JPH1011785A - 光学ヘッド - Google Patents
光学ヘッドInfo
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- JPH1011785A JPH1011785A JP8162070A JP16207096A JPH1011785A JP H1011785 A JPH1011785 A JP H1011785A JP 8162070 A JP8162070 A JP 8162070A JP 16207096 A JP16207096 A JP 16207096A JP H1011785 A JPH1011785 A JP H1011785A
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- optical head
- receiving element
- light
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- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/135—Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
- G11B7/1381—Non-lens elements for altering the properties of the beam, e.g. knife edges, slits, filters or stops
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- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0901—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
- G11B7/0903—Multi-beam tracking systems
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- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/13—Optical detectors therefor
- G11B7/131—Arrangement of detectors in a multiple array
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- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/135—Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
- G11B7/1372—Lenses
- G11B7/1378—Separate aberration correction lenses; Cylindrical lenses to generate astigmatism; Beam expanders
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Head (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 受光素子サイズを大きくすることなく、かつ
メインスポットの光をサブスポット用受光部へ干渉させ
ることなく、信頼性を向上させる。 【解決手段】 光源からの出射光をグレーティングによ
り情報信号検出用のメインビームとトラッキング用のサ
ブビームとに分割させてミニディスクに照射し、ミニデ
ィスクからの各反射ビームを互いに隣接する分割受光素
子H(受光部A・B)・J(受光部C・D)、及び受光
素子E1・E2・F1・F2からなる第2光検出器13
上にそれぞれ集光させる。第2光検出器13上に集光さ
れた各反射ビームの各スポット形状が、情報信号検出用
のメインビームのS成分S1S(P成分S1P)とトラッキ
ング用のサブビームのS成分S2S(P成分S2P)又はS
成分S3S(P成分S3P)との配置方向に対して偏平する
楕円形状となるように反射ビームを整形する凹型シリン
ドリカルミラーを備えている。
メインスポットの光をサブスポット用受光部へ干渉させ
ることなく、信頼性を向上させる。 【解決手段】 光源からの出射光をグレーティングによ
り情報信号検出用のメインビームとトラッキング用のサ
ブビームとに分割させてミニディスクに照射し、ミニデ
ィスクからの各反射ビームを互いに隣接する分割受光素
子H(受光部A・B)・J(受光部C・D)、及び受光
素子E1・E2・F1・F2からなる第2光検出器13
上にそれぞれ集光させる。第2光検出器13上に集光さ
れた各反射ビームの各スポット形状が、情報信号検出用
のメインビームのS成分S1S(P成分S1P)とトラッキ
ング用のサブビームのS成分S2S(P成分S2P)又はS
成分S3S(P成分S3P)との配置方向に対して偏平する
楕円形状となるように反射ビームを整形する凹型シリン
ドリカルミラーを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体である
ミニディスク等のディスクに形成されている案内溝の回
折を検出する光学ヘッドに関するものである。
ミニディスク等のディスクに形成されている案内溝の回
折を検出する光学ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体の1つである例えばミニディ
スクにおいては、ディスクの案内溝をウォブリング(Wob
bling)させることでアドレス情報が記録されている。こ
のようなミニディスクに対してデータの書込み及び読み
出しを行う光学ヘッドでは、案内溝の回折による光の強
度変化を2分割の分割受光素子にて検出するプッシュプ
ル法により記録されているアドレス情報を読み出すよう
になっている。
スクにおいては、ディスクの案内溝をウォブリング(Wob
bling)させることでアドレス情報が記録されている。こ
のようなミニディスクに対してデータの書込み及び読み
出しを行う光学ヘッドでは、案内溝の回折による光の強
度変化を2分割の分割受光素子にて検出するプッシュプ
ル法により記録されているアドレス情報を読み出すよう
になっている。
【0003】上記プッシュプル法は、ディスクに形成さ
れた案内溝により回折反射されて再び対物レンズに入射
した光の強度分布が、案内溝と光ビームとの相対的な位
置変化により変化するという原理を利用するものであ
る。
れた案内溝により回折反射されて再び対物レンズに入射
した光の強度分布が、案内溝と光ビームとの相対的な位
置変化により変化するという原理を利用するものであ
る。
【0004】すなわち、図9に示すように、図示しない
光源から出射された光は、ディスク71の案内溝72に
より回折されて、0次回折光73、+1次回折光74及
び−1次回折光75として反射され、対物レンズ76を
通して光学系の分割受光素子78へ導かれる。この分割
受光素子78は、0次回折光73と+1次回折光74と
−1次回折光75とが重なった光77を案内溝72の回
折光として受光し、各受光部にて光量を検出する。
光源から出射された光は、ディスク71の案内溝72に
より回折されて、0次回折光73、+1次回折光74及
び−1次回折光75として反射され、対物レンズ76を
通して光学系の分割受光素子78へ導かれる。この分割
受光素子78は、0次回折光73と+1次回折光74と
−1次回折光75とが重なった光77を案内溝72の回
折光として受光し、各受光部にて光量を検出する。
【0005】これら各受光部にて検出された光量の差が
プッシュプル信号であり、このプッシュプル信号によっ
て、案内溝72に記録されているアドレス情報が得られ
る。
プッシュプル信号であり、このプッシュプル信号によっ
て、案内溝72に記録されているアドレス情報が得られ
る。
【0006】一方、このようなミニディスクにおけるプ
ッシュプル信号の検出及びトラッキングエラー信号の検
出には、いわゆる3ビーム法が適用されている。
ッシュプル信号の検出及びトラッキングエラー信号の検
出には、いわゆる3ビーム法が適用されている。
【0007】この3ビーム法では、光源からの光をメイ
ンビーム、+1次サブビーム及び−1次サブビームの3
ビームに分割し、図10に示すように、3ビームに対応
する3つのスポット、すなわちメインスポットS01、+
1次サブスポットS02及び−1次サブスポットS03を上
記案内溝72に沿って略直線上に形成させ、これら各ビ
ームの反射光である回折光を受光素子で受光し、2つの
サブビームの光量差からトラッキングエラー信号を検出
