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JPH02283286A - ヘモフイルス インフルエンザb型の膜タンパク及びペプチド - Google Patents

ヘモフイルス インフルエンザb型の膜タンパク及びペプチド

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Publication number
JPH02283286A
JPH02283286A JP1332998A JP33299889A JPH02283286A JP H02283286 A JPH02283286 A JP H02283286A JP 1332998 A JP1332998 A JP 1332998A JP 33299889 A JP33299889 A JP 33299889A JP H02283286 A JPH02283286 A JP H02283286A
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protein
gene
haemophilus influenzae
sequence
peptide
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JP1332998A
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Robert S Munson Jr
ロバート エス.ムンソン、ジュニアー
Robert W Tolan
ロバート ダブリュ.トルアン
Pele Chong
チョング ペレ
Raafat Fahim
ラファット ファーヒム
Patrick Mcverry
パトリック マクヴェリイ
Michel Klein
ミシエル クレイン
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Sanofi Pasteur Ltd
Original Assignee
Connaught Laboratories Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はヘモフイルス インフルエンザb型から得ら
れるあるタンパクに対するDNA配列、その配列の変形
で適当なベクターで発現させるとタンパク及びペプチド
をもたらし、それらは天然のタンパクの免疫特性のすべ
て又はいくらかを保持しているものに関する。
これらのタンパクやペプチドは連結して(conjug
ate)又はそれなしでヘモフィルス インフルエンザ
b型病に対するワクチンに使うことができる。
又これらタンパクは、T細胞膜抗原として他のハブテン
及び担体と共に用いることもできる。
ヘモフィルス インフルエンザb型菌がひき起す病気の
主なものは、5才以下の児童の髄膜炎である。
この病気に対する防御抗体は上記の生物体外皮膜の多糖
類から誘導することができ、精製したポリリボシルリビ
トール燐酸(PRP)を抗原に利用したワクチンが開発
されている。
このワクチンは成人と24月令以上の小児に対しては9
0%の防御率を示すが、24月令以下の小児では効果が
ない。
他の多糖類ワクチンと同じように、PRPはヘルパーT
細胞の増殖を誘導しないし、再免疫処置では追加応答も
記憶細胞増加もうまくゆかない。
PRPジフテリャ毒素コンジュゲートな使ったコンジュ
ゲートワクチンが開発されているが(ヨーロッパ特許第
0098581を参照のこと)、これはT細胞依存性、
追加免疫及びPRP特異特異的1抗G抗生を来たす。
しかしImmunisation Practices
 AdvisoryCommitteeとAmeric
an Academmy of Pediatrics
のどちらの勧告も、18月令以上の小児の場合にはワク
チンを使用して免疫させるようにとのことだけであり、
これは幼若者にあってはワクチンの有効性が一定してい
なかったからである。
2月令から6月令ないしもっと後の危険があるグループ
において普遍的な防御を得るためには、非外皮膜性抗原
の採用が要求されるのであろう。
病気に対して免疫を誘導する方法は常に改良がなされて
おり、現在ではより小さなよりよく限定された材料を抗
原とする動きにある。
これは成る種の天然の免疫原に基く副作用の発現可能性
を最小にし、又除去しかつ病気に対する防御を与える免
疫原性を維持している。
本発明ではへモフィルス インフルエンザb”4菌の外
皮膜から単離され精製されたタンパクでP2と命名され
たものが示されており、これはラットで前記病気に防御
的な抗体を誘導できるが、このタンパクの構造は今日ま
で知られていない。
発明者等はその精製タンパクのN−末端のエドマン分解
を行なったところ、その配列からヘモフィルス インフ
ルエンザb型菌ゲノムライブラリーを選びだすプローブ
