Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH10136618A - 積層鉄心の製造方法 - Google Patents

積層鉄心の製造方法

Info

Publication number
JPH10136618A
JPH10136618A JP28998696A JP28998696A JPH10136618A JP H10136618 A JPH10136618 A JP H10136618A JP 28998696 A JP28998696 A JP 28998696A JP 28998696 A JP28998696 A JP 28998696A JP H10136618 A JPH10136618 A JP H10136618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
laminated
blocks
core
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28998696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Yamamoto
雅祥 山本
Toshinori Tanaka
俊則 田中
Kyohei Yamamoto
京平 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP28998696A priority Critical patent/JPH10136618A/ja
Publication of JPH10136618A publication Critical patent/JPH10136618A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、積層鉄心における磁気特性のバラ
ツキを簡単な方法で減少させることを目的とするもので
ある。 【解決手段】 鉄心構成片50の磁気特性のバラツキに
応じて鉄心構成片50を相対的に回動させて、かしめ用
突起12により一体的に積層結合するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動機や発電機
などの電機鉄心に用いられる積層鉄心の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種従来の方法では、特公平6−37
79号公報にて示されるように、鉄心構成片を25枚ず
つ積層した鉄心構成ブロックを4個形成し、その4個の
各鉄心構成ブロックを互いに角度180度回転せしめ、
このとき対向するかしめ用突起を利用して4個の鉄心構
成ブロックを一体に積層結合するようにしたものであ
る。
【0003】この様に構成することによって、板厚偏差
は相殺され、積層鉄心としての外形歪みがなくなり、ま
た、各鉄心構成片を金型内部で積層結合する場合でも金
型のダイハイトは、これら各鉄心構成ブロックの積厚に
対応した低いものに設定できるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の積層鉄心
の製造方法では、積層鉄心に使用される電磁鋼板の板厚
の偏差の相殺は出来ても、電磁鋼板の圧延工程等で発生
する磁気特性のバラツキに起因した積層鉄心における鉄
損のバラツキは防止できないという不具合を有するもの
である。従って、その様な積層鉄心を例えば電動式パワ
ーステアリング用のモータに使用した場合、鉄損等の磁
気特性のバラツキに起因してモータのロストルクが大と
なり、ハンドルの戻りが悪化するという問題点があっ
た。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、積層鉄心における磁気特性のバ
ラツキを減少できる積層鉄心の製造方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る積
層鉄心の製造方法は、鉄心構成片の磁気特性のバラツキ
に応じて鉄心構成片を相対的に回動させて、固着手段に
より一体的に積層結合するようにしたものである。
【0007】請求項2の発明に係る積層鉄心の製造方法
は、鉄心構成片を所定枚数毎に一体結合したブロックを
複数形成し、それら各ブロックの磁気特性のバラツキに
応じて各々のブロックを相対的に回動させて、互いの各
ブロックを固着手段により一体的に結合するようにした
ものである。
【0008】請求項3の発明に係る積層鉄心の製造方法
は、複数の鉄心構成片を1枚毎に磁気特性のバラツキに
応じて所定角度回動させて、互いの鉄心構成片を固着手
段により一体的に積層結合するようにしたものである。
【0009】請求項4の発明に係る積層鉄心の製造方法
は、固着手段が鉄心構成片に形成されたかしめ用突起を
嵌合結合することにより行なわれるようにしたものであ
る。
【0010】請求項5の発明に係る積層鉄心の製造方法
は、鉄心構成片をプレス打抜きに連動して所定角度回動
させるようにしたものである。
【0011】請求項6の発明に係る積層鉄心の製造方法