するようになっている。なお、上記のプッシュプル信号
の検出には、上記メインビームの反射光が用いられる。
ンビーム、+1次サブビーム及び−1次サブビームの3
ビームに分割し、図10に示すように、3ビームに対応
する3つのスポット、すなわちメインスポットS01、+
1次サブスポットS02及び−1次サブスポットS03を上
記案内溝72に沿って略直線上に形成させ、これら各ビ
ームの反射光である回折光を受光素子で受光し、2つの
サブビームの光量差からトラッキングエラー信号を検出
するようになっている。なお、上記のプッシュプル信号
の検出には、上記メインビームの反射光が用いられる。
【0008】このような光学ヘッドの具体例としては、
図11に示す構成のものが知られている。この光学ヘッ
ドにおいては、ホログラムレーザ51は、図12に示す
ように、光源である半導体レーザ52とホログラム素子
53と第1検出器54とからなっている。そして、上記
ホログラム素子53の半導体レーザ52側の側面には、
半導体レーザ52からの光ビームを3本の光ビームに分
割する回折格子であるグレーティング53aが形成され
ている一方、その反対側には、領域によりピッチの異な
るホログラム53bが形成されている。
図11に示す構成のものが知られている。この光学ヘッ
ドにおいては、ホログラムレーザ51は、図12に示す
ように、光源である半導体レーザ52とホログラム素子
53と第1検出器54とからなっている。そして、上記
ホログラム素子53の半導体レーザ52側の側面には、
半導体レーザ52からの光ビームを3本の光ビームに分
割する回折格子であるグレーティング53aが形成され
ている一方、その反対側には、領域によりピッチの異な
るホログラム53bが形成されている。
【0009】上記の半導体レーザ52から出射されたレ
ーザ光は、ホログラム素子53のグレーティング53a
にてプッシュプル信号を検出するためのメインビームB
1 、並びにトラッキングエラー信号を検出するための+
1次サブビームB2 及び−1次サブビームB3 の3ビー
ムに分割される。そして、ホログラム53bを透過した
これら3ビームの各0次回折光が、図11に示すコリメ
ートレンズ55にて集光された後、ビームスプリッター
58及び立上げミラー56を通過し、対物レンズ57に
よりディスク上に、上述した3つのスポットS01・S02
・S03を形成する(図10参照)。
ーザ光は、ホログラム素子53のグレーティング53a
にてプッシュプル信号を検出するためのメインビームB
1 、並びにトラッキングエラー信号を検出するための+
1次サブビームB2 及び−1次サブビームB3 の3ビー
ムに分割される。そして、ホログラム53bを透過した
これら3ビームの各0次回折光が、図11に示すコリメ
ートレンズ55にて集光された後、ビームスプリッター
58及び立上げミラー56を通過し、対物レンズ57に
よりディスク上に、上述した3つのスポットS01・S02
・S03を形成する(図10参照)。
【0010】また、ディスクからの反射ビームは、図1
1に示すように、対物レンズ57及び立上げミラー56
を経た後、ビームスプリッター58にてコリメートレン
ズ55方向とウォーラストンプリズム59方向とに分割
される。このうち、コリメートレンズ55方向の光ビー
ムは、図12に示すように、ホログラム素子53のホロ
グラム53bにて回折され、その1次回折光が第1検出
器54に入射する。この第1光検出器54は、フォーカ
スエラー信号検出用の光検出器であり、3分割の分割受
光素子からなる受光部a〜cを有している。上記各1次
回折光は、各々に応じた受光部a〜cに集光され、スポ
ットを形成する。
1に示すように、対物レンズ57及び立上げミラー56
を経た後、ビームスプリッター58にてコリメートレン
ズ55方向とウォーラストンプリズム59方向とに分割
される。このうち、コリメートレンズ55方向の光ビー
ムは、図12に示すように、ホログラム素子53のホロ
グラム53bにて回折され、その1次回折光が第1検出
器54に入射する。この第1光検出器54は、フォーカ
スエラー信号検出用の光検出器であり、3分割の分割受
光素子からなる受光部a〜cを有している。上記各1次
回折光は、各々に応じた受光部a〜cに集光され、スポ
ットを形成する。
【0011】このとき、フォーカスエラー信号は、この
第1光検出器54の受光部a・bでの出力に基づいて次
式によって得られる。
第1光検出器54の受光部a・bでの出力に基づいて次
式によって得られる。
【0012】フォーカスエラー信号=a−b 一方、図11に示すウォーラストンプリズム59方向に
分割された光ビームは、図13に示すように、このウォ
ーラストンプリズム59にて偏光特性を有するS成分と
P成分とに分離されて第2光検出器63に入射される。
分割された光ビームは、図13に示すように、このウォ
ーラストンプリズム59にて偏光特性を有するS成分と
P成分とに分離されて第2光検出器63に入射される。
【0013】詳細には、ウォーラストンプリズム59に
て2成分に分離された光ビームは、図11に示す45°
ミラー60を通してスポットレンズ61にて集光され、
折曲ミラー62にて折曲されて第2光検出器63に入射
する。なお、折曲ミラー62を備えず、スポットレンズ
61にて集光した光を、直接第2光検出器に入射させる
ものもある。その場合の第2光検出器63’は、同図に
おいて仮想線で示す位置に配される。
て2成分に分離された光ビームは、図11に示す45°
ミラー60を通してスポットレンズ61にて集光され、
折曲ミラー62にて折曲されて第2光検出器63に入射
する。なお、折曲ミラー62を備えず、スポットレンズ
61にて集光した光を、直接第2光検出器に入射させる
ものもある。その場合の第2光検出器63’は、同図に
おいて仮想線で示す位置に配される。
【0014】上記第2光検出器63は、情報信号、プッ
シュプル信号及びトラッキングエラー信号を検出するた
めの光検出器であり、図14に示すように、線対称に配
された二つの受光素子グループからなっている。そし
て、同図において、右側の受光素子グループは、分割受
光素子Hとその上下に配された受光素子E1・F1とか
らなり、左側の受光素子グループは、分割受光素子Jと
その上下に配された受光素子E2・F2とからなる。上
記分割受光素子H・Jがプッシュプル信号を検出するた
めの分割受光素子であり、かつこれら各分割受光素子H
・Jは、分割された受光部A・B又は受光部C・Dを有
している。
シュプル信号及びトラッキングエラー信号を検出するた
めの光検出器であり、図14に示すように、線対称に配
された二つの受光素子グループからなっている。そし
て、同図において、右側の受光素子グループは、分割受
光素子Hとその上下に配された受光素子E1・F1とか
らなり、左側の受光素子グループは、分割受光素子Jと
その上下に配された受光素子E2・F2とからなる。上
記分割受光素子H・Jがプッシュプル信号を検出するた
めの分割受光素子であり、かつこれら各分割受光素子H
・Jは、分割された受光部A・B又は受光部C・Dを有
している。
【0015】そして、第2光検出器63における右側の
受光素子グループにS成分の分離光が入射され、左側の
受光素子グループにP成分の分離光がスポット状に入射
されるようになっている。このときの、集光形状は、略
真円のスポット形状である。
受光素子グループにS成分の分離光が入射され、左側の
受光素子グループにP成分の分離光がスポット状に入射
されるようになっている。このときの、集光形状は、略
真円のスポット形状である。
【0016】また、上記S成分の分離光は、メインビー
ムB1 に対応するメインスポットS1Sが分割受光素子H
上に形成され、サブビームB2 ・B3 に対応するサブス
ポットS2S・S3Sが受光素子E1・F1上に形成され
る。一方、上記P成分の分離光は、メインスポットS1P
が分割受光素子J上に形成され、サブスポットS2P・S
3Pが受光素子E2・F2上に形成される。
ムB1 に対応するメインスポットS1Sが分割受光素子H
上に形成され、サブビームB2 ・B3 に対応するサブス
ポットS2S・S3Sが受光素子E1・F1上に形成され
る。一方、上記P成分の分離光は、メインスポットS1P
が分割受光素子J上に形成され、サブスポットS2P・S
3Pが受光素子E2・F2上に形成される。
【0017】ここで、ディスクの情報信号(光磁気信号
及びピット信号)、プッシュプル信号及びトラッキング
エラー信号は、それぞれ第2光検出器63の分割受光素
子H(受光部A・B)・J(受光部C・D)、及び受光
素子E1・E2・F1・F2の出力に基づいて下記の式
によって得られる。
及びピット信号)、プッシュプル信号及びトラッキング
エラー信号は、それぞれ第2光検出器63の分割受光素
子H(受光部A・B)・J(受光部C・D)、及び受光
