JPH03134250A - スロットル駆動装置におけるスロットル開度検出方法 - Google Patents
スロットル駆動装置におけるスロットル開度検出方法Info
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- JPH03134250A JPH03134250A JP27126989A JP27126989A JPH03134250A JP H03134250 A JPH03134250 A JP H03134250A JP 27126989 A JP27126989 A JP 27126989A JP 27126989 A JP27126989 A JP 27126989A JP H03134250 A JPH03134250 A JP H03134250A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 6
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 240000005002 Erythronium dens canis Species 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A0発明の目的
(1)産業上の利用分野
本発明は、吸気通路を有する支持体に該吸気通路を開閉
可能に支承されるとともに支持体との間に介装した戻し
ばねにより前記吸気通路を閉じる方向に付勢されたスロ
ットル弁と、入力電気量に応じて作動するモータとの間
に、ソレノイドの通電状態切換に応じて前記モータおよ
びスロットル弁間の連結、遮断を切換可能なドグクラッ
チが介装されるスロットル駆動装置において、スロット
ル開度を精度よく検出するための方法に関する。
可能に支承されるとともに支持体との間に介装した戻し
ばねにより前記吸気通路を閉じる方向に付勢されたスロ
ットル弁と、入力電気量に応じて作動するモータとの間
に、ソレノイドの通電状態切換に応じて前記モータおよ
びスロットル弁間の連結、遮断を切換可能なドグクラッ
チが介装されるスロットル駆動装置において、スロット
ル開度を精度よく検出するための方法に関する。
(2)従来の技術
従来、かかるスロットル駆動装置は、たとえば特公昭4
1−10566号公報等により知られている。
1−10566号公報等により知られている。
(3)発明が解決しようとする課題
上記従来のスロットル駆動装置では、スロットル弁軸に
ポテンショメータ等のスロットル開度検出センサを付設
してスロットル開度を検出するようにしているが、かか
るスロットル開度検出センサは、スロットル開度を精度
よく検出する必要上高価である。
ポテンショメータ等のスロットル開度検出センサを付設
してスロットル開度を検出するようにしているが、かか
るスロットル開度検出センサは、スロットル開度を精度
よく検出する必要上高価である。
ところで、スロットル弁はモータにより駆動されるので
、モータの作動量がスロットル開度に対応することにな
り、該モータの回転角に依存するパルスをカウンタでカ
ウントするようにすると、安価でかつ精度よくスロット
ル開度を検出することが可能である。ところが、ドグク
ラッチにおいて、その動力遮断状態におけるドグとドグ
穴との相対位置が一定に定まるものではないので、ドグ
クラッチが接続状態となってスロットル弁が所望開度ま
で回動駆動されるまでのモータの回転角がドグクラッチ
の遮断、接続の切換毎に異なることになり、モータの回
転角に依存するパルスを単純にカウントするだけでは、
スロットル開度を正確に検出することが困難である。
、モータの作動量がスロットル開度に対応することにな
り、該モータの回転角に依存するパルスをカウンタでカ
ウントするようにすると、安価でかつ精度よくスロット
ル開度を検出することが可能である。ところが、ドグク
ラッチにおいて、その動力遮断状態におけるドグとドグ
穴との相対位置が一定に定まるものではないので、ドグ
クラッチが接続状態となってスロットル弁が所望開度ま
で回動駆動されるまでのモータの回転角がドグクラッチ
の遮断、接続の切換毎に異なることになり、モータの回
転角に依存するパルスを単純にカウントするだけでは、
