JPH0351716A

JPH0351716A - ガソリンスタンドの計量機

Info

Publication number: JPH0351716A
Application number: JP18825789A
Authority: JP
Inventors: Sozaburo Maeshiba; 前芝　宗三郎
Original assignee: Showa Kiki Kogyo Co Ltd
Current assignee: Showa Kiki Kogyo Co Ltd
Priority date: 1989-07-19
Filing date: 1989-07-19
Publication date: 1991-03-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、ガソリンスタンドにおける計量機に関する。

（ロ）従来の技術従来、ガソリンスタンドには、地下タンクに連通連結さ
れた計量機を設けており、同計量機に接続した給油ノズ
ルを介して自動車のガソリンタンクに給油するようにし
ている。

かかる計量機は、レギュラーガソリン、ハイオク、軽油
毎に設けられており、地上に計量機本体を設け、同計量
機本体の内部に、地下タンクに連通した給油ポンプを内
蔵すると共に、同給油ポンプに流量計を介して給油ノズ
ルを接続している。

そして、自動車に設けたガソリンタンクの給油口に、計
量機の給油ノズルを差し込み、同ノズルに設けたレバー
によって給油ポンプからの流路の給油弁を開閉させるこ
とにより、自動車への給油を行うようにしている。

（ハ）発明が解決しようとする課題しかし、上記のような計量機は、以下のような欠点を有
している。

すなわち、計量機は、給油ノズルに設けたレバーを操作
し、自動車への給油を簡単に行うことができる為に、作
業者が間違って、異種のガソリンを自動車のタンクに給
油するおそれがあった。

本考案は、上記の課題を解決することができるガソリン
スタンドの計量機を提供することを目的とする。

（ニ）課題を解決するための手段本発明は、地下タンクに連通した計量機に、給油ポンプ
を介して給油ノズルを接続してなるガソリンスタンドの
計量機において、同計量機の給油ノズルに、誤給油防止
用センサを取付けると共に、同センサが検出する油種識
別体を自動車のガソリン注入口に設け、さらに、同セン
サを制御部に接続して、同制御部によって給油ノズルか
らの給油を制ｊＢシ、自動車への誤給油を防止したこと
を特徴とするガソリンスタンドの計量機を提供するもの
である。

また、本発明は、給油ノズルの誤給油防止用センサを接
続した制御部に、誤給油防止用の警報手段を接続したこ
とを特徴としている。

（ホ）作用及び効果本発明では、ガソリンスタンドにおいて、計量機から自
動車にガソリンを給油する場合、同自動車に設けたガソ
リン注入口に、計量機の給油ノズルを挿入し、そして、
同ノズルの先端部に取付けた誤給油防止用センサが自動
車の注入口の油種識別体を検出し、その検出信号に基づ
き制御部によって給油ノズルからの給油を制御している
。

すなわち、自動車のガソリン注入口に、間違って異油種
の計量機の給油ノズルを挿入した場合に、注入口の油種
識別体によって給油ノズルの誤給油防止用センサが検出
し、その検出信号に基づき制御部によって自動的に給油
作業を停止させることができる。

一方、自動車のガソリン注入口に、同種の計量機の給油
ノズルを挿入した場合には、注入口の油種識別体によっ
て給油ノズルの誤給油防止用センサが検出し、その検出
信号に基づき制御部によって給油ノズルからの給油を容
易に行うことができる。

従って、本発明によれば、ガソリンスタンドにおける自
動車への誤給油を自動的に防止し、安全かつ確実な給油
作業を行うことができる。

また、給油ノズルの誤給油防止用センサを接続した制御
部に警報手段を取付けている為に、ガソリン注入口に、
間違った油種の給油ノズルを挿入した際に、警報手段に
よって作業者に警報し、自動車への誤給油を未然に防止
することができる。

（へ）実施例本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第１図の
全体側面図において、Ａはガソリンスタンドに設けた計
量機を示し、同計量！ｔ！Ａは、同スタンドの地下に埋
設したタンクＴにそれぞれ設けられており、その構造を
詳説する。