素子E1・E2・F1・F2の出力に基づいて下記の式
によって得られる。
【0018】情報信号 光磁気信号 =(A+B)−(C+D) ピット信号 = A+B+C+D プッシュプル信号 = A−B トラッキングエラー信号 =(E1+E2)−(F1
+F2)
+F2)
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光学ヘッドでは、プッシュプル信号の品質確保のた
めに、分割受光素子H上のメインスポットS1Sをできる
だけ大きくする必要がある。
来の光学ヘッドでは、プッシュプル信号の品質確保のた
めに、分割受光素子H上のメインスポットS1Sをできる
だけ大きくする必要がある。
【0020】このとき、サブスポットS2S・S3Sの光強
度に対して、メインスポットS1Sの光強度が数倍になる
ように設計されているため、メインスポットS1Sを大き
くしたときに、メインスポットS1Sのすそ野の光がサブ
スポット用の受光素子E1・F1へリークし易くなる。
さらに、経時変化等によりメインスポットS1Sがシフト
したときに、メインスポットS1Sの光が、サブスポット
用の受光素子E1・F1へ入り込んできてトラッキング
エラー信号のバランスずれを発生するという問題点を有
している。
度に対して、メインスポットS1Sの光強度が数倍になる
ように設計されているため、メインスポットS1Sを大き
くしたときに、メインスポットS1Sのすそ野の光がサブ
スポット用の受光素子E1・F1へリークし易くなる。
さらに、経時変化等によりメインスポットS1Sがシフト
したときに、メインスポットS1Sの光が、サブスポット
用の受光素子E1・F1へ入り込んできてトラッキング
エラー信号のバランスずれを発生するという問題点を有
している。
【0021】また、この問題を解消するために、メイン
スポットS1SとサブスポットS2S・S3Sとの間隔を広げ
る設計をする場合には、その分、受光素子サイズが大き
くなるために、光学ヘッドの薄型化及び低コスト化の障
害となる。
スポットS1SとサブスポットS2S・S3Sとの間隔を広げ
る設計をする場合には、その分、受光素子サイズが大き
くなるために、光学ヘッドの薄型化及び低コスト化の障
害となる。
【0022】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、受光素子サイズを大きく
することなく、かつメインスポットの光をサブスポット
用受光部へ干渉させることなく、信頼性を向上し得る光
学ヘッドを提供することにある。
たものであって、その目的は、受光素子サイズを大きく
することなく、かつメインスポットの光をサブスポット
用受光部へ干渉させることなく、信頼性を向上し得る光
学ヘッドを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の光
学ヘッドは、上記課題を解決するために、光源からの出
射光を、回折格子により情報信号検出用のメインビーム
とトラッキング用のサブビームとに分割させて光記録媒
体に照射し、この光記録媒体からの各反射ビームを互い
に隣接する多分割受光素子上にそれぞれ集光させる光学
ヘッドにおいて、上記多分割受光素子上に集光された各
反射ビームの各スポット形状が、情報信号検出用のメイ
ンビームとトラッキング用のサブビームとの配置方向に
対して偏平する楕円形状となるように反射ビームを整形
するビーム整形手段を備えていることを特徴としてい
る。
学ヘッドは、上記課題を解決するために、光源からの出
射光を、回折格子により情報信号検出用のメインビーム
とトラッキング用のサブビームとに分割させて光記録媒
体に照射し、この光記録媒体からの各反射ビームを互い
に隣接する多分割受光素子上にそれぞれ集光させる光学
ヘッドにおいて、上記多分割受光素子上に集光された各
反射ビームの各スポット形状が、情報信号検出用のメイ
ンビームとトラッキング用のサブビームとの配置方向に
対して偏平する楕円形状となるように反射ビームを整形
するビーム整形手段を備えていることを特徴としてい
る。
【0024】上記の発明によれば、光記録媒体からの反
射ビームは、分割受光素子上に集光される際に、ビーム
整形手段にて整形され、そのスポット形状が情報信号検
出用のメインビームとトラッキング用のサブビームとの
配置方向に対して偏平する楕円形状となる。
射ビームは、分割受光素子上に集光される際に、ビーム
整形手段にて整形され、そのスポット形状が情報信号検
出用のメインビームとトラッキング用のサブビームとの
配置方向に対して偏平する楕円形状となる。
【0025】すなわち、情報信号検出用のメインビーム
とトラッキング用のサブビームとの干渉の生じ易い方向
のみ、反射ビームのスポット径を小さくしている。
とトラッキング用のサブビームとの干渉の生じ易い方向
のみ、反射ビームのスポット径を小さくしている。
【0026】したがって、干渉等の不具合を発生させる
ことなく、情報信号の信頼性を確保することができ、ひ
いては光学ヘッドの信頼性を向上させることができる。
ことなく、情報信号の信頼性を確保することができ、ひ
いては光学ヘッドの信頼性を向上させることができる。
【0027】また、各多分割受光素子は、通常、横長の
長方形にて形成されているので、各多分割受光素子上に
形成されるスポットを、反射ビームのスポット径を大き
くすることによるスポット同士の干渉等の不具合を招来
することのない方向、つまり長方形の横方向にのみ広げ
ることが可能となる。
長方形にて形成されているので、各多分割受光素子上に
形成されるスポットを、反射ビームのスポット径を大き
くすることによるスポット同士の干渉等の不具合を招来
することのない方向、つまり長方形の横方向にのみ広げ
ることが可能となる。
【0028】したがって、情報信号の信頼性を高め、ひ
いては光学ヘッドの信頼性を向上させることができる。
いては光学ヘッドの信頼性を向上させることができる。
【0029】請求項2に係る発明の光学ヘッドは、上記
課題を解決するために、請求項1記載の光学ヘッドにお
いて、上記ビーム整形手段は、光記録媒体からの反射ビ
ームを上記多分割受光素子へと折曲して導くための光路
折曲部材を、凹型のシリンドリカルミラーにて形成した
ものからなっていることを特徴としている。
課題を解決するために、請求項1記載の光学ヘッドにお
いて、上記ビーム整形手段は、光記録媒体からの反射ビ
ームを上記多分割受光素子へと折曲して導くための光路
折曲部材を、凹型のシリンドリカルミラーにて形成した
ものからなっていることを特徴としている。
【0030】上記の発明によれば、ビーム整形手段は、
従来からの構成部材である光路折曲部材を凹型のシリン
ドリカルミラーから形成してビーム整形するので、既存
の光学ヘッドの部材を交換することにより、容易に請求
項1の効果を得ることができる。
従来からの構成部材である光路折曲部材を凹型のシリン
ドリカルミラーから形成してビーム整形するので、既存
の光学ヘッドの部材を交換することにより、容易に請求
項1の効果を得ることができる。
【0031】請求項3に係る発明の光学ヘッドは、上記
課題を解決するために、請求項1記載の光学ヘッドにお
いて、上記ビーム整形手段は、光記録媒体からの反射ビ
ームを上記多分割受光素子へと導く光路中に、凸型のシ
リンドリカルレンズを配したものからなっていることを
特徴としている。
課題を解決するために、請求項1記載の光学ヘッドにお
いて、上記ビーム整形手段は、光記録媒体からの反射ビ
ームを上記多分割受光素子へと導く光路中に、凸型のシ
リンドリカルレンズを配したものからなっていることを
特徴としている。
【0032】上記の発明によれば、ビーム整形手段は、
多分割受光素子への光路中に、凸型のシリンドリカルレ
ンズを配したものによりビーム整形する。したがって、
光路折曲部材が使用されていない光学ヘッドにおいて
は、本発明の構成を採ることにより容易に請求項1の効
果を得ることができる。
多分割受光素子への光路中に、凸型のシリンドリカルレ
ンズを配したものによりビーム整形する。したがって、
光路折曲部材が使用されていない光学ヘッドにおいて
は、本発明の構成を採ることにより容易に請求項1の効
果を得ることができる。
【0033】請求項4に係る発明の光学ヘッドは、上記
課題を解決するために、請求項1記載の光学ヘッドにお
いて、上記ビーム整形手段は、光記録媒体からの反射ビ
ームを上記多分割受光素子へと導く集光部材を、非点収
差を持たせた非球面レンズにて形成したものからなって
いることを特徴としている。
課題を解決するために、請求項1記載の光学ヘッドにお
いて、上記ビーム整形手段は、光記録媒体からの反射ビ
ームを上記多分割受光素子へと導く集光部材を、非点収
差を持たせた非球面レンズにて形成したものからなって
いることを特徴としている。
