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JPH0344383A - 5―トリフルオロメチル―2―ハロメチルベンゾチアゾール類の製造法 - Google Patents

5―トリフルオロメチル―2―ハロメチルベンゾチアゾール類の製造法

Info

Publication number
JPH0344383A
JPH0344383A JP17952589A JP17952589A JPH0344383A JP H0344383 A JPH0344383 A JP H0344383A JP 17952589 A JP17952589 A JP 17952589A JP 17952589 A JP17952589 A JP 17952589A JP H0344383 A JPH0344383 A JP H0344383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trifluoromethyl
halomethylbenzothiazoles
aminothiophenol
halogenated acetic
inert solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17952589A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Tomota
友田 佳伸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ihara Chemical Industry Co Ltd filed Critical Ihara Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP17952589A priority Critical patent/JPH0344383A/ja
Publication of JPH0344383A publication Critical patent/JPH0344383A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特開昭62−114988号公報に記載され
たオキソフタラジニル酢酸系糖尿病薬等の医薬品の中間
原料として有用な、5−トリフルオロメチル−2−ハロ
メチルベンゾチアゾール類の製造方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 特開昭62−114988号公報において、5−トリフ
ルオロメチル−2−ハロメチルベンゾチアゾール類の製
造方として、4−トリフルオロメチル−2−アミノチオ
フェノールの塩酸塩とCICHsc(Oirt)、を反
応させる方法が提案されている。この方法は目的物が収
率良く得られるものの、使用する4−トリフルオロメチ
ル−2−アミノチオフェノールはそれ自身不安定であり
その塩酸塩は得にくい。また得られたその塩酸塩は、水
に対して非常に溶解性が高く分離や調整が厄介であり、
水の含有が収率に大きく影響する。しかもCIC)12
C(口Bt) sは工業的に製造されているものではな
く、入手が困難でしかも高価なものである。
(発明が解決しようとする課題) 5−トリフルオロメチル−2−ハロメチルベンゾチアゾ
ール類を工業的な方法で、しかも安価に製造する方法が
待ち望まれていた。
(問題を解決するための手段) 本発明者らは、5−トリプルオロメチル−2−ハロメチ
ルベンゾチアゾール類を工業的に製造する方法について
鋭意研究をした結果、以外にも4−トリフルオロメチル
−2−アミノチオフェノールは、メルカプト基の酸性度
が高くなりそれ自身は不安定であるものの、その金属塩
は安定となる。
また不活性溶媒の使用により、不均一反応であるにもか
かわらず上記4−トリフルオロメチル−2−チオフェノ
ール類の金属塩がハロメチル酢酸ハライド類またはハロ
メチル酢酸無水物とスムーズに反応し、5−トリフルオ
ロメチル−2−ハロメチルベンゾチアゾール類が収率良
く得られる。しかも得られた5−トリフルオロメチル−
2−ハロメチルベンゾチアゾール類は以外にも安定であ
ることより重合物の生成を抑え目的の化合物が収率良く
得られることを認め、この知見にもとづいて本発明を完
成した。
即ち本発明は、不活性溶媒の存在下、4−トリフルオロ
メチル−2−チオフェノールの金属塩類とハロゲン化酢
酸ハライド類またはハロゲン化酢酸無水物とを反応させ
、アルカリで処理することを特徴とする、5−トリフル
オロメチル−2−ハロメチルベンゾチアゾール類の製造
方法である。
本発明においては、4−トリフルオロメチル−2−アミ
ノチオフェノールの金属塩類とハロゲン化酢酸ハライド
類またはハロゲン化酢酸無水物を不活性溶媒の存在下反
応させ、アルカリで処理する事により一般式(1)で表
される5−トリフルオロメチル−2−ハロメチルベンゾ
チアゾール類を容易に製造することができる。原料とし
て使用する4−トリフルオロメチル−2−アミノチオフ
ェノールの金属塩としては、周期率表IA族、■A族、
IIIA族、IVA族、IB族、IIB族、II[B族
、IVB族、VB族、VTB族、■B族、■B族等の金
属塩を挙げることができる。なかでも例えばカルシウム
、バリウム、銅、ニッケル、カリウム、ナトリウム、ス
ズ、亜鉛等の使用が好ましい。また、4−トリフルオロ
メチル−2−アミノチオフェノール類の金属塩は、例え
ば4置換−2−アミノベンゼンジスルヒドを濃塩酸中、
金属で還元する等により容易に製造することができるC
 J、 Am、Chem。
Soc、、50.428(1928)] 、 ’b ウ
一方(D[$4 テアルハロゲン化酢酸ハライド類とし
ては、クロロ酢酸クロリド、ブロモ酢酸クロリド、フル
オロ酢酸クロリド、ブロモ酢酸プロミド、フロロ酢酸フ
ロリド等を用いることができる。また、ハロゲン化酢酸