スロットル開度を正確に検出することが困難である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、モ
ータの回転角に依存するパルスのカウントにより安価に
かつ正確にスロットル弁開度を検出し得るようにしたス
ロットル駆動装置におけるスロットル開度検出方法を提
供することを目的とする。
ータの回転角に依存するパルスのカウントにより安価に
かつ正確にスロットル弁開度を検出し得るようにしたス
ロットル駆動装置におけるスロットル開度検出方法を提
供することを目的とする。
B9発明の構成
(1)課題を解決するための手段
本発明方法によれば、モータを、戻しばねのセットトル
クよりも小さくかつドグクラッチのすべりトルクよりも
大きな初期トルクと、戻しばねのセットトルクよりも大
きな通常トルクとで切換えて電力付勢可能とし、ドグク
ラッチを遮断状態から連結状態とするためのソレノイド
の通電状態切換初期にドグクラッチのドグ穴ピッチから
定まる1ピッチあたりのモータの回転角よりも大きな回
転角だけモータを初期トルクで作動せしめた後、所望の
電気量を付与してモータを通常トルクで作動せしめるよ
うにし、モータの回転角に依存するパルスをカウンタで
カウントしてスロットル開度を検出するとともに該カウ
ンタを前記モータの初期トルクによる作動後にリセット
する。
クよりも小さくかつドグクラッチのすべりトルクよりも
大きな初期トルクと、戻しばねのセットトルクよりも大
きな通常トルクとで切換えて電力付勢可能とし、ドグク
ラッチを遮断状態から連結状態とするためのソレノイド
の通電状態切換初期にドグクラッチのドグ穴ピッチから
定まる1ピッチあたりのモータの回転角よりも大きな回
転角だけモータを初期トルクで作動せしめた後、所望の
電気量を付与してモータを通常トルクで作動せしめるよ
うにし、モータの回転角に依存するパルスをカウンタで
カウントしてスロットル開度を検出するとともに該カウ
ンタを前記モータの初期トルクによる作動後にリセット
する。
(2) 作用
上記方法によると、ドグクラッチを連結状態とすべくソ
レノイドの通電状態を切換えたときには、その切換初期
にモータは初期トルクでドグ穴の1ピッチよりも大きな
回転角だけ作動し、それによリドグクラッチが確実に連
結状態となる。而してドグクラッチが連結状態となって
も前記初期トルクよりも戻しばねのセットトルクの方が
大きいので、スロットル弁は閉弁状態を保ち、この状態
でカウンタがリセットされることによりスロットル弁と
カウンタとの相関がとれたことになり、その後の通常ト
ルクによるモータの回転に伴うパルスをカウンタでカウ
ントすることにより、スロットル開度を精度よく検出す
ることができる。
レノイドの通電状態を切換えたときには、その切換初期
にモータは初期トルクでドグ穴の1ピッチよりも大きな
回転角だけ作動し、それによリドグクラッチが確実に連
結状態となる。而してドグクラッチが連結状態となって
も前記初期トルクよりも戻しばねのセットトルクの方が
大きいので、スロットル弁は閉弁状態を保ち、この状態
でカウンタがリセットされることによりスロットル弁と
カウンタとの相関がとれたことになり、その後の通常ト
ルクによるモータの回転に伴うパルスをカウンタでカウ
ントすることにより、スロットル開度を精度よく検出す
ることができる。
(3)実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図および第2図において、支持体としてのス
ロットルボディ1には、スロットル軸2が軸受3,4を
介して回動自在に支承されており、このスロットル軸2
には、スロットルボディ1に形成されている吸気通路5
を開閉するバタフライ形スロットル弁6が固設される。
、先ず第1図および第2図において、支持体としてのス
ロットルボディ1には、スロットル軸2が軸受3,4を
介して回動自在に支承されており、このスロットル軸2
には、スロットルボディ1に形成されている吸気通路5
を開閉するバタフライ形スロットル弁6が固設される。
スロットル軸2の両端はスロットルボディ1から両側に
それぞれ突出される。スロットルボディ1から突出され
たスロットル軸2の一端側(第1図の右側)には第ルバ