は、1枚の鉄心構成片に形成されるかしめ用突起の数を
Aとし、鉄心構成片に形成されるスロット数をBとした
とき、B/A=整数又はA/B=整数となるように設定
したものである。
【0012】請求項7の発明に係る積層鉄心の製造方法
は、鉄心構成片に形成されるスロットを積層された結果
所定角度スキューさせるようにしたものである。
【0013】請求項8の発明に係る積層鉄心の製造方法
は、鉄心構成片を電動式パワーステアリングのモータの
電機子用鉄心に使用するようにしたものである。
【0014】請求項9の発明に係る積層鉄心の製造方法
は、鉄心構成片を所定枚数毎に一体結合したブロックを
複数形成し、それら各ブロックの磁気特性のバラツキに
応じて各々のブロックを相対的に回動させて電機子軸に
挿入し、電機子軸上において互いの各ブロックを固着手
段により一体的に結合するようにしたものである。
【0015】請求項10の発明に係る積層鉄心の製造方
法は、ブロックを3個形成するようにしたものである。
【0016】請求項11の発明に係る積層鉄心の製造方
法は、複数の鉄心構成片又は複数のブロックの磁気特性
のバラツキを相殺するように互いの鉄心構成片又は互い
のブロックを回動させるようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による電
動式パワーステアリングのモータを示す断面図である。
図において、1はヨーク、2はこのヨークの開口部に嵌
着されたブラケット、3は上記ヨーク1の内周にホルダ
4により固定された永久磁石、5は上記固定子鉄心と径
方向空隙を介して対向する如く装着された電機子鉄心
で、積層鋼板から形成されている。
【0018】6はこの電機子鉄心のスロットに装着され
た電機子コイル、7はこの電機子コイルの口出線と接続
されたコンミテータ、8はこのコンミテータ、上記電機
子鉄心5を固着してなる回転軸、9は上記コンミテータ
7のセグメントに摺接されたブラシである。
【0019】次に上記の電機子鉄心5の製造方法につい
て述べる。図2は、圧延鋼板から鉄心構成片を打抜く工
程を第Iステーションから第IVステーションにて示す
図であり、図2において、10は圧延鋼板、11は第I
ステーションで穿設されたパイロット孔、12は同じく
第Iステーションで設けられたかしめ用突起であるスキ
ュー用逃げ丸孔突起、13は第IIステーションで穿設
された軸孔、14は同じく第IIステーションで穿設さ
れたスロット、15は第IIIステーションで設けられ
たスキュー用の傾斜溝、16は第IVステーションで行
なわれた鉄心構成片の外形抜きした後の孔である。
【0020】上記の第Iステーションから第IVステー
ションにより打抜かれた互いの鉄心構成片50は、かし
め用突起12と、スキュー用傾斜溝15とにより、互い
に圧入されて一体的に固着される。即ち、図3は鉄心構
成片50を示す平面図、図4は鉄心構成片50のかしめ
固定状態を示す拡大断面図である。
【0021】一方、鉄心構成片50を打抜き形成する圧
延鋼板10は、予め、その磁気特性のバラツキがどの様
な状態にあるかを測定しておく。即ち、図5は圧延鋼板
10の圧延方向Aに対する鉄損のバラツキを示した特性
図であり、各方向の鉄損の平均を100とした時、各方
向の鉄損の比率を示しておりこの測定された特性図から
すると、約90度毎に鉄損が大となることが判る。
【0022】そこで、この実施の形態1では、上記鉄損
のバラツキを減少させるため、積層された鉄心構成片5
0を3分割し、その3分割したブロックを互いに角度1
20度毎回動させて回転軸8に固着するようにしたもの
である。この1ブロックの積層される鉄心構成片50は
23枚とし、そのブロックを3個形成するため、モータ
1台につき69枚の鉄心構成片50が積層される。
【0023】従って、図4において、積層された最下
端、即ち23枚目の鉄心構成片50は、22枚目の鉄心
構成片50のかしめ用突起12と、スキュー用傾斜溝1
5とが圧入可能な貫通孔17が形成されている。この様
にして一体に積層された23枚毎のブロック3個50
1,502,503は、互いに角度120度回動した状
態で各々、回転軸8に圧入され、それら3個のブロック
501,502,503は回転軸8上において1体固着
される。この状態を図6に示す。
【0024】上記の如く積層された鉄心構成片50によ
って形成された電機子鉄心5は、図7に示す如く各々の
スロット14に電機子コイル6が順次巻回され、その口
出線がコンミテータ7のセグメントに接続される。
【0025】この様な方法により形成された電機子鉄心
5にあっては、電動パワーステアリング用モータに採用
した場合、そのロストルクが従来のものに比して大幅に
改善できる。即ち、図8が従来の方法によるロストルク
特性図、図9が本発明の実施の形態1によるロストルク
特性図を示す。従って、本発明の実施の形態1による方
法のものでは、モータのロストルクが小となり、ハンド
ルの戻りが良好となる効果を有する。
【0026】また、この実施の形態1のものでは、電機
子鉄心5のスロット数21、かしめ用突起数3に各々設
定して、かしめ用突起をスロット数/かしめ用突起数=
