JPH02307997A - 写真印画紙支持体用基紙の製造方法 - Google Patents
写真印画紙支持体用基紙の製造方法Info
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- JPH02307997A JPH02307997A JP12777789A JP12777789A JPH02307997A JP H02307997 A JPH02307997 A JP H02307997A JP 12777789 A JP12777789 A JP 12777789A JP 12777789 A JP12777789 A JP 12777789A JP H02307997 A JPH02307997 A JP H02307997A
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- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は改良された写真印画紙支持体用基紙の製造方法
に関するものである。さらに詳しく述べるならば、本発
明は、パルプスラリー中に含まれたカチオン系中性サイ
ズ剤のパルプ繊維上への定着を向上させ、そのサイズ効
果を高めるとともに、抄紙工程におけるパルプW1細繊
維のデポジット発生を防止することのできる写真印画紙
支持体用基紙の製造方法に関するものである。
に関するものである。さらに詳しく述べるならば、本発
明は、パルプスラリー中に含まれたカチオン系中性サイ
ズ剤のパルプ繊維上への定着を向上させ、そのサイズ効
果を高めるとともに、抄紙工程におけるパルプW1細繊
維のデポジット発生を防止することのできる写真印画紙
支持体用基紙の製造方法に関するものである。
一般に、写真印画紙支持体に用いられる基紙としては、
pl+が6.5〜8の中性領域にある抄紙系により抄紙
された原紙が用いられており、この原紙には高いサイズ
性が要求される。このなめ、中性領域でサイズ効果の大
きいカチオン系中性サイズ剤が一般に使用されている。
pl+が6.5〜8の中性領域にある抄紙系により抄紙
された原紙が用いられており、この原紙には高いサイズ
性が要求される。このなめ、中性領域でサイズ効果の大
きいカチオン系中性サイズ剤が一般に使用されている。
写真印画紙において、基紙の両面をポリエチレンなどの
耐水性被膜で被覆することにより、印画紙の現像処理時
に原紙表面からの処理液の吸収を防ぐことは可能である
が、基紙のサイズ度が低い場合、切断面からの処理液の
浸透を防止することができず、そのため水洗で除去でき
ず印画紙に残留している現像処理液は加熱により、また
経時的に印画紙を変色し写真の周縁部に茶色のシミ汚れ
となっていわゆるエツジ汚れを発生し、これが写真の価
値を著しく低下させる。このため基紙の切断面からの処
理液吸収性を低下させることが強く望まれている。
耐水性被膜で被覆することにより、印画紙の現像処理時
に原紙表面からの処理液の吸収を防ぐことは可能である
が、基紙のサイズ度が低い場合、切断面からの処理液の
浸透を防止することができず、そのため水洗で除去でき
ず印画紙に残留している現像処理液は加熱により、また
経時的に印画紙を変色し写真の周縁部に茶色のシミ汚れ
となっていわゆるエツジ汚れを発生し、これが写真の価
値を著しく低下させる。このため基紙の切断面からの処
理液吸収性を低下させることが強く望まれている。
写真印画紙支持体用基紙として用いられる原紙の抄紙に
おいて、バルブ微細繊維の原紙への歩留りが極めて重要
である。すなわち、カチオン系中性サイズ剤は、通常長
繊維よりもむしろ短繊維特に微細繊維に集中的に定着す
る傾向があり、微細繊維の原紙に対する歩留りが高いと
抄紙工程において、V&細繊維に定着したサイズ剤が、
微細繊維とともに湿紙中に含まれ、その微細繊維が抄紙
工程中に付着堆積して所謂デポジットを生ずる。特に、
プレスロール上に発生したデポジットは、断紙の原因や
汚れの原因となるため、デポジット発生の防止は、抄紙
機操業上、最も注意を必要とすることである。
おいて、バルブ微細繊維の原紙への歩留りが極めて重要
である。すなわち、カチオン系中性サイズ剤は、通常長
繊維よりもむしろ短繊維特に微細繊維に集中的に定着す
る傾向があり、微細繊維の原紙に対する歩留りが高いと
抄紙工程において、V&細繊維に定着したサイズ剤が、
微細繊維とともに湿紙中に含まれ、その微細繊維が抄紙
工程中に付着堆積して所謂デポジットを生ずる。特に、
プレスロール上に発生したデポジットは、断紙の原因や