無水物としては、クロロ酢酸無水物、ブロモ酢酸無水物
、フロロ酢酸無水物等を用いても差し支え無い。
使用されるハロゲン化酢酸ハライド類またはハロゲン化
酢酸無水物の使用量は、−投式(1)で表される4置換
−2−アミノチオフェノールの金属塩類基準で同当量以
上、好ましくは1〜2倍当量使用することができる。
また反応温度は0〜200℃の範囲であり、好ましくは
30〜150℃で行うことができ、反応時間は、1〜I
O時間が適当であり、窒素ガス等の不活性ガスの雰囲気
下で行って差し支えない。
さらに本発明において使用する不活性溶媒としては、使
用原料等と反応しない不活性な溶媒なら使用して差し支
えなく、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、クロロ
トルエン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ジクロ
ロトルエン、ジクロロエタン等を挙げることができる。
またその使用量は攪拌ができる量以上あれば良い。
(発明の効果) 本発明において使用する4−トロフルオロメチル−2−
アミノチオフェノ−、ルは、メルカプト基の酸性度が高
いのでそれ自体は不安定であるがその金属塩は安定とな
る。また不均一反応であるにもかかわらず、不活性溶媒
の使用により4−トリフルオロメチル−2−アミノチオ
フェノール類の金属塩とハロゲン化酢酸ハライドまたは
ハロゲン化酢酸無水物とがスムーズに反応する。従って
、特別な装置を使用することなく5−)!!フルオロメ
チルー2−ハロゲン化ベンゾチアゾール類の製造が可能
である。また、ハロゲン化酢酸ハライドまたはハロゲン
化酢酸無水物は工業的に生産されているものであり、入
手が容易でありしかも安価である。また、得られた5−
トリフルオロメチル−2−クロロメチルベンゾチアゾー
ル類は、ベンゼン核が無置換のものと比較して安定であ
る。従って、このような効果があいまって重合等による
収率の低下を抑えて、高収率で5−トリフルオロメチル
−2−ベンゾチアゾールが製造できるようになったもの
であり、工業的製造法として価値の高いものである。
(実施例) 以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 還流冷却器、温度計、攪拌機を備えた11の四つロフラ
スコにビス(4−)リフルオロメチル−2−アミノチオ
フェノール)亜鉛塩60g(0゜133モル)とトルエ
ン300−を加えた。そこへクロロ酢酸クロリド45g
 (0,399モル)を室温で滴下し、次に90℃で2
時間反応させた。
室温まで冷却した後、6%NaHC○、水溶液300−
を少しずつ加えた。トルエン層を分液し100mgの水
で2回水洗、トルエンを留去後残渣を蒸留で精製し、沸
点115℃74□Hgの5−トリフルオロメチル−2−
クロロメチルベンゾチアゾールを56.9g得た。収率
は85%であった。
比較例1 トルエンを使用しないで、他は実施例1と同様に行った
。その結果攪拌が困難であり、原料のかなりの部分が未
反応のまま残った。
比較例2 ビス(4−トリフルオロメチル−2−アミノチオフェノ
ール)亜鉛塩の代わりにビス(2−アミノチオフェノー
ル)亜鉛塩41.9g (0,133モル)を使用し、
以下は実施例1と同様に行った。その結果、沸点115
℃/3..)Igの2−クロロメチルベンゾチアゾール
を21.9g得;/:。収率は45%であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 不活性溶媒の存在下、4−トリフルオロメチル−2−ア
    ミノチオフェノールの金属塩類とハロゲン化酢酸ハライ
    ド類またはハロゲン化酢酸無水物とを反応させ、アルカ
    リで処理することを特徴とする、5−トリフルオロメチ
    ル−2−ハロメチルベンゾチアゾール類の製造方法。
JP17952589A 1989-07-12 1989-07-12 5―トリフルオロメチル―2―ハロメチルベンゾチアゾール類の製造法 Pending JPH0344383A (ja)

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JP17952589A JPH0344383A (ja) 1989-07-12 1989-07-12 5―トリフルオロメチル―2―ハロメチルベンゾチアゾール類の製造法

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JP17952589A Pending JPH0344383A (ja) 1989-07-12 1989-07-12 5―トリフルオロメチル―2―ハロメチルベンゾチアゾール類の製造法

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JP (1) JPH0344383A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BG66101B1 (bg) * 2001-02-16 2011-04-29 Solvay Pharmaceuticals B.V. Метод за получаване на мезилатни пиперазинови производни
CN103232407A (zh) * 2013-04-12 2013-08-07 西陇化工股份有限公司 一种制备2-甲基苯并噻唑衍生物的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BG66101B1 (bg) * 2001-02-16 2011-04-29 Solvay Pharmaceuticals B.V. Метод за получаване на мезилатни пиперазинови производни
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