JPH0279670A

JPH0279670A - 網目版画像走査記録装置

Info

Publication number: JPH0279670A
Application number: JP63232789A
Authority: JP
Inventors: Toshio Kasamatsu; 笠松　敏雄; Takuya Yamaguchi; 卓也山口
Original assignee: Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date: 1988-09-16
Filing date: 1988-09-16
Publication date: 1990-03-20
Also published as: US5357344A; DE68926987T2; EP0359266B1; DE68926987D1; EP0359266A3; JPH0572152B2; EP0359266A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、カラースキャナなどの画像走査記録装置に係
り、特に、電子的に網点信号を発生させる手段を備えた
網目版画像走査記録装置に関する。

〈従来の技術〉従来、この種の網目版画像走査記録装置として、第３図
に示すような装置が知られている。

この装置は、被複製カラー原画１を装着した原画ドラム
２と、写真フィルム等の感光材料４を装着した記録ドラ
ム５とを、それぞれモータ３及び６により同期的に回転
駆動し、原画ドラム２側にはピックアップヘッド７を、
記録ドラム５側には露光ヘッド８を、それぞれモータ９
及び１０により駆動される送りネジ１１及び１２により
、各ドラムの軸線方向に駆動して、原画ｌ及び感光材料
４を線順次に走査する。

記録走査側のモータ６及び１０には、それぞれロータリ
エンコーダ１３及び１４が付設されて、記録ドラム５の
回転角度量、及び露光ヘッド８の移動量に比例するクロ
ックパルスを出力する。

ピックアップヘッド７には、色分解光電手段が内蔵され
、原画１の被走査点の色調及び濃度に応じて、赤（Ｒ）
、緑（Ｇ）、青（Ｂ）の色分解画像信号を出力する。こ
の色分解画像信号は、色修正及び階調修正用の色演算回
路１５に入力して、黄（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）、シアン
（Ｃ）、墨（Ｋ）の記録用画像信号に変換され、記録側
に送られる。

一方、記録ドラム５に連動するロータリエンコーダ１３
は、その出力パルス数を主走査方向の位置信号にとして
、また、露光へラド８に連動するロークリエンコーダ１
４（これはリニアエンコーダであってもよい）は、同じ
く副走査方向の位置信号りとして、それぞれの信号に、
Ｌを座標値発生回路１６に入力させる。座標値発生回路
１６は、これらの入力に基づいて、記録側走査における
露光ピクセルを最小単位とする露光記録の座標値（Ｕ、
　　Ｖ）を発生する。

この座標値（Ｕ、　　Ｖ）は、アドレス発生回路１７に
入力して、次段のパターンメモ１月８に書き込まれてい
る網目パターンに対する読み出しアドレス信号に変換さ
れる。

パターンメモ１月８は、ボケ網点（網目パターン）の分
布濃度値を、Ｙ、Ｍ、Ｃ，にの各色版ごとに、前記のア
ドレスに対応させて書き込んであり、アドレス発生回路
１７により指定されるアドレスにより、各網目パターン
が、順次読み出される。

パターンメモ嘗月８から読み出された各網目パターンは
比較器１９に入力して、原画走査側からの記録用画像信
号Ｙ、　Ｍ、　　Ｃ，Ｋとそれぞれ比較され、画像信号
のレベルに応じて各露光ピクセルごとに、露光するかし
ないかが決定され、網点信号として出力される。比較器
１９の出力は光ビーム変調信号として露光ヘッド８に入
力し、この変調信号によって光ビームがＯＮ１０　Ｆ　
Ｆ制御されることにより、原画の色分解画像が感光材料
４に走査記録される。

なお、上記ロークリエンコーダ１３．１４および座標値
発生回路１６は位置情報作成手段を構成し、アドレス発
生回路１７．パターンメモリ１８および比較器１９は第
１発生手段を構成する。

〈発明が解決しようとする課題〉しかしながら、上述した従来装置は、各色版ごとに網角
度の異なる綱目パターンＣ網点信号、）を使用して走査
記録することはできるが、同−板肉では網目パターンを
変えることができないため、階調部とベタ部とで異なる
網目パターン（Ｍ４点信号）を使用する必要のある印刷
分野では、次のような問題点が指摘されている。