のオリゴヌクレオチドな合成することができた。
この手法で約1700bpのEcoRIフラグメントを
クローニングすることができ、これにはP2遺伝子の5
°部分を含んでいた。
残りのP22遺伝子分を含む重複したPvullフラグ
メントを引続きクローニングした。
そのffi?ffしたフラグメントに対するDNAのオ
ーブンリーディングフレームを翻訳することで。
P2タンパクのアミノ酸配列が得られた。そしてE、c
oliで組換えタンパクを発現させた。
発現したタンパクは、ヘモフィルス インフルエンザb
型菌から分離したものと免疫学的に類似のものであり、
その病気に対して防御的に使用できるだろうと見られた
発明者等はまた、同じ遺伝子を他のヘモフイルス イン
フルエンザb型菌からクローニングし配列も決めた。こ
れらの遺伝子は、塩基配列及びそれに基くアミノ酸配列
において小規模の多形性を示す、従って本発明では第1
にヘモフィルス インフルエンザbzの外皮膜タンパク
P2をコードする遺伝子を開示するものであるが、それ
は個有のものないしはそれと実質的に相同のものの塩基
配列である0本発明はまた、遺伝子工学によって作られ
た上記遺伝子の塩基配列により記されるアミノ酸配列を
持つP2外膜タンパクを含むものである0発明者等は更
に上記遺伝子に幾多の突然変異を起させて部分変更を行
なったがこnは天然のタンパクの免疫特性のすべて又は
いくらかを保持しているタンパク同族体を与える。これ
ら突然変異のいくらかは、オリジナルのものより小さい
けれど依然として免疫原性でありうるようなものへの一
部削除である。従って本発明はまた、ヘモフィルス イ
ンフルエンザb型菌の天然タンパクの免疫特性の少なく
とも一部を持つタンパク又はペプチドを与えるものであ
りこれらは、前記の特有の塩基配列又はそれと実質的に
相同の遺伝子変異物の断片であり適当なベクターの中で
発現を起させる。
特にその遺伝子はヘモフイルス インフルエンザ上ゲノ
ムとして染色体に再構成されるものである。
本発明はまた、天然のヘモフイルス インフルエンザb
型菌の22タンパクの免疫特性の少なくとも一部を持つ
タンパク又はペプチドを含む。
このタンパク又はペプチドは適当な発現系例えば互、c
oli、バチルス、BCG 、酵母、バキュロビールス
、アデノビールス又は哺乳動物の発現系から得られるで
あろう組換えタンパク又はP2タンパクフラグメントで
あろう。
一方これらタンパク又はペプチドは合成によっても得ら
れよう。
このP2アミノ酸配列に由来する免疫タンパク又はペプ
チドはワクチンの構成の一部となり得よう。
P2タンパクは防御性抗原能力を持っているから、発明
者等によってコンジュゲートワクチンの一部として使用
され、そこではコンジュゲートのハブテン部分はへモフ
ィルス生物体のカプセル多糖類部分であった。
これはコンジュゲートタンパクにジフテリア毒を用いる
際に(ヨーロッパ特許第0098581を参照)起る、
ジフテリャに対する過免疫の可能性を避けることができ
て、病気に対して、特に小児において、良好な防御を保
証する。
更に加えて、発明者等はワクチンにあって抗原として作
用しつる、P2タンパクのN−及びC−末端にそれぞれ
対応するアミノ酸配列の2種類のペプチドを固相法で合
成した。
これらのペプチドはコンジュゲートワクチンに使用でき
る。
本発明には更に、ヘモフィルス インフルエンザb型開
培養物から抽出精製した生物学的に純粋な天然P2タン
パク質を提供するものでそれを得る方法には尿素溶液中
に培養物を溶解させる方法を含む。
第1図には精製P2タンパクのN−末端アミノ酸配列、
逆転写による塩基配列及びP2遺伝子単離に使ったオリ
ゴヌクレオチドプローブを示している。
第2図は、P2遺伝子の為のシーケンシングストラテジ
ーを示す。EcoRIとPvu I I断片はM2Sに
両方向にクローニングし、矢印で示したように九113
ブライマーと20−marオリゴヌクレオチドブライマ
ーでデイデオキシ法でシーケンスした。P2遺伝子に対
する領域はボックスで示した。オーブンボクッスは成熟
タンパクを示し、ソリッドボックスはシグナルペプチド
を示す。
第3図は、Durst (OMPサブタイプ2 L) 
、 8358f’!(OMPサブタイプ6U)及びM 
1nnA (OMPサブタイプIH)よりの22遺伝子
の全塩基及びそれに由来するアミノ酸の配列を示す、 
OMPサブタイプ3Lから単離したP2遺伝子は、Mi
nnA P 2遺伝子のものと同一であるから示してい
ない。
第4図は、P2遺伝子の再構築を示す、 1700bp
EcoRr断片を含むMI3ファージは、翻訳開始部位
でのNde Iサイトをオリゴヌクレオチド指定突然変
異誘発に付した。このファージはmP2AIと命名した
。mP2A 1複製フオームを分離してP2遺伝子のN
−末端を含む一600bpフラグメント(斜線で示す)
を、T7−7にクローニングしてpR3M432を作つ
