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JPH03258611A - ヘミング接合部の防錆方法 - Google Patents

ヘミング接合部の防錆方法

Info

Publication number
JPH03258611A
JPH03258611A JP5664090A JP5664090A JPH03258611A JP H03258611 A JPH03258611 A JP H03258611A JP 5664090 A JP5664090 A JP 5664090A JP 5664090 A JP5664090 A JP 5664090A JP H03258611 A JPH03258611 A JP H03258611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
rust preventive
rust
end edge
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5664090A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Imura
井村 明彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP5664090A priority Critical patent/JPH03258611A/ja
Publication of JPH03258611A publication Critical patent/JPH03258611A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用ドア、トランクリッド等のパネルに
おけるヘミング接合部の防錆方法に関する。
(従来の技術) 従来、自動車のドア等はヘミング接合され、その製造工
程を第3図によって説明する。まず、第3図aに示すよ
うにアウタバネ・ル1およびインナパネル2の両パネル
を各々単品でプレス成形した後、第3図すに示すように
アウタパネル1に防錆シークaをビード状に塗布し、次
に第3図Cに示すようにアウタパネルlにインナパネル
2を重合して第3図dのようにヘミング加工を行う。そ
の後前処理及び電着塗装が施され、さらに第3図eのよ
うにアウタパネル1の端縁1aにボデーシラー しかしながら、ヘミング接合部を防錆シークによって完
全に充填するため、塗布量が多すぎると、ヘミング加工
時に防錆シークaがはみ出し、後工程においてボデーシ
ラーbを塗布する際、ンーリングガンをアウタパネルl
の端縁1aに沿って移動させるため、防錆シークaのは
み出し部がしゃまになり端縁1aからはずれる虞れがあ
り、また防錆シークaの塗布量が少ない場合には、ヘミ
ング接合部内部を完全に充填することができず充分な防
錆効果が得られないばかりでなく、防錆7−ラaとボデ
ーシークl)との間に残在した空気が焼付塗装時に膨張
し、ボデーシーク6面にふくれが発生し、著しい場合に
はボデーシー96部に穴があくなとの不具合があった。
この対策として特開昭62−146716号公報に開示
され、第4図及び第5図に示すヘミング接合部の防錆方
法が提案されている。この防錆方法は、第5図に断面を
示すように端部4aに膨出部4bを有する異形断面のフ
ィルム状防錆剤4を第4図aに示すようにインナパネル
2の端縁2aに巻回貼付してこの防錆剤4を貼付したイ
ンナパネル2にアウタパネル1を重合し、この状態で第
4図すに示すようにアウタパネル1の端縁1aが防錆剤
4の膨出部4bに埋め込まれるようにヘミング加工を施
し、しかる後前処理、電着塗装工程における焼付加熱に
より第4図Cに示すように防錆剤4を硬化させアウタパ
ネル1の端縁1aをも防錆剤4により被覆している。
(発明が解決しようとする課題) 」1記従来例によると、インナパネルの端縁に予めフィ
ルム状防錆剤を巻回貼付し、防錆剤を貼付したインナパ
ネルの端縁を巻回折り返すヘミング加工を施すことによ
り、ヘミング接合部における防錆剤の完全充填を図り空
隙のない製品が得られるものの、所定の位置にフィルム
状防錆剤を貼付するには作業に熟練を要し、貼付位置が
ずれたり、またヘミング加工中にずれることがある。フ
ィルム状防錆剤がずれると、第6図にその断面を示すよ
うにフィルム状防錆剤4に形成した膨出部41)とアウ
タパネル1の端縁1a間に間隙Jが生し、燻材塗装工程
で加熱固化させても第7図に示すようにアウタパネル1
の端縁1aを被覆することができす、完全な防錆効果が
期待できず、またフィルム状防錆剤4の断面形が膨出部
4bを有することから特殊な成形型を要し、生産性が悪
く、コストの高騰を招く等の不具合がある。
したがって本発明の目的は、ヘミング接合部の防錆効果
が充分に得られ、しかも生産性向上が図れ、かつ安価に
達成できるヘミング接合部の防錆方法を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 」1記目的を達成する本発明にょるへ□ング接合部の防
錆方法は、フィルム状防錆剤を介装させて第2のパネル
端縁に第1のパネル端縁を巻回折り返して接合するヘミ
ング接合部の防錆方昧において、」二記第1のペネル端
縁に沿って防錆剤層と粘着剤層とから成るフィルム状防
錆剤を巻回貼付し、次に前記第2のパネルを第1のパネ
ルの端縁が突出するように重ね合わせ、続いて第1のパ
ネルの端縁を巻回折り返してヘミング折り曲げ加工を行
い、しかる後前処理、電着塗装工程における焼付加熱に
より前記防錆剤を硬化せしめるものである。
(作用) 予め第1のパネル端縁に沿って粘着剤層を設けたフィル
ム状防錆剤によって巻回貼付し、第2のパネルを第1の
パネルの端縁が突出するように重ね合わせて第1のパネ
ルの端縁を巻回折り返してヘミング加工を行い、更に電
