Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPH03243844A - Tem観察用試料の作製方法 - Google Patents

Tem観察用試料の作製方法

Info

Publication number
JPH03243844A
JPH03243844A JP3968790A JP3968790A JPH03243844A JP H03243844 A JPH03243844 A JP H03243844A JP 3968790 A JP3968790 A JP 3968790A JP 3968790 A JP3968790 A JP 3968790A JP H03243844 A JPH03243844 A JP H03243844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
sample piece
mark
dummy substrate
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3968790A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takahashi
洋 高橋
Yasaburo Kato
加藤 弥三郎
Kazuhiko Tokunaga
和彦 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3968790A priority Critical patent/JPH03243844A/ja
Publication of JPH03243844A publication Critical patent/JPH03243844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は透過電子顕微鏡(TEM)による断面観察のた
めの試料の作製方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、試料片を2枚のダミー基板で挟んで接着した
後に切断および研磨の工程を経て、所定位置の断面をT
EM観察するための試料を作製する方法であって、試料
片を第1のダミー基板に接着後、試料片の観察すべき所
定位置より第1のダミー基板の裏面に垂直に下した位置
に目印を形成し、その後に第2のダミー基板を接着する
ことによって、第2のダミー基板の接着後の切断の位置
決めが確実かつ容易になる。また、顕微鏡の光軸と同軸
で、試料を挟んで顕微鏡の対物鏡と対向するように設け
られたドリルを用いることによって前記の目印を確実か
つ容易に形成することができる。
〔従来の技術〕
最近では、ICなど半導体デバイスの微細化、高密度化
が進み、製造技術とともに評価技術もますます高精度化
が要求されている。中でもTEMによるデバイスの断面
観察は重要な評価技術の1つとなっている。TEMによ
る断面観察のためには、試料片から観察すべき部分をス
ライスして切出し、更に薄膜化した試料を作製しなけれ
ばならない。以下に、半導体デバイスの試料作製を例と
して、図面を参照して従来法による断面TEM観察用試
料の作製方法を説明する。
第5図は、シリコン基板上に多数の半導体デバイスが設
けられた直方体形状の試料片61を模式的に示したもの
であって、試料片61の一角01を基準点とした座標点
P、(x、y)は観察すべき位置を示す。ここで、距離
X、yは予め測定しておく。この試料片61から、第6
図(a)〜(d)に示す手順で、P1点位置の断面をT
EM観察するための試料が作製される。まず第6図(a
)で示すように、試料片61を2枚のダミー基板62.
63で両面から挟むように接着し固定する。64は接着
層を示す。ここで用いるダミー基板62.63の主面の
寸法は試料片61の主面の寸法とできるだけ等しくして
おく必要がある。次に第6図(b)の点線のように、試
料片61の角○、の直上のダミー基板62の角O1から
測られた距離Xを中心にして両側を切断し、厚さTが例
えば約0.5mmのスライス片を切り出す。次にこのス
ライス片の整形のために第6図(C)に示すように、試
料片とダミー基板との境界線上で、端からyの距離にあ
る位置Pbを中心に円板状に切り出す。切り出された円
板を両面側から厚み方向に機械研磨して薄板化し、さら
にイオンエツチング等の手段により、第6図(d)に示
すようにP、を中心に直径りが例えば約200μmの範
囲を薄膜化してTEM観察用の試料とする。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の従来法における位置決めは、試料
片の主面と用いられるダ≧−基板の主面の寸法の不一致
やダミー基板の接着の際の位置すれなどの原因のために
、ダミー基板の基準点Obから決められる位置Pbは観
察すべき位置P、からずれ易いという欠点があり、この
欠点は微細化の進む半導体デバイスなど高精度の位置決
めが要求される試料の作製においては、特に大きな問題
であった。また、従来法による位置決め作業は非常に手
間がかかり非能率であるという問題もあった。本発明の
課題は、試料片から断面を観察したい位置のTEM試料
を確実かつ容易に切り出せるTEM観察用試料の作製方
法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するために、本発明においては、試料
片を第1のダミー基板上に接着した後、試料片の観察す
べき所定の位置より第1のダミー基板の裏面に垂直に下
した位置に目印を形成し、その後に第2のダミー基板を
接着する。この目印を基準にして位置決めして切断を行
う。また、この目印を確実かつ容易に形成するために、
顕微鏡の光軸と同軸で、試料を挟んで顕微鏡の対物鏡と
対向するように設けられたドリルを用いる。
[作用] 試料片を第1のダミー基板上に接着して固定した後に観
察すべき位置から第1のダミー基板の裏面に垂直に下し
た位置に目印を形成するので、第2の基板を試料の上か
