JPH03253249A - 永久磁石を用いたモータ用回転子 - Google Patents
永久磁石を用いたモータ用回転子Info
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- JPH03253249A JPH03253249A JP2048719A JP4871990A JPH03253249A JP H03253249 A JPH03253249 A JP H03253249A JP 2048719 A JP2048719 A JP 2048719A JP 4871990 A JP4871990 A JP 4871990A JP H03253249 A JPH03253249 A JP H03253249A
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電動モータに使用する回転子に関する。
(従来の技術)
近年の永久磁石として、フェライト系、アルニコ系、希
土類−コバルト系等の永久磁石よりもさらに磁気特性の
優れた希土類−鉄系の磁石が、開発され注目を集めるよ
うになってきている。この希土類−鉄系の永久磁石を利
用したモータ用回転子は公知である。
土類−コバルト系等の永久磁石よりもさらに磁気特性の
優れた希土類−鉄系の磁石が、開発され注目を集めるよ
うになってきている。この希土類−鉄系の永久磁石を利
用したモータ用回転子は公知である。
このような永久磁石を用いたモータ用回転子の組立方法
については、例えば永久磁石を接着剤により接合した保
持器を回転軸に取付ける方法、永久磁石を樹脂射出成形
により回転軸と一体射出成形する方法等が知られている
。前者の接着剤により接着する方法によると、特に、希
土類−鉄系永久磁石は脆弱であるから回転軸に圧入する
と割れやすい欠点がある。
については、例えば永久磁石を接着剤により接合した保
持器を回転軸に取付ける方法、永久磁石を樹脂射出成形
により回転軸と一体射出成形する方法等が知られている
。前者の接着剤により接着する方法によると、特に、希
土類−鉄系永久磁石は脆弱であるから回転軸に圧入する
と割れやすい欠点がある。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、回転軸に永久磁石を固定する方法として
、従来の接着剤による接着方法によると、接着剤が塗布
部分からはみ出し永久磁石表面に付着しやすく、接着硬
化するまで回転軸と永久磁石とを仮固定しなければなら
ず仮固定作業が煩雑となり、接着剤の乾燥に長時間を要
し、がっ接着剤による保持力が相対的に低いので強度不
足になり、接着剤の選定によっては硬化時間の長短があ
り硬化特性のバラツキが生じ、また温度変化に対して機
械的特性が劣り、接着剤の種類によっては自動組立が困
難である等の問題がある。
、従来の接着剤による接着方法によると、接着剤が塗布
部分からはみ出し永久磁石表面に付着しやすく、接着硬
化するまで回転軸と永久磁石とを仮固定しなければなら
ず仮固定作業が煩雑となり、接着剤の乾燥に長時間を要
し、がっ接着剤による保持力が相対的に低いので強度不
足になり、接着剤の選定によっては硬化時間の長短があ
り硬化特性のバラツキが生じ、また温度変化に対して機
械的特性が劣り、接着剤の種類によっては自動組立が困
難である等の問題がある。
また、回転軸の成形と永久磁石の固定とを同時に行なう
従来の一体射出成形法によると、永久磁石の寸法精度に
応じて組立完成品の精度にバラツキが生じ、また、回転
軸の材質が樹脂であるため温度変化に対し機械的特性が
劣り、さらには射出成形による高価な金型が必要となる
等の問題が生じる。
従来の一体射出成形法によると、永久磁石の寸法精度に
応じて組立完成品の精度にバラツキが生じ、また、回転
軸の材質が樹脂であるため温度変化に対し機械的特性が