ー7が固定され、またスロットルボディ1から突出した
スロットル軸2の他端側(第1図の左側)には第2レバ
ー8および被動歯車16が固定される。
それぞれ突出される。スロットルボディ1から突出され
たスロットル軸2の一端側(第1図の右側)には第ルバ
ー7が固定され、またスロットルボディ1から突出した
スロットル軸2の他端側(第1図の左側)には第2レバ
ー8および被動歯車16が固定される。
しかも第4レバー7およびスロットルボディ1間には、
第ルバー7すなわちスロットル軸2をスロットル弁閉じ
側に付勢する第1戻しばね10が介装され、また第2レ
バー8とスロットルボディ1との間には第2レバー8す
なわちスロットル軸2をスロットル弁閉じ側に付勢する
第2戻しばね11が介装される。
第ルバー7すなわちスロットル軸2をスロットル弁閉じ
側に付勢する第1戻しばね10が介装され、また第2レ
バー8とスロットルボディ1との間には第2レバー8す
なわちスロットル軸2をスロットル弁閉じ側に付勢する
第2戻しばね11が介装される。
一方、スロットルボディ1には、該スロットルボディ1
から突出したスロットル軸2の他端側を覆うようにして
カバー12が取付けられており、このカバー12にはス
ロットル軸2と平行な軸線を有するステッピングモータ
13が取付けられる。
から突出したスロットル軸2の他端側を覆うようにして
カバー12が取付けられており、このカバー12にはス
ロットル軸2と平行な軸線を有するステッピングモータ
13が取付けられる。
而して、第2レバー8は、ドグクラッチ14を介してス
テッピングモータ13に連結される。すなわちステッピ
ングモータ13の出力軸に設けられた駆動歯車15と、
前記被動歯車16との間にドグクラッチ14が介設され
る。
テッピングモータ13に連結される。すなわちステッピ
ングモータ13の出力軸に設けられた駆動歯車15と、
前記被動歯車16との間にドグクラッチ14が介設され
る。
ドグクラッチ14は、カバー12に固定されるケーシン
グ17と、前記スロットル軸2と平行にしてケーシング
17に回転自在に支承される回転軸18と、前記駆動歯
車15に噛合して回転軸18に固定される入力歯車19
と、被動歯車16に噛合して回転軸18に相対回転自在
に支承される出力歯車20と、回転軸18を囲繞してケ
ーシング17内に固定配置されるソレノイド21と、該
ソレノイド21の励磁時に回転軸18および出力歯車2
0間を連結すべく人、出力歯車19.20間に配置され
る作動板22とを備える。而して該作動板22は、回転
軸18に相対回転不能に支承されるものであり、出力歯
車20の作動板22への対向面には複数のドグ穴20a
が周方向に等間隔をあけて穿設され、作動板22の出力
歯車20への対向面にはそれらのドグ穴20aに嵌合し
得るドグ歯22aが突設されている。したがってソレノ
イド21の励磁に応じて作動板22が出力歯車22側に
吸引されて前記ドグ穴20aにドグ歯22aが嵌合する
ことにより入力歯車19および出力歯車20間が連結さ
れることになる。しかも作動板22は、図示しないばね
により出力歯車20から離反する方向に付勢されており
、ソレノイド21が消磁状態にあるときには作動板22
が出力歯車20から離反してドグクラッチ14は遮断状
態にある。
グ17と、前記スロットル軸2と平行にしてケーシング
17に回転自在に支承される回転軸18と、前記駆動歯
車15に噛合して回転軸18に固定される入力歯車19
と、被動歯車16に噛合して回転軸18に相対回転自在
に支承される出力歯車20と、回転軸18を囲繞してケ
ーシング17内に固定配置されるソレノイド21と、該
ソレノイド21の励磁時に回転軸18および出力歯車2
0間を連結すべく人、出力歯車19.20間に配置され
る作動板22とを備える。而して該作動板22は、回転
軸18に相対回転不能に支承されるものであり、出力歯
車20の作動板22への対向面には複数のドグ穴20a
が周方向に等間隔をあけて穿設され、作動板22の出力
歯車20への対向面にはそれらのドグ穴20aに嵌合し
得るドグ歯22aが突設されている。したがってソレノ
イド21の励磁に応じて作動板22が出力歯車22側に
吸引されて前記ドグ穴20aにドグ歯22aが嵌合する
ことにより入力歯車19および出力歯車20間が連結さ