【0034】上記の発明によれば、ビーム整形手段とし
て、非点収差を持たせた非球面レンズにて形成した集光
部材を使用することにより、請求項1の効果を得ること
ができる。
て、非点収差を持たせた非球面レンズにて形成した集光
部材を使用することにより、請求項1の効果を得ること
ができる。
【0035】このため、従来からの構成部材である集光
部材を交換するという簡単な作業でビーム整形手段を形
成することができる。
部材を交換するという簡単な作業でビーム整形手段を形
成することができる。
【0036】請求項5に係る発明の光学ヘッドは、上記
課題を解決するために、請求項1記載の光学ヘッドにお
いて、上記ビーム整形手段は、多分割受光素子の樹脂モ
ールド面を凸型のシリンドリカル形状としたものからな
っていることを特徴としている。
課題を解決するために、請求項1記載の光学ヘッドにお
いて、上記ビーム整形手段は、多分割受光素子の樹脂モ
ールド面を凸型のシリンドリカル形状としたものからな
っていることを特徴としている。
【0037】上記の発明によれば、ビーム整形手段とし
て、樹脂モールド面を凸型のシリンドリカル形状とした
多分割受光素子を使用することにより、請求項1の効果
を得ることができる。
て、樹脂モールド面を凸型のシリンドリカル形状とした
多分割受光素子を使用することにより、請求項1の効果
を得ることができる。
【0038】このため、従来からの構成部材である多分
割受光素子を交換するという簡単な作業でビーム整形手
段を形成することができる。
割受光素子を交換するという簡単な作業でビーム整形手
段を形成することができる。
【0039】
〔実施の形態1〕本発明の実施の一形態について図1な
いし図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。
いし図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0040】本実施の形態の光学ヘッドは、図2に示す
ように、ホログラムレーザ1、コリメートレンズ5、立
上げミラー6、対物レンズ7、ビームスプリッター8、
ウォーラストンプリズム9、45°ミラー10、スポッ
トレンズ11、光路折曲部材としての凹型シリンドリカ
ルミラー12、及び第2光検出器13を備えている。
ように、ホログラムレーザ1、コリメートレンズ5、立
上げミラー6、対物レンズ7、ビームスプリッター8、
ウォーラストンプリズム9、45°ミラー10、スポッ
トレンズ11、光路折曲部材としての凹型シリンドリカ
ルミラー12、及び第2光検出器13を備えている。
【0041】上記ホログラムレーザ1は、図3に示すよ
うに、半導体レーザ2、ホログラム素子3及び第1光検
出器4から構成されており、この内、ホログラム素子3
には、半導体レーザ2側の面に3ビーム生成用のグレー
ティング3aが形成される一方、その反対側の面に光記
録媒体としての例えばミニディスクからの反射ビームを
第1光検出器4方向へ回折させるホログラム3bが形成
されている。
うに、半導体レーザ2、ホログラム素子3及び第1光検
出器4から構成されており、この内、ホログラム素子3
には、半導体レーザ2側の面に3ビーム生成用のグレー
ティング3aが形成される一方、その反対側の面に光記
録媒体としての例えばミニディスクからの反射ビームを
第1光検出器4方向へ回折させるホログラム3bが形成
されている。
【0042】第1光検出器4は、フォーカスエラー信号
検出用の光検出器であり、受光部a〜cを備えた3分割
の分割受光素子からなり、サーボ制御用のフォーカスエ
ラー信号を検出するようになっている。この第1光検出
器4によるフォーカスエラー信号の検出は、受光部a・
bの出力に基づいて次式によって得られる。
検出用の光検出器であり、受光部a〜cを備えた3分割
の分割受光素子からなり、サーボ制御用のフォーカスエ
ラー信号を検出するようになっている。この第1光検出
器4によるフォーカスエラー信号の検出は、受光部a・
bの出力に基づいて次式によって得られる。
【0043】フォーカスエラー信号=a−b 図2に示すコリメートレンズ5は、半導体レーザ2から
出射された光ビームを平行光束にするものであり、立上
げミラー6は、光ビームをディスク上に導くもので、対
物レンズ7によりディスク上に集光させている。
出射された光ビームを平行光束にするものであり、立上
げミラー6は、光ビームをディスク上に導くもので、対
物レンズ7によりディスク上に集光させている。
【0044】また、ビームスプリッター8は、ディスク
からの反射ビームをコリメートレンズ5方向と、ウォー
ラストンプリズム9方向とに分割するためのものであ
る。
からの反射ビームをコリメートレンズ5方向と、ウォー
ラストンプリズム9方向とに分割するためのものであ
る。
【0045】上記ウォーラストンプリズム9は、ビーム
スプリッター8で分割されたディスクからの反射ビーム
を偏光特性を有するS成分とP成分とに分離するための
ものである(図1参照)。
スプリッター8で分割されたディスクからの反射ビーム
を偏光特性を有するS成分とP成分とに分離するための
ものである(図1参照)。
【0046】45°ミラー10は、ウォーラストンプリ
ズム9からの光ビームをスポットレンズ11へと導くた
めのものであり、スポットレンズ11は、ウォーラスト
ンプリズム9にて分離された分離光を第2光検出器13
の所定位置に集光させるためのものである。
ズム9からの光ビームをスポットレンズ11へと導くた
めのものであり、スポットレンズ11は、ウォーラスト
ンプリズム9にて分離された分離光を第2光検出器13
の所定位置に集光させるためのものである。
【0047】上記の凹型シリンドリカルミラー12は、
スポットレンズ11にて集光された光ビームを折曲する
と共に、第2光検出器13へ導くスポット形状を楕円形
状に整形するものである。
スポットレンズ11にて集光された光ビームを折曲する
と共に、第2光検出器13へ導くスポット形状を楕円形
状に整形するものである。
【0048】また、図4に示すように、ディスクからの
反射ビームの内、メインビームB1、+1次サブビーム
B2 及び−1次サブビームB3 は、ウォーラストンプリ
ズム9を透過した後、偏光特性を有するS成分とP成分
とにそれぞれ分離される。分離されたビームは、メイン
ビームB1 のP成分S1P及びS成分S1S、+1次サブビ
ームB2 のP成分S2P及びS成分S2S、並びに−1次サ
ブビームB3 のS成分S3S及びP成分S3Pである。
反射ビームの内、メインビームB1、+1次サブビーム
B2 及び−1次サブビームB3 は、ウォーラストンプリ
ズム9を透過した後、偏光特性を有するS成分とP成分
とにそれぞれ分離される。分離されたビームは、メイン
ビームB1 のP成分S1P及びS成分S1S、+1次サブビ
ームB2 のP成分S2P及びS成分S2S、並びに−1次サ
ブビームB3 のS成分S3S及びP成分S3Pである。
【0049】そして、これら各分離ビームは、スポット
レンズ11により第2光検出器13へ集光される時に、
凹型シリンドリカルミラー12により整形され、第2光
検出器13上で楕円形状のスポットを形成する。
レンズ11により第2光検出器13へ集光される時に、
凹型シリンドリカルミラー12により整形され、第2光
検出器13上で楕円形状のスポットを形成する。
【0050】上記第2光検出器13は、情報信号、プッ
シュプル信号及びトラッキングエラー信号を検出するた
めの光検出器であり、図1に示すように、線対称に配さ
れた二つの受光素子グループからなっている。そして、
同図において、右側の受光素子グループは、分割受光素
子Hとその上下に配された受光素子E1・F1とからな
り、左側の受光素子グループは、分割受光素子Jとその
上下に配された受光素子E2・F2とからなる。上記分
割受光素子H・Jがプッシュプル信号を検出するための
分割受光素子であり、かつこれら各分割受光素子H・J
は、分割された受光部A・B又は受光部C・Dを有して
いる。
シュプル信号及びトラッキングエラー信号を検出するた
めの光検出器であり、図1に示すように、線対称に配さ
れた二つの受光素子グループからなっている。そして、
同図において、右側の受光素子グループは、分割受光素
子Hとその上下に配された受光素子E1・F1とからな
り、左側の受光素子グループは、分割受光素子Jとその
上下に配された受光素子E2・F2とからなる。上記分
割受光素子H・Jがプッシュプル信号を検出するための
分割受光素子であり、かつこれら各分割受光素子H・J
は、分割された受光部A・B又は受光部C・Dを有して
いる。
【0051】そして、第2光検出器13における右側の
受光素子グループにS成分の分離光が入射され、左側の
受光素子グループにP成分の分離光がスポット状に入射
されるようになっている。