た。P2遺伝子の3°一部分を含む−IKbpのEco
RI−Pst I断片(ソリッドバー)とおよそ500
bpの3゛でその遺伝子に対するもの(オープンバー)
を、P2Bの複製フオーム、Pvu I I断片を含む
M13ファージから得てpRSM478を作り出すため
のpRSM432にクローニングした。ベクターシーケ
ンスは線で示した。P2遺伝子の位置と、T7010プ
ロモーターからの転写の方向は矢印で示した。
第5図は、JMIOI (pRsM478)のウェスタ
ーンプロット解析を示す。第1列は分子量のマーカーを
含む、第2列はヘモフイルス インフルエンザb型Mi
nnAの外皮タンパクに冨む界面活性剤不溶フラクショ
ンを含む。第3から第5列は、次の菌株の超音波破砕物
を含みそれに抗−P2抗血清で発色させたものである。
ヘモフィルス インフルエンザb型MinnA  (3
列) 、JMIOI(pRSM478)でインデユース
していないもの(4列)及びJMIOI (pRSM4
78)でmGPi2でインデユースしたもの(第5列)
である。
ヘモフィルス インフルエンザ()Ieamo hil
us1nfluenzae) b型MinnA株からの
外皮膜プロティンP 2 (outer menbra
ne proteinP2)をコードする遺伝子がゲノ
ムライブラリーからクローニングされ、このヌクレオチ
ド配列が決定された。P2遺伝子の全配列を含み、重複
部を有するEcoRI及びPvullゲノム断片(ge
nomic fragments )が固定され、クロ
ーンが第1図に示す配列を有する混合オリゴヌクレオチ
ドプローブに対するハイブリダイゼーションによりスク
リーニングされた。P2遺伝子の配列結尾の際には、第
2図に示す切断部位を利用した。第3図にMinnA株
からの22遺伝子の完全なヌクレオチド配列及び該ヌク
レオチド配列から誘導されるアミノ酸配列を示す、この
誘導されたアミノ酸配列は化学的に固定されたタンパク
質における配列と、すなわちN末端配列及びトリプシン
としての作用を有する内在ペプチドの配列において同一
であった。このP2遺伝子から誘導されたP2のアミノ
酸組成(理論値)は、実際の化学分析値と、測定誤差範
囲内の違いはあるが、一致した。4つのクローンが更に
他の単離物から、 Pvullフラグメントとしである
いはP2遺伝子のPCR増幅(polymerase 
chain reactionamplificati
on )によって単離された。その際、遺伝子及び誘導
アミノ酸配列は高率で保存されていることが見い出され
た。これらのヌクレオチド遺伝子及びその誘導配列は、
対応するMinnA株の配列と比較された(第3図)。
P2遺伝子の再構築は、隣接する5°側を構成するフラ
グメントと3°側を構成するフラグメントの再結合によ
り行なわれた。その−例が後述の実施例2に示されてい
る。この実施例では、P2遺伝子の5゛側を構成するフ
ラグメントの翻訳開始部位に、部位指定突然変異(si
te directed mutagenisis )
によりNde I切断部位を形成し、形成されたNde
 I切断部位を利用して、Nde I −EcoRIフ
ラグメントを発現ベクタープラスミド pT7−7にクローニングし、再にP2遺伝子の3°側
部分及びその下流部の配列を含むEcoRr −Pst
 Iフラグメントをクローニングされた前記NdeI 
−EcoRIフラグメントのすぐ下流にクローニングす
ることにより、全22遺伝子の再構築が行なわれた(第
4図)、この構築は、a)P2遺伝子の翻訳開始部位か
らの5°側の配列を除去し、b) E−、col i中
での22遺伝子の非調節発現は致命的であるので、P2
遺伝子を調節プロモーターのコントロール下に置くこと
により行なわれた。 MinnA株からの22遺伝子が
E、coliで発現され、対応する大きさの遺伝子産物
が生産された。この遺伝子産物は、ヘモフィルスから精
製されたP2プロティンに対して調製されたうさぎ抗血
清により確認された。
旦、肛旦中での22発現の毒性を減少させるための一方
法として、リーダーペプチドをコードする配列を除去し
、融合タンパクあるいはメチオニンにより始まる成熟タ
ンパクとしてP2を発現させることが行なわれた。また
、他の方法として、該遺伝子の断片あるいは頭部(尾部
)を欠失させた遺伝子(truncated gene
s )をそれぞれ単独であるいは融合タンパクの一部と
して発現させることができる。後述の実施例3は、その
ような融合タンパク(2種)の形成を示す、一つは、N
末端アミノ酸としてのアラニンが欠失した成熟P2タン
パクをコードする配列を含む、2番目のものは、ユニー
クなεcoRI切断部位までのP2遺伝子の3側部分を
コードする配列を含む、これらの配列の両方がベクター
pT7−7に挿入され、転写開始部位、翻訳開始コドン
及びpT7−7中にあるバクテリオファージエフプロテ