劣り、さらには射出成形による高価な金型が必要となる
等の問題が生じる。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、簡単な作業で組付けられ永久磁石の接合強度が高
く、組立時に永久磁石が割れにくく、完成品の精度が良
好であり低コストに製造することが可能な永久磁石を用
いたモータ用回転子を提供することを目的とする。
ので、簡単な作業で組付けられ永久磁石の接合強度が高
く、組立時に永久磁石が割れにくく、完成品の精度が良
好であり低コストに製造することが可能な永久磁石を用
いたモータ用回転子を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
そのために、本発明の第1の発明の永久磁石を用いたモ
ータ用回転子は、円筒または円柱状の回転軸と、前記回
転軸の外周に圧入嵌合可能な円筒体と環状ツバ部とを有
する保持器と、前記保持器の前記環状ツバ部側端面に挾
持固定される円筒状の永久磁石とから構成されることを
特徴とする。
ータ用回転子は、円筒または円柱状の回転軸と、前記回
転軸の外周に圧入嵌合可能な円筒体と環状ツバ部とを有
する保持器と、前記保持器の前記環状ツバ部側端面に挾
持固定される円筒状の永久磁石とから構成されることを
特徴とする。
本発明の第2の発明の永久磁石を用いたモータ用回転子
は、前記保持器の前記環状ツバ部側端面に接着剤を塗布
したことを特徴とする。
は、前記保持器の前記環状ツバ部側端面に接着剤を塗布
したことを特徴とする。
(作用)
本発明のモータ用回転子によると、回転軸に圧入嵌合さ
れる保持器の環状ツバ部が円筒状の永久磁石の両端を軸
方向に挾持固定する構成であるから、永久磁石の径方向
の伸縮に自由度がもたされるので、組付は時や温度変化
に伴う熱膨張時に永久磁石が割れにくく、回転軸に永久
磁石の固定が確実になされる。
れる保持器の環状ツバ部が円筒状の永久磁石の両端を軸
方向に挾持固定する構成であるから、永久磁石の径方向
の伸縮に自由度がもたされるので、組付は時や温度変化
に伴う熱膨張時に永久磁石が割れにくく、回転軸に永久
磁石の固定が確実になされる。
永久磁石の両端を保持器の環状ツバ部側端面で挾持する
構成であるから、円筒状の永久磁石の軸方向に圧縮力が
加わっても永久磁石を堅固に固定し、しかも円筒状永久
磁石に割れや亀裂が入りにくいという利点がある。
構成であるから、円筒状の永久磁石の軸方向に圧縮力が
加わっても永久磁石を堅固に固定し、しかも円筒状永久
磁石に割れや亀裂が入りにくいという利点がある。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図〜第3図は、本発明の第1の実施例を示している
。
。
電動モータの円筒状ハウジング内周面に取付けられる固
定子に電磁誘導により起電力を発生させるための回転子
を、第1図および第2図に示す。
定子に電磁誘導により起電力を発生させるための回転子
を、第1図および第2図に示す。
この回転子1は、回転軸1と一対の保持器2.3と永久
磁石4から構成される。回転軸lは、例えばステンレス
鋼からなる円柱棒からなる。
磁石4から構成される。回転軸lは、例えばステンレス
鋼からなる円柱棒からなる。
保持器2と保持器3は、同一形状のもので、円筒体5と
その外周端部に設けられる環状ツバ部6とからなる基円
筒体5の内径は回転軸1の外径と同等もしくは若干小径
に造られており、この円筒体5は圧入により回転軸lの
外周に嵌合固定されティる。環状ツバ部6は、前記円筒
体5とともに例えば樹脂により一体成形されたもので、
その外周端面6aが円筒体5の外径よりも大きく造られ
ており、環状ツバ部側端面6bにより永久磁石4を挾持
する。保持器3は、保持器2と同様の形状なので実質的
に同一の構成部分には同一符号を付し説明を省略する。