れることになる。しかも作動板22は、図示しないばね
により出力歯車20から離反する方向に付勢されており
、ソレノイド21が消磁状態にあるときには作動板22
が出力歯車20から離反してドグクラッチ14は遮断状
態にある。
ところでステッピングモータ13の作動は制御手段23
により制御されるものであり、この制御手段23は、第
3図で示すように構成される。
により制御されるものであり、この制御手段23は、第
3図で示すように構成される。
第3図において、アクセルペダル24の踏込み量を検出
するスロットル操作量検出器25と、点火スイッチ26
とが制御手段23に接続されており、制御手段23は、
スロットル操作量検出器25および点火スイッチ26か
らの信号により、ステッピングモータ13の作動および
ソレノイド21の通電状態を制御するとともに、スロッ
トル開度検出器27にスロットル開度に対応した信号を
入力する。またステッピングモータ13は、初期トルク
T0と、その初期トルクT、lIよりも大きな通常トル
クT X2とで切換えて電力付勢可能なものであり、初
期トルクT+c+発生用の初期電源28と、前記通常ト
ルクT。2を発生させるための通常電源29とが、制御
手段23を介してステッピングモータ13に接続される
。
するスロットル操作量検出器25と、点火スイッチ26
とが制御手段23に接続されており、制御手段23は、
スロットル操作量検出器25および点火スイッチ26か
らの信号により、ステッピングモータ13の作動および
ソレノイド21の通電状態を制御するとともに、スロッ
トル開度検出器27にスロットル開度に対応した信号を
入力する。またステッピングモータ13は、初期トルク
T0と、その初期トルクT、lIよりも大きな通常トル
クT X2とで切換えて電力付勢可能なものであり、初
期トルクT+c+発生用の初期電源28と、前記通常ト
ルクT。2を発生させるための通常電源29とが、制御
手段23を介してステッピングモータ13に接続される
。
制御手段23は、ステッピングモータ13にその作動量
を定めるパルスを与えて該ステッピングモータ13を駆
動するモータ駆動回路30と、ステッピングモータ13
と前記初期電源28および通常電源29との接続状態を
切換えるための切換スイッチ31と、スロットル操作量
検出器25の検出値に応じてステッピングモータ13に
付与スるパルスを設定するためのパルス設定回路32と
、常時一定のパルスを発生する初期パルス発生回路33
と、前記モータ駆動回路30とパルス設定回路32およ
び初期パルス発生回路33との接続状態を切換えるため
の切換スイッチ34と、点火スイッチ26からの信号入
力に応じて一定時間だけハイレベルの信号を出力するタ
イマ35と、モータ駆動回路30からステッピングモー
タ13に与えられるパルスをカウントし2てスロットル
開度検出器27に与えるカウンタ36と、点火スイッチ
26からの信号に応じてソレノイド21を励磁するため
のソレノイド励磁回路37とを備える。
を定めるパルスを与えて該ステッピングモータ13を駆
動するモータ駆動回路30と、ステッピングモータ13
と前記初期電源28および通常電源29との接続状態を
切換えるための切換スイッチ31と、スロットル操作量
検出器25の検出値に応じてステッピングモータ13に
付与スるパルスを設定するためのパルス設定回路32と
、常時一定のパルスを発生する初期パルス発生回路33
と、前記モータ駆動回路30とパルス設定回路32およ
び初期パルス発生回路33との接続状態を切換えるため
の切換スイッチ34と、点火スイッチ26からの信号入
力に応じて一定時間だけハイレベルの信号を出力するタ
イマ35と、モータ駆動回路30からステッピングモー
タ13に与えられるパルスをカウントし2てスロットル
開度検出器27に与えるカウンタ36と、点火スイッチ
26からの信号に応じてソレノイド21を励磁するため
のソレノイド励磁回路37とを備える。
切換スイッチ31は、初期電源28に接続される個別接
点31aと、通常電源29に接続される個別接点31b
と、ステッピングモータ13に接続される共通接点31
cとを備え、タイマ35の出力がハイレベルであるとき
に個別接点31aを共通接点31cに導通させ、タイマ