汚れの原因となるため、デポジット発生の防止は、抄紙
機操業上、最も注意を必要とすることである。
更に、カチオン系中性サイズ剤として、アルキルケテン
ダイマーが使用されている抄紙系では、原紙の繊維に十
分に定着していないアルキルケテンダイマーが、時間の
経過とともに紙の表面に移行して、紙面に粉をふったよ
うな被覆物を形成するようになる(この状況を以後、ブ
リーディングと記す)。このブリーディングしたサイズ
剤が、その後の、基紙に対する耐水性樹脂膜被覆工程等
において、紙面より離脱し、ロールを汚し、更に製品を
汚すなどの問題の原因となる。
ダイマーが使用されている抄紙系では、原紙の繊維に十
分に定着していないアルキルケテンダイマーが、時間の
経過とともに紙の表面に移行して、紙面に粉をふったよ
うな被覆物を形成するようになる(この状況を以後、ブ
リーディングと記す)。このブリーディングしたサイズ
剤が、その後の、基紙に対する耐水性樹脂膜被覆工程等
において、紙面より離脱し、ロールを汚し、更に製品を
汚すなどの問題の原因となる。
従来、カチオン系中性サイズ剤を使用する抄紙方法とし
て、アルミニウム塩を使用するとともに、Na011の
ようなアルカリ性物質により抄紙原料スラリーのpHを
6.5〜8に調整する方法(特公昭62−23119)
や、アニオン系高分子によりバルブ繊維上の表面電荷に
担当する流れ電位を、所定値の範囲に維持する方法(特
開昭6O−81396)や、サイズ剤を添加する前のゼ
ータポテンシャルを一10mV〜−+5mVに調製する
方法(特公昭83−17958)などが知られているが
、これら従来方法は、いずれもサイズ効果の向上と操業
性の改善とのいづれがが不十分であって、これらを両立
させることは困難であった。
て、アルミニウム塩を使用するとともに、Na011の
ようなアルカリ性物質により抄紙原料スラリーのpHを
6.5〜8に調整する方法(特公昭62−23119)
や、アニオン系高分子によりバルブ繊維上の表面電荷に
担当する流れ電位を、所定値の範囲に維持する方法(特
開昭6O−81396)や、サイズ剤を添加する前のゼ
ータポテンシャルを一10mV〜−+5mVに調製する
方法(特公昭83−17958)などが知られているが
、これら従来方法は、いずれもサイズ効果の向上と操業
性の改善とのいづれがが不十分であって、これらを両立
させることは困難であった。
本発明の目的は、抄紙バルブスラリー中に添加したカチ
オン系中性サイズ剤を効率よく中長繊維にも定着させ、
少ない使用量で充分なサイズ性を発揮させ得る、写真印
画紙支持体用基紙の製造方法を提供することである。
オン系中性サイズ剤を効率よく中長繊維にも定着させ、
少ない使用量で充分なサイズ性を発揮させ得る、写真印
画紙支持体用基紙の製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、抄紙工程中において、デポジット
の発生などのような抄紙上のトラブルを、防止し得る、
写真印画紙支持体用基紙の製造方法を提供することであ
る。
の発生などのような抄紙上のトラブルを、防止し得る、
写真印画紙支持体用基紙の製造方法を提供することであ
る。
本発明者等は、中性領域(好ましくはpH6,5〜゛
8)でサイズ効果の大きいカチオン系中性サイズ剤を
添加した抄紙系において、サイズ剤の有効的使用方法を
鋭意研究した結果、カチオン系中性サイズ剤の微細繊維
への定着は、微細繊維の表面電荷に依存し、更に、微細
繊維の歩留りが、その表面電荷に依存していることを見
出だし、この知見に基いて本発明を完成するに至った。
8)でサイズ効果の大きいカチオン系中性サイズ剤を
添加した抄紙系において、サイズ剤の有効的使用方法を
鋭意研究した結果、カチオン系中性サイズ剤の微細繊維
への定着は、微細繊維の表面電荷に依存し、更に、微細
繊維の歩留りが、その表面電荷に依存していることを見
出だし、この知見に基いて本発明を完成するに至った。
本発明方法に用いられるバルブスラリーは、pH6,5
〜8の中性領域にあることが好ましく、このような抄紙
系において、カチオン系中性サイズ剤の添加前のバルブ
スラリーに低分子量有機カチオン化剤を添加して、その
ゼータポテンシャルを12mV〜−7mVにコントロー
ルすることにより、バルブスラリー中の微細繊維が中長
繊維に定着し、その結果遊離のm、ta繊維量が減少す
る。このようなバルブスラリー混合物にカチオン系中性
サイズ剤を添加すると、中長繊維に対するカチオン系中
性サイズ剤の定着が良好となり、サイズ性が向上する。
〜8の中性領域にあることが好ましく、このような抄紙
系において、カチオン系中性サイズ剤の添加前のバルブ