その外周端部に設けられる環状ツバ部6とからなる基円
筒体5の内径は回転軸1の外径と同等もしくは若干小径
に造られており、この円筒体5は圧入により回転軸lの
外周に嵌合固定されティる。環状ツバ部6は、前記円筒
体5とともに例えば樹脂により一体成形されたもので、
その外周端面6aが円筒体5の外径よりも大きく造られ
ており、環状ツバ部側端面6bにより永久磁石4を挾持
する。保持器3は、保持器2と同様の形状なので実質的
に同一の構成部分には同一符号を付し説明を省略する。
永久磁石4は、円筒状のもので、その周方向にS極とN
極の総数24極の磁極が軸方向に平行に並べられている
。永久磁石の材質は、希土類−鉄系の永久磁石に限らず
その他の材質の永久磁石であっても良い、永久磁石4の
内周面4aの両端には環状溝8.9が形成されている。
極の総数24極の磁極が軸方向に平行に並べられている
。永久磁石の材質は、希土類−鉄系の永久磁石に限らず
その他の材質の永久磁石であっても良い、永久磁石4の
内周面4aの両端には環状溝8.9が形成されている。
ffi状満8.9はその環状溝内周面8a、9aの内径
が保持器6の環状ツバ部6の外周端面6a外径よりも大
径になっている。つまり隙間δ1が形成されている。
が保持器6の環状ツバ部6の外周端面6a外径よりも大
径になっている。つまり隙間δ1が形成されている。
環状溝8.9の軸方向距離は、保持器2の環状ツバ部6
の肉厚にほぼ等しくなっている。永久磁石4の内周面4
aの内径は、保持器2の円筒体5の外径よりも若干大径
になっており、内周面4aと円筒体5の間に隙間δ、が
形成されている。
の肉厚にほぼ等しくなっている。永久磁石4の内周面4
aの内径は、保持器2の円筒体5の外径よりも若干大径
になっており、内周面4aと円筒体5の間に隙間δ、が
形成されている。
次に、このモータ用回転子の組付について説明すると、
第3図に示すように、まず回転軸lの端部1aに保持器
2を環状ツバ部6側から圧入し、次いで保持器2の円筒
体5に永久磁石4を挿入し、次いで保持器3を円筒体5
側から回転軸1の端部1aから圧入し、保持器2の環状
ツバ部側端面6bと保持器3の環状ツバ部側端面6bと
で永久磁石4の環状溝側端面8bを挾持固定する。
第3図に示すように、まず回転軸lの端部1aに保持器
2を環状ツバ部6側から圧入し、次いで保持器2の円筒
体5に永久磁石4を挿入し、次いで保持器3を円筒体5
側から回転軸1の端部1aから圧入し、保持器2の環状
ツバ部側端面6bと保持器3の環状ツバ部側端面6bと
で永久磁石4の環状溝側端面8bを挾持固定する。
前記実施例の回転子によると、回転軸1に保持器2を圧
入した後、永久磁石4を挿入し、保持器3を圧入するた
め、圧入と挿入という簡単な工程により回転軸1と永久
磁石4の組付作業が容易となる。そして、永久磁石4の
内径、保持器2.3の外径等の寸法誤差、バラツキがあ
ってち、保持器2.3と永久磁石4との間に隙間δ1.
δ2が形成されているため、この隙間δ1.δ2により
永久磁石4に径方向の内圧が過大になるのが抑えられる
ので、永久磁石4の割れ、亀裂の発生が防止される。さ
らに保持器2.3の寸法誤差精度の許容範囲が比較的大
きくとれるので、冷間ブレス加工、射出成形加工などに
より保持器2.3を低コストに製造可能である。保持器
2.3を樹脂に代えて金属で製造することにより、温度
変化に対する機械的特性を高めることも可能である。ま
た回転子の組付時、圧入加工法によるので、組付の自動
化、省力化により工数削減が図られる効果もある。
入した後、永久磁石4を挿入し、保持器3を圧入するた
め、圧入と挿入という簡単な工程により回転軸1と永久
磁石4の組付作業が容易となる。そして、永久磁石4の
内径、保持器2.3の外径等の寸法誤差、バラツキがあ
ってち、保持器2.3と永久磁石4との間に隙間δ1.