ィン10遺伝子のマルチクローニング領域からのDNA
配列によりコードされる種々のアミノ酸を有することに
なる。
これら組換え融合プロティンの半組製品に対して調製さ
れた抗血清は、ヘモフィルス インフルエンザ中に生産
されたP2プロティンと反応し、このことにより、これ
ら融合タンパク及び組換えP2フラグメントは、天然の
P2を認識する抗体を誘導できることが示された。
P2遺伝子あるいはその断片は、E、coli中で他の
調節プロモーターのコントロール下でも好適に発現させ
ることができる。また、リーダーペプチドなしでも発現
させることができる。更に、その毒性が問題とならない
ところにおいては、他のクローニング系で発現させるこ
とができる。該遺伝子及びその断片は、適当なプライマ
ーを用いたPCR(polymerase chain
 reaction )により(後述の実施例1参照)
合成することができ、また、その毒性を避けることがで
きる場合には、旦、coliあるいは他の適当な宿主中
に、適当なりローニングベクターやバタテリオファージ
ベクターを用いて直接クローニングすることもできる。
好適な発現系としては、グラム陽性細菌、牛痘、ウィル
ス、アデノウィルス、バクロウィルス(baculov
irus)、酵母、カビ、BCGあるいは哺乳類を用い
た発現系を挙げることができる。
調節された酸加水分解で調製したヘモフィルスオリゴ糖
(HPRP:鳳胚」±■胚o1igosacchari
des)が、臭化シアン反応を利用して、精製されたP
2プロティンと接合された。この接合に用いられたPR
Pの平均分子量は、約20.000ダルトンと同定され
た。また、この接合にはリンカ−は使用されなかった。
過剰のバブテンを得るために、PRPとプロティンの比
(PRP)/ (プロティン)として、約7のものが用
いられた。反応後の生産物の分析では、(PRP)/ 
(プロティン)は約0.1であった。この接合体のうさ
ぎでの免疫原性が試験され、第1次及び第2次抗PRP
免疫応答が観察された(後述の表1参照)、イムノブロ
ッティングによる分析において、うさぎの抗−PRP−
P 2抗血清は、P2に対して強い反応性を示した。こ
のデータは、ジフテリアや破傷風のトキソイドが接合プ
ロティン(conjugation protein)
として使用される際に、ジフテリアや破傷風に対する過
免疫の可能性の問題を避けるために、コンジゲートワク
チン(conjugate vaccine)の担体プ
ロティンとしてP2が利用できることを示している。更
に、P2プロティンに対する抗体によって付与される同
型防御の結果として、ワクチンとしてのPRP−P、2
は、特に乳児や幼児におけるヘモフィルス インフルエ
ンザb型感染に対するより確実な防御を保証し得る。
P2のボリン活性(Porin activity)及
びP2に対する抗体のラット菌血症での防御性から、本
発明者らはP2の防御エピトープの確認、及びP2をベ
ースとしたヘモフィルス インフルエンザb型ワクチン
に組み入れるべきP2の機能領域の位置及び特性の分析
を行なうためのプローブの作成を行なうことを決定した
。N−及びC−両末端は、P2プロティン配列のキーチ
ードーリトルプロット(Kyte−Doolittle
 plot )において親水性であると予想されたので
、この両末端がまず研究の対象とされた。C末端及びN
末端のそれぞれにシスティンが付加されたボリン−I 
(porin−I。
アミノ酸残基No、l〜I4)及びC−HIBP2(ア
ミノ酸残基No、314〜341)ポリペプチドが化学
的に合成された。ペプチドの一方の末端にユニークなシ
スティンを有することは、特異的な方向での担体プロテ
ィンとのカップリングを可能とする。2機能性クロスリ
ンカー(cross−1inker)であるスルホ−3
IAB(Sulfo−5IAB)が、担体プロティンと
システィン含有ペプチドとのカップリングのための試薬
として、m−マレイミドベンゾイル−N−ハイドロキシ
サクシニミド エステル(MBS:m−maleimi
dobenzoyl−N−hydroxysuccin
imide ester)よりも良好であることが判明
した。
はつかねずみ及びモルモットにおいて天然P2に対して
生じた抗血清との両合成ペプチド、すなわちポリンーエ
及びC−)118P2の反応性がペプチド特異的ELI
SA法により評価された。全ての抗P2抗血清がC−H
IBP2ペプチドを良く認識したが、ボリン−Iとは反
応しなかった。このデータは、P2の主要な免疫優性B
細胞エピトープはC末端領域(残基No、314〜34
1)中にあることを示している。
合成された上記のペプチドが、ワクチンとして利用でき
るかどうかを決定するために、ペプチド−にLHコンジ
ュゲートの免疫原性が個々に評価された。うさぎが免疫
され、抗ペプチド抗血清がELISA 、二重免疫拡散