35の出力がローレベルであるときには個別接点31b
を共通接点31cに導通させる。
点31aと、通常電源29に接続される個別接点31b
と、ステッピングモータ13に接続される共通接点31
cとを備え、タイマ35の出力がハイレベルであるとき
に個別接点31aを共通接点31cに導通させ、タイマ
35の出力がローレベルであるときには個別接点31b
を共通接点31cに導通させる。
パルス設定回路32は、アクセルペダル24の踏込み量
に応じた回転角だけステッピングモータ13を回動させ
るだけのパルスを発生するものである。一方、初期パル
ス発生回路33は、ドグクラッチ14においてドグ穴2
0aの1ピッチあたりのステッピングモータ13の回転
角よりもわずかに大きい回転角だけステッピングモータ
13を作動せしめるのに必要な初期パルスを発生するも
のである。而して切換スイッチ34は、初期パルス発生
回路33に接続される個別接点34aと、パルス設定回
路32に接続される個別接点34bと、モータ駆動回路
30に接続される共通接点34cとを備え、この切換ス
イッチ34は、タイマ35の出力がハイレベルであると
きに個別接点34aを共通接点34cに導通させ、タイ
マ35の出力がローレベルであるときには個別接点34
bを共通接点34cに導通させる。
に応じた回転角だけステッピングモータ13を回動させ
るだけのパルスを発生するものである。一方、初期パル
ス発生回路33は、ドグクラッチ14においてドグ穴2
0aの1ピッチあたりのステッピングモータ13の回転
角よりもわずかに大きい回転角だけステッピングモータ
13を作動せしめるのに必要な初期パルスを発生するも
のである。而して切換スイッチ34は、初期パルス発生
回路33に接続される個別接点34aと、パルス設定回
路32に接続される個別接点34bと、モータ駆動回路
30に接続される共通接点34cとを備え、この切換ス
イッチ34は、タイマ35の出力がハイレベルであると
きに個別接点34aを共通接点34cに導通させ、タイ
マ35の出力がローレベルであるときには個別接点34
bを共通接点34cに導通させる。
タイマ35は、エンジン始動時に点火スイッチ26から
ハイレベルの信号が入力されるのに応じて一定時間だけ
ハイレベルの信号を出力するものであり、この一定時間
は、前記初期パルスによる回転角だけステッピングモー
タ13が作動するのに充分な時間に設定される。
ハイレベルの信号が入力されるのに応じて一定時間だけ
ハイレベルの信号を出力するものであり、この一定時間
は、前記初期パルスによる回転角だけステッピングモー
タ13が作動するのに充分な時間に設定される。
またカウンタ36は、モータ駆動回路30から出力され
るパルスをカウントし、そのカウント数に応じた信号を
スロットル開度検出器27に入力するものであるが、乙
のカウンタ36はタイマ35の信号の立ち下がりに応じ
てリセットされる。
るパルスをカウントし、そのカウント数に応じた信号を
スロットル開度検出器27に入力するものであるが、乙
のカウンタ36はタイマ35の信号の立ち下がりに応じ
てリセットされる。
ところで、戻しばね10.11のセットトルクTs、ス
テッピングモータ13の初期トルクTXIおよび通常ト
ルクTx2、ならびにドグクラッチ14のすべりトルク
Tcは、次のような関係を有するように設定される。
テッピングモータ13の初期トルクTXIおよび通常ト
ルクTx2、ならびにドグクラッチ14のすべりトルク
Tcは、次のような関係を有するように設定される。
T w 2 > T s > T X I > T c
次にこの実施例の作用について説明すると、エンジン始
動前にはソレノイド21は消磁されており、スロットル
弁6およびステッピングモータ13間は遮断状態にあり
、ドグクラッチ14においてドグ歯とドグ穴との相対位
置は不定である。
次にこの実施例の作用について説明すると、エンジン始
動前にはソレノイド21は消磁されており、スロットル
弁6およびステッピングモータ13間は遮断状態にあり
、ドグクラッチ14においてドグ歯とドグ穴との相対位
置は不定である。
エンジンを始動すべく点火スイッチ26をON状態にす
ると、ソレノイド21が励磁されるとともにタイマ35
が作動して一定時間だけ該タイマ35からハイレベルの