以下、グラビア印刷の場合を例にとって、その問題点を
具体的に説明する。

グラビア印刷のうち、特に、網グラビア印刷の製版工程
では、同−原画内の階調部とベタ部とでは、網角度の異
なる色版を使用している。すなわち、階調部では、印刷
物にモアレ縞が生じないようにするために、Ｙ、Ｍ、Ｃ
，にの各版をそれぞれ異なる網角度に設定している。

一方、網点パーセントがおよそ５５〜７５％程度のいわ
ゆるヘタ部において、各色版の網角度を階調部のそれと
同様に設定した場合、網グラビア印刷の際に、インクを
掻き落とすためのドクターと呼ばれる掻き取り板刃が、
色版によってはセルを区ぎしている土手と呼ばれる区画
凸部と同じあるいは近い方向に並ぶことがあるため、イ
ンクの掻き取りが不充分になり、印刷物のベタ部分に“
およぎ（モツトリング）″と呼ばれるインクのムラが生
じやすくなる。そこで、ベタ部では、前記ドクターと土
手部とが４５°の角度になるように、各色版を全て４５
″の網角度にして、前記“およぎ　”が生じないように
している。

そのため、このような網グラビア印刷分野に従来の網目
版画像走査記録装置を導入した場合、階調部については
、この装置を使用して製版することはできるが、ベタ部
については手作業によって各色版を４５°の網角度に設
定して、これらの版を階調部の色版と合成するという煩
雑な作業を行う必要があり、製版工程の効率化を充分図
ることができないという問題点がある。

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、同−原画内のベタ部と階調部とで異なる網点信号を
使用して走査記録できる網目版画像走査記録装置を提供
することを目的としている。

く課題を解決するための手段〉本発明は、上記目的を達成するために、次のような構成
をとる。

即ち、本発明に係る°網目版画像走査記録装置は、記録
側走査の位置情報を作成する位置情報作成手段と、前記
位置情報に基づくと共に画像信号に応じた階調部用の第
１Ｍ４魚信号を出力する第１発生手段と、を備えた網目
版画像走査記録装置において、画像信号中のベタ部を検
出するベタ部検出手段と、前記位置情報に基づいてヘタ
部用の第２１ｉ１点信号を出力する第２発生手段と、前
記第１１４魚信号と前記第２網点信号とをそれぞれ与え
られ、前記ベタ部検出手段からの信号に基づいて、前記
両網点信号の一方を選択して、これを光ビーム変調信号
として出力する選択手段と、を備えたことを特徴として
いる。

く作用〉本発明によれば、原画内の階調部が走査されている通常
時においては、第１発生手段から階調部用の第１網点信
号が出力され、これが選択手段を介して光ビーム変調信
号として出力される。一方、原画内のベタ部がベタ部検
出手段によって検出されると、選択手段が切り換えられ
る結果、第２発生手段から出力されたベタ部用の第２網
点信号が、前記選択手段を介して光ビーム変調信号とし
て出力される。

〈実施例〉以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

Ｕ凱第１図は、本発明の第１実施例に係る網目版画像走査記
録装置の要部の構成を示したブロック図である。

同図において、従来例に係る第３図に示した符号と同一
の符号の各部は、従来例と同様の構成部分であるから、
ここでの説明は省略し、また、原画ドラム２及び記録ド
ラム５の周辺は図示を省略している。

図中、ロークリエンコーダ１３．１４および座標値発生
回路１６は本発明における位置情報作成手段Ａに、アド
レス発生回路１７．パターンメモリ１８および比較器１
９は第１発生手段Ｂに、それぞれ対応している。

ベタ部設定スイッチ２０は、色演算回路１５から出力さ
れた記録用の画像信号Ｓのうち、ベタ部（グラビア印刷
においては網点５５〜７５％程度）に相当する信号レベ
ルを指定するためのものである。ただし、ペタ部設定ス
イッチ２０によって設定されるレベルは任意であり、例
えば、網点７５％以上の信号レベルをベタ部とみなすよ
うに設定することも可能である。

