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JPH02257897A - 酵素―核酸ヒドラゾンおよびヒドラジド結合組成物ならびに結合方法 - Google Patents

酵素―核酸ヒドラゾンおよびヒドラジド結合組成物ならびに結合方法

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JPH02257897A
JPH02257897A JP1250374A JP25037489A JPH02257897A JP H02257897 A JPH02257897 A JP H02257897A JP 1250374 A JP1250374 A JP 1250374A JP 25037489 A JP25037489 A JP 25037489A JP H02257897 A JPH02257897 A JP H02257897A
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JP
Japan
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nucleic acid
formula
group
enzyme
probe
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Application number
JP1250374A
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English (en)
Inventor
Soumitra Shankar Ghosh
ソウミトラ・シャンカー・ゴーシュ
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Siska Diagnostics Inc
Original Assignee
Siska Diagnostics Inc
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H21/00Compounds containing two or more mononucleotide units having separate phosphate or polyphosphate groups linked by saccharide radicals of nucleoside groups, e.g. nucleic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6813Hybridisation assays
    • C12Q1/6816Hybridisation assays characterised by the detection means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54353Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals with ligand attached to the carrier via a chemical coupling agent

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  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、標識が、核酸に共有結合されている触媒とし
て活性な酵素である新規な核酸プローブ、該プローブを
つくるための新規な核酸中間体、および該プローブを製
造し、かつ使用する新規な方法に関する。
発明の背景 核酸プ■−ブは生物体物質試料中のDNA分析体および
RNA分析体を探し出して、同定する場合に多様な用途
を有している。核酸プローブハイブリッド形成分析法の
用途には遺伝性疾患の検知、伝染病の診断、食物汚染の
検出、形質転換した培地から得られるクローン中の所望
のクローンの確認、クローン化したDNAフラグメント
中の突然変異の性状ならびに程度の測定、およびDNA
分子ならびに染色体マツプの作成がある。
合成オリゴヌクレオチドのようなりNA分子およびAN
A分子を標識付けする場合に検出可能であり、従って核
酸プローブハイブリッド形成分析法のプローブとして用
いることができるようなもつとも一般に用いられる方法
はs!p、 sB、またはmsSのような放射性同位元
素による酵素的または化学的放射性標識付けである。塩
基が約100個よりも少ないオリゴヌクレオチドプロー
ブを含む放射性標識付は核酸プローブは分析においてす
ぐれた感度と特異性を呈することができる。しかし該標
識付けは、放射性核酸分子の貯蔵寿命が短かく、かつ、
ハイブリッド形成分析過程における標識付けの間および
廃棄の場合に、危険な放射能に対する人体および環境の
被曝を最小限にするために特別な設備と注意とを必要と
するので望ましくなく、また能率的でない。臨床上、診
断上その他の用途において核酸プローブを広範囲かつ日
常的に使用するには、使用が容易であり、かつ少なくと
も放射性標識付はプローブが呈するのに匹敵する感度お
よび特異性を呈する非放射性標識が必要であろう。
通常用いられる非放射性核酸プローブ検出システムは主
に間接的な方法であり、該方法では試料中の標的DNA
分析体およびANA分析体とハイブリッド形成する核酸
プローブが、結合部分すなわち「リンカ−」によって標
識としてのビオチンまたは低分子量ハプテンと共有結合
しており、かつ該ビオチンまたはハプテンに(非共有結
合的に)結合するタンパク質複合体を用いて、プローブ
を検出する信号を発する。たとえば、末端ヌクレオチド
への共有結合(たとえば、5′−ヌクレオチドの5′−
炭素による)によるか、または1つ以上のヌクレオシド
塩基においてビオチンに接合している核酸が公知である
。たとえば、Cksおよび□rgsj、 DNA4.3
27−331頁(1985年);Ward等、米国特許
第4,711,955号をお照のこと。このようなビオ
チン化核酸プローブi−1、プローブをその標的とハイ
ブリッド形成させ、かつ分析システムから過剰の非ノ・
イブリッド化プローブを洗い去った後に、ビオチンと極
めて大きい親和力を有すやタンパク質であるアビジンま
たはストレプトアビジン複合体を、セイヨウワサビのペ
ルオキシダーゼまたはアルカリホスファターゼのような
酵素とともに系に加え、ビオチンに結合されていない過
剰のタンパク質複合体を系から洗い去り、次にタンパク
質複合体の酵素用基質を系に加えると、系中に存在する
酵素が発色反応の触媒となり、肉眼的または分光測光的
に検出しうる有色生成物が生じることによって検知され
る。核酸に共有結合している標識が酵素カルボニックア
ンヒドラーゼの阻害剤である「ハプテン」であり、信号
発生タンパク質複合体がカルボニックアンヒドラーゼの
ホモポリマーかまたはカルボニックアンヒドラーゼと他
のタンパク質(たとえば酵素)とのヘテロポリマーであ
る同様のシステムが欧州特許出願公告第0210021
号に記載されている。
これらの間接的な検出方法は信号発生タンパク質複合体
を核酸プローブに結合させる工程を要して不利である。
この工程は分析を行うに要する操作を付は加えることに
よりハイブリッド形成分析法を実施する困難性を増すだ
けでな(、分析システム中のタンパク質複合体の非特異
的結合による不可避的なバックグラウンドの増大のため
に分析感度を低下させ“る。たとえば、アビジンまたは
ストレプトアビジンを含むタンパク質複合体を、ハイブ
リッド形成分析法におけるプローブとしてのビオチン誘
導核酸とともに使用する場合には、アビジンまたはスト
レプトアビジンとビオチン化核酸プローブとの結合だけ
でなくまた臨床試料にはよ(見られる内因性ビオチン化
タンパク質ならびに種々の糖タンパク質との結合に帰因
する高レベルのパックグラウンドによって感度は著しく
制限される。
これまで、直接的で非放射性の核酸プローブの酵素的検
出システム、すなわち、プローブが、通常、核酸と標的
とのハイブリッド形成前に、触媒として活性な信号発生
酵素に共有結合する核酸であるシステムはほとんど用い
られなかった。
R55gおよびfssrg、N5aL、 Ac1ds 
Ram、 12.3435−3444頁(1984年)
、は一本鎖DNA(すなわち、熱変性プラスミドDNA
)をグルアルデヒドを用いて修生の腸のアルカリホスフ
ァターゼまたはセイヨウワサビのペルオキシダーゼ複合
体に共有結合させるDNAプローブを述べている。酵素
複合体は酵素の分子をポリエチレンイミンのコアに接触
させることによって調製する。プローブ中の酵素はプロ
ーブが検出される発色反応の触媒となりうる状態を保っ
ている。Rangおよびに%デ廖の前掲書中に記載され
たプローブは長さが少なくとも約1000個の塩基の一
本鎖核酸を必要とし、かつハイブリッド形成分析法に用
いられる場合に見られる高レベルのバックグラウンドの
ために感度が制限される。
Jahlosahi等、N5a1. Ag1da Ra
m、 14.6115−6128頁(1986年)、は
修生の腸のアルカリホスファターゼを合成オリゴヌクレ
オチド(塩基の長さ21−26個)に接合させてつくっ
たプローブを記載しているが、その中で塩基の1つは遊
離アミノ基で12一原子部分の炭素−5に共有結合させ
るように変性させたウラシルである。酵素は、先ずオリ
ゴヌクレオチドをジスクシンイミジルスベラートと反応
させ、それによってスベラートのカルボキシル基の1つ
をオリゴヌクレオチドの変性ウラシルに結合した遊離ア
ミノ基にアミド結合として結合させ、次に変性オリがヌ
クレオチドをアルカリホスファターゼと反応させ、それ
によってスペラートの他のカルボキシル基を酵素の遊離
アミノ基とアミドを形成させる。
Jaklo%a&S 等は前掲書でジスクシンイミジル
スベラートリノカーのN−ヒドロキシスクシンイミジル
基の不安定性によるプローブ合成の複雑さを明瞭に述べ
【いる。
Ll等、#saJ、 Ac1ds Ram、 15.5
275−5287頁(1987年)、は修生の腸のアル
カリホスファターゼをスルフヒドリルによって一重鎖オ
リプヌクレオチドに共有結合させる核酸プローブの調製
法および使用法を報告している。R4等が前掲書で報告
したプローブにおいては、一本鎖オリゴヌクレオチドは
、オリゴヌクレオチドセグメントの3′−末端に添加さ
れ、配列が標的セグメントの配列と相補的であり、かつ
ノ・イブリッド形成分析におい【プローブが、ノ・イブ
リッド形成しようとする数個のヌクレオチドのスペーサ
ーの3′−末端のシチジンのR4−位置において誘導さ
れる。
3′−シチジンに誘導される基は遊離のスルホヒドリル
基を有する。オリゴヌクレオチドを酵素に結びつける接
合反応において、オリゴヌクレオチドに結合される遊離
スルホヒドリルは、酵素とα−ブロモ酢酸のN−ヒドロ
キシスクシンイミドエステルとの反応中にアルカリホス
ファターゼに結合しているブロモアセチル基と反応する
。L(等が前掲書で報じたプローブおよびそのpm法は
不必要なジスルフィドを生成する酸化条件に対するスル
ホヒドリル含有化合物の不利な感度のために欠点がある
。たとえば、OrgalおよびCh、、 Ns+1゜A
6ide Rag、 16.3671−3691頁(1
988年)、参照のこと。さらに、L(等のプローブ中
の多重ヌクレオチドスペーサーはプローブの特異性に悪
影響を及ぼすことがある。
Kt s g等、Btoahmrniatrl 25.
5774−5779頁(1986年)、は1つのタンパ
ク質と別のタンパク質との接合体の調製法を記載してい
る。K4%、等によれば、アリールアルデヒド基または
アシルヒドラジド基を有するようにオボアルブミンを変
性させた後に、該アルデヒド−またはヒドラジド−基変
性オボアルブミンをカップルさせると、オボアルブミン
がヒドラゾン基を含むリンカ−によって共有結合される
オリゴマー化接合体が生成する。シアノボロヒドリドを
用いてリンカ−のヒドラゾン基をヒドラジド基に還元さ
せることも記載されている。
Kravhaky等、 N5aL、Ac1ds  Ra
g、15、2891−2909頁(1987年)、は式
−(PO4) (’77*)u(CO) (NH) (
CHO)の部分を有する5′−ヌクレオチドの5′−炭
素において遊離アルデヒド基で誘導ジター重鎖オリゴヌ
クレオチド(塩基16個)の調製法を記載している。K
ymmskl  等は前掲書において、リンカ−がヒド
ラジドの代りにヒドラゾンを含む中間体のシアノボロヒ
ドリド還元忙よって生成したヒドラジド基を含むリンカ
−によってオリゴヌクレオチドがビオチンおよびラテッ
クス微小球とそれぞれ共有結合的に結び付けられるこの
オリゴヌクレオチドと、ビオチンヒドラジド(すなわち
、式−(Co)(NH)〔NHいの基に変性されたカル
ボン酸基を有するビオチン)との反応および式−CCO
) CNH) (NH,)の基に誘導されたポリスチレ
ンラテックス微小球との反応を記述し【いる。Ji’r
gmaAy等は前掲書で、アルデヒド基とヒドラジ7基
との反応においてはヒドラゾン基を有するリンカ−を著
しい収量で得ることができず、アルデヒドとヒドラジノ
との満足すべき接合にはヒドラジドへのヒドラゾンの還
元を押し進めるためにシアノボロヒドリドの存在を必要
とすることを示唆している。Kデー11ν等は、前掲書
において、ビオチン誘導接合体ならびにラテックス微小
球誘導接合体中の一本鎖オリゴヌクレオチドは、ヒドラ
ジド基を含むリンカ−とともにハイブリッド化して、相
補的配列の核酸セグメントとなることを示している。
発明の要約 本発明は、式−NH−N=CH−のヒドラゾン基または
式−NH−NH(CM、)−のヒドラジド基を含むリン
カ−によって、5′−末端ヌクレオチドの5′−炭素か
ら触媒として活性な酵素に共有結合した一本鎖核酸より
なる新規の核酸プローブを含有する。本発明によるプロ
ーブは予期しない速度、効率および特異性で標的核酸と
ハイブリッド化する。
さらに、本発明によるプローブの感度は驚(べきほど良
好で、核酸が標的セグメントの配列と相補的配列をなす
長さが塩基約150個よりも少ないオリゴヌクレオチド
であるプローブの場合特に良好である。
従って、本発明は、また、直接的検出システムを用いる
篤くべきほど有利な、改良された核酸プローブハイブリ
ッド形成分析法をも含意する。
さらに、別の態様において、本発明は、本発明による核
酸プローブを調製する中間体であり、5′−末端ヌクレ
オチドの5′−炭素において、式−NH(NH,)の遊
離ヒドラジノ基で誘導される新規な一本鎖核酸を含意す
る。
なおさらに、本発明は、本発明による核酸を、式−(C
o)Hの遊離アルデヒド基を有するように誘導される触
媒として活性な酵素と反応させることよりなる本発明に
よるプローブを製造する驚くべきほど高収量で驚くべき
ほど効率的な方法を含意する。
核酸の末端ヌクレオチドと酵素とのリンカ−がヒドラゾ
ン基を含む本発明によるプローブは驚くべきほど安定で
ある。しかし、さらに、本発明は、核酸の末端ヌクレオ
チドと酵素とのリンカ−がさらにより安定なヒドラジド
基を含む本発明によるプローブを製造する方法において
、該方法は本発明によるプローブをシアノボロヒドリド
で還元することよりなる(ただしリンカ−はヒドラゾン
基を含む)方法を含意する。この方法は、核酸および酵
素が実質的に影響を受けず、実質的に影響を受ける唯一
の基はリンカ−中のヒドラゾン基であることによる予期
しない特異性の点で驚くべきほど有利である。
なおさらに、本発明は化合物4−N′−ベンジルアミド
ベンズアルデヒドおよび該化合物ならびに2.4−ジニ
トロベンズアルデヒドで誘導された核酸プローブを含意
する。
発明の詳細な説明 本発明は1つの態様において、一本鎖核識および触媒と
して活性な酵素よりなる核酸プローブを含意し、前記核
酸は前記プローブの標的セグメントの配列と相補的な配
列の少なくとも20個のヌクレオチドのセグメントより
なり;前記核酸および前記酵素は式I −(PO,)Nll(R,)N=CIiCR1) CC
0)−Iおよび式■ −CPOs)NHCR*)NHCcH*)〔R*)〔C
O)−m(式中、R1は窒素間の結合、(NH)(CO