スラリーに低分子量有機カチオン化剤を添加して、その
ゼータポテンシャルを12mV〜−7mVにコントロー
ルすることにより、バルブスラリー中の微細繊維が中長
繊維に定着し、その結果遊離のm、ta繊維量が減少す
る。このようなバルブスラリー混合物にカチオン系中性
サイズ剤を添加すると、中長繊維に対するカチオン系中
性サイズ剤の定着が良好となり、サイズ性が向上する。
更に、低分子量有機カチオン化剤を添加して、得られる
抄紙前のバルブスラリー組成物のゼータポテンシャルを
一101sνへ一4岬にコントロールすると、遊離の微
細繊維のみがワイヤーパートにおいて、脱水された水と
ともにワイヤーがら脱落しやすくなるため、カチオン系
中性サイズ剤の定着した遊離の微細繊維の歩留りを最少
量にとどめることができ、従って、抄紙工程中における
デポジットの発生を防止することができる。
抄紙前のバルブスラリー組成物のゼータポテンシャルを
一101sνへ一4岬にコントロールすると、遊離の微
細繊維のみがワイヤーパートにおいて、脱水された水と
ともにワイヤーがら脱落しやすくなるため、カチオン系
中性サイズ剤の定着した遊離の微細繊維の歩留りを最少
量にとどめることができ、従って、抄紙工程中における
デポジットの発生を防止することができる。
更に、ワイヤー上における脱水を強くし、白水の廃棄量
を多くして、遊離の微m繊維分を抄紙系外に逃してやる
ことも出来る。
を多くして、遊離の微m繊維分を抄紙系外に逃してやる
ことも出来る。
本発明方法に用いられるカチオン系中性サイズ剤として
は、pH6,5〜8の中性領域でサイズ効果の大きいカ
チオン系アルキルケテンダイマー及びカチオン性サイズ
剤等が好ましい。アルキルケテンダイマーとしては、例
えば、特開昭51−132822号、特開昭58−14
7736号、および特開昭63−112798号などに
記載されているものから選択することができる。カチオ
ン性サイズ剤としては、例えば、特公昭61−2514
7号、特公昭62−7534号、特開昭62−7854
7号、などに開示されているような、高級脂肪酸とポリ
アミン化合物とを反応させて得られるサイズ剤を用いる
ことができる。さらに特願昭63−214948号に記
載されているようなケテンダイマー化合物にポリアミン
化合物とエビへロヒドリンとを反応させて得られるサイ
ズ剤等も使用することができる。
は、pH6,5〜8の中性領域でサイズ効果の大きいカ
チオン系アルキルケテンダイマー及びカチオン性サイズ
剤等が好ましい。アルキルケテンダイマーとしては、例
えば、特開昭51−132822号、特開昭58−14
7736号、および特開昭63−112798号などに
記載されているものから選択することができる。カチオ
ン性サイズ剤としては、例えば、特公昭61−2514
7号、特公昭62−7534号、特開昭62−7854
7号、などに開示されているような、高級脂肪酸とポリ
アミン化合物とを反応させて得られるサイズ剤を用いる
ことができる。さらに特願昭63−214948号に記
載されているようなケテンダイマー化合物にポリアミン
化合物とエビへロヒドリンとを反応させて得られるサイ
ズ剤等も使用することができる。
これらのカチオン系中性サイズ剤は、単独で用いても良
いし、2種以上のものを併用しても良い。
いし、2種以上のものを併用しても良い。
−aにカチオン系中性サイズ剤の添加量は、パルプスラ
リー系中のパルプ絶乾重量に対し、0.2〜1.5%の
範囲にあることが好ましい。
リー系中のパルプ絶乾重量に対し、0.2〜1.5%の
範囲にあることが好ましい。
本発明方法に使用される低分子量有機カチオン化剤とし
ては、分子量100以上50万以下の低分子量を有する
ポリエチレンイミン、ポリアミドポリアミン及びこれら
の誘導体、カチオン化澱粉、カチオン性熱硬化性樹脂及
びポリアミドポリマー類等、無機塩を含まない低分子量
の有機カチオン化剤であって、ゼータポテンシャルの低
いアニオン性物質に作用して、その電荷を中和する能力
を持つものはいずれも使用することができるが、好まし
いものはポリアミドポリアミンエピクロールヒドリンお
よびカチオン化澱粉である9これらの低分子量有機カチ
オン化剤は、単独で用いても良く、また2種以上を併用
してもよい。
ては、分子量100以上50万以下の低分子量を有する
ポリエチレンイミン、ポリアミドポリアミン及びこれら
の誘導体、カチオン化澱粉、カチオン性熱硬化性樹脂及
びポリアミドポリマー類等、無機塩を含まない低分子量
の有機カチオン化剤であって、ゼータポテンシャルの低
いアニオン性物質に作用して、その電荷を中和する能力