受光素子グループにS成分の分離光が入射され、左側の
受光素子グループにP成分の分離光がスポット状に入射
されるようになっている。
【0052】そして、上記S成分の分離ビームは、メイ
ンビームB1 に対応するメインスポットS1Sが分割受光
素子H上に形成され、サブビームB2 ・B3 に対応する
サブスポットS2S・S3Sが受光素子E1・F1上に形成
される。一方、上記P成分の分離ビームは、メインスポ
ットS1Pが分割受光素子J上に形成され、サブスポット
S2P・S3Pが受光素子E2・F2上に形成される。
ンビームB1 に対応するメインスポットS1Sが分割受光
素子H上に形成され、サブビームB2 ・B3 に対応する
サブスポットS2S・S3Sが受光素子E1・F1上に形成
される。一方、上記P成分の分離ビームは、メインスポ
ットS1Pが分割受光素子J上に形成され、サブスポット
S2P・S3Pが受光素子E2・F2上に形成される。
【0053】そして、メインスポットS1 のS成分のメ
インスポットS1Sを受光する受光素子A部及び受光素子
B部の分割部で、横方向の位置調整をする。また、メイ
ンスポットS1 のP成分のメインスポットS1Pを受光す
る受光素子C部及び受光素子D部の分割部で縦方向の位
置調整をする構成となっている。
インスポットS1Sを受光する受光素子A部及び受光素子
B部の分割部で、横方向の位置調整をする。また、メイ
ンスポットS1 のP成分のメインスポットS1Pを受光す
る受光素子C部及び受光素子D部の分割部で縦方向の位
置調整をする構成となっている。
【0054】ここで、本実施の形態では、上記第2光検
出器13上に集光されたビーム形状は、図1に示すよう
に、凹型シリンドリカルミラー12により、メインスポ
ットS1 とサブスポットS2 又はサブスポットS3 との
配置方向に対して偏平する楕円形状に整形されている。
出器13上に集光されたビーム形状は、図1に示すよう
に、凹型シリンドリカルミラー12により、メインスポ
ットS1 とサブスポットS2 又はサブスポットS3 との
配置方向に対して偏平する楕円形状に整形されている。
【0055】上記の構成を有する光学ヘッドでは、ディ
スクの情報信号(光磁気信号及びピット信号)、プッシ
ュプル信号及びトラッキングエラー信号は、それぞれ第
2光検出器13の分割受光素子H(受光部A・B)・J
(受光部C・D)、及び受光素子E1・E2・F1・F
2の出力に基づいて下記の式によって得られる。
スクの情報信号(光磁気信号及びピット信号)、プッシ
ュプル信号及びトラッキングエラー信号は、それぞれ第
2光検出器13の分割受光素子H(受光部A・B)・J
(受光部C・D)、及び受光素子E1・E2・F1・F
2の出力に基づいて下記の式によって得られる。
【0056】情報信号 光磁気信号 =(A+B)−(C+D) ピット信号 = A+B+C+D プッシュプル信号 = A−B トラッキングエラー信号 =(E1+E2)−(F1
+F2) そして、上記の式によって算出する際に、各分割受光素
子H(受光部A・B)・J(受光部C・D)、及び受光
素子E1・E2・F1・F2間の相互の干渉がないの
で、正確なる情報信号及びトラッキングエラー信号を得
ることができる。
+F2) そして、上記の式によって算出する際に、各分割受光素
子H(受光部A・B)・J(受光部C・D)、及び受光
素子E1・E2・F1・F2間の相互の干渉がないの
で、正確なる情報信号及びトラッキングエラー信号を得
ることができる。
【0057】このように、本実施の形態の光学ヘッドで
は、ミニディスクからの反射ビームは、分割受光素子H
(受光部A・B)・J(受光部C・D)、及び受光素子
E1・E2・F1・F2上に集光される際に、凹型シリ
ンドリカルミラー12等のビーム整形手段にて整形さ
れ、その各スポット形状が情報信号検出用のメインビー
ムB1 とトラッキング用のサブビームB2 ・B3 との配
置方向に対して偏平する楕円形状となる。
は、ミニディスクからの反射ビームは、分割受光素子H
(受光部A・B)・J(受光部C・D)、及び受光素子
E1・E2・F1・F2上に集光される際に、凹型シリ
ンドリカルミラー12等のビーム整形手段にて整形さ
れ、その各スポット形状が情報信号検出用のメインビー
ムB1 とトラッキング用のサブビームB2 ・B3 との配
置方向に対して偏平する楕円形状となる。
【0058】すなわち、情報信号検出用のメインビーム
B1 とトラッキング用のサブビームB2 ・B3 との干渉
の生じ易い方向のみ、反射ビームのスポット径を小さく
している。
B1 とトラッキング用のサブビームB2 ・B3 との干渉
の生じ易い方向のみ、反射ビームのスポット径を小さく
している。
【0059】したがって、干渉等の不具合を発生させる
ことなく、情報信号の信頼性を確保することができ、ひ
いては光学ヘッドの信頼性を向上させることができる。
ことなく、情報信号の信頼性を確保することができ、ひ
いては光学ヘッドの信頼性を向上させることができる。
【0060】また、各多分割受光素子である分割受光素
子H(受光部A・B)・J(受光部C・D)、及び受光
素子E1・E2・F1・F2は、通常、横長の長方形に
て形成されているので、これら各多分割受光素子上に形
成されるスポットを、反射ビームのスポット径を大きく
することによるスポット同士の干渉等の不具合を招来す
ることのない方向、つまり長方形の横方向にのみ広げる
ことが可能となる。
子H(受光部A・B)・J(受光部C・D)、及び受光
素子E1・E2・F1・F2は、通常、横長の長方形に
て形成されているので、これら各多分割受光素子上に形
成されるスポットを、反射ビームのスポット径を大きく
することによるスポット同士の干渉等の不具合を招来す
ることのない方向、つまり長方形の横方向にのみ広げる
ことが可能となる。
【0061】したがって、情報信号の信頼性を高め、ひ
いては光学ヘッドの信頼性を向上させることができる。
いては光学ヘッドの信頼性を向上させることができる。
【0062】しかも、本実施の形態では、ビーム整形手
段は、従来からの構成部材である光路折曲部材を凹型シ
リンドリカルミラー12から形成したものからなってい
るので、既存の光学ヘッドの部材を交換することによ
り、容易に上記の効果が得られるという利点も備えてい
る。
段は、従来からの構成部材である光路折曲部材を凹型シ
リンドリカルミラー12から形成したものからなってい
るので、既存の光学ヘッドの部材を交換することによ
り、容易に上記の効果が得られるという利点も備えてい
る。
【0063】〔実施の形態2〕本発明の他の実施の形態
について図5及び図6に基づいて説明すれば、以下の通
りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1の
図面に示した部材と同一の機能を有する部材について
は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
について図5及び図6に基づいて説明すれば、以下の通
りである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1の
図面に示した部材と同一の機能を有する部材について
は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0064】本実施の形態の光学ヘッドは、図5に示す
ように、ディスクからの反射ビームを折曲することな
く、第2光検出器13に入射させる構成であり、スポッ
トレンズ11と第2光検出器23との間に凸型のシリン
ドリカルレンズ(以下、「凸型シリンドリカルレンズ」
と称する)22が配設されている。そして、これによっ
て、ディスクからの反射ビームがメインスポットS1 と
サブスポットS2 又はサブスポットS3 の方向にのみ偏
平する楕円形状に整形されるようになっている。
ように、ディスクからの反射ビームを折曲することな
く、第2光検出器13に入射させる構成であり、スポッ
トレンズ11と第2光検出器23との間に凸型のシリン
ドリカルレンズ(以下、「凸型シリンドリカルレンズ」
と称する)22が配設されている。そして、これによっ
て、ディスクからの反射ビームがメインスポットS1 と
サブスポットS2 又はサブスポットS3 の方向にのみ偏
平する楕円形状に整形されるようになっている。
【0065】すなわち、本実施の形態においては、この
凸型シリンドリカルレンズ22にて、楕円形状の整形を
達成している。
凸型シリンドリカルレンズ22にて、楕円形状の整形を
達成している。
【0066】具体的には、図6に示すように、ディスク
からの反射ビームの内、メインビームB1 、+1次サブ
ビームB2 及び−1次サブビームB3 は、ウォーラスト
ンプリズム9を透過した後、偏光特性を有するS成分と