信号が出力される。これによりモータ駆動回路30には
初期パルス発生回路33が接続され、ステッピングモー
タ13には初期電源28が接続される。これによりドグ
クラッチ14において作動板22はソレノイド21によ
り出力歯車20側に吸引され、モータ駆動回路30は初
期パルス発生回路33からの信号に応じた初期パルスを
ステッピングモータ13に与え、該ステッピングモータ
13は、ドグクラッチ14のドグ穴20aのピッチから
定まる1ピッチあたりの回転角よりも大きな回転角だけ
初期トルク’I”XIで回転作動することになる。而し
てT X I > T cと設定されているので、ソレ
ノイド21により出力歯車20側に吸引されている作動
板22と出力歯車20とはドグ歯22aがドグ穴20a
に嵌合するまで相互にすべり、ドグクラッチ14が連結
状態となる。しかもドグクラッチ14が連結状態となっ
ても、Ts >Ti1lであるので、スロットル弁6は
その閉弁状態を維持したままである。
ると、ソレノイド21が励磁されるとともにタイマ35
が作動して一定時間だけ該タイマ35からハイレベルの
信号が出力される。これによりモータ駆動回路30には
初期パルス発生回路33が接続され、ステッピングモー
タ13には初期電源28が接続される。これによりドグ
クラッチ14において作動板22はソレノイド21によ
り出力歯車20側に吸引され、モータ駆動回路30は初
期パルス発生回路33からの信号に応じた初期パルスを
ステッピングモータ13に与え、該ステッピングモータ
13は、ドグクラッチ14のドグ穴20aのピッチから
定まる1ピッチあたりの回転角よりも大きな回転角だけ
初期トルク’I”XIで回転作動することになる。而し
てT X I > T cと設定されているので、ソレ
ノイド21により出力歯車20側に吸引されている作動
板22と出力歯車20とはドグ歯22aがドグ穴20a
に嵌合するまで相互にすべり、ドグクラッチ14が連結
状態となる。しかもドグクラッチ14が連結状態となっ
ても、Ts >Ti1lであるので、スロットル弁6は
その閉弁状態を維持したままである。
このようにしてドグクラッチ14を遮断状態から連結状
態とする初期には、ドグクラッチ14を連結状態としな
がらスロットル弁6の閉弁状態を維持することができる
。しかも一定時間経過後にタイマ35の出力がローレベ
ルとなると、カウンタ36がリセットされる。したがっ
てスロットル弁6とカウンタ36との間に相関を持たせ
ることができる。
態とする初期には、ドグクラッチ14を連結状態としな
がらスロットル弁6の閉弁状態を維持することができる
。しかも一定時間経過後にタイマ35の出力がローレベ
ルとなると、カウンタ36がリセットされる。したがっ
てスロットル弁6とカウンタ36との間に相関を持たせ
ることができる。
また前記一定時間経過後に、切換ステッピング31.3
4のスイッチング態様が切換ゎり、ステッピングモータ
13に通常電源29が接続されるとともにパルス設定回
路32がモータ駆動回路30に接続される。これにより
アクセルペダル24の踏込み量に応じてステッピングモ
ータ13に付与すべきパルスがパルス設定回路32で設
定され、そのパルスがモータ駆動回路13に付与される
。
4のスイッチング態様が切換ゎり、ステッピングモータ
13に通常電源29が接続されるとともにパルス設定回
路32がモータ駆動回路30に接続される。これにより
アクセルペダル24の踏込み量に応じてステッピングモ
ータ13に付与すべきパルスがパルス設定回路32で設
定され、そのパルスがモータ駆動回路13に付与される
。
したがってステッピングモータ13は、所望の回転角だ
け通常トルクT。2で回転作動することになり、戻しば
ね10.11のセットトルク’rs <通常トルクT+
<2であるので、スロットル弁6が所望の開度まで開弁
作動する。しかもモータ駆動回路30からステッピング
モータ13に付与されるパルスをカウンタ36でカウン
トしているので、そのカウント値に基づいてスロットル
開度検出器27でスロットル開度を得ることができる。
け通常トルクT。2で回転作動することになり、戻しば
ね10.11のセットトルク’rs <通常トルクT+
<2であるので、スロットル弁6が所望の開度まで開弁
作動する。しかもモータ駆動回路30からステッピング
