JPH0239363Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0239363Y2 JPH0239363Y2 JP1988125219U JP12521988U JPH0239363Y2 JP H0239363 Y2 JPH0239363 Y2 JP H0239363Y2 JP 1988125219 U JP1988125219 U JP 1988125219U JP 12521988 U JP12521988 U JP 12521988U JP H0239363 Y2 JPH0239363 Y2 JP H0239363Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- recess
- protrusion
- buckle
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 7
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/02—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts frictionally engaging surface of straps
- A44B11/06—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts frictionally engaging surface of straps with clamping devices
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/006—Attachment of buckle to strap
Landscapes
- Buckles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案はベルトの端部を固定するためバツク
ルに設けたベルト端部固定装置に関する。
ルに設けたベルト端部固定装置に関する。
〈従来の技術〉
このようなバツクルのベルト端部固定装置とし
て、バツクルの一端にベルトの端部を刺す針を相
対向する面に備えた対の対向片を突設し、この対
の対向片の外に筒形のスライダを嵌合することに
より各対向片の針でベルトの端部を表裏から刺し
て固定する型式のものが実公昭52−14120号公報
で公知である。
て、バツクルの一端にベルトの端部を刺す針を相
対向する面に備えた対の対向片を突設し、この対
の対向片の外に筒形のスライダを嵌合することに
より各対向片の針でベルトの端部を表裏から刺し
て固定する型式のものが実公昭52−14120号公報
で公知である。
〈考案が解決しようとする課題〉
上記固定装置は、対の対向片の針でベルトを表
裏から刺して固定するため、ベルトには針で刺さ
れた孔が生じ、傷付くと共に、対向片の間から引
抜こうとする強い力がベルトに加わつた場合、ベ
ルトは針で刺された部分から裂け、対向片の間か
ら外に抜ける虞がある。更に、ベルトの端部を、
当初に対の対向片の間に、該対向片の付け根まで
差し込む際、針に邪魔されて差し込みにくい。
裏から刺して固定するため、ベルトには針で刺さ
れた孔が生じ、傷付くと共に、対向片の間から引
抜こうとする強い力がベルトに加わつた場合、ベ
ルトは針で刺された部分から裂け、対向片の間か
ら外に抜ける虞がある。更に、ベルトの端部を、
当初に対の対向片の間に、該対向片の付け根まで
差し込む際、針に邪魔されて差し込みにくい。
〈課題を解決するための手段〉
そこで本考案は針で刺すような傷をベルトに付
けず、それでいて強力にベルトの端部を固定で
き、しかも、固定のためにベルトの端部を差し込
むのがなにものにも障害されず、容易に行える様
に開発されたのであつて、バツクルのベルト端部
固定装置として、プラスチツクで成形したバツク
ル本体の一端に、ベルトの端部を挿入することが
できる中空な筒枠を突設すると共に、該筒枠の先
端に千切れ易い連結部を介して上記筒枠の外に嵌
合する中空部を備えた筒形スライダを突設し上記
筒枠には、その中空孔に挿入したベルトの端部の
扁平な二つの面と対向する二つの広幅面のうち一
方には内面が該広幅面の内面と同一面で、外面に
バツクル本体に向かつて上り坂のカム面を有し、
幅はベルトの幅よりも狭い舌形の弾性ブレードを
コ字形の切離し孔を介して設け、又、広幅面の他
方には上記弾性ブレードに対応した形状、寸法の
開口部を設けたことを特徴とする。
けず、それでいて強力にベルトの端部を固定で
き、しかも、固定のためにベルトの端部を差し込
むのがなにものにも障害されず、容易に行える様
に開発されたのであつて、バツクルのベルト端部
固定装置として、プラスチツクで成形したバツク
ル本体の一端に、ベルトの端部を挿入することが
できる中空な筒枠を突設すると共に、該筒枠の先
端に千切れ易い連結部を介して上記筒枠の外に嵌
合する中空部を備えた筒形スライダを突設し上記
筒枠には、その中空孔に挿入したベルトの端部の
扁平な二つの面と対向する二つの広幅面のうち一
方には内面が該広幅面の内面と同一面で、外面に
バツクル本体に向かつて上り坂のカム面を有し、
幅はベルトの幅よりも狭い舌形の弾性ブレードを
コ字形の切離し孔を介して設け、又、広幅面の他
方には上記弾性ブレードに対応した形状、寸法の
開口部を設けたことを特徴とする。
〈実施例〉
以下、本考案の図示の一実施例を説明する。
15は着脱可能な連結具を有するプラスチツク
で成形したバツクル本体で、これはベルトを別に
取付けた他の本体と着脱可能に連結し、自動車、
航空機の座席に身体を固定するための安定ベルト
などのバツクルであつてよい。
で成形したバツクル本体で、これはベルトを別に
取付けた他の本体と着脱可能に連結し、自動車、
航空機の座席に身体を固定するための安定ベルト
などのバツクルであつてよい。
このバツクル本体15の一端からは基板16が
一体に突出している。この基板16の片面には両
