JPH0348865Y2 - - Google Patents
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- JPH0348865Y2 JPH0348865Y2 JP7008088U JP7008088U JPH0348865Y2 JP H0348865 Y2 JPH0348865 Y2 JP H0348865Y2 JP 7008088 U JP7008088 U JP 7008088U JP 7008088 U JP7008088 U JP 7008088U JP H0348865 Y2 JPH0348865 Y2 JP H0348865Y2
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- contacts
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- motor
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
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- 229910000906 Bronze Inorganic materials 0.000 description 2
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
<産業上の利用分野>
本考案は、摺動接点構造に関する。
<従来の技術>
回転体との電気的な接続を行う方法として、絶
縁材料からなる回転体の回転軸を中心とする円周
上に良導体からなる電極板を周設し、この電極板
にりん青銅材などの導電性ばね材からなる接触子
を摺接させるようにした摺動接点構造が知られて
いる。
縁材料からなる回転体の回転軸を中心とする円周
上に良導体からなる電極板を周設し、この電極板
にりん青銅材などの導電性ばね材からなる接触子
を摺接させるようにした摺動接点構造が知られて
いる。
このような摺動接点を用いる機器としては、例
えば、車輌用ワイパモータ装置に組込まれた自動
停止装置が知られている。この装置は、リンク機
構を介してワイパアームを往復駆動するクランク
軸に一体的に設けられており、直流モータにて回
転駆動される減速歯車の軸線方向端面に適宜な回
転角度範囲にわたる電極板を貼着し、この電極板
にケーシング側に固設された一対の接触子を摺接
させ、減速歯車の回転角度に対応してこれら接触
子間の電流が断続することをもつて、規定位置に
てワイパアームを停止させるものである。
えば、車輌用ワイパモータ装置に組込まれた自動
停止装置が知られている。この装置は、リンク機
構を介してワイパアームを往復駆動するクランク
軸に一体的に設けられており、直流モータにて回
転駆動される減速歯車の軸線方向端面に適宜な回
転角度範囲にわたる電極板を貼着し、この電極板
にケーシング側に固設された一対の接触子を摺接
させ、減速歯車の回転角度に対応してこれら接触
子間の電流が断続することをもつて、規定位置に
てワイパアームを停止させるものである。
このような摺動接点に於ける一対の接触子は、
減速歯車の回転軸を中心とする半径方向に沿つて
互いに隣接配置されている。と同時に、減速歯車
上の電極板を含む接触子が摺接する面は、接触子
の円滑な摺接を考慮して同一な平面とされてい
る。そのため、接触子の取付けに緩みが生じた
り、電極板が偏心したりすると、接触子と電極板
との間に異常接触を引起す虞れがある。
減速歯車の回転軸を中心とする半径方向に沿つて
互いに隣接配置されている。と同時に、減速歯車
上の電極板を含む接触子が摺接する面は、接触子
の円滑な摺接を考慮して同一な平面とされてい
る。そのため、接触子の取付けに緩みが生じた
り、電極板が偏心したりすると、接触子と電極板
との間に異常接触を引起す虞れがある。
<考案が解決しようとする課題>
このような不都合が生じないようにするために
は、比較的高い製作精度を要求されたり、あるい
は、誤差を許容し得るような大きなクリアランス
は両接触子の間に設けたりせねばならず、製造コ
ストの高騰あるいは外形寸法の増大などを余儀な
くされる。
は、比較的高い製作精度を要求されたり、あるい
は、誤差を許容し得るような大きなクリアランス
は両接触子の間に設けたりせねばならず、製造コ
ストの高騰あるいは外形寸法の増大などを余儀な
くされる。
本考案は、このような不都合を改善すべくなさ
れたものであり、その主な目的は、接触子と電極
板との間に異常接触を生ずることのないように改
良された摺動接点構造を提供することにある。
れたものであり、その主な目的は、接触子と電極
板との間に異常接触を生ずることのないように改