ら接着するときに、目印の位置ずれは生じない。切断工
程における位置決めにはその目印を基準にして行なえる
ので、確実かつ容易となる。また、顕微鏡の対物鏡と対
向するように設けたドリルを用いることによって前記の
目印を容易かつ確実に形成できる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面を用いて説明する。
実施例1 第1図は実施例1で用いた試料片1を模式的に示したも
のであって、試料片1は多数の半導体デバイスを設けら
れたシリコン基板である。ここで点Qaは断面をTEM
観察したい位置を示す。第2図(a)〜(f)は実施例
1の試料作製手順を示す。まず、第2図(a)で示すよ
うに、試料片lを点Q1側を上にして第1のダミー基板
2上にエポキシ系の接着剤を用いて接着して固定する。
4は接着層を示す。次に第2図(b)で示すように点Q
1より第1のダミー基板2の裏面に垂直に下した位置に
極細ドリル6を用いて目印Q、を形成する。ここで用い
た目印形成のためのドリルを第3図で模式的に示す。第
3図で示すように顕微鏡7の光軸と同軸で試料を挟んで
顕微鏡7の対物鏡と対向するように極細ドリル6が設け
られている。
第1のダミー基板2に接着した試料片1を試料片lが上
になるように試料台8の上に載せ、顕微鏡の光軸と試料
片1上の点Q□とを一致させ、致したところで固定具9
で試料を固定し、下に設けられた極細ドリル6を回転さ
せながら第1のダミー基板2の裏面に下からつき当てる
ことによって目印Qbを容易、かつ確実に形成できる。
このようにして目印Qbを形成した後に、第2図(C)
で示すように試料片の上から第2のダミー基板3をエポ
キシ系の接着剤で接着する。5は接着層を示す。次に第
2図(d)で示すように、目印Q、を中心にしてその両
側を切断し、厚さTが約0.5mmのスライス片を切り
出す。次に第2図(e)で示すように、目印Q、からス
ライス面に垂直に直線を下した位置Mから更に試料片1
と第2のダミー基板3との境界線に垂直に下した位置N
を中心にして整形のための円板を切り出す。この円板の
両面を機械研磨して薄板化し、更にイオンエツチングに
よって第2図(f)に示すように中心部の直径りが約2
00μmの範囲を薄膜化して観察したい位置Q3の断面
TEM観察用の試料が得られる。
実施例2 前記の実施例1では観察したい位置が同一試料片上に1
個所ある場合であるが、観察したい位置が複数個所ある
場合についての実施例を以下に説明する。第4図は実施
例1と同様にして、試料片の観察したい位置Q0、Q、
2、Qal、 Qm<に対応してダミー基板の裏面にそ
れぞれ形成された目印Qい、Q b z、Qbff、Q
b4を示す。第4図の中に示した点線のように各目印Q
1、Qbz、Qb3、Q wが中心に入るように切断し
てスライス片を4個切出し、各スライス片をそれぞれ実
施例1と同様に成形した後に薄膜化することによって同
一試料片の観察したいQo、Q1□、Qm3、Qoの断
面TEM観察試料を作業能率よく作製することができる
(発明の効果] 本発明の方法によれば、試料片の観察したい位置に対応
する目印を試料片を固定するように接着したダ旦−基板
の主面に確実かつ容易に形成できるので、切断工程にお
ける位置決めは確実かつ容易となって、観察したい位置
のTEM観察用試料を作業能率よく作製できる。
を示す。第4図は実施例2を説明するための図で、同一
試料片上に複数個所の観察したい位置がある場合のダミ
ー基板上の目印とスライス切断方向の例を示す。第5図
は従来法の説明のための試料片の模式図、第6図は従来
法の試料作製手順を示す図である。
1−−−−−−−−−−−一試料片 2−−−〜−−−−−−−−−−一第1のダミー基板3
−・−・−−−−一−・−第2のダミー基板6−−−−
−−−−−・・・−ドリル
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1で用いた試料片の模式図、第
2図は本発明の実施例1の試料作製手順、第3図は実施
例に係わる目印形成のためのドリル第1図本発明の実施
例1で囲いrこ試料片の模式図第2図本発明の実施例1
の試料作製手順第3図実施例にイ系わる目印形成のr二
ののトリtし第4図 実施例2を説明するr二のの図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料片をダミー基板に接着した後に切断および研磨
    の工程を経て、前記試料片の所定位置の断面をTEM観
    察するための試料を作製する方法において、試料片をダ
    ミー基板の一方の面上に接着後、観察すべき所定位置よ
    り前記ダミー基板の他方の面に垂直に下した位置に目印
    を形成することを特徴とするTEM観察用試料の作製方
    法。 2、顕微鏡の光軸と同軸で、試料片を挟んで前記顕微鏡
    の対物鏡と対向するように設けられたドリルを用いて目
    印を形成することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のTEM観察用試料の作製方法。
JP3968790A 1990-02-22 1990-02-22 Tem観察用試料の作製方法 Pending JPH03243844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3968790A JPH03243844A (ja) 1990-02-22 1990-02-22 Tem観察用試料の作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3968790A JPH03243844A (ja) 1990-02-22 1990-02-22 Tem観察用試料の作製方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03243844A true JPH03243844A (ja) 1991-10-30

