JPH03104634A - プラスチック外面被覆鋼管の製造方法 - Google Patents
プラスチック外面被覆鋼管の製造方法Info
- Publication number
- JPH03104634A JPH03104634A JP24259489A JP24259489A JPH03104634A JP H03104634 A JPH03104634 A JP H03104634A JP 24259489 A JP24259489 A JP 24259489A JP 24259489 A JP24259489 A JP 24259489A JP H03104634 A JPH03104634 A JP H03104634A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- layer
- coated
- galvanized
- plastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 53
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 53
- 239000004033 plastic Substances 0.000 title claims abstract description 21
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 title claims abstract description 21
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 12
- 238000005246 galvanizing Methods 0.000 claims abstract description 11
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 claims abstract description 9
- KRVSOGSZCMJSLX-UHFFFAOYSA-L chromic acid Substances O[Cr](O)(=O)=O KRVSOGSZCMJSLX-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims abstract description 7
- AWJWCTOOIBYHON-UHFFFAOYSA-N furo[3,4-b]pyrazine-5,7-dione Chemical compound C1=CN=C2C(=O)OC(=O)C2=N1 AWJWCTOOIBYHON-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 7
- 238000005422 blasting Methods 0.000 claims abstract description 6
- 229920005672 polyolefin resin Polymers 0.000 claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 4
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 4
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract description 12
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract description 12
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 7
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 abstract description 6
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 abstract description 4
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 abstract description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract description 3
- ZCDOYSPFYFSLEW-UHFFFAOYSA-N chromate(2-) Chemical compound [O-][Cr]([O-])(=O)=O ZCDOYSPFYFSLEW-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 11
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 10
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 9
- 229910001335 Galvanized steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 3
- 239000008397 galvanized steel Substances 0.000 description 3
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 3
- -1 Polyethylene Polymers 0.000 description 2
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 150000008064 anhydrides Chemical class 0.000 description 2
- 235000013405 beer Nutrition 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 2
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 2
- 235000014653 Carica parviflora Nutrition 0.000 description 1
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241000243321 Cnidaria Species 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 150000001732 carboxylic acid derivatives Chemical class 0.000 description 1