P成分とにそれぞれ分離される。分離されたビームは、
メインビームB1 のP成分S1P及びS成分S1S、+1次
サブビームB2 のP成分S2P及びS成分S2S、並びに−
1次サブビームB3 のS成分S3S及びP成分S3Pであ
る。
からの反射ビームの内、メインビームB1 、+1次サブ
ビームB2 及び−1次サブビームB3 は、ウォーラスト
ンプリズム9を透過した後、偏光特性を有するS成分と
P成分とにそれぞれ分離される。分離されたビームは、
メインビームB1 のP成分S1P及びS成分S1S、+1次
サブビームB2 のP成分S2P及びS成分S2S、並びに−
1次サブビームB3 のS成分S3S及びP成分S3Pであ
る。
【0067】そして、これら各分離ビームは、スポット
レンズ11により第2光検出器13へ集光される時に、
凸型シリンドリカルレンズ22により整形され、第2光
検出器13上で楕円形状のスポットを形成する。
レンズ11により第2光検出器13へ集光される時に、
凸型シリンドリカルレンズ22により整形され、第2光
検出器13上で楕円形状のスポットを形成する。
【0068】すなわち、上記第2光検出器13上に集光
されたビーム形状は、図1に示したものと同様に、メイ
ンスポットS1 とサブスポットS2 又はサブスポットS
3 との方向にのみ偏平された楕円形状に整形されたもの
となる。
されたビーム形状は、図1に示したものと同様に、メイ
ンスポットS1 とサブスポットS2 又はサブスポットS
3 との方向にのみ偏平された楕円形状に整形されたもの
となる。
【0069】このように、本実施の形態の光学ヘッドで
は、ビーム整形手段は、多分割受光素子への光路中に、
凸型のシリンドリカルレンズ22を配したものからなっ
ている。
は、ビーム整形手段は、多分割受光素子への光路中に、
凸型のシリンドリカルレンズ22を配したものからなっ
ている。
【0070】したがって、光路折曲部材であるシリンド
リカルミラーが使用されていない光学ヘッドにおいて
は、本実施の形態を採ることにより容易に前記実施の形
態1で説明した効果、すなわち干渉等の不具合を発生さ
せることなく、情報信号の信頼性を確保することがで
き、ひいては光学ヘッドの信頼性を向上させることがで
きる等の効果を得ることができる。
リカルミラーが使用されていない光学ヘッドにおいて
は、本実施の形態を採ることにより容易に前記実施の形
態1で説明した効果、すなわち干渉等の不具合を発生さ
せることなく、情報信号の信頼性を確保することがで
き、ひいては光学ヘッドの信頼性を向上させることがで
きる等の効果を得ることができる。
【0071】〔実施の形態3〕本発明の他の実施の形態
について図7に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1及び実施
の形態2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材
については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
について図7に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1及び実施
の形態2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材
については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0072】本実施の形態の光学ヘッドは、図7に示す
ように、ディスクからの反射ビームを、45°ミラー1
0を通した後、スポットレンズ31を通し、このスポッ
トレンズ31にて集光された光ビームを、折曲すること
なく、第2光検出器13へ導き、スポット形状を楕円形
状に整形している。
ように、ディスクからの反射ビームを、45°ミラー1
0を通した後、スポットレンズ31を通し、このスポッ
トレンズ31にて集光された光ビームを、折曲すること
なく、第2光検出器13へ導き、スポット形状を楕円形
状に整形している。
【0073】すなわち、本実施の形態においては、上記
集光部材としてのスポットレンズ31を非点収差を持た
せた非球面レンズとし、その方向を情報信号検出用のメ
インビームB1 とトラッキングエラー信号のサブビーム
B2 ・B3 の方向のみを偏平させる楕円形状となるよう
に設計されている。
集光部材としてのスポットレンズ31を非点収差を持た
せた非球面レンズとし、その方向を情報信号検出用のメ
インビームB1 とトラッキングエラー信号のサブビーム
B2 ・B3 の方向のみを偏平させる楕円形状となるよう
に設計されている。
【0074】このとき、第2光検出器13上のビーム形
状は、前記図1に示すものと同じものになり、実施の形
態1及び実施の形態2と同様の効果が得られる。
状は、前記図1に示すものと同じものになり、実施の形
態1及び実施の形態2と同様の効果が得られる。
【0075】このように、本実施の形態の光学ヘッドで
は、ビーム整形手段は、ミニディスクからの反射ビーム
を上記多分割受光素子へと導く集光部材としてのスポッ
トレンズ31を、非点収差を持たせた非球面レンズにて
形成したものからなっている。
は、ビーム整形手段は、ミニディスクからの反射ビーム
を上記多分割受光素子へと導く集光部材としてのスポッ
トレンズ31を、非点収差を持たせた非球面レンズにて
形成したものからなっている。
【0076】このため、従来からの構成部材であるスポ
ットレンズ11をスポットレンズ31に交換するという
簡単な作業でビーム整形手段を形成することができる。
ットレンズ11をスポットレンズ31に交換するという
簡単な作業でビーム整形手段を形成することができる。
【0077】〔実施の形態4〕本発明の他の実施の形態
について図8に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図面に
示した部材と同一の機能を有する部材については、同一
の符号を付し、その説明を省略する。
について図8に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図面に
示した部材と同一の機能を有する部材については、同一
の符号を付し、その説明を省略する。
【0078】本実施の形態の光学ヘッドは、図8に示す
ように、ミニディスクからの反射ビームは、前記実施の
形態1におけるスポットレンズ11にて、集光された
後、折曲することなく、第2光検出器43へ導き、スポ
ット形状を楕円形状に整形している。
ように、ミニディスクからの反射ビームは、前記実施の
形態1におけるスポットレンズ11にて、集光された
後、折曲することなく、第2光検出器43へ導き、スポ
ット形状を楕円形状に整形している。
【0079】すなわち、本実施の形態においては、上記
第2光検出器43として、その前面の樹脂面を凸型のシ
リンドリカル形状としており、これによって、情報信号
検出用のメインビームB1 とトラッキングエラー信号の
サブビームB2 ・B3 の方向のみを偏平させる楕円形状
となるようにしている。
第2光検出器43として、その前面の樹脂面を凸型のシ
リンドリカル形状としており、これによって、情報信号
検出用のメインビームB1 とトラッキングエラー信号の
サブビームB2 ・B3 の方向のみを偏平させる楕円形状
となるようにしている。
【0080】このとき、第2光検出器43上のビーム形
状は、前記図1に示すものと同じものになり、これによ
って、前記実施の形態1ないし実施の形態3と同様の効
果が得られる。
状は、前記図1に示すものと同じものになり、これによ
って、前記実施の形態1ないし実施の形態3と同様の効
果が得られる。
【0081】このように、本実施の形態の光学ヘッド
は、ビーム整形手段は、多分割受光素子の樹脂モールド
面を凸型のシリンドリカル形状としたものからなってい
る。
は、ビーム整形手段は、多分割受光素子の樹脂モールド
面を凸型のシリンドリカル形状としたものからなってい
る。
【0082】このため、従来からの構成部材である多分
割受光素子を交換するという簡単な作業でビーム整形手
段を形成することができる。
割受光素子を交換するという簡単な作業でビーム整形手
段を形成することができる。
【0083】
【発明の効果】請求項1に係る発明の光学ヘッドは、以
上のように、多分割受光素子上に集光された各反射ビー
ムの各スポット形状が、情報信号検出用のメインビーム
とトラッキング用のサブビームとの配置方向に対して偏
平する楕円形状となるように反射ビームを整形するビー
ム整形手段を備えているものである。
上のように、多分割受光素子上に集光された各反射ビー
ムの各スポット形状が、情報信号検出用のメインビーム
とトラッキング用のサブビームとの配置方向に対して偏
平する楕円形状となるように反射ビームを整形するビー