を持つものはいずれも使用することができるが、好まし
いものはポリアミドポリアミンエピクロールヒドリンお
よびカチオン化澱粉である9これらの低分子量有機カチ
オン化剤は、単独で用いても良く、また2種以上を併用
してもよい。
尚、低分子量カチオン化剤として無機塩類を含む物質を
用いると、無機塩の親水性が強いため、サイズ剤のサイ
ズ効果が不十分となる。
用いると、無機塩の親水性が強いため、サイズ剤のサイ
ズ効果が不十分となる。
本発明方法において、パルプスラリー系のゼータポテン
シャルは、パルプスラリー中のパルプ繊維のうち、20
0メツシユより細かい成分について、La5er Ze
e (米国PENKEM社製、MODEL500)を用
いて測定される。
シャルは、パルプスラリー中のパルプ繊維のうち、20
0メツシユより細かい成分について、La5er Ze
e (米国PENKEM社製、MODEL500)を用
いて測定される。
本発明におけるパルプスラリー系のゼータポテンシャル
は、カチオン系中性サイズ剤の添加前では、 12+
自V〜−7+自Vの範囲にコントロールされることが必
要である。このときのゼータポテンシャルが、 12m
V未満では、パルプの中長繊維に未定着の遊離の微細繊
維の量が増加するため、サイズ剤を添加した渇きワイヤ
ーパートにおいて歩留らない微細繊維へのサイズ剤定着
量が多くなり、結局原紙に対するサイズ効果が不十分と
なるのみならずサイズ剤を多量消費し、抄紙工程におけ
るデポジット発生が多くなる。また、−7mVを越える
と、カチオン系中性サイズ剤のパルプ繊維への定着が不
十分となり、原紙へのサイズ効果が低下するのみならず
、ブリーディングが発生しやすくなる。
は、カチオン系中性サイズ剤の添加前では、 12+
自V〜−7+自Vの範囲にコントロールされることが必
要である。このときのゼータポテンシャルが、 12m
V未満では、パルプの中長繊維に未定着の遊離の微細繊
維の量が増加するため、サイズ剤を添加した渇きワイヤ
ーパートにおいて歩留らない微細繊維へのサイズ剤定着
量が多くなり、結局原紙に対するサイズ効果が不十分と
なるのみならずサイズ剤を多量消費し、抄紙工程におけ
るデポジット発生が多くなる。また、−7mVを越える
と、カチオン系中性サイズ剤のパルプ繊維への定着が不
十分となり、原紙へのサイズ効果が低下するのみならず
、ブリーディングが発生しやすくなる。
さらに、カチオン系中性サイズ剤を添加後、抄紙前のパ
ルプスラリー組成物のゼータポテンシャルハ、 10
ml/〜−4mV(7) 範囲4;::7 ントo−
ルサれる。このときのゼータポテンシャルが、−10m
V未満では、パルプスラリー系全体における歩留りが悪
くなり、ワイヤーバートにおいて脱落する繊維が増え、
抄紙白水中に溶出した薬品によって白水が汚染され、こ
の白水を循環使用した場き、製品品質に悪影響を及ぼす
。また、 4mVを越えると、原紙に対する遊離の微細
繊維の歩留りが増加するため、ブリーディングが発生し
やすくなる。
ルプスラリー組成物のゼータポテンシャルハ、 10
ml/〜−4mV(7) 範囲4;::7 ントo−
ルサれる。このときのゼータポテンシャルが、−10m
V未満では、パルプスラリー系全体における歩留りが悪
くなり、ワイヤーバートにおいて脱落する繊維が増え、
抄紙白水中に溶出した薬品によって白水が汚染され、こ
の白水を循環使用した場き、製品品質に悪影響を及ぼす
。また、 4mVを越えると、原紙に対する遊離の微細
繊維の歩留りが増加するため、ブリーディングが発生し
やすくなる。
本発明方法において、カチオン性の添加薬品の定着をよ
り十分なものにするためアニオン性ポリアクリルアミド
を、パルプ絶乾重量に対し、0.1〜1.0%の量で、
添加することが好ましい。
り十分なものにするためアニオン性ポリアクリルアミド
を、パルプ絶乾重量に対し、0.1〜1.0%の量で、
添加することが好ましい。
本発明で使用される低分子量有機カチオン化剤は、ゼー
タポテンシャルを所定の範囲内に維持するようにコント
ロールするなめに添加されるもので、その添加量は、パ
ルプスラリー系におけるアニオン性薬品添加量、パルプ
スラリーのゼータポテンシャル値、パルプ微細繊維量、
カチオン化剤の種類等により変動するが、おおむねパル
プ絶乾重量に対し0.01〜2.0%の範囲にあること
が好ましい。この池に、一般に抄紙で用いられる池のす
、イズ剤、紙力増強剤、定着剤、保持剤、填料、染料、
帯電防止剤、及び/又は表面サイズ剤を適宜使用するこ
とも可能である。
タポテンシャルを所定の範囲内に維持するようにコント