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 101150016402 fsn-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 229920001903 high density polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000004700 high-density polyethylene Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229920001684 low density polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000004702 low-density polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920001179 medium density polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000004701 medium-density polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000000088 plastic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野]
この発明は、プラス千ンク外面被FW鋼管の製造方法に
関する. [従来技術] 鋼管外面の耐食性を高めた従来のプラスチック外面被F
Htl管トしテハ、F?公昭56−43031号記載の
ものがある.これは第3図のように鋼管21の外面に熱
硬化性樹脂を塗布してブライマー層22を形成し、この
ブライマー層22の表面を変性ポリオレフィン樹脂の融
点以下の温度に加熱した後、このブライマー層22の外
面に変性ポリオレフィン樹脂層23を被覆融着し、次い
でその外面にポリオレフィン樹脂外被24を重ねて被覆
するという方法で製造されるものである.従来のプラス
チック外面被覆鋼管は、上記したような方法で製造され
るので、もっぱら鋼管の外面の耐食性のみを重視し、内
面の耐食性はあまり重視しないような用途、例えば管内
に水を通さない用途、に使用されていた.しかしながら
、消火管等管内に水を通す用途の場合には、管内面の耐
食性も必要となり、このような用途の場合には鋼管の内
面を亜鉛メッキする必要がある.[発明が解決しようと
する課題] しかしながら,鋼管の亜鉛メッキは、通常どぶ漬けとい
われる亜鉛メッキ槽に鋼管全体を浸漬する方法が採用さ
れているので、鋼管は内外面とも亜鉛メッキされてしま
う.そして外面の亜鉛メッキ槽の上に上記したようにポ
リオレフィンを被覆して、プラスチック外面被覆鋼管を
製造しようとしても,亜鉛メッキ層とポリオレフィン被
覆との間の接着性が悪く、第1表に示すように短時日で
接着性が低下するという問題がある.すなわち、第1表
はJIS 0 3469(ポリエチレン被覆鋼管〉
に規定する被覆の接着強度を測定するビール強度試験の
結果であるが、ポリオレフィン被覆の1備輻当たりの引
き剥がし強度が、鋼管にポリオレフィン被覆したものは
、被覆当初23kg/cmから、工5日後も2 2 k
g / exとほとんど変化していないのに対し、亜鉛
メッキ鋼管にポリオレフィン被覆したものは、被覆当初
15kg/cmから、15日後にはO〜3 kg /
cs )と極端に低下するという問題があり、鋼管外面
の耐食性を高めることができなかった。
関する. [従来技術] 鋼管外面の耐食性を高めた従来のプラスチック外面被F
Htl管トしテハ、F?公昭56−43031号記載の
ものがある.これは第3図のように鋼管21の外面に熱
硬化性樹脂を塗布してブライマー層22を形成し、この
ブライマー層22の表面を変性ポリオレフィン樹脂の融
点以下の温度に加熱した後、このブライマー層22の外
面に変性ポリオレフィン樹脂層23を被覆融着し、次い
でその外面にポリオレフィン樹脂外被24を重ねて被覆
するという方法で製造されるものである.従来のプラス
チック外面被覆鋼管は、上記したような方法で製造され
るので、もっぱら鋼管の外面の耐食性のみを重視し、内
面の耐食性はあまり重視しないような用途、例えば管内
に水を通さない用途、に使用されていた.しかしながら
、消火管等管内に水を通す用途の場合には、管内面の耐
食性も必要となり、このような用途の場合には鋼管の内
面を亜鉛メッキする必要がある.[発明が解決しようと
する課題] しかしながら,鋼管の亜鉛メッキは、通常どぶ漬けとい
われる亜鉛メッキ槽に鋼管全体を浸漬する方法が採用さ
れているので、鋼管は内外面とも亜鉛メッキされてしま
う.そして外面の亜鉛メッキ槽の上に上記したようにポ
リオレフィンを被覆して、プラスチック外面被覆鋼管を
製造しようとしても,亜鉛メッキ層とポリオレフィン被
覆との間の接着性が悪く、第1表に示すように短時日で
接着性が低下するという問題がある.すなわち、第1表
はJIS 0 3469(ポリエチレン被覆鋼管〉
に規定する被覆の接着強度を測定するビール強度試験の
結果であるが、ポリオレフィン被覆の1備輻当たりの引
き剥がし強度が、鋼管にポリオレフィン被覆したものは
、被覆当初23kg/cmから、工5日後も2 2 k
g / exとほとんど変化していないのに対し、亜鉛
メッキ鋼管にポリオレフィン被覆したものは、被覆当初
15kg/cmから、15日後にはO〜3 kg /
cs )と極端に低下するという問題があり、鋼管外面
の耐食性を高めることができなかった。
この発明は、従来技術の上述のような問題点を解消し、
内面亜鉛メッキのプラスチック外面被覆鋼管を提供する
ことを目的としている.第 1 表 [課題を解決するための手段] この発明に係るプラスチック外面被覆鋼管の製造方法は
、鋼管の内外面を亜鉛メッキした後、外面の亜鉛メッキ
層をショットプラスl− Lて剥離し、表面粗さをRz
で20〜1 0 0 )t mにした後、この上にクロ
ム酸を(fil1、、さらにこの上にブライマーを塗布
してブライマー簿を形成し、その表面を変性ポリオレフ
ィン樹脂の融点以上の温度に加熱した後、このプライマ
ー層の外面に変性ポリオレフィン樹脂層を被覆融着し、
次いでその外面にポリオレフィン樹脂外被を重ねて被覆
するプラスチック外面被覆鋼管の製造方法である.[作
用] この発明に係るプラスチック外面被覆鋼管の製造方法は
、鋼管の内外面を亜鉛メッキした後、外面の亜鉛メッキ
層をショットブラストして剥離し、表面粗さをRzで2
0〜100μmにした後、この上にクロム酸を塗布し、
さらにこの上にブライマーを塗布してプライマー層を形
威し、その表面を変性ポリオレフィン樹脂の融点以上の
温度に加熱した後、このプライマー層の外面に変性ポリ
オレフィン樹脂層を被覆融着し、次いでその外面にポリ
オレフィン樹脂外被を重ねて被覆するようにしている.