良された摺動接点構造を提供することにある。
<課題を解決するための手段>
このような目的は、本考案によれば、絶縁体上
に並設されると共に少なくともいずれか一方に電
極板が貼着された2つの軌道面に対し、2つの接
触子がそれぞれ相対的に摺動する摺動接点構造で
あつて、前記電極板が貼着された前記一方の軌道
面に対し、他方の軌道面がより高くなるように前
記2つの軌道面が段違いに形成されていることを
特徴とする摺動接点構造を提供することにより達
成される。
に並設されると共に少なくともいずれか一方に電
極板が貼着された2つの軌道面に対し、2つの接
触子がそれぞれ相対的に摺動する摺動接点構造で
あつて、前記電極板が貼着された前記一方の軌道
面に対し、他方の軌道面がより高くなるように前
記2つの軌道面が段違いに形成されていることを
特徴とする摺動接点構造を提供することにより達
成される。
<作用>
このように、電極板が貼着された一方の軌道面
を他方の軌道面より高くすることにより、2つの
接触子の各々が摺接する面を必要に応じて異なる
平面とすることができる。従つて、芯ずれなどを
生じた際にも、電極板が貼着された一方の側の軌
道面に両接触子が同時に摺接することを防止し得
る。
を他方の軌道面より高くすることにより、2つの
接触子の各々が摺接する面を必要に応じて異なる
平面とすることができる。従つて、芯ずれなどを
生じた際にも、電極板が貼着された一方の側の軌
道面に両接触子が同時に摺接することを防止し得
る。
<実施例>
以下に添付の図面を参照して本考案の好適実施
例について詳細に説明する。
例について詳細に説明する。
第1図は、本考案が適用されたワイパモータ装
置1の取付状態を示している。このワイパモータ
装置1は、車輌のフロントガラス2に付着した雨
水を払拭するためのワイパプレード3aが取付け
られたワイパアーム3bを、リンク機構を介して
駆動するものであり、エンジンルーム内のダツシ
ユボードパネル4に固着されている。
置1の取付状態を示している。このワイパモータ
装置1は、車輌のフロントガラス2に付着した雨
水を払拭するためのワイパプレード3aが取付け
られたワイパアーム3bを、リンク機構を介して
駆動するものであり、エンジンルーム内のダツシ
ユボードパネル4に固着されている。
ワイパモータ装置1とワイパアーム3bとの間
は、図示されていないクランプアーム及びリンク
機構を介して連結されており、ワイパモータ装置
1の回動力により、矢印Aで示す往復運動をワイ
パアーム3bに与えるようにされている。
は、図示されていないクランプアーム及びリンク
機構を介して連結されており、ワイパモータ装置
1の回動力により、矢印Aで示す往復運動をワイ
パアーム3bに与えるようにされている。
ワイパモータ装置1は、第2図に示すように、
直流モータ5と減速装置6とからなり、減速装置
6の最終段歯車7に一体的に結合した出力軸8に
より、前記したクランクアームなどを介してワイ
パアーーム3bを駆動する。
直流モータ5と減速装置6とからなり、減速装置
6の最終段歯車7に一体的に結合した出力軸8に
より、前記したクランクアームなどを介してワイ
パアーーム3bを駆動する。
さて、周知のように、ワイパアーム3bは、回
動途中でスイツチをオフにしても、フロントガラ
ス2の下縁に沿う位置まで回動を継続するように
されている。この規定位置でのワイパアーム3b
の自動停止は、歯車7の端面に貼着された後記す
る電極板11,12と、減速装置6のカバー9に
取付けられた一対の接触子13,14との協働に
より行われる。
動途中でスイツチをオフにしても、フロントガラ
ス2の下縁に沿う位置まで回動を継続するように
されている。この規定位置でのワイパアーム3b
の自動停止は、歯車7の端面に貼着された後記す
る電極板11,12と、減速装置6のカバー9に
取付けられた一対の接触子13,14との協働に
より行われる。
第3図は、自動停止回路の一例を示している。
絶縁材からなる歯車7の端面には、その円周上
を所定角度にわたつて部分的に分断されたシヨー
ト電極板11と、このシヨート電極板11の分断
された部分の内周側に設けられ且つバツテリ15
のマイナス電極にアース接続されたマイナス電極
板12とが、互いに絶縁された状態にて貼着され
ている。また、マイナス電極板12の外周に隣接
する部分は、歯車7の端面が露出した絶縁面16
とされている。
を所定角度にわたつて部分的に分断されたシヨー
ト電極板11と、このシヨート電極板11の分断
された部分の内周側に設けられ且つバツテリ15
のマイナス電極にアース接続されたマイナス電極
板12とが、互いに絶縁された状態にて貼着され
ている。また、マイナス電極板12の外周に隣接
する部分は、歯車7の端面が露出した絶縁面16
とされている。
