伴って画像と音声の取り込みを行うための取り込
みモードに移行した旨をユーザに報知する。これは、例
えばスピーカ207、及びLCD304を用いてその旨
の報知する。それが終了した後、ステップ807に移行
する。
検出に伴って画像と音声の取り込みを行うための取り込
みモードに移行した旨をユーザに報知する。これは、例
えばスピーカ207、及びLCD304を用いてその旨
の報知する。それが終了した後、ステップ807に移行
する。
【0058】なお、LCD304による報知は、CPU
302が、その旨を意味するデータをメモリ306に格
納し、LCD制御部307にそのデータの表示を指示す
ることで実現される。スピーカ207による報知は、C
PU302が、その旨を表す音声データを例えばメモり
303のROMから取得し、その音声データをスピーカ
制御部316に出力することで実現される。
302が、その旨を意味するデータをメモリ306に格
納し、LCD制御部307にそのデータの表示を指示す
ることで実現される。スピーカ207による報知は、C
PU302が、その旨を表す音声データを例えばメモり
303のROMから取得し、その音声データをスピーカ
制御部316に出力することで実現される。
【0059】ステップ807では、ユーザが画像と音声
の取り込みを指示する操作を行うのを一定時間待つ。ユ
ーザにその操作を行わせるのは、行動変化点を検出した
際に移動端末108がどのような状態(鞄の中に収納さ
れている場合もある)となっているかわからないため
と、ユーザが適当に周囲の画像や音声をメモとして取り
込ませることができるようにするためである。一定時間
その操作が行われなかった場合、ユーザが画像や音声を
取り込ませる必要がないと考えているとして、ステップ
809に移行する。そうでない場合には、ステップ80
8に移行する。そのステップ808では、ユーザが行っ
た操作により、画像と音声を周辺データとして取り込
み、それを記憶する処理が行われる。その後、ステップ
809に移行する。
の取り込みを指示する操作を行うのを一定時間待つ。ユ
ーザにその操作を行わせるのは、行動変化点を検出した
際に移動端末108がどのような状態(鞄の中に収納さ
れている場合もある)となっているかわからないため
と、ユーザが適当に周囲の画像や音声をメモとして取り
込ませることができるようにするためである。一定時間
その操作が行われなかった場合、ユーザが画像や音声を
取り込ませる必要がないと考えているとして、ステップ
809に移行する。そうでない場合には、ステップ80
8に移行する。そのステップ808では、ユーザが行っ
た操作により、画像と音声を周辺データとして取り込
み、それを記憶する処理が行われる。その後、ステップ
809に移行する。
【0060】ステップ809では、ステップ802、及
び808で記憶した各データ、及び変化点記録コマンド
から成るレコードを作成する。続くステップ810で
は、その作成したレコードを、移動端末制御PC101
に送信すべきデータとしてストアする。その後、ステッ
プ811において、前回の環境データを今回(現時点)
の環境データに置き換える。次にこのインタラプト処理
を実行した場合には、その環境データとそのときに取り
込んだ環境データとから、行動変化点の検出が行われ
る。その環境データの置き換えが終了した後、一連の処
理が終了する。
び808で記憶した各データ、及び変化点記録コマンド
から成るレコードを作成する。続くステップ810で
は、その作成したレコードを、移動端末制御PC101
に送信すべきデータとしてストアする。その後、ステッ
プ811において、前回の環境データを今回(現時点)
の環境データに置き換える。次にこのインタラプト処理
を実行した場合には、その環境データとそのときに取り
込んだ環境データとから、行動変化点の検出が行われ
る。その環境データの置き換えが終了した後、一連の処
理が終了する。
【0061】このようにして、移動端末108における
行動記録が行われる。次に、図9を参照して、移動端末
108から行動記録のデータが送信される移動端末制御
PC101(ホスト)側の動作について詳細に説明す
る。
行動記録が行われる。次に、図9を参照して、移動端末
108から行動記録のデータが送信される移動端末制御
PC101(ホスト)側の動作について詳細に説明す
る。
【0062】なお、この図9は、本発明の理解を容易と
するために、本発明(移動端末108)に関わる部分の
みを抽出して示したものである。この図9に示す処理
は、移動端末制御PC101に備えられたCPUが、P
C101に接続、或いは搭載されている記憶媒体、例え
ばハードディスクに格納されているプログラムを読み出
して実行することで行われる処理である。
するために、本発明(移動端末108)に関わる部分の
みを抽出して示したものである。この図9に示す処理
は、移動端末制御PC101に備えられたCPUが、P
C101に接続、或いは搭載されている記憶媒体、例え
ばハードディスクに格納されているプログラムを読み出
して実行することで行われる処理である。
【0063】先ず、ステップ901では、移動端末10
8からのデータを受信するのを待つ。移動端末108が
移動端末制御PC101にデータを送信した場合に、ス
テップ902に移行する。