整数となる様に構成しているので、互いの積層された鉄
心構成片50の回動する角度を均一にできるので、製作
が容易になるという効果を有する。
【0027】実施の形態2.上記実施の形態1では、予
め積層された鉄心構成片50のブロックを3個形成し、
これらを回転軸8に圧入固着する際に互いに所定方向へ
回動させるようにしたものを例示したが、図10に示す
如く回転軸8に鉄心構成片50を圧入固着する以前に、
3個のブロックを互いに角度120度回動し、互いにか
しめ用突起により一体固着したものを作り、これを回転
軸8に圧入固着しても良い。
【0028】実施の形態3.上記の実施の形態1、2で
は、電機子鉄心5のスロット14をスキューさせる構成
のものを例示したが、図11及び図12に示す如くスキ
ューさせない構成にしても良い。
【0029】即ち、図11及び図12において、18
は、鉄心構成片50の円周上略均等に3箇所突出して形
成されたかしめ用突起で、円周上略角度120度毎に円
形状の突起が突出されている。19は、積層された最下
端の鉄心構成片50に形成された嵌合用貫通孔で、上記
かしめ用突起18が圧入固着する形状に形成されてい
る。
【0030】実施の形態4.上記の各実施の形態では、
鉄心構成片50を積層したブロックを磁気特性のバラツ
キに応じて互いに所定角度ずつ回動させるものを例示し
たが、圧延鋼板10から鉄心構成片50を第Iステーシ
ョンから第IVステーションにてプレス打抜きした後、
これに連動してブロック毎例えば最初のブロックでは鉄
心構成片50を23枚毎にかしめ用突起12、傾斜溝1
5、又はかしめ用突起17によって互いに一体固着さ
せ、次のブロックでは、プレス打抜きに連動して鉄心構
成片50を角度略120度回動させ、この回動させた鉄
心構成片50の24枚目から46枚目までを互いにかし
め用突起12、傾斜溝15、又はかしめ用突起17を利
用して一体固着させる。そして最後のブロックでは、プ
レス打抜きに連動して鉄心構成片50を角度略240度
回動させ、この回動させた鉄心構成片50の47枚目か
ら69枚目までをかしめ用突起12、傾斜溝15、又は
かしめ用突起17を利用して一体固着させる。
【0031】この様な実施の形態4による方法によれ
ば、3つの各ブロックを鉄心構成片50のかしめ用突起
を利用して一体固着することも出来ると共に、各ブロッ
クを各々分離することも可能であり、電機子の組立てに
応じて各々対応出来るので、電機子鉄心の組付けが容易
となり、又、機種、寸法の異なる電機子の組付けに応用
できる効果を有する。
【0032】実施の形態5.又、上記の各実施の形態で
は、鉄心構成片50を積層したブロック毎に構成し、互
いのブロックを磁気特性のバラツキに応じて所定角度回
動させる方法を例示したが、磁気特性のバラツキに応じ
て鉄心構成片50を1枚毎に所定角度回動させるように
しても良い。この方法の場合、鉄心構成片50の磁気特
性のバラツキを極めて少なくできる。
【0033】実施の形態6.上記の実施の形態ではブラ
シ付のモータについて例示したが、図13に示すように
ブレシレスモータの電機子鉄心に応用することができ
る。図13において、60は鉄心構成片で、6つのスロ
ットを有する。20はこの鉄心構成片のリング状外周部
に形成された6個のかしめ用突起、21は鉄心構成片6
0のティース部に形成された6個のかしめ用突起であ
る。互いの鉄心構成片は、磁気特性のバラツキに応じ
て、所定角度回動されて各々のかしめ用突起20,21
によって一体固着される。
【0034】実施の形態7.上記各実施の形態では、互
いの鉄心構成片をかしめ用突起により一体固着するもの
を例示したが、固着手段は、溶接、リベット、ねじ等を
使用しても良い。
【0035】実施の形態8.上記各実施の形態では、磁
気特性のバラツキを減少するように鉄心構成片又は所定
枚数積層したブロックを互いに所定角度回動するように
したものを例示したが、磁気特性のバラツキを相殺する
ように鉄心構成片又は所定枚数積層したブロックを互い
に所定角度回動するようにすれば、磁気特性のバラツキ
は防止でき、電動パワーステアリングのモータとして適
用した場合はロストルクのないモータを提供できる。
【0036】なお、上述では、磁気特性のバラツキとし
ては、鉄損を測定するものを例示したが、磁束密度のバ
ラツキを測定し、そのバラツキに応じて鉄心構成片又は
所定枚数積層したブロックを所定角度回動させるように
しても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
積層鉄心の製造方法は、複数の鉄心構成片の磁気特性の
バラツキに応じて鉄心構成片を相対的に回動させて、固
着手段により一体的に積層結合するようにしたので、積
層鉄心として構成した場合の磁気特性のバラツキを、簡
単な方法にて減少できる効果を有する。
【0038】請求項2の発明の積層鉄心の製造方法は、
鉄心構成片を所定枚数毎に一体結合したブロックを複数
形成し、それら各ブロックの磁気特性のバラツキに応じ
て各々のブロックを相対的に回動させて、互いの各ブロ
ックを固着手段により一体的に結合するようにしたの