法及びイムノブロッティグ法により評価された。うさぎ
抗血清は、免疫に用いたペプチドに対する単一特異性を
ELrSAにおいて示した。ボリン−Iに特異的な抗体
及びC−HIBP2に特異的な抗体のいずれも全てのア
ッセイにおいてP2を認識した。この結果は、両者の末
端領域が露出しており、かつ抗体との相互作用がないこ
とを示している。両者のベブタイドにおけるにLHとの
コンジュゲート体は、いずれも強い抗体応答をうさぎに
おいて誘発させたので、これらがワクチンの調製におい
て抗原として作用できることは明らかである。
本発明の中において明白に述べられていないが、分子生
物学、タンパク生物化学、ハイブリドーマテクノロジー
の方法を用いる。また、ここに示す実施例は科学文献に
十分に報告されているものであり、それらの技術分野の
熟練した能力の範囲内で十分である。
実施例1 本実施例は、P2遺伝子のクローニングと配列を説明す
るものである。
染色体DNAをヘモフィルス インフルエンザb型から
通常の方法にて分離し、EcoRI 、 Pvull 
Pst IまたはPst IとPst IとPvuII
との混合物とを用いて完全消化した。消化したDNA 
2μgを0.7%のアガロースのそれぞれのレーンに付
し、操作指示に従ってハイボンド−Nメンプラン()I
ybond−N memburanes)に電気泳動し
転写した。N−末端のシーケンスデーターと[α−”P
]ATPでラベルした末端(end)をもとにして合成
オリゴヌクレオチド プローブを合成した。約1700
bpのシングルEcoRIフラグメント、約1600b
pのユニークPvurlフラグメントおよび約10.0
flObpのユニークPst Iフラグメントをこのプ
ローブにパイプリダイズした。
染色体DNAヲEcoR工テ消化し、1000〜200
0bp(7)フラグメントを分離し、ベクターλ gt
llにクローン化したa E、coliは組み替えλ 
gtllにクローンに感染され、ブラーブをハイブリダ
イゼーションによってスクリーニングした。約1700
bpのEcoRIのフラグメントをバクテリオファージ
 M+3ベクターに移し、部分的にシーケンスした。混
合したオリゴヌクレオチド プローブをブライマーとし
て使用することによってデオキシ シーケンス法を実施
した。付加されたブライマーは生成されたP2遺伝子の
5°末端が第2図の用にシーケンスされた。また、ユニ
ーク Pvullシートがリーダーペプチドに対してコ
ードされているDNAシーケンスの3゛未満付近に同定
された。
上述のように、P2遺伝子に含まれて要る遺伝子Pvu
IIのフラグメントは約1600bpのサイズである。
pvulIのフラグメントの部分的ライブラリーはM!
3に生成され、第2図に示されるようにシーケンスされ
た。
他のヘモフイルス インフルエンザ b型からのP2遺
伝子は、Pvull制限フラグメントとしてクローン化
されるか、またはポリメラーゼによるチェーンリアクシ
ョンによる遺伝子DNAの増幅のあとにクローン化され
る。
増幅に使用されたオリゴヌクレオチドは以下のとおりで
ある。
5’ CTTGGATCCTTAATCGTTGGTG
CATTCGCAGC および 5’ GCAAAGCTTGCGAATCTTTCGA
TTCGOCT これらのオリゴヌクレオチドは5°末端に独自の切断部
位を含んでおり、遺伝子のPCR法(polymera
se dchain reaction)の後でのクロ
ーニングを容易にする。クローン化されたPvuII遺
伝子フラグメントまたは増幅後のクローン化された遺伝
子は十分にシーケンスされた。
実施例2 本実施例は、[:、coliのP2遺伝子の再構築と発
現について説明するものである。構築するP2遺伝子に
対してシーケンス5゛未満を除去し、P2遺伝子をベク
ターpT?−7中において調節バクテリオファージエフ
プロモーターから下流に再構築した。
P2遺伝子の翻訳開始部位でNde I部位を形成する
ために、約1700bpEcoRIフラグメントを含む
クローンに部位指定の突然変異をおこなった。EcoR
Iフラグメントに対するNde Iは、pT7−7に再
結合したM13の複写型からサブクローン化された。そ
の遺伝子のリマインダーとしてEcoRI −Pstl
フラグメントが加えられた。それを第4図に示した。そ
の構成物をE、coliのJ[01株にトランスフオー
ムした。類似のサイズの複製(redombinant
) P 2(rP2)が、抗−天然P2抗血清を用いて
ウェスタンプロット法によって測定したとき、本株の抽
出物のなかから検出された。(第5図)ラクトースプロ
モーター7才へレータ−(イソプロピルチオガラクトシ
ドイドの存在下において)のコントロール条件のもとに
、バクテリオファージT7RNAポリメラーゼ遺伝子を
発現するバクテリオファージによる本菌株の感染がrP
2合成のレベルを増加した。
実施例3 本実施例は、P2エピトープを示す融合タンパクを生じ