8からのデータを受信するのを待つ。移動端末108が
移動端末制御PC101にデータを送信した場合に、ス
テップ902に移行する。
【0064】ステップ902では、フレームのヘッダ部
に格納されているコマンドの解析を行う。続くステップ
903では、そのコマンドが行動記録コマンドか否か判
定する。移動端末108がフレームのデータ部に格納さ
れているデータのストアを要求していた場合、その判定
はYESとなってステップ904に移行する。そうでな
い場合には、ステップ905に移行する。
に格納されているコマンドの解析を行う。続くステップ
903では、そのコマンドが行動記録コマンドか否か判
定する。移動端末108がフレームのデータ部に格納さ
れているデータのストアを要求していた場合、その判定
はYESとなってステップ904に移行する。そうでな
い場合には、ステップ905に移行する。
【0065】ステップ904では、ヘッダ部に格納され
ている送信元のアドレスから、データを送信した移動端
末108を特定し、その移動端末別にデータをハードデ
ィスク等にストアする。ユーザは修正等を行ったデータ
であった場合には、それをその修正前のデータに置き換
えが行われる。それが終了した後、ステップ901に戻
る。
ている送信元のアドレスから、データを送信した移動端
末108を特定し、その移動端末別にデータをハードデ
ィスク等にストアする。ユーザは修正等を行ったデータ
であった場合には、それをその修正前のデータに置き換
えが行われる。それが終了した後、ステップ901に戻
る。
【0066】ステップ905では、ヘッダ部に格納され
ていたコマンドが行動読出コマンドか否か判定する。移
動端末108がフレームのデータ部に格納されている検
索条件に該当するデータ(レコード)の送信を要求して
いた場合、その判定はYESとなってステップ906に
移行する。そうでない場合には、その判定はNOとなっ
てステップ907に移行する。
ていたコマンドが行動読出コマンドか否か判定する。移
動端末108がフレームのデータ部に格納されている検
索条件に該当するデータ(レコード)の送信を要求して
いた場合、その判定はYESとなってステップ906に
移行する。そうでない場合には、その判定はNOとなっ
てステップ907に移行する。
【0067】ステップ906では、ヘッダ部に格納され
ている送信元のアドレスから、データを送信した移動端
末108を特定し、その移動端末108に、検索条件を
満たす行動記録データ(レコード)を送信する。その
後、ステップ901に戻る。他方のステップ907で
は、移動端末108のそれら以外の要求、個人用PC1
02等からの要求等に対処するためのその他の処理を実
行し、その後、ステップ901に戻る。
ている送信元のアドレスから、データを送信した移動端
末108を特定し、その移動端末108に、検索条件を
満たす行動記録データ(レコード)を送信する。その
後、ステップ901に戻る。他方のステップ907で
は、移動端末108のそれら以外の要求、個人用PC1
02等からの要求等に対処するためのその他の処理を実
行し、その後、ステップ901に戻る。
【0068】このように、移動端末制御PC101が動
作することにより、移動端末108が記録したデータを
移動端末制御PC101に随時格納することができ、ま
た、格納したデータを移動端末108上で検索して、そ
れの表示や再生を随時行うことができる。
作することにより、移動端末108が記録したデータを
移動端末制御PC101に随時格納することができ、ま
た、格納したデータを移動端末108上で検索して、そ
れの表示や再生を随時行うことができる。
【0069】なお、本実施の形態では、画像と音声の両
方を共に取り込めるようにしているが、それらのなかの
一方だけを選択して取り込めるようにしても良い。ま
た、行動変化点で記録したデータ(レコード)に対して
は、ユーザがテキスト情報のコメントを添えられるよう
にしても良い。行動変化点の検出については、ユーザが
自身の行動パターンを考慮して、それを判断する基準
(例えば気温の変化が何度以上であれば行動変化点と判
断させるかといった基準)、データ等を設定できるよう
にしても良い。行動変化点を判断するための環境データ
としては、上述したデータの他に、或いは替わりとして
明るさや湿度、周りの音量等を採用しても良い。
方を共に取り込めるようにしているが、それらのなかの
一方だけを選択して取り込めるようにしても良い。ま
た、行動変化点で記録したデータ(レコード)に対して
は、ユーザがテキスト情報のコメントを添えられるよう
にしても良い。行動変化点の検出については、ユーザが
自身の行動パターンを考慮して、それを判断する基準
(例えば気温の変化が何度以上であれば行動変化点と判
断させるかといった基準)、データ等を設定できるよう
にしても良い。行動変化点を判断するための環境データ
としては、上述したデータの他に、或いは替わりとして
明るさや湿度、周りの音量等を採用しても良い。
【0070】また、本実施の形態では、今回と前回の環
境データを比較することで行動変化点を検出するように
しているが、より多くの過去に検出した環境データを参
照して行動変化点を検出するようにしても良い。これに
より、比較的に緩やかで継続的な変化を検出することが