で、磁気特性のバラツキの減少を極めて簡単にしかも短
時間に行なうことができる。
【0039】請求項3の発明の積層鉄心の製造方法は、
複数の鉄心構成片を1枚毎に磁気特性のバラツキに応じ
て所定角度回動させて、互いの鉄心構成片を固着手段に
より一体的に積層結合するようにしたので、積層鉄心と
して構成した場合、磁気特性のバラツキを極めて少なく
できる。
【0040】請求項4の発明の積層鉄心の製造方法は、
固着手段を鉄心構成片に形成されたかしめ用突起とする
ことにより、簡単な構成で確実に鉄心構成片を一体固着
することができる。
【0041】請求項5の発明の積層鉄心の製造方法は、
鉄心構成片をプレス打抜きに連動して所定角度回動させ
るようにしたので、確実にしかも迅速に磁気特性のバラ
ツキを減少できる。
【0042】請求項6の発明の積層鉄心の製造方法は、
1枚の鉄心構成片に形成されるかしめ用突起の数をAと
し、鉄心構成片に形成されるスロット数をBとしたと
き、B/A=整数又はA/B=整数となるように設定し
たので、鉄心構成片又はブロックにおける互いの所定量
の回動をスロットに対応して確実にしかも簡単に行なう
ことができる。
【0043】請求項7の発明の積層鉄心の製造方法は、
鉄心構成片に形成されるスロットを積層鉄心に構成した
結果所定角度スキューするようにしたので、より一層積
層鉄心の磁気特性が向上し、モータ性能の向上に寄与す
る効果を有する。
【0044】請求項8の発明の積層鉄心の製造方法は、
鉄心構成片を電動式パワーステアリングのモータの電機
子鉄心に使用するようにしたので、モータのロストルク
を小にでき、ハンドルの戻りを良好にできるという効果
を有する。
【0045】請求項9の発明の積層鉄心の製造方法は、
鉄心構成片を所定枚数毎に一体結合したブロックを複数
形成し、それら各ブロックの磁気特性のバラツキに応じ
て各々のブロックを相対的に回動させて電機子軸に挿入
し、電機子軸上において互いの各ブロックを固着手段に
より一体的に結合するようにしたので、作業工数が少な
くなり、極めて組付けが簡単となる効果を有する。
【0046】請求項10の発明の積層鉄心の製造方法
は、鉄心構成片のブロックを3個形成するようにしたの
で、鉄心構成片の組付作業が容易となる効果を有する。
【0047】請求項11の発明の積層鉄心の製造方法
は、複数の鉄心構成片又は複数のブロックの磁気特性の
バラツキを相殺するように互いの鉄心構成片又は互いの
ブロックを回動させるようにしたので、磁気特性のバラ
ツキを防止することが可能となり、モータの性能を確実
に向上できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電動式パワー
ステアリングのモータの要部を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による鉄心構成片の
プレス打抜き工程の要部を示す概略の構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による鉄心構成片を
示す平面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による鉄心構成片の
積層状態を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による圧延鋼板の角
度別鉄損のバラツキを示す特性図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による積層鉄心を示
す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態1による電機子を示す
平面図である。
【図8】 従来の電動式パワーステアリング用モータの
ロストルクを示す特性図である。
【図9】 この発明の実施の形態1による電動式パワー
ステアリング用モータのロストルクを示す特性図であ
る。
【図10】 この発明の実施の形態1による積層鉄心を
示す斜視図である。
【図11】 この発明の実施の形態3による鉄心構成片
を示す平面図である。
【図12】 この発明の実施の形態3による鉄心構成片
の積層状態を示す断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態6による鉄心構成片
を示す平面図である。
【符号の説明】
5 電機子鉄心 8 回転軸 10 圧延鋼板 12 スキュー用か
しめ突起 13 軸孔 14 スロット 15 スキュー用の傾斜溝 16 外形抜き用孔 18 かしめ用突起 17,19 嵌合用
貫通孔 20,21 かしめ用突起 50 鉄心構成片 60 鉄心構成片 501,502,5
03 ブロック

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心構成片の磁気特性のバラツキに応じ
    て上記鉄心構成片を相対的に回動させて、固着手段によ
    り一体的に積層結合するようにした積層鉄心の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 鉄心構成片を所定枚数毎に一体結合した