他方、一対の接触子13,14は、りん青銅材
などからなり、歯車7の回転軸を中心とする半径
方向に沿つて互いに電気的に絶縁された状態にて
隣接配置されており、歯車7の端面に弾発的に摺
接し得るようにされている。
などからなり、歯車7の回転軸を中心とする半径
方向に沿つて互いに電気的に絶縁された状態にて
隣接配置されており、歯車7の端面に弾発的に摺
接し得るようにされている。
ワイパモータ装置1を車室内から操作するため
のワイパスイツチ17は、2つの接点18,19
を有している。これらの接点18,19は、スイ
ツチノブ20を押込んだ状態にて一方のオフ接点
18が閉じると共に他方のオン接点19が開き、
また、スイツチノブ20を引出した状態にて、上
記とは逆にオフ接点18が開くと共にオン接点1
9が閉じるようにされている。
のワイパスイツチ17は、2つの接点18,19
を有している。これらの接点18,19は、スイ
ツチノブ20を押込んだ状態にて一方のオフ接点
18が閉じると共に他方のオン接点19が開き、
また、スイツチノブ20を引出した状態にて、上
記とは逆にオフ接点18が開くと共にオン接点1
9が閉じるようにされている。
これら、両接点18,19の一方の端子は共に
直流モータ5のプラス電極に接続され、また、オ
ン接点19の他方の端子はバツテリ15のプラス
電極に、オフ接点18の他方の端子はマイナス電
極板12に摺接し得る内側接触子13にそれぞれ
接続されている。
直流モータ5のプラス電極に接続され、また、オ
ン接点19の他方の端子はバツテリ15のプラス
電極に、オフ接点18の他方の端子はマイナス電
極板12に摺接し得る内側接触子13にそれぞれ
接続されている。
更に外側接触子14は、バツテリ15のプラス
電極に接続され、また、直流モータ5のマイナス
電極は、バツテリ15のマイナス電極とアース接
続されている。
電極に接続され、また、直流モータ5のマイナス
電極は、バツテリ15のマイナス電極とアース接
続されている。
先ず、スイツチノブ20をオンにすると、オン
接点19側が閉成し、電極板11,12と接触子
13,14との位置関係の如可に拘らず、直流モ
ータ5に対する電源供給回路が成立する。
接点19側が閉成し、電極板11,12と接触子
13,14との位置関係の如可に拘らず、直流モ
ータ5に対する電源供給回路が成立する。
次に、ワイパ作動中に適宜にスイツチノブ20
をオフにすると、オフ接点18側が閉成する。こ
の状態にて、両接触子13,14が共にシヨート
電極板11に摺接する領域に於ては、両接触子1
3,14及びシヨート電極板11を介して直流モ
ータ5に対する電源供給回路が形成されているこ
とから、直流モータ5は回転を続行する。そして
シヨート電極板11が分断した部分にて、外側接
触子14が歯車7の絶縁面16に、内側接触子1
3がマイナス電極板12にそれぞれ接触すると、
直流モータ5に対する電源供給が断たれると同時
に、直流モータ5の両極がマイナス側にて短絡
し、直流モータ5は電磁制動にて急停止する。
をオフにすると、オフ接点18側が閉成する。こ
の状態にて、両接触子13,14が共にシヨート
電極板11に摺接する領域に於ては、両接触子1
3,14及びシヨート電極板11を介して直流モ
ータ5に対する電源供給回路が形成されているこ
とから、直流モータ5は回転を続行する。そして
シヨート電極板11が分断した部分にて、外側接
触子14が歯車7の絶縁面16に、内側接触子1
3がマイナス電極板12にそれぞれ接触すると、
直流モータ5に対する電源供給が断たれると同時
に、直流モータ5の両極がマイナス側にて短絡
し、直流モータ5は電磁制動にて急停止する。
さて、両接触子13,14の摺接面が同一平面
上にある場合には、例えば製造上の誤差などによ
りマイナス電極板12と両接触子13,14との
間に偏心が生じていると、両接触子13,14と
マイナス電極板12との間の半径方向和偏差によ
り、マイナス電極板12に対して両接触子13,
14が同時に接触する虞れがある。
上にある場合には、例えば製造上の誤差などによ
りマイナス電極板12と両接触子13,14との
間に偏心が生じていると、両接触子13,14と
マイナス電極板12との間の半径方向和偏差によ
り、マイナス電極板12に対して両接触子13,
14が同時に接触する虞れがある。
そこで本考案に於ては、第4図に示すように、
マイナス電極板12の外周側の絶縁面16を突出
させ、両接触子13,14の摺接面の間にS寸法
にて示す段差を設けるものとしている。
マイナス電極板12の外周側の絶縁面16を突出
させ、両接触子13,14の摺接面の間にS寸法
にて示す段差を設けるものとしている。
このようにすることにより、両接触子13,1
4とマイナス電極板12とが幾分か相対的に偏心