る遺伝子の構築を示したものである。
はとんどの成熟したP2タンパク対応するコードをもつ
DNAシーケンスを含むPvurl −PstIフラグ
メントと、P2遺伝子の3゛部位のコードシーエンスを
含むEcoRI −PstlフラグメントがpT7−7
ベクターの中でクローン化され、それはSmalとPs
tI又はEcoRIとPstlでそれぞれ切断された。
バクテリオファージT7遺伝子1oを用いたフレームフ
ュージョンにおいて、タンパクがそれらのクローンの中
に生成された。ファージDE3に溶菌的であるE、co
li、 8121株の誘導法にその構成物を挿入した。
 DE3はラクトースプロモーター/オペレーターのコ
ントロール下にT7  RNAポリメラーゼ遺伝子を含
んでいる。 T7RNAポリメラーゼはイソプロピルチ
オガラクトシドの添加によって誘発された。その融合タ
ンパク遺伝子の転写と翻訳が行われた。融合タンパクは
不溶性の包括体に蓄積され、ソニケーションによる溶菌
の後で2Mのシュークロース上でベレットさせることに
よって部分的に精製された。ネズミが精製した融合タン
パクで部分的な免疫状態になった。これらの抗血清はヘ
モフイルス インフルエンザによって生産されたP2と
認められた。
実施例4 本実施例は、ヘモフィルス インフルエンザb型の培養
液からP2プロティンを精製する方法について示してい
る。
純粋の22プロテインがEagen株の培養液のセタブ
ロン(Cetav Ion)沈澱物から精製された。培
養ペーストを4M尿素を含むPBSバッファーを用いて
ポリトロン中で90秒間ホモケナイズし、そのサスペン
ションを室温で90分間攪拌した。 8,000gで3
0分間遠心分離することによって透明な上清が得られ、
それをPBSで透析することによって尿素を除去した。
透析の間に沈澱が形成され、それを8.000g、30
分間の遠心分離により収集した。収集した沈澱物を2%
のオクチルグルコシド0.2%のソディウムデオキシコ
レートを含む100mMのトリスバッファー、pH8に
懸濁した。この段階で、SOSポリアクリルアミド電気
泳動分析(SO3PAGE分析)によれば、P2の調整
は95%の精製が達成されていた。
実施例5 本実施例は、オリゴサツカライドと22接合体の調整に
ついて示す。
ヘモフィルス インフルエンザ タイプb空の才青製ボ
リサ・ンカライド(PRP)はpH3,2の0,1Mク
エン酸ナトリウム中でセファクリルS−200カラムに
おけるゲル濾過によって測定される分子量サイズ15〜
40.000ダルトンの範囲になるように十分な時間を
かけて80〜90℃まで加熱された。 PRPの容量を
0.85%塩化ナトリウムpua、sと6.7%トリエ
チルアミンハイドロクロライド中に25mβ/mβにな
るように希釈した。アイスバク中で攪拌し、1m℃アセ
トン中に1g溶解しているシアノーゼンブロミドの濃縮
液全量0.1に1分毎に間隔をあけて5等量加えた。添
加の間、pHは!、ONaOHでS、O〜9.0に保っ
た。最終的添加の後2分間、その反応混合物のpHを1
.ONの塩酸で6,0まで下げた。活性化されたポリサ
ッカライドは低分子量の反応物を除去するため、4℃で
0,85%塩化ナトリウムに対して完全濾過することに
よって精製した。 PRP濃度は25mg/mρで維持
した。
精製したP2タンパクは4℃で限外濾過によって約3.
5mgまで濃縮した。その後、1.0%オクチルグルコ
シドを含む0.85%塩化ナトリウムに対して4℃で完
全濾過し、トリスとデオキシコレートを除去した。完全
濾過し、精製したP2タンパクと完全濾過し、活性化し
たPRPを等型容器中で混合しシールした。pHを8,
5に調整し、その反応混合液を4℃で15〜18時間振
盪した。この時点では、未反応のタンパク質またはPR
Pからその、合体を精製するための試みは行われていな
い。
混合物中のポリサッカライドとタンパク濃縮物は常法に
よって測定された。
実施例6 本実施例は、ペプチドの合成とペプチド担体の調整を示
している。
P2のN−とC−末端シーケンスに対応するペプチドは
個々にコマーシャルペプチド合成機中で合成され、続い
て酢酸を用いて樹脂から分離した。そしてVydacC
Jカラムにおいて0.1%トリフルオロアセトニレート
の濃度勾配(0〜40%)を用いて分離511PLcに
よって精製した。ペプチドプロティン−1はN−末端シ
ーフェンス(アミノ酸残基1〜14)と添加したシステ
ィンを含んでいる。
そのシーケンスは、 Ala−Val−Val−Tyr
−Asn−Asn−Glu−Gly−Thr−Asn−
Val−Glu−Gly−Cysである。ペプチド C
−HIB P 2はC−末端シーフェンス(アミノ酸基
314〜341)と添加したシスティンを含んでいる。
そのシーケンスは、Cys−A la−Arg−Thr
−Arg−Thr−Thr−G Iu−Thr−G l