    ブロックを複数形成し、それら各ブロックの磁気特性の
    バラツキに応じて各々のブロックを相対的に回動させ
    て、互いの各ブロックを固着手段により一体的に結合す
    るようにした積層鉄心の製造方法。
  3. 【請求項3】 複数の鉄心構成片を1枚毎に磁気特性の
    バラツキに応じて所定角度回動させて、互いの鉄心構成
    片を固着手段により一体的に積層結合するようにした積
    層鉄心の製造方法。
  4. 【請求項4】 固着手段は、鉄心構成片に形成されたか
    しめ用突起を嵌合結合することにより行なうようにした
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載
    の積層鉄心の製造方法。
  5. 【請求項5】 鉄心構成片は、プレス打抜きに連動して
    所定角度回動されてなることを特徴とする請求項1乃至
    請求項4の何れかに記載の積層鉄心の製造方法。
  6. 【請求項6】 1枚の鉄心構成片に形成されるかしめ用
    突起の数をAとし、上記鉄心構成片に形成されるスロッ
    ト数をBとしたとき、B/A=整数又はA/B=整数と
    なるように設定したことを特徴とする請求項4又は請求
    項5に記載の積層鉄心の製造方法。
  7. 【請求項7】 鉄心構成片に形成されたスロットは、積
    層された結果所定角度スキューされてなることを特徴と
    する請求項1乃至請求項6の何れかに記載の積層鉄心の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 鉄心構成片は、電動式パワーステアリン
    グのモータの電機子用鉄心に使用されてなることを特徴
    とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の積層鉄心
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 鉄心構成片を所定枚数毎に一体結合した
    ブロックを複数形成し、それら各ブロックの磁気特性の
    バラツキに応じて各々のブロックを相対的に回動させて
    電機子軸に挿入し、電機子軸上において互いの各ブロッ
    クを固着手段により一体的に結合するようにした積層鉄
    心の製造方法。
  10. 【請求項10】 ブロックは3個形成されてなることを
    特徴とする請求項9に記載の積層鉄心の製造方法。
  11. 【請求項11】 複数の鉄心構成片又は複数のブロック
    の磁気特性のバラツキを相殺するように互いの鉄心構成
    片又は互いのブロックを回動させるようにしたことを特
    徴とする積層鉄心の製造方法。
JP28998696A 1996-10-31 1996-10-31 積層鉄心の製造方法 Pending JPH10136618A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28998696A JPH10136618A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 積層鉄心の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28998696A JPH10136618A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 積層鉄心の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10136618A true JPH10136618A (ja) 1998-05-22

Family

ID=17750306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28998696A Pending JPH10136618A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 積層鉄心の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10136618A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100351157B1 (ko) * 2000-11-23 2002-09-05 엘지전자주식회사 로터 코어 어셈블리의 제조방법
JP2005065479A (ja) * 2003-07-29 2005-03-10 Fanuc Ltd モータ、及びモータ製造装置
JP2006217718A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Nissei Corp 積層鉄心とその製造方法
JP2009131051A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Mitsubishi Electric Corp 回転電機