した場合にも、外側接触子14がマイナス電極板
12に接触することを回避し得る。
4とマイナス電極板12とが幾分か相対的に偏心
した場合にも、外側接触子14がマイナス電極板
12に接触することを回避し得る。
尚、絶縁面16の円周方向の前後の部分16a
は、外側接触子14の円滑な摺接を阻害しないよ
うにするために、幾分か傾斜させることにより滑
らかに一般面と接続するようにされている。
は、外側接触子14の円滑な摺接を阻害しないよ
うにするために、幾分か傾斜させることにより滑
らかに一般面と接続するようにされている。
第5図は、本考案の第2実施例を示しており、
上記した第1実施例に対応する部分には同一の符
号を付してその詳細な説明を省略する。
上記した第1実施例に対応する部分には同一の符
号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施例に於ては、歯車7の端面の内周側に
は、その円周上を所定角度にわたつて部分的に分
断されると共に、バツテリ15のマイナス電極に
アース接続されたマイナス電極板12と、このマ
イナス電極板12の分断された部分を含む外周側
に設けられたシヨート電極板11とが、互いに絶
縁された状態にて貼着されている。また、マイナ
ス電極板12の外周に隣接する部分は、歯車7の
端面が露出した絶縁面16とされている。
は、その円周上を所定角度にわたつて部分的に分
断されると共に、バツテリ15のマイナス電極に
アース接続されたマイナス電極板12と、このマ
イナス電極板12の分断された部分を含む外周側
に設けられたシヨート電極板11とが、互いに絶
縁された状態にて貼着されている。また、マイナ
ス電極板12の外周に隣接する部分は、歯車7の
端面が露出した絶縁面16とされている。
他方、一対の接触子13,14は、上記第1の
実施例と同様に、歯車7の端面に弾発的に摺接し
得るようにされている。
実施例と同様に、歯車7の端面に弾発的に摺接し
得るようにされている。
ワイパスイツチ17の2つの接点18,19の
一方の端子は、共に直流モータ5のマイナス電極
に接続され、オン接点19の他方の端子はバツテ
リ15のマイナス電極とアース接続され、またオ
フ接点18の他方の端子はマイナス電極板12に
摺接し得る内側接触子13に接続されている。
一方の端子は、共に直流モータ5のマイナス電極
に接続され、オン接点19の他方の端子はバツテ
リ15のマイナス電極とアース接続され、またオ
フ接点18の他方の端子はマイナス電極板12に
摺接し得る内側接触子13に接続されている。
更に外側接触子14は、シヨート電極板11の
外周側にのみ摺接し得ると共にバツテリ15のプ
ラス電極に接続され、また、直流モータ5のプラ
ス電極は、バツテリ15ののプラス電極に接続さ
れている。
外周側にのみ摺接し得ると共にバツテリ15のプ
ラス電極に接続され、また、直流モータ5のプラ
ス電極は、バツテリ15ののプラス電極に接続さ
れている。
本第2実施例の場合には、先ず、スイツチノブ
20をオンにすると、オン接点19側が閉成し、
電極板11,12と接触子13,14との位置関
係の如可に拘らず、直流モータ5に対する電源供
給回路が成立する。
20をオンにすると、オン接点19側が閉成し、
電極板11,12と接触子13,14との位置関
係の如可に拘らず、直流モータ5に対する電源供
給回路が成立する。
次に、ワイパ作動中に適宜にスイツチノブ20
をオフにすると、オフ接点18側が閉成する。こ
の状態にて、内側接触子13のみがマイナス電極
板12に摺接する領域に於ては、オフ接点18、
内側接触子13及びマイナス電極板12を介して
直流モータ5に対する電源供給回路が形成されて
いるため、直流モータ5は回転を続行する。そし
てマイナス電極板12が分断した部分にて、外側
接触子14と内側接触子13とが、シヨート電極
板11に同時に接触すると、直流モータ5に対す
る電源供給が断たれると同時に、直流モータ5の
両極がプラス側にて短絡し、、直流モータ5は電
磁制動にて急停止する。
をオフにすると、オフ接点18側が閉成する。こ
の状態にて、内側接触子13のみがマイナス電極
板12に摺接する領域に於ては、オフ接点18、
内側接触子13及びマイナス電極板12を介して
直流モータ5に対する電源供給回路が形成されて
いるため、直流モータ5は回転を続行する。そし
てマイナス電極板12が分断した部分にて、外側
接触子14と内側接触子13とが、シヨート電極
板11に同時に接触すると、直流モータ5に対す
る電源供給が断たれると同時に、直流モータ5の
両極がプラス側にて短絡し、、直流モータ5は電
磁制動にて急停止する。
本実施例の場合も、第6図に示すように、マイ
ナス電極板12の外周側の絶縁面16を突出さ
せ、両接触子13,14の摺接面の間にS寸法に