δ2が形成されているため、この隙間δ1.δ2により
永久磁石4に径方向の内圧が過大になるのが抑えられる
ので、永久磁石4の割れ、亀裂の発生が防止される。さ
らに保持器2.3の寸法誤差精度の許容範囲が比較的大
きくとれるので、冷間ブレス加工、射出成形加工などに
より保持器2.3を低コストに製造可能である。保持器
2.3を樹脂に代えて金属で製造することにより、温度
変化に対する機械的特性を高めることも可能である。ま
た回転子の組付時、圧入加工法によるので、組付の自動
化、省力化により工数削減が図られる効果もある。
前述した実施例では永久磁石4の固定を保持器2と3の
挾持固定のみにしたが、本発明としては、さらに接着剤
を併用することも可能である。この場合は永久磁石を保
持器に接合する保持力が高められる。保持器2.3の環
状ツバ部側端面6bに接着剤を塗布することにより、接
着剤の外部へのはみだしを防止し、永久磁石4の表面へ
の接着剤の付着を回避することができる。さらに保持器
の一方を回転軸と一体的に成形することもできる。
挾持固定のみにしたが、本発明としては、さらに接着剤
を併用することも可能である。この場合は永久磁石を保
持器に接合する保持力が高められる。保持器2.3の環
状ツバ部側端面6bに接着剤を塗布することにより、接
着剤の外部へのはみだしを防止し、永久磁石4の表面へ
の接着剤の付着を回避することができる。さらに保持器
の一方を回転軸と一体的に成形することもできる。
第4図は、本発明の第2の実施例を示すもので、永久磁
石を固定するために保持器による挾持に加えてキーによ
る回り止めをはかった例である。
石を固定するために保持器による挾持に加えてキーによ
る回り止めをはかった例である。
保持器2の円筒体5の外周面に軸方向にキー突起12を
設けている。このキー突起12に対応して永久磁石4の
内周面にはキー溝13が形成されている。このキー突起
12とキー溝13とが嵌合されると、保持器2.3と永
久磁石4との挾持固定に加えてキー固定が加わるので、
永久磁石4の軸方向の固定は保持器2.3の環状ツバ部
6の圧着によるとともに永久磁石4の回転方向の固定は
、保持器2.3の環状ツバ部側端面6bの剪断摩擦力に
加えてキー突起12とキー溝13との嵌合による固定が
加わる。これにより、永久磁石4の軸移動が阻止される
とともに、永久磁石4の周方向の回転も確実に阻止され
る。保持器2と永久磁石4との間には、その径方向に隙
間δ、およびδ2が形成されるので、永久磁石4は径方
向の内圧を受けにくいため、破損しにくい。
設けている。このキー突起12に対応して永久磁石4の
内周面にはキー溝13が形成されている。このキー突起
12とキー溝13とが嵌合されると、保持器2.3と永
久磁石4との挾持固定に加えてキー固定が加わるので、
永久磁石4の軸方向の固定は保持器2.3の環状ツバ部
6の圧着によるとともに永久磁石4の回転方向の固定は
、保持器2.3の環状ツバ部側端面6bの剪断摩擦力に
加えてキー突起12とキー溝13との嵌合による固定が
加わる。これにより、永久磁石4の軸移動が阻止される
とともに、永久磁石4の周方向の回転も確実に阻止され
る。保持器2と永久磁石4との間には、その径方向に隙
間δ、およびδ2が形成されるので、永久磁石4は径方
向の内圧を受けにくいため、破損しにくい。
第5図は、本発明の第3の実施例を示すもので、永久磁
石を固定するために保持器による挾持に加えてスプライ
ン溝によるスプライン結合をはかった例である。
石を固定するために保持器による挾持に加えてスプライ
ン溝によるスプライン結合をはかった例である。
保持器2の円筒体5の外周面にはスプライン突起14が
設けられている。このスプライン突起14に対応して永
久磁石4の内周面にも図示しないスプライン溝15が形
成され、これらスプライン突起14とスプライン溝15
が嵌り合って回転方向の動きが阻止されている。
設けられている。このスプライン突起14に対応して永
久磁石4の内周面にも図示しないスプライン溝15が形
成され、これらスプライン突起14とスプライン溝15
が嵌り合って回転方向の動きが阻止されている。
第6図は、本発明の第4の実施例を示すもので、永久磁
石の両端面を保持器により挾持固定する例である。
石の両端面を保持器により挾持固定する例である。
永久磁石20は円筒体であり、この円筒体端面20aに
保持器22のツバ部側端面24が当接し圧着されている
。この第4の実施例では、永久磁石20の形状が簡単な
円筒形状であるので永久磁石4の加工が簡単になるとい
う効果がある。
保持器22のツバ部側端面24が当接し圧着されている
。この第4の実施例では、永久磁石20の形状が簡単な
円筒形状であるので永久磁石4の加工が簡単になるとい
う効果がある。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の永久磁石を用いたモータ
用回転子によると、回転軸に対し保持器を介して永久磁
石を軸方向の圧着により挾持固定する構造をとるため、
永久磁石に対し径方向の内圧が作用しにくい構成をとる
ので、永久磁石に割れ等が発生しにくく破損や損傷の発
生を防止するという効果がある。また組付に当たっては