ム整形手段を備えているものである。
【0084】それゆえ、情報信号検出用のメインビーム
とトラッキング用のサブビームとの干渉の生じ易い方向
のみ、反射ビームのスポット径を小さくしている。
とトラッキング用のサブビームとの干渉の生じ易い方向
のみ、反射ビームのスポット径を小さくしている。
【0085】したがって、干渉等の不具合を発生させる
ことなく、情報信号の信頼性を確保することができ、ひ
いては光学ヘッドの信頼性を向上させることができると
いう効果を奏する。
ことなく、情報信号の信頼性を確保することができ、ひ
いては光学ヘッドの信頼性を向上させることができると
いう効果を奏する。
【0086】また、各多分割受光素子は、通常、横長の
長方形にて形成されているので、各多分割受光素子上に
形成されるスポットを、反射ビームのスポット径を大き
くすることによるスポット同士の干渉等の不具合を招来
することのない方向、つまり長方形の横方向にのみ広げ
ることが可能となる。
長方形にて形成されているので、各多分割受光素子上に
形成されるスポットを、反射ビームのスポット径を大き
くすることによるスポット同士の干渉等の不具合を招来
することのない方向、つまり長方形の横方向にのみ広げ
ることが可能となる。
【0087】したがって、情報信号の信頼性を高め、ひ
いては光学ヘッドの信頼性を向上させることができると
いう効果を奏する。
いては光学ヘッドの信頼性を向上させることができると
いう効果を奏する。
【0088】請求項2に係る発明の光学ヘッドは、以上
のように、請求項1記載の光学ヘッドにおいて、上記ビ
ーム整形手段は、光記録媒体からの反射ビームを上記多
分割受光素子へと折曲して導くための光路折曲部材を、
凹型のシリンドリカルミラーにて形成したものからなっ
ている。
のように、請求項1記載の光学ヘッドにおいて、上記ビ
ーム整形手段は、光記録媒体からの反射ビームを上記多
分割受光素子へと折曲して導くための光路折曲部材を、
凹型のシリンドリカルミラーにて形成したものからなっ
ている。
【0089】それゆえ、ビーム整形手段は、従来からの
構成部材である光路折曲部材を凹型のシリンドリカルミ
ラーから形成してビーム整形するので、既存の光学ヘッ
ドの部材を交換することにより、容易に請求項1の効果
を得ることができるという効果を奏する。
構成部材である光路折曲部材を凹型のシリンドリカルミ
ラーから形成してビーム整形するので、既存の光学ヘッ
ドの部材を交換することにより、容易に請求項1の効果
を得ることができるという効果を奏する。
【0090】請求項3に係る発明の光学ヘッドは、以上
のように、請求項1記載の光学ヘッドにおいて、上記ビ
ーム整形手段は、光記録媒体からの反射ビームを上記多
分割受光素子へと導く光路中に、凸型のシリンドリカル
レンズを配したものからなっているものである。
のように、請求項1記載の光学ヘッドにおいて、上記ビ
ーム整形手段は、光記録媒体からの反射ビームを上記多
分割受光素子へと導く光路中に、凸型のシリンドリカル
レンズを配したものからなっているものである。
【0091】それゆえ、光路折曲部材が使用されていな
い光学ヘッドにおいては、本発明の構成を採ることによ
り容易に請求項1の効果を得ることができるという効果
を奏する。
い光学ヘッドにおいては、本発明の構成を採ることによ
り容易に請求項1の効果を得ることができるという効果
を奏する。
【0092】請求項4に係る発明の光学ヘッドは、以上
のように、請求項1記載の光学ヘッドにおいて、上記ビ
ーム整形手段は、光記録媒体からの反射ビームを上記多
分割受光素子へと導く集光部材を、非点収差を持たせた
非球面レンズにて形成したものからなっている。
のように、請求項1記載の光学ヘッドにおいて、上記ビ
ーム整形手段は、光記録媒体からの反射ビームを上記多
分割受光素子へと導く集光部材を、非点収差を持たせた
非球面レンズにて形成したものからなっている。
【0093】それゆえ、従来からの構成部材である集光
部材を交換するという簡単な作業でビーム整形手段を形
成することができるという効果を奏する。
部材を交換するという簡単な作業でビーム整形手段を形
成することができるという効果を奏する。
【0094】請求項5に係る発明の光学ヘッドは、以上
のように、請求項1記載の光学ヘッドにおいて、上記ビ
ーム整形手段は、多分割受光素子の樹脂モールド面を凸
型のシリンドリカル形状としたものからなっている。
のように、請求項1記載の光学ヘッドにおいて、上記ビ
ーム整形手段は、多分割受光素子の樹脂モールド面を凸
型のシリンドリカル形状としたものからなっている。
【0095】それゆえ、従来からの構成部材である多分
割受光素子を交換するという簡単な作業でビーム整形手
段を形成することができるという効果を奏する。
割受光素子を交換するという簡単な作業でビーム整形手
段を形成することができるという効果を奏する。
【図1】本発明における実施の一形態を示すものであ
り、光学ヘッドの第2光検出器における受光素子の配設
状態と、それに形成されたスポット形状を示す説明図で
ある。
り、光学ヘッドの第2光検出器における受光素子の配設
状態と、それに形成されたスポット形状を示す説明図で
ある。
【図2】上記光学ヘッドの全体を示す概略構成図であ
る。
る。
【図3】上記光学ヘッドに備えられたホログラムレーザ
の光学系を示す説明図である。
の光学系を示す説明図である。
【図4】上記光学ヘッドの第2光検出器に反射ビームを
導く光学系を示す説明図である。
導く光学系を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すものであり、光
学ヘッドの全体を示す概略構成図である。
学ヘッドの全体を示す概略構成図である。
【図6】上記図5の上記光学ヘッドの第2光検出器に反
射ビームを導く光学系を示す説明図である。
射ビームを導く光学系を示す説明図である。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態を示すものであ
り、光学ヘッドの全体を示す概略構成図である。
り、光学ヘッドの全体を示す概略構成図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態を示すものであ
り、光学ヘッドの第2光検出器に反射ビームを導く光学
系を示す説明図である。
り、光学ヘッドの第2光検出器に反射ビームを導く光学
系を示す説明図である。
【図9】プッシュプル法を説明する原理図である。
【図10】ディスクの案内溝に沿って形成された3ビー
ムの各スポットを示す説明図である。
ムの各スポットを示す説明図である。
【図11】従来の光学ヘッドの全体を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図12】上記光学ヘッドに備えられたホログラムレー
ザの光学系を示す説明図である。
ザの光学系を示す説明図である。
【図13】従来の光学ヘッドの第2光検出器に反射ビー
ムを導く光学系を示す説明図である。
ムを導く光学系を示す説明図である。
【図14】従来の光学ヘッドの第2光検出器における受
光素子の配設状態と、それに形成されたスポット形状を
示す説明図である。
光素子の配設状態と、それに形成されたスポット形状を
示す説明図である。
1 ホログラムレーザ 2 半導体レーザ 3 ホログラム素子 3a グレーディング(回折素子) 3b ホログラム 7 対物レンズ 8 ビームスプリッター 9 ウォーラストンプリズム 11 スポットレンズ(集光部材) 12 凹型シリンドリカルミラー(ビーム整形手段・
光路折曲部材) 13 第2光検出器(多分割受光素子) 22 凸型シリンドリカルレンズ(ビーム整形手段) 31 スポットレンズ(ビーム整形手段) 43 第2光検出器(ビーム整形手段)
光路折曲部材) 13 第2光検出器(多分割受光素子) 22 凸型シリンドリカルレンズ(ビーム整形手段) 31 スポットレンズ(ビーム整形手段) 43 第2光検出器(ビーム整形手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 憲治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】光源からの出射光を、回折格子により情報
信号検出用のメインビームとトラッキング用のサブビー
ムとに分割させて光記録媒体に照射し、この光記録媒体
からの各反射ビームを互いに隣接する多分割受光素子上
にそれぞれ集光させる光学ヘッドにおいて、 上記多分割受光素子上に集光された各反射ビームの各ス
ポット形状が、情報信号検出用のメインビームとトラッ
キング用のサブビームとの配置方向に対して偏平する楕
円形状となるように反射ビームを整形するビーム整形手
段を備えていることを特徴とする光学ヘッド。 - 【請求項2】上記ビーム整形手段は、光記録媒体からの