比較器２１は、ベタ部設定スイッチ２０で設定されたベ
タ部設定レベルと、画像信号Ｓのレベルとを比較するこ
とにより、画像信号Ｓが前記ベタ部設定しヘル以上の濃
度レベルである場合にベク部検出信号を出力する。上述
したベタ部設定スイッチ２０及び比較器２１は、本発明
におけるベタ部検出手段りに対応している。

アドレス発生回路１７とともに、座標値発生回路１６か
ら露光位置の座標値（Ｕ、Ｖ）を与えられるアドレス発
生回路２２は、この座標値（Ｕ、Ｖ）に基づき、次段の
パターンメモリ２３に書き込まれているベタ部用の網目
パターン信号（第２１４魚信号）に対する読み出し用ア
ドレスを出力する。パターンメモリ２３は、網グラビア
印刷のへ夕部用の網目パターンとして、網角度がほぼ４
５°の各色版共通の網目パターン（第２網点信号）を記
憶している。上述したアドレス発生回路２２及びパター
ンメモリ２３は、本発明における第２発生手段Ｅに対応
する。

選択回路２４は、比較器２１の出力信号に基づいて、比
較器１９の出力（第１網点信号）またはパターンメモリ
２３からの網目パターン信号（第２網点信号）のいずれ
かを選択するもので、本発明における選択手段Ｆに対応
する。すなわち、原画中の階調部が走査されている場合
、そのときの画像信号Ｓのレベルはベタ部設定レベルよ
りも小さいから、選択回路２４は比較器１９の出力を選
択して、この出力信号を階調部用の光ビーム変調信号と
して、露光へラド８（第３図）に出力する。一方、原画
中のベタ部が走査された場合、そのときの画像信号Ｓの
レベルはベタ部設定レベル以上になるから、選択回路２
４は比較器２１からのベタ部検出信号によって切り換わ
って、パターンメモリ２３の網目パターン信号を選択し
、これをベタ部用の光ビーム変調信号として露光ヘッド
８に出力する。

したがって、本実施例によれば、同−原画内において、
階１部が検出された場合には、パターンメモリ兇に記憶
された各色版ごとに網角度の異なる網目パターンが使用
されるので、階調部におけるモアレ縞の発生が防止され
、ベタ部が検出された場合には、パターンメモリ２３に
記憶された各色版共通の網角度が４５°の網目パターン
が使用されるので、印刷物のベタ部における“およぎ”
を防止することができる。

ＬＬＸｊＪｆ！ｉＪＬ次に、本発明の第２実施例を第２図に基づいて説明する
。

第２図は、第２実施例に係る装置の要部構成を示したブ
ロック図である。本実施例は、原画を通常の画像品質で
露光記録するチャンネル（以下、チャンネル■という）
と、原画中のエツジ部分のようなコントラストのある境
界部分を滑らかに露光記録するチャンネル（以下、チャ
ンネル■という）とを備えた２チヤンネルの画像走査記
録装置に本発明を適用した例である。

第２図において、第１図と同一符号で示した構成部分は
、第１実施例と同一またはそれに相当する構成部分であ
り、また、各符号の添字’＋　ＪはチャンネルＩに対応
する構成部分を、添字’ｇＪはチャンネル■に対応する
構成部分をそれぞれ示している。

画像信号Ｓ、はチャンネルＩが選択された場合に、色演
算回路（図示せず）から出力される画像信号である。一
方、画像信号Ｓｔはチャンネル■が選択された場合に、
色演算回路から出力される画像信号であって、エツジ部
分のクロックパルスの周波数が、他の部分のそれの５倍
に設定されている画像信号である。

なお、チャンネル■のパターンメモリ１８□には、モア
レ縞が生じないような網角度に設定された各色版の網目
パターンが、チャンネル１のパターンメモ１月８１　の
網目パターンの５倍の細かさで記憶されている。また、
選択回路２５は、外部指令信号によりチャンネルＩが設
定されたときは選択回路２４１の出力を、チャンネルＨ
に設定されたときは選択回路２４．の出力を選択して、
各出力を光ビーム変調信号として出力する回路である。