すなわち、計量機Ａは、地上Ｇに計量機本体ａを立設し
、同計量機本体ａ内に給油ポンプｌを内蔵すると共に、
同ポンプｌとタンクＴとを、給油配管２によって連通連
結している。

さらに、給油ポンプｌには、第２図に示すように、給油
ホース３を介して給油ノズル５が接続されており、そし
て、同ノズル５は、計量機本体ａの側部に着脱自在に装
着されている。

本実施例では、計量機本体ａの側部に設けた給油ノズル
５によって給油ポンプ１を作動可能にしており、同側部
より給油ノズル５を取り外した際に、後述するポンプ作
動回路１５を介して給油ポンプｌの作動を行うように構
成している。

また、給油ポンプｌから給油ノズル５への流路中途には
、給油弁すを設けており、向弁すを給油ノズル５に設け
た操作レバー９の操作によって開閉させて、自動車Ｃへ
の給油作業を行うようにしている。

また、計量機本体ａの上部には、油量測定器６を設け、
給油した油量を測定するものである。

かかる給油ノズル５は、第１図及び第２図に示すように
、自動車Ｃのガソリン注入口８に挿入するノズル本体７
と、給油弁すの開閉を行う操作レバー９とより構成され
ている。

かかる計量機Ａは、給油ノズル５を自動車Ｃのガソリン
注入口８に挿入し、操作レバー９を操作すると、給油弁
すが開放し、そして、給油ポンプ１から給油ノズル５を
介して自動車Ｃに給油するようにしている。

本発明は、かかる構成の計量機Ａにおいて、自動車Ｃへ
の誤給油を防止することにその要旨を有するものであり
、以下、その構造を詳説する。

すなわち、第４図において、計量機Ａの給油ノズル５の
先端部には、誤給油防止用センサ１ｏを取付けると共に
、同センサｌＯが検出する油種識別体１１を自動車Ｃの
ガソリン注入口８に取付けている。

そして、本実施例では、第４図において、誤給油防止用
センサ１０を制御部１２に接続すると共に、同制御部１
２に給油ポンプｌを接続し、同制御部１２によって給油
ノズル５からの給油を制御している。

かかる制御部１２には、マイクロプロセッサ等よりなる
制御回路１３を設けており、そして、制御回路１３に防
爆バリヤ１４を介して誤給油防止用センサ１０を接続し
、一方、制御回路Ｉ３にポンプ作動回路１５を介して給
油ポンプｌの駆動部を接続している。

かかる構造によって、自動車Ｃのガソリン注入口８に、
油種の異なる給油ノズル５を挿入した際に、給油ノズル
５の誤給油防止用センサ１０が同注入口８の油種識別体
１１を検出し、同センサ１０がらの信号によって給油ポ
ンプｌの作動を停止することにより、操作レバー９を操
作しても、給油を行うことができないようにしている。

一方、油種が合う場合、誤給油防止用センサ１゜からの
信号によって給油ポンプｌを作動させた状態とし、操作
レバー９を操作すると、給油弁すを開放させて、自動種
Ｃへの給油を行うようにしている。

また、他の実施例として、制御部１２のポンプ停止回路
１５に変えて、給油弁すの弁開閉回路等を設けて、油種
の異なる場合には、給油弁すの閉塞作動を行い、給油ノ
ズル５からの誤給油を防止することもを可能としている
。

次いで、誤給油防止用センサｌＯと、油種識別体１１と
の構造について詳説する。

すなわち、本実施例では、第２図に示すように、予め、
給油ノズル５の先端部に、誤給油防止用センサｌＯとし
ての磁気センサ１６を取付けると共に、ガソリン等を注
入する自動車Ｃのガソリン注入口８の内周面に、油種識
別体１１としての磁石１７を取付けている。

本実施例では、第２図に示すように、油種識別体１１と
しての磁石１７を、自動車Ｃのガソリン注入口８と燃料
タンクとを連通連結する送油管８−１の内側部に設けて
いる。