反射ビームを上記多分割受光素子へと折曲して導くため
の光路折曲部材を、凹型のシリンドリカルミラーにて形
成したものからなっていることを特徴とする請求項1記
載の光学ヘッド。 - 【請求項3】上記ビーム整形手段は、光記録媒体からの
反射ビームを上記多分割受光素子へと導く光路中に、凸
型のシリンドリカルレンズを配したものからなっている
ことを特徴とする請求項1記載の光学ヘッド。 - 【請求項4】上記ビーム整形手段は、光記録媒体からの
反射ビームを上記多分割受光素子へと導く集光部材を、
非点収差を持たせた非球面レンズにて形成したものから
なっていることを特徴とする請求項1記載の光学ヘッ
ド。 - 【請求項5】上記ビーム整形手段は、多分割受光素子の
樹脂モールド面を凸型のシリンドリカル形状としたもの
からなっていることを特徴とする請求項1記載の光学ヘ
ッド。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8162070A JPH1011785A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 光学ヘッド |
US08/797,735 US5737297A (en) | 1996-06-21 | 1997-02-11 | Optical head |
DE69726053T DE69726053T2 (de) | 1996-06-21 | 1997-02-13 | Optischer Kopf |
EP97102353A EP0814466B1 (en) | 1996-06-21 | 1997-02-13 | Optical head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8162070A JPH1011785A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 光学ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1011785A true JPH1011785A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15747529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8162070A Pending JPH1011785A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 光学ヘッド |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5737297A (ja) |
EP (1) | EP0814466B1 (ja) |
JP (1) | JPH1011785A (ja) |
DE (1) | DE69726053T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100463424B1 (ko) * | 2002-10-04 | 2004-12-23 | 삼성전기주식회사 | 광 픽업장치의 광검출기 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6185166B1 (en) | 1993-06-21 | 2001-02-06 | Fujitsu Limited | Optical information recording/reproducing apparatus |
JPH10269616A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-10-09 | Fujitsu Ltd | 光ピックアップ |
JPH11161973A (ja) * | 1997-09-24 | 1999-06-18 | Fujitsu Ltd | 光学的情報記録/再生装置 |
EP0951014A3 (en) * | 1998-04-14 | 2000-02-23 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Device for reading from or writting to optical recording media |
US6940676B1 (en) * | 2000-06-07 | 2005-09-06 | Quantum Corporation | Triple push-pull optical tracking system |
US6822934B2 (en) * | 2000-06-21 | 2004-11-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disc apparatus for finding a tracking error for an optical disk |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5870436A (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-26 | Toshiba Corp | 光学ヘツド |
JPS5936337A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-28 | Toshiba Corp | 光学ヘツド |
JPS634435A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-09 | Toshiba Corp | 光学的情報処理装置 |
JPS63306537A (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-14 | Mitsubishi Electric Corp | 光記録再生ヘツド装置 |
US5202869A (en) * | 1990-04-20 | 1993-04-13 | Sharp Kabushiki Kaisha | Optical head device including diffraction grating |
JP3112735B2 (ja) * | 1992-02-28 | 2000-11-27 | パイオニア株式会社 | 光ピックアップ装置 |
JPH05307759A (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-19 | Olympus Optical Co Ltd | 光ピックアップ |
JP3115761B2 (ja) * | 1994-02-16 | 2000-12-11 | シャープ株式会社 | 光学ヘッド |
JPH07326083A (ja) * | 1994-06-01 | 1995-12-12 | Olympus Optical Co Ltd | 光情報再生装置 |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP8162070A patent/JPH1011785A/ja active Pending
-
1997
- 1997-02-11 US US08/797,735 patent/US5737297A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-02-13 DE DE69726053T patent/DE69726053T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-02-13 EP EP97102353A patent/EP0814466B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100463424B1 (ko) * | 2002-10-04 | 2004-12-23 | 삼성전기주식회사 | 광 픽업장치의 광검출기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69726053T2 (de) | 2004-07-08 |
DE69726053D1 (de) | 2003-12-18 |
EP0814466B1 (en) | 2003-11-12 |
EP0814466A2 (en) | 1997-12-29 |
EP0814466A3 (en) | 1998-07-08 |
US5737297A (en) | 1998-04-07 |
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