JPH0214206B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0214206B2 JPH0214206B2 JP11558181A JP11558181A JPH0214206B2 JP H0214206 B2 JPH0214206 B2 JP H0214206B2 JP 11558181 A JP11558181 A JP 11558181A JP 11558181 A JP11558181 A JP 11558181A JP H0214206 B2 JPH0214206 B2 JP H0214206B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damping force
- throttle opening
- hydraulic chamber
- hydraulic
- shock absorber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 66
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 26
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 25
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 11
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/30—Propulsion unit conditions
- B60G2400/33—Throttle position
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2500/00—Indexing codes relating to the regulated action or device
- B60G2500/10—Damping action or damper
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2600/00—Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
- B60G2600/14—Differentiating means, i.e. differential control
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2600/00—Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
- B60G2600/22—Magnetic elements
- B60G2600/26—Electromagnets; Solenoids
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2800/00—Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
- B60G2800/22—Braking, stopping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両急加速時におけるしやがみ込み防
止装置、特に油圧式シヨツクアブソーバの減衰力
を大きくすることにより所望の抗しやがみ込み特
性を得ることのできる装置に関するものである。
止装置、特に油圧式シヨツクアブソーバの減衰力
を大きくすることにより所望の抗しやがみ込み特
性を得ることのできる装置に関するものである。
車両の急加速時、特に急発進時等には車体がし
やがみ込むいわゆるスクウオート現象が生じ、車
両の乗り心地を悪くする原因となつていた。そし
て、このようなしやがみ込みは、車両のサスペン
シヨン機構の特性によることが知られている。
やがみ込むいわゆるスクウオート現象が生じ、車
両の乗り心地を悪くする原因となつていた。そし
て、このようなしやがみ込みは、車両のサスペン
シヨン機構の特性によることが知られている。
車両等のサスペンシヨンには周知のごとく油圧
式シヨツクアブソーバを用いた機構があり、これ
を単独であるいは他のスプリング等と組合せて使
用することにより乗り心地及び操縦性に優れた車
両用のサスペンシヨンを得ることが可能となる。
式シヨツクアブソーバを用いた機構があり、これ
を単独であるいは他のスプリング等と組合せて使
用することにより乗り心地及び操縦性に優れた車
両用のサスペンシヨンを得ることが可能となる。
通常の油圧式シヨツクアブソーバは、車体側と
車輪側との間に介在設置された油圧ピストンを含
み、その減衰力は一定の条件下で常に一定に保た
れている。すなわち、前記減衰力は、通常の場
合、ピストンによつて隔絶された2個の油圧室を
通流するオリフイスの断面積により定まり、従来
装置では、このオリフイスの通流断面積が一定で
あるため、一定条件下における減衰力が常に一定
に保たれていた。
車輪側との間に介在設置された油圧ピストンを含
み、その減衰力は一定の条件下で常に一定に保た
れている。すなわち、前記減衰力は、通常の場
合、ピストンによつて隔絶された2個の油圧室を
通流するオリフイスの断面積により定まり、従来
装置では、このオリフイスの通流断面積が一定で
あるため、一定条件下における減衰力が常に一定
に保たれていた。
しかしながら、このような一定の減衰力では、
実際の車両走行時において必ずしも最適なシヨツ
ク吸収作用をを行うことができる、近年における
車両走行実験の積み重ね結果によれば、種々の条
件に応じてシヨツクアブソーバの減衰力を変化さ
せることが好適であるとの結論が得られている。
実際の車両走行時において必ずしも最適なシヨツ
ク吸収作用をを行うことができる、近年における
車両走行実験の積み重ね結果によれば、種々の条
件に応じてシヨツクアブソーバの減衰力を変化さ
せることが好適であるとの結論が得られている。
特に、前述した従来のシヨツクアブソーバ機構
では、そのセツテイングが通常の定速走行状態に
適合されているため、車両急加速時にはその減衰
力が車体の大きな慣性を支えることができず、ど
うしてもしやがみ込みが生じてしまうという欠点
があつた。
では、そのセツテイングが通常の定速走行状態に
適合されているため、車両急加速時にはその減衰
力が車体の大きな慣性を支えることができず、ど
うしてもしやがみ込みが生じてしまうという欠点
があつた。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされてもので
あり、その目的は、車両の急加速時にのみシヨツ
クアブソーバの減衰力を大きくして車両しやがみ
込みを確実に防止できる装置を提供することにあ
る。
あり、その目的は、車両の急加速時にのみシヨツ
クアブソーバの減衰力を大きくして車両しやがみ
込みを確実に防止できる装置を提供することにあ
る。
上記目的を達成するために、本発明は、減衰力
発生手段と、該減衰力発生手段の減衰力を切替可
能な減衰力切替手段と、該減衰力切替手段を作動
するアクチユエータと、実質的にエンジンのスロ
ツトル開速度を検出する検出手段と、該検出手段
により検出されたスロツトル開速度に応じ前記減
衰力発生手段の減衰力を切替えるよう前記減衰力
切替手段を作動させる信号を前記アクチユエータ
に供給する制御手段と、を含むことを特徴とす
る。
発生手段と、該減衰力発生手段の減衰力を切替可
能な減衰力切替手段と、該減衰力切替手段を作動
するアクチユエータと、実質的にエンジンのスロ
ツトル開速度を検出する検出手段と、該検出手段
により検出されたスロツトル開速度に応じ前記減
衰力発生手段の減衰力を切替えるよう前記減衰力
切替手段を作動させる信号を前記アクチユエータ
に供給する制御手段と、を含むことを特徴とす
る。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を
説明する。
説明する。
第1図には本発明に好適な減衰力発生手段とし
ての可変シヨツクアブソーバ装置の好適な実施例
が示されている。
ての可変シヨツクアブソーバ装置の好適な実施例
が示されている。
このシヨツクアブソーバは、従来公知のツイン
チユーブ式シヨツクアブソーバ(例えば、昭和54
年11月25日発行「新編 自動車工学ハンドブツ
ク」第7編 第5章 第7−65頁 図5−2参
照)に本願発明の特徴的構成要素である減衰力切
替手段(ソレノイド44)が付加されて構成され
ている。
チユーブ式シヨツクアブソーバ(例えば、昭和54
年11月25日発行「新編 自動車工学ハンドブツ
ク」第7編 第5章 第7−65頁 図5−2参
照)に本願発明の特徴的構成要素である減衰力切
替手段(ソレノイド44)が付加されて構成され
ている。
このツインチユーブ式シヨツクアブソーバのシ
リンダ10は内筒12と外筒14とを含み、両筒
12,14の間には油圧リザーバ室100が形成
されている。外筒14の下端には底板16が気密
固定され、また上端には頂板18が同様に気密固
定されている。そして、内筒12はその下端に固
定された底ホルダ20及びその上端に固定された
頂ホルダ22によつて前記外筒14内に収納保持
されている。
リンダ10は内筒12と外筒14とを含み、両筒
12,14の間には油圧リザーバ室100が形成
されている。外筒14の下端には底板16が気密
固定され、また上端には頂板18が同様に気密固
定されている。そして、内筒12はその下端に固
定された底ホルダ20及びその上端に固定された
頂ホルダ22によつて前記外筒14内に収納保持
されている。
前記シリンダ10の内筒12内にはピストン2
4がその軸方向に摺動自在に設けられており、内
筒12の内部がピストン24によつて第1油圧室
102及び第2油圧室104に隔絶されている。
ピストン24はピストンロツド26の一端に固定
されており、該ピストンロツド26の他端はシリ
ンダ10の上端から外方へ突出している。ピスト
ンロツド26と外筒14の頂板18との間にはオ
イルシール28が設けられており、シリンダ10
に対してピストンロツド26が軸方向に摺動する
際、前記油圧リザーバ室100、第1油圧室10
2及び第2油圧室104中の圧力油が漏洩するこ
とを防止している。
4がその軸方向に摺動自在に設けられており、内
筒12の内部がピストン24によつて第1油圧室
102及び第2油圧室104に隔絶されている。
ピストン24はピストンロツド26の一端に固定
されており、該ピストンロツド26の他端はシリ
ンダ10の上端から外方へ突出している。ピスト
ンロツド26と外筒14の頂板18との間にはオ
イルシール28が設けられており、シリンダ10
に対してピストンロツド26が軸方向に摺動する
際、前記油圧リザーバ室100、第1油圧室10
2及び第2油圧室104中の圧力油が漏洩するこ
とを防止している。
前記ピストン24には、伸び側の減衰力を発生
する伸び側減衰力発生バルブ32及び縮み時に開
となる縮み側チエツクバルブ31が設けられてい
る。そして、第2油圧室104と油圧リザーバ室
100との間の流体通路には、縮み側の減衰力を
発生する縮み側減衰力発生バルブ35とオリフイ
ス33の形成された伸び時に開となる伸び側チエ
ツクバルブ(符号なし)が設けられている。
する伸び側減衰力発生バルブ32及び縮み時に開
となる縮み側チエツクバルブ31が設けられてい
る。そして、第2油圧室104と油圧リザーバ室
100との間の流体通路には、縮み側の減衰力を
発生する縮み側減衰力発生バルブ35とオリフイ
ス33の形成された伸び時に開となる伸び側チエ
ツクバルブ(符号なし)が設けられている。
従つて、ピストン24がシリンダ10に対して
上方に向かつて伸びるとき、第1油圧室102の
油は、加圧され縮み側チエツクバルブ31を閉塞
する。このとき第1油圧室102からの油は、縮
み側チエツクバルブ31の内周側に形成された通
路(図示せず)を通り、更にピストンポート30
を経て、伸び側減衰力発生バルブ32を通過して
第2油圧室104側に流れ、この時前記伸び側減
衰力発生バルブ32の開口度合に応じて伸び時の
減衰力を発生する。
上方に向かつて伸びるとき、第1油圧室102の
油は、加圧され縮み側チエツクバルブ31を閉塞
する。このとき第1油圧室102からの油は、縮
み側チエツクバルブ31の内周側に形成された通
路(図示せず)を通り、更にピストンポート30
を経て、伸び側減衰力発生バルブ32を通過して
第2油圧室104側に流れ、この時前記伸び側減
衰力発生バルブ32の開口度合に応じて伸び時の
減衰力を発生する。
ところで、第1油圧室102には、ピストンロ
ツド26が貫通しているため、伸び時において、
第2油圧室104の増加する容積に比較して第1
油圧室102の減少する容積は、ピストンロツド
26の第1油圧室102からの退出容積分だけ少
ない。
ツド26が貫通しているため、伸び時において、
第2油圧室104の増加する容積に比較して第1
油圧室102の減少する容積は、ピストンロツド
26の第1油圧室102からの退出容積分だけ少
ない。
従つて、退出したピストンロツド26の容積分
の油によつて、底ホルダ20の伸び側チエツクバ
ルブ(オリフイス33を有するバルブ)は上方に
移動開口され、これによつて、油圧リザーバ室1
00からの油が底ホルダ20の下側から上記伸び
側チエツクバルブの移動開口部及びオリフイス3
3を通り第2油圧室104に流入する。この流入
は、ほとんど抵抗なく行われる。
の油によつて、底ホルダ20の伸び側チエツクバ
ルブ(オリフイス33を有するバルブ)は上方に
移動開口され、これによつて、油圧リザーバ室1
00からの油が底ホルダ20の下側から上記伸び
側チエツクバルブの移動開口部及びオリフイス3
3を通り第2油圧室104に流入する。この流入
は、ほとんど抵抗なく行われる。
ここで、ピストン24の伸び側減衰力発生バル
ブ32の開口面積は、ピストン24の上昇速度に
より変化するため、ピストン24の速度に応じた
減衰力特性が発生することとなる。
ブ32の開口面積は、ピストン24の上昇速度に
より変化するため、ピストン24の速度に応じた
減衰力特性が発生することとなる。
次に、ピストン24がシリンダ10に対して下
方へ縮むときには、第2油圧室104の油は、加
圧されるが、ピストン24には縮み側チエツクバ
ルブ31が設けられており、この縮み側チエツク
バルブ31が上昇し、上記ピストンポート30の
外側に形成されたポート(符号なし)を通つて第
2油圧室104の油が第1油圧室102に流入す
る。このため、第1油圧室102の圧力も第2油
圧室104の圧力とほぼ同程度の圧力となる。
方へ縮むときには、第2油圧室104の油は、加
圧されるが、ピストン24には縮み側チエツクバ
ルブ31が設けられており、この縮み側チエツク
バルブ31が上昇し、上記ピストンポート30の
外側に形成されたポート(符号なし)を通つて第
2油圧室104の油が第1油圧室102に流入す
る。このため、第1油圧室102の圧力も第2油
圧室104の圧力とほぼ同程度の圧力となる。
ここで、上記のように縮み時に減少する第2油
圧室104の容積に比し第1油圧室102の増加
容積はピストンロツド26の侵入分だけ少ない。
従つて、その少ない容積に相当する分の油は、縮
み側減衰力発生バルブ35を押し下げ、油圧リザ
ーバ室100側へ流入する。この縮み側減衰力発
生バルブ35によつて縮み時の減衰力が発生する
こととなる。
圧室104の容積に比し第1油圧室102の増加
容積はピストンロツド26の侵入分だけ少ない。
従つて、その少ない容積に相当する分の油は、縮
み側減衰力発生バルブ35を押し下げ、油圧リザ
ーバ室100側へ流入する。この縮み側減衰力発
生バルブ35によつて縮み時の減衰力が発生する
こととなる。
以上説明した基本的な油圧式シヨツクアブソー
バ機構の構造は従来と同様であるが、本実施例に
おいては、前記減衰力発生手段としてのシヨツク
アブソーバに、その減衰力を切替可能な減衰力切
替手段と、該減衰力切替手段を作動させるアクチ
ユエータとが組込まれていることを特徴とする。
バ機構の構造は従来と同様であるが、本実施例に
おいては、前記減衰力発生手段としてのシヨツク
アブソーバに、その減衰力を切替可能な減衰力切
替手段と、該減衰力切替手段を作動させるアクチ
ユエータとが組込まれていることを特徴とする。
すなわち、シリンダ10の外筒14にはその側
面に開口筒14aが形成されており、この開口筒
14aにはプラグ38が気密に固定されている。
そして、プラグ38にはシリンダ10の軸方向と
平行に減衰力切替手段としての可変オリフイス4
0が設けられている。可変オリフイス40の一端
と頂ホルダ22との間には油圧リザーバ室100
を通る導管42が接続固定されており、導管42
の頂ホルダ22側端は頂ホルダ22に形成された
通流口22aを介して第1油圧室102に接続さ
れている。また、前記可変オリフイス40の他端
は油圧リザーバ室100から第2油圧室104へ
通流している。
面に開口筒14aが形成されており、この開口筒
14aにはプラグ38が気密に固定されている。
そして、プラグ38にはシリンダ10の軸方向と
平行に減衰力切替手段としての可変オリフイス4
0が設けられている。可変オリフイス40の一端
と頂ホルダ22との間には油圧リザーバ室100
を通る導管42が接続固定されており、導管42
の頂ホルダ22側端は頂ホルダ22に形成された
通流口22aを介して第1油圧室102に接続さ
れている。また、前記可変オリフイス40の他端
は油圧リザーバ室100から第2油圧室104へ
通流している。
前記プラグ38には可変オリフイス40と直角
方向に可変オリフイス40を横切る溝孔38aが
形成されており、該溝孔38aの閉塞量を変化さ
せることによつて可変オリフイス40の通流断面
積を調整することが可能となる。
方向に可変オリフイス40を横切る溝孔38aが
形成されており、該溝孔38aの閉塞量を変化さ
せることによつて可変オリフイス40の通流断面
積を調整することが可能となる。
前記溝孔38aの閉塞量を変化させるため、本
実施例においては、アクチユエータとして例えば
ソレノイド44がシヨツクアブソーバに組込み固
定されている。すなわち、ソレノイド44のケー
ス46はプラグ38に固定されており、該ケース
46にはコア48が固定され、またコア48の周
囲にコイル50が巻回固定されている。そして、
ソレノイド44の軸に沿つてプランジヤ52がコ
ア48とプラグ38に摺動自在に収納配設されて
おり、該プランジヤ52の先端に設けられた弁部
52aがプラグ38の前記溝孔38a内に挿入さ
れており、可変オリフイス40の通流断面積が弁
部52aの摺動位置によつて調整されている。
実施例においては、アクチユエータとして例えば
ソレノイド44がシヨツクアブソーバに組込み固
定されている。すなわち、ソレノイド44のケー
ス46はプラグ38に固定されており、該ケース
46にはコア48が固定され、またコア48の周
囲にコイル50が巻回固定されている。そして、
ソレノイド44の軸に沿つてプランジヤ52がコ
ア48とプラグ38に摺動自在に収納配設されて
おり、該プランジヤ52の先端に設けられた弁部
52aがプラグ38の前記溝孔38a内に挿入さ
れており、可変オリフイス40の通流断面積が弁
部52aの摺動位置によつて調整されている。
本実施例において、プランジヤ52の弁部52
aにはその側面に開放溝53が設けられており、
コイル50が非励磁状態では、第1図で示される
ように、開放溝53が可変オリフイス40と対向
しており、シヨツクアブソーバは前記ピストン2
4に設けられている伸び側減衰力発生バルブ32
又は縮み側減衰力発生バルブ35とこの可変オリ
フイス40との両通流断面積によつてその減衰力
が所定値に定められている。
aにはその側面に開放溝53が設けられており、
コイル50が非励磁状態では、第1図で示される
ように、開放溝53が可変オリフイス40と対向
しており、シヨツクアブソーバは前記ピストン2
4に設けられている伸び側減衰力発生バルブ32
又は縮み側減衰力発生バルブ35とこの可変オリ
フイス40との両通流断面積によつてその減衰力
が所定値に定められている。
プランジヤ52が開いた状態(ソレノイド50
が非励磁状態)では第1油圧室102とリザーバ
室100はオリフイス40を介して連通するた
め、伸び時には加圧された第1油圧室102の作
動油は、公知のシヨツクアブソーバと同様伸び側
減衰力発生バルブ32を通過して第2油圧室10
4(この時の第2油圧室104の圧力はリザーバ
室100の圧力とほぼ等しい)に流入する。
が非励磁状態)では第1油圧室102とリザーバ
室100はオリフイス40を介して連通するた
め、伸び時には加圧された第1油圧室102の作
動油は、公知のシヨツクアブソーバと同様伸び側
減衰力発生バルブ32を通過して第2油圧室10
4(この時の第2油圧室104の圧力はリザーバ
室100の圧力とほぼ等しい)に流入する。
一方、第1油圧室102の作動油は、流路22
a及びオリフイス40を通過してリザーバ室10
0に流入するため、この時の減衰力は伸び側減衰
力発生バルブ32の開口度合とオリフイス40の
開口面積で定まる減衰力特性となる。
a及びオリフイス40を通過してリザーバ室10
0に流入するため、この時の減衰力は伸び側減衰
力発生バルブ32の開口度合とオリフイス40の
開口面積で定まる減衰力特性となる。
また、縮み時には、前述したように第2油圧室
104の圧力と第1油圧室102の圧力はほぼ等
しい。従つて、第2油圧室104の作動油は縮み
側減衰力発生バルブ35を経てリザーバ室100
に流入する一方、第1油圧室102の作動油もオ
リフイス40を経てリザーバ室に流入する。この
時も縮み側減衰力発生バルブ35の開口度合とオ
リフイス40の開口面積で定まる減衰力特性とな
る。
104の圧力と第1油圧室102の圧力はほぼ等
しい。従つて、第2油圧室104の作動油は縮み
側減衰力発生バルブ35を経てリザーバ室100
に流入する一方、第1油圧室102の作動油もオ
リフイス40を経てリザーバ室に流入する。この
時も縮み側減衰力発生バルブ35の開口度合とオ
リフイス40の開口面積で定まる減衰力特性とな
る。
そして、コイル50に後述する励磁回路からリ
ード線56を介して励磁電流が供給され、プラン
ジヤ52が第1図の左方向へスプリング54に抗
して吸引移動すると、可変オリフイス40は弁部
52aによつて閉塞され、オリフイス40におけ
る油の通流は止められる。この状態でシヨツクア
ブソーバは、その通流断面積が伸び側減衰力発生
バルブ32又は縮み側減衰力発生バルブ35によ
つて定まる面積となり減衰力の調整が行われる。
すなわち、このオリフイス40が閉塞された状態
では、減衰力切り換え手段のない通常のツインチ
ユーブ式シヨツクアブソーバと同様の作動とな
る。
ード線56を介して励磁電流が供給され、プラン
ジヤ52が第1図の左方向へスプリング54に抗
して吸引移動すると、可変オリフイス40は弁部
52aによつて閉塞され、オリフイス40におけ
る油の通流は止められる。この状態でシヨツクア
ブソーバは、その通流断面積が伸び側減衰力発生
バルブ32又は縮み側減衰力発生バルブ35によ
つて定まる面積となり減衰力の調整が行われる。
すなわち、このオリフイス40が閉塞された状態
では、減衰力切り換え手段のない通常のツインチ
ユーブ式シヨツクアブソーバと同様の作動とな
る。
そして、プランジヤ52が閉じた状態において
はプランジヤ52が開いた状態に比較して高い減
衰力特性を得ることができる。このことから、コ
イルを励磁制御することにより減衰力特性を制御
することができる。
はプランジヤ52が開いた状態に比較して高い減
衰力特性を得ることができる。このことから、コ
イルを励磁制御することにより減衰力特性を制御
することができる。
従つて、前記ソレノイドコイル50を車両しや
がみ込み現象の生じる急加速時にのみ励磁すれ
ば、所望のしやがみ込み防止作用を行うことが可
能となる。
がみ込み現象の生じる急加速時にのみ励磁すれ
ば、所望のしやがみ込み防止作用を行うことが可
能となる。
第2図には、実質的にエンジンのスロツトル開
速度を検出する検出手段と、その制御手段の好適
な実施例が示されている。
速度を検出する検出手段と、その制御手段の好適
な実施例が示されている。
スロツトルセンサ60はスロツトル開度を電気
的に検出するために周知のポテンシヨメータから
成り、スロツトル開度に対応してポテンシヨメー
タの摺動子64を回動させることにより、次段の
微分回路73及び制御回路62へスロツトル開度
を電圧信号として供給することができる。
的に検出するために周知のポテンシヨメータから
成り、スロツトル開度に対応してポテンシヨメー
タの摺動子64を回動させることにより、次段の
微分回路73及び制御回路62へスロツトル開度
を電圧信号として供給することができる。
なお、前記スロツトル開度はアクセル開度でも
よい。
よい。
前記微分回路73及び制御回路62は、前記ス
ロツトルセンサ60によるスロツトル開度信号か
ら車両急加速時を検出し、このために、実施例に
おいては、スロツトルが急激に開かれたこと、す
なわちその開速度が通常の走行状態より大きいこ
とから急加速が検出されている。
ロツトルセンサ60によるスロツトル開度信号か
ら車両急加速時を検出し、このために、実施例に
おいては、スロツトルが急激に開かれたこと、す
なわちその開速度が通常の走行状態より大きいこ
とから急加速が検出されている。
この場合、スロツトルの急激な開放は演算増幅
器66と抵抗68,70そしてコンデンサ72か
ら成る微分回路73によつて検出され、この微分
回路73と前記スロツトルセンサ60とでエンジ
ンのスロツトル開速度を検出する検出手段を構成
している。
器66と抵抗68,70そしてコンデンサ72か
ら成る微分回路73によつて検出され、この微分
回路73と前記スロツトルセンサ60とでエンジ
ンのスロツトル開速度を検出する検出手段を構成
している。
このときの微分出力すなわちスロツトル開速度
が所定値以上である場合の出力によつて次段の開
速度スイツチング回路75が制御される。すなわ
ち、開速度スイツチング回路75はトランジスタ
74と抵抗76,78及び79とから成り、スロ
ツトル開速度が所定値以上のときにトランジスタ
74がオン作動し、この出力をアンドゲート80
へ供給する。
が所定値以上である場合の出力によつて次段の開
速度スイツチング回路75が制御される。すなわ
ち、開速度スイツチング回路75はトランジスタ
74と抵抗76,78及び79とから成り、スロ
ツトル開速度が所定値以上のときにトランジスタ
74がオン作動し、この出力をアンドゲート80
へ供給する。
前記開速度スイツチング回路75にはヒステリ
シス回路81が接続され、そのオンオフレベルを
変えることによりハンチング現象が防止されてい
る。ヒステリシス回路81はトランジスタ82と
抵抗84,86,87とから成り、前記開速度ス
イツチング回路75のベースバイアス電圧を変化
することにより所望のヒステリシス特性が与えら
れる。
シス回路81が接続され、そのオンオフレベルを
変えることによりハンチング現象が防止されてい
る。ヒステリシス回路81はトランジスタ82と
抵抗84,86,87とから成り、前記開速度ス
イツチング回路75のベースバイアス電圧を変化
することにより所望のヒステリシス特性が与えら
れる。
一方、スロツトル開度が所定値、実施例におい
ては定常走行時より大きめの開度を検出するた
め、前記スロツトルセンサ60の開度信号は演算
増幅器88と抵抗90,92,94,96から成
る比較回路97に供給されており、前記抵抗9
2,94にて定まる所定の比較電圧とスロツトル
開度信号とが比較され、これが所定値を越えたと
きにアンドゲート80へ信号を出力する。
ては定常走行時より大きめの開度を検出するた
め、前記スロツトルセンサ60の開度信号は演算
増幅器88と抵抗90,92,94,96から成
る比較回路97に供給されており、前記抵抗9
2,94にて定まる所定の比較電圧とスロツトル
開度信号とが比較され、これが所定値を越えたと
きにアンドゲート80へ信号を出力する。
アンドゲート80の出力はフリツプフロツプ9
8のセツト入力へ供給されており、前記両条件が
満足して車両急加速時を検出すると、フリツプフ
ロツプ98はそのQ出力が「1」となり、前述し
たソレノイドコイル50へ励磁電流を供給する。
8のセツト入力へ供給されており、前記両条件が
満足して車両急加速時を検出すると、フリツプフ
ロツプ98はそのQ出力が「1」となり、前述し
たソレノイドコイル50へ励磁電流を供給する。
なお、フリツプフロツプ98のリセツト入力に
は前記比較器97を形成する増幅器88の出力が
インバータ300を介して供給され、スロツトル
開度が所定値以下に下がつたときにフリツプフロ
ツプ98をリセツトする。
は前記比較器97を形成する増幅器88の出力が
インバータ300を介して供給され、スロツトル
開度が所定値以下に下がつたときにフリツプフロ
ツプ98をリセツトする。
フリツプフロツプ98の出力はコイル励磁回路
101を介してコイル50に励磁電流を供給し、
この励磁回路101は実施例において直列接続さ
れたトランジスタ302,304と抵抗106,
108そして逆起電圧吸収用のダイオード110
を含み、前記フリツプフロツプ98のQ出力によ
つてトランジスタ302,304がオン作動さ
れ、所定時間ソレノイドコイル50へ励磁電流を
供給する。
101を介してコイル50に励磁電流を供給し、
この励磁回路101は実施例において直列接続さ
れたトランジスタ302,304と抵抗106,
108そして逆起電圧吸収用のダイオード110
を含み、前記フリツプフロツプ98のQ出力によ
つてトランジスタ302,304がオン作動さ
れ、所定時間ソレノイドコイル50へ励磁電流を
供給する。
第2図の作用を第3図のタイムチヤートに基づ
いて以下詳細に説明する。
いて以下詳細に説明する。
スロツトルセンサ60の出力201は時刻t1の
発進時からt4までその開度が増加し、t4〜t6まで
は加速時の通常走行状態より大きなスロツトル開
度が維持され、時刻t6からこの開度がt8まで順次
減少する。
発進時からt4までその開度が増加し、t4〜t6まで
は加速時の通常走行状態より大きなスロツトル開
度が維持され、時刻t6からこの開度がt8まで順次
減少する。
そして、微分回路73はこの開度信号201を
微分してその微分値が開度スイツチング回路75
におけるトランジスタ74のバイアス設定値、す
なわち抵抗78,86によつて定まる設定値v1
を越える時刻t2において開度スイツチング回路7
5からは信号203がアンドゲート80に向つて
出力される。
微分してその微分値が開度スイツチング回路75
におけるトランジスタ74のバイアス設定値、す
なわち抵抗78,86によつて定まる設定値v1
を越える時刻t2において開度スイツチング回路7
5からは信号203がアンドゲート80に向つて
出力される。
なお、微分回路73の微分信号202が所定の
オン作動設定値v1を越えてトランジスタ74が
オン作動すると、これと同時にヒステリシス回路
81のトランジスタ82もオン作動し、この結果
開度スイツチング回路75のバイアス値を変更
し、そのオフ作動レベルを前記オン作動レベル
v1より小さなv2に変更する。従つて、開度スイ
ツチング回路75は微分出力202が前記変更さ
れたオフ作動レベルv2より小さくなるまでその
オン状態を維持し、これによつてハンチングを確
実に防止し、実施例においては時刻t5において開
度スイツチング回路73はオフ作動する。
オン作動設定値v1を越えてトランジスタ74が
オン作動すると、これと同時にヒステリシス回路
81のトランジスタ82もオン作動し、この結果
開度スイツチング回路75のバイアス値を変更
し、そのオフ作動レベルを前記オン作動レベル
v1より小さなv2に変更する。従つて、開度スイ
ツチング回路75は微分出力202が前記変更さ
れたオフ作動レベルv2より小さくなるまでその
オン状態を維持し、これによつてハンチングを確
実に防止し、実施例においては時刻t5において開
度スイツチング回路73はオフ作動する。
一方、前記スロツトル開度信号201は比較器
において基準値と比較され、スロツトル開度が所
望の設定角度θを越える時刻t3において比較器9
7からは「1」となる比較出力204が出力さ
れ、この結果アンドゲート80は「1」レベルの
信号205を出力し、フリツプフロツプ98をセ
ツトする。
において基準値と比較され、スロツトル開度が所
望の設定角度θを越える時刻t3において比較器9
7からは「1」となる比較出力204が出力さ
れ、この結果アンドゲート80は「1」レベルの
信号205を出力し、フリツプフロツプ98をセ
ツトする。
従つて、フリツプフロツプ98からは「1」な
るQ出力がソレノイド駆動回路101へ供給さ
れ、時刻t3にてトランジスタ102,104がオ
ン作動してソレノイドコイル50へは所定の励磁
電流が供給される。
るQ出力がソレノイド駆動回路101へ供給さ
れ、時刻t3にてトランジスタ102,104がオ
ン作動してソレノイドコイル50へは所定の励磁
電流が供給される。
以上の結果、シヨツクアブソーバ機構の可変オ
リフイス40はその通流断面積が小さく、実施例
においては閉塞され、シヨツクアブソーバの減衰
力は通常の走行時に比して著しく大きくなり、車
両急加速時のしやがみ込みを確実に防止すること
が可能となる。
リフイス40はその通流断面積が小さく、実施例
においては閉塞され、シヨツクアブソーバの減衰
力は通常の走行時に比して著しく大きくなり、車
両急加速時のしやがみ込みを確実に防止すること
が可能となる。
前述したように時刻t5において、スロツトル開
度が安定することに基づき開度スイツチング回路
75がオフ作動してアンドゲート80が閉じる
が、フリツプフロツプ98はそのセツト状態を維
持し、ソレノイドコイル50はその励磁が保持さ
れる。
度が安定することに基づき開度スイツチング回路
75がオフ作動してアンドゲート80が閉じる
が、フリツプフロツプ98はそのセツト状態を維
持し、ソレノイドコイル50はその励磁が保持さ
れる。
そして、所望の急加速が完了しスロツトル開度
が小さくなる時刻t7において比較器97の出力2
04は「0」となり、この結果、フリツプフロツ
プ98はリセツトされ、ソレノイドコイル50の
励磁が断たれる。従つて、時刻t7にて、可変オリ
フイス40は再び開放状態となり、シヨツクアブ
ソーバの減衰力は通常の走行状態に復帰する。
が小さくなる時刻t7において比較器97の出力2
04は「0」となり、この結果、フリツプフロツ
プ98はリセツトされ、ソレノイドコイル50の
励磁が断たれる。従つて、時刻t7にて、可変オリ
フイス40は再び開放状態となり、シヨツクアブ
ソーバの減衰力は通常の走行状態に復帰する。
以上説明したように、本発明によれば、急発進
時等の特定の急加速時においてのみシヨツクアブ
ソーバの減衰力を大きくし、しやがみ込みを確実
に防止して車両の乗り心地あるいは操縦安定性を
著しく改善することが可能となり、また通常の走
行時にはシヨツクアブソーバの減衰力を通常状態
に復帰させて安定した走行状態を作り出すことが
可能となる。
時等の特定の急加速時においてのみシヨツクアブ
ソーバの減衰力を大きくし、しやがみ込みを確実
に防止して車両の乗り心地あるいは操縦安定性を
著しく改善することが可能となり、また通常の走
行時にはシヨツクアブソーバの減衰力を通常状態
に復帰させて安定した走行状態を作り出すことが
可能となる。
本実施例においては、好適な例としてスロツト
ル開速度とスロツトル開度により急加速状態を検
出してシヨツクアブソーバの減衰力を制御する場
合を述べたが、本発明は最低限スロツトル開速度
を検出して急加速状態を検出すればよく、その急
加速状態検出手段としてスロツトル開速度検出手
段のみでも、また本実施例のようにスロツトル開
速度とスロツトル開度のような他の走行状態検出
手段と組合せて検出してもよい。
ル開速度とスロツトル開度により急加速状態を検
出してシヨツクアブソーバの減衰力を制御する場
合を述べたが、本発明は最低限スロツトル開速度
を検出して急加速状態を検出すればよく、その急
加速状態検出手段としてスロツトル開速度検出手
段のみでも、また本実施例のようにスロツトル開
速度とスロツトル開度のような他の走行状態検出
手段と組合せて検出してもよい。
本発明において、減衰力が制御されるシヨツク
アブソーバ機構は4輪全部に設けてもよく、また
しやがみ込み現象に大きな影響を与える後輪のみ
に設けることも可能であり、これらの設置数に対
応して、制御回路62も任意個数併設することが
好適である。
アブソーバ機構は4輪全部に設けてもよく、また
しやがみ込み現象に大きな影響を与える後輪のみ
に設けることも可能であり、これらの設置数に対
応して、制御回路62も任意個数併設することが
好適である。
第1図は本発明に係るしやがみ込み防止装置に
好適なシヨツクアブソーバ機構の実施例を示す断
面図、第2図は本発明に好適なスロツトルセンサ
と微分回路及び制御回路を示す回路図、第3図は
第2図のタイムチヤート図である。 10……シリンダ、12……内筒、14……外
筒、24……ピストン、40……可変オリフイ
ス、44……ソレノイド、50……コイル、52
……プランジヤ、60……スロツトルセンサ、6
2……制御回路、73……微分回路。
好適なシヨツクアブソーバ機構の実施例を示す断
面図、第2図は本発明に好適なスロツトルセンサ
と微分回路及び制御回路を示す回路図、第3図は
第2図のタイムチヤート図である。 10……シリンダ、12……内筒、14……外
筒、24……ピストン、40……可変オリフイ
ス、44……ソレノイド、50……コイル、52
……プランジヤ、60……スロツトルセンサ、6
2……制御回路、73……微分回路。
Claims (1)
- 1 減衰力発生手段と、該減衰力発生手段の減衰
力を切替え可能な減衰力切替手段と、該減衰力切
替手段を作動するアクチユエータと、実質的にエ
ンジンのスロツトル開速度を検出する検出手段
と、該検出手段により検出されたスロツトル開速
度に応じ前記減衰力発生手段の減衰力を切替える
よう前記減衰力切替手段を作動させる信号を前記
アクチユエータに供給する制御手段と、を含むこ
とを特徴とする車両急加速時におけるしやがみ込
み防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11558181A JPS5830819A (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 車両急加速時におけるしやがみ込み防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11558181A JPS5830819A (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 車両急加速時におけるしやがみ込み防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5830819A JPS5830819A (ja) | 1983-02-23 |
JPH0214206B2 true JPH0214206B2 (ja) | 1990-04-06 |
Family
ID=14666125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11558181A Granted JPS5830819A (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 車両急加速時におけるしやがみ込み防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830819A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04128009U (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-20 | 株式会社愛知電機製作所 | キユービクル式配電盤 |
EP1930233A2 (en) | 2006-12-05 | 2008-06-11 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Suspension controller and vehicle |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59186711A (ja) * | 1983-03-15 | 1984-10-23 | Mazda Motor Corp | 自動車のサスペンシヨン |
JPS59179707U (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-01 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用サスペンシヨン制御装置 |
JPS6060024A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-06 | Nissan Motor Co Ltd | 車両におけるロ−ル剛性制御装置 |
JPS6064011A (ja) * | 1983-09-17 | 1985-04-12 | Nissan Motor Co Ltd | 車両におけるサスペンション制御装置 |
JPS6189108A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-07 | Mitsubishi Motors Corp | サスペンシヨン制御装置 |
JPS6189109A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-07 | Mitsubishi Motors Corp | サスペンション制御装置 |
DE3515014A1 (de) * | 1984-04-25 | 1985-10-31 | Mitsubishi Jidosha Kogyo K.K., Tokio/Tokyo | Fahrzeugfederung |
JPS611521A (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-07 | Nissan Motor Co Ltd | 車両におけるサスペンション制御装置 |
JPS614986A (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-10 | Nissan Motor Co Ltd | 超音波距離測定装置 |
JPH0629191Y2 (ja) * | 1985-04-23 | 1994-08-10 | スズキ株式会社 | 自動二輪車の可変サスペンシヨン装置 |
-
1981
- 1981-07-23 JP JP11558181A patent/JPS5830819A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04128009U (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-20 | 株式会社愛知電機製作所 | キユービクル式配電盤 |
EP1930233A2 (en) | 2006-12-05 | 2008-06-11 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Suspension controller and vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5830819A (ja) | 1983-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5143186A (en) | Method and apparatus for absorbing mechanical shock | |
US5020825A (en) | Method and apparatus for absorbing mechanical shock | |
US5657840A (en) | Method and apparatus for absorbing mechanical shock | |
EP0277259B1 (en) | A variable rate shock absorber | |
US5152379A (en) | Adjustable shock absorber assembly | |
JPH0214206B2 (ja) | ||
JPH0258122B2 (ja) | ||
US5217095A (en) | Method and apparatus for absorbing mechanical shock | |
JPH0260901B2 (ja) | ||
EP0397702B1 (en) | A variable rate shock absorber and system therefor | |
JPS5830818A (ja) | 車両のアンチロ−ル装置 | |
JPS5878813A (ja) | ショックアブソーバ制御装置 | |
JPS58128982A (ja) | 油圧緩衝器 | |
JPS5885707A (ja) | ショックアブソーバ制御装置 | |
JPS5871210A (ja) | 車高調整装置付車両のシヨツクアブソ−バ制御装置 | |
JPH0228485B2 (ja) | Bureekihatsushinjinoshotsukuabusoobaseigyosochi | |
KR100211167B1 (ko) | 서스펜션 제어장치 | |
JPS6144889Y2 (ja) | ||
JPH08324220A (ja) | 車両用サスペンション装置 | |
JPS6340675Y2 (ja) | ||
JPH10166836A (ja) | 減衰力可変制御式緩衝器 | |
JPS6247723B2 (ja) | ||
JPS5830543A (ja) | 可変シヨツクアブソ−バ装置 | |
JPH0571572A (ja) | シヨツクアブソーバ装置 | |
JPH06193668A (ja) | サスペンション装置 |