 y−Lys−G 1y−Va 1−Thr−G 1u
−Lys −5er−Val−Gly−Val−Gly
−Leu−Arg−丁hy−Pheである。
免疫学的研究に対して用いられているすべての合成ペプ
チドはHPLC分析による判定で95%以上の精製度で
あった。ペプチドの加水分解によるアミノ酸分析は理論
的組成と良く一致した。
個々のペプチドとKLH(keyhole limpe
t haem。
cyan in)またはBSA(bovin seru
m albumin)との複合は、担体タンパクに対し
てペプチドの分子量比が10:1の条件で以下の装飾法
を用いて常法(Liuet al、 、Biochem
istory、 18.690. (i979) )に
従って行った。担体タンパクはまずスルフオスクシニル
(4−ヨウドアセチル)−アミノベンゾエート(Su 
1fo−S IAB)で修飾された。その修飾されたタ
ンパクはさらにゲル濾過HPLCによって精製された。
ペプチドは引き続いて4〜6時間かけて担体タンパクと
修飾され、ペプチド−担体タンパク複合体がゲル濾過に
よって分離された。
実施例7 本実施例は、プロトコルを動物に免疫性を与えるために
使用し、抗血清を調整することのついて示している。
P2タンパク特別抗血清およびべオウチド特別抗血清を
以下のように調整した。すなわち、ウサギ、モルモット
、マウスにそれぞれ完全なフルンドのアジュバントにエ
マルジョンさせたペプチド−Kl、■接合体の22、P
RP−P 2を筋肉注射し免疫化した。 PBSバッフ
ァ  500ul中に20〜500μg含まれる物質が
注射された。最初の注射から2週間毎にそれぞれの動物
から採血した。血清を遠心分離によって凝固血から分離
し、30分間56℃の加熱によって不活性化し、その後
−20℃で保存した。
実施例8 本実施例ではP2に対してエライザ特別法によって調整
した。
それぞれの22ペプチド(5ug/well)を16時
間、4℃でインキュベーションすることによってマイク
ロタイトルプレートに直接コートした。そのウェルは3
0分間3%のウシ血清アルブミンを含むPBSによって
ブロックされた。連続的にベブチドースベシフィク抗体
に対して希釈されたウサギ、モルモット、マウスのP−
2スペシフイツクが、各ウェルに添加され、室温におい
て2時間プレートがインキュベートされた。過剰の抗体
は洗浄用のバッファー(0,1%ツイーン20を含むP
BS)で3回洗浄し除去した。市販のプロティン A−
プロキターゼ複合体が各ウェルに添加され、ブレーナは
さらに1時間室温にてインキュベートされた。過剰のプ
ロティン A−プロキターゼを除去した後、プレートを
洗浄用バッファーで洗い、0.2mffのテトラメチル
ベンジダイン(TMB)基質を各ウェルに添加した。プ
レートを色が変化し終わるまで暗所にてインキュベート
した0反応をIN硫酸50gβ添加によって停止し、各
ウェルをエライザリーダーを用いて450nmで測定し
た。
実施例9 本実施例は、抗−P2抗血清を特徴化するイムノブロッ
ティング法の実施について示す。
天然のタンパクP−2、レコンビナントP−2、合成K
L)I−ペプチド接合体及びPRP−P 2接合体に対
するウサギから調整した抗体は、イムノブロッティング
法を用いてその特性を試験した0文献に記載されている
方法によって(Towbin et al。
Proc、 Nat、 Ac1d、 Sci、 、 7
6、4350 (1979)、精製したネガティブなP
−2とりコンビナンドP−2を電気泳動にかけ、続いて
5OS−PAGEゲルからニトロセルロース膜に電気移
動した。ニトロセルロース膜はネイティブなP−2、レ
コンビナントP−2、合成KLH−ペプチド接合体、ま
たはPRP−P 2接合体に対して作用のある様々なウ
サギ抗体の適正な希釈物で2〜4時間インキュベートし
た。抗血清は、洗浄バッファー(0,1%トリトンX−
100を含むリン酸バッファー塩)にて500倍に希釈
した。過剰の抗体が洗浄バッファーで3〜5回洗浄する
ことによって除去された。ボート抗つサギIgG抗体が
市販のアルカリ−フォスファターゼに接合され、第2の
抗体として使用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、精製P2タンパクのN−末端アミノ酸配列、
その逆転写による塩基配列及びP2遺伝子単離用オリゴ
ヌクレオチドプローブを示し、第2図は、P2遺伝子シ
ーケンシングストラテジーを示し、第3図はP2遺伝子
とそれに由来するアミノ酸の全配列を示し、第4図は、
P2遺伝子の再構築を示し、第5図は、JMIOI (
pRSM478) (D クー1−スターンプロット解
析を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ヘモフイルスインフルエンザb型の外皮膜をプロテ