そして、給油ノズル５を自動車Ｃのガソリン注入口８に
挿入する際に、磁気センサ１６が自動車Ｃのガソリン注
入口８の磁石１７を検出して、給油ノズル５からの給油
を行うもである。

また、第３図において、給油ノズル５のノズル本体の基
端上部に、ステー１８を介して色識別センサ１９を取付
けると共に、ガソリン注入口８の開口周縁部８ａに油種
毎に着色した油種識別シール２０を貼着している。

そして、給油ノズル５の先端部をガソリン注入口８に挿
入した際に、色識別センサ１９とガソリン注入口８の開
口周縁部８ａの油種識別シール２０とが合致して、同セ
ンサ１９が油種の識別を行うようにしている。

また、他の実施例として、給油ノズル５の先端部に読み
取りセンサを取付け、ガソリン注入口８の内周面にバー
コードを取付けることも可能としている。

さらに、本発明では、第４図に示すように、給油ノズル
５の誤給油防止用センサｌＯを接続した制御部１２に警
報手段としての警報器２１を接続している。

すなわち、かかる制御回路１３には、警報出力回路２２
を接続し、同警報出力回路２２に警報器２１を接続して
いる。

かかる構成によって、給油ノズル５の誤給油防止用セン
サｌＯが自動車Ｃのガソリン注入口８に設けた油種識別
体１１を検出して、その検出信号に基づき警報器２１が
作動するようにしている。

本実施例では、自動車Ｃのガソリン注入口８に、間違っ
て異油種の給油ノズル５を挿入した際に、警報器２１が
作動するものであり、かかる警報によって作業者が察知
して、自動車Ｃへの誤給油を防止するようにしている。

また、制御部１２には、各タンクＴに設けた油面計２３
を接続しており、各タンクＴ内の残油量による給油作業
をも制ｊｎシている。

以上述べたように、本発明の実施例は、以下のような効
果を有している。

本発明では、自動車Ｃのガソリン注入口８に、間違って
異油種の計量機Ａの給油ノズル５を挿入した場合には、
注入口の油種識別体１１によって給油ノズル５の誤給油
防止用センサｌＯが検出し、その検出信号に基づき制御
部１２によって給油ポンプｌの作動停止あるいは給油弁
すの閉塞作動を行って、給油ノズル５からの給油作業を
自動的に停止させることができる。

一方、自動車Ｃのガソリン注入口８に、同種の計量機Ａ
の給油ノズル５を挿入した場合には、同注入口８の油種
識別体１１によって給油ノズル５の誤給油防止用センサ
１０が検出し、その検出信号に基づき制御部１２によっ
て容易に自動車Ｃへの給油を行うことができる。

従って、本発明によれば、ガソリンスタンドにおける自
動車Ｃへの誤給油を自動的に防止し、安全かつ確実な給
油作業を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るガソリンスタンドの計量機の説明
図、第２図は給油ノズルの構造を示す説明図、第３図は
給油ノズルの他の実施例を示す説明図、第４図は計量機
に設けた制御部の説明図である。図中、Ａ；計量機１：給油ポンプ５二給油ノズルｌＯ：誤給油防止用センサ１１：油種識別体１２：制御部

Claims

【特許請求の範囲】１、地下タンクに連通した計量機（Ａ）に、給油ポンプ
（１）を介して給油ノズル（５）を接続してなるガソリ
ンスタンドの計量機において、同計量機の給油ノズル（５）に、誤給油防止用センサ（
１０）を取付けると共に、同センサが検出する油種識別
体（１１）を自動車のガソリン注入口（８）に設け、さらに、同センサ（１０）を制御部（１２）に接続して
、同制御部（１２）によって給油ノズル（５）からの給
油を制御し、自動車への誤給油を防止したことを特徴と
するガソリンスタンドの計量機。２、給油ノズル（５）の誤給油防止用センサ（１０）を
接続した制御部（１２）に、誤給油防止用の警報手段を
接続したことを特徴とする請求項第１項に記載のガソリ
ンスタンドの計量機。