ロールするなめに添加されるもので、その添加量は、パ
ルプスラリー系におけるアニオン性薬品添加量、パルプ
スラリーのゼータポテンシャル値、パルプ微細繊維量、
カチオン化剤の種類等により変動するが、おおむねパル
プ絶乾重量に対し0.01〜2.0%の範囲にあること
が好ましい。この池に、一般に抄紙で用いられる池のす
、イズ剤、紙力増強剤、定着剤、保持剤、填料、染料、
帯電防止剤、及び/又は表面サイズ剤を適宜使用するこ
とも可能である。
本発明におけるカチオン系中性サイズ剤添加前の低分子
量有機カチオン化剤の添加時期には特に制限はなく、ア
ニオン性薬品及びその他の薬品の添加後であっても良く
、あるいは低分子量有機カチオン化剤を添加した後でア
ニオン性薬品及びそめ他の薬品を添加しても良い。
量有機カチオン化剤の添加時期には特に制限はなく、ア
ニオン性薬品及びその他の薬品の添加後であっても良く
、あるいは低分子量有機カチオン化剤を添加した後でア
ニオン性薬品及びそめ他の薬品を添加しても良い。
本発明において抄紙濃度(パルプスラリー組成物中のパ
ルプ濃度)は、0.6%〜1.1%の範囲内にあること
が好ましい。
ルプ濃度)は、0.6%〜1.1%の範囲内にあること
が好ましい。
本発明方法における抄紙操作、抄紙装置は、従来のもの
を用いることができる。
を用いることができる。
本発明方法において、第一にカチオン系中性サイズ剤添
加前のバルブスラリーのゼータポテンシャルを所定値に
コントロールすることによって、その後に添加されたカ
チオン系中性サイズ剤のパルプ微細繊維I\の定着を抑
制し、中長繊維l\の定着が促進され、サイズ効果が向
上する。また、カチオン系中性サイズ剤の添加後、抄紙
前のパルプスラリー系のゼータポテンシャルを所定値に
コントロールすることによって、サイズ剤の定着した遊
離の微細繊維の歩留りを減らし、それによってプレスロ
ール汚れを防止し、良好な抄紙原紙を得ることができる
。
加前のバルブスラリーのゼータポテンシャルを所定値に
コントロールすることによって、その後に添加されたカ
チオン系中性サイズ剤のパルプ微細繊維I\の定着を抑
制し、中長繊維l\の定着が促進され、サイズ効果が向
上する。また、カチオン系中性サイズ剤の添加後、抄紙
前のパルプスラリー系のゼータポテンシャルを所定値に
コントロールすることによって、サイズ剤の定着した遊
離の微細繊維の歩留りを減らし、それによってプレスロ
ール汚れを防止し、良好な抄紙原紙を得ることができる
。
以下実施例において本発明を具体的に説明する。
しかしこれらは、本発明を限定するものではない。
なお、実施例において記載の「部」、「%」はすべて重
量部、重量%である。
量部、重量%である。
1〜2 ′ 1〜6
実施rIA1〜2、および比較例1〜5の各々において
、TAPPIスタンダードT230om −82により
測定された粘度が13cpの晒広葉樹サルファイドバル
ブを、水温20℃でカナディアン・スタンダードフリー
ネス300…Iに叩解した。このバルブスラリーのゼー
タポテンシャルは、 14+mVであった。
、TAPPIスタンダードT230om −82により
測定された粘度が13cpの晒広葉樹サルファイドバル
ブを、水温20℃でカナディアン・スタンダードフリー
ネス300…Iに叩解した。このバルブスラリーのゼー
タポテンシャルは、 14+mVであった。
このバルブスラリーに、パルプ100部に対して、0.
6部のポリアクリルアミド(荒用化学製、商標:ポリス
トロン191)を添加し、次いで低分子量有機カチオン
化剤として1.5部のカチオン化澱粉(玉子ナショナル
社製、商標:Cato−F)と、ポリアミドポリアミン
エピクロルヒドリン(ディックバーキュレス社製、商標
:カイメン55))を第1表、X−1欄記載の量だけ添
加した。このときのパルプスラリー混き物のゼータポテ
ンシャルを測定した結果を、第1表、A欄に示す。この
パルプスラリー混合物にカチオン系中性サイズ剤として
、アルキルケテンダイマー(ディックバーキュレス社製
、商標:ハーコンW2)を1.0部添加し、次いで、前
記ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン(カイメン
557)を第1表X−211i記載の量だけ添加した。
6部のポリアクリルアミド(荒用化学製、商標:ポリス
トロン191)を添加し、次いで低分子量有機カチオン
化剤として1.5部のカチオン化澱粉(玉子ナショナル
社製、商標:Cato−F)と、ポリアミドポリアミン
エピクロルヒドリン(ディックバーキュレス社製、商標
:カイメン55))を第1表、X−1欄記載の量だけ添