できるので、より現実に即した行動の記録を取ることが
できるようになる。
境データを比較することで行動変化点を検出するように
しているが、より多くの過去に検出した環境データを参
照して行動変化点を検出するようにしても良い。これに
より、比較的に緩やかで継続的な変化を検出することが
できるので、より現実に即した行動の記録を取ることが
できるようになる。
【0071】また、記録したデータの送信においては、
本実施の形態では、ある程度以上まとまってから一括し
て送信しているが、移動端末の置かれている状況に応じ
て、例えば自社の通信システムを使用できる場合には逐
一記録したデータを送信するようにしても良い。
本実施の形態では、ある程度以上まとまってから一括し
て送信しているが、移動端末の置かれている状況に応じ
て、例えば自社の通信システムを使用できる場合には逐
一記録したデータを送信するようにしても良い。
【0072】また、本実施の形態では、移動端末装置
(携帯型情報通信機器)に本発明を適用させているが、
例えば常時ノート型のパーソナルコンピュータを携帯し
ているような人に対しては、本発明の機能を実現させる
プログラムをインストールさせて、そのコンピュータに
行動の記録を取らせるようにすることも可能である。
(携帯型情報通信機器)に本発明を適用させているが、
例えば常時ノート型のパーソナルコンピュータを携帯し
ているような人に対しては、本発明の機能を実現させる
プログラムをインストールさせて、そのコンピュータに
行動の記録を取らせるようにすることも可能である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、環境デー
タを構成する各データの変化に基づいて、ユーザの行動
を記録すべきか否かの選別を行い、その変化が大きかっ
た場合に、ユーザの行動を記録する。これにより、ユー
ザに記憶を思い出させるのに効果的な情報を選んで記録
するため、記録するデータ量が少なくとも効率的に人の
記憶を思い出させることができる。
タを構成する各データの変化に基づいて、ユーザの行動
を記録すべきか否かの選別を行い、その変化が大きかっ
た場合に、ユーザの行動を記録する。これにより、ユー
ザに記憶を思い出させるのに効果的な情報を選んで記録
するため、記録するデータ量が少なくとも効率的に人の
記憶を思い出させることができる。
【0074】また、記憶したデータを、通信システムを
介して他の装置に格納させるため、データの記憶に必要
なメモリ容量を低減することができる。それにより、装
置のコスト、大型化、重量等を抑えることができる。
介して他の装置に格納させるため、データの記憶に必要
なメモリ容量を低減することができる。それにより、装
置のコスト、大型化、重量等を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態が採用されたシステム構成図であ
る。
る。
【図2】本実施の形態による移動端末の外観図である。
【図3】本実施の形態による移動端末の構成図である。
【図4】フレームの構成図である。
【図5】レコードの構成図である。
【図6】行動記録の表示例を示す図である。
【図7】移動端末の全体処理のフローチャートである。
【図8】移動端末のタイマインタラプト処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図9】移動端末制御PCの全体処理のフローチャート
である。
である。
101 移動端末制御PC 103 NCU 105 アンテナ基地局 106 端子 107 光リンクユニット 108 移動端末 201 LCD表示部 202 カメラ 203 マイク 204 汎用インターフェイスコネクタ 208 無線通信用アンテナ 209 GPS 302 CPU 303 メモリ
Claims (4)
- 【請求項1】 携帯しているユーザの行動を記録する装
置であって、 日時、場所、気温、及び気圧のなかの少なくとも一つを
環境データとして検出する環境データ検出手段と、 前記環境データ検出手段が検出した環境データを、該環
境データ検出手段が過去に検出した環境データと比較し
て、前記環境データのなかで所定値以上変化したデータ
が存在していた場合に、現時点における前記環境データ
を行動記録のデータとして記録する制御手段と、 を具備したことを特徴とする携帯型行動記録装置。 - 【請求項2】 画像、及び音声の少なくとも一方を、ユ
ーザの周辺の状況を表す周辺データとして取り込む取込
手段を更に具備し、 前記制御手段は、前記環境データのなかで所定値以上変
化したデータが存在していた場合に、前記取込手段に画
像、及び音声の少なくとも一方を取り込ませ、該取込手
段が取り込んだ周辺データと前記環境データを行動記録
のデータとして記録する、 ことを特徴とする請求項1記載の携帯型行動記録装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記行動記録のデータ
を、所定の通信手段を介して接続される外部装置に送信
して格納させる、 ことを特徴とする請求項1、または2記載の携帯型行動
記録装置。 - 【請求項4】 前記周辺データを再生する再生手段、及
び前記環境データを表示する表示手段の少なくとも一方