)(NM)、およびCNH)〔CO)(Ru)〔CO)
〔NH) C式中、R11は(CO)基の炭素間の結合
または1乃至10個の炭素ぶ子のアルキレンであり、R
,、、R,、、R1,およびR工は同一かまたは異なり
、それぞれ水素および1乃至3個の炭素原子のアルキル
よりなる群から選ばれる〕よりなる群から選ばれ;R3
は1乃至20個の炭素原子のアルキレンおよび式 によって結合される。
別の態様においては、本発明は一本鎖核酸および触媒と
して活性な酵素よりなる核酸プローブを含意し、前記核
酸は前記プローブの標的セグメントの配列と相補的な配
列をなす少なくとも20個のヌクレオチドのセグメント
よりなり;前記酵素は過ヨウ素酸塩を用いる処理によっ
て酸化されている糖タンパク質であり;前記核酸および
前記酵素は式■ −(PO,)Nli(R1)N=       IXお
よび式X −(PO,)NH(R1)NH−X (式中、R1は窒素間の結合、(IVH) (CO) 
(NH)、〔式中、R2lは0乃至10個の炭素原子の
アルキレンである〕の了り−レンよりなる群から選ばれ
;(P ()s )−基は核酸の5′−ヌクレオチドの
5′−炭素に結合し;かつ、式■および■の右側のカル
ボニル基の炭素は酵素の遊離アミノ基の窒素に結合して
いる)よりなる群から選ばれる式のリンカ−R1,R,
および(NB) CC0) (R+t) (’(’) 
(””) C式中、R11は(CO)基の炭素間の結合
または1乃至10個の炭素原子のフルキレンであり、R
I!、R11、R14およびR1,は同一かまたは異な
り、それぞれ水素およびl乃至3個の炭素原子のアルキ
ルよりなる群から選ばれる〕よりなる群から選ばれ; 
 CPOs)−基は核酸の5′−ヌクレオチドの5′−
炭素に結合し;かつ式■の右側の−N=および式Xの右
側の−NH−基の窒素は酵素を過ヨウ素酸塩で処理する
際に生成したカルボニル基の炭素であった酵素の糖残基
の炭素に結合している)よりなる群から選ばれる式のリ
ンカ−によって結合している。
なお別の態様においては、本発明は標的セグメントを検
出する核酸プローブをつ(るための中間体であり、前記
標的セグメントの配列と相補的な配列をなす少なくとも
20個のヌクレオチドのセグメントよりなり、かつ弐■ −CPOs) CNH ) (R1)NH,xrv(式
中、R1は窒素間の結合、(NH) (Co) (Nl
i)、およびCI’1H)〔CO)〔Ru)(CO)〔
NH) C式中、Rlmは(CO)基の炭素間の結合ま
たは1乃至10個の炭素原子のアルキレンであり、R1
1、R4、R14およびR1,は同一かまたは異なり、
それぞれ水素およびl乃至3個の炭素原子のアルキルよ
りなる群から選ばれる〕よりなる群から選ばれ;かつ、
(POs)−基は核酸の51−ヌクレオチドの5′炭素
に結合している)の部分で誘導される一本鎖核酸を包含
する。
なお別の態様においては、本発明は一本鎖核酸および触
媒として活性の酵素よりなる核酸プローブの製造方法を
含意し、前記核酸は前記プローブの標的セグメントの配
列と相補的な配列の少なくとも20個のヌクレオチドの
セグメントを含み;前記核酸および前記酵素は式I −(PO3)NH(R,)N−C1i(R,)(CO)
−1(式中、R4は窒素間の結合、(NH)(CO)(
NH)、R14R,。
およびCNII)(CO)〔Ru)〔CO)(NH) 
C式中、R1゜は(CO)基の炭素間の結合、または1
乃至10個の炭素原子のフルキレンであり、R,t、 
R,、、R14およびR8,は同一かまたは異なり、そ
れぞれ水素および1乃至3個の炭素原子のアルキルより
なる群から選ばれる〕よりなる群から選ばれ:R8は1
乃至20個の炭素原子のアルキレンまたは式〔式中、R
11は0乃至10個の炭素原子のアルキレン〕のアリー
レンよりなる群から選ばれニーCpos)−基は核酸の
51−ヌクレオチドの5′炭素に結合し;かつ式■の右
側のカルボニル基の炭素は酵素の遊離アミノ基の窒素に
結合する)のリンカ−によつ【結合し、該方法は、約5
乃至約9(好ましくは7.0乃至9.0)の、Hに緩衝
された水溶液中で、核酸プローブの配列と同じ配列を有
し、式■ −CPOs) CNB ) (7?t)7vH,xiv
(式中、−Cpos>−基は5′−ヌクレオチドの5′
−炭素と結合している)の部分で銹導される一本鎖核酸
を、遊離アミノ基において、式1%式% の部分で銹導される触媒として活性な酵素と反応させる
ことよりなる。
別の態様においては、本発明は、さらに、一本鎖核酸お
よび触媒として活性な酵素よりなる核酸プローブの製造
方法を含意し、前記核酸は前記プローブの標的セグメン
トの配列と相補的な配列の少なくとも20個のヌクレオ
チドのセグメントよりなり;前記酵素は過ヨウ素酸塩で
処理することによって酸化されている糖タンパク質であ
り;前記核酸および前記酵素は式■ −(POρNi1(R,)N=      IX(式中
、R1はNllとNとの結合、(NH) (Co) (
NH)、および(NH) (CO) (R11) (C
O) (NH) j[:式中、R1゜は(CO)基の炭
素間の結合または1乃至10個の炭素原子のアルキレン
であり、R□、R13、RoおよびRoは同一かまたは
異なり、それぞれ水素および1乃至3個の炭素原子のア
ルキルよりなる群から選ばれる〕よりなる群から選ばれ
t  (POa)−基は核酸の51−ヌクレオチドの5
′−炭素に結合し;かつ、式■の右側の−N=は、過ヨ
ウ素酸塩で酵素を処理する際に生成したカルボニル基の
炭素であった#索の糖残基の炭素に結合する)のす/カ
ーによって結合し、該方法は約5乃至約9(好ましくは
6.0乃至8.0)のpE K緩衝された水溶液中で、
核酸プローブの配列と同じ配列であり式■ CPOs) (NH ) <Rt)NHt      
 扉(式中、−Cpos>−基は5′−ヌクレオチドの
5′−炭素に結合する)の部分で銹導される一本鎖核酸
を、前記触媒として活性な酵素と反応させることよりな
る。
さらに別の態様においては、本発明は一本鎖核酸および
触媒として活性な酵素を含んでなる第1の核酸プローブ
の製造方法を包含し、前記核酸は前記プローブの標的セ
グメントの配列と相補的な配列の少なくとも20個のヌ
クレオチドのセグメントよりなり;前記核酸および前記
酵素は式■−CPOs)NIICRl)NIICCB*
)〔RR)〔Cの−■または式XXIX −(POs)NH(R,)Nil−X)OX(式中、R
1は窒素間の結合、CNH)(CO)(NH)、および
CNB) (co) CRu ) (CO) CNH)
 C式中、R11は(CO)基の炭素間の結合または1
乃至10個の炭素原子のアルキレンであり、R□、R4
、R14およびR1,は同一かまたは異なり、それぞれ
水素および1乃至3個の炭素原子のアルキルよりなる群
から選ばれる〕よりなる群から選ばれ;R1はl乃至2
0個の炭素原子のアルキレンおよび式〔式中、R11は
0乃至10個の炭素原子のアルキレン〕のアリーレンよ
りなる群から選ばれ;かつ、−Cpos)−基は核酸の
5′−ヌクレオチドの5′−炭素に結合する)の第1の
リンカ−によって結合され;前記第1のリンカ−の式が
式■である場合には、前記式の右側の−(Co)−基の
炭素は酵素の遊離アミノ基に結合するものとし;かつ、
なお、前記第1のリンカ−の式が大刀αである場合には
、触媒として活性な酵素は糖タンパク質であり【過ミウ
素酸塩で酸化されており、前記式の右側の−NH−基の
窒素は酵素の過ヨウ素酸塩処理で生成したカルボニル基
の炭素であった酵素の糖残基の炭素に結合されるものと
し;該方法は約5乃至約9(好ましくは5.0乃至6.
0)の、HK緩衝された水溶液中で、シアノボロヒドリ
ドのアルカリ金属塩を、実質的に前記第1の核酸プロー
ブと同一ではあるが、ただし前記第2のプローブにおい
ては、前記第1のリンカ−の代りに、核酸および酵素が
式■ −(PO3)NHCR1)N−CM(R,)〔CO) 
−Iまたは式■ −(PO,)ME(R1)N=        IXの
第2のリンカ−によって結合され、ただし前記第1のリ
ンカ−が式■を有する場合には前記第2のリンカ−は式
!を有し、かつ前記第1のリンカ−が式ではを有する場
合には前記第2のリンカ−は式■を有するものとする第
2の核酸プローブと反応させることよりなる。
さらに他の態様においては、本発明は既知の配列をなす
少なくとも20個のヌクレオチドの標的セグメントより
なる核酸分析体用の改良された核酸プローブハイブリッ
ド形成分析法を含意し、該方法は前記分析法において核
酸分析体を検出するだめの核酸プローブとして一本鎖核
酸および触媒として活性な酵素を含んでなるプローブを
用いることを特徴とし、プローブの核酸は前記標的セグ
メントの配列と相補的な配列を有するセグメントよりな
り;前記核酸および前記酵素は、式! −CPO,)NH(R1)N=CHCR,)〔CO)−
I式■ −(PO,)NHCR3)NH(CM、)(R,)〔C
O)−■式■ −(PO,)Nil(R,)N=       IXお
よび式X −(PO3)NH(R,)NH−X (式中、R8は窒素間の結合、(NH)(CO)(NH
)、およびCN1i ) CCO) CR□)(CO)
(NH) (式中、R11は(CO)基の炭素間の結合
または1乃至10個の炭素原子のアルキレンであり、R
1,、R1,、R14およびR1,は同一かまたは異な
り、それぞれ水素およびl乃至3個のアルキルよりなる
群から選ばれる〕よりなる群から選ばれ;R3は1乃至
20個のR18M子のフルキレンおよび式 〔式中、R3,は0乃至10個の炭素原子のアルキレン
〕の了り−レンよりなる群から選ばれ;−CPOs>−
基は核酸の5′−ヌクレオチドの5′炭素に結合され;
かつ、式Iおよび■の右側のカルボニル基の炭素は酵素
の遊離アミノ基の窒素に結合され:りンカーが式■また
は式Xを有する場合には、触媒として活性な酵素は過ヨ
ウ素酸塩で酸化されている糖タンパク質であり、式■の
右側の−N≠および式Xの右側の−NM−は酵素の過ヨ
ウ素酸塩処理で生成したカルボニル基の炭素であった酵
素の糖残基の炭素に結合されるものとする)よりなる群
から選ばれる式のリンカ−によって結合される。
なおさらに1本発明は、式■ の化合物4−N′−ベンジルアミドベンズアルデヒドお
よびプローブの標的セグメントの配列と相補的な配列を
なす核酸を含む核酸プローブ(触媒として活性な酵素を
含み、そのために直接的検出システムで検出可能な本発
明のプローブと区別するために以後「間接的プローブ」
と呼ぶ)を含意し、前記核酸は5′−末端炭素の5′−
炭素において、式℃1 (PO,)(NH)(R,)N=CBCR,)    
XXIIIまたは式■■ −CPO,)〔NH)〔R1)(NH)〔CH*)〔R
s)  XXIv(式中、R1はさきに定めた通りであ
り、Rsrは2.4−ジニトロフェニル基またハ4− 
N ’−ヘyジルアミドフェニル基である)の部分で誘
導されている。
プローブが「間接的プローブ」であるという条件なくし
て、本明細書で「本発明のプローブ」に言及する場合に
は触媒として活性な酵素を含む本発明のプローブを指す
用語が用いられる文脈によって両者のうちの1つだけに
意味が限定されなければ、本明細書で用いられる「核酸
」はDNAまたはRNAを意味する。同様に、用語が用
いられる文脈によってDNAおよびRNAのうちの1つ
だけに意味が限定されなければ、「ポリヌクレオチド」
および「オリゴヌクレオチド」は長さが少なくとも8個
のヌクレオチドの核酸を意味する。用語が用いられる文
脈によつ【、両者のうちの1つだけに意味が限定されな
ければ、「ヌクレオチド」はりボヌクレオチドまたは2
′−デオキシリボヌクレオチドを意味スる。一本鎖核酸
の「5′−ヌクレオチド」の意味は核酸の51−末端に
おけるヌクレオチドということである。
本発明の核酸および本発明の核酸プローブ中の核酸成分
はI)NAが好ましい。より好ましくは、自動的、段階
的同和合成法によって純粋な形態で顕著な量を容易に供
給しうるオリゴヌクレオチド、すなわち長さが最高約1
50個のヌクレオチドであるDNAである。
「核酸分析体」とは核酸プローブハイブリッド形成分析
法において試料中の存在を検出される(1本鎖または2
本鎖の)核酸を意味する。核酸分析体は核酸プローブハ
イブリッド形成分析法において分析体を検出するのに用
いるよう意図される核酸プローブと相補的塩基対合によ
ってハイブリッド形成する一本鎖「標的セグメント」を
含んでいる。このように、核酸プローブ中の核酸成分は
、プローブが用いられるようなハイブリッド形成分析法
のハイブリッド形成および洗浄に用いられる厳しい条件
下で、分析に受は入れられると考えられる特異性を有し
、ハイブリッド形成セグメントが分析試験の分析体(そ
のような分析体が供試試料中K is tたま存在する
場合)の標的セグメントとハイブリッド形成するよ5な
配列をもつセグメント(以後「)・イブリッド形成セグ
メント」と呼ぶ)を含んでいる。核酸プローブ中の核酸
成分のハイブリッド形成セグメントの配列は、プローブ
が検出するのに用いられる核酸分析体の標的セグメント
の配列によって決定される。ハイブリッド形成分析法に
おい【予選択された分析体に対して、核酸プローブの特
異性を最大にするためには、プローブの核酸成分のハイ
ブリッド形成セグメントの配列が標的セグメントの配列
と相補的である。また、このような特異性を最大にする
ためには、供試試料中に分析体が存在するならば、そし
てその場合のみ、分析試験中に核酸プローブと標的セグ
メントとのハイブリッド形成が検出できるような生成を
確実にしようとするために配列に合わせ【分析体の標的
セグメントな予選択する。
従って、標的セグメントは常に長さが少なくとも約8個
のヌクレオチドであり、より好ましくは長さが少なくと
も約20個で約50個よりも少ないヌクレオチドである
。さらに、好適には、本発明による核酸またはプローブ
の核酸成分においては、対応する予選択した標的セグメ
ントの配列に対して配列か相補的であるだけでなく「ハ
イブリッド形成セグメント」が核酸全体に一致し、すな
わち核酸の配列は、順次対応する予選択された標的セグ
メントの配列に対して相補的であるハイブリッド形成セ
グメントの配列よりなる。
「触媒として活性な酵素」は、本発明によるプローブ中
において、酵素が該プローブの一部でない場合に触媒と
して働く反応の触媒作用を示す能力を保持する酵素であ
る。本発明によるプローブ中の触媒として活性な酵素は
好適には遊離の未変性酵素の活性の少なくとも約50%
を保持する。
当業者にとっては、触媒として活性であるかどうかを確
めるために本発明によるプローブ中の酵素の活性を測定
することは容易である。実質的に、そのような測定は、
当然、触媒反応および該反応中での酵素の触媒活性測定
法が公知である遊離の、未変性酵素につい1行なうのと
同じ方法で、プローブについて行なう。本発明によるプ
ローブ中の酵素がその触媒活性を保持するためには、1
つ以上のアルデヒド基を有するか、またはそれと共有結
合するように変性された後ではあるが、プローブの核酸
成分とは共有結合する前に、酵素が触媒活性を保持して
いることが必要である。
本発明によるプローブの一部として用いることができる
酵素の中の好適なものはもつとも好ましくは分光光度法
(たとえば螢光発光または光吸収の測定により)あるい
は簡単な目視によって容易に検知可能な生成物を生じる
反応の触媒として働く酵素である。従って、光の可視波
長の範囲内ではほとんど全く吸収能を有しない基質から
、強烈な螢光発光または可視波長範囲内の波長における
高吸収能によつ【強く発色する生成物を生じる発色反応
の触媒として働く酵素が好適である。本発明によるプロ
ーブ中の酵素成分として用いるのに適当な多くの酵素が
公知である。これらの酵素には仔牛の腸のアルカリホス
ファターゼ、大腸菌のアルカリホスファターゼ、および
ジャガイモ酸ホスファターゼのようなホスファターゼ;
セイヨウワサビのペルオキシダーゼおよびウシの乳の2
クトペルオキシダーゼのようなペルオキシダーゼ:Ph
otobaotarssm ftaahmrt  また
はホタルから得られるようなルシフェラーゼ;タチナタ
マメから得られるようなウレアーゼ;哺乳動物(たとえ
ばウシ)の赤血球から得られるようなカルボニックアン
ヒドラーゼ;大腸菌およびこうじ菌から得られるような
β−ガラクトシダーゼ;およびクロカビから得られるグ