側沿いにガイド突条17,17A、本体15との
境界沿いにストツパ突条18が隆設してあり、こ
の三つの突条によつて三方が囲まれた窪み16′
を形成してある。
一体に突出している。この基板16の片面には両
側沿いにガイド突条17,17A、本体15との
境界沿いにストツパ突条18が隆設してあり、こ
の三つの突条によつて三方が囲まれた窪み16′
を形成してある。
そして、上記ガイド突条17,17には相対向
して張出す突起19,19Aを設け、又、窪み1
6′の底の中央には固定すべきベルトの端部9よ
りも幅が狭い係合突条20を隆設する。この係合
突条20の周側面21は傾斜し、これによりこの
実施例では係合突条20は角錐状である。係合突
条20の上面は平らになつているが、平行なギザ
ギザや、粒状の突起を設けベルトの端部に食い込
ませるようにしてもよい。
して張出す突起19,19Aを設け、又、窪み1
6′の底の中央には固定すべきベルトの端部9よ
りも幅が狭い係合突条20を隆設する。この係合
突条20の周側面21は傾斜し、これによりこの
実施例では係合突条20は角錐状である。係合突
条20の上面は平らになつているが、平行なギザ
ギザや、粒状の突起を設けベルトの端部に食い込
ませるようにしてもよい。
23は基板の窪み16′と同形、同大のプラス
チツクで成形したカバー板で、厚さは窪み16′
の深さよりも薄い。
チツクで成形したカバー板で、厚さは窪み16′
の深さよりも薄い。
この実施例ではカバー板23は少なくとも1本
の紐状体(この実施例では2本の紐状体24,2
4A)で基板16と連結した状態に成形してある
が、一つ又は幾つかの千切れる連結部で連結状態
に成形し、後から連結部を千切つてもよい。
の紐状体(この実施例では2本の紐状体24,2
4A)で基板16と連結した状態に成形してある
が、一つ又は幾つかの千切れる連結部で連結状態
に成形し、後から連結部を千切つてもよい。
カバー板23は中央に係合突条20に対応した
寸法と形状の開口部25を有し、両側面には突起
19,19Aに対応した切欠き26,26Aが設
けてある。
寸法と形状の開口部25を有し、両側面には突起
19,19Aに対応した切欠き26,26Aが設
けてある。
ベルトの端部9を固定するには、端部9を紐状
体24,24Aの間に通し、ガイド突条17,1
7Aとストツパ突条18で囲まれた基板16の窪
み16′に嵌める。それから窪み16′の上に重な
るようにカバー板23をベルトの端部9の上に当
てゝ開口部25を係合突条20と対向させると共
に、突起19に切欠き26を対向させ、次いでカ
バー板23を窪み16′に向けて押し付ける。こ
れにより切欠き26,26Aは突起19,19A
を乗り越えて噛み合い、ベルトの端部9は係合突
状20で開口部25中に押し込まれて長手方向と
幅方向の両方向に変形し(第10図及び11図参
照)、固定される。
体24,24Aの間に通し、ガイド突条17,1
7Aとストツパ突条18で囲まれた基板16の窪
み16′に嵌める。それから窪み16′の上に重な
るようにカバー板23をベルトの端部9の上に当
てゝ開口部25を係合突条20と対向させると共
に、突起19に切欠き26を対向させ、次いでカ
バー板23を窪み16′に向けて押し付ける。こ
れにより切欠き26,26Aは突起19,19A
を乗り越えて噛み合い、ベルトの端部9は係合突
状20で開口部25中に押し込まれて長手方向と
幅方向の両方向に変形し(第10図及び11図参
照)、固定される。
〈考案の効果〉
本考案によれば三方が囲まれた基板の窪み1
6′にベルトの端部9を嵌めるので、ベルトの端
部は何に障害されることなく窪みに嵌めることが
できる。
6′にベルトの端部9を嵌めるので、ベルトの端
部は何に障害されることなく窪みに嵌めることが
できる。
そして、カバー板23をベルトの端部上に当
てゝ窪みと重ね、その状態で窪みに向かつて押し
付けるだけで簡単にベルトの端部を固定でき、固
定状態でベルトの端部は長手方向と幅方向の両方
向に変形するだけなのでベルトには傷が付かない
と共に、ベルトを引つ張つてもバツクル本体から
外れない。
てゝ窪みと重ね、その状態で窪みに向かつて押し
付けるだけで簡単にベルトの端部を固定でき、固
定状態でベルトの端部は長手方向と幅方向の両方
向に変形するだけなのでベルトには傷が付かない
と共に、ベルトを引つ張つてもバツクル本体から
外れない。
第1図は本考案の一実施例の平面図、第1A図
は第1図のA−A線での断面図、第1B図は第1
図のB−B線での断面図、第2図はベルトを基板
の窪みに嵌めた状態の平面図、第3図はベルトを
固定した状態の長手方向の断面図、第4図は同上
の幅方向の断面図である。図中15はバツクル本
体、16はその基板、17,17Aはガイド突
条、18はストツパ突条、19,19Aは突起、
20は係合突条、23はカバー板、25はその開
口部を示す。
は第1図のA−A線での断面図、第1B図は第1
図のB−B線での断面図、第2図はベルトを基板
の窪みに嵌めた状態の平面図、第3図はベルトを
固定した状態の長手方向の断面図、第4図は同上
の幅方向の断面図である。図中15はバツクル本
体、16はその基板、17,17Aはガイド突
条、18はストツパ突条、19,19Aは突起、
20は係合突条、23はカバー板、25はその開
口部を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 プラスチツクで成形したバツクル本体15と、
該バツクル本体の一端から一体に突設され、両側
のガイド突条17,17Aと、前記本体15の境
界沿いのストツパ突条18を片面に備え、上記ガ
イド突条及びストツパ突条により三方を囲まれた
窪み16′を有する基板16と、該基板の窪み1
6′に嵌合する窪みと同形のプラスチツクで成形
したカバー板23とからなり、 前記基板16の両側のガイド突条17,17A
には窪み16′上に相対向して張出す突起19,
19Aを設けると共に、該基板の窪み16′の底
には固定すべきベルトの端部よりも幅が狭い係合
突条20を隆設し、前記カバー23には上記係合