鋼管を亜鉛メッキしたのは、プラスチック外面被Fff
!4管内面の耐食性を向上させようとするものであるが
、鋼管の亜鉛メッキ方法としては鋼管全体を亜鉛メッキ
槽に浸漬するいわゆるとぶ漬けによる方法しかないので
,必然的に鋼管の内外面に亜鉛メッキ層が生成される.
鋼管内面の亜鉛メッキ層は鋼管内面の耐食性を向上させ
るのに有効であるが、鋼管外面の亜鉛メッキ層はその上
に被覆するプライマー層との密着性が悪く耐食性低下の
原因となる.以上のような理由で鋼管外面の亜鉛メッキ
層を剥離してやるのであるが、表面粗さ&Rzで100
μm以下にしなければブライマー層との密着性がよくな
らず、Rzで20μmにするには経済的な面で不利益で
ある。
内面亜鉛メッキのプラスチック外面被覆鋼管を提供する
ことを目的としている.第 1 表 [課題を解決するための手段] この発明に係るプラスチック外面被覆鋼管の製造方法は
、鋼管の内外面を亜鉛メッキした後、外面の亜鉛メッキ
層をショットプラスl− Lて剥離し、表面粗さをRz
で20〜1 0 0 )t mにした後、この上にクロ
ム酸を(fil1、、さらにこの上にブライマーを塗布
してブライマー簿を形成し、その表面を変性ポリオレフ
ィン樹脂の融点以上の温度に加熱した後、このプライマ
ー層の外面に変性ポリオレフィン樹脂層を被覆融着し、
次いでその外面にポリオレフィン樹脂外被を重ねて被覆
するプラスチック外面被覆鋼管の製造方法である.[作
用] この発明に係るプラスチック外面被覆鋼管の製造方法は
、鋼管の内外面を亜鉛メッキした後、外面の亜鉛メッキ
層をショットブラストして剥離し、表面粗さをRzで2
0〜100μmにした後、この上にクロム酸を塗布し、
さらにこの上にブライマーを塗布してプライマー層を形
威し、その表面を変性ポリオレフィン樹脂の融点以上の
温度に加熱した後、このプライマー層の外面に変性ポリ
オレフィン樹脂層を被覆融着し、次いでその外面にポリ
オレフィン樹脂外被を重ねて被覆するようにしている.
鋼管を亜鉛メッキしたのは、プラスチック外面被Fff
!4管内面の耐食性を向上させようとするものであるが
、鋼管の亜鉛メッキ方法としては鋼管全体を亜鉛メッキ
槽に浸漬するいわゆるとぶ漬けによる方法しかないので
,必然的に鋼管の内外面に亜鉛メッキ層が生成される.
鋼管内面の亜鉛メッキ層は鋼管内面の耐食性を向上させ
るのに有効であるが、鋼管外面の亜鉛メッキ層はその上
に被覆するプライマー層との密着性が悪く耐食性低下の
原因となる.以上のような理由で鋼管外面の亜鉛メッキ
層を剥離してやるのであるが、表面粗さ&Rzで100
μm以下にしなければブライマー層との密着性がよくな
らず、Rzで20μmにするには経済的な面で不利益で
ある。
したがって、剥離する程度をRzで20〜100μmと
したのである.このようにして、fa管外而にプライマ
一層、変性ポリオレフィン魔およびポリオレフィン層を
この順に形成するのであるが、これらの方法については
従来のプラスチック外面被覆鋼管の製造方法とは変わっ
ていない.したがって、内面の耐食性が良好であるとと
もに、外面の被覆の接着性が良好なプラスチック外面被
覆fl4管を得ることができる. (実施例] 本発明の1実施例のプラスチック外面被覆鋼管の製造方
法を第1図および第2図により説明する6本発明の1実
施ρjのプラスチック外面披WI鋼管の製造方法は、第
1図のように鋼管1を亜鉛メッキ糟に浸漬して鋼管1の
内外面に亜紹メッキjfl 2 aおよび2bを生戒さ
せた後、シヨ・ν1−ブラスト装評により、第2図のよ
うに外面の亜鉛メッキ珊21〕を表面粗さがRzで20
〜100μmになるまで剥離してやる.そして、この表
而にクロム酸を塗布してクlフメート層3を形成し密着
性を向」二させた後、ブライマー層4を設ける。このプ
ライマー屑4は、例えばエボキシ樹脂等の熱硬化性樹脂
の塗布により形成され、好ましくは性エボキシ樹脂など
の比較的低温で速硬化型の熱硬化樹脂を塗布する.そし
てその塗布方法は次のとおりである.すなわち、表面を
清浄に処理された鋼管が熱硬化樹脂の貯められfSN1
の中を通る。そして、槽の出口においてリング状のゴム
、ブラシ等で鋼管】の外表面に付着した樹脂がしごき落
とされる.こうして鋼管1の外表面に10〜60μmの
厚さの皮膜が形成される. 上記ブライマー層4の外面に変性ボリオレフィン樹脂を