ルコースオキシダーゼなラヒにP(6Aイa pamt
orimから得られるアルコールオキシダーゼのような
オキシダーゼがある。本発明によるプローブ中の酵素成
分として用いるのに適する酵素のうちでもつとも好適な
酵素は仔牛の腸のアルカリホスファターゼおよびセイヨ
ウワサビのペルオキシダーゼであり;この両者のうちで
は、アルカリホスファターゼがより好ましい。
酵素または他のタンパク質の「遊離アミノ基」と本明細
書で表示するのは酵素あるいは他のタンパク質のリジン
の未変性イプシロンアミノ基または酵素あるいは他のタ
ンパク質(もしくは酵素あるいはタンパク質が1個以上
のサブユニットを有する場合には酵素あるいはタンパク
質のサブユニット)の未変性アミノ−末端アミン基を意
味する。
本明細書中に「ヒドラゾン基を含むリンカ−」または「
ヒドラゾン基を含むリンカ一部分」と表示するのは核酸
の5′−末端ヌクレオチドの5′炭素を酵素分子、2,
4−ジニトロフェニル基または4−N−ベンジルアミド
フェニル基に結合させ、かつ式−CNH)N=CB−(
式中、炭素は、(A)式XX (R2)(CO)      XX 〔式中、R1は1乃至20個の炭素原子のアルキレンお
よび式 (式中、R11はO乃至10個の炭素原子のアルキレン
)のアリーレンよりなる群から選ばれ、カルボニル基は
アミド基の1部として、酵素の遊離アミノ基であった基
の窒素である窒素に結合される〕の基によって酵素に共
有結合されるか、(fl)過ヨウ素酸塩による酵素の処
理中に生成したカルボニル基の炭素であった酵素の糖残
基の炭素であるか、またはCC) 2 、4−ジニトロ
フェール基あるいは4−N′−ベンジルアミドフェニル
基に共有結合されている)の基を含む部分を意味する。
本明細書中で「ヒドラジド基な含むリンカ−」または「
ヒドラジド基を含むリンカ一部分」と表示するのは、核
酸の5′−末端ヌクレオチドの5′−炭素を酵素分子、
2.4−ジニトロフェニル基マタは4−A”−ベンジル
アきドフェニル基に結合させ、かつ式−(NH)(NB
)(C巧)−(式中、炭素は、CA)大豆 −(Rt)(c’O)−■ 〔式中、R1は1乃至20個の炭素原子のフルキレンお
よび式: (式中、R1,は0乃至10個の炭素原子のフルキレン
)のアリーレンよりなる群から選ばれ、カルボニル基は
、アミド基の1部として、酵素の遊離アミン基であった
基の窒素である窒素に結合される〕の基によって酵素に
共有結合されるか、CB)過ヨウ素酸塩による酵素の処
理中に生成したカルボニル基の炭素であった溝素の糖残
基の炭素であるか、または(C) 2 、4−ジニトロ
フェニル基あるいは4.N′−ベンジルアミドフェニル
基に共有結合されている)の基を含む部分を意味する。
核酸および酵素(または2.4−ジニトロフェニルアル
いは4−N−ベンジルアミドフェニル)を結合させる「
ヒドラジド基を含むリンカ−」を有する本発明のプロー
ブ(間接的プローブを含む)は、リンカ−中にヒドラジ
ド基の代りにヒドラゾン基を有する以外は同一の本発明
によるプローブをシアノボロヒドリドにより還元させて
つくられる。
本発明によるプローブ(間接的プローブを含む)をつく
るための中間体であり、一本鎖で、かつ5′−末端ヌク
レオチドの5′−炭素において式Mv(?Os) (#
j/ ) (Rt )!VH*    XPi(式中、
R1は窒素間の結合、(NH)(CO)(NH)、およ
びCNl1)〔CO)〔Ru)〔CO)(NH) (:
式中、R11は(CO)基の炭素間結合または1乃至1
0個の炭素原子のフルキレンで、R,1、R1いR14
およびR1,は同一かまたは異なり、それぞれ水素およ
びl乃至3個の炭素原子のアルキルよりなる基から選ば
れる〕よりなる群から選ばれ:かつ、−CpOs>−基
は核酸の5′−ヌクレオチドの5′−炭素に結合される
)の部分で誘導される本発明の核酸は次のように調製す
る。すなわち、第1に、核酸プ覧−ブハイブリッド形成
分析法において、核酸を使うことになっているプローブ
がハイブリッド形成することになっている標的セグメン
トに対して核酸の配列を決定し;核酸は前記標的セグメ
ントの配列と相補的な配列を有するセグメントよりなる
本発明による核酸は、好ましくは対応する標的セグメン
トの配列と相補的配列をなすセグメントよりなり(すな
わち、標的セグメントの配列と相補的配列をなし、標的
セグメントと同数の塩基を有する)かつ20乃至50個
の塩基を有する。
本発明による核酸の配列が一旦決定されると、技術的に
公知の多数の方法のうちの任意の方法によって、該配列
を有する未変性核酸なりI4j!!!する。
このように予選択された標的セグメントの配列と相補的
な配列を・もつセグメントを含むゲノムを有するように
、たとえばR13またはQ−ベーターのような、一本鎖
ゲツムをもっバクテリオファージを調製することができ
、標的セグメントの配列と相補的な配列を有するセグメ
ントの大きさよりも長い平均長を有する7ラグメントに
ゲノムを粉砕する超音波処理によって、該ファージのゲ
ノムを単離させ、かつ閉じた環状の場合には、線状にす
ることができる。定まった配列のセグメントを含むAN
Aを、RNAKとって望ましい配列と相補的な配列を有
するセグメントをもつDNAのプ* モー ター、たと
えばT7、SF3または’r3RNAポリメラーゼのよ
うなバクテリオファージDNA依存性RNAポリメラー
ゼからの流出転写によって生体内にもたらすことができ
る。しかし、より好ましくは、所望の配列の未変性核酸
は、該合成から生じる混合物から所望の核酸を単離させ
るために、任意の標準のクロマトグラフ法と組合せた周
知のシアノエチルホスホアミダイト法のような技術的に
公知の多数の同相法のうちの任意の方法によって合成さ
れ;好適には合成は自動核酸合成装置を用いて行われる
一旦所望の未変性核酸が得られると、もしも調製過程に
おいてリン酸エステル化されていなければ、5′−末端
においてモノリン酸エステルでリン酸エステル化させる
ように処理する。5′−末端ヌクレオチドの5′−炭素
に結合した水酸基を有している同相合成法から得た核酸
の場合には、5′−リン酸エステル化は技術的に周知の
ようにATPおよびT4ポリヌクレオチドキナーゼを用
いるキナージング(Kisam4%y)によって行うこ
とができる。Ma*4a14a等、Molag髄1ar
 Closing 二Laboratory Mass
ag、(、’old  Sprisg HarborL
aboratory出版、Co1d Sprtvsg 
Earbar、  ニューヨーク(1982年)参照の
こと。キナージング後、任意の標準技法によって未反応
のATP。
ピロリン酸エステルおよび酵素からオリゴヌクレオチド
を分離させる。本明細曹でr LiC1/エタノール沈
澱法」と呼ぶ好適な方法は次のように行なう。すなわち
、水性反応混合物1容量に3容量の無水エタノールおよ
び0.1容量の8MLiCノを加えて、LiC4の濃度
な略々0.2Mとする。次に、LiC4溶液を一70℃
に冷却して、核酸を沈澱させる。さらに溶液を遠心分離
にかけて核酸を小球状にし、清澄液を取除いて捨てる。
5′−リン酸エステル化物を含む得られた核酸を、本発
明による核酸をつくるために、Chs等(1983年)
が前掲書に記した方法で用いたジアルキルアミンの代り
に、式W B、NCR1)NH、       XV(式中、R1
は窒素間結合、(NH)(CO)(NH)、およびCN
H)〔cO>CRu)〔co)〔tvH) C式中、R
lmは(CO)基の炭素間の結合または1乃至10個の
炭素原子のアルキレンで、R1いR,、、R,、および
R4は同一かまたは異なり、それぞれ水素またはl乃至
3個の炭素原子のアルキルよりなる群から選ばれる〕よ
りなる群から選ばれる)のジヒドラジドを使用する(、
’km等がN5g1 、 Aaida Ran、 11
.6513−6529頁(1983年)に記載した方法
の改良法によって処理する。
簡単にいえば、キナージング反応による核酸を、1−エ
チル−3−(3−ジメチルアミノブロピルンーカルポジ
イミド(rA’D(:’J)またはN−シクロヘキシル
−N’−2−<4’−メチル−モルホリニウム)エチル
カルボジイミドp−トルエンスルホネートのような水溶
性カルボジイミドカップリング剤(約0.05M乃至約
0.25M)の存在下でpH5,5乃至6.8において
、室温で30分乃至2時間水性イミダゾールまたはメチ
ルイミダゾール(約0.05M乃至約0.25M)と反
応させることによって、5′−リン酸エステル化核酸を
5′−ホスホイミダゾリド核酸に変える。好適な反応条
件は約0.1Mイミダゾール、約0.15Mカルボジイ
ミド、pH6,0,90分間である。次に、オリがヌク
レオチド単離の標準技法(このうちではLtC)/エタ
ノール沈澱法が好ましいンによって他の試薬および生成
物からオリゴヌクレオチドを分離させる。
本発明による核酸をつくるために、5′−ホスホイミダ
ゾリドを含む核酸混合物を約o、osM乃至約0.5 
Mおよび約7乃至約10の、Eで式XVのジヒドラジド
水溶液に吸収させ、約30’乃至約65℃で約1時間乃
至約24時間反応を進行させる。好ましくは、反応を、
E約8.5、約50℃の温度で約3時間、約0.25M
のジヒドラジドを用いて行う。次にLiC4/エタノー
ル沈澱法を引き続き3回行うことによって本発明による
核酸を含む核酸を過剰のジヒドラジド試薬から単離させ
る。
本発明の好適な核酸はとドラジン(この場合、式XV中
のR1は窒素間の結合)、カルボヒドラジド(この場合
、式XV中o x 、 ハ(m)〔CO)〔NH))お
よびアジピンジヒドラジド(この場合、式XV中のR2
は(NM)〔Co)〔CE*)accO)〔NII))
を用いてつくる。もつとも好ましい核酸はカルボヒドラ
ジドを用いてつくる。
本発明の核酸は、さらに後述するように、本発明による
プローブ(間接的プローブを含む)をつ(るための中間
体として有用である。
キナージング反応後に、5′−ホスホイミダゾリド訪導
体をつ(る反応、および(遊離ヒドラジノ基を有するよ
うに誘導された)本発明の核酸をつくる反応は、有利な
ことに反応中に生成した誘導体から未反応オリゴヌクレ
オチド(または誘導体)を分離する必要がないことは注
目に値する。この理由は、意外にも、式xvのジヒドラ
ジドがホスホイミダゾリド肪導体のリンにおいてのみ検
知可能なほどに反応し、かつ本発明の核酸とアルデヒド
基誘導酵素との返応(後述)において、酵素に結合した
アルデヒド基の反応は本発明の核酸のヒドラジノ基の−
NH,基の窒素においてのみ検知可能なほど生じるから
である。さらに、本発明のプローブは、種々のオリゴヌ
クレオチドおよびその誘導体の大きさとは大きさが異な
るので、簡単なサイズ排除(たとえばゲル浸透)クロマ
トグラフィーによって、未反応のオリゴヌクレオチドお
よび誘導体から容易に分離する。従って、本発明のプロ
ーブのオリゴヌクレオチドおよびオリゴヌクレオチド誘
導体汚染物質からの単離な確実にするには、本発明のヒ
ドラジノ基銹導核酸とアルデヒド基訪導′#索との反応
後、大きさに基づく分離工程が必要なだけである。
本発明の間接的プローブの場合には、単純なりPLC工
程が、合成の間に生じ、L4C7l /エタノール沈澱
法の工程では除去されない他の核酸誘導体および低分子
量化合物からプローブを分離させる。
本発明によるプローブをつくるのに用いるアルデヒド基
誘導酵素はX4%I等の前掲書にならってつくることが
できる。従って、酵素を、B約7.5乃至約9.0(好
ましくは約8.5)に緩衝させた水溶液に溶解して、典
型的には約10μM乃至約100μmの濃度とする。こ
の酵素溶液に、通常アセトニトリルのような無水の有機
溶剤中に、酵素溶液中の酵素の濃度よりも約100乃至
約1000倍高い有機溶剤中の濃度で、1乃至100倍
(好ましくは7.5乃至70倍、もつとも好ましくは約
50−70倍)モル過剰(酵素溶液中の酵素の量に対し
て)の弐罰 HCCO)〔R*)〔COtH)     XVI(式
中、R1はl乃至20個の炭素原子のアルキレンおよび
式: 〔式中、R2lは0乃至10個の炭素原子のアルキレン
である〕の7リーレンよりなる群から選ばれる)の化合
物の活性エステル(たとえば、N−ヒドロキシスクシン
イミドエステル)を添加する。
(「炭素原子が0個のアルキレン」はR11が7エ二ル
基と式XVIの化合物のカルボキシル基の結合の単なる
1部である。)活性エステルと酵素中の遊離アミノ基と
の反応は約4℃乃至約30℃の温度で約10分乃至約1
時間継続させる。最後に、過剰の試薬および低分子量の
反応生成物を、ヒドラジノ基誘導オリゴヌクレオチドと
アルデヒド基誘導酵素との反応によってプローブがつく
られる接合反応に適する水性緩衝液、好ましくは約pH
7乃至pH9の、Hの緩衝液に対する反応溶液の約0℃
乃至約10℃における透析によって酵素から除去する。
この点で、好ましい緩衝剤は非求核性であり;これらの
緩衝剤のうちには技術的に周知のスルホン化緩衝剤、た
とえば、MOPS。
PIFESCピペ2ジン−N 、 #’−ビス(2−エ
タンスルホン酸))、1iEPEs (N−2−ヒドロ
キシエチルピペラジン−N′−2−エタンスルホン酸)
、およびl1EPPS(N−2−ヒドロキシエチルピペ
ラジン−N−2−プロパンスルホン酸)等がある。
好ましくは、透析に先だって、室温で約30分間反応を
継続させる。、N−ヒドロキシスクシンイミドエステル
が好適である。もつとも好ましい活性エステルでは、R
8がp−フェニレン(すなわち、式XVI中のR3,は
炭素原子が0である)である。
酵素が糖タンパク質である場合には、糖タンパク質の糖
部分の酸化を含む別の方法によって遊離アルデヒド基を
付与させるように酵素を変性させることができる。特に
、このような酵素は水溶液中で過ヨウ素酸塩で酸化させ
ることができ、そこでマラプラード反応によって、糖部
分の隣接ヒドロキシル化炭素にアルデヒド基が生成する
。このように、10.  のアルカリ金属塩(好ましく
は7vIs+塩)を用いて、約1μμ乃至約100μM
(好ましくは約50μM)の濃度および約5乃至約8(
好ましくは蒸留水中、約6乃至約7)のpHの酵素の水
溶液をl04−塩水溶液と混合して、混合溶液中の10
.−の初期濃度を約10+sjf乃至100sJ[(好
ましくは酵素の濃度の約500乃至約1000倍)とす
る。酸化反応を約4℃乃至30℃で約10分乃至約1時
間(好ましくは室温で約20分)継続させ、最後に、約
4乃至約8のpHおよび約0℃乃至約30℃の温度の水
性緩衝液に対する透析によって、過剰の過ヨウ素酸塩お
よび低分子量の酸化反応生成物を酵素から除去する。好
適な方法では、第1の透析を約4乃至約5の、Hの緩衝
液(たとえば、酢酸ナトリウム緩衝液、7g4.5)に
対し【約4℃で行い、さらく、酵素溶液を、ヒドラジノ
誘導核酸との接合反応を酵素とともに行おうとする酵素
溶液(すなわち、MOPS、PIPES、HEPESま
たはBEPPSのような好ましい非求核性緩衝剤で約7
乃至約9のpHK緩衝させた溶液)に変えるように、や
はり約4℃で第2の透析を行う。
真核生物の生物体によってつくられる多くの酵素をグリ
コジル化し、前記のように過ヨウ素酸塩で酸化して、触
媒活性を維持しながら遊離アルデヒド基を付与させるこ
とができる。これらの酵素のうちで特に注目に値するの
はセイヨウワサビのペルオキシダーゼおよび哺乳動物乳
のラクトペルオキシダーゼのような真核生物のペルオキ
シダーゼである。
アルデヒドを有する化合物の活性エステルとの反応によ
るかまたは過ヨウ素酸塩を用いる酸化によって遊離アル
デヒド基な付与させるように誘導されうるグリコジル化
酵素については、誘導が過ヨウ素酸塩酸化の場合よりも
、活性エステルによる場合の方が触媒活性の低下は著し
く少ないと思われる。これに反して、過ヨウ素酸塩酸化
酵素よりも活性エステル誘導酵素の方が、本発明による
プローブをつくるための接合反応において、ヒドラジノ
基誘導核酸との結合が幾分効率的でないように思われる
本発明による核酸の遊離ヒドラジノ基の、アルデヒド基
を有する化合物の活性エステルまたは過ヨウ素酸塩酸化
によって誘導される酵素上の遊離アルデヒド基に対する
驚くべき特異性および酵素上の該遊離アルデヒド基の、
核酸の遊離ヒドラジノ基に対する驚くべき特異性のため
に1ヒドラジノ基誘導核酸との接合反応の前に、活性エ