    インP2をコードし、第3図に示すヌクレオチド配列ま
    たは該ヌクレオチド配列と実質的に相同なヌクレオチド
    配列を有することを特徴とする遺伝子。 2)ヘモフイルスインフルエンザb型が、 MinnA株、Durst株、OMPサブタイプ6U株
    またはOMPサブタイプ3Lである請求項1記載の遺伝
    子。 3)重複部分を含み、全P2遺伝子の配列をカバーする
    EcoR I 及びPvuIIヂノムフラグメントの同定過
    程、及び第1図の配列の混合オリゴヌクレオチドプロー
    ブに対するハイブリダイゼーシヨンによるクローンのス
    クリーニングの後に第2図の制限酵素切断部位を利用し
    た配列分析の過程または請求項2の遺伝子配列から得た
    オリゴヌクレオチド配列を用いたハイブリダイゼーショ
    ンの過程を経て得られた請求項1に記載の遺伝子。 4)第3図に示すアミノ酸配列または該配列と実質的に
    相同なアミノ酸配列を有するヘモフイルスインフルエン
    ザb型の遺伝子操作により得られた外皮膜P2プロテイ
    ン。 5)第3図に示すヌクレオチド配列または該配列と実質
    的に相同な配列を有する遺伝子の断片または変異体であ
    り、ベクター中における発現においてヘモフイルスイン
    フルエンザb型の天然タンパクの免疫特性の一部を少な
    くとも有する遺伝子。 6)ヘモフイルスインフルエンザb型のゲノムの染色体
    中に再結合されている変異P2遺伝子である請求項5記
    載の遺伝子。 7)ヘモフイルスインフルエンザb型の天然P2プロテ
    インの免疫特性の一部を少なくとも有するタンパクまた
    はペプチド。 8)生体で発現することにより生産されたものである請
    求項7に記載のタンパクまたはペプチド。 9)合成されたものである請求項7記載のタンパクまた
    はペプチド。 10)薬学的に許容される担体と、請求項7のタンパク
    またはペプチドを含むヘモフイルスインフルエンザb型
    に対するワクチン。 11)担体にタンパクまたはペプチドが接合したもので
    ある請求項10記載のワクチン。 12)請求項4のタンパクをカプセル状のヘモフイルス
    の多糖に接合させてなるヘモフイルスインフルエンザb
    型用コンジュゲートワクチン。 13)ヘモフイルスインフルエンザb型のP2プロテイ
    ンのN末端配列(アミノ酸残基No.1〜14)または
    C末端配列(アミノ酸残基No.314〜341)のア
    ミノ酸配列に相当する合成ペプチド。 14)担体タンパクと請求項13の合成ペプチドとを含
    む接合体。 15)ヘモフイルスインフルエンザb型の天然P2プロ
    テインにアミノ酸配列において対応するタンパクのベク
    ターを用いた製造方法であって、 a)ヘモフイルスインフルエンザb型の外被膜P2プロ
    テイン遺伝子の翻訳開始部位を 含む5’側領域を有するEcoR I フラグメントにオ
    リゴヌクレオチド指定突然変異を行な い、翻訳開始部位にNde I 部位を付与する過程と、 b)発現ベクタープラスミド中に、前記Nde I −E
    coR I フラグメントをクローニングする過程と、 c)前記P2遺伝子の3’側領域を含むEcoR I −
    Pst I フラグメントを前記発現ベクタープラスミド
    中にNde I −EcoR I フラグメントの直ぐ下流に
    クローニングする過程と、 を有するタンパクの製造方法。 16)プラスミドまたはファージを用いた生体の形質転
    換、該生体でのP2遺伝子の発現、そのままの、あるい
    は変異させたP2遺伝子を含むウィルスベクターでの細
    胞へのトランスフェクション及び生体染色体への変異さ
    せていない、あるいは変異させたP2遺伝子の再結合を
    含む請求項15記載のタンパクの製造方法。 17)生体が¥E¥.¥coli¥である請求項16記
    載のタンパクの製造方法。 18)生物学的に純粋な天然ヘモフイルスインフルエン
    ザb型P2プロテイン。 19)ヘモフイルスインフルエンザb型の培養から精製
    された天然P2プロテインを単離する方法であって、 a)該培養からタンパク質を沈殿させる過程と、 b)該タンパク質の沈殿を尿素水溶液に懸濁させて、天
    然P2プロテインを溶出させる過 程と、 c)得られた溶液と不溶性物質とを分離する過程と、 d)不溶性物質と分離された溶液から精製された天然P
    2プロテインを沈殿させる過程 と、 を有する天然P2プロテインの単離方法。 20)前記溶液を透析して尿素を除去することで精製さ
    れた天然P2プロテインを沈殿させる請求項19記載の
    単離方法。
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