TjlMする6変性ポリオレフィン樹脂とは、不飽和カ
ルボン酸またはその無水物で変性したポリオレフィン樹
詣をいうのであるが、ポリオレフィン樹脂にに不飽和カ
ルボン酸またはその無水物をグラウ+− Lたちのと未
変性ポリオレフィン樹脂をブレンドしたもの等が含まれ
る.そしてベースとなるポリオレフィン樹脂としては具
体的には低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高
密度ポリエチレン、ボリブロビレン、ボリl−ブテン、
ポリ−4−メチル−1−ベンテン、エチレンープロピレ
ン共重合体、エチレンー1ブテン共重合体、プ口ビレン
ー1−ブテン共重合体、およびこれらの混合物等があげ
られる.さらには、この変性ポリオレフィン樹脂層5の
外面にポリオレフィン樹脂外被を重ねて押出被覆し、ポ
リオレフィン樹脂層6を形成する.このようにして製造
したプラスチック外面被覆鋼管のプラスチック樹脂の接
着性について、ビール強度試験を実施下結果を第2表に
示す.この試験に使用した試験材は150AX5.5m
のtA管を亜鉛メッキした後、外面の亜鉛メッキを表面
粗さがRzで20〜100μmになるよでショットブラ
ストで除去し、その上にクロム酸をクロム量で0.1.
g/m”塗布し、その上にブライマー、変性ポリオレフ
ィン樹脂およびポリオレフィン樹脂の各層をこの順に形
威したものである.第2表 第2表から分かるように過酷な条件下においても密着力
の低下は認められない。
したのである.このようにして、fa管外而にプライマ
一層、変性ポリオレフィン魔およびポリオレフィン層を
この順に形成するのであるが、これらの方法については
従来のプラスチック外面被覆鋼管の製造方法とは変わっ
ていない.したがって、内面の耐食性が良好であるとと
もに、外面の被覆の接着性が良好なプラスチック外面被
覆fl4管を得ることができる. (実施例] 本発明の1実施例のプラスチック外面被覆鋼管の製造方
法を第1図および第2図により説明する6本発明の1実
施ρjのプラスチック外面披WI鋼管の製造方法は、第
1図のように鋼管1を亜鉛メッキ糟に浸漬して鋼管1の
内外面に亜紹メッキjfl 2 aおよび2bを生戒さ
せた後、シヨ・ν1−ブラスト装評により、第2図のよ
うに外面の亜鉛メッキ珊21〕を表面粗さがRzで20
〜100μmになるまで剥離してやる.そして、この表
而にクロム酸を塗布してクlフメート層3を形成し密着
性を向」二させた後、ブライマー層4を設ける。このプ
ライマー屑4は、例えばエボキシ樹脂等の熱硬化性樹脂
の塗布により形成され、好ましくは性エボキシ樹脂など
の比較的低温で速硬化型の熱硬化樹脂を塗布する.そし
てその塗布方法は次のとおりである.すなわち、表面を
清浄に処理された鋼管が熱硬化樹脂の貯められfSN1
の中を通る。そして、槽の出口においてリング状のゴム
、ブラシ等で鋼管】の外表面に付着した樹脂がしごき落
とされる.こうして鋼管1の外表面に10〜60μmの
厚さの皮膜が形成される. 上記ブライマー層4の外面に変性ボリオレフィン樹脂を
TjlMする6変性ポリオレフィン樹脂とは、不飽和カ
ルボン酸またはその無水物で変性したポリオレフィン樹
詣をいうのであるが、ポリオレフィン樹脂にに不飽和カ
ルボン酸またはその無水物をグラウ+− Lたちのと未
変性ポリオレフィン樹脂をブレンドしたもの等が含まれ
る.そしてベースとなるポリオレフィン樹脂としては具
体的には低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高
密度ポリエチレン、ボリブロビレン、ボリl−ブテン、
ポリ−4−メチル−1−ベンテン、エチレンープロピレ
ン共重合体、エチレンー1ブテン共重合体、プ口ビレン
ー1−ブテン共重合体、およびこれらの混合物等があげ
られる.さらには、この変性ポリオレフィン樹脂層5の
外面にポリオレフィン樹脂外被を重ねて押出被覆し、ポ
リオレフィン樹脂層6を形成する.このようにして製造
したプラスチック外面被覆鋼管のプラスチック樹脂の接
着性について、ビール強度試験を実施下結果を第2表に
示す.この試験に使用した試験材は150AX5.5m
のtA管を亜鉛メッキした後、外面の亜鉛メッキを表面
粗さがRzで20〜100μmになるよでショットブラ
ストで除去し、その上にクロム酸をクロム量で0.1.