この実施例によれば、チャンネルＩが選択された場合、
ベタ部設定スイッチ２０．及び比較器２１゜によって、
画像信号ＳＩ中に含まれるベタ部が検出される。これに
より、原画中の階調部が走査されている通常時には、パ
ターンメモ１月８１から読み出された網目パターンと画
像信号Ｓ１とを比較した比較器１９．の出力が、選択回
路２４１及び選択回路２５を介して出力される。

一方、画像信号ＳＩ中のベタ部が検出されると、比較器
２１．からのベタ部検出信号に基づき選択回路２４．が
切り換わることにより、ベタ部用のパターンメモリ２３
から出力された網目パターンが選択回路２４．及び選択
回路２５を介して出力される。

同様に、チャンネル■が選択された場合、原画中の階調
部が走査されているときは、パターンメモリ１８ｚから
読み出された網目パターンと画像信号Ｓ２とを比較した
比較器１９□の出力が選択回路２４□及び選択回路２５
を介して出力され、原画中のベタ部が走査されてるとき
には、ヘタ部用のパターンメモリ２３から出力された網
目パターンが選択回路２４□及び選択回路２５を介して
出力される。

この実施例によれば、チャンネル３　　ｎの切り換えに
よって、原画中のエツジ部分を滑らかに走査記録した高
品質の記録画像を得られるとともに、各チャンネルにお
いて印刷部のベタ部における“およぎ”を防止すること
ができるので、この種の画像走査記録装置によって得ら
れる画質を一層向上することができる。

なお、上述の各実施例では、ベタ部用の第２網目パター
ンとして、網角度がほぼ４５°に設定された各色版共通
の網目パターンをパターンメモリ２３に記憶させた場合
を説明したが、本発明はこのような例に限定されるもの
ではなく、第２網目パターンとして、例えば、地紋パタ
ーンあるいは階調部とは異なる線比の網目パターンなど
の任意の層目パターンを使用することができる。

〈発明の効果〉以上の説明から明らかなように、本発明によれば、原画
中のベタ部を自動的に検出することによって、ベタ部と
階調部とでそれぞれ異なる網点信号を使用して連続的に
露光記録することができるから、従来装置のようにベタ
部の各色版を手作業で貼り込むというような煩雑な作業
を回避することができ、製版作業を効率よく行うことが
できる。

また、ベタ部用の第２Ｍ４目パターン（第２４Ｍ魚信号
）として、網角度がほぼ４５″に設定された各色版共通
の網目パターンを使用した場合には、網グラビア印刷に
おいてベタ部の“およぎ”などの印刷不良を容易に回避
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実！ｆｆ１例に係る網目版画像走
査記録装置の要部構成を示したブロック図、第２図は第
２実施例の要部構成を示したブロック図である。第３図は従来装置の概略構成を示したブロック図である
。１３、１４・・・ロータリエンコーグ１６・・・座標値発生回路１７、１７．　、１７．・・・（階調部用）アドレス発
生回路１８、１８１　、１８□・・・（階調部用）パターンメ
モリ１９、１９．　、１９□・・・比較器２０．２鈷、２０２・・・ベタ部設定スインチ２１、２
１＋　、　２ｈ・・・比較器２２・・・（ベタ部用）アドレス発生回路２３・・・（
ベタ部用）パターンメモリ２４、２４．　、２４□、２
５・・・選択回路出願人　大日本スクリーン製造株式会
社代理人　弁理士　　杉　　谷　　　勉第３図手続補正書（自発）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）記録側走査の位置情報を作成する位置情報作成手
段と、前記位置情報に基づくと共に画像信号に応じた階調部用
の第１網点信号を出力する第１発生手段と、を備えた網目版画像走査記録装置において、画像信号中
のベタ部を検出するベタ部検出手段と、前記位置情報に基づいてベタ部用の第２網点信号を出力
する第２発生手段と、前記第１網点信号と前記第２網点信号とをそれぞれ与え
られ、前記ベタ部検出手段からの信号に基づいて、前記
両網点信号の一方を選択して、これを光ビーム変調信号
として出力する選択手段と、を備えたことを特徴とする
網目版画像走査記録装置。
（２）請求項（１）に記載の網目版画像走査記録装置に
おいて、第２発生手段は、網角度がほぼ４５°の各色版
共通の第２網点信号を出力する網目版画像走査記録装置
。