ステルまたは過ヨウ素酸塩との反応で変性されて遊離ア
ルデヒド基を有する酵素を、そのように変性されない酵
素から分離することが不必要であるのは好都合である。
核酸の52−ヌクレオチドの5′−炭素を酵素と結合さ
せるりンカ一部分がヒドラゾン基を含む本発明によるプ
ローブは、約4℃乃至約35℃の温度で約0.5時間乃
至約48時間(好ましくは室温で約16時間)、約5乃
至約9(好ましくは約7乃至約8)のpHに緩衝させた
(好ましくはMOPS、PIPES%HEPESまたは
HEPPS等のようなスルホン化緩衝剤のような非求核
性緩衝剤を用いた)水溶液中で、プローブの核酸成分で
ある本発明による核酸を、プローブの酵素成分であり、
遊離アルデヒド基を有するように誘導された酵素と単に
反応させることによって珈遺される。
遊離アルデヒド基誘導酵素反応体は当初約10μM乃至
約100μMの濃度(好ましくは約25μM乃至約75
μM)で本発明のヒドラジノ基誘導核酸に対して約1モ
ル過剰(すなわち、等モル)乃至約10そル過剰の溶液
中に存在するであろう。
接合反応によって、プローブに、核酸と酵素または、間
接的プローブの場合には、2,4−ジニトロフェニルオ
ヨび4−N−ベンジルアミドフェニルとの間のしドラシ
ン基含有リンカ−が、特にframa&y等の前掲書の
、安定なヒドラゾン含有リンカ−が反応中に生成すると
は思われず、核酸と酵素または2,4−ジニトロフエニ
#アルイt!4−N’−ベンジルアミドフェニルとの間
の顕著なカップリングを達成するためには、シアノボロ
ヒドリド還元剤が接合反応混合物中に存在する必要があ
ろうという教示を考えると驚くべきほど高収率で付与さ
れる。
接合反応が終り、本発明によるプローブおよび未反応の
酵素は、溶離剤として11H約7.5乃至約9.5の緩
衝液(たとえば0.05MTデ(−1pE8.5)を用
い、約0℃乃至約10℃(好ましくは4℃)でサイズ排
除(asgg 5sajsa(o%)クロ7トグラフイ
ー(たとえばゲル濾過クロマトグラフィー)によって未
反応の核酸から分離される。タンパク質および核酸のサ
イズ排除り筒マドグラフィー用マトリックスとして適当
な多くの物質が技術的に公知であり、未反応の核酸から
プローブおよび未反応酵素を分離するのに適している。
当業者が理解するように、使用される物質は、該物質を
主として分子量差に基づいてプローブおよび未反応酵素
を未反応核酸から分離しなければならないので、幾分か
は本発明によるプローブの酵素成分および核酸成分の分
子量に依存するであろう。修生の腸のアルカリホスファ
ターゼが酵素成分であり、塩基が約150個よりも少な
いオリがヌクレオチドが核酸成分であるプローブについ
てのゲル濾過クロマトグラフィーに関しては、ゲル濾過
クロマトグラフィー用マトリックスとして適当な物質は
BiaRad  Lahoratoriaam Ise
、、Eiohtgond、  カリフォルニア州、米国
から入手可能なり1oRadp−xooである。同様に
?Aarwaa(a%I%C0、Piscatavay
、ニューシャーシー州、米国から入手できる5apha
daz G−75は、セイヨウワサビのペルオキシダー
ゼの未反応のオリゴヌクレオチドとセイヨウワサビペル
オキシダーゼが酵素成分で塩基数が約100個よりも少
ないオリがヌクレオチドが核酸成分であるプローブとの
ゲルー過分離に適する物質である。
プローブおよび未反応酵素を未反応オリゴヌクレオチド
から分離させるサイズ排除クロマトグラフィーの後に、
分離が帯電に基づくクロマトグラフィー工程によってプ
ローブは未反応酵素から明瞭に分離される。塩基性pl
i (たとえば約7,5乃至約9.5、好ましくは約8
乃至約9)において、本発明によるプローブは、サイズ
排除クロマトグラフィー工程後には、プローブに結合さ
れる未反応酵素よりも著しく負に帯電する。従って、プ
ローブを未反応酵素から分離するのに、たとえば、イオ
ン交換クロマドグ2フイーを用いることができる。さら
に、当業者は、未反応酵素から、さらに一定樹脂の場合
には酵素および核酸混合物から、プローブのイオン交換
クロマトグラフィー分離に適する多(の樹脂を知ってい
るであろうし、プローブから未反応の酵素を分離するの
に適当な洗浄条件を容易に定めることができよう。Jf
8.5の緩衝剤(たとえば、0.1 M Trim )
を用いてDEAEセ、7110−ス(たとえば、JFh
atmas 、 I%cすCltfto%、ニューシャ
ーシー州、米国から得られるDE−52)によるクロマ
トグラフィー、およびTデ4廖緩衝液中Na C4の濃
度上昇勾配C0MNaC7jから0.2 M NaC1
)による第1の洗浄に続くNaC4の段階的儂度上昇(
たとえば、0.2M:0.5M)による洗浄は、′酵素
が修生の腸のアルカリホスファターゼである場合に、未
反応酵素からプ彎−ブな簡単かつきれいに分離させるの
に極め【有効であることが見出された。同様に、0.1
MTria (pH8,5)を用いるDE−52樹脂お
よびOM NtaC4、0,1Jf NaC1および0
.2M NnC4を有する’rvig緩衝液の洗浄は未
反応のセイヨウワサビのペルオキシダーゼを溶離させた
のに対し、0、5 M NaC4を有する緩衝液による
次の洗浄は、酵素成分がセイヨウワサビのペルオキシダ
ーゼであるプローブを溶離させた。
緩衝剤として0.1MTデ(a (pH8,5)を用い
るイオン交換クロマトグラフィー中でのDEAEセルロ
ースおよび/Va CJの段階的濃度上昇による洗浄を
用いて、DEAEセルロースからプローブを溶離させる
のに用いた緩衝液中のNaC1の濃度上昇とともに核酸
対酵素の比率を高めながら、酵素1分子当りの核酸の数
が異なる本発明による各種のプローブを分離させること
も可能であった。従って、たとえば、後記の実施例にさ
らに詳細に述べるように、核酸対酵素の比が1=1であ
り、pH8,5で0.1 M Trim、0.2 M 
NaClによってDEAEセルロースから溶離された「
低塩」プローブが、核酸成分が約30個の塩基を有し、
酵素成分が修生の腸のアルカリホスファターゼであるプ
ローブの場合に、核酸対酵素の比が2:lであり、jJ
8.5で0.1MTデ1#、0.5MN−CJによって
DEAEセルロースから溶離された「高塩」プローブか
ら分離された。酵素と核酸との接合反応でつくられる2
:1対l:1のプローブの比率は該反応に用いられる酵
素に結合される遊離アルデヒド基の数(酵素1分子当り
のアルデヒド基が多いと2:1プローブの高比率化を助
長する)および反応に用いられるアルデヒド基誘導酵素
対ヒドラジノ基誘導核酸の濃度の比率(比率が高いと2
=1プローブの低比率化を助長する)による。また、約
45%を上回るG−C含量を有するオリゴヌクレオチド
はG−Cの低含量のオリゴヌクレオチドよりも2:1プ
ローブとしてのプローブの高比率を生じる傾向があるの
で、明かに核酸のG−C含量は2二1プローブ対1:1
プローブの比率に影響する。
少なくとも、フィルター上で(たとえば、サザンハイブ
リッド形成法におけるドツトプロット法を用いC)行う
核酸プローブハイブリッド形成分析法においては、2:
1プローブの感度は1:lプローブの感度とほとんど同
じであると思われる。
酵素および核酸を結合させるリンカ−がヒドラゾン基な
含み、間接的プローブを包含する本発明のプローブは非
常に安定であって、十分な安定性を確保するためにヒド
ラゾン基のヒドラジド基への還元は必要でない。しかし
、所望の場合には、酵素および核酸を結合させるリンカ
−がヒドラジド基を含み、間接的プローブを包含する本
発明のプローブを、次のように、すなわち、酵素の触媒
活性、または、間接的プローブの場合には、2゜4−ジ
ニトロフェニルあるいは4−N′−ベンジルアミドフェ
ニルに顕著な影響を及ぼすことなく、かつプローブの特
異性および感度に顕著な影響を及ぼすことなしに、リン
カ−のヒドラゾン基の還元に対する特異性の点で驚くべ
き簡単な反応で調製することができる。りンカーがヒト
2シフ基を含むプローブの溶液を、H約5.5乃至約7
(好ましくは約6)に緩衝させた水溶液中に約0.5μ
M乃至約10μM(好ましくは約2μM)の濃度に吸収
させ、次いで0.1 M乃至0.5jr(好ましくは0
.3M乃至0.5M)のシアノボロヒドリドアルカリ金
属塩(好ましくはナトリウム塩)水溶液を加えて、プμ
mブ溶液中のシアノボロヒドリドの初期濃度を約0.O
IM乃至0.IJf(好ましくは約0.02M)とする
。還元を4℃乃至35℃(好ましくは室温)″?1時間
乃至24時間(好ましくは約16時間)継続し、最後に
反応混合物を徹底的に透析して、過剰のシアノボロヒド
リドを除き1、Hな約7.5乃至約9.5、好ましくは
約8.5に戻す。
木兄−の間接的プローブのl!lll製法である後記の
実施例に記述する化合物4−N′−ベンジルアミドベン
ズアルデヒドの合成法では、核酸が5′−ヌクレオチド
の5′−炭素において式℃1またはxX[vの部分で誘
導される。
技術的に理解されるように、本発明の間接的プローブの
場合には、検出が間接的である。このようなプローブは
、たとえば、ベンジルアζドア工二ルilたは2.4−
−/ニトロフェニル基c、m基に備えて、標準技法によ
り触媒として活性な酵素に抗体がカップルされているプ
ローブの/1ブテンを結合させることによって検出され
る。この場合に、目に見える信号の発生は、抗体くカッ
プルされた酵素が触媒としてはたらく反応によるもので
ある。
酵素的に活性な酵素を含む本発明のプローブは核酸プロ
ーブハイブリッド形成分析法に驚くべきほど敏感である
間接的プローブを含む本発明のプローブは、技術的に公
知の種々のタイプの核酸プローブハイブリッド形成分析
法のうちの任意の分析法における検出プ■−ブ(すなわ
ち、系中に核酸分析体が存在する場合に分析系中の目に
見える信号の基礎となるブ四−ブ)とし1好適に用いる
ことができる。
間接的プローブを含む本発明のプローブは技術的に周知
の標準技術を用いる核酸プローブハイブリッド分析法に
おける検出プローブとして用いられる。たとえば、Ma
4mhatkおよびIl’ahL、Asal。
IjNotrham、138,267−284頁(19
84年)およびpcr国際公告第r088101302
参照のこと。これらは参考資料として本明細書に収録さ
れている。本発明のプローブを用いることができる核酸
プローブハイブリッド形成分析法の中にはフィルターに
よる分析法であり、該方法では分析すべき試料の核酸を
ニトロセルロースフィルターまたはナイロンフィルター
のような支持体物質に直接−本鎖状で適用し、次に洗浄
に先だって、検出プローブを、フィルターにくっついて
いる核酸分析体とハイブリッド形成させて、標的セグメ
ントにしりかりとハイブリッド形成していないか、さも
なくば(「バックグラウンド」源として)フィルターに
(つついているプローブを支持体から除き、さらにフィ
ルター上に残留する検出プローブを用い′C(直接にま
たは、間接的プ京−ブの場合には間接的K)信号を発生
させる。このようなフィルターによる分析法の中には、
技術的に周知のサザン分析法およびノーザン分析法の場
合のよ5に、試料の核酸を支持体物質に適用する前に何
らかの方法で先ず分離させる分析法がある。間接的プロ
゛−°ブを°含む本発明のプローブは、固体支持体(た
とえば、5aphaaryl S −500(Ph−6
デtmag4m)のような巨孔質柳質またはポリスチレ
ンラテックス物質)K<つつき、分析体の第1の標的セ
グメントの配列と相補的な配列を有する第1のプローブ
(「捕捉プローブ」)とのハイブリッド形成によって先
ず分析体は該固体支持体上に捕捉され、次に第1の標的
セグメントに一致しない分析体の第2の標的セグメント
の配列と相補的な配列を有する第2のプローブ(検出プ
ローブ)を、捕捉された分析体と、洗浄前にハイブリッ
ド形成させて、分析体の第2の標的セグメントとしつか
りとはハイブリッド形成していないか、さもなければ(
「バックグラウンド」源として)フィルターにくつつい
【いる検出プローブを支持体から除去し、さらに検出プ
ローブを用いて(間接的に、または本発明のプローブの
場合には、直接的K)信号を発生させるサンドイッチ分
析法における検出プローブとしても使用することができ
る。
これらの核酸プローブハイブリッド形成分析法において
「バックグラウンド信号」を測定する方法は周知であり
;典聾的にはこれは核酸分析体を恐らく含むと思われる
試料の分析と同時に核酸分析体を含まないことがわかっ
ている核酸試料について分析を行うことによる信号であ
る。技術的に理解されるように、核酸試料中の核酸分析
体の存在は、分析体を含まないことがわかっている対照
試料からの信号の大きさを上回る試料からの信号の大き
さに上って示される。
次に、下記の実施例について本発明を説明する。
実施例1 5′−ヒドラジノ誘導および5′−ヒドラゾン含有リン
カ−誘導一本鎖核酸の調製ならびVc特性決定本実施例
は5′−末端(すなわち5′−末端ヌクレオチドの5′
−炭素)に共有結合されたヒドラジノ基あるいはヒドラ
ゾン基を含むリンカ−を有するように誘導された一本鎖
核酸の調製法を示す。
自動DNA合成装置(Medal 380 A、 Ap
pl imdBioaya tarns 、Inc、、
Fonter city、  カリフォルニア州、米国
)で固相シアノエチルホスポアζダイト法を用いてオリ
ゴヌクレオチドを合成した。
このように合成した2つのオリゴヌクレオチドはオリゴ
ヌクレオチド85−133およびオリゴヌクレオチド8
7−416であり、プラスミドpTB061B中の肝炎
Bウィルス表面抗原用挿入コードのセグメントの配列と
相補的な下記の配列を有する。
(プラスミドpTB061Bは、EgoR1部位でad
菅血清屋の肝炎Bウィルスの表面抗原を挿入コード化す
る略々900個の塩基対を有するように変性したプラス
ミドpBR322である。)オリゴヌクレオチド85−
133: 5’−TGGCTCAGTTTACTAGTGCCAT
TTGTTCAGオリゴヌクレオチド87−416: 5仁AACCAATAAGAAGATGAGGCATA
GCAGCA合成装置から得たオリゴヌクレオチドを次
のようく精製したニトリチル化オリゴヌクレオチドの精
11は、0.1M)リエチルアンモニウムアセテー)(
pff6.oo)中でアセトニトリル15−35チの濃
度勾配を用い、40分間にわたり、3d/分の流速によ
るC−8逆相牛予備的クロマトグラフイー(カラム10
10X250saを用いて行った。
次に、80チ酢酸水溶液を用いて30分間脱トリチル化
反応を行い、その後溶剤を除去した。最後に、LiC1
/エタノール沈澱法でオリゴヌクレオチドを単離させた
。純オリゴヌクレオチドを2〇−ポリアクリルアミドゲ
ルを用い単一バンドとして移動させ、逆相HPLC分析
法によって単一のピークとして溶離させた。
純オリゴヌクレオチドをATPおよびT4ポリヌクレオ
チドキナーゼによる標準操作後5′−末端でリン酸エス
テル化させた。Ma%1atia等、Mo1aesla
r  C1a*4sg:Laboratory Mas
sal。
Co1d  Spring Harbor Labor
atory発行、ColdSpri%g Harbor
、ニューヨーク(1982年)参照のこと。
5′−リン酸エステル化オリゴヌクレオチドを、5′−
アミノ誘導オリゴヌクレオチドを調製するのにChs等
がN5el−Acids Res、 11 、6513
−6529頁(1983年)に報告した方法の改良法に
よって次のように5′−ヒドラジノ誘導オリゴヌクレオ
チドに転化させた: 管壁に核酸が付着しないように反応管を新鮮なジクロロ
ジメチルシランの5qbクロロホルム溶液でシラン化さ
せた。
5′−リン酸エステル化オリゴヌクレオチドを次のよう
に活性5′−ホスホイミダゾリド誘導体に転化させた=
8ナノモルの5′−リン酸エステル化オリゴヌクレオチ
ドを3dの0.1Mイミダゾール、0.15M1−エチ
ル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイ
ミド(「EDCJ )(jff6.00)の中で23℃
で90分間反応させた。次e/CLiC1/エタノール
沈澱法で核酸を単離させた。
5′−ホスホイミダゾリド誘導体を含む得られた核酸を
jff8.5のヒドラジン、カルボヒドラジド(式: 