突条20が嵌合する開口25を設けたことを特徴
とするバツクルのベルト端部固定装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8112632A FR2508287A1 (fr) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | Dispositif de bouclerie a fixation rapide incorporee |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01114804U JPH01114804U (ja) | 1989-08-02 |
JPH0239363Y2 true JPH0239363Y2 (ja) | 1990-10-23 |
Family
ID=9259925
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982092534U Granted JPS583808U (ja) | 1981-06-26 | 1982-06-22 | バツクル装置 |
JP1988125219U Expired JPH0239363Y2 (ja) | 1981-06-26 | 1988-09-27 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982092534U Granted JPS583808U (ja) | 1981-06-26 | 1982-06-22 | バツクル装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPS583808U (ja) |
FR (1) | FR2508287A1 (ja) |
IT (1) | IT1151217B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2555873B1 (fr) * | 1983-12-05 | 1986-09-26 | Usiflamme France | Element de retenue d'articles allonges, notamment de ceintures et boucles de ceintures comportant un tel element |
JP6075757B2 (ja) * | 2010-05-31 | 2017-02-08 | クリップウェア株式会社 | 留め具 |
DE102012217372A1 (de) * | 2012-09-26 | 2014-03-27 | Hilti Aktiengesellschaft | Verschlusselement für eine Brandschutzmanschette |
JP2019083870A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | 株式会社東海理化電機製作所 | バックル装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH251723A (fr) * | 1945-05-28 | 1947-11-15 | Baehr Charles | Fermoir pour lien de fixation de pièces d'horlogerie et de bijouterie. |
US3042277A (en) * | 1958-05-09 | 1962-07-03 | Marchi Frattelli Spa De | Wristband for watches |
FR2199444A2 (ja) * | 1972-09-21 | 1974-04-12 | Abramowicz Maur Ce | |
FR2208621B1 (ja) * | 1972-09-15 | 1975-03-28 | Bougnot Henri | |
FR2228351A7 (en) * | 1973-04-13 | 1974-11-29 | Santoul Christian | Fastening for garment strap - made of two pieces with teeth fitted into perforations |
GB1502332A (en) * | 1975-05-15 | 1978-03-01 | Hattori K | Fasteners |
CH576760A5 (ja) * | 1975-06-14 | 1976-06-30 | Rey Laurent Charles | |
JPS5554907Y2 (ja) * | 1975-07-12 | 1980-12-19 |
-
1981
- 1981-06-26 FR FR8112632A patent/FR2508287A1/fr active Pending
-
1982
- 1982-05-24 IT IT21442/82A patent/IT1151217B/it active
- 1982-06-22 JP JP1982092534U patent/JPS583808U/ja active Granted
-
1988
- 1988-09-27 JP JP1988125219U patent/JPH0239363Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2508287A1 (fr) | 1982-12-31 |
JPS583808U (ja) | 1983-01-11 |
JPH01114804U (ja) | 1989-08-02 |
IT1151217B (it) | 1986-12-17 |
JPH0349524Y2 (ja) | 1991-10-23 |
IT8221442A0 (it) | 1982-05-24 |
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