JP2010119260A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Mitsubishi Electric Corp 回転子積層鉄心とこの回転子積層鉄心の製造方法
JP2017229147A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 住友重機械工業株式会社 積層コア及び積層コアの製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100351157B1 (ko) * 2000-11-23 2002-09-05 엘지전자주식회사 로터 코어 어셈블리의 제조방법
JP2005065479A (ja) * 2003-07-29 2005-03-10 Fanuc Ltd モータ、及びモータ製造装置
JP2006217718A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Nissei Corp 積層鉄心とその製造方法
JP4648716B2 (ja) * 2005-02-03 2011-03-09 株式会社ニッセイ 積層鉄心とその製造方法
JP2009131051A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Mitsubishi Electric Corp 回転電機
US8161625B2 (en) 2007-11-22 2012-04-24 Mitsubishi Electric Corporation Method of manufacturing a rotating electric machine
JP2010119260A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Mitsubishi Electric Corp 回転子積層鉄心とこの回転子積層鉄心の製造方法
JP2017229147A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 住友重機械工業株式会社 積層コア及び積層コアの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3568364B2 (ja) 回転電機のコア
JP3656733B2 (ja) 車両用回転電機の固定子、およびその製造方法
US20070046125A1 (en) Laminated core of rotary electric machine
JP3171303B2 (ja) 固定子用積層鉄心
JPH04217833A (ja) 改良された電気モータとその製造方法
JP3137510B2 (ja) 同期機の固定子,その製造方法並びにティース片及びヨーク片
US7728482B2 (en) Brushless DC Machine and its return ring packet, toothed rim packet, and top piece, and production method therefor
JP4297929B2 (ja) モータ及びモータの製造方法
JPH04344137A (ja) 電動機の固定子及び固定子の製造方法
JP2001103690A (ja) 回転電機用ステータ
JP2000341897A (ja) モータ
JP2008312348A (ja) 電動モータ
US20040021375A1 (en) Stepping motor and manufacturing method therefor
JP2932883B2 (ja) 電動機用ステータ鉄心および電動機用ステータ鉄心の製造方法
JPH10136618A (ja) 積層鉄心の製造方法
GB2391395A (en) Method of making a stator for a motor
US20020008435A1 (en) Core laminations for laminated cores of rotors and/or stators and method for their manufacture
JP4062938B2 (ja) モータのステータコア組立体、及びステータ組立体の組み付け方法
US7197823B2 (en) Method for manufacturing cylindrical members and method for manufacturing motors having the cylindrical member
JPH08182229A (ja) 固定子用積層鉄心
JPH10225031A (ja) 磁石回転子及びその製造方法
JPH053648A (ja) 電動機の固定子用積層鉄心及びその製造方法
JP4295691B2 (ja) 回転電機の電機子
JP2000184636A (ja) モータ
JP2003319578A (ja) 回転電機のアーマチュアおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020521