加した。このときのパルプスラリー混き物のゼータポテ
ンシャルを測定した結果を、第1表、A欄に示す。この
パルプスラリー混合物にカチオン系中性サイズ剤として
、アルキルケテンダイマー(ディックバーキュレス社製
、商標:ハーコンW2)を1.0部添加し、次いで、前
記ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン(カイメン
557)を第1表X−211i記載の量だけ添加した。
このパルプスラリー組成物のゼータポテンシャルを測定
した結果を第1表、B111に示す。上記パルプスラリ
ー組成物から通常の抄紙法により、緊度1.0、水分7
.0%、坪量170g/l112の平滑な紙を抄造した
。ワイヤー上に流す際のパルプスラリー濃度は1%であ
った。この原紙にサイズプレスとして、カルボキシル基
変性PVAと塩化ナトリウムを2:1で水に溶解した5
%サイズ液を30g/n+”塗布乾燥し、第1表記載の
ように試料Na1〜7を得た。
した結果を第1表、B111に示す。上記パルプスラリ
ー組成物から通常の抄紙法により、緊度1.0、水分7
.0%、坪量170g/l112の平滑な紙を抄造した
。ワイヤー上に流す際のパルプスラリー濃度は1%であ
った。この原紙にサイズプレスとして、カルボキシル基
変性PVAと塩化ナトリウムを2:1で水に溶解した5
%サイズ液を30g/n+”塗布乾燥し、第1表記載の
ように試料Na1〜7を得た。
又、比較例6においては、実施例1と同じ操作を行い、
但し、カチオン化剤として2%の塩1ヒアルミニウムを
使用し、バルブスラリーのpHを、NaOHでp)l
6.8に調節し、第1表記載の試料階8を得た。
但し、カチオン化剤として2%の塩1ヒアルミニウムを
使用し、バルブスラリーのpHを、NaOHでp)l
6.8に調節し、第1表記載の試料階8を得た。
更に、上記各試料にコロナ放電処理を施し、各試料の一
面を、密度0.942、メルトインデックス10の高密
度ポリエチレンにより、330’Cにおいて、厚さ30
μ鴎に被覆し、他面を、高密度ポリエチレンと低密度ポ
リエチレンの等1温き樹脂(高密度樹脂:密度0.95
1、メルトインデックス9、低密度樹脂:密度0.91
8、メルトインデックス4)に10%アナターゼ二酸化
チタンを含有させた樹脂組成物を用い、330℃で、2
8μの厚さに被覆して写真印画紙用支持体を製造した。
面を、密度0.942、メルトインデックス10の高密
度ポリエチレンにより、330’Cにおいて、厚さ30
μ鴎に被覆し、他面を、高密度ポリエチレンと低密度ポ
リエチレンの等1温き樹脂(高密度樹脂:密度0.95
1、メルトインデックス9、低密度樹脂:密度0.91
8、メルトインデックス4)に10%アナターゼ二酸化
チタンを含有させた樹脂組成物を用い、330℃で、2
8μの厚さに被覆して写真印画紙用支持体を製造した。
上記実施例および比較例について、プレスロールの汚れ
(カス付着〉状況、ブリーディング発生状況および現像
液の、試料の縁からの浸み込みの深さなどを観察又は測
定し、その結果を第1表に示す。
(カス付着〉状況、ブリーディング発生状況および現像
液の、試料の縁からの浸み込みの深さなどを観察又は測
定し、その結果を第1表に示す。
各テスト方法は下記の通りである。
1)プレスロールの汚れの発生状況を、目視判定し、そ
の程度を下記のように表示した。
の程度を下記のように表示した。
○ 操業に支障ない
△ 操業にやや支障を起たす
× 操業に支障を起たす
2) ブリーディングの発生は、40℃で2時間、加温
処理した試料の表面を、走査顕微鏡で観察し、その程度
を下記のようにした。
処理した試料の表面を、走査顕微鏡で観察し、その程度
を下記のようにした。
○ ブリーディングの発生が全くない
△ ブリーディングの発生が若干ある
× ブリーディングが発生する
3)現像液の縁からの浸み込み幅は、下記試験法によっ
て測定した。
て測定した。
各試料を自動現像1fi (DURST RCP20)
で現像し、各試料の縁からの現像液浸み込み幅を測定し
た。
で現像し、各試料の縁からの現像液浸み込み幅を測定し
た。
処理条件は38℃で3分、定着は38°Cで3分、水洗
は20℃で1分、乾燥温度は、80°Cで1分30秒で
あった。
は20℃で1分、乾燥温度は、80°Cで1分30秒で
あった。
試料縁からの浸み込み幅が0.55mmをこえるような
写真印画紙は、実用に耐えないものと思われる。
写真印画紙は、実用に耐えないものと思われる。
第1表
例3 および 7
実施例3および比較例7の各々において、実施例1と同