て示す段差を設けることにより、マイナス電極1
2に外側接触子14が接触することを回避し得
る。
ナス電極板12の外周側の絶縁面16を突出さ
せ、両接触子13,14の摺接面の間にS寸法に
て示す段差を設けることにより、マイナス電極1
2に外側接触子14が接触することを回避し得
る。
[考案の効果]
このように本考案によれば、接触子の変形・回
転部の緩み・電極板の偏心など、製造上の誤差に
基因する作動不良の発生を効果的に排除すること
ができる。従つて、管理精度を緩和することが可
能となり、製造コストを削減する上に効果的であ
る。また、両接触子の間隔をより小さく設定する
ことができ、装置寸法をコンパクト化する上にも
効果的である。
転部の緩み・電極板の偏心など、製造上の誤差に
基因する作動不良の発生を効果的に排除すること
ができる。従つて、管理精度を緩和することが可
能となり、製造コストを削減する上に効果的であ
る。また、両接触子の間隔をより小さく設定する
ことができ、装置寸法をコンパクト化する上にも
効果的である。
第1図は本考案が適用されたワイパモータ装置
が取付けられた車輌の部分的な斜視図であり、第
2図はワイパモータ装置の全体的な斜視図であ
る。第3図は第1の実施例に基づく概略回路図で
あり、第4図は一部切除して示す第1実施例の要
部斜視図である。第5図は第2実施例を示す第3
図と同様な回路図であり、第6図は同じく第4図
と同様な斜視図である。 1……ワイパモータ装置、2……フロントガラ
ス、3a……ワイパブレード、3b……ワイパア
ーム、4……ダツシユボードパネル、5……直流
モータ、6……減速装置、7……歯車、8……出
力軸、9……カバー、11……シヨート電極板、
12……マイナス電極板、13……内側接触子、
14……外側接触子、15……バツテリ、16…
…絶縁面、17……ワイパスイツチ、18……オ
フ接点、19……オン接点、20……スイツチノ
ブ。
が取付けられた車輌の部分的な斜視図であり、第
2図はワイパモータ装置の全体的な斜視図であ
る。第3図は第1の実施例に基づく概略回路図で
あり、第4図は一部切除して示す第1実施例の要
部斜視図である。第5図は第2実施例を示す第3
図と同様な回路図であり、第6図は同じく第4図
と同様な斜視図である。 1……ワイパモータ装置、2……フロントガラ
ス、3a……ワイパブレード、3b……ワイパア
ーム、4……ダツシユボードパネル、5……直流
モータ、6……減速装置、7……歯車、8……出
力軸、9……カバー、11……シヨート電極板、
12……マイナス電極板、13……内側接触子、
14……外側接触子、15……バツテリ、16…
…絶縁面、17……ワイパスイツチ、18……オ
フ接点、19……オン接点、20……スイツチノ
ブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁体上に並設されると共に少なくともいずれ
か一方に電極板が貼着された2つの軌道面に対
し、2つの接触子がそれぞれ相対的に摺動する摺
動接点構造であつて、 前記電極板が貼着された前記一方の軌道面に対
し、他方の軌道面がより高くなるように前記2つ
の軌道面が段違いに形成されていることを特徴と
する摺動接点構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7008088U JPH0348865Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7008088U JPH0348865Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01174889U JPH01174889U (ja) | 1989-12-12 |
JPH0348865Y2 true JPH0348865Y2 (ja) | 1991-10-18 |
Family
ID=31295337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7008088U Expired JPH0348865Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0348865Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-27 JP JP7008088U patent/JPH0348865Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01174889U (ja) | 1989-12-12 |
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