g/m”塗布し、その上にブライマー、変性ポリオレフ
ィン樹脂およびポリオレフィン樹脂の各層をこの順に形
威したものである.第2表 第2表から分かるように過酷な条件下においても密着力
の低下は認められない。
本発明の実1i1PAのプラスチック外而被覆鋼管の製
造方法においては、プラスチック外面披FW鋼管が上記
したようにして製造されるので、鋼管内面の耐食性が良
好で、鋼管外面のプラス千ンク樹脂の接着性もよいプラ
ス千ンク外面被覆鋼管を得ることができる. [発明の効果] この発明により、内外面とも耐食性の良好なブラスチッ
ク外面被覆鋼管を得ることができる6
造方法においては、プラスチック外面披FW鋼管が上記
したようにして製造されるので、鋼管内面の耐食性が良
好で、鋼管外面のプラス千ンク樹脂の接着性もよいプラ
ス千ンク外面被覆鋼管を得ることができる. [発明の効果] この発明により、内外面とも耐食性の良好なブラスチッ
ク外面被覆鋼管を得ることができる6
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例のプラスチック外面被覆鋼管
を製造する過程で製造した亜鉛メッキ鋼管の断面図、第
2図は本発明の1実施例の製造プJ法で製造したプラス
チック外面被覆鋼管の断面図、第3図は従来のプラスチ
ック外面被覆鋼管の断面図である. 1・・・鋼管,2a,2b・・亜鉛メッキ層、3 ・ク
ロメート層、4・・・プライマー層、5 ・変性ポリオ
レフィン層、 6 ボリオレフィン層.
を製造する過程で製造した亜鉛メッキ鋼管の断面図、第
2図は本発明の1実施例の製造プJ法で製造したプラス
チック外面被覆鋼管の断面図、第3図は従来のプラスチ
ック外面被覆鋼管の断面図である. 1・・・鋼管,2a,2b・・亜鉛メッキ層、3 ・ク
ロメート層、4・・・プライマー層、5 ・変性ポリオ
レフィン層、 6 ボリオレフィン層.