回転軸ヘの保持器の圧入、保持器による永久磁石の挾持
固定という簡単な組立作業をとることができる。
用回転子によると、回転軸に対し保持器を介して永久磁
石を軸方向の圧着により挾持固定する構造をとるため、
永久磁石に対し径方向の内圧が作用しにくい構成をとる
ので、永久磁石に割れ等が発生しにくく破損や損傷の発
生を防止するという効果がある。また組付に当たっては
回転軸ヘの保持器の圧入、保持器による永久磁石の挾持
固定という簡単な組立作業をとることができる。
さらには、従来の接着剤のみによる固定の場合には接着
剤が乾燥するまで長時間を要したが、本発明では、乾燥
時間が不要となり短時間で組付が行なわれるので組付作
業性が向上するとともに、射出成形法に比べて各構成部
品の寸法精度が相対的に低い精度であっても良好な精度
の組付完成品を製造することができるという効果がある
。
剤が乾燥するまで長時間を要したが、本発明では、乾燥
時間が不要となり短時間で組付が行なわれるので組付作
業性が向上するとともに、射出成形法に比べて各構成部
品の寸法精度が相対的に低い精度であっても良好な精度
の組付完成品を製造することができるという効果がある
。
第1図は本発明の第1の実施例による永久磁石を用いた
モータ用回転子を表わす一部切欠き断面図、第2図は永
久磁石取付部を表わす部分斜視図、第3図は組付工程を
説明するための説明図、第4図は本発明の第2の実施例
による保持器と永久磁石を表わす斜視図、第5図は本発
明の第3の実施例を示すもので保持器と永久磁石を表わ
す斜視図、第6図は本発明の第4の実施例を示すもので
永久磁石と保持器の取付部を表わす一部切欠き断面図で
ある。 1 ・・・ 2、3 a b a b δ車 ・ 回転軸、 ・・・保持器。 永久磁石、 円筒体、 環状ツバ部、 環状ツバ部外周面、 環状ツバ部側端面、 環状溝部、 環状溝部内周面、 環状溝部側端面、 ・・・ 隙間。
モータ用回転子を表わす一部切欠き断面図、第2図は永
久磁石取付部を表わす部分斜視図、第3図は組付工程を
説明するための説明図、第4図は本発明の第2の実施例
による保持器と永久磁石を表わす斜視図、第5図は本発
明の第3の実施例を示すもので保持器と永久磁石を表わ
す斜視図、第6図は本発明の第4の実施例を示すもので
永久磁石と保持器の取付部を表わす一部切欠き断面図で
ある。 1 ・・・ 2、3 a b a b δ車 ・ 回転軸、 ・・・保持器。 永久磁石、 円筒体、 環状ツバ部、 環状ツバ部外周面、 環状ツバ部側端面、 環状溝部、 環状溝部内周面、 環状溝部側端面、 ・・・ 隙間。
Claims (2)
- (1)円筒または円柱状の回転軸と、前記回転軸の外周
に圧入嵌合可能な円筒体と環状ツバ部とを有する保持器
と、前記保持器の前記環状ツバ部側端面に挾持固定され
る円筒状の永久磁石とから構成されることを特徴とする
永久磁石を用いたモータ用回転子。 - (2)前記保持器の前記環状ツバ部側端面に接着剤を塗
布したことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石を用
いたモータ用回転子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2048719A JPH03253249A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 永久磁石を用いたモータ用回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2048719A JPH03253249A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 永久磁石を用いたモータ用回転子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03253249A true JPH03253249A (ja) | 1991-11-12 |
Family
ID=12811107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2048719A Pending JPH03253249A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 永久磁石を用いたモータ用回転子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03253249A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001314067A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブラシレスモータ |
JP2010136578A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Asmo Co Ltd | ロータ及びモータ |
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