モータ13に付与されるパルスをカウンタ36でカウン
トしているので、そのカウント値に基づいてスロットル
開度検出器27でスロットル開度を得ることができる。
このようにして、ステッピングモータ13に付与するパ
ルスをカウンタ36でカウントして、正確なスロットル
開度を得ることができる。
ルスをカウンタ36でカウントして、正確なスロットル
開度を得ることができる。
以上の実施例では、ソレノイド21の消磁状態で遮断状
態とし、ソレノイド21を励磁することにより遮断状態
から連結状態に切換えるようにしたドグクラッチ14を
取り上げて説明したが、本発明は、ソレノイドの消磁状
態で連結状態であって異常発生時にソレノイドを励磁す
ることにより遮断状態となるドグクラッチを用いたスロ
ットル駆動装置にも適用可能であり、その場合、異常発
生に応じて一旦遮断状態となったドグクラッチを再度連
結状態とするときに、本発明に従うことによりスロット
ル弁とカウンタとの間で相関をとらせることができる。
態とし、ソレノイド21を励磁することにより遮断状態
から連結状態に切換えるようにしたドグクラッチ14を
取り上げて説明したが、本発明は、ソレノイドの消磁状
態で連結状態であって異常発生時にソレノイドを励磁す
ることにより遮断状態となるドグクラッチを用いたスロ
ットル駆動装置にも適用可能であり、その場合、異常発
生に応じて一旦遮断状態となったドグクラッチを再度連
結状態とするときに、本発明に従うことによりスロット
ル弁とカウンタとの間で相関をとらせることができる。
またステッピングモータ13に代えてサーボモータを用
い、そのサーボモータの回転角を検出するエンコーダか
らのパルスをカウンタでカウントするようにしてもよい
。
い、そのサーボモータの回転角を検出するエンコーダか
らのパルスをカウンタでカウントするようにしてもよい
。
C2発明の効果
以上のように本発明によれば、モータを、戻しばねのセ
ットトルクよりも小さくかっドグクラッチのすべりトル
クよりも大きな初期トルクと、戻しばねのセットトルク
よりも大きな通常トルクとで切換えて電力付勢可能とし
、ドグクラッチを遮断状態から連結状態とするためのソ
レノイドの通電状態切換初期にドグクラッチのドグ穴ピ
ッチから定まる1ピッチあたりのモータの回転角よりも
大きな回転角だけモータを初期トルクで作動せしめた後
、所望の電気量を付与してモータを通常トルクで作動せ
しめるようにし、モータの回転角に依存するパルスをカ
ウンタでカウントしてスロットル開度を検出するととも
に該カウンタを前記モータの初期トルクによる作動後に
リセットするので、ドグクラッチを遮断状態から連結状
態とするときに、スロットル弁とカウンタとの間で相関
をとらせ、カウンタによるカウント値により正確なスロ
ットル開度を得ることができる。
ットトルクよりも小さくかっドグクラッチのすべりトル
クよりも大きな初期トルクと、戻しばねのセットトルク
よりも大きな通常トルクとで切換えて電力付勢可能とし
、ドグクラッチを遮断状態から連結状態とするためのソ
レノイドの通電状態切換初期にドグクラッチのドグ穴ピ
ッチから定まる1ピッチあたりのモータの回転角よりも
大きな回転角だけモータを初期トルクで作動せしめた後
、所望の電気量を付与してモータを通常トルクで作動せ
しめるようにし、モータの回転角に依存するパルスをカ
ウンタでカウントしてスロットル開度を検出するととも
に該カウンタを前記モータの初期トルクによる作動後に
リセットするので、ドグクラッチを遮断状態から連結状
態とするときに、スロットル弁とカウンタとの間で相関
をとらせ、カウンタによるカウント値により正確なスロ
ットル開度を得ることができる。
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図はス
ロットル駆動装置の縦断正面図、第2図は第1図におけ
る各構成要素の連結状態を示すための斜視図、第3図は
制御手段の構成を示すブロック図である。 1・・・支持体としてのスロットルボディ、5・・・吸
気通路、6・・・スロットル弁、10.11・・・戻し
ばね、13・・・ステッピングモータ、14・・・ドグ
クラッチ、20a・・・ドグ穴、21・・・ソレノイド
、36・・・カウンタ