と、 前記行動記録のデータの検索条件を入力するための入力
手段と、 前記入力手段により入力された検索条件に従って前記行
動記録のデータを検索し、該検索条件に該当するデータ
を、前記再生手段により再生、或いは前記表示手段に表
示させる検索手段と、 を更に具備していることを特徴とする請求項1、2、ま
たは3記載の携帯型行動記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8313751A JPH10154163A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 携帯型行動記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8313751A JPH10154163A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 携帯型行動記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10154163A true JPH10154163A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18045103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8313751A Pending JPH10154163A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 携帯型行動記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10154163A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000155757A (ja) * | 1998-11-18 | 2000-06-06 | Fujitsu Ltd | 移動体の特性抽出装置,特性抽出方法およびそのプログラム記録媒体 |
JP2005514879A (ja) * | 2001-12-31 | 2005-05-19 | 利男 早川 | ポータブル・コンピュータ、テレビジョン、及び携帯電話を組み込んだマルチメディア・システム |
JP2010081213A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Infocom Corp | タイムスタンプ装置およびタイムスタンプシステム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0555251U (ja) * | 1991-12-25 | 1993-07-23 | カシオ計算機株式会社 | 携帯式電子機器 |
JPH0659317A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-04 | Konica Corp | 自動画像記録装置 |
JPH08122093A (ja) * | 1994-10-13 | 1996-05-17 | Roehm Properties Bv | 携帯型位置検出装置、日報作成装置及び交通費精算書作成装置 |
JPH08235198A (ja) * | 1995-02-23 | 1996-09-13 | Hitachi Ltd | マルチメディア情報管理システム |
-
1996
- 1996-11-25 JP JP8313751A patent/JPH10154163A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0555251U (ja) * | 1991-12-25 | 1993-07-23 | カシオ計算機株式会社 | 携帯式電子機器 |
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JPH08122093A (ja) * | 1994-10-13 | 1996-05-17 | Roehm Properties Bv | 携帯型位置検出装置、日報作成装置及び交通費精算書作成装置 |
JPH08235198A (ja) * | 1995-02-23 | 1996-09-13 | Hitachi Ltd | マルチメディア情報管理システム |
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JP2005514879A (ja) * | 2001-12-31 | 2005-05-19 | 利男 早川 | ポータブル・コンピュータ、テレビジョン、及び携帯電話を組み込んだマルチメディア・システム |
JP2010081213A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Infocom Corp | タイムスタンプ装置およびタイムスタンプシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061018 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070118 |