Family

ID=12559979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3968790A Pending JPH03243844A (ja) 1990-02-22 1990-02-22 Tem観察用試料の作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03243844A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100382608B1 (ko) * 1998-10-29 2003-06-18 주식회사 하이닉스반도체 투과전자현미경을 위한 시료 제작방법_
KR20030060146A (ko) * 2002-01-07 2003-07-16 삼성전자주식회사 투과 전자 현미경의 시료 제작 방법
KR100722786B1 (ko) * 2001-11-23 2007-05-30 삼성전자주식회사 투과전자현미경 분석용 시료 제작 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100382608B1 (ko) * 1998-10-29 2003-06-18 주식회사 하이닉스반도체 투과전자현미경을 위한 시료 제작방법_
KR100722786B1 (ko) * 2001-11-23 2007-05-30 삼성전자주식회사 투과전자현미경 분석용 시료 제작 방법
KR20030060146A (ko) * 2002-01-07 2003-07-16 삼성전자주식회사 투과 전자 현미경의 시료 제작 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1078738C (zh) 复合式绝缘体上硅薄膜基片及其制作方法
JP4167065B2 (ja) 積層構造を形成するための方法
US3963489A (en) Method of precisely aligning pattern-defining masks
JPH1186251A (ja) 磁気ヘッドの製造方法
US4468857A (en) Method of manufacturing an integrated circuit device
JPH05304306A (ja) 電気・光モジュール及びその製造方法
JPH03243844A (ja) Tem観察用試料の作製方法
US20220336368A1 (en) Alignment method for backside photolithography process
KR100253320B1 (ko) 웨이퍼 테스트용 티이엠 평면시편 및 그 제조방법
EP3914943A1 (en) System, device and method for aligning and attaching optical fibers
JPH07209155A (ja) 試料作製装置及び方法
JPH0824099B2 (ja) 目合わせ装置
CN114284243A (zh) 键合用晶圆、键合结构以及键合方法
JPH06283663A (ja) 半導体チップどうしを整合するための方法
JPH0692927B2 (ja) 微小領域断面観察用試料作成法
JPS63237408A (ja) 半導体デバイス用基板
CN109786495A (zh) 超大规模凝视型红外探测器拼接基板及其制备方法
CN111599676A (zh) 基于多层膜沉积工艺的亚纳米级线宽标准样片的制备方法
CN103698856B (zh) 硅基光纤夹具及制造方法
KR100588639B1 (ko) 웨이퍼 테스트용 투과 전자 현미경 시편 제작 방법
GB2371731A (en) Wafer substrate alignment
JPH02230751A (ja) 結晶方位の同定方法及び本方法を用いて作成した機構デバイス
JP3617903B2 (ja) 成形型およびその製造方法
JPH07254553A (ja) X線マスク構造体とその製造方法、及び該x線マスク構造体を用いたx線露光方法及びx線露光装置と該x線マスク構造体を用いて作製された半導体デバイス及び半導体デバイスの製造方法
KR20030060146A (ko) 투과 전자 현미경의 시료 제작 방법