様の操作を行った。但し、カチオン系中性サイズ剤添加
前及び抄紙前の低分子量有機カチオン化剤、ポリアミド
ポリアミンエピクロルヒドリン(ディックバーキュレス
社製、カイメン557)の添加量を第2表X−11m及
びX−2Waに示す量とし、カチオン系中性サイズ剤と
して、アルキルケテンダイマー(ディックバーキュレス
社製、商標:バーコンW2)を0.5部、エポキシ化高
級脂肪酸アミド(近代化学社製、商標: NS−715
)を0.3部添加し、原紙試料9,10を得た。この原
紙に、実施例1と同様にして樹脂被覆を行ない、写真印
画紙用支持体試料N19,10を作成した。尚、有機低
分子量カチオン化剤を添加した後の、カチオン系中性サ
イズ剤添加前及び抄紙前のゼータポテンシャルは、第2
表A欄及びB欄に示す通りであった。
様の操作を行った。但し、カチオン系中性サイズ剤添加
前及び抄紙前の低分子量有機カチオン化剤、ポリアミド
ポリアミンエピクロルヒドリン(ディックバーキュレス
社製、カイメン557)の添加量を第2表X−11m及
びX−2Waに示す量とし、カチオン系中性サイズ剤と
して、アルキルケテンダイマー(ディックバーキュレス
社製、商標:バーコンW2)を0.5部、エポキシ化高
級脂肪酸アミド(近代化学社製、商標: NS−715
)を0.3部添加し、原紙試料9,10を得た。この原
紙に、実施例1と同様にして樹脂被覆を行ない、写真印
画紙用支持体試料N19,10を作成した。尚、有機低
分子量カチオン化剤を添加した後の、カチオン系中性サ
イズ剤添加前及び抄紙前のゼータポテンシャルは、第2
表A欄及びB欄に示す通りであった。
テスト結果を第2表に示す。
実施例4〜5、および比較例8〜9の各々において、実
施例1と同じ操作を行った。但し、バルブとして、TA
PPIスタンダードT230o彌−82により測定した
粘度が6c1】のメープル系晒広葉樹サルファイドパル
プを、水温20°Cでカナディアン・スタンダードフリ
ーネス300M lに叩解したものを使用した。このバ
ルブスラリーのゼータポテンシャルは、 16mVであ
った。また、このバルブを用いて、カチオン系中性サイ
ズ剤添加前及び抄紙前の有機低分子量カチオン化剤、ポ
リアミドポリアミンエピクロルヒドリン(ディ・ンクハ
ーキュレス社製、カイメン557)の添加量を第3表X
−1m及びX−2欄記載のようにした。試料Mail〜
14を得た。尚、有機低分子量カチオン1ヒ剤を添加し
た後の、カチオン系中性サイズ剤添加前及び抄紙前のゼ
ータポテンシャルは、第3表、A欄及びB欄に示す通り
であった。
施例1と同じ操作を行った。但し、バルブとして、TA
PPIスタンダードT230o彌−82により測定した
粘度が6c1】のメープル系晒広葉樹サルファイドパル
プを、水温20°Cでカナディアン・スタンダードフリ
ーネス300M lに叩解したものを使用した。このバ
ルブスラリーのゼータポテンシャルは、 16mVであ
った。また、このバルブを用いて、カチオン系中性サイ
ズ剤添加前及び抄紙前の有機低分子量カチオン化剤、ポ
リアミドポリアミンエピクロルヒドリン(ディ・ンクハ
ーキュレス社製、カイメン557)の添加量を第3表X
−1m及びX−2欄記載のようにした。試料Mail〜
14を得た。尚、有機低分子量カチオン1ヒ剤を添加し
た後の、カチオン系中性サイズ剤添加前及び抄紙前のゼ
ータポテンシャルは、第3表、A欄及びB欄に示す通り
であった。
テスト結果を第3表に示す。
実施例6〜7の各々において、実施例1と同じ操作を行
った。但し、カチオン系中性サイズ剤添加前における、
有機低分子量カ千オン化剤、(ポリアミドポリアミンエ
ピクロルヒドリン、ディックバーキュレス社製、商標:
カイメン557)の添加を、ポリアクリルアミド(加用
化学製 ポリストン191〉を添加する前に行なった。
った。但し、カチオン系中性サイズ剤添加前における、
有機低分子量カ千オン化剤、(ポリアミドポリアミンエ
ピクロルヒドリン、ディックバーキュレス社製、商標:
カイメン557)の添加を、ポリアクリルアミド(加用
化学製 ポリストン191〉を添加する前に行なった。
カチオン系中性サイズ剤添加前及び抄紙前の有機低分子
量カチオン化剤の添加量は、第4表、X−1欄及びX−
2欄に示す通りであり、また、その時のゼータポテンシ
ャルは第4表、A欄及びB1?lに示す通りであった。
量カチオン化剤の添加量は、第4表、X−1欄及びX−
2欄に示す通りであり、また、その時のゼータポテンシ
ャルは第4表、A欄及びB1?lに示す通りであった。
テスト結果を第4表に示す。
下記処方によるパルプスラリー組成物を用いて緊度1.