NH,MlべCo)m(NH,)入 またはアジピンジ
ヒドラジド(式: NH,NH(Co ) CCH,)
、 CCO)m、 )の0.25M水溶1![2,5d
中に吸収させ、50℃で3時間反応させて、核酸の5′
−末端ヌクレオチドの5′−炭素に共有結合されたそれ
ぞれ式%式%) 有スる5′−ヒドラジノ誘導体をつ(つた。
引続いて3回LiC1/エタノール沈澱法を行って、5
′−ヒドラジノ誘導核酸を過剰のとドラジン、カルボヒ
ドラジドまたはアジピンジヒドラジドから単離させた。
収率は、5′−リン酸エステル化オリゴヌクレオチド出
発物質に対して、60−75%であった。
カルボヒドラジドの場合忙最高収率が得られた。
5′−ヒドラジノ誘導オリゴヌクレオチドを次のように
、2.4−ジニトロ−フェニル(「I)NPJン基また
は4−N′−ベンジルアミドフェニルσnAPJ)基を
ヒドラゾン基を含む式−(10,)m(N= CH)−
のリンカ−によって5′−ヌクレオチドの5′−炭素に
共有結合させた誘導体に変えた=50μtの50講MM
OPS(3−CM−モルホリノ)−プロパンスルホン酸
)緩衝液(pH7,5)中20ピコモルの5′−ヒドラ
ジノ誘導オリゴヌクレオチドに、ジメチルスルホキシド
中の2,4−ジニトロベンズアルデヒドまたは4−N′
−ベンジルアミドベンズアルデヒドの5Q/d溶液3μ
tを加え、反応を23℃で16時間継続させた。
窒素雰囲気中で2−の無水N、N−ジメチルホルムアミ
ド(rDMFJ)中49119(0,2ミリ七ル)の4
−カルボキシベンズアルデヒド−N−ヒドロキシスクシ
ンイミドエステル(2デaaha*hsv1等のJ、 
limg−Mad、 139.208−223頁(19
74年)に従って調製しておいた)の溶液KO,022
IILg(0,2ミリモル)のベンジルアミンを加え、
23℃で2.5時間反応を継続させることによって4−
N′−ベンジルアミドベンズアルデヒドをり(りた。2
.5時間の反応後、回転蒸発法で溶剤を除去し、残留油
分を20111の酢酸エチルに吸収させた。次に、得ら
れた溶液を10114の冷HC1,10dの飽和N・H
CO,、および10gjの食塩水で順次洗い、最後に無
水htgso4で乾燥し、真空で濃縮した。
生成物を酢酸エチルの40多ヘキサン溶液を用いる予備
的薄層クロマトグラフィー(rTLCJ)を利用して精
製し、2519の4−N′−ベンジルアミドベンズアル
デヒド(収$:53’%)を得た。生成物の赤外スペク
トルは3315,1704および1633cs’″IK
ピークがあった。350 AugにおけるCD01m中
での生成物の”HNMRは10.05(IH)、7.9
3(4H)、7.35(5ff)および4.65(二重
線、2H)ppmのシフトを示した。
生成物の元素分析は次の結果を得た:計算値二〇(75
,311)、ff(5,44s)、N(5,86%);
実測値:C(75,46%)、ff(5,63%)、N
(6,07%)。
オリゴヌクレオチドのDNPおよびBAP@導体をつく
るための前記の方法を、(A) ”FO,でリン酸エス
テル化したオリゴヌクレオチド;(B)まず”PO2で
リン酸エステル化し、次く前記のよ5にイミダゾールで
誘導したオリゴヌクレオチド;および(C’)まず”p
o、でリン酸エステル化し、次に前記のように、ヒドラ
ジン、カルボヒドラジドまたはアジピンジヒドラジドで
誘導したオリゴヌクレオチドについて行った。反応混合
物を、20チポリアクリルアミドゲルを用いるポリアク
リルアミドゲル電気泳動法(rPAGEJ)の8M尿素
による変性法次いでM6×6惰およびGllhar客の
Frog。
Natl、 Aaad、 Set、 (USA) 74
.560−564頁(1977年)に従うオートラジオ
グラフィーによって分析した。対照として、5′−ヌク
レオチドの5′−炭素において社PQ4またはtap−
ホスホルイミダゾリドのみで誘導し、50 mM MO
PII(jff7.5)中37.5%(V/’V)DM
SOの中に2.5ナノモル/dの濃度で溶解させたが、
反応体に曝露してヒドラジノおよびヒドラゾンリフカー
含有誘導体とはしなかったオリゴヌクレオチドをPAG
Eによって分析した。
PAGE分析法において、ヒドラジン、カルボヒドラジ
ドまたはアジピンジヒドラジドで誘導されたオリゴヌク
レオチドの場合、唯一のヒドラゾンリンカ−含有生成物
のみを見出すことができた。
2.4−ジニトロベンズアルデヒドまたは4−r−ベン
ジルアミドベンズアルデヒドとの反応に先だって、−P
04″! またはホスホイミダゾリドのみで誘導された
オリゴヌクレオチドの場合にはヒドラゾンリンカ−含有
生成物の確証は得られなかった。驚(べきことく、アジ
ピンジヒドラジド誘導オリゴヌクレオチドと前記4−N
′−ベンジルアミドベンズアルデヒドとの反応から得ら
れる反応混合物の場合には、ヒドラジノ誘導体の完全な
消失が見られ、一方、2,4−ジニトロベンズアルデヒ
ドに関する同様の反応から得られる反応混合物中には、
若干の未反応ヒドラジノ誘導体が得られた。
ヒドラゾンリンカ−含有オリゴヌクVオチド誘導体は分
析用逆相HPLCIICよる精製の後、さらに分析を行
った。このように、1−の505MM0PE (jff
 7.5 )の中の、上記のように−(PO4)Mm焉
またt’z−(po、 )yg(m) <co)ひN)
[。
で誘導されたオリゴヌクレオチド1ナノモルに、2.4
−ジニトロベンズアルデヒドまたは4−N′−ベンジル
アミドベンズアルデヒドの5 M97mlアセトニトリ
ル溶液25μLを加え、23℃で16時間反応を続けた
。LtCL/エタノール沈澱法によって、粗反応混合物
からヒドラゾンリンカ−含有オリゴヌクレオチドを単離
させた。次いで、0、1 M )リエチルアンモニウム
アセテート(pH6,8)中0−351アセトニトリル
の傾斜溶離による45分にわたるV11daa分析用逆
相カラム(C−8,0,46X 25 tx ) (V
YDAC−The 5aps。
Grosp、Ins、、ff5sy@r(a、カリフォ
ルニア州、米国)を用いて、ヒドラゾン誘導オリゴヌク
レオチドの精製を行った。次に、ヒドラゾン誘導オリゴ
ヌクレオチドを有する両分を!1ava%tスピン・バ
キュームシステム(Sstast Isatrsvma
sga、Ins、Fgrtyhisgdalg、ニュー
ヨーク州、米国)中で濃縮乾燥させ、さらに得られたペ
レットを50muMOPE(pH7,5)中に吸収させ
た。BmakmasDび−40UV−VI3分光光度計
(Baakmas1*atvsma*ta、Ise、%
F藝11grtas、カリフォルニア州、米国)を用い
て、得られた溶液の吸収スペクトルを230乃至450
m5の範囲で記録した。
2.4−−/ニトロフェニル基は370霊琳JIJ[が
らり、一方4−N’−ベンジルアミドフェニル基は32
0 ssに吸収を示す。ヒドラゾンリンカ−含有オリゴ
ヌクレオチドおよびs’−po、のみで誘導されたオリ
ゴヌクレオチドの溶離プロフィルの分析から、各オリゴ
ヌクレオチド分子に唯一個の検出可能なヒドラゾン基が
結合していることが確められた。
さらに、ヒドラジノ−およびヒドラゾン−誘導オリゴヌ
クレオチドは、5′−リン酸エステル含有オリゴヌクレ
オチドの脱リン酸エステル化をもたらす条件下では、ア
ルカリホスファターゼによって影響されなかったことを
確認する測定がオリゴヌクレオチドの5′−末端ヌクレ
オチドの5′−°炭素忙唯−個のヒドラジノ基またはヒ
ドラゾンが結合していることを立証した。
実施例2 仔牛の腸のアルカリホスファターゼに遊離アルデヒド基
を付与する誘導 仔牛の腸のアルカリホスファターゼ(免疫学的検定品位
の酵素)はEamhr4*gar Massk*i鶴B
iaahamtatsla 、Ins、(I舊dia舊
apalim、インデイアナ州、米国)から得た。
3 M Neb040.1 sM MgC11,1td
l ZsCLtおよび30 sM )リエタノールアミ
ンの溶液(9H7,6)0.4d中2.86 X 10
−Sモルの酵素を、4℃でコロジオンバッグ(分子量カ
ットオフ=25k d ) (!1akl−4nker
および5ahsall、Isg、、game、ニューハ
ンプシャー州、米国)を用いて、各回30ゴの0. I
 M NaHCO3,3M NaC1,0,02’J#
aNs(pH8,5)を2時間にわたり3回取替えて透
析を行った。その後、7.5倍または70倍モル過剰の
p−カルボキシベンズアルデヒド−N−ヒドロキシ−ス
クシンイミドエステルをアセトニトリル中50mM溶液
として酵素溶液に加え、23℃で30分反応を継続させ
た。30分後に、4℃でコロジオンバッグを用い、各回
30dの50sM MOF:l、 0.I M NaC
L(pH7,5)を2時間にわたり3回取替えて透析を
行い過剰の試薬を除去した。
7.5倍過剰の1jI−カルボキシベンズアルデヒド−
N−ヒドロキシスクシンイミドエステルヲ用いた場合に
は、酵素1分子当り平均1.1個のアルデヒド基が導入
された。70倍過剰のp−カルボキシベンズアルデヒド
−N−ヒドロキシスクシンイミドエステルを用いた場合
忙は、酵素1分子当り平均3.6個のアルデヒド基が導
入された。これらの測定値は258s溝および280%
賜に−16ける変性酵素の吸光度測定から得られた。
また、酵素はp−カルボキシベンズアルデヒド−y−ヒ
ドロキシスクシンイミドエステルの代りに式HCCO)
 (Cffz)t CCtH+)〔CO)ONCCJI
hOz声よびCCJ+(h)NOCCO)〔CTo入(
Ca入)(CO)HのN−ヒドロキシスクシンイミドエ
ステルを用(Sる以外&1実質的に同じ方法でも変性さ
れる。
実施例3 アルデヒド基誘導仔牛の腸のアルカリホスファターゼと
5′−ヒドラジノ誘導オリゴヌクレオチドとの接合体の
調製および性状 5′−末端ヌクレオチドの5′−炭素に、式−(po、
)ひH)〔NH)(CO )(NH)NH,の基を共有
結合させるように実施例1のよ5に誘導した8%愼・l
のペレット状オリゴヌクレオチド85−133を50 
sM MOF、 0.1 M NtsCL(pH7,5
)中3.5モル過剰のアルデヒド基誘導仔牛の腸のアル
カリホスファターゼの70μMmgに吸収させた。
70倍モル過剰のp−カルボΦジベンズアルデヒドーN
−ヒドロキシスクシンイミドエステルヲ用いて実施例2
のようにアルデヒド基誘導酵素を調製した。誘導化オリ
ゴヌクレオチドと誘導化酵素との反応は23℃で16時
間継続させた。
上記実施例1のモデル研究によって示したように、アル
デヒドの機能は専らオリゴヌクレオチドの5′−末端ヌ
クレオチドの5′−炭素に結合した遊離ヒドラジノ基と
反応するので、アルデヒド基誘導酵素との反応に先だっ
て、ヒドラジノ誘導オリゴヌクレオチドを非誘導のリン
酸エステル化オリゴヌクレオチドから分離させる必要が
なかったということは注目に値する。5′−リン酸エス
テル化オリゴヌクレオチド(または5′−ヌクレオチド
の5′−炭素において未変性のヒドロキシルを有するオ
リゴヌクレオチド)とアルデヒド誘導酵素との間には検
出可能な反応は全く起らない。
4℃において、溶離剤として0.05M Trim(j
ff8.5)を用いるBiorad P −100カラ
ム(1,5X 65 cmg )(J?j*rad、I
sa、、 R4ahvn*sd、カリフォルニア州、米
国)中でのゲル濾過法は酵素−オリゴヌクレオチド接合
体および未反応酵素から未反応オリゴヌクレオチドを分
離させた。接合体を調製する際に社−標識性はオリゴヌ
クレオチドを用いた場合に、オリゴヌクレオチド−酵素
接合体の放射能と比較した未反応のヒドラジノ基誘導オ
リゴヌクレオチドの放射能の測定値から、接合反応にお
いてヒドラジノ基誘導オリゴヌクレオチドの80−85
16が酵素に接合していることが見出された。
ゲル濾過法からの酵素画分を溜めて、23℃で0.05
 M Trim (pH8,5)で平衡させたDIAR
−セルロースカラム(IX7.2cm)(DB−52、
Whatstz襲、Ise、、C11ftes、ニュー
ジャジー州、米国)にかけた。カラムを0.1 M T
rim(pH8,5)(15m)で洗い、次いで0. 
I J/ Trim(pH8,5)中0−0.2 M 
NaC11I)塩傾斜溶離を行って、遊離のアルカリホ
スファターゼを溶離させた。
DEAE−セルロース(IX7.2ffi、DB−52
)による段階的な一定組成の溶離液(0,2M NaC
L。
0、 I M Trim (pH8,5)、40mに続
<、0.5MNaCL%0.IM Trim (pH8
,5) 20wlによって2=1オリゴヌクレオチド−
酵素接合体から1=1オリゴヌクレオチド−酵素接合体
を分離した。2つの接合体を3!P−標識性はオリゴヌ
クレオチドを用いて調製した場合に、該接合体くよる放
射能の測定値から、l:1接合体および2:1接合体は
略々等モル量が生じていることが判明した。
2つの接合体の各々毎に、接合体の調製を完結させるた
めに、接合体を有する画分な溜め、#−1プリrap−
30濃縮装置(As4aes Carpo、Da%nデ
0、マサツセツツ州、米国)を用いて濃縮し、4℃の0
.1MTデ(1,0,IM NaCL (pH8,5)
の中に貯麓した・。
接合体は基質としてp−ニトロフェニルホスフェートを
用いて比色的に酵素活性を試験した。この基質の加水分
解を、初期の基質濃度を0.1sMとして、0.1 M
 Trim、0.1 M NaC1,0,01MMtt
Ck(pH9−5)の中で23℃で410 smにおい
て追跡した。接合体中の酵素の活性は遊離酵素の活性の
80−85%であることが判明した。
接合体は極めて安定であることが見出された。
接合体は前記のように4℃で少なくとも数ケ月貯鼠した
場合にはハイブリッド形成分析法における感度を少しも
失わない。
放射能が同量であった(結合剤の4Pにより)2つの接
合体試料について、Lowデ1タンパ・り質定量法(1
10℃釦おける24時間の加水分解後Bagkmas 
Syatgtn  6300アミノ酸分析器を用いるア
ミノ酸分析によって濃度が求められるアルデヒド基誘導
アルカリホスファターゼ希釈液を用いて補正した)を行
うことによって、「低塩」接合体(すなわち、前記の0
.2 M NaCL、 0. I MTデit pH8
,5)においてDEAEセルロースから溶離された接合
体)は「高塩」接合体(すなわち、前記の0.5M N
aC40,I J/ Trim (pH8,5)におい
てDEAEセルロースからSaされた接合体)の2倍量
のタンパク質を有することが判明し、従って「低塩」接
合体は1:1接合体で、「高塩」接合体は2:1接合体
であることを立証した。これら接合体両者はBiora
tl F −200(Biorad Ise、)および
5apkaoryl  S −300(Pkavwwh
aaia Img、、Piaeatawaν、ニューシ
ャーシー州、米国)によるゲルー過法でそれぞれ約15
0に4#よび160haとい511似の計算分子量と矛
循せず、−緒に移動した。さらに、「高塩」接合体は、
「゛高塩」種の高い電荷/質量バランスと矛循せず、2
%アガロースゲル上で「低塩」接合体よりも大きい電気
泳動移動度を示した。
前記のように、ただしく70倍モル過剰の代りに)7.
5倍モル過剰のp−カルボキシベンズアルデヒド−N−
ヒドロキシスクシンイミドエステルを用いて調製してお
いた(3.5倍モル過剰の代りた)5倍または10倍モ
ル過剰のアルデヒド基誘導酵素(従って、酵素1分子当
つアルデヒド基を平均(3,6個の代りに21.1個を
有した〕を用いて接合反応を行った場合に、5倍モル過
剰のアルデヒド基誘導酵素を用いたときには40−45
%のヒドラジノ基誘導オリゴヌクレオチドが酵素に接合
し、1:1接合体対全接合体の比率は約0.8であり、
10倍モル過剰のアルデヒド基誘導酵素を用いたときに
は、50−55%のヒドラジノ基鰐導オリゴヌクレオチ
ドが酵素に接合し、l:1接合体対全接合体の比率は約
0.9であった。
ヒドラゾン基を含むリンカ−を有する上記の接合体を、
下記のよ5にリンカ−のヒドラゾン基をヒドラジド基(
−CNH) CM)(CM、)−)に転化させる接合体
く変えておいた: 0. I M Trim、0. I
 MNaCL (pH8,5)中のヒドラゾン基含有リ
ンカ−を有する接合体の2μM溶液500μtを4℃で
、2時間にわたり各回30+1jの0.1 M MK!
1(2−(N−モルホリノ)−エタンスルホン酸)(p
ff6.00)を3回取替えて透析を行い、次に0.4
Mナトリウムシアノボロヒドリドを加えてシアノボロヒ
ドリドの濃度を0.02Mとした。反応を23℃で16
時間継続させ、次に溶液を4℃で4時間にわたり0.1
 M Trim、 0. I M NaCt(jH8,
5)を5.6回取替えて(各回30d)徹底的に透析し
た。記載のようにヒドラゾンをヒドラジドに還元させた
接合体は酵素の活性に全(低下を示さな一ゝO とドラシン基を含むリンカ−およびヒドラジド基を含む
リンカ−を有し、実施例2に記したように50倍モル過
剰の弐HCCO)〔CH*)t <CaHJCCO)O
N(C4H40りおよび式CCdk(h)NOCCO)
〔CH*)ICC−υ(CO)IrIk有スるN−ヒド
ロキシスクシンイミドエステルで誘導された分生の腸の
アルカリホスファターゼおよび実施例1に記したように
5′−末端ヌクレオチドの5′−炭素において、式−(
PO3)(m)〔NH) (Co ) (NH)NH,
の部分で誘導されたオリゴヌクレオチドを用いる接合体
ならびに実施例2に記したように50倍モル過剰のp−
カルボキシベンズアルデヒド−N−ヒドロキシスクシン
イミドエステルで誘導さす、た分生の腸のアルカリホス
ファターゼおよび実施例1に記したように5′−末端ヌ
クレオチドの5′−炭素において式−(pos >φ2
r)ff。
または式−(PO,) (NH) (NH) (Co)
(CM、)4(1m)m、の部分で誘導されたオリゴヌ
クレオチドを用いる接合体が本実施例に述べた方法と実
質的に同じ方法で得られる。
本実施例で述べたように、オリゴヌクレオチド87−4
16または長さが約8個乃至約150個の塩基の任意の
他の一本鎖核酸を有する接合体も製造される。
実施例4 遊離アルデヒド基を有するように誘導されるセイヨウワ
サビのペルオキシダーゼ セイヨウワサビのペルオキシダーゼは糖タンパク質であ
り、従って酸化剤として過ヨウ素酸塩を用いてアルデヒ
ド基に酸化させやすい隣接ヒドロキシル基を有する糖部
分と共有結合で結びついている。
こうして、■型のセイヨウワサビのペルオキシダーゼを
Sigma Chemical Ca、 (St−Lo
s4m、  ミズーリ州、米国)から得た。0.5 w
eの水に溶解した1■(2,5X 10−”モル)のセ
イヨウワサビのペルオキシダーゼK O,1dの0.2
 M過ヨウ素酸ナトリウム水溶液を加えた。酸化反応を
23℃で20分間継続させ、次いで4℃でコロジオンバ
ッグ(分子量カットオフ25kd)を用いて1sM酢酸
ナトリウム(pff4.5)30gjに対し透析を行っ
て過剰の過ヨウ素酸塩を除去した。これに続き接合反応
でアルデヒド基含有酵素を用いる前に、4℃でコロジオ
ンバッグを用い毎回30mの0.1M MOF!l、 
0. I M NaC1(pH7,5)を2時間にわた
り3回取替えて透析を行った。
セイヨウワサビのペルオキシダーゼ(■型、Sすma 
Cルーm1eal Corp、)は、また、実施例2で
分生の腸のアルカリホスファターゼの場合に述べたよう
に50倍モル過剰のp−カルボキシベンズアルデヒド−
N−ヒドロキシスクシンイミドエステルで処理すること
和より遊離アルデヒド基に共有結合するように誘導され
た。
遊離アルデヒド基をもつように変性させたセイヨウワサ
ビのペルオキシダーゼの酵素活性を0.5■/dの3,
3′−ジアミノベンジジン塩酸塩(「DAB」入 0.
05 M  Trim、0.04% NiC1,の水溶
液(pH7,6)を発色剤に用いる標準操作によって試
験した。供試酵素の約0.04μs@l/xl溶液1μ
tを20ゴの発色溶液に加えた。本実施例に記した2つ
の方法で変性した酵素のみならず未変性酵素においても
、青黒色の沈澱が生じ、酵素は触媒として活性であるこ
とを示した。発色度の定量分析によって、過ヨウ素酸塩
で変性した酵素は未変性酵素よりも少なくとも100倍
活性に乏L<、5(1モル過剰のp−カルボキシベンズ
アルデヒド−N−ヒドロキシスクシンイミドエステルと
の反応で変性した酵素は未変性酵素の活性度の70−7
5%であることがわかった。
実施例5 アルデヒド基誘導セイヨウワサビのペルオキシダーゼと
5′−ヒドラジノ誘導オリゴヌクレオチドとの接合体の
調製および性状 式−C,PO,)(NH) (NH) (CO) (&
わ眉、の基を5′−末端ヌクレオチドの5′−炭素に結
合させるように実施例1によって誘導されたベレット状
のオリゴヌクレオチド85−1334%%olを、実施
例4によって過ヨウ素酸塩で変性したセイヨウワサビの
ペルオキシダーゼ溶液または実施例4によって0、1 
M MOPS、0゜IM NtnCt(pH7,5)中
和4 Q ss*J〜に溶解させたp−カルボキシベン
ズアルデヒド−N−ヒドロキシスクシンイミドエステル
との反応によって変性したセイヨウワサビのペルオキシ
ダーゼ溶液の500μを中に吸収させた。接合反応は2
3℃で16時間継続させた。
接合反応からのオリゴヌクレオチド−醪X接合体および
未反応酵素を、溶離剤として0.05MTr4a(pH
8,5)を用い、4℃においてSapkadmxG−7
5カラム(PAar@aa(ajsc、)(1,5X 
473)によるゲルー過法で未反応のオリゴヌクレオチ
ドから分離させた。溜めた酵素画分は次に23℃で0.
05Mrデis(pH8,5)で平衡にしておいたDB
AIセルロースカラム(DB−52、Whatma*。
1%g、) (IX7.2csg)にかげた。未反応の
酵素を溶離させるのに(LIAf Trim (pH8
,5) ; 0.1it rr(a、0.1 M Na
CL(pH8,5) ;および0、 I M Trim
、0.2 M NaCL(PH8,5)の段階的洗浄を
用いた。次に0.IM Trtalo、5MNaC1(
pH8,5)を用いてオリゴヌクレオチド−酵素接合体
の溶離を行った。
接合体内のオリゴヌクレオチド対酵素の比率は、実施例
3に記した「高塩」アルカリホスファターゼ接合体との
類似性に基づいて、その比率は2:1であると推測され
るけれども測定はしなかった。
実施例3に記した方法を用いて、接合反応の効率測定を
行った結果、過ヨウ素酸塩で変性した酵累を用いた場合
にはオリゴヌクレオチドの55−60%が接合体内に包
含され、p−カルボキシベンズアルデヒド−N−ヒドロ
キシスクシンイミドエステル変性酵素を用いた場合には
、オリゴヌクレオチドの35−40%が包含されている
ことがわかった。
実施例4に述べた方法による接合体内の酵素の酵素活性
の試験は、接合体中のオリゴヌクレオチド分子対酵素分
子の比率が2=1と仮定すると、接合反応は遊離アルデ
ヒド基を有するように変化させた酵素の酵素活性から著
しくは酵素活性を変えていないことを示した。いずれの
受合体中の酵素も触媒として活性な状態を保持しこ。過
ヨウ素酸塩で変性した酵素を用いてつくった接合体中の
酵素は無変性の酵素よりも100倍以上活性が劣った。
p−カルボキシベンズアルデヒド−N−ヒドロキシスク
シンイミドエステルで変性した酵素は無変性の酵素の活
性の70−75%を保持した。
接合体は、また、オリゴヌクレオチド87−416を用
いて本実施例に記載するように調製さされ、はとんど同
様の結果を示した。
接合体は、また、式−(PO,)(NH)NB、または
−(7’(A ) (NB) (NH) (” ) C
CHt )4 (C’(J) (NH)HEtの基を5
′−末端ヌクレオチドの5′−炭素に共有結合させるよ
うに変性したオリゴヌクレオチドを用いて本実施例に記
載したように調製される。
実施例6゜ 検出プローブとして仔牛の腸のアルカリホスファターゼ
−オリゴヌクレオチド接合体を用いるサンドイッチハイ
ブリッド形成分析 r01igoBaad?Jブランドノオリコヌクレオチ
ド訪導巨孔質担体(5% Jl k(L D%cLQn
OII ! S 08 +1ne−eL(L JOII
(L 、カリフォルニア州、米国)(「ヒース」)をG
hoshおよびM%sgoがIVsc l。
Ac1ds Raaaarcル15.5353頁(19
87年)に記載したように、臭化シアン−活性化「S 
5phacrylS−500′rMIブ2ンドのデキス
トラン巨孔質担体物質(Pharmacia Ina、
ePissataway、=ニーシャーシー州、米国)
を6−アミノカプロン酸で誘導して、担体物質に共有結
合するカルボキシル基を与え、さらにカルボキシル誘導
担体を5′−末端ヌクレオチドの5′−炭素に式−<p
o、>αB)属)@NH。
の部分で誘導させた配列: 5’−TGCTGCTiGCCTCCCTTCTTIT
απT−3’のオリゴヌクレオチド(「捕捉プローブ」
)で誘導することによって調製した。参考資料として本
明細書に収録されているPCT国際公告第WO3810
1302をも参照のこと。
捕捉プローブは実施例1に述べたようにオリゴヌクレオ
チド87−416の配列と相補的配列を有する。
捕捉プローブを有する50■のroligo Bead
”Jヒースを、0.751R1f)5XSSC(0,7
5MNaC1,0,075M クエン酸ナトリウム、p
li7.0)、0.196ドデシル硫酸エステルナトリ
ウム塩(SDS)、10%テキストランサルフエー) 
(PAcLrsαatα。
I%c、)、1■/ztt超音波処理したサケの精液の
DNA、および1rIL9/Mt牛の血清のアルブミン
画分’i  (Bog五tinyer Mann五−4
mB10c五amイCαIII。
Inc 、 )の中に37℃で15分間浸漬することに
よってプレハイブリッド形成させた。
&13ファージを標準手法によって肝炎Bウィルス表面
抗恩をコード化するプラスミドpTB061Bの一本鎖
E60R1フラグメントを含んだゲノムを有するように
調製した。ファージゲノム中にあったE、oRlフラグ
メントの鎖はオリゴヌクレオチド87−416の配列を
もつセグメントよりなる鎖であった。−本9DNAであ
るファージゲノムは本実施例中に述べた分析における核
酸分析体であった。この分析体は実施例1に述べたオリ
ゴヌクレオチド85−133の配列と相補的な配列を有
する標的セグメントを宮んでいる。
5f嘱o1または50 ftnol の一本鎖M13ゲ
ノムならびに酵素およびオリゴヌクレオチドが1:lの
比率で存在し、式−CPUs) CNII) CI’/
11) CCU)(NH)N−CM (C,H,) (
CO)−のリンカ−で共有結合、され、実施例3の方法
で調製された5倍モル過剰(M13ゲノム標的に対して
)の仔牛の腸のアルカリホスファターゼ−オリゴヌクレ
オチド85−133汲合体を5xSSC15%デキスト
ランサル7エートおよび11R9/d牛の血清アルブミ
ン画分Vの5μj溶液中に混合し、65℃で5分間加熱
した。次いで標的DNAおよび酵素−オリゴヌクレオチ
ド接合体を42℃で300分間ノルイブリッド成させた
(ターゲットが約40 ff1L01 /mlよりも少
なく存在する場合には、この溶液の)・イブリッド形成
は少なくとも2時間継続する。) プレハイブリッド形成の後、bmnchtop遠心機に
よる遠心分離によってプレー・イブリッド形成溶液から
ビーズを小球化させ、ピペットでの吸引によって清澄液
を除去して放棄した。次にビーズを200 piの5x
SSC10,1%SDS、1%デキストランサルフェー
ト、および111971116牛の血清のアルブミン画
分■の中に吸収させた。
さらに、標的DNAおよび酵素−オリゴヌクレオチド接
合体がハイブリッド形成された50μノの溶液をプレー
・イブリッド形成されたビーズを有する200μlの溶
液と混合し、得られた溶液を42℃で90分間温装して
(検出プローブとハイブリッド形成した)標的をビーズ
上の捕捉プローブとハイブリッド形成させた。
次いで、banchtop遠心機での遠心分離によって
ビーズを小球化させ、ピペットでの吸引によって清澄液
を除いて放棄し、最後にビーズ’a’1ll17の2X
SSC(0,3M  NaC1,0,03Mクエン酸ナ
トリウム、pH7,0)で3回洗い、各1回の浸漬は3
7℃で10分間であった。
酵素−オリゴヌクレオチド接合体検出プローブと、ビー
ズに共有結合的にくっついている捕捉プローブによって
捕捉された標的DNAとのハイブリッド形成は発色によ
って試験された。z x SSC中での第3回の洗浄後
、小球化したビーズY:1.5紅の発色緩衝液(100
sM10Os、10mMMQCI、、および100倶M
Tデis * pE 9.5)で洗浄し、さらに、ga
bLmtop遠心機での遠心分離によるビーズの小球化
およびピペットでの吸引による緩衝液の除去の後、ビー
ズに0.1 tnM p −= トロフェニルホスフェ
ートを含む発色緩衝液を1lllj加え、混合物を渦動
させてビーズを緩衝液中に懸濁させることによって発色
を開始させた。発色は23℃で1,25時間継続させた
。1.25時間後、担体物質を遠心分離によって小球さ
せ、清澄液の吸光度を410?1%で測定した。
上記試料について410 nuで測定した吸光度を対照
物について測定した吸光度と比較した。対照実験は、オ
リゴヌクレオチド85−133で誘導したビーズの代り
に、ハイブリッド形成および洗浄の厳しさの下ではオリ
ゴヌクレオチドと標的セグメント間のハイブリッド形成
が全く予想されないと思われるような配列を有するオリ
ゴヌクレオチドで誘導されたビーズを使用した以外は上
記と同様であった・ 個々の試料の場合、その吸光度は対応する対照の吸光度
の少なくとも2倍であった。
従って、仔牛の腸のアルカリホスファターゼ−オリゴヌ
クレオチドl:1ff1合体は上記サンドインチ分析シ
ステムにおいて約101分子よりも少ないターゲットを
検出することができる。
実施例7゜ 検出プローブとして酵素−オリゴヌクレオチド接合体を
用いるニトロセルロースフィルターによるハイブリッド
形成分析 式−<POsXNB)〔NH)〔CO)〔NH)N −
CECCA) ((’0)−ノIJンカーくよってオリ
ゴヌクレオチド85−133に結合され、実施例3およ
び4で述べたように調製した仔牛の腸のアルカリホスフ
ァターゼ(「低塩」「高塩」のいずれも)およびセイi
ウワサビのペルオキシダーゼの接合体をプラスミドpT
B061B用のフィルターによる分析法の検出プローブ
として使用した。
1OfLり、InIP、 100pP、 50py、 
25py。
10Qならびにl’l)PのプラスミドpTB061B
10μmのヒトDNA、lμノの大腸菌DNA、および
50fLpf)pBR322を65℃のアルカリ条件下
(0,2M Na0E、 15分)で変性させ、2M酢
酸アンモニウムで中和し、次に、SC屓−iCん一デお
よびSにhsa l J (Km an−1二:L、 
 /%ンプシャー州、米国)のMixtfold lス
ロットプロットシステムを用いて10XSSCで前処理
しておいたニトロセルロース膜上にスロットプロットさ
せた。次いで真空下、80℃でフィルターを焼き、さら
に3gのハイブリッド形成緩衝液(5XSSC15■/
d牛の血清アルブミン画分V、5ダ/Vポリビニルピロ
リドン(平均分子f14o、oood%SigmaCh
atnical Cotgpanymlne、mSt 
Losia 、  ミズーリ州、米国)、およびQ、1
%5Ds)を有するヒートシール可能なプラスチックバ
ッグ中に50℃で10分間温装することによってプレハ
イブリッド形成させた。
フィルターをプレハイブリッド形成させた後、ハイブリ
ッド形成緩衝液中の2μp/ILtの接合体とともにバ
ッグの中で50℃で1時間ハイブリッド化させた。
ハイブリッド形成後、フィルターをバッグから取出して
23℃の1xSSC,0,1%SDSの中で、1回に3
分間の洗浄y!−3回行った。次いで、フィルターを5
0℃の1xSSC,0,1チ SDSの中で1分間厳格
に洗った。
次に、アルカリホスファターゼ接合体による分析の場合
には、フィルターを発色緩衝液(0,1&Trts、0
.lJf NaC1、および10 %M MgC1z、
pH9,5)で3回洗い、さらに0.33■/αのニド
aテトラゾリウムブルー 0.16α/属の5−ブロモ
−4−クロロ−3−インドリルホスフェートおよび0.
33 % (V/ff)ノA’ 、 N −シ1fpy
ホルムアミド(DMF)を加えた5gの発色緩衝液中に
上向きに置いた。発色を起させるためにフィルターを2
3℃で1時間暗所の溶液中に放置した。
セイヨウワサビのペルオキシダーゼ接合体による分析の
場合には、フィルターを0.0M Trim(pH7,
6)で厳格に洗った後で、0.04%7’V i (’
jt ヲ含ムQ、51197jlj  3+3’−シ7
ミ/へyシジン塩酸塩、0.05M Trim  (p
H7,6)の溶液5!Lt中に上向きに置き、23℃で
1時間溶液中に放置して発色させた。
アルカリホスファターゼ接合体も、またセイヨウワサビ
のペルオキシダーゼ接合体のいずれもヒ)DNA、  
大腸菌DNAまたはpBR322の分析におい【は視覚
によって認め5る信号は生じなかった。
アルカリホスファターゼ接合体は25 pgのpTBo
61Bの場合、時には10ppのpTB061Bの場合
にも視覚的に認め5る信号を再現性よく明瞭に示した。
従って、本実施例に記載した分析法と類似のフィルター
による/%”イブリッド形成分析法において本発明によ
るアルカリホスファターゼ−オリゴヌクレオチド接盆体
を用いて3 attomolはども少ない菫の核酸分析
体を検出することが可能なはずである。
本実施例中に記載したハイブリッド形成分析法において
at p −標識性げしたオリゴヌクレオチドを用いる
と、25 py のpTB061Bを検出するのに18
時間のオートラジオグラフィーを必要とした。
セイヨウワサビのペルオキシダーゼ接合体はlny f
) p f B061Bの場合に明瞭に視覚的に認めう
る信号を生じた。従って、本実施例に記載した分析法と
類似のフィルターに基づ(−・イブリッド形成分析法に
おい’C(ペルオキシダーゼが遊離アミノ基にgいて遊
離アルデヒド基に共有結合されるよ5に変性されている
)本発明によるセイヨウワサビペルオキシダーゼ−オリ
ゴヌクレオチド接合体で0.3 fatntomolよ
りも少ない核酸分析体を検出することが可能なはずであ
る。
Uデdaa等がG−%−61,253−264頁(19
87年)で述べたようにホウ酸ナトリウム緩衝液(pH
8,3)中でルミノールおよびバラヒドロキシケイ皮蓋
を用い、光度計で信号を読む化学発光分析のようなジア
ミノベンジジン/塩化ニッケル以外のペルオキシダーゼ
用基質を用いてこの感度を高めることも可能であろ5゜
Urnα等のこの化学発光分析においては、酵素反応の
発光生成物を溶解して遊離させ;従って、バンドを直接
フィルター上に生じさせるのではな(て、バンドをフィ
ルターから除いて、信号発生用発色液の中に懸濁させる
実施例8゜ サザンプロット分析における分生の腸のアルカリホス7
アターゼーオリゴヌクレオチド接合体ブΩ−ブ プラスミドpTB061Bを工EcoR1で完結させる
よ5に温浸させ、g、04M Trim、1 %& E
DTA(pE7.8)、1μy〜臭化エチジウム中の開
裂プラスミドの3倍連続希釈液(すなわち、100ny
、33、:3nP、11.1ツ、3,7す、1.2fi
り、4102!、137pp、45pp、 15py、
Spyおよび1.7py  のプラスミド)’t 1.
5%アガロースゲルの分離レーンの中を電気泳動させた
。ゲルをUV光線の下で写真をとり、次いでサザン法、
J。
Mo1.Biol、 98.503−517頁(197
5年)に従ってDNAフラグメントなニトロセルロース
フィルターに移した。次に、実施例7に記した方法に従
い、2μy/mlのアルカリホス7アターゼーオリゴヌ
クレオチド85−133および1時間の発色を用いて、
フィルターを発色させた。臭化エチジウム着色の場合に
は、pTBO61TのpBR322部分のみが検出され
、さらに100nyおよび33.3 npのレーンにお
いてのみ検出された。
対照的に、フィルターに移されたDNA用接合体プロー
ブの場合には、着色が視覚的に明瞭に検知Wf能tx 
410 py v−ンまでのすべてのレーンの場合を除
き、p T B 061 Bの表面抗原コード部分のみ
を検知することができた。
実施例9゜ 遊離アルデヒド基に共有結合させるためのウレアーゼの
誘導およびウレアーゼ−オリゴヌクレオチド接合体プロ
ーブの調製 タチナタマメウレアーゼ(■型)をS匂惰αCka%1
eal Co、、St、Losis、ミゾーリ州、米国
より得た。
0.251111tの水中に5℃mojのウレアーゼを
4℃で各回30Mtの0. I M NaJi CO,
,3M NaC1(pE8.5)を2時間にわたり3回
取替えて透析を行った。次に酵素溶液に30μlアセト
ニトリル中50倍モル過剰のp−カルボキシベンズアル
デヒド−N−ヒドロキシスクシンイミドエステルヲ加工
、反応を23℃で30分間継続させた。次いで、4℃で
各回30dの0.05M HOPE、0. I M N
aC1(pH7,5)を2時間にわたり3回取替えて透
析ヲ行い、過剰のp−カルボキシベンズアルデヒド−N
−ヒドロキシスクシンイミドエステルを除去した。
5′−末端ヌクレオチドの5′−炭素におい1、式−(
PO,)(NH)(NH) ((1’0) (NH)N
il冨の部分で誘導され、ベレット状をなすオリゴヌク
レオチド85−85−1334nを、遊離アルデヒド基
を共有結合させるように変性し、上記の本実施例に述べ
たようKO,05M MOPS、0.IM NaCl 
(pH7,5)に溶解させた200μjのウレアーゼ溶
液に吸収させた。
接合反応は23℃で16時間継続させた。溶離剤として
0.0sJfTデis  (pJl 8.5)を用い、
4℃でBiorad P −100カラム(1,5x6
5cm)Kよるゲル濾過法によって未反応オリゴヌクレ
オチドからウレアーゼ−オリゴヌクレオチド接合体およ
び未反応ウレアーゼを分離させた。次に、15rJ1e
ノ0.05Jf Tris (pH8,5) ; 15
+++jノ0.IMTris  (pE  85  )
  ;  20+ljの0.IM Tyis、0、 I
 M NaC1(pH8,5) ;  40rttlの
0.IMTrim、0.2M NaC1(pE 8.5
 ) ;および40I!Ltの0. I M Tris
、 0.5M NaC2(pHg、5 )T溶離させた
DEAEセルロース(DE−52、−C溝α幻カラム(
I X 7.2cm )でのゲル濾過法から得た酵素−
および接合体−含有画分のイオン交換クロマトグラフィ
ーによって未反応酵素から接合体を分離させた。ウレア
ーゼ−オリゴヌクレオチド接合体はQ、IJI Tri
g、0.5M 5aclcpHB、5 )で溶離された
。最後に、接合体含有画分を脱塩し、Cgntrieo
x 3dTM ミクロコンセントレータ−(分子量カッ
トオフ : 30kd ) (Antic;on Co
rp。
Danfers、マサテユーセツツ州、米国)を用いて
1aに濃縮した。
実施例10゜ 遊離アルデヒド基を共有結合させるためのカルボニルア
ンヒドラーゼの誘導およびカルボニックアンヒドラーゼ
−オリゴヌクレオチド接合体プローブの調製 ウシの赤血球のカルボニーツクアンヒドラーゼをCoo
per Biomedical + InC,、Mal
 eartstペンクルグアニア州、米国から入手した
。p−カルボキシベンズアルデヒド−N−ヒドロキシス
クシンイミドエステルを用いて、ウレアーゼについて実
施例9に記した方法に従って、遊離アルデヒド基を共有
結合させるように酵素を誘導させた。誘導法は先ず酵素
の0.1μrn01〜溶液25ntnolから出発し、
0.05 Jf MOPS、 0.IJf NaC1(
pH7,5)巾約0,1μ仇61/ILtの所望のアル
デヒド基誘導酵素溶液250μjを得た。
5′−末端ヌクレオチドの5′−炭素において式−CP
Os)〔NH)〔I’IE)〔CO)〔NB)NIlM
の部分で誘導させたペレット状のオリゴヌクレオチド4
%molを0、Q 5MHOPS、 0.1MNaC1
(pH7,5)中のアルデヒド基訪導カルボニックアン
ヒドラーゼの溶液200μ!中に吸収させ、オリゴヌク
レオチドと酵素との接合反応を23℃で16時間継続さ
せた。
溶離剤として0.05Jf Tris (pH8,5)
を用い、実施例5に記したように、Sephadmz 
G −75カラムで4℃におけるゲル濾過法によって未
反応のオリゴヌクレオチドからカルボニックアンヒドラ
ーゼ−オリゴヌクレオチド接合体および未反応カルボニ
ックアンヒドラーゼを分離させた。次に実施例9に述べ
たようにゲル濾過法で得た遊離酵素−含有画分および接
合体含有画分のイオン交換クロマトグラフィーを行って
、接合体から未反応の酵素を分離させた。最後に、接合
体画分を脱塩し、実施例9に記したようにCgntrs
con 30   ミクロコンセントレータ−(分子量
カットオフ:30kd)を用いて濃縮した。
接合体プローブは、カルボニックアンヒドラーゼが触媒
として働くp−ニトロフェニルアセテートの加水分解に
より生成する着色生成物によって検知される。プローブ
中の酵素は添加水分解において触媒として活性であるこ
とが認められた。
本発明の精神から逸脱することな(本明細書に述べた本
発明の詳細には多くの修正および変形をなしうろことは
当業者には明かであろう。そのような修正および変形も
本明細書に記載され特許請求されるように本発明に包含
されるつもりである。
特許庁長官   吉 1)文 毅  殿1、事件の表示 平成1年 特許願第250374号 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 名 称  シス力・ダイアグノスティックス・インコー
ホレーテッド 4、代理人 住 所  東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手
町ビル 206区 5、補正の対象 タイプ印書により浄書した明細書

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一本鎖核酸および触媒として活性な酵素よりなる核
    酸プローブにおいて、前記核酸が前記プローブの標的セ
    グメントの配列と相補的な配列をなす少なくとも20個
    のヌクレオチドのセグメントよりなり;前記核酸および
    前記酵素が式 I −(PO_3)NH(R_1)N=CH(R_2)(C
    O)− I および式II −(PO_3)NH(R_1)NH(CH_2)(R_
    2)(CO)−II(式中、R_1は窒素間の結合、(N
    H)(CO)(NH)、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、 および(NH)(CO)(R_1_1)(CO)(NH
    )〔式中、R_1_1は(CO)基の炭素間の結合また
    は1乃至10個の炭素原子のアルキレンであり、R_1
    _2、R_1_3、R_1_4およびR_1_5は同一
    かまたは異なり、それぞれ水素および1乃至3個の炭素
    原子のアルキルよりなる群から選ばれる〕よりなる群か
    ら選ばれ;R_2は1乃至20個の炭素原子のアルキレ
    ンおよび式:▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_2_1は0乃至10個の炭素原子のアルキ
    レン〕のアリーレンよりなる群から選ばれ;−(PO_
    3)−基は核酸の5′−ヌクレオチドの5′−炭素に結
    合され;かつ式 I およびIIの右側のカルボニル基の炭
    素は酵素の遊離アミノ基の窒素に結合される)よりなる
    群から選ばれる式のリンカーによつて結合される核酸プ
    ローブ。 2、核酸が標的セグメントの配列と相補的な配列をなす
    20乃至150個のヌクレオチドよりなり;触媒として
    活性な酵素がホスファターゼ類、ペルオキシダーゼ類、
    β−ガラクトシダーゼ類、ウレアーゼ類、カルボニツク
    アンヒドラーゼ類およびルシフェラーゼ類よりなる群か
    ら選ばれ;R_1が窒素間の結合、(NH)(CO)(
    NH)および(NH)(CO)(CH_2)_n(CO
    )(NH)〔式中、nは0乃至10である〕よりなる群
    から選ばれ;かつ、R_2がp−フェニレンおよび(C
    H_2)_m〔式中mは1乃至10である〕よりなる群
    から選ばれる請求項1記載の核酸プローブ。 3、核酸が、長さ25乃至50個のヌクレオチドであり
    ;R_1が窒素間の結合、(NH)(CO)(NH)お
    よび(NH)(CO)(CH_2)_4(CO)(NH
    )よりなる群から選ばれ;かつ、R_2がp−フェニレ
    ンである請求項2記載の核酸プローブ。 4、酵素が仔牛の腸のアルカリホスファターゼ、大腸菌
    のアルカリホスファターゼ、セイヨウワサビのペルオキ
    シダーゼ、大腸菌のβ−ガラクトシダーゼ、タチナタマ
    メのウレアーゼ、牛の赤血球のカルボニツクアンヒドラ
    ーゼ、P.fischeriのルシフェラーゼおよびホ
    タルのルシフェラーゼよりなる群から選ばれる請求項3
    記載の核酸プローブ。 5、酵素が仔牛の腸のアルカリホスファターゼおよびセ
    イヨウワサビのペルオキシダーゼよりなる群から選ばれ
    る請求項4記載の核酸プローブ。 6、リンカーが式 I を有する請求項1乃至5のいずれ
    か1つの項に記載の核酸プローブ。 7、核酸がDNAである請求項6記載の核酸プローブ。 8、一本鎖核酸および触媒として活性な酵素よりなる核
    酸プローブにおいて、前記核酸が前記プローブの標的セ
    グメントの配列と相補的な配列をなす少なくとも20個
    のヌクレオチドのセグメントよりなり;前記酵素が過ヨ
    ウ素酸塩による処理によつて酸化されている糖タンパク
    質であり;前記核酸および前記酵素が式IX −(PO_3)NH(R_1)N=IX および式X −(PO_3)NH(R_1)NH−X (式中、R_1は窒素間の結合、(NH)(CO)(N
    H)、▲数式、化学式、表等があります▼、 および(NH)(CO)(R_1_1)(CO)(NH
    )〔式中、R_1_1は(CO)基の炭素間の結合また
    は1乃至10個の炭素原子のアルキレン、およびR_1
    _2、R_1_3、R_1_4ならびにR_1_5は同
    一または異なり、それぞれ水素および1乃至3個の炭素
    原子のアルキルよりなる群から選ばれる〕よりなる群か
    ら選ばれ;−(PO_3)−基は核酸の5′−ヌクレオ
    チドの5′−炭素に結合され;かつ、式IXの右側の−N
    =および式Xの右側の−NH−基の窒素は過ヨウ素酸塩
    による酵素の処理中に生成したカルボニル基の炭素であ
    つた酵素の糖残基の炭素に結合されている核酸プローブ
    。 9、核酸が標的セグメントの配列と相補的な配列をなす
    20乃至150個のヌクレオチドよりなり;触媒として
    活性な酵素が真核生物のペルオキシダーゼであり;かつ
    、R_1が窒素間の結合、(NH)(CO)(NH)お
    よび(NH)(CO)(CH_2)_n(CO)(NH
    )〔式中、nは0乃至10である〕よりなる群から選ば
    れる請求項8記載の核酸プローブ。 10、核酸が長さ25乃至50個のヌクレオチドであり
    ;かつR_1が窒素間の結合、(NH)(CO)(NH
    )および(NH)(CO)(CH_2)_4(CO)(
    NH)よりなる群から選ばれる請求項9記載の核酸プロ
    ーブ。 11、酵素がセイヨウワサビのペルオキシダーゼである
    請求項10記載の核酸プローブ。 12、リンカーが式IXを有する請求項8乃至11のいず
    れか1つの項に記載の核酸プローブ。 13、核酸がDNAである請求項12記載の核酸プロー
    ブ。 14、標的セグメント検出用核酸プローブをつくるため
    の中間体であり、前記標的セグメントの配列と相補的な
    配列をなす少なくとも20個のヌクレオチドのセグメン
    トを含み、かつ式XIV −(PO_3)(NH)(R_1)NH_2XIV(式中
    、R_1は窒素間の結合、(NH)(CO)(NH)、
    ▲数式、化学式、表等があります▼、 および(NH)(CO)(R_1_1)(CO)(NH
    )〔式中、R_1_1は(CO)基の炭素間の結合また
    は1乃至10個の炭素原子のアルキレンであり、R_1
    _2、R_1_3、R_1_4およびR_1_5は同一
    かまたは異なり、それぞれ水素および1乃至3個の炭素
    原子のアルキルよりなる群から選ばれる〕よりなる群か
    ら選ばれ;かつ−(PO_3)−基は核酸の5′−ヌク
    レオチドの5′−炭素に結合される)の部分で誘導され
    る一本鎖核酸。 15、核酸が標的セグメントの配列と相補的な配列をな
    す20乃至150個のヌクレオチドよりなり;かつ、R
    _1が窒素間の結合、(NH)(CO)(NH)および
    (NH)(CO)(CH_2)_n(CO)(NH)〔
    式中、nは0乃至10である〕よりなる群から選ばれる
    請求項14記載の核酸。 16、核酸が長さ25乃至50個のヌクレオチドであり
    ;かつ、R_1が窒素間の結合、(NH)(CO)(N
    H)および(NH)(CO)(CH_2)_4(CO)
    (NH)よりなる群から選ばれる請求項15記載の核酸
    。 17、核酸がDNAである請求項14乃至16のいずれ
    か1つの項に記載の核酸。 18、一本鎖核酸および触媒として活性な酵素よりなる
    核酸プローブを製造する方法において、前記核酸が前記
    プローブの標的セグメントの配列と相補的配列をなす少
    なくとも20個のヌクレオチドのセグメントよりなり;
    前記核酸および前記酵素が式 I : −(PO_3)NH(R_1)N=CH(R_2)(C
    O)− I (式中、R_1は窒素間の結合、(NH)(
    CO)(NH)、▲数式、化学式、表等があります▼、 および(NH)(CO)(R_1_1)(CO)(NH
    )〔式中、R_1_1は(CO)基の炭素間の結合また
    は1乃至10個の炭素原子のアルキレンで、R_1_2
    、R_1_3、R_1_4およびR_1_5は同一かま
    たは異なり、それぞれ水素および1乃至3個の炭素原子
    のアルキルよりなる群より選ばれる〕よりなる群から選
    ばれ;R_2は1乃至20個のアルキレンまたは式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_2_1は0乃至10個の炭素原子のアルキ
    レンである〕のアリーレンよりなる群から選ばれ;−(
    PO_3)−基は核酸の5′−ヌクレオチドの5′−炭
    素に結合され;かつ、式 I の右側のカルボニル基の炭
    素は酵素の遊離アミノ基の窒素に結合される)のリンカ
    ーによつて結合され、該方法が、7.0乃至9.0のp
    Hに緩衝された水溶液において、プローブの核酸の配列
    と同じ配列を有し、式XIV−(PO_3)(NH)(R
    _1)NH_2XIV(式中、−(PO_3)−基は核酸
    の5′−ヌクレオチドの5′−炭素に結合される)の部
    分で誘導される一本鎖核酸を、遊離アミノ基において式
    XVIII (CHO)(R_2)(CO)−XVIII の部分で誘導される触媒として活性な酵素と反応させる
    ことよりなる方法。 19、核酸がプローブの標的セグメントの配列と相補的
    な配列をなす20乃至150個のヌクレオチドよりなり
    ;触媒として活性な酵素がホスファターゼ類、ペルオキ
    シダーゼ類、β−ガラクトシダーゼ類、ウレアーゼ類、
    カルボニツクアンヒドラーゼ類およびルシフェラーゼ類
    よりなる群から選ばれ;R_1が窒素間の結合、(NH
    )(CO)(NH)および(NH)(CO)(CH_2
    )_n(CO)(NH)(式中、nは0乃至10である
    )よりなる群から選ばれ;かつ、R_2が、pフェニレ
    ンおよび(CH_2)_m(式中、mは1乃至10であ
    る)よりなる群から選ばれる請求項18記載の方法。 20、核酸が長さ25乃至50個のヌクレオチドであり
    ;R_1が窒素間の結合、(NH)(CO)(NH)お
    よび(NH)(CO)(CH_2)_4(CO)(NH
    )よりなる群から選ばれ;かつR_2がp−フェニレン
    である請求項19記載の方法。 21、酵素が仔牛の腸のアルカリホスファターゼ、大腸
    菌のアルカリホスファターゼ、セイヨウワサビのペルオ
    キシダーゼ、大腸菌のβ−ガラクトシダーゼ、タチナタ
    マメのウレアーゼ、牛の赤血球のカルボニツクアンヒド
    ラーゼ、P.fischeriのルシフェラーゼおよび
    ホタルのルシフェラーゼよりなる群から選ばれる請求項
    20記載の方法。 22、酵素が仔牛の腸のアルカリホスファターゼおよび
    セイヨウワサビのペルオキシダーゼよりなる群から選ば
    れる請求項21記載の方法。 23、核酸がDNAである請求項18乃至22のいずれ
    か1つの項に記載の方法。 24、一本鎖核酸および触媒として活性な酵素よりなる
    核酸プローブをつくる方法において、前記核酸が前記プ
    ローブの標的セグメントの配列と相補的な配列をなす少
    なくとも20個のヌクレオチドのセグメントよりなり;
    前記酵素が過ヨウ素酸塩による処理によつて酸化されて
    いる糖タンパク質であり;前記核酸および前記酵素が式
    IX −(PO_3)NH(R_1)N=IX (式中、R_1はNHとNとの間の結合、(NH)(C
    O)(NH)、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 および(NH)(CO)(R_1_1)(CO)(NH
    )〔式中、R_1_1は(CO)基の炭素間の結合また
    は1乃至10個の炭素原子のアルキレンであり、R_1
    _2、R_1_3、R_1_4およびR_1_5は同一
    かまたは異なり、それぞれ水素および1乃至3個の炭素
    原子のアルキルよりなる群から選ばれる〕よりなる群か
    ら選ばれ;−(PO_3)−基は核酸の5′−ヌクレオ
    チドの5′−炭素に結合され;かつ、式IXの右側の−N
    =は過ヨウ素酸塩による酵素の処理中に生成したカルボ
    ニル基の炭素であつた酵素の糖残基の炭素に結合される
    )のリンカーによつて結合され、該方法が7.0乃至9
    .0のpHに緩衝された水溶液中で、核酸プローブの配
    列と同じ配列を有し、式XIV −(PO_3)(NH)(R_1)NH_2XIV(式中
    、−(PO_3)−基は5′−ヌクレオチドの5′−炭
    素に結合される)の部分で誘導される一本鎖核酸を前記
    触媒として活性な酵素と反応させることよりなる方法。 25、核酸がプローブの標的セグメントの配列と相補的
    な配列をなす20乃至150個のヌクレオチドよりなり
    ;触媒として活性な酵素が真核生物のペルオキシダーゼ
    であり;かつ、R_1が窒素間の結合、(NH)(CO
    )(NH)および(NH)(CO)(CH_2)_n(
    NH)(式中、nは0乃至10である)よりなる群より
    選ばれる請求項24記載の方法。 26、核酸が長さ25乃至50個のヌクレオチドであり
    ;かつ、R_1が窒素間の結合、(NH)(CO)(N
    H)および(NH)(CO)(CH_2)_4(CO)
    (NH)よりなる群から選ばれる請求項25記載の方法
    。 27、酵素がセイヨウワサビのペルオキシダーゼである
    請求項26記載の方法。 28、核酸がDMAである請求項24乃至27のいずれ
    か1つの項に記載の方法。 29、一本鎖核酸および触媒として活性な酵素よりなる
    第1の核酸プローブをつくる方法において、前記核酸が
    前記プローブの標的セグメントの配列と相補的な配列を
    なす少なくとも20個のヌクレオチドのセグメントより
    なり;前記核酸および前記酵素が式II: −(PO_3)NH(R_1)NH(CH_2)(R_
    2)(CO)−IIまたは式XXIX −(PO_3)NH(R_1)NH−XXIX(式中、R
    _1は窒素間の結合、(NH)(CO)(NH)、▲数
    式、化学式、表等があります▼、 および(NH)(CO)(R_1_1)(CO)(NH
    )〔式中、R_1_1は(CO)基の炭素間の結合また
    は1乃至10個の炭素原子のアルキレンで、R_1_2
    、R_1_3、R_1_4およびR_1_5は同一かま
    たは異なり、それぞれ水素および1乃至3個の炭素原子
    のアルキルよりなる群から選ばれる〕よりなる群から選
    ばれ;R_2は1乃至20個の炭素原子のアルキレンお
    よび式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_2_1は0乃至10個の炭素原子のアルキ
    レン〕のアリーレンよりなる群から選ばれ;かつ、−(
    PO_3)−基は核酸の5′−ヌクレオチドの5′−炭
    素に結合される)の第1のリンカーで結合され;前記第
    1のリンカーの式が式IIである場合には、該式の右側の
    −(CO)−基の炭素は酵素の遊離アミノ基に結合され
    るものとし;かつ、さらに、前記第1のリンカーの式が
    式XXIXである場合には、触媒として活性な酵素は糖タ
    ンパク質であつて、過ヨウ素酸塩で酸化されており、該
    式の右側の−NH−基の窒素は過ヨウ素酸塩による酵素
    の処理中に生成したカルボニル基の炭素であつた酵素の
    糖残基の炭素に結合されているものとし;該方法が、5
    乃至9のpHに緩衝された水溶液中で、シアノポロヒド
    リドのアルカリ金属塩を、前記第1の核酸プローブと実
    質的に同じであるがただし第2の核酸プローブにおいて
    は、核酸および酵素が前記第1のリンカーの代りに、式
    I −(PO_3)NH(R_1)N=CH(R_2)(C
    O)− I または式IX −(PO_3)NH(R_1)N=IX の第2のリンカーによつて結合され、ただし前記第1の
    リンカーが式IIを有する場合には前記第2のリンカーは
    式 I を有するものとし、前記第1のリンカーが式XX
    IXを有する場合には前記第2のリンカーは式IXを有する
    ものとする第2の核酸プローブと反応させることよりな
    る方法。 30、第1のリンカーが式IIを有し、ただし核酸は標的
    セグメントの配列と相補的な配列をなす20乃至150
    個のヌクレオチドよりなり;触媒として活性な酵素がホ
    スファターゼ類、ペルオキシダーゼ類、β−ガラクトシ
    ダーゼ類、ウレアーゼ類、カルボニツクアルヒドラーゼ
    類およびルシフェラーゼ類よりなる群から選ばれ;かつ
    、R_1が窒素間の結合、(NH)(CO)(NH)お
    よび(NH)(CO)(CH_2)_n(CO)(NH
    )(式中、nは0乃至10である)よりなる群から選ば
    れ;かつR_2がp−フェニレンおよび(CH_2)_
    m(式中、mは0乃至10である)よりなる群から選ば
    れる請求項29記載の方法。 31、核酸が長さ25乃至50個のヌクレオチドであり
    ;R_1が窒素間の結合、(NH)(CO)(NH)お
    よび(NH)(CO)(CH_2)_4(CO)(NH
    )よりなる群から選ばれ;かつR_2がp−フェニレン
    である請求項30記載の方法。 32、酵素が仔牛の腸のアルカリホスファターゼ、大腸
    菌のアルカリホスファターゼ、セイヨウワサビのペルオ
    キシダーゼ、大腸菌のβ−ガラクトシダーゼ、タチナタ
    マメのウレアーゼ、牛の赤血球のカルボニツクアンヒド
    ラーゼ、P.fischeriのルシフェラーゼおよび
    ホタルのルシフェラーゼよりなる群から選ばれる請求項
    31記載の方法。 33、酵素が仔牛の腸のアルカリホスファターゼおよび
    セイヨウワサビのペルオキシダーゼよりなる群から選ば
    れる請求項32記載の方法。 34、核酸がDNAである請求項29乃至33のいずれ
    か1つの項に記載の方法。 35、第1のリンカーが式XXIXを有し;核酸が標的セ
    グメントの配列と相補的な配列をなす20乃至150個
    のヌクレオチドよりなり;触媒として活性な酵素が真核
    生物のペルオキシダーゼであり;かつ、R_1が窒素間
    の結合、(NH)(CO)(NH)および(NH)(C
    O)(CH_2)_n(CO)(NH)(式中、nは0
    乃至10である)よりなる群から選ばれる請求項29記
    載の方法。 36、核酸が長さ25乃至50個のヌクレオチドであり
    ;かつ、R_1が窒素間の結合、(NH)(CO)(N
    H)および(NH)(CO)(CH_2)_4(CO)
    (NH)よりなる群から選ばれる請求項35記載の方法
    。 37、酵素がセイヨウワサビのペルオキシダーゼである
    請求項36に記載の方法。 38、核酸がDNAである請求項35乃至37のいずれ
    か1つの項に記載の方法。 39、既知の配列をなす少なくとも20個のヌクレオチ
    ドの標的セグメントよりなる核酸分析体用の核酸プロー
    ブハイブリッド形成分析法において、前記分析中におい
    て核酸分析体を検出するための核酸プローブとして、一
    本鎖核酸および触媒として活性な酵素を含んでなるプロ
    ーブを用いることよりなり、プローブの核酸が前記標的
    セグメントの配列と相補的な配列を有するセグメントよ
    りなり;前記核酸および前記酵素が式 I −(PO_3)NH(R_1)N=CH(R_2)(C
    O)− I 式II −(PO_3)NH(R_1)NH(CH_2)(R_
    2)(CO)−II式IX −(PO_3)NH(R_1)N=IX および式X −(PO_3)NH(R_1)NH−X (式中、R_1は窒素間の結合、(NH)(CO)(N
    H)、▲数式、化学式、表等があります▼ および(NH)(CO)(R_1_1)(CO)(NH
    )〔式中、R_1_1は(CO)基の炭素間の結合また
    は1乃至10個の炭素原子のアルキレンで、R_1_2
    、R_1_3、R_1_4およびR_1_5は同一かま
    たは異なり、それぞれ水素および1乃至3個の炭素原子
    のアルキルよりなる群から選ばれる〕よりなる群から選
    ばれ;R_2は1乃至20個の炭素原子のアルキレンお
    よび式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_2_1は0乃至10個の炭素原子のアルキ
    レン〕のアリーレンよりなる群から選ばれ;−(PO_
    3)−基は核酸の5′−ヌクレオチドの5′−炭素に結
    合され;かつ、式 I およびIIの右側のカルボニル基の
    炭素は酵素の遊離アミノ基の窒素に結合される)よりな
    る群から選ばれる式のリンカーによつて結合され;リン
    カーが式IXまたは式Xを有する場合には、触媒として活
    性な酵素は過ヨウ素酸塩で酸化されている糖タンパク質
    であり、式IXの右側の−N=および式Xの右側の−NH
    −基の窒素は過ヨウ素酸塩による酵素の処理中に生成し
    たカルボニル基の炭素であつた酵素の糖残基の炭素に結
    合されるものとする改良。 40、プローブのリンカーが式 I または式IIを有し、
    プローブの核酸が標的セグメントの配列と相補的な配列
    をなす20乃至150個のヌクレオチドよりなり;触媒
    として活性な酵素がホスファターゼ類、ペルオキシダー
    ゼ類、β−ガラクトシダーゼ類、ウレアーゼ類、カルボ
    ニツクアンヒドラーゼ類およびルシフェラーゼ類よりな
    る群から選ばれ;R_1が窒素間の結合、(NH)(C
    O)(NH)および(NH)(CO)(CH_2)_n
    (CO)(NH)(式中、nは0乃至10である)より
    なる群から選ばれ;かつ、R_2がp−フェニレンおよ
    び(CH_2)_m(式中、mは1乃至10である)よ
    りなる群から選ばれる請求項39記載の改良。 41、プローブの核酸が長さ25乃至50個のヌクレオ
    チドであり;R_1が窒素間の結合、(NH)(CO)
    (NH)および(NH)(CO)(CH_2)_4(C
    O)(NH)よりなる群から選ばれ;かつR_2がp−
    フェニレンである請求項40記載の改良。 42、プローブの酵素が仔牛の腸のアルカリホスファタ
    ーゼ、大腸菌のアルカリホスファターゼ、セイヨウワサ
    ビのペルオキシダーゼ、大腸菌のβ−ガラクトシダーゼ
    、タチナタマメのウレアーゼ、牛の赤血球のカルボニツ
    クアンヒドラーゼ、P.fischeiルシフェラーゼ
    およびホタルのルシフェラーゼよりなる群から選ばれる
    請求項41記載の改良。 43、プローブの酵素が仔牛の腸のアルカリホスファタ
    ーゼおよびセイヨウワサビのペルオキシダーゼよりなる
    群から選ばれる請求項42記載の改良。 44、プローブのリンカーが式 I を有する請求項40
    乃至43のいずれか1つの項に記載の改良。 45、プローブの核酸がDNAである請求項44記載の
    改良。 46、プローブのリンカーが式IXまたは式Xを有し、プ
    ローブの核酸が標的セグメントの配列と相補的な配列を
    なす20乃至150個のヌクレオチドよりなり;触媒と
    して活性な酵素が真核生物のペルオキシダーゼであり;
    かつ、R_1が窒素間の結合、(NH)(CO)(NH
    )および(NH)(CO)(CH_2)_n(CO)(
    NH)(式中、nは1乃至10である)よりなる群から
    選ばれる請求項39記載の改良。 47、プローブの核酸が長さ25乃至50個のヌクレオ
    チドであり;かつ、R_1が窒素間の結合、(NH)(
    CO)(NH)および(NH)(CO)(CH_2)_
    4(CO)(NH)よりなる群から選ばれる請求項46
    記載の改良。 48、プローブの酵素がセイヨウワサビのペルオキシダ
    ーゼである請求項47記載の改良。 49、プローブのリンカーが式IXを有する請求項46乃
    至48のいずれか1つの項に記載の改良。 50、プローブの核酸がDNAである請求項49記載の
    改良。 51、式XXII ▲数式、化学式、表等があります▼XXII の化合物。 52、プローブの標的セグメントの配列と相補的な配列
    をなす少なくとも20個のヌクレオチドのセグメントを
    含む一本鎖核酸よりなり、5′−ヌクレオチドの5′−
    炭素において、式XXIII −(PO_3)(NH)(R_1)N=CH(R_3)
    XXIIIおよび式XXIV −(PO_3)(NH)(R_1)(NH)(CH_2
    )(R_3)XXIV(式中、R_1は窒素間の結合、(
    NH)(CO)(NH)、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼、 および(NH)(CO)(R_1_1)(CO)(NH
    )〔式中、R_1_1は(CO)基の炭素間結合または
    1乃至10個の炭素原子のアルキレンで、R_1_2、
    R_1_3、R_1_4およびR_1_5は同一かまた
    は異なり、それぞれ水素および1乃至3個の炭素原子の
    アルキルよりなる群から選ばれる〕よりなる群から選ば
    れ;かつR_3が▲数式、化学式、表等があります▼ および ▲数式、化学式、表等があります▼ よりなる群から選ばれる)よりなる群から選ばれる式の
    部分に結合される核酸プローブ。 53、核酸が標的セグメントの配列と相補的な配列をす
    る20乃至150個のヌクレオチドよりなり;かつR_
    1が窒素間結合、(NH)(CO)(NH)および(N
    H)(CO)(CH_2)_n(CO)(NH)(式中
    、nは0乃至10である)よりなる群から選ばれる請求
    項52記載の核酸プローブ。 54、核酸が長さ25乃至50個のヌクレオチドであり
    ;R_1が窒素間結合、(NH)(CO)(NH)およ
    び(NH)(CO)(CH_2)_4(CO)(NH)
    よりなる群から選ばれ;かつR_3が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する請求項53記載の核酸プローブ。 55、核酸が長さ25乃至50個のヌクレオチドであり
    ;R_1が窒素間結合、(NH)(CO)(NH)およ
    び(NH)(CO)(CH_2)_4(CO)(NH)
    よりなる群から選ばれ;かつR_3が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する請求項53記載の核酸プローブ。 56、リンカーが式XXIIIを有する請求項52乃至5
    5のいずれか1つの項に記載の核酸プローブ。
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