Claims (1)
- 鋼管の内外面を亜鉛メッキした後、外面の亜鉛メッキ
層をショットブラストして剥離し、表面粗さをRzで2
0〜100μmにした後、この上にクロム酸を塗布し、
さらにこの上にプライマーを塗布してプライマー層を形
成し、その表面を変性ポリオレフィン樹脂の融点以上の
温度に加熱した後、このプライマー層の外面に変性ポリ
オレフィン樹脂層を被覆融着し、次いでその外面にポリ
オレフィン樹脂外被を重ねて被覆することを特徴とする
プラスチック外面被覆鋼管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1242594A JP2893749B2 (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | プラスチック外面被覆鋼管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1242594A JP2893749B2 (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | プラスチック外面被覆鋼管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03104634A true JPH03104634A (ja) | 1991-05-01 |
JP2893749B2 JP2893749B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=17091372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1242594A Expired - Lifetime JP2893749B2 (ja) | 1989-09-19 | 1989-09-19 | プラスチック外面被覆鋼管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2893749B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06340027A (ja) * | 1993-06-01 | 1994-12-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ポリオレフィン樹脂被覆鋼管 |
JPH10211671A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-11 | Nippon Steel Corp | 地下河川トンネル用シールドセグメントの防食方法 |
KR100587569B1 (ko) * | 2005-11-15 | 2006-06-08 | (주)유성티엔에스 | 강관의 도장처리 시스템 |
WO2010008025A1 (ja) * | 2008-07-16 | 2010-01-21 | 新日本製鐵株式会社 | 内面ポリオレフィン被覆鋼管の製造方法 |
JP2016032874A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | Jfeスチール株式会社 | ポリエチレン被覆鋼管及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-09-19 JP JP1242594A patent/JP2893749B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06340027A (ja) * | 1993-06-01 | 1994-12-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ポリオレフィン樹脂被覆鋼管 |
JPH10211671A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-11 | Nippon Steel Corp | 地下河川トンネル用シールドセグメントの防食方法 |
KR100587569B1 (ko) * | 2005-11-15 | 2006-06-08 | (주)유성티엔에스 | 강관의 도장처리 시스템 |
WO2010008025A1 (ja) * | 2008-07-16 | 2010-01-21 | 新日本製鐵株式会社 | 内面ポリオレフィン被覆鋼管の製造方法 |
JP2010023142A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Nippon Steel Corp | 内面ポリオレフィン被覆鋼管の製造方法 |
JP4691141B2 (ja) * | 2008-07-16 | 2011-06-01 | 新日本製鐵株式会社 | 内面ポリオレフィン被覆鋼管の製造方法 |
CN102089120A (zh) * | 2008-07-16 | 2011-06-08 | 新日本制铁株式会社 | 内表面聚烯烃覆盖钢管的制造方法 |
KR101279334B1 (ko) * | 2008-07-16 | 2013-06-26 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 내면 폴리올레핀 피복 강관의 제조 방법 |
JP2016032874A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | Jfeスチール株式会社 | ポリエチレン被覆鋼管及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2893749B2 (ja) | 1999-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2004011231A1 (ja) | 樹脂ライニング鋼管およびその製造方法 | |
JPS59222275A (ja) | 金属表面の被覆方法 | |
JPH03104634A (ja) | プラスチック外面被覆鋼管の製造方法 | |
JP4742950B2 (ja) | 水配管用内面被覆鋼管 | |
JP2000190422A (ja) | ポリオレフィン被覆鋼材 | |
JP2009072768A (ja) | 内面被覆鋼管の製造方法 | |
JPH10264308A (ja) | ポリオレフィン被覆鋼管とその製造方法 | |
JPH0397547A (ja) | プラスチック外面被覆鋼管の製造方法 | |
WO2006054731A1 (ja) | 樹脂ライニング鋼管およびその製造方法 | |
JPH0397546A (ja) | プラスチック外面被覆鋼管およびその製造方法 | |
JP4321262B2 (ja) | 防食性に優れたプライマー下地樹脂被覆鋼管の製造方法 | |
JPH0911398A (ja) | ステンレス鋼管における耐食性及び耐飛石性樹脂被覆構造 | |
JPS5496571A (en) | Method of coating steel pipe with plastics | |
JP2003294174A (ja) | 樹脂ライニング鋼管およびその製造方法 | |
JP5359098B2 (ja) | 水配管用内面被覆鋼管 | |
JPH1028928A (ja) | ポリオレフィン被覆鋼材 | |
JPH08197635A (ja) | 多層保護被覆鋼管 | |
JP2007268796A (ja) | 水配管用内面被覆鋼管 | |
KR100356909B1 (ko) | 피복파형강관용피복강판제조방법 | |
JPS60116758A (ja) | 防食鋼矢板およびその製造方法 | |
JPH0858023A (ja) | ポリエチレン被覆金属管の製造方法 | |
JPS6055156A (ja) | 樹脂被覆防食鉄筋とその製造方法 | |
JPH0280243A (ja) | 被覆鋼管材における被覆形成方法 | |
JP3327177B2 (ja) | ポリオレフィン被覆鋼管 | |
JPS5830375A (ja) | 銅表面へのフツ素樹脂被膜の形成方法 |