0、水分7.0%、坪量170g/+*”の平滑な紙を
抄造し、原紙を作成した。
0、水分7.0%、坪量170g/+*”の平滑な紙を
抄造し、原紙を作成した。
成−」別 重Jl
(1)晒広葉樹サルファイドパルプ (TAPPIスタンダードT230om −82により
測定した粘度が13cp、 のちのをカナディアン・スタン ダードフリーネス300111Iに、水温20℃で叩解
したもの、ゼー タボテンシャルー14嬌V) 100部−(
2)ポリアクリルアミド(加用化 第5表Yl学製ポ
リストロン191) 記載量(3)重 曹
1.0部(4)カチオン化
澱粉(玉子ナショ 第5表Z欄ナル社製 Cato−
F) 記載量(5)ポリアミドボリアミ
ンエビク 第5表ロルヒドリン(ディックバーキ
X−1欄ユレス社製、商標:カイメン557)記載量(
6)アルキルケテンダイマー (ディックバーキュレス社製、 商標:バーコンW2) 1.0部())
ポリアミドボリアミンエビク 第5表ロルヒドリン(
ディックバーキ X−2+11ユレス社製、商標:カ
ーイメン557)記載量また、ポリアミドポリアミンエ
ピクロルヒドリンを添加した後の、カチオン系中性サイ
ズ剤添加前及び添加後のゼータポテンシャルは、第5表
A欄及びB欄に示す通りであった。
(1)晒広葉樹サルファイドパルプ (TAPPIスタンダードT230om −82により
測定した粘度が13cp、 のちのをカナディアン・スタン ダードフリーネス300111Iに、水温20℃で叩解
したもの、ゼー タボテンシャルー14嬌V) 100部−(
2)ポリアクリルアミド(加用化 第5表Yl学製ポ
リストロン191) 記載量(3)重 曹
1.0部(4)カチオン化
澱粉(玉子ナショ 第5表Z欄ナル社製 Cato−
F) 記載量(5)ポリアミドボリアミ
ンエビク 第5表ロルヒドリン(ディックバーキ
X−1欄ユレス社製、商標:カイメン557)記載量(
6)アルキルケテンダイマー (ディックバーキュレス社製、 商標:バーコンW2) 1.0部())
ポリアミドボリアミンエビク 第5表ロルヒドリン(
ディックバーキ X−2+11ユレス社製、商標:カ
ーイメン557)記載量また、ポリアミドポリアミンエ
ピクロルヒドリンを添加した後の、カチオン系中性サイ
ズ剤添加前及び添加後のゼータポテンシャルは、第5表
A欄及びB欄に示す通りであった。
次いで、原紙の各々にサイズプレスとして、カルボキシ
ル基変性PVAと塩化ナトリウムを2:1で水に溶解し
た5%サイズ液を30g/m2塗布乾燥した。この基紙
に、実施例1と同様にして樹脂被覆を行ない写真印画紙
用支持体試料隘17〜19を得た。
ル基変性PVAと塩化ナトリウムを2:1で水に溶解し
た5%サイズ液を30g/m2塗布乾燥した。この基紙
に、実施例1と同様にして樹脂被覆を行ない写真印画紙
用支持体試料隘17〜19を得た。
テスト結果を第5表に示す。
本発明方法により、写真印画紙支持体用基紙の抄紙工程
におけるカチオン系中性サイズ剤のパルプ微細繊維への
定着を促進し、それによって、サイズ剤の浪費量を減少
し、プレスロールの汚れ(デポジット)やブリーディン
グの発生を防止することが可能になり、また、この基紙
から得られる写真印画紙の縁よりの現像液浸み込みを防
止することが可能になった。
におけるカチオン系中性サイズ剤のパルプ微細繊維への
定着を促進し、それによって、サイズ剤の浪費量を減少
し、プレスロールの汚れ(デポジット)やブリーディン
グの発生を防止することが可能になり、また、この基紙
から得られる写真印画紙の縁よりの現像液浸み込みを防
止することが可能になった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、カチオン系中性サイズ剤を含有するパルプスラリー
組成液より紙を抄紙するに際し、 パルプスラリーに低分子量有機カチオン化剤を添加して
、そのゼータポテンシャルを−12mV〜−7mVの範
囲内にコントロールし、 このパルプスラリー混合物に、カチオン系中性サイズ剤
を添加した後、更に低分子量有機カチオン化剤を添加し
て、−10mV〜−4mVの範囲内にコントロールされ
たゼータポテンシャルを有するパルプスラリー組成液を
調製する、 ことを特徴とする、写真印画紙支持体用基紙の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1127777A JP2758024B2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 写真印画紙支持体用基紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1127777A JP2758024B2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 写真印画紙支持体用基紙の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02307997A true JPH02307997A (ja) | 1990-12-21 |
JP2758024B2 JP2758024B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=14968430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1127777A Expired - Fee Related JP2758024B2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 写真印画紙支持体用基紙の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2758024B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05113644A (ja) * | 1991-10-23 | 1993-05-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀多層カラー写真感光材料 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5512868A (en) * | 1978-07-12 | 1980-01-29 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | Production of neutral paper |
JPS6480949A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | Supporting body for photographic printing paper |
-
1989
- 1989-05-23 JP JP1127777A patent/JP2758024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5512868A (en) * | 1978-07-12 | 1980-01-29 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | Production of neutral paper |
JPS6480949A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | Supporting body for photographic printing paper |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05113644A (ja) * | 1991-10-23 | 1993-05-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀多層カラー写真感光材料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2758024B2 (ja) | 1998-05-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |