JPH02198840A - 自動車用外板パネル及びその成形方法 - Google Patents
自動車用外板パネル及びその成形方法Info
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- JPH02198840A JPH02198840A JP1744589A JP1744589A JPH02198840A JP H02198840 A JPH02198840 A JP H02198840A JP 1744589 A JP1744589 A JP 1744589A JP 1744589 A JP1744589 A JP 1744589A JP H02198840 A JPH02198840 A JP H02198840A
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- thermoplastic resin
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Links
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、樹脂による自動車の外板パネルの成形に関す
る。
る。
自動車のルーフ、サンシェード、エアスポイラ。
サイドマッドガード等の外板材には、従来は鋼板が使用
されていたが、最近では耐錆性に優れていることから、
ＦＲＰが用いられことが多くなってきた。
されていたが、最近では耐錆性に優れていることから、
ＦＲＰが用いられことが多くなってきた。
ＦＲＰとしては、剛性を考慮して、熱硬化性樹脂のマト
リックス中にガラス繊維を混入した材料を使用してこれ
をＳＭＣ法またはＢＭＣ法で成形したものが専ら利用さ
れている。
リックス中にガラス繊維を混入した材料を使用してこれ
をＳＭＣ法またはＢＭＣ法で成形したものが専ら利用さ
れている。
しかし、このＦＲＰ製品はガラス繊維の間隙に含まれて
いる気泡に起因して表面にピンホールが生じたり、繊維
が浮き出したりすることが多く、これに塗装を行う前に
パテによる修正や表面研磨を行う必要があり、製造コス
トがかかる欠点がある。
いる気泡に起因して表面にピンホールが生じたり、繊維
が浮き出したりすることが多く、これに塗装を行う前に
パテによる修正や表面研磨を行う必要があり、製造コス
トがかかる欠点がある。
又、成形時に樹脂を硬化させるために型を加熱する必要
があり、成形機の設備費が増大する欠点を有する。
があり、成形機の設備費が増大する欠点を有する。
本発明は、ＦＲＰ成形技術のこのような問題点を解決し
、特別な表面仕上げを行わなくても美しい塗装面が得ら
れ、しかも設備費を増大することのないＦＲＰ成形方法
を提供することを目的とする。
、特別な表面仕上げを行わなくても美しい塗装面が得ら
れ、しかも設備費を増大することのないＦＲＰ成形方法
を提供することを目的とする。
この目的は、熱可塑性樹脂からなるマトリックス中にガ
ラス繊維等の補強材を混入した第１の樹脂材料を適度の
温度に加熱して軟化状態となし、これを上型と下型の間
に形成された成形空間に供給して所望の成形素材を得、
前記上下型を開いた後に一方の型にセットされている前
記成形素材の上に繊維補強材を含まない軟化状態の第２
０熱可塑性樹脂を供給し、再びこれに他方の型を適用し
て第１の樹脂材料の上に第２の樹脂材料が積層された成
形品を得ることを特徴とする自動車用外板パネルの成形
方法及びこれによって得られる自動車用外板パネルによ
って達成される。
ラス繊維等の補強材を混入した第１の樹脂材料を適度の
温度に加熱して軟化状態となし、これを上型と下型の間
に形成された成形空間に供給して所望の成形素材を得、
前記上下型を開いた後に一方の型にセットされている前
記成形素材の上に繊維補強材を含まない軟化状態の第２
０熱可塑性樹脂を供給し、再びこれに他方の型を適用し
て第１の樹脂材料の上に第２の樹脂材料が積層された成
形品を得ることを特徴とする自動車用外板パネルの成形
方法及びこれによって得られる自動車用外板パネルによ
って達成される。
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本発明を更に
詳しく説明する。
詳しく説明する。
第１図は、本発明に使用されるフロースタンピング成形
機の上型ｌと下型２を示す。
機の上型ｌと下型２を示す。
先ず、加熱されて軟化状態にあるポリプロピレン等の熱
可塑性樹脂のマトリックス中に補強材としてガラス繊維
を混入された第１の樹脂材料３が、射出筒４から下型２
内に供給される。
可塑性樹脂のマトリックス中に補強材としてガラス繊維
を混入された第１の樹脂材料３が、射出筒４から下型２
内に供給される。
次に、第２図に示すように、上型１がこれに適用され、
両型１，２の間の成形空間に第１樹脂材料３が充填され
、成形素材５が成形される。
両型１，２の間の成形空間に第１樹脂材料３が充填され
、成形素材５が成形される。
第３図に示すように、型が開かれると成形素材５は下型
２に付着したまま残される。
２に付着したまま残される。
ここに第４図に示すようにポリプロピレン等の耐熱性に
優れた１８０℃以上の溶融点を有する第２の熱可塑性樹
脂材料６が供給され、前述のように上型Ｉが適用されて
成形素材５の上に第２樹脂材料６が積層されて一体化さ
れた成形品７が下型２内に得られる。
優れた１８０℃以上の溶融点を有する第２の熱可塑性樹
脂材料６が供給され、前述のように上型Ｉが適用されて
成形素材５の上に第２樹脂材料６が積層されて一体化さ
れた成形品７が下型２内に得られる。
ここで図示しない突き出しビンが作動して、第５図に示
す成形品７を下型２から外す。
す成形品７を下型２から外す。
前述の例の他に、第１樹脂材料と第２樹脂材料の組み合
わせとしては、次ぎのようなものも挙げられる。
わせとしては、次ぎのようなものも挙げられる。
１）ガラス繊維混入ナイロン樹脂＋ナイロン樹脂
２）ガラス繊維混入ポリカーボネート樹脂＋ポリカーボ
ネート樹脂 ３）ガラス繊維混入ポリブチレンテレフタレート樹脂＋
ポリブチレンテレフタレート樹脂〔発明の効果〕 この成形品７は、補強材としてガラス繊維を含む第１樹
脂材料からなる剛性に優れたＦＲＰの表面に、補強材を
含まない耐熱性に優れた第２樹脂材料を積層して構成さ
れているので、ＦＲＰに特有のピンホールや繊維の浮き
出し等の表面欠点は第２樹脂の層で完全に被覆されてい
る。従って、これに直接塗装を行っても、何らの支障も
なく美しい仕上げが得られる。又、熱可塑性樹脂を使用
しているので、成形時に樹脂の硬化のために型を加熱す
る必要がなく、成形機の構成が簡単且つ安価となる。
ネート樹脂 ３）ガラス繊維混入ポリブチレンテレフタレート樹脂＋
ポリブチレンテレフタレート樹脂〔発明の効果〕 この成形品７は、補強材としてガラス繊維を含む第１樹
脂材料からなる剛性に優れたＦＲＰの表面に、補強材を
含まない耐熱性に優れた第２樹脂材料を積層して構成さ
れているので、ＦＲＰに特有のピンホールや繊維の浮き
出し等の表面欠点は第２樹脂の層で完全に被覆されてい
る。従って、これに直接塗装を行っても、何らの支障も
なく美しい仕上げが得られる。又、熱可塑性樹脂を使用
しているので、成形時に樹脂の硬化のために型を加熱す
る必要がなく、成形機の構成が簡単且つ安価となる。
第１図〜第５図は、本発明による成形の手順を示す概略
側面図である。 ｌ・・・上型、 ２・・・下型、 ３・・・第１樹脂材料、 ４・・・射出筒、 ５・・・成形素材、 ６・・・第２樹脂材料、 ７・・・成形品。
側面図である。 ｌ・・・上型、 ２・・・下型、 ３・・・第１樹脂材料、 ４・・・射出筒、 ５・・・成形素材、 ６・・・第２樹脂材料、 ７・・・成形品。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、熱可塑性樹脂からなるマトリックス中にガラス繊維
等の補強材を混入した第１の樹脂材料からなる基材に、
補強材を含まない第２の熱可塑性樹脂材料が密着積層さ
れた自動車用外板パネル。 ２、熱可塑性樹脂からなるマトリックス中にガラス繊維
等の補強材を混入した第１の樹脂材料を適度の温度に加
熱して軟化状態となし、これを上型と下型の間に形成さ
れた成形空間に供給して所望の成形素材を得、前記上下
型を開いた後に一方の型にセットされている前記成形素
材の上に補強材を含まない軟化状態の第２の熱可塑性樹
脂を供給し、再びにこれに他方の型を適用して第１の樹
脂材料の上に第２の樹脂材料が積層された成形品を得る
ことを特徴とする自動車用外板パネルの成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1744589A JPH02198840A (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 自動車用外板パネル及びその成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1744589A JPH02198840A (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 自動車用外板パネル及びその成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02198840A true JPH02198840A (ja) | 1990-08-07 |
Family
ID=11944223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1744589A Pending JPH02198840A (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 自動車用外板パネル及びその成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02198840A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0838389A1 (en) * | 1996-10-25 | 1998-04-29 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Panel made of synthetic resin for automobile |
| KR20140034245A (ko) * | 2011-05-20 | 2014-03-19 | 핵셀 홀딩 게엠베하 | 섬유 보강 복합 몰딩 |
| JP2015128873A (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | 王子ホールディングス株式会社 | 多層成形品 |
| CN110281619A (zh) * | 2019-05-29 | 2019-09-27 | 中广核俊尔(浙江)新材料有限公司 | 一种热塑性复合材料汽车外饰件及其制备方法 |
-
1989
- 1989-01-30 JP JP1744589A patent/JPH02198840A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0838389A1 (en) * | 1996-10-25 | 1998-04-29 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Panel made of synthetic resin for automobile |
| US6048022A (en) * | 1996-10-25 | 2000-04-11 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Panel made of synthetic resin for automobile |
| KR20140034245A (ko) * | 2011-05-20 | 2014-03-19 | 핵셀 홀딩 게엠베하 | 섬유 보강 복합 몰딩 |
| JP2015128873A (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | 王子ホールディングス株式会社 | 多層成形品 |
| CN110281619A (zh) * | 2019-05-29 | 2019-09-27 | 中广核俊尔(浙江)新材料有限公司 | 一种热塑性复合材料汽车外饰件及其制备方法 |
| CN110281619B (zh) * | 2019-05-29 | 2022-01-04 | 中广核俊尔(浙江)新材料有限公司 | 一种热塑性复合材料汽车外饰件及其制备方法 |
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