着塗装工程における焼付加熱により防錆剤を硬化するよ
うにしたので、フィルム状防錆剤によりヘミング接合部
に常に一定量挟み込まれ、かつパネルの端縁が予め巻回
貼付されているのでヘミング接合部およびパネルの端縁
が完全に防錆され、更にフィルム状防錆剤をパネルに予
め貼付することからヘミング加工中にずれる虞れがない
(実施例) 以下図面によって本発明におけるヘミング接合部の防錆
方法の一実施例をインナパネルとアウタパネルとをヘミ
ング接合する場合について説明する。
まず第1図に示すようにプレス工程においてプレス成形
した第1のパネルであるアウタパネルlの端縁1aに沿
って例えば第2図に示すようなエポキシ樹脂系材料から
なる防錆剤層3aにアクリル樹脂系材料からなる粘着剤
を塗布した粘着剤層3bを有するフィルム状防錆剤3を
その端縁3cがアウタパネル1の端縁1aより突出する
ように貼付する。
続いて第1図すに示すようにアウタパネル1の端縁1a
より突出しているフィルム状防錆剤3の突出部3dを折
り返し、アウタパネル1の端縁1aを巻回して貼付する
ことにより端縁1aをフィルム状防錆剤3により被覆す
る。
次にフィルム状防錆剤3を貼付したアウタパネル1にこ
れもプレス成形した第2のパネルであるインナパネル2
を第1図Cに示すようにアウタパネル1の端縁1aが突
出するように重合する。
続いてこれらフィルム状防錆剤3を介して重ね合わせた
アウタパネル1及びインナパネル2を第1図dに示すよ
うにヘミング接合する。この際、フィルム状防錆剤3は
粘着剤層3bによってアウタパネル1に接着されている
ので付着位置がずれることはなく、更にアウタパネル1
とインナパネル2との接合部内にはフィルム状防錆剤3
により完全に充填され、かつアウタパネル1の端縁1a
も被覆された状態となる。
次に必要に応じスポット溶接等によりアウタパネル1と
インナパネル2の接合部を溶着する。
しかる後、前処理が施され、電着塗装工程における焼付
加熱、例えば170″Cで30分以上加熱されフィルム
状防錆剤3が硬化し、ヘミング接合部内面及びアウタパ
ネル1の端縁1aが防錆される。この場合フィルム状防
錆剤3はヘミング接合部内に介在する部分とアウタパネ
ル1の端縁1aを被覆する部分が第1図Cに示すように
一体に連続しているため従来のように隙間が生じる余地
がなく充分な防錆対策が行われる。
以上説明した防錆方法に使用するフィルム状防錆剤3は
平坦なフィルム状であってよく、大版のフィルム状の防
錆剤を単に切断することで得られ、従来の異形断面のフ
ィルム状防錆剤に比べ特殊な成形型等を使用することな
く、生産性が高く、安価に得ることができる。なおフィ
ルム状防錆剤3の防錆剤層3aとしては前述したエポキ
シ樹脂系材料の外にウレタン、塩化ビニル等の樹脂であ
ってもよいが、接合部の強度向上及びスポット溶接を施
す場合等を考慮するとエポキシ樹脂系であることが望ま
しい。また粘着剤層3bの材料としては、ゴム系、アク
リル系、シリコン系の樹脂であってもよいが、油面定着
性や耐久性を考慮すると前述のアクリル樹脂系であるこ
とが望ましい。
(効果) 以上説明し、た本発明のヘミング接合部の防錆方法によ
れば予め粘着剤層を有するフィルム状防錆剤によってパ
ネル端縁を巻回貼付し、かつフィルム状防錆剤を介装さ
せてヘミング加工を施すのでパネルの端縁の防錆不完全
を招くことなく、かつヘミング部内における防錆剤の完
全充填が図れ充分な防錆効果が図れるとともに、フィル
ム状防錆剤が平坦であることから、生産性が高く安価に
製品が得られる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例を示す説明図、第2図は
同しく本実施例に係るフィルム状防錆剤の断面説明図、
第3図乃至第7図は従来例の説明図である。 1・・・アウタパネル(第1のパネル)、1a・・・端
縁、2・・・インナパネル(第2のパネル)、3・・・
フィルム状防錆剤、3a・・・防結剤層、3b・・・粘
着剤層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルム状防錆剤を介装させて第2のパネル端縁
    に第1のパネル端縁を巻回折り返して接合するヘミング
    接合部の防錆方法において、上記第1のパネル端縁に沿
    って防錆剤層と粘着剤層とから成るフィルム状防錆剤を
    巻回貼付し、次に前記第2のパネルを第1のパネルの端
    縁が突出するように重ね合わせ、続いて第1のパネルの
    端縁を巻回折り返してヘミング折り曲げ加工を行い、し
    かる後前処理、電着塗装工程における焼付加熱により前
    記防錆剤を硬化せしめることを特徴とするヘミング接合
    部の防錆方法。
  2. (2)防錆剤層がエポキシ樹脂系材料から構成され、粘
    着剤層がアクリル樹脂系材料から構成される請求項1記
    載のヘミング接合部の防錆方法。
JP5664090A 1990-03-09 1990-03-09 ヘミング接合部の防錆方法 Pending JPH03258611A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0483980U (ja) * 1990-11-30 1992-07-21
US10195837B2 (en) * 2012-02-03 2019-02-05 Zephyros, Inc. Production of joints
CN110088216A (zh) * 2016-10-17 2019-08-02 德莎欧洲股份公司 产生密封的折边连接的方法
CN110835502A (zh) * 2018-08-16 2020-02-25 德莎欧洲股份公司 用于产生密封的折边连接的方法

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