ロットル駆動装置の縦断正面図、第2図は第1図におけ
る各構成要素の連結状態を示すための斜視図、第3図は
制御手段の構成を示すブロック図である。 1・・・支持体としてのスロットルボディ、5・・・吸
気通路、6・・・スロットル弁、10.11・・・戻し
ばね、13・・・ステッピングモータ、14・・・ドグ
クラッチ、20a・・・ドグ穴、21・・・ソレノイド
、36・・・カウンタ
Claims (1)
- 吸気通路(5)を有する支持体(1)に該吸気通路(5
)を開閉可能に支承されるとともに支持体(1)との間
に介装した戻しばね(10、11)により前記吸気通路
(5)を閉じる方向に付勢されたスロットル弁(6)と
、入力電気量に応じて作動するモータ(13)との間に
、ソレノイド(21)の通電状態切換に応じて前記モー
タ(13)およびスロットル弁(6)間の連結、遮断を
切換可能なドグクラッチ(14)が介装されるスロット
ル駆動装置において、前記モータ(13)を、戻しばね
(10、11)のセットトルクよりも小さくかつドグク
ラッチ(14)のすべりトルクよりも大きな初期トルク
と、戻しばね(10、11)のセットトルクよりも大き
な通常トルクとで切換えて電力付勢可能とし、ドグクラ
ッチ(14)を遮断状態から連結状態とするためのソレ
ノイド(21)の通電状態切換初期にドグクラッチ(1
4)のドグ穴(20a)ピッチから定まる1ピッチあた
りのモータ(13)の回転角よりも大きな回転角だけモ
ータ(13)を初期トルクで作動せしめた後、所望の電
気量を付与してモータ(13)を通常トルクで作動せし
めるようにし、モータ(13)の回転角に依存するパル
スをカウンタ(36)でカウントしてスロットル開度を
検出するとともに該カウンタ(36)を前記モータ(1
3)の初期トルクによる作動後にリセットすることを特
徴とするスロットル駆動装置におけるスロットル開度検
出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27126989A JPH03134250A (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | スロットル駆動装置におけるスロットル開度検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27126989A JPH03134250A (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | スロットル駆動装置におけるスロットル開度検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03134250A true JPH03134250A (ja) | 1991-06-07 |
Family
ID=17497731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27126989A Pending JPH03134250A (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | スロットル駆動装置におけるスロットル開度検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03134250A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0633804A (ja) * | 1992-07-16 | 1994-02-08 | Hitachi Ltd | 電子スロットル制御装置及び電子スロットル制御システム |
-
1989
- 1989-10-18 JP JP27126989A patent/JPH03134250A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0633804A (ja) * | 1992-07-16 | 1994-02-08 | Hitachi Ltd | 電子スロットル制御装置及